JP5975746B2 - ワイパ装置 - Google Patents

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本発明は、電動モータの動力でワイパアームを作動させるワイパ装置に関する。
従来、車両のウィンドシールドを払拭するワイパ装置は、ワイパアームがピボット軸に取り付けられており、電動モータによりピボット軸を回転させるように構成されている。電動モータは、車体(仕切り部材)により仕切られた内部空間に設けられており、ピボット軸は、車体に形成された開口部に挿入されている。このため、車体の外部空間に存在する異物が、開口部を経由して内部空間に侵入することを防止するシール機構が知られており、そのシール機構を有するワイパ装置の一例が、特許文献1,2に記載されている。
特許文献1,2に記載されたワイパ装置は、車体に形成された開口部に挿入されるスリーブを有している。そのスリーブには、ピボット軸が回転可能に挿入されている。スリーブから露出したピボット軸の上端にはワイパアームが取り付けられるようになっている。また、スリーブの外部に露出したピボット軸の下端には、ワイパモータに連結されたリンクアームが取り付けられている。さらに、ピボット軸において、スリーブから露出している箇所であり、ワイパアームが取り付けられている部分とスリーブとの間には、ピボットキャップが取り付けられている。ピボットキャップは、小径円筒状になった密着部と、大径円筒状になったスカート部とを有している。密着部は、ピボット軸に固定されており、スカート部は、スリーブの外側を取り囲むように配置されている。スリーブが車体に固定された状態において、ピボットキャップは開口部に配置され、スカート部は、外部空間の異物が、開口部を経由して内部空間に侵入することを防止するシール機構としての役割をもつ。
実開平5−22228号公報 実開平5−37618号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載されたワイパ装置においては、仕切り部材の開口部をシールするために専用のピボットキャップを設ける必要があり、部品点数が増加する問題があった。
本発明の目的は、仕切り部材の開口部をシールするために専用の部品を設ける必要のないワイパ装置を提供することにある。
本発明は、ワイパアームが取り付けられたピボット軸に電動モータの動力を伝達するワイパ装置であって、前記ワイパアームを設ける外部空間と前記電動モータを設ける内部空間とを仕切り、かつ、車体の一部を構成する仕切り部材と、前記仕切り部材の一部を前記外部空間側に向けて突出して形成された内筒部と、前記内筒部により形成され、かつ、前記内部空間を前記外部空間につなぐ開口部と、を有し、前記ピボット軸は、前記開口部に挿入される構成であり、前記ワイパアームに設けられているとともに、前記内筒部の外側を取り囲むように配置され、かつ、前記外部空間と前記開口部とを連通する隙間を前記内筒部との間に形成する外筒部を有することを特徴とする。
本発明は、ワイパアームが取り付けられたピボット軸に電動モータの動力を伝達するワイパ装置であって、前記ワイパアームを設ける外部空間と前記電動モータを設ける内部空間とを仕切り、かつ、車体の一部を構成する仕切り部材と、前記仕切り部材に形成され、かつ、前記内部空間を前記外部空間につなぐ開口部と、を有し、前記ピボット軸は、前記開口部に挿入される構成であり、前記仕切り部材の一部を前記外部空間側に向けて突出して形成され、かつ、前記開口部及び前記ピボット軸の外周側を取り囲む内筒部と、前記ワイパアームに設けられているとともに、前記内筒部の外側を取り囲むように配置され、かつ、前記外部空間と前記開口部とを連通する隙間を前記内筒部との間に形成する外筒部とを有することを特徴とする。
本発明は、前記ワイパアームを前記ピボット軸に固定するナットと、前記ワイパアームに取り付けられて前記ナットを覆うナットカバーとを備え、前記外筒部は前記ナットカバーに設けられていることを特徴とする。
本発明は、前記内部空間に配置され、かつ、前記ピボット軸のうち前記内部空間に位置する部分を収容するケーシングと、前記ケーシングの内部に設けられ、かつ、前記ピボット軸と一体回転するウォームホイールとを有し、前記ウォームホイールの外周面に形成されたギヤと、前記電動モータのロータに形成されたウォームとが噛み合わされることを特徴とする。
本発明(請求項1,2)によれば、外筒部と内筒部との間に形成される隙間がラビリンスシールとして作用し、外部空間の異物が開口部に侵入することを防止できる。また、元々設けられている仕切り部材の一部により形成した内筒部と、ワイパアームに設けた外筒部との間に隙間を形成するから、開口部をシールするために専用の部品を設ける必要がない。したがって、部品点数の増加を抑制できる。
本発明(請求項3)によれば、ナットを覆うナットカバーに外筒部が設けられているため、部品点数の増加を抑制できる。
本発明(請求項4)によれば、ケーシングの一部を開口部に配置するレイアウトを採用することが可能であり、ピボット軸に沿った方向におけるケーシングの配置レイアウト性が向上する。
本発明のワイパ装置の具体例を示す断面図である。 本発明のワイパ装置の他の具体例を示す断面図である。
本発明におけるワイパ装置の実施形態を図面を用いて詳細に説明する。図1に示されたワイパ装置10は、車両(図示せず)のウィンドシールド(図示せず)を払拭する機構である。ワイパ装置10は、ワイパアーム11と、ワイパアーム11を動作させる動力源としての電動モータ12とを有している。ワイパアーム11は、ウィンドシールドを払拭するワイパブレード(図示せず)を支持する要素である。車両は、ウィンドシールドの近傍に設けたカウル13を有しており、カウル13により、外部空間AとエンジンルームBとが隔てられている。カウル13は車体の一部を構成する要素であり、ワイパアーム11は外部空間Aに配置されている。
一方、カウル13の下方に形成されたエンジンルームB内には、ケーシング14が設けられている。ケーシング14は、ボルト、ナット等の固定要素によりブラケット15に固定されており、そのブラケット15はカウル13に取り付けられている。即ち、ブラケット15は、カウル13におけるエンジンルームB側に取り付けられている。ケーシング14は樹脂材料等により構成されており、ケーシング14の内部にはウォームホイール16が回転可能に設けられている。ウォームホイール16の外周にはギヤ16aが形成されている。また、ケーシング14は、樹脂材料やアルミダイカスト等の金属材料などにより複数部品に構成されていてもよい。
また、ケーシング14にはヨーク17が取り付けられている。ヨーク17は金属材料より有底円筒形状に構成されており、ヨーク17の内部に電動モータ12が設けられている。電動モータ12は、ヨーク17の内周に固定された電磁コイル12aと、ヨーク17の内部に設けられたロータ12bとを有している。ロータ12bは、軸受(図示せず)により回転可能に支持されたシャフト12dと、シャフト12dに取り付けた永久磁石12eとを有している。シャフト12dは、ヨーク17の内部からケーシング14の内部に亘って配置されている。そして、電動モータ12は、電磁コイル12aへの通電により回転磁界が形成されて、ロータ12bが回転する構成である。シャフト12dにおけるケーシング14の内部に配置された部分の外周面には、ウォーム12cが形成されている。このウォーム12cはギヤ16aと噛み合わされている。
前記ウォームホイール16と同軸に、かつ、ウォームホイール16と一体回転するピボット軸18が設けられている。ケーシング14には軸孔14aが設けられており、ピボット軸18は軸孔14aに挿入されている。そして、ピボット軸18の一部はケーシング14の内部に配置され、ピボット軸18の一部はケーシング14の外部に配置されている。ケーシング14の内部には、ピボット軸18を回転自在に支持する軸受(図示せず)が設けられている。このようにして、ピボット軸18は軸線Cを中心として回転可能に支持されている。軸線Cは、概ね車両の高さ方向に沿って配置されている。
前記カウル13は樹脂材料により構成されており、カウル13には、円筒形状のスリーブ13aが一体的に設けられている。スリーブ13aは、カウル13の上方、つまり、ワイパアーム11側に向けて突出されており、スリーブ13a内に開口部13bが形成されている。開口部13bはエンジンルームBに連通している。そして、ピボット軸18の一部が開口部13bに挿入されて外部空間Aに到達している。スリーブ13aの中心は軸線Cと同軸であり、スリーブ13aは、軸線Cを中心とする半径方向で、ピボット軸18の外側に配置されている。
ピボット軸18のうち、外部空間Aに位置している部分に、前記ワイパアーム11のボス部19が取り付けられている。具体的には、ボス部19には軸孔19aが設けられており、その軸孔19aにピボット軸18が挿入されている。また、ピボット軸18の先端には雄ねじ部18aが形成されており、雄ねじ部18aにナット20が取り付けられて締め付け固定されている。このように、図1に示されたワイパ装置10は、ウォームホイール16と同軸に設けられたピボット軸18を中心としてワイパアーム11が回転するように構成された構造、いわゆるダイレクトドライブ構造である。
さらに、外部空間Aには、ナット20の外側を覆うキャップ21が設けられている。キャップ21は、ボス部19に固定されている。前記ボス部19は、円板形状部19bと、円板形状部19bの外周縁に連続して形成されたスカート部19cとを有する。スカート部19cは、円板形状部19bからカウル13に向けて延ばされている。即ち、スカート部19cは円筒形状を有しており、軸線Cと同軸に形成されている。また、円板形状部19bは、スリーブ13aよりも上方に位置しており、円板形状部19bの外径は、スリーブ13aの外径よりも大きい。また、スカート部19cの内径は、スリーブ13aの外径よりも大きい。さらに、ピボット軸18の回転中心となる軸線Cに対する半径方向で、スカート部19cはスリーブ13aの外側を取り囲むように配置されている。
すなわち、スリーブ13aの上端(先端)はスカート部19cの下端(先端)よりも下方に配置されている。つまり、スリーブ13a及びスカート部19cは、軸線Cに沿った方向における配置領域の一部が重なっている。また、スリーブ13aの上端は、円板形状部19bには接触しておらず、隙間Eが形成されている。さらに、スカート部19cの先端はカウル13には接触しておらず、隙間Fが形成されている。このような構成により、スカート部19cの内周面と、スリーブ13aの外周面との間に環状の隙間Dが形成されている。隙間Dは軸線Cを中心として形成されている。このように、エンジンルームBは、開口部13b、隙間E,D,Fを介して外部空間Aとつながっている。つまり、隙間E,D,Fは、全体としてクランク形状に屈曲されている。
上記構成を有するワイパ装置10は、電動モータ12のロータ12bが所定角度の範囲内で正逆回転される。シャフト12dの動力は、ウォームホイール16を経由してピボット軸18に伝達される。ピボット軸18は、所定角度の範囲内で回転し、ワイパアーム11が動作(揺動)して、ワイパブレードによりウィンドシールドが払拭される。また、ボス部19はワイパアーム11と一体で動作する。
また、ワイパ装置10によれば、スリーブ13aの外側を取り囲むようにスカート部19cが配置されている。このため、隙間E,D,Fがラビリンスシールとして機能し、外部空間Aに存在する水、枯葉、塵埃等の異物が、開口部13bを経由してエンジンルームB内に侵入することを防止できる。特に、異物が軸孔14a内に侵入することを防止でき、ピボット軸18の動作状態を安定させることができる。さらに、ケーシング14とブラケット15との間に介在されたブッシュ(図示せず)、ブラケット15を固定するナット等の部品の経年劣化を防止できる。また、カウル13上面に沿って水が隙間Fに浸入しても、スリーブ13aは概ね車両の高さ方向に延ばされているため、スリーブ13aが水を堰き止めることとなり、水が開口部13b内に浸入することを確実に防止できる。さらに、隙間D,E,Fが形成されているため、電動モータ12の熱またはエンジンルームB内の熱を、空気を介して外部空間Aに逃がすことができる。
さらに、ワイパ装置10は、元々設けられているカウル13の一部にスリーブ13aを形成し、元々設けられているボス部19の一部にスカート部19cを形成して、ラビリンスシール機能を得ている。したがって、開口部13bをシールするために専用の部品を設ける必要がなく、ワイパ装置10の部品点数の増加、製造コストの上昇を抑制できる。さらに、ボス部19とカウル13とは接触しない構造であるため、電動モータ12の動力でピボット軸18が回転するときに、動力損失が生じることを防止できる。さらにまた、開口部13b内に、ピボット軸18の一部の他、ケーシング14の一部を配置するレイアウトを採用可能である。したがって、軸線Cに沿った方向におけるワイパ装置10の配置レイアウト性を向上することができる。
つぎに、本実施形態のワイパ装置10の他の具体例を図2に基づいて説明する。図2に示されたワイパ装置10において、図1に示されたワイパ装置10と同じ構成については図1と同じ符号を付してある。図2に示されたボス部19は、円板形状部19bと、円板形状部19bの外周に連続して形成されたスカート部19dとを有する。スカート部19dは、軸線Cを中心として形成された円筒形状を有しており、スカート部19dの外径は、スリーブ13aの内径未満であり、スリーブ13aの内周面と、スカート部19dの外周面との間に、環状の隙間Gが形成されている。さらに、スカート部19dは開口部13b内に挿入されている。
さらに、ワイパ装置10は、ボス部19に固定されたナットカバー22を有する。ナットカバー22は、円板形状部22aと、円板形状部22aの外周端に連続して形成された円筒部22bと、円筒部22bにおける円板形状部22aとは反対側の端部に連続して形成された外向きフランジ22cと、外向きフランジ22cの外周端に連続して形成された円筒形状のスカート部22dとを有する。そして、スカート部22dは、軸線Cを中心として設けられている。外向きフランジ22cは環状に形成されており、ナットカバー22がボス部19に固定された状態で、円板形状部22a及び円筒部22bによりナット20が覆われている。また、スカート部22dの内径は、円筒部22bの外径よりも大きく、かつ、スリーブ13aの外径よりも大きい。
スカート部22dは、外向きフランジ22cの外周端からカウル13に近づく向きで延ばされている。スカート部22dにおける軸線Cに沿った方向の一部は、スリーブ13aの外側に位置している。スリーブ13aの外周面とスカート部22dの内周面との間には、環状の隙間Hが形成されている。隙間Hは軸線Cを中心として形成されている。すなわち、スリーブ13a及びスカート部22dは、軸線Cに沿った方向の配置領域が一部で重なっている。また、スカート部22dはカウル13に接触しておらず、スカート部22dの端部とカウル13との間に隙間Jが形成されている。さらに、スリーブ13aの先端は外向きフランジ22cに接触しておらず、スリーブ13aの先端と外向きフランジ22cとの間に隙間Kが形成されている。そして、外部空間AとエンジンルームBとは、隙間J,H,K,G及び開口部13bにより連通されている。さらに、隙間K,H,Jは全体としてクランク形状に屈曲されている。
図2のワイパ装置10は、図1のワイパ装置10と同様に、電動モータ12の動力でワイパアーム11が動作する。また、ボス部19及びナットカバー22は、ワイパアーム11と一体で動作する。さらに、図2に示されたワイパ装置10によれば、スリーブ13aの外側を取り囲むようにスカート部22dが配置されている。このため、隙間H,J,Kがラビリンスシールとして機能し、外部空間Aに存在する水、枯葉、塵埃等の異物が、開口部13bを経由してエンジンルームB内に侵入することを防止できる。したがって、図1のワイパ装置10と同様の効果を得ることができる。また、カウル13上面に沿って水が隙間Jに浸入しても、スリーブ13aは概ね車両の高さ方向に延ばされているため、スリーブ13aが水を堰き止めることとなり、水が開口部13b内に浸入することを確実に防止できる。さらに、隙間G,K,H,Jが形成されているため、電動モータ12の熱またはエンジンルームB内の熱を、空気を介して外部空間Aに逃がすことができる。
さらに、図2のワイパ装置10は、ナット20を覆うために元々設けられているナットカバー22の一部にスカート部22dを形成し、元々設けられているカウル13の一部にスリーブ13aを形成して、ラビリンスシール機能を得ている。したがって、開口部13bをシールするために専用の部品を設ける必要がなく、ワイパ装置10の部品点数の増加、製造コストの上昇を抑制できる。さらに、ボス部19及びスカート部22dは、カウル13と接触しない構造であるため、ピボット軸18と共にボス部19及びナットカバー22が回転するときに、ワイパアーム11を動作させる動力の損失が生じることを防止できる。さらにまた、開口部13b内に、ピボット軸18の一部の他、ケーシング14の一部を配置するレイアウトを採用可能である。したがって、軸線Cに沿った方向におけるワイパ装置10の配置レイアウト性を向上することができる。
ここで、本実施形態において説明した構成と、本発明の構成との対応関係を説明すると、エンジンルームBが、本発明の内部空間に相当し、カウル13が、本発明の仕切り部材に相当し、スリーブ13aが、本発明の内筒部に相当し、開口部13bが、本発明の開口部に相当し、隙間D,Hが、本発明の隙間に相当し、スカート部19c,22dが、本発明の外筒部に相当し、ナットカバー22が、本発明のナットカバーに相当する。
本発明のワイパ装置は、上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、本発明のワイパ装置には、ウォームホイールと一体回転する軸と、ワイパアームが取り付けられたピボット軸とを、リンク、レバー等の動力伝達要素により連結した構造も含まれる。また、本発明のワイパ装置には、車両のフロントウィンドを払拭する構造、及びリヤウィンドを払拭する構造が含まれる。また、本発明の電動モータには、ヨークの内周に永久磁石が固定され、かつ、シャフトに電磁コイルが取り付けられた構成も含まれる。
10 ワイパ装置
11 ワイパアーム
12 電動モータ
12a 電磁コイル
12b ロータ
12c ウォーム
12d シャフト
12e 永久磁石
13 カウル
13a スリーブ
13b 開口部
14 ケーシング
14a,19a 軸孔
15 ブラケット
16 ウォームホイール
16a ギヤ
17 ヨーク
18 ピボット軸
18a 雄ねじ部
19 ボス部
19b,22a 円板形状部
19c,19d,22d スカート部
20 ナット
21 キャップ
22 ナットカバー
22b 円筒部
22c 外向きフランジ
A 外部空間
B エンジンルーム
C 軸線
D,E,F,G,H,J,K 隙間

Claims (4)

  1. ワイパアームが取り付けられたピボット軸に電動モータの動力を伝達するワイパ装置であって、
    前記ワイパアームを設ける外部空間と前記電動モータを設ける内部空間とを仕切り、かつ、車体の一部を構成する仕切り部材と、
    前記仕切り部材の一部を前記外部空間側に向けて突出して形成された内筒部と、
    前記内筒部により形成され、かつ、前記内部空間を前記外部空間につなぐ開口部と、
    を有し、
    前記ピボット軸は、前記開口部に挿入される構成であり、
    前記ワイパアームに設けられているとともに、前記内筒部の外側を取り囲むように配置され、かつ、前記外部空間と前記開口部とを連通する隙間を前記内筒部との間に形成する外筒部を有することを特徴とするワイパ装置。
  2. ワイパアームが取り付けられたピボット軸に電動モータの動力を伝達するワイパ装置であって、
    前記ワイパアームを設ける外部空間と前記電動モータを設ける内部空間とを仕切り、かつ、車体の一部を構成する仕切り部材と、
    前記仕切り部材に形成され、かつ、前記内部空間を前記外部空間につなぐ開口部と、
    を有し、
    前記ピボット軸は、前記開口部に挿入される構成であり、
    前記仕切り部材の一部を前記外部空間側に向けて突出して形成され、かつ、前記開口部及び前記ピボット軸の外周側を取り囲む内筒部と、
    前記ワイパアームに設けられているとともに、前記内筒部の外側を取り囲むように配置され、かつ、前記外部空間と前記開口部とを連通する隙間を前記内筒部との間に形成する外筒部と
    を有することを特徴とするワイパ装置。
  3. 請求項1または2に記載のワイパ装置において、
    前記ワイパアームを前記ピボット軸に固定するナットと、前記ワイパアームに取り付けられて前記ナットを覆うナットカバーとを備え、
    前記外筒部は前記ナットカバーに設けられていることを特徴とするワイパ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のワイパ装置において、
    前記内部空間に配置され、かつ、前記ピボット軸のうち前記内部空間に位置する部分を収容するケーシングと、
    前記ケーシングの内部に設けられ、かつ、前記ピボット軸と一体回転するウォームホイールとを有し、
    前記ウォームホイールの外周面に形成されたギヤと、前記電動モータのロータに形成されたウォームとが噛み合わされることを特徴とするワイパ装置。
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