JP5971582B2 - チューブ容器 - Google Patents

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本発明は、例えば液体洗剤などの液状の内容物、または氷菓子など融解可能な固形状の内容物が充填されるチューブ容器に係わり、特に開封時の操作性を向上させて容易に開封できるようにしたチューブ容器に関する。
液体洗剤、氷菓子その他液状又は氷状の内容物を充填するチューブ容器に関する先行技術としては、例えば以下の特許文献1及び2などにが存在している。
特許文献1に記載された容器10は、ポリエチレンやポリプロピレン等の弾性を有する合成樹脂材料により形成されており、他端部10cに設けられた摘み20を引くと、摘み20に負荷された外力が他端部10cに形成された溝18aの内端に破断を生じさせる。これにより溝18aの内端に沿って他端部10cが開封されるので、内部に充填されている冷菓(ソフトクリーム)を、一対のローラなどを用いて押し出すことができるようになっている。
また特許文献2には2本一組で構成されるチューブ容器10に関する発明が記載されており、各チューブ容器10は、密封された本体部10aと、充填物である冷菓を充填した後に密封される端部10bと、開封の際に本体部10aと端部10bとを分離するための境界である開封溝11とからなる。端部10bには本体部10aよりも径が小さな筒状に形成された末端部位15と、該末端部位15の外周面で開封溝11に隣接した部位に配された摘み部16とが設けられている。
そして、2本のチューブ容器10,10を切り離し、摘み部16の係合穴17に指を係合させ、本体部10bと端部10aとを切り離すように力を加えることでチューブ容器10を開封することが可能となっている。
特開2001−58623号公報 特開2006−188288号公報
特許文献1に記載の容器10では、摘み20を末端近傍部位16に設けた構成であるが、摘み20を引いたときに合成樹脂材料が有する弾性に起因する伸び変形が溝18aの内端に生じることがあり、破断を上手く開始させることができず、その結果末端近傍部位16を切り離すことができない場合があると云う問題がある。
さらに、摘み20が薄い平板状の小片として形成されており、滑りやすく摘み難い構造である。しかも、摘み20は凹凸がなく強度的に弱い構造でもあるため、大きな力で摘み20を引っ張ると変形が生じ、結果として末端近傍部位16を上手く切り離すことができないと云う問題がある。
他方、特許文献2に記載のチューブ容器10では、摘み部16の係合穴17内に係合させた指を引くことにより、本体部10bと端部10aとを確実に切り離すことができるようになっている。
しかしながら、特許文献2に記載のチューブ容器10は、係合穴17を有する摘み部16がチューブ容器10の側方に大きく張り出す構成である。このため、特許文献2に記載のように2本一組で構成して販売する商品形態の場合は、各摘み部16,16を両チューブ容器10,10が対向するスペース内に上手く収納する構成とすることで対応可能であるが、1本ずつ販売する商品形態の場合には側方に張り出した摘み部16が邪魔となるため、梱包箱やショーケースなどにおける収納効率を低下させると云う問題がある。あるいは商品搬送中に摘み部16が何かに引っ掛かりって誤開封が生じる虞がある。
本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく、捨栓部を切断溝に沿って切り離して開封するチューブ容器において、切断溝における切り離し作業を容易として捨栓部の開封作業を簡単且つ確実に行えるようにしたチューブ容器を創出することを課題とする。
上記課題を解決するための手段のうち、本発明の主たる構成は、
胴部から徐々に縮径する肩部の上部に口筒部を有して断面略扁平形状に形成された有底の容器本体と、口筒部に連設されて使用時に切り離される捨栓部と、口筒部と捨栓部との境界に周設された細溝からなる切断溝と、上端)が捨栓部の側面から延設されて下端が肩部の近傍まで延びると共に、口筒部と対向する部分に隙間が形成された摘み片と、を備えたチューブ容器において、
摘み片の上端と捨栓部との接続部の最下端の位置が切断溝上に一致させられ、且つ摘み片の下端と肩部との間破断可能な拘束連結部を介して接続されていることを特徴とする、と云うものである。
本発明の主たる構成では、摘み片を本体容器から分離させるには、摘み片を摘んだ指を比較的大きな引っ張り力で側方に、より好ましくは斜め上方に引いて拘束連結部を破断させることが必要となるが、一度拘束連結部での破断が起きると、この大きな引っ張り力は破断を契機に一気に解放されると共に摘み片を介して捨栓部と口筒部との境界を構成する切断溝に伝えられ、この切断溝に対して瞬間的に大きな切断力を付与する。より詳細には、この切断力は、切断溝上で且つ摘み片の上端と捨栓部との接続部の最下端の一点に集中的に作用する。
また摘み片の下端は拘束連結部を介して容器本体に拘束されて自由状態にはないので、摘み片が何かに引っ掛かって誤開封する虞を低くする。
例えば本発明の構成は、請求項1に係る発明において、拘束連結部、摘み片の下端と肩部との間が一点で接続される一つの連結片から成る、と云うものである。
上記構成では、摘み片の容器本体からの分離を比較的容易に達成する。
また本発明の他の構成は、請求項1に係る発明において、拘束連結部、摘み片の下端と肩部との間が断続的に接続される複数の連結片から成る、と云うものである。
上記構成は、一点で接続する場合に比較して少し分離し難くなるが、その分だけ捨栓部の拘束連結部誤開封の防止をする達成する。
さらに本発明の他の構成は、請求項1に係る発明において、拘束連結部が、摘み片の下端と肩部との境界に沿って線状に形成された肉薄部により接続されている、と云うものである。
上記構成によっても、摘み片の不用意な分離による捨栓部の誤開封の防止と、この摘み片を利用した確実な開封作業の両者を達成する。
また本発明の他の構成は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発明において、摘み片の内側領域平面で形成されると共に、内側領域の周囲に凸リブが周設されている、と云うものである。
上記構成では、内側領域の周囲に周設された凸リブによる摘み片の補強作用と、平面状の内側領域と凸リブとからなる凹凸による滑り止め作用とを同時に達成する。
また本発明の他の構成は、請求項5に記載の発明において、摘み片の下端に内側領域の一部を口筒部方向に突出させた凸部で形成されると共に、拘束連結部の形成位置の上限凸部と対向する位置とされている、と云うものである。
上記構成では、拘束連結部を本体容器から分離させたときに、容器本体側に残る拘束連結部の残片の位置を、口筒部から離れた位置に設定する。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
本発明の主たる構成においては、従来のように切断溝に合成樹脂材料が有する弾性に起因する伸び変形が発生するような場合であっても、容器本体から摘み片の下端を破断させたときに発生する大きな切断力を利用して瞬間的に切断溝を切断することができるため、捨栓部の開封作業を簡単且つ確実に行うことができる。
また破断前の段階では、摘み片は拘束連結部を介して容器本体側に接続されて拘束されているため、搬送時等において摘み片に破断が生じて捨栓部が開封してしまうようなことがない。
また請求項2に記載の、拘束連結部、摘み片の下端と肩部との間が一点で接続される一つの連結片から成る構成においては、摘み片の容器本体からの分離を簡単且つ短時間に達成することができるため、捨栓部の開封作業を確実に行うことが可能となる。
また請求項3に記載の、拘束連結部、摘み片の下端と肩部との間が断続的に接続される複数の連結片から成る構成においては、より確実に捨栓部の誤開封を防止することができる。
また請求項4に記載の、拘束連結部が、摘み片の下端と肩部との境界に沿って線状に形成された肉薄部により接続されている構成においても、摘み片の不用意な分離の防止とこの摘み片を利用した確実な開封作業とを達成することができる。
また請求項5に記載の、摘み片の内側領域平面で形成されると共に、内側領域の周囲に凸リブが周設されている構成においては、摘み片の補強及び滑り止め作用により、捨栓部の開封作業を確実に行うことができる。
また従来のように、摘み片内に指を挿入するための係合穴を形成する必要がなくなるため、摘み片が側方に大きく張り出して邪魔となることがない。このため、梱包箱やショーケースなどにおける収納効率を向上させることができる。
また請求項6に記載の、摘み片の下端に内側領域の一部を口筒部方向に突出させた凸部で形成されると共に、拘束連結部の形成位置の上限凸部と対向する位置とされている構成にあっては、拘束連結部の分離後に、容器本体側に残る拘束連結部の残片の位置を、必然的に口筒部から離れた位置とすることができるため、口筒部を咥えたときに、残片によって唇等が傷つくことのない安全なチューブ容器とすることができる。
本発明の実施の形態としてのチューブ容器を示す正面図である。 図1の側面図である。 本発明の第1実施例としてチューブ容器の要部を示す拡大図である。 図1のIV−IV線における断面図である。 開封作業を示すチューブ容器を示す正面図である。 本発明の第2実施例としてチューブ容器の要部を示す拡大図である。 本発明の第3実施例としてチューブ容器の要部を示す拡大図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の実施の形態としてのチューブ容器を示す正面図、図2は図1の側面図、図3は本発明の第1実施例としてチューブ容器の要部を示す拡大図、図4は図1のIV−IV線における断面図、図5は開封作業を示すチューブ容器を示す正面図である。
本発明の実施の形態に示すチューブ容器1は、ポリエチレンやポリプロピレン等の弾性を有する合成樹脂材料からなるチューブ状のパリソンをブロー成形することにより、容器本体2と、この容器本体2の上部に設けられた捨栓部3と、捨栓部3の側面3Aに設けられた摘み片10とを有して一体に形成されている。
容器本体2は、最下部に設けられた底部7と、底部7から上方に延びる胴部6と、胴部6の上部に徐々に縮径状に形成された肩部5と、肩部5の上に設けられた口筒部4とを有して断面略扁平形状に形成されている。
捨栓部3は口筒部4の上に連設されており、捨栓部3と口筒部4との境界には切断溝8が周設されている。捨栓部3は、この切断溝8に沿って切断されることによって口筒部4から切り離すことが可能となっている。
捨栓部3の中段には補強用として凸状の周リブ9が周設されている。そして、図2に破線で示すように、封止する前の状態では捨栓部3の上端は円筒形状である。そして、図2に実線で示すように、内容物を充填した状態で、例えば超音波溶着手段などによって先端部部分を扁平状にシールすることにより、内容物が漏れないように封止される。
チューブ容器1は、パリソンを図示しない金型で挟んだ状態でブロー成形することにより成形されるが、摘み片10はブロー成形時に金型でパリソンの一部(本来はバリとなる部分)を挟み込むことにより容器本体2と同時に形成される。
図3及び図4に示すように、摘み片10はその上端11が捨栓部3の側面(パーティングラインPLを有する面)3Aに設けられ、下端12は肩部5近傍の位置まで延設された小片状の部材として構成されている。このように摘み片10を小片によって構成することにより、従来のように摘み片10が容器本体2の側方の位置に大きく張り出して邪魔となることがない。その結果、このようなチューブ容器1を利用した商品の梱包箱やショーケースなどへの収納を効率良く行うことができる。
摘み片10は、口筒部4及び肩部5に対向する縁部であって平面視略L字状からなる内縁部17と、摘み片10の内側であって平面視略コの字形状からなる内側領域18とは共に平面で形成されている。そして、摘み片10の内縁部17と口筒部4とが対向する部分には隙間15が形成されている。
また摘み片10の内側領域18の周囲で且つ内縁部17を除く部分には凸リブ14が周設されており、摘み片10の全体が補強されている。
凸リブ14は、捨栓部3と摘み片10の上端11との間の接続部13にも設けられており、捨栓部3と摘み片10の上端11との間を強固に連結している。そして、凸リブ14の一部である接続部13の最下端13aは、捨栓部3と口筒部4との境界である切断溝8と一致する位置まで、より詳しくは捨栓部3の下端の位置まで達している。
第1実施例に示すチューブ容器1では、肩部5と摘み片10の下端12とが、この間に設けられた一つの連結片21からなる拘束連結部20を介して一点で連結された構成である。
摘み片10の下端12には、内側領域18を口筒部4方向に向かって突出させた凸部18aが形成されており、この第1実施例では拘束連結部20を構成する連結片21が凸部18aと対向する位置に設けられている。
次に、チューブ容器1の開封作業について説明する。
図4及び図5に点線で示すように、例えば親指F1と人指し指F2とで摘み片10の下端12を挟むことにより、摘み片10を両面から摘むことができる。
この状態では内側領域18に設けられた平面とその周囲に設けられた凸リブ14との凹凸が、摘んだ2本の指F1、F2と摘み片10との間に生じる滑りを抑制する機能を付与する(滑り止め機能)。よって、摘み片10を摘んだ親指F1と人指し指F2を白矢印で示す側方に滑りを生じることなく確実に引っ張ることができ、これにより拘束連結部20を構成する連結片21に破断を生じさせて、摘み片10を容器本体2から完全に分離することができる。
このとき、拘束連結部20を構成する連結片21には引っ張り力fに抗して伸び変形が生じるが、この伸び変形は引っ張り力fに対する抵抗力として作用する。そして、引っ張り力fが拘束連結部20を構成する連結片21の抵抗力を超えたときに、拘束連結部20を構成する連結片21に破断が生じる。
図5に示すように、引っ張り力fは摘み片10の下端12に与えられているため、拘束連結部20を構成する連結片21が破断すると、摘み片10を効率良く瞬間的に伝わり、摘み片10の上端11を介して捨栓部3の側面3Aを斜め上方に勢い良く引っ張り上げる。このとき、引っ張り力fは切断溝8上であって且つ接続部13の最下端13aに瞬時に集中する切断力として作用するため、確実に最下端13a近傍の切断溝8に切断を生じさせる。続けて摘み片10を側方に、好ましくは斜め上方に引き上げることにより、捨栓部3を簡単且つ確実に切り離すことが可能となる。
そして、チューブ容器1は捨栓部3が切り離された後の口筒部4を介して内容物を注出することが可能となる。例えば、内容物がシャーベット状の氷菓子の場合においては、この口筒部4を口で咥えることにより、口筒部4を介して直接的に氷菓子を食すことが可能となる。
図5に示すように、拘束連結部20を構成する連結片21の破断作業においては、連結片21の一部が口筒部4に残片21aとして残る場合があるが、上述のように拘束連結部20を構成する連結片21を口筒部4の上端(開口端)から下方に離した位置、より詳しくは凸部18aと対向する下部位置に形成しておくことにより、口筒部4を咥えたときに残片21aによって唇等が傷つくことを防止することができる。
図6は本発明の第2実施例としてチューブ容器の要部を示す拡大図、図7は本発明の第3実施例としてチューブ容器の要部を示す拡大図である。
第2実施例及び第3実施例に示すチューブ容器1が、上記第1実施例と異なる点は、拘束連結部20の構成にあり、その他の構成及び効果は上記第1実施例に示すチューブ容器1と同様である。よって、以下においては主に異なる部分について説明する。なお、同一の部材については同一の符号を付して説明する。
図6に示す第2実施例としてのチューブ容器1では、摘み片10側の内縁部17と容器本体2側の肩部5との間が、この間に断続的に設けた複数の連結片21を介して接続して拘束連結部20とした構成である。また拘束連結部20の形成位置の上限20aは、凸部18aと対向する位置に設定してある。
第2実施例では、第1実施例に比較して大きな引っ張り力で拘束連結部20を構成する複数の連結片21を破断させる必要がある。このため、チューブ容器1を用いた商品の搬送中に複数の連結片21の全部が破断する可能性が少なく、捨栓部3の誤開封をより効果的に防止できる。しかも開封時には拘束連結部20を構成する複数の連結片21をより大きな引っ張り力で破断させる必要があり、その分だけ大きな切断力が切断溝8に作用するようになるので、結果として捨栓部3の開封作業を確実に行うことができる。
他方、図7に示す第3実施例としてのチューブ容器1では、摘み片10の下端12の内縁部17と容器本体2側の肩部5との間に拘束連結部20を設けた点は第2実施例と同様であるが、内縁部17側の縁部に摘み片10の下端12と肩部5との境界に沿って線状に形成した破断可能な肉薄部22によって構成としたものである。また第3実施例においても、拘束連結部20を構成する肉薄部22の形成位置の上限20aを凸部18aと対向する位置に設定してある。
第3実施例においても、摘み片10が拘束連結部20によって拘束されているため、捨栓部3の誤開封を防止することができる。また摘み片10を側方に、より好ましくは斜め上方に引いて拘束連結部20を構成する肉薄部22を破断させることにより、摘み片10の下端12を容器本体2側から容易に分離させ、さらにはこの摘み片10の破断作業を利用して切断溝8における切り離し作業を効率良く行うことができ、捨栓部3の開封を確実に行うことが可能となっている。
また第2実施例及び第3実施例においても、第1実施例同様に拘束連結部20を構成する肉薄部22の破断作業後において拘束連結部20を構成する複数の連結片21及び肉薄部22の一部が口筒部4に残片として残る場合が想定されるが、上述のように拘束連結部20を構成する複数の連結片21及び肉薄部22の形成位置の上限20aは口筒部4の上端(開口端)から下方に離した位置、より詳しくは凸部18aと対向する下部位置に形成してあるため、上記同様に口筒部4を咥えたときに残片によって唇等が傷つくことを防止することが可能である。
以上、実施例に沿って本発明の構成とその作用効果について説明したが、本発明の実施の形態は上記実施例に限定されるものではない。
例えば、上記実施例では、内側領域18を平面視略コの字形状からなる平面で形成した場合について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、内側領域18に摩擦係数を高める凹凸を形成して滑り止め効果をさらに高める構成としてもよい。
本発明は、例えば液体洗剤などの液状の内容物や氷菓子など融解可能な固形状の内容物が充填されるチューブ容器の分野における用途展開をさらに広い領域で図ることができる。
1 ; チューブ容器
2 ; 容器本体
3 ; 捨栓部
4 ; 口筒部
5 ; 肩部
6 ; 胴部
7 ; 底部
8 ; 切断溝
9 ; 周リブ
10 ; 摘み片
11 ; 摘み片の上端
12 ; 摘み片の下端
13 ; 接続部
13a; 接続部の最下端
14 ; 凸リブ
15 ; 隙間
17 ; 内縁部
18 ; 内側領域
18a; 凸部
20 ; 拘束連結部
20a; 拘束連結部の形成位置の上限
21 ; 連結片(拘束連結部)
21a; 残片
22 ; 肉薄部(拘束連結部)
f ; 引っ張り力
F1 ; 親指
F2 ; 人指し指
PL ; パーティングライン

Claims (6)

  1. 胴部(6)から徐々に縮径する肩部(5)の上部に口筒部(4)を有して断面略扁平形状に形成された有底の容器本体(2)と、前記口筒部(4)に連設されて使用時に切り離される捨栓部(3)と、前記口筒部(4)と前記捨栓部(3)との境界に周設された細溝からなる切断溝(8)と、上端(11)が前記捨栓部(3)の側面(3A)から延設されて下端(12)が前記肩部(5)の近傍まで延びると共に、前記口筒部(4)と対向する部分に隙間(15)が形成された摘み片(10)と、を備えたチューブ容器において、
    前記摘み片(10)の上端(11)と前記捨栓部(3)との接続部(13)の最下端(13a)の位置が前記切断溝(8)上に一致させられ、且つ前記摘み片(10)の下端(12)と前記肩部(5)との間破断可能な拘束連結部(20)を介して接続されていることを特徴とするチューブ容器。
  2. 拘束連結部(20)、摘み片(10)の下端(12)と肩部(5)との間が一点で接続される一つの連結片(21)から成る請求項1記載のチューブ容器。
  3. 拘束連結部(20)、摘み片(10)の下端(12)と肩部(5)との間が断続的に接続される複数の連結片(21)から成る請求項1記載のチューブ容器。
  4. 拘束連結部(20)が、摘み片(10)の下端(12)と肩部(5)との境界に沿って線状に形成された肉薄部(22)により接続されている請求項1記載のチューブ容器。
  5. 摘み片(10)の内側領域(18)平面で形成されると共に、前記内側領域(18)の周囲に凸リブ(14)が周設されている請求項1乃至4のいずれか一項に記載のチューブ容器。
  6. 摘み片(10)の下端(12)に内側領域(18)の一部を口筒部(4)方向に突出させた凸部(18a)で形成されると共に、拘束連結部(20)の形成位置の上限(20a)前記凸部(18a)と対向する位置とされている請求項5記載のチューブ容器。
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