JP5974968B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機の室外機に係り、特に冬季の室外機の除霜に関するものである。
空気調和機の室外機では暖房運転時に室外熱交換器が低温となり、場合によっては空気中の水分が凝固して室外熱交換器を覆ってしまう着霜状態が発生し、暖房能力が低下する。この解決のため、暖房運転時とは冷凍サイクルを逆にして、圧縮機から吐出される高温のガス冷媒を室外熱交換器に流し、霜を解かす除霜運転(デフロスト制御)を行っている。しかし、寒冷地などの気温が低く霜が多く発生する地域では、デフロスト制御運転だけでは霜を融解しきれなかったり、霜取りで発生したドレン水が室外機の底板(ドレンパン)部分で氷結して排水されないなどの課題があった。
このため、従来の空気調和機の室外機では、室外熱交換器下部のドレンパン部分にデフロスト用のヒータを設けて除霜するようにしたものがあった(例えば特許文献1参照)。
特開平11−257690号公報(段落0011、第1図)
しかし、従来の空気調和機の室外機は、室外機の外壁を形成する側板に開けられた通風用の穴のバーリング部の先端と室外熱交換器との隙間に水滴がブリッジして霜が発生し、この霜が外気温の影響により成長することで側板の通風穴を塞いでしまい室外熱交換器の熱交換効率を下げたり、また、成長した霜により側板が変形してしまうという課題があり、このため、室外熱交換器と側板との距離を離して水滴のブリッジを発生させないようにするとともに室外熱交換器の先端面部分を側板に固定できるように、室外熱交換器の先端面部分を固定板金部品で側板に取り付けるようにしていた。しかし、側板の通風穴から浸入した雨や雪がこの固定板金部品に当たるようになり、外気温度が低い時は、固定板金部品に霜が発生し、固定板金部品は室外熱交換器の配管から少し離れていて熱が室外熱交換器に比べて届き難いため、この固定板金部品に発生した霜は除霜運転だけでは除去しきれず、また、ドレンパン部分に設けたデフロスト用ヒータでも距離があって除去できないため、固定板金部品部分に付着した霜が成長してしまい、室外機の側板を変形させるなどの課題があった。
本発明はかかる課題を解消するためになされたもので、室外熱交換器を側板に取り付ける固定板金部品部分の霜の発生を抑制して、小さなヒータでも固定板金部品部分の霜を除去でき、室外機の側板を変形させることがないようにできる空気調和機の室外機を得ることを目的とする。
この発明に係る空気調和機の室外機は、熱交換器、前記熱交換器の前方に配置された送風ファン及び圧縮機を配置した室外機本体と、前記室外機本体の左右幅方向の外郭を形成し、前記熱交換器に外気を流通させる通風穴を有する側板と、前記熱交換器の前記側板側の先端面と前記側板の間に設けられ前記熱交換器の前記先端面を前記側板に固定する固定板金部品と、下方を開放した状態で前記側板に取り付けられ前記通風穴を外側から見えないように前記側板を覆うフードと、前記固定板金部品に取り付けられ前記固定板金部品を暖めて前記固定板金部品に付着した霜を溶かすヒータと、を備えたものである。
また、この発明に係る空気調和機の室外機は、熱交換器、前記熱交換器の前方に配置された送風ファン及び圧縮機を配置した室外機本体と、前記室外機本体の左右幅方向の外郭を形成し、前記熱交換器に外気を流通させる通風穴を有する側板と、前記熱交換器の前記側板側の先端面と前記側板の間に設けられ前記熱交換器の前記先端面を前記側板に固定する固定板金部品と、前記固定板金部品の前記送風ファン側の面に取り付けられ前記固定板金部品を暖めて前記固定板金部品に付着した霜を溶かすヒータと、を備えたものである。
この発明の空気調和機は、熱交換器、前記熱交換器の前方に配置された送風ファン及び圧縮機を配置した室外機本体と、前記室外機本体の左右幅方向の外郭を形成し、前記熱交換器に外気を流通させる通風穴を有する側板と、前記熱交換器の前記側板側の先端面と前記側板の間に設けられ前記熱交換器の前記先端面を前記側板に固定する固定板金部品と、下方を開放した状態で前記側板に取り付けられ前記通風穴を外側から見えないように前記側板を覆うフードと、前記固定板金部品に取り付けられ前記固定板金部品を暖めて前記固定板金部品に付着した霜を溶かすヒータと、を備えたので、外気温度低下により霜が発生して成長してほしくない固定板金部品に、雨や雪が付着し難く、また、固定板金部品に霜が発生してもヒータにより付着した霜を確実に除去することができ、霜が発生して成長することで熱交換するために必要である側板の空気を送る通風穴を塞いでしまったり、成長した霜が側板を変形させてしまうという不具合を防止できるという効果を有する。
また、この発明の空気調和機は、熱交換器、前記熱交換器の前方に配置された送風ファン及び圧縮機を配置した室外機本体と、前記室外機本体の左右幅方向の外郭を形成し、前記熱交換器に外気を流通させる通風穴を有する側板と、前記熱交換器の前記側板側の先端面と前記側板の間に設けられ前記熱交換器の前記先端面を前記側板に固定する固定板金部品と、前記固定板金部品の前記送風ファン側の面に取り付けられ前記固定板金部品を暖めて前記固定板金部品に付着した霜を解かすヒータと、を備えたので、外気温度低下により霜が発生して成長してほしくない固定板金部品に霜が発生しても固定板金部品の送風ファン側の面に設けられたヒータにより付着した霜を効率よく除去することができ、霜が発生して成長することで熱交換するために必要である側板の空気を送る通風穴を塞いでしまったり、成長した霜が側板を変形させてしまうという不具合を防止できるという効果を有する。
この発明の実施の形態1による空気調和機の室外機の概観全体を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1による空気調和機の冷凍サイクルを示した概略冷媒回路図である。 この発明の実施の形態1による空気調和機の室外機の主要な部品の構成を示す分解斜視図である。 この発明の実施の実施1による空気調和機の室外機の主要な部品の配置構成を説明する断面平面図である。 この発明の実施の形態1による空気調和機の室外機の図3に示した電装品(制御部)の正面図である。 この発明の実施の形態1による空気調和機の室外機の後面図である。 この発明の実施の形態1による空気調和機の室外機の図3に示したフード、左側板、固定板金部品、補助ヒータ及び室外熱交換器の説明斜視図である。 この発明の実施の形態1による空気調和機の室外機の固定板金部品と補助ヒータの取り付け位置を説明する正面図(a)とその平面図(b)である。 この発明の実施の形態1による空気調和機の室外機の図8の平面図(b)の拡大図である。 この発明の実施の形態1による空気調和機の室外機の固定板金部品と側板の取り付けを説明する要部の断面平面図である。 この発明の実施の形態1による空気調和機の室外機の図10のB部分の拡大図である。 この発明の実施の形態1による空気調和機の室外機の雨や雪が跳ねる状態を説明する天板及びフードを取り外した状態の斜視図である。 この発明の実施の形態1による空気調和機の室外機の補助ヒータへの通電動作を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態1による他の例を説明する図12に相当する斜視図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1〜図13により説明する。図1はこの発明の実施の形態1による空気調和機の室外機の概観全体を示す斜視図である。図2は実施の形態1による空気調和機の冷凍サイクルを示した概略冷媒回路図である。図3は実施の形態1の室外機の主要な部品の構成を示す分解斜視図である。図4はその室外機の主要な部品の配置構成を説明する断面平面図である。図5は電装品(制御部)の正面図である。
図6は実施の形態1の背面図である。図7は図3に示したフード、左側板、固定板金部品、補助ヒータ及び室外熱交換器の説明斜視図である。図8は実施の形態1の室外機の固定板金部品と補助ヒータの取り付け位置を説明する正面図(a)と平面図(b)である。図9は図8の平面図(b)の拡大図である。図10は実施の形態1の室外機の固定板金部品と左側板の取り付けを説明するフードを取り外した状態の要部の断面平面図である。図11は図10のB部分の拡大図である。図12は実施の形態1の室外機の雨や雪が跳ねる状態を説明する側板の方向から見た天板及びフードを取り外した状態の斜視図である。図13は実施の形態1の室外機の補助ヒータへの通電動作を説明するフローチャートである。
空気調和機は図1の斜視図に示すように、室外機である室外機本体1と図示しない室内機とによって構成されており、室外機本体1は屋外に設置され、また、室内機は屋内に設置され、部屋の暖房や冷房などの空調を行うものでる。このように、室外機本体1は屋外に設置されるため、寒冷地では氷点下に達する場所に設置される場合がある。この直方体形状に形成された室外機本体1の筐体は、外郭をネジ等によって着脱可能に取り付けられた天板2、右側の側板である右側板3、前板4a及び通風用の穴である通風穴5aを有する左側の側板である左側板5(側板)及び下面をドレンパン6によって覆われている。また、室外機本体1の左右幅方向の左側の外郭を形成する左側板5には雪や雨が左側の側板である左側板5に設けられた通風用の通風穴5aから浸入しないようにフード7が通風用に下部だけを開けて左側板5を覆うようにネジ取り付け等により着脱可能に取り付けられている。また、室外機本体1の左右幅方向の右側の外郭を形成する右側板3は右側板前側3aと右側板後側3bにより形成され、前板4aには、前面グリル4bが着脱可能に取り付けられている。
図3は、図1に示した室外機本体1から天板2、右側板3(右側板前側3a,右側板後ろ3b)、前板4a、前面グリル4b、左側板5及び防雪及び雨の浸入を防ぐフード7を取り外すと共に、室外機本体1の筐体の内部から、左側板5に室外熱交換器8の先端面である前端部分8cを固定する固定板金部品9及び固定板金部品9の下部に設けられているヒータである補助ヒータ10を取り出した状態を示している。
図4等に示すように、室外機本体1の筐体の内部には、一般的に効率が良い熱交換器である室外熱交換器8を配置するため、熱交換面積を広くするように、室外熱交換器8を上下の方向から見た平面形状が略L字に曲げた形状に形成して設置することが多く、この実施の形態でもドレンパン6の長手方向に沿って左右に長く形成され、室外機本体1の後面側に配置される後辺部8aと後辺部8aの左端から前方へ屈曲し、室外機本体1の左側面に沿って形成された側辺部8bとで平面形状を略L字状に形成されている。また、この室外熱交換器8の構成としては、例えば縦長の短冊状の薄いアルミのフィン二列を空気が流通できる隙間を空けて平面方向である水平方向に積層してL字形状に折り曲げて形成し、冷媒が循環する室外熱交換器8(熱交換器)としたものである。
また、室外機本体1の筐体の内部には、冷媒を圧縮するための圧縮機11と、この圧縮機11に継手管(図示せず)を介して接続されたレシーバ12とがドレンパン6の右側に設置されている。なお、天板2、右側板3、前板4a、前面グリル4b、左側板5、防雪・雨用のフード7及びドレンパン6は、室外機本体1の筐体の構成要素中に含まれている。また、筐体に含まれる複数の部材のうち、圧縮機11が設置される部材がドレンパン6に対応する。また、図4のF−F線で示すように室外機1の筐体の内部は、仕切り板13によって、電装品14、圧縮機11が収納される圧縮機室15と、送風ファン16や送風ファン16を駆動するためのファンモータ16aが収納される熱交換器室17とに区分されている。図5に示すように電装品14に設けられた端子14cには電送ケーブル18a、18b、18cを介して固定板金部品9の下部に設置されたヒータである補助ヒータ10や、図4及び図6に示すように室外機本体1の後面側から見て後面グリル19の左上端部に設置された外気温度を計測する外気温サーミスタ20(外気温度検知部)及び外気湿度を計測する湿度サーミスタ21(外気湿度検知部)がそれぞれ接続されている。
図4は室外機本体1を上方から見た状態であり、室外機本体1から固定板金部品9、室外熱交換器8、圧縮機11、レシーバ12、ドレンパン6、仕切り板13、送風ファン16、外気温サーミスタ20、湿度サーミスタ21、後面グリル19及びファンモータ16aを示した図となっている。固定板金部品9はドレンパン6の左端側で室外熱交換器8を固定しており、外気温サーミスタ20と湿度サーミスタ21は後面グリル19の図4に示すように右端に固定されている。なお図4のF−F線は仕切り板13を境にしており、F−F線より右側の領域が圧縮機室15、左側の領域が熱交換器室17と区別されている。
図5は電装品(制御部)14の正面図となっており外気温サーミスタ20、湿度サーミスタ21、補助ヒータ10をそれぞれ電送ケーブル18a、18b、18cを介して電装品14の下端部にある端子14cに接続した状態を示している。電装品14は電装品箱14a、基板14b及び端子14c等により構成されている。なお外気温サーミスタ20及び湿度サーミスタ21は後面グリル19に設置され、補助ヒータ10は固定板金部品9に設置されている。
また、図6は室外機本体1を後面側から見た図であるが、後面グリル19は右側板後側3bと左側板5及び室外熱交換器8に固定されている。そして、外気温サーミスタ20と湿度サーミスタ21は後面側から見て後面グリル19の左上端にそれぞれ設置されている。
図7は、補助ヒータ10の取り付け位置を示すように、図3に示した室外機1からフード7、左側板5、固定板金部品9、室外熱交換器8及び補助ヒータ10を取り出して示した斜視図であり、また、補助ヒータ10は電送ケーブル18cにより電装品14に接続されている。
補助ヒータ10は図7に示すように固定板金部品9の下端部に設置されている。これは風の影響や地面とぶつかり跳ね返った雨や雪が左側板5の通風穴5aから浸入して固定板金部品9の下端部に付着しやすいためである。固定板金部品9の下部より上の部分は防雪及び雨浸入防止用のフード7により雨や雪が入らない構造になっている。
詳細に説明すると、図12のフード7を取り外した状態の斜視図に示すように、降ってくる雨や雪は風などの影響で通風穴5aから入り込み室外熱交換器8の側辺部8bや固定板金部品9に付着して霜となる。また、雨や雨混じりの雪27は空から落ちてきて地面にぶつかり、図12のL寸法に示すように跳ね返って地面から20cm程度まで跳ね上がる場合があり、通風穴5aから入り込み室外熱交換器8や固定板金部品9に付着する。そして霜25となる。
室外熱交換器8の側辺部8bの下部にも同様に跳ね上がった雨などが通風穴5aから浸入して霜となるが、この霜は、圧縮機11から吐出される高温のガス冷媒を室外熱交換器8に流し、霜を解かす除霜運転により除去できるが、固定板金部品9は室外熱交換器8の配管8eから少し離れていて熱が室外熱交換器8の側辺部8bに比べて伝わり難いため、この固定板金部品9に発生した霜は除霜運転だけでは除去しきれず、また、ドレンパン部分にデフロスト用のヒータ(図示せず)を設けたとしてもデフロスト用ヒータから離れているため除去できず、固定板金部品9部分に付着した霜が成長してしまい、室外機本体1の側板5aを変形させる場合があり、固定板金部品9の下部に発生する霜を除去できるようにする必要がある。
フード7の構造についてさらに説明する。フード7は図1や図3等に示すように上面7a、前面7b、後面7c、側面7dから構成され、通風用のため下方を開放した状態で左側板5に取り付けられ通風穴5aを外側から見えないように左側板5を覆っている。通風用のため下方を開放する高さは、風路を形成する前面7b及び後面7cの左右の幅にもよるが、図1のG寸法に示すように室外機本体1の一番下の位置から20cm以上、50cm以下の高さ位置を開放するようにすると、左側板5の通風穴5aからの通風に影響が少ないようにできる。また、図に示すように前面7bと後面7cの下部は、側面7d側から左側板5側に行くに従った下方に斜めになるように塞いで、室外機本体1の前後方向から雨などが吹き込まないようにするとよい。
なお、図10〜図12に示すように左側板5の通風穴5aは通風を抵抗無くスムーズに行なえるように左側板5の広範囲に渡り複数設けられており、この例では固定板金部品9が直接通風穴5aから覗く位置にまで設けられているため、雨や雪が固定板金部品9に付着し図11に示すように霜25が発生しやすいものを示したが、固定板金部品9が直接外からは見え難い位置にまでにしか通風穴5aを設けていない場合でも、固定板金部品9と通風穴5aのバーリング5bの先端との間に、図11のM寸法で示すように霜25によるブリッジを防ぐために5mm〜10mm程度の隙間を設けているので、通風穴5aから浸入した雨などがその隙間に入り込んで、固定板金部品9が直接見える位置に通風穴5aを設けた場合より少しではあるが、固定板金部品9に霜25を付着させる場合があるため、同様に固定板金部品9への霜25の付着を抑制する必要がある。
また、図8は室外機本体1の固定板金部品9の正面図と上面図であり、補助ヒータ10の設置箇所を示している。図に示すように補助ヒータ10は室外熱交換器8の側辺部8bの前端部分8c(先端面)が取り付けられる固定板金部品9の平面B9bの下端部に設置されている。この場所に設置しているのは、上記のように風の影響や地面とぶつかり跳ね返った雨や雪が固定板金部品9の下端部に付着するためである。なお補助ヒータ10は固定板金部品9に溶接等で取付けられたヒータホルダー10aの穴部分に挿入し、勘合させることで固定板金部品9に固定することが可能となるようにしている。
また、図9の図8に示した固定板金部品9の上面図を拡大した図に示すように、平面A9aが左側板5に固定され、平面B9bの図9の右端部にて室外熱交換器8が固定される。また、固定板金部品9は平面A9a、平面B9b、平面C9c、直角な曲がりD9d及び直角な曲がりE9eにより構成されている。
この固定板金部品9は室外熱交換器8と左側板5を固定するための部品であるとともに、さらに送風ファン16側に風が室外熱交換器8を通過しないで流れないようにして、熱交換の効率を下げないという役割を担っている。図9に示すように、固定板金部品9は平面A9aの右端に対し直角な曲がりD9d、平面B9bの左端に対し直角な曲がりE9eを持ち、直角な曲がりD9dと直角な曲がりE9eとを繋ぐ、平面A9a及び平面B9bに対し垂直な平面C9cによって形状が形成されている。またこの形状である理由は上記のとおり、左側板5と室外熱交換器8の距離が近いと、左側板5に付着した水滴がブリッジし、凍ることで左側板5の通風穴5aを塞ぐ、又は左側板5を変形させるといった問題が生じるためである。これを防ぐために距離をとる必要があり、距離をとった結果、平らな板金では左側板5と室外熱交換器8を固定できないため。固定板金部品9を上記ように室外機本体1の左右幅方向へ段差を設けた形状にすることにより室外熱交換器8の側辺部8bの前端部分8c(先端面)を左側板5に固定できるようにしている。
次に、補助ヒータ10の取付けについて詳細に説明する。補助ヒータ10は固定板金部品9の平面B9bの送風ファン16側の面に固定するようにしている。このようにすると補助ヒータ10が左側板5の通風穴5aから覗くことがなく、使用者やメンテナンスを行なう人が指等で触って熱つかったり、外部に露出することで補助ヒータ10を故障しやすくさせたりすることが防止され、また、補助ヒータ10からの熱が通風穴5a等から外側へ漏れて、効率よく固定板金部品9を暖めることができないということがないわけである。
また、補助ヒータ10は上下に長く配置して、リード線である電送ケーブル18cが補助ヒータ10の下端から出るように配置している。このようにすることで、補助ヒータ10で融解されたドレン水が補助ヒータ10に付着しても補助ヒータ10から電送ケーブル18cを伝ってスムーズに下方へ流れてドレンパン6へと排水でき、また、補助ヒータ10の電送ケーブル18cの接続部分から補助ヒータ10内に水が浸入して故障しやすくなるなどの不具合が防止されるようにできる。
また、補助ヒータ10の取り付けの高さ位置について説明する。固定板金部品9の下部に取り付ける補助ヒータ10の下端の位置は、図3及び図8のJ寸法に示すように室外機本体1の下位置から10cm以上、30cm以下の高さ位置に設けると、雨や雪が地面から跳ねて板金固定部品9の下部に付着した霜を効率よく霜を除去することができ、また、補助ヒータ10も電気容量の小さいもので、霜を解かすことができる。例えば50ワット〜150ワット程度の電気容量のシーズヒータでも霜取りが可能である。
また、図2は空気調和機の冷凍サイクルを示したレシーバ12等を省略した概略冷媒回路図である。空気調和機の運転動作について説明する。暖房運転時、圧縮機11で圧縮され高温高圧になった冷媒は、四方弁23や配管を通り空気調和機の室内機(図示せず)の室内熱交換器22に向かう。室内熱交換器22を通ることで熱交換が行われ熱が外に放出され、冷やされて液体になる。圧力が高いままで冷えた液体は膨張弁24や配管を通り、室外熱交換器8に来る過程で圧力が低くなる。圧力が低くなると液体はより簡単に気化するため、これを室外機本体1の室外熱交換器8に通すことで蒸発して気体になる。このときに「気化熱」という熱を奪って、周囲を涼しくする。その後、圧縮機11に戻り上記の動作を繰返す。冷房運転時には冷媒の流れを四方弁23により切り換えて冷媒の流れが上記の暖房運転時とは逆の経路をたどるようにしている。
また、暖房運転の際、寒冷地などのような外気温が低く、外気の湿度が高い場合に室外熱交換器8に接触する空気中の水分が露点に達して凝縮し、霜となり室外熱交換器8表面に付着する。そして、この霜が室外熱交換器8の表面に堆積すると、熱交換の効率が低下し、暖房能力の低下を招くという問題が発生する。この問題を解決するため、空気調和機を連続して暖房運転する場合には定期的に霜を取り除く暖房運転とは逆サイクルとなる除霜運転を行う必要がある。
除霜運転時の場合、空気調和機は冷房運転の冷凍サイクルで運転をしている。冷房サイクル運転することで室外機本体1の室外熱交換器8には高温の冷媒が流れる。これにより室外熱交換器8に付着した霜は溶かされるが、固定板金部品9に付着した霜は除霜運転だけでは除去しきれずに残ってしまう。この霜を除去するために補助ヒータ10を設けるようにしている。つまり、電装品14が、内蔵された制御スイッチのオン/オフにより、電送ケーブル18cを介して固定板金部品9の補助ヒータ10に電流を流し補助ヒータ10を発熱させるようにしている。
図13は実施の形態1における補助ヒータ10への通電動作のフローチャートを示している。この図13に示す動作は電装品14が、内臓ROMに格納されたプログラムを実行することによって実現され、固定板金部品9に付着した水滴が氷結する寸前の温度帯(1℃〜2℃)かつ、雨が降っていると考えられる湿度帯(80%〜90%)において固定板金部品9の補助ヒータ10への通電が行われる。
つまり、ステップ101で室外機本体1の除霜運転が開始されると、電装品14はステップ102,103で測定した外気温サーミスタ20で検出した温度が判定温度Ta(例えば1℃)以下であるか否か判断する。また同時に湿度サーミスタ21で検出した外気湿度が判定湿度Ha(例えば80%)以上であるか否か判断する。外気温度がTa以下かつ、外気湿度がHa以上の場合、固定板金部品9に雨や雪が付着して霜が発生していると判断できるため、処理はステップ104に移行する。一方、それ以外の場合、霜の付着の可能性は低いため処理はステップ102,103を繰り返す。
ステップ104において電装品14は制御スイッチをオンにし、固定板金部品9の補助ヒータ10に通電する。そして処理はステップ105に移行する。
ステップ105において電装品14は測定した外気温度が判定温度Tb(例えば2℃)以上であるか否か判断する。また同時に外気湿度が判定湿度Hb(例えば75%)以下であるか否か判断する。外気温度がTb以上、かつ、外気湿度がHb以下の場合は、固定板金部品9の霜取りが不要になっていると判断できる温度と湿度のため、ステップ106へ移行する。また、ステップ105では室外熱交換器8の徐霜運転が終了した場合にも同様に処理はステップ106に移行するようにしている。一方、それ以外の場合処理はステップ105を繰り返して徐霜運転とヒータ10への通電を継続させる。
ステップ106において電装品14は制御スイッチをオフにし、固定板金部品9の補助ヒータ10への通電を停止する。このようにして、実施の形態1における通電動作が終了する。
このように、実施の形態1では雨や雪が付着することを防止する防雪・雨フード7を付けることで、限りなく雨や雪が付着しないようになっている。また風の影響や地面に跳ね返った雨や雪が付着しても、外気温低下により実際に霜を成長させたくない部分である固定板金部品9の下端部に補助ヒータ10を設置し通電させ、補助ヒータ10を発熱させることで霜の成長を防止し、除去する。これは霜が発生し成長することで室外熱交換器8が熱交換するために必要である左側板5の空気を送る通風穴5aを塞いでしまったり、また成長した霜が左側板5を変形させてしまうという問題が生じるためである。
また、雨や雪の付着箇所を固定板金部品9の下端部と特定することにより、少ないスペースかつ小さいヒータ10でも霜取りができるわけである。左側板5側から見て固定板金部品9の下端部の左側平面上に霜が発生する。これは地面にぶつかり跳ね返った雨が、左側板5の通風穴5aから進入して付着し、外気温度の影響により凍ってしまうためである。そこに雨や雪が付着することで霜が成長する。成長することで左側板5や室外熱交換器8まで達する大きさになる。
さらに冷房サイクルで運転を行っている除霜運転時のみヒータ10を起動するように制御を行うことで、暖房運転時の能力の低下を防止でき、消費電力の削減が可能となる。これは、暖房運転時にヒータ10を可動させると、室外機本体1の熱交換器8には冷たい冷媒が流れているため、暖房運転の能力の低下に繋がってしまうためである。
次に、この発明の実施の形態1による他の例を図14により説明する。上記の実施の形態1では、左側板5の通風穴5aを固定板金部品9が配置された下部まで設けたものを示したが、図14のK寸法に示すように、固定板金部品9に対向する位置の通風穴5aは室外機本体1の下端から20cm以上の高さ位置から形成すると、雨等の跳ね上がりによる固定板金部品9への霜の付着が効率よく防止できる。
また、上記実施の形態では、図10、図11に示すように固定板金部品9を室外熱交換器8の先端面8c(前端部分)に設けたサイドプレート8dに取り付けたものを示したが、サイドプレート8dと固定板金部品9を一体に形成してもよい。また、図10、図11に示すように固定板金部品9の左側板5への取り付けを左側板5と前板4aとの重ね合わせ部分でネジ26により取り付けたものを示したが、前板4aの左端部分で左側板5の一部を形成し、その前板4aにより形成した左側板部分で固定板金部品9を取り付けるようにしてもよい。また、固定板金部品9の形状は一例を示したもので、室外熱交換器8の側辺部8bと左側板5(側板)との間に隙間を形成し、室外熱交換器8の側辺部8bの前端部分8c(先端面)と左側板5(側板)を固定できる形状であれば、他の形状であってもよい。
また、上記実施の形態では、フード7を設けて左側板5の通風穴5aからの雪や雨の浸入を確実に防止して寒冷地等で特に効果的なものを示したが、フード7を設けなくても、
寒冷地ほど寒くはないが、冬季などで外気温が低くなり霜25が発生する地域では、ある程度は同様に固定板金部品9への着霜を補助ヒータ10により防止できるという効果が得られる。また、この場合は補助ヒータ10の長さを、上方へ少し長くして固定板金部品9を暖めるようにするとよい。
また、上記実施の形態では、熱交換器室17が左側で圧縮機室15を右側に形成して室外熱交換器8の側辺部8bが左側に形成されるものを示したが、熱交換器室17が右側で圧縮機室15を左側に形成して室外熱交換器8の側辺部8bが右側に形成され、右側板3側に通風穴が設けられて固定板金部品9で、その側辺部8bを右側板3に固定するものであっても同様に右側板3側にフード7や補助ヒータ10を設けることで、同様に霜を除去できるものが得られる。
上記実施の形態のように、上下方向から見て平面形状を左右に長く形成された後辺部8aと後辺部8aの左右のどちらか一方から前方へ屈曲する側辺部8bとを有する室外熱交換器8(熱交換器)、室外熱交換器8の後辺部8aの前方に配置され外気を熱交換器8に流通させて前方へと送風する送風ファン16及び圧縮機11を配置した室外機本体1と、室外熱交換器8の側辺部8b側の室外機本体1の外郭を形成し、室外熱交換器8の側辺部8bに外気を流通させる通風穴5aを有する側板5と、室外熱交換器8の側辺部8bの前端部分8cと側板5の間に設けられ室外熱交換器8の側辺部8bの前端部分8cを側板5に固定する固定板金部品9と、下方を開放した状態で側板5に取り付けられ通風穴5aを外側から見えないように側板5を覆うフード7と、固定板金部品9に取り付けられ固定板金部品9を暖めて固定板金部品9に付着した霜を溶かす補助ヒータ10(ヒータ)と、を備えたので、外気温度低下により霜が発生して成長してほしくない固定板金部品9に、雨や雪が付着し難く、また、固定板金部品9に霜が発生してもヒータ10により付着した霜を確実に除去することができ、霜が発生して成長することで熱交換するために必要である側面板5の空気を送る通風穴5aを塞いでしまったり、成長した霜が側板5を変形させてしまうという不具合を防止できるものが得られる。
また、上下方向から見て平面形状を左右に長く形成された後辺部8aと後辺部8aの左右のどちらか一方から前方へ屈曲する側辺部8bとを有する室外熱交換器8(熱交換器)、室外熱交換器8の後辺部8aの前方に配置され外気を熱交換器8に流通させて前方へと送風する送風ファン16及び圧縮機11を配置した室外機本体1と、室外熱交換器8の側辺部8b側の室外機本体1の外郭を形成し、室外熱交換器8の側辺部8bに外気を流通させる通風穴5aを有する側板5と、室外熱交換器8の側辺部8bの前端部分8cと側板5の間に設けられ室外熱交換器8の側辺部8bの前端部分8cを側板5に固定する固定板金部品9と、固定板金部品9の送風ファン16側の面に取り付けられ固定板金部品9を暖めて固定板金部品9に付着した霜を溶かす補助ヒータ10(ヒータ)と、を備えたので、外気温度低下により霜が発生して成長してほしくない固定板金部品9に霜が発生しても固定板金部品9の送風ファン16側の面に設けられたヒータ10により付着した霜を効率よく除去することができ、霜が発生して成長することで熱交換するために必要である側板5の空気を送る通風穴5aを塞いでしまったり、成長した霜が側板を変形させてしまうという不具合を防止できるものが得られる。
また、上記の実施の形態では、空気調和機の室外機1を示したが、ヒートポンプ式給湯器の熱源機や冷蔵ショウケースの室外機などのヒートポンプ装置の熱源機のように、同様に室外に設置され、霜取りが行われる同様な形状の室外熱交換器を備えたものであれば、左側板5(側板)、固定板金部品9、補助ヒータ10、フード7の構成を適用して固定板金部品9への着霜を同様に防止できるものが得られる。
このように上記実施の形態によれば、室外熱交換器8(熱交換器)、室外熱交換器8の前方に配置された送風ファン16及び圧縮機11を配置した室外機本体1と、室外機本体1の左右幅方向の外郭を形成し、室外熱交換器1に外気を流通させる通風穴5aを有する側板5と、室外熱交換器8の側板5側の先端面8cと側板5の間に設けられ室外熱交換器8の先端面8cを側板5に固定する固定板金部品9と、下方を開放した状態で側板5に取り付けられ通風穴5aを外側から見えないように側板5を覆うフード7と、固定板金部品9に取り付けられ固定板金部品9を暖めて固定板金部品9に付着した霜を溶かす補助ヒータ10(ヒータ)と、を備えたので、外気温度低下により霜が発生して成長してほしくない固定板金部品9に、雨や雪が付着し難く、また、固定板金部品9に霜が発生してもヒータ10により付着した霜を確実に除去することができ、霜が発生して成長することで熱交換するために必要である側面板5の空気を送る通風穴5aを塞いでしまったり、成長した霜が側板5を変形させてしまうという不具合を防止できるという効果がある。
また、補助ヒータ10を固定板金部品9の送風ファン側の面に取り付けたので、補助ヒータ10が左側板5の通風穴5aから覗くことがなく、使用者やメンテナンスを行なう人が指等で触って熱つかったり、外部に露出することで補助ヒータ10を故障しやすくさせたりすることが防止され、また、補助ヒータ10からの熱が通風穴5a等から外側へ漏れて、効率よく固定板金部品9を暖めることができないということがないわけである。
また、フード7は室外機本体1の下位置から20cm以上50cm以下の高さ位置より下方を開放するようにしたので、左側板5(側板)の通風穴5aへの雨や雪の浸入を防止するとともに、通風穴5aからの通風に影響が少ないようにできるという効果がある。
また、室外熱交換器8(熱交換器)、室外熱交換器8の前方に配置された送風ファン16及び圧縮機11を配置した室外機本体1と、室外機本体1の左右幅方向の外郭を形成し、室外熱交換器1に外気を流通させる通風穴5aを有する側板5と、室外熱交換器8の側板5側の先端面8cと側板5の間に設けられ室外熱交換器8の先端面8cを側板5に固定する固定板金部品9と、固定板金部品9の送風ファン16側の面に取り付けられ固定板金部品9を暖めて固定板金部品9に付着した霜を溶かす補助ヒータ10(ヒータ)と、を備えたので、外気温度低下により霜が発生して成長してほしくない固定板金部品9に霜が発生しても固定板金部品9の送風ファン16側の面に設けられたヒータ10により付着した霜を効率よく除去することができ、霜が発生して成長することで熱交換するために必要である側板5の空気を送る通風穴5aを塞いでしまったり、成長した霜が側板を変形させてしまうという不具合を防止できるという効果がある。
また、補助ヒータ10の下端の位置が室外機本体1の下位置から10cm以上30cm以下の高さ位置になるように固定板金部品9に取り付けたので、雨や雪が地面から跳ねて板金固定部品9の下部に付着した霜を効率よく除去することができ、また、補助ヒータ10も電気容量の小さいもので、霜を溶かすことができる。
補助ヒータ10は出力50ワット以上150ワット以下の電気容量のシーズヒータを使用したので、電気容量が少なくて効率的に霜を除去できる。
また、補助ヒータの電送ケーブル18c(リード線)が補助ヒータ10の下方から出るように補助ヒータ10の向きを配置したので、補助ヒータ10で融解されたドレン水が補助ヒータ10に付着しても補助ヒータ10から電送ケーブル18cを伝ってスムーズに下方へ流れてドレンパン6へと排水でき、また、補助ヒータ10の電送ケーブル18cの接続部分から補助ヒータ10内に水が浸入して故障しやすくなるなどの不具合が防止されるようにできる。
また、側板5の固定板金部品9に相対する位置の通風穴5aは、室外機本体1の下位置から20cm以上の高さ位置に設けたので、雨等の跳ね上がりによる固定板金部品9への霜の付着を効率よく防止できる。
外気温度を検出する外気温サーミスタ20(外気温度検知部)と外気湿度を検出する湿度サーミスタ21(外気湿度検知部)を備え、室外熱交換器8に付着した霜を溶かす除霜運転が開始され、外気温度が所定の判定温度Ta以下で、かつ、外気湿度が所定の判定湿度Ha以上である場合に補助ヒータ10に通電して固定板金部品9を暖め、外気温度が所定の判定温度Tb以上で、かつ、外気湿度が所定の判定湿度Hb以下である場合、又は、除霜運転が終了した場合にヒータ10への通電を停止するようにしたので、冷房サイクルで運転を行っている除霜運転時のみヒータ10を起動するように制御を行い、暖房運転時の能力の低下を防止でき、消費電力の削減を可能にできる効果がある。
1 室外機本体、2 天板、3 右側板、3a 右側板前、3b 右側板後、4a 前板、4b 前面グリル、5 左側板(側板)、5a 通風穴、5b バーリング、6 ドレンパン、7 フード、7a 上面、7b 前面、7c 後面、7d 側面、8 室外熱交換器(熱交換器)、8a 後辺部、8b 側辺部、8c 前端部分(先端面)、8d サイドプレート、8e 配管、9 固定板金部品、9a 平面A、9b 平面B、9c 平面C、9d 直角な曲がりD、9e 直角な曲がりE、10 補助ヒータ(ヒータ)、10a ヒータホルダ、11 圧縮機、12 レシーバ、13 仕切板、14 電装品、14a 伝送品箱、14b 基板、14c 端子、15 圧縮機室、16 送風ファン、16a ファンモータ、17熱交換器室、18a 電送ケーブル、18b 電送ケーブル、18c 電送ケーブル、19後面グリル、20 外気温サーミスタ(外気温度検知部)。21 湿度サーミスタ(外気湿度検知部)、22 室内熱交換器、23 四方弁、24 膨張弁、25 霜、26 ネジ、27 雨や雨混じりの雪。

Claims (9)

  1. 熱交換器、前記熱交換器の前方に配置された送風ファン及び圧縮機を配置した室外機本体と、前記室外機本体の左右幅方向の外郭を形成し、前記熱交換器に外気を流通させる通風穴を有する側板と、前記熱交換器の前記側板側の先端面と前記側板の間に設けられ前記熱交換器の前記先端面を前記側板に固定する固定板金部品と、下方を開放した状態で前記側板に取り付けられ前記通風穴を外側から見えないように前記側板を覆うフードと、前記固定板金部品に取り付けられ前記固定板金部品を暖めて前記固定板金部品に付着した霜を溶かすヒータと、を備えたことを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 前記ヒータを前記固定板金部品の前記送風ファン側の面に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記フードは前記室外機本体の下位置から20cm以上50cm以下の高さ位置より下方を開放するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機の室外機。
  4. 熱交換器、前記熱交換器の前方に配置された送風ファン及び圧縮機を配置した室外機本体と、前記室外機本体の左右幅方向の外郭を形成し、前記熱交換器に外気を流通させる通風穴を有する側板と、前記熱交換器の前記側板側の先端面と前記側板の間に設けられ前記熱交換器の前記先端面を前記側板に固定する固定板金部品と、前記固定板金部品の前記送風ファン側の面に取り付けられ前記固定板金部品を暖めて前記固定板金部品に付着した霜を溶かすヒータと、を備えたことを特徴とする空気調和機の室外機。
  5. 前記ヒータの下端の位置を前記室外機本体の下位置から10cm以上30cm以下の高さ位置になるように前記固定板金部品に取り付けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
  6. 前記ヒータは出力50ワット以上150ワット以下の電気容量のシーズヒータを使用したことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
  7. 前記ヒータのリード線を前記ヒータの下方から出るように前記ヒータの向きを配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
  8. 前記側板の前記固定板金部品に相対する位置の前記通風穴は、前記室外機本体の下位置から20cm以上の高さ位置に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
  9. 外気温度を検出する外気温度検知部と外気湿度を検出する外気湿度検知部を備え、前記熱交換器に付着した霜を解かす除霜運転が開始され、外気温度が所定の判定温度Ta以下で、かつ、外気湿度が所定の判定湿度Ha以上である場合に前記ヒータに通電して前記固定板金部品を暖め、外気温度が所定の判定温度Tb以上で、かつ、外気湿度が所定の判定湿度Hb以下である場合、又は、前記除霜運転が終了した場合に前記ヒータへの通電を停止するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
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