JP2008001375A - 易開封包装袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】指が滑ることなく容易に開封でき、食品等を密封して包装できる再封緘機能付きの易開封包装袋を提供する。
【解決手段】フィルム1を製袋し、上シール部2の下方に開封予定線3を位置させ、その下方に全幅に亘って再封緘用のファスナ5を設け、開封予定線3の途中の切目線4を上方へ膨出させて摘み片6を形成した易開封包装袋において、摘み片6を形成する切目線4をフィルム1が連続的に切断されたものとし、切目線4の両端を外側へ向けることにより、摘み片6の抜出穴に指を引っ掛け、抜出穴の端縁を上方へ引っ張ると、フィルム1が開封予定線3に沿って切断されるようにする。また、流通過程で切目線4の両端からフィルム1が裂けることを防止し、袋内の気密性を保持するため、切目線4の両端を含み、上シール部2に亘って連続する中シール部7でフィルム1を貼り合わせる。
【選択図】図1
【解決手段】フィルム1を製袋し、上シール部2の下方に開封予定線3を位置させ、その下方に全幅に亘って再封緘用のファスナ5を設け、開封予定線3の途中の切目線4を上方へ膨出させて摘み片6を形成した易開封包装袋において、摘み片6を形成する切目線4をフィルム1が連続的に切断されたものとし、切目線4の両端を外側へ向けることにより、摘み片6の抜出穴に指を引っ掛け、抜出穴の端縁を上方へ引っ張ると、フィルム1が開封予定線3に沿って切断されるようにする。また、流通過程で切目線4の両端からフィルム1が裂けることを防止し、袋内の気密性を保持するため、切目線4の両端を含み、上シール部2に亘って連続する中シール部7でフィルム1を貼り合わせる。
【選択図】図1
Description
この発明は、食品等を包装する樹脂フィルム製の包装袋であって、開封を容易にできるようにし、再封緘用のファスナを備えたものに関する。
従来、下記特許文献1には、フィルム51を製袋して上シール部52で封緘し、上シール部52の下方に開封予定線として一側のノッチ53から切目が断続するミシン目54を位置させ、その下方に全幅に亘って再封緘用のファスナ55を設け、ミシン目54を途中で上方へ弧状に膨出させて摘み片56を形成した易開封包装袋が記載されている。
この包装袋は、フィルム51をミシン目54に沿って一側のノッチ53から他側へ切断し、重なり合うフィルム51の摘み片56を指で摘まむと、フィルム51同士を離反させて、容易に開封することができる。
しかしながら、上記のような包装袋では、開封に際し、手が水や油で濡れている場合、ノッチ53からミシン目54に沿ってフィルム51を切断しようとしても、指が滑ってフィルム51をしっかりと把持できず、切断しにくいという問題がある。
また、袋内に密封を要する食品を収納する場合、流通時にはファスナ55が完全に閉じられているとは限らないので、ミシン目54の切目から外気が侵入し、食品が変質するおそれがある。
そこで、この発明は、指が滑ることなく容易に開封でき、食品等を密封して包装できる再封緘機能付きの易開封包装袋を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明では、上シール部と再封緘用ファスナの間に位置する開封予定線の途中に、上方へ膨出するようにフィルムが連続的に切断された切目線を入れて摘み片を形成し、切目線の両端を外側へ向けることにより、摘み片の抜出穴に指を引っ掛け、抜出穴の端縁を上方へ引っ張ると、フィルムが開封予定線に沿って切断されるようにし、流通過程で切目線の両端からフィルムが裂けることを防止するため、切目線の両端を含んだ中シール部でフィルムを貼り合わせたのである。
また、袋内の気密性保持のため、前記中シール部を、上シール部に亘って連続するものとしたのである。
さらに、フィルムの材料として、袋の幅方向に裂けやすい性質のものを使用し、開封予定線には切目を入れないこととしたのである。
この発明に係る易開封包装袋では、摘み片を一方へ押し出して、その抜出穴に指を引っ掛け、抜出穴の端縁を上方へ引っ張るだけで、手が濡れていて指が滑りやすくても、フィルムを開封予定線で切断して、容易に開封することができ、中シール部により、流通過程で切目線の両端からフィルムが裂けることも防止されるほか、袋内の気密性が保持され、食品等の内容物の品質が長期間維持される。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この包装袋は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂フィルム1を製袋して、ヒートシールにより上シール部2で封緘されている。フィルム1は、袋の幅方向に裂けやすい性質を有するものであり、上シール部2の下方には、開封予定線3が位置している。開封予定線3の中央部には、後述する切目線4が入れられ、開封予定線3の下方には、全幅に亘って再封緘用の帯状ファスナ5が設けられている。
前記切目線4は、上方へ弧状に膨出し、両端が外側へ向くようにフィルム1を連続的に切断したものであり、切目線4の内側に摘み片6が形成されている。切目線4の両端を含んだ中シール部7において、フィルム1はヒートシールにより貼り合わされ、中シール部7は、上シール部2に亘って逆台形状に連続している。
このような包装袋では、開封に際し、図1及び図2に示すように、摘み片6を一方へ押し出して、その抜出穴に指を引っ掛け、抜出穴の端縁を上方へ引っ張るだけで、手が水や油で濡れていて指が滑りやすくても、フィルム1が開封予定線3で切断され、図3に示すように、開封予定線3の上方部分を除去して、容易に開封することができる。
また、切目線4の両端を含む中シール部7により、流通過程で切目線4の両端からフィルム1が裂けることも防止される。
さらに、中シール部7を上シール部2に亘って連続させ、開封予定線3に切目を入れていないので、流通時にファスナ5が完全に閉じられていなくても、袋内の気密性が保持され、食品等の内容物の品質が長期間維持される。
そして、上記のように開封した包装袋から内容物を取り出す際には、図3及び図4に示すように、重なり合うフィルム1の摘み片6を指で摘まみ、中シール部7の残存部を引き剥がして、フィルム1同士を離反させることにより、図5に示すように、包装袋の上端を容易に開口させて、内容物を取り出すことができる。
また、ファスナ5により再封緘した包装袋を再度開封する際にも、重なり合うフィルム1の摘み片6を指で摘まみ、フィルム1同士を離反させることにより、包装袋の上端を容易に開口させて、内容物を取り出すことができる。
なお、上記実施形態では、フィルム1を袋の幅方向に裂けやすい性質を有するものとして、開封予定線3には切目を入れなかったが、フィルム1を厚さ方向に半分程度切り込んだ半切線を入れてもよい。
また、内容物が気密性を要しないものである場合、開封予定線3には、切目が断続するミシン目を入れてもよい。
また、フィルム1を貼り合わせる上シール部2は、確実に封緘するため、高温でヒートシールする必要があるが、中シール部7は、切目線4からの外気の侵入のみを防止できればよいことから、フィルム1の過溶融防止のため、低温でヒートシールするとよい。
そのほか、中シール部7は、内容物が気密性を要しないものである場合、切目線4の両端を含む分離した2箇所でのみフィルム1を貼り合わせたものとしてもよく、この場合でも、流通過程で切目線4の両端からフィルム1が裂けることが防止される。
また、包装袋のサイズが大きい場合、摘み片6は、包装袋の幅方向に間隔をあけて複数個設けてもよい。
さらに、この実施形態では、四方シールの包装袋を例示したが、包装袋は、三方シールや二方シールのものであってもよく、底部にガセットを有するスタンディングパウチであってもよい。
1 フィルム
2 上シール部
3 開封予定線
4 切目線
5 ファスナ
6 摘み片
7 中シール部
2 上シール部
3 開封予定線
4 切目線
5 ファスナ
6 摘み片
7 中シール部
Claims (3)
- フィルム(1)を製袋して上シール部(2)で封緘し、上シール部(2)の下方に開封予定線(3)を位置させ、その下方に全幅に亘って再封緘用のファスナ(5)を設け、開封予定線(3)の途中の切目線(4)を上方へ膨出させて摘み片(6)を形成した易開封包装袋において、前記摘み片(6)を形成する切目線(4)を、フィルム(1)が連続的に切断されたものとし、切目線(4)の両端を外側へ向け、切目線(4)の両端を含んだ中シール部(7)でフィルム(1)を貼り合わせたことを特徴とする易開封包装袋。
- 前記中シール部(7)を、上シール部(2)に亘って連続するものとしたことを特徴とする請求項1に記載の易開封包装袋。
- 前記フィルム(1)の材料として、袋の幅方向に裂けやすい性質のものを使用し、開封予定線(3)には切目を入れないことを特徴とする請求項2に記載の易開封包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006170123A JP2008001375A (ja) | 2006-06-20 | 2006-06-20 | 易開封包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006170123A JP2008001375A (ja) | 2006-06-20 | 2006-06-20 | 易開封包装袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008001375A true JP2008001375A (ja) | 2008-01-10 |
Family
ID=39006084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006170123A Pending JP2008001375A (ja) | 2006-06-20 | 2006-06-20 | 易開封包装袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008001375A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110268373A1 (en) * | 2010-05-03 | 2011-11-03 | Alex Polland | Pull tabs for a flexible plastic bag |
US8070359B2 (en) * | 2007-05-15 | 2011-12-06 | Thunderbird Global Enterprises, Llc | Plastic bag with pour spout and reinforced bottom end |
-
2006
- 2006-06-20 JP JP2006170123A patent/JP2008001375A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8070359B2 (en) * | 2007-05-15 | 2011-12-06 | Thunderbird Global Enterprises, Llc | Plastic bag with pour spout and reinforced bottom end |
US20110268373A1 (en) * | 2010-05-03 | 2011-11-03 | Alex Polland | Pull tabs for a flexible plastic bag |
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