JP5968823B2 - グラブバケット式アンローダ - Google Patents

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Description

本発明は、グラブバケット式アンローダに関する。
特許文献1は、4つのドラムを用いたグラブバケット式アンローダを開示している。具体的には、特許文献1のグラブバケット式アンローダは、ガーダと、ガーダ上を走行可能なトロリと、荷役を行うためのグラブバケットと、グラブバケットを支持するための第1及び第2の支持ドラムと、グラブバケットを開閉するための第1及び第2の開閉ドラムと、各ドラムを回転させるために各ドラムにそれぞれ取り付けられた駆動モータとを備える。
各支持ドラム及び各開閉ドラムにはそれぞれ、ワイヤの一端が取り付けられていると共に、当該ワイヤが巻回されている。当該各ワイヤの他端はそれぞれ、トロリに回転可能に設けられた各滑車を介して、グラブバケットに接続されている。4つの駆動モータがそれぞれ制御されて各ドラムから各ワイヤが繰り出し又は巻き取りされることにより、グラブバケットが横行(水平移動)、昇降(垂直移動)又は開閉する。
国際公開第98/006657号
特許文献1に記載のグラブバケット式アンローダでは、4つの駆動モータをそれぞれ制御することにより、グラブバケットの横行、昇降及び開閉の各動作のうち2つ以上の動作を同時に行いうる。しかしながら、各動作は、一つの駆動モータに一対一に割り当てられているのではなく、4つの駆動モータが全体として動作することにより行われる。そのため、2つ以上の動作をグラブバケットに行わせようとすると、駆動モータに過負荷が作用して、駆動モータが定格出力以上で運転されてしまう場合がある。このような運転が継続すると、駆動モータの故障に繋がる虞がある。
そのため、本発明の目的は、複数の動作をグラブバケットに行わせても、駆動モータに与える影響を抑制することが可能なグラブバケット式アンローダを提供することにある。
本発明の一側面に係るグラブバケット式アンローダは、所定の方向に沿って延在するガーダと、ガーダに沿って走行可能であると共に第1〜第4の滑車を有するトロリと、荷役を行うためのグラブバケットと、グラブバケットをトロリに対して吊り下げ支持するための第1のワイヤが巻回された第1の支持ドラムと、グラブバケットをトロリに対して吊り下げ支持するための第2のワイヤが巻回された第2の支持ドラムと、グラブバケットを開閉するための第3のワイヤが巻回された第1の開閉ドラムと、グラブバケットを開閉するための第4のワイヤが巻回された第2の開閉ドラムと、第1の支持ドラムを回転させる第1の駆動モータと、第2の支持ドラムを回転させる第2の駆動モータと、第1の開閉ドラムを回転させる第3の駆動モータと、第2の開閉ドラムを回転させる第4の駆動モータと、グラブバケットを横行させる操作と、グラブバケットを昇降させる操作と、グラブバケットを開閉させるための操作とのうち少なくとも一つを受け付ける操作入力部と、操作入力部が受け付けた少なくとも一つの操作に係る操作量に基づいて第1〜第4の駆動モータの動作を制御する制御部とを備え、第1のワイヤは、第1の滑車を介して第1の支持ドラムとグラブバケットとを接続しており、第2のワイヤは、第2の滑車を介して第2の支持ドラムとグラブバケットとを接続しており、第3のワイヤは、第3の滑車を介して第1の開閉ドラムとグラブバケットとを接続しており、第4のワイヤは、第4の滑車を介して第2の開閉ドラムとグラブバケットとを接続しており、制御部は、各操作のうち複数の操作を操作入力部が同時に受け付けた場合で、且つ、操作入力部が受け付けた複数の操作の各操作量の合計値に基づいて各駆動モータが動作されるときに各駆動モータに作用する速度が所定のしきい値を超えた場合に、合計値に対する各操作量の割合に基づいて各操作量をそれぞれ減ずるように補正した各補正量に従って各駆動モータを動作させる。
本発明の一側面に係るグラブバケット式アンローダでは、制御部は、各操作のうち複数の操作を操作入力部が同時に受け付けた場合で、且つ、操作入力部が受け付けた複数の操作の各操作量の合計値に基づいて各駆動モータが動作されるときに各駆動モータに作用する速度がしきい値を超えた場合に、合計値に対する各操作量の割合に基づいて各操作量をそれぞれ減ずるように補正した各補正量に従って各駆動モータを動作させる。各補正量は、各操作量の合計値に対する各操作量の割合に基づいて各操作量をそれぞれ減ずるように補正した値であるので、各補正量の合計値は、各操作量の合計値よりも小さい。従って、各補正量の合計値に基づいて各駆動モータが動作されるときに各駆動モータに作用する速度は、各操作量の合計値に基づいて各駆動モータが動作されるときに各駆動モータに作用する速度よりも小さくなる。その結果、駆動モータに作用する速度を小さくできるので、複数の動作をグラブバケットに行わせても、駆動モータに与える影響を抑制することが可能となる。すなわち、駆動モータを仕様速度の範囲内で制御することができ、仕様速度を超えたオーバースピードでの使用による故障を抑制することができる。加えて、各補正量は、各操作量の合計値に対する各操作量の割合に基づいて得られた値であるため、操作者が想定する操作割合と同じ割合で、グラブバケットに各動作を行わせることができる。その結果、良好な操作性を実現することが可能となる。
制御部は、各操作のうち複数の操作を操作入力部が同時に受け付けた場合で、且つ、操作入力部が受け付けた複数の操作の各操作量の合計値に基づいて各駆動モータが動作されるときに各駆動モータに作用する速度がしきい値以下であった場合に、操作入力部が受け付けた複数の操作の各操作量に従って各駆動モータを作動させてもよい。この場合、操作者が入力した操作量がそのままグラブバケットの動作に反映されるので、操作入力部が受け付けた複数の操作の各操作量の合計値に基づいて各駆動モータが動作されるときに各駆動モータに作用する速度がしきい値以下であった場合に、操作者に自然な操作感を与えることができる。
制御部は、各操作のうちの一である第1の操作と、各操作のうち第1の操作とは異なる第2の操作とを操作入力部が同時に受け付けた場合で、且つ、第1の操作の操作量X1と第2の操作の操作量Y1との合計値に基づいて各駆動モータが動作されるときに各駆動モータに作用する速度がしきい値を超えた場合に、合計値に対する操作量X1の割合に基づいて操作量X1を補正した補正量X2と、合計値に対する操作量Y1の割合に基づいて操作量Y1を補正した補正量Y2とに従って各駆動モータを動作させてもよい。
本発明の他の側面に係るグラブバケット式アンローダは、直線状に延在するガーダと、ガーダに沿って走行可能であると共に第1〜第4の滑車を有するトロリと、荷役を行うためのグラブバケットと、グラブバケットをトロリに対して吊り下げ支持するための第1のワイヤが巻回された第1の支持ドラムと、グラブバケットをトロリに対して吊り下げ支持するための第2のワイヤが巻回された第2の支持ドラムと、グラブバケットを開閉するための第3のワイヤが巻回された第1の開閉ドラムと、グラブバケットを開閉するための第4のワイヤが巻回された第2の開閉ドラムと、第1の支持ドラムを回転させる第1の駆動モータと、第2の支持ドラムを回転させる第2の駆動モータと、第1の開閉ドラムを回転させる第3の駆動モータと、第2の開閉ドラムを回転させる第4の駆動モータと、グラブバケットを横行させる操作と、グラブバケットを昇降させる操作と、グラブバケットを開閉させるための操作とのうち少なくとも一つを受け付ける操作入力部と、操作入力部が受け付けた少なくとも一つの操作に係る操作量に基づいて第1〜第4の駆動モータの動作を制御する制御部とを備え、第1のワイヤは、第1の滑車を介して第1の支持ドラムとグラブバケットとを接続しており、第2のワイヤは、第2の滑車を介して第2の支持ドラムとグラブバケットとを接続しており、第3のワイヤは、第3の滑車を介して第1の開閉ドラムとグラブバケットとを接続しており、第4のワイヤは、第4の滑車を介して第2の開閉ドラムとグラブバケットとを接続しており、制御部は、各操作のうちの少なくとも一である先行操作を操作入力部が受け付けつつ、その後に、各操作のうちの一である後行操作を操作入力部が受け付けた場合で、且つ、操作入力部が受け付けた複数の操作の各操作量の合計値に基づいて各駆動モータが動作されるときに各駆動モータに作用する速度が所定のしきい値を超えた場合に、後行操作の操作量と、少なくとも一つの先行操作の操作量を減ずるように補正した補正量とに従って、各駆動モータを動作させる。
本発明の他の側面に係るグラブバケット式アンローダでは、制御部は、各操作のうちの少なくとも一である先行操作を操作入力部が受け付けつつ、その後に、各操作のうちの一である後行操作を操作入力部が受け付けた場合で、且つ、操作入力部が受け付けた複数の操作の各操作量の合計値に基づいて各駆動モータが動作されるときに各駆動モータに作用する速度がしきい値を超えた場合に、後行操作の操作量と、少なくとも一つの先行操作の操作量を減ずるように補正した補正量とに従って、各駆動モータを動作させる。補正量は、先行操作の操作量を減ずるように補正した値であるので、補正量と後行操作の操作量との合計値は、各操作量の操作量の合計値よりも小さい。従って、補正量と後行操作の操作量とに基づいて各駆動モータが動作されるときに各駆動モータに作用する速度は、各操作量の合計値に基づいて各駆動モータが動作されるときに各駆動モータに作用する速度よりも小さくなる。その結果、駆動モータに作用する速度を小さくできるので、複数の動作をグラブバケットに行わせても、駆動モータに与える影響を抑制することが可能となる。すなわち、駆動モータを仕様速度の範囲内で制御することができ、仕様速度を超えたオーバースピードでの使用による故障を抑制することができる。加えて、後行操作の操作量が維持されつつ先行操作の操作量が減じられることにより、後行操作が優先して行われるため、後行操作に基づくグラブバケットの動作は、操作者の想定どおりとなる。その結果、良好な操作性を実現することが可能となる。
制御部は、各操作のうちの一である第1の操作を操作入力部が受け付けつつ、その後に、各操作のうちの第1の操作とは異なる第2の操作を操作入力部が受け付けた場合で、且つ、操作入力部が受け付けた複数の操作の各操作量の合計値に基づいて各駆動モータが動作されるときに各駆動モータに作用する速度がしきい値以下であった場合に、操作入力部が受け付けた複数の操作の各操作量に従って各駆動モータを作動させてもよい。この場合、操作者が入力した操作量がそのままグラブバケットの動作に反映されるので、操作入力部が受け付けた複数の操作の各操作量の合計値に基づいて各駆動モータが動作されるときに各駆動モータに作用する速度がしきい値以下であった場合に、操作者に自然な操作感を与えることができる。
制御部は、各操作のうちの少なくとも一である先行操作を操作入力部が受け付けつつ、その後に、各操作のうちの一である後行操作を操作入力部が受け付けた場合で、且つ、第1の操作の操作量X1と第2の操作の操作量Y1との合計値に基づいて各駆動モータが動作されるときに各駆動モータに作用する速度がしきい値を超えた場合に、第2の操作の操作量Y1と、第1の操作の操作量X1を減ずる補正が行われた補正量X2とに従って各駆動モータを動作させてもよい。
本発明によれば、複数の動作をグラブバケットに行わせても、駆動モータに与える影響を抑制することが可能なグラブバケット式アンローダを提供できる。
図1は、グラブバケット式アンローダを示す斜視図である。 図2は、グラブバケットを示す斜視図である。 図3は、滑車の構成を説明するための図である。 図4は、コントローラの一例を示す斜視図である。 図5は、比率制御と後取制御とを説明するための図である。
本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、以下の本実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明を以下の内容に限定する趣旨ではない。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
[グラブバケット式アンローダの構成]
本実施形態に係るグラブバケット式アンローダ1は、図1及び図3に示されるように、ガーダ10と、トロリ12と、グラブバケット14と、第1〜第4の駆動機構101〜104と、運転室200と、制御部300とを備える。グラブバケット式アンローダ1は、船舶等(不図示)に収容された石炭等のばら荷を、グラブバケット14を用いて船舶外へ搬出及び搬送する。
ガーダ10は、トロリ12を支持するための構造物である。ガーダ10は、図1に示されるように、矩形の枠状を呈している。ガーダ10は、本実施形態においてその長辺(側縁10c及び側縁10d)が直線状を呈しているが、所定の方向に沿って延びていればよく、直線以外の形態(例えば、屈曲部を有する形態や、曲線状の形態)を採用してもよい。なお、ガーダ10は、図示せぬ走行体に接続されている。この走行体が地面や湾岸の岸壁上を走行することで、グラブバケット式アンローダ1が地面や湾岸の岸壁上を移動する。
ガーダ10の一端10a側には、一対の滑車S1,S3がガーダ10に対して回転可能に支持されている。滑車S1,S3は、互いに対向するガーダ10の一対の側縁10c,10dの対向方向において並んでいる。滑車S1はガーダ10の側縁10c側に位置しており、滑車S3はガーダ10の側縁10d側に位置している。
ガーダ10の他端10b側には、一対の滑車S2,S4がガーダ10に対して回転可能に支持されている。滑車S2,S4は、互いに対向するガーダ10の一対の側縁10c,10dの対向方向において並んでいる。滑車S2はガーダ10の側縁10d側に位置しており、滑車S4はガーダ10の側縁10c側に位置している。
トロリ12は、矩形の枠状を呈しており、各角部に車輪12aが取り付けられている。トロリ12は、各車輪12aがガーダ10の上面に位置するようにガーダ10上に配置されている。そのため、トロリ12は、ガーダ10上を、ガーダ10の一端10aから他端10bにかけてガーダ10の延在方向に沿って走行可能である。
トロリ12の内側には、4つの滑車S5〜S8が回転可能に取り付けられている。詳しくは後述するが、ワイヤW1〜W4がこれらの滑車S5〜S8に架け渡されることで、トロリ12は、グラブバケット14を支持しつつグラブバケットを横行(図1の矢印B2を参照)させることができる。
滑車S5,S7は、トロリ12の内側においてガーダ10の一端10a側に位置している。滑車S5,S7は、互いに対向するガーダ10の一対の側縁10c,10dの対向方向において並んでいる。滑車S5はガーダ10の側縁10c側に位置しており、滑車S7はガーダ10の側縁10d側に位置している。
滑車S6,S8は、トロリ12の内側においてガーダ10の他端10b側に位置している。滑車S6,S8は、互いに対向するガーダ10の一対の側縁10c,10dの対向方向において並んでいる。滑車S6はガーダ10の側縁10d側に位置しており、滑車S8はガーダ10の側縁10c側に位置している。
グラブバケット14は、図2に示されるように、滑車収容部16,18と、一対のシェル部20,22と、接続アーム部24,26とを有する。滑車収容部16内には、図3に示されるように、滑車収容部16を横断するように延びる直線状のシャフト16aが設けられている。シャフト16aは滑車収容部16に固定されている。滑車収容部16は、シャフト16aに軸受を介して回転可能に取り付けられた4つの滑車S11〜S14を収容している。4つの滑車S11〜S14は、シャフト16aの一端側から他端側に向けてこの順に並んでおり、シャフト16aに対してそれぞれ独立して回転可能である。なお、滑車収容部16は、滑車S11〜S14の全体をその内部に収容していなくてもよく、図2に示すように滑車S11〜S14の一部が滑車収容部16から露出してもよい。
滑車収容部18内は、図3に示されるように、滑車収容部18を横断するように延びる直線状のシャフト18aが設けられている。シャフト18aは滑車収容部18に対して回転可能に取り付けられている。滑車収容部18は、シャフト18aに固定された2つの滑車S21,S26と、シャフト18aに軸受を介して回転可能に取り付けられた4つの滑車S22〜S25とを収容している。6つの滑車S21〜S26は、シャフト18aの一端側から他端側に向けてこの順に並んでいる。2つの滑車S21,S26は、シャフト18aの回転と共に回転するが、4つの滑車S22〜S25は、シャフト18aに対してそれぞれ独立して回転可能である。なお、滑車収容部18は、滑車S21〜S26の全体をその内部に収容していなくてもよく、滑車S21〜S26の一部が滑車収容部16から露出してもよい。しかし、滑車収容部18が滑車S21〜S26の全体を収容するようにすると、一対のシェル部20,22で掬った荷物が滑車S21〜S26やワイヤW3,W4に接触・衝突することを抑制できる。
図2に戻って、シェル部20は、荷を掬って保持するための底板20aと、当該底板20aの両側部にそれぞれ立設された側板20bとで構成されている。各側板20bの上端部はそれぞれ、ジョイント18bを介して、滑車収容部18に対して回転可能に支持されている。シェル部22は、荷を掬って保持するための底板22aと、当該底板22aの両側部にそれぞれ立設された側板22bとで構成されている。各側板22bの上端部はそれぞれ、ジョイント18cを介して、滑車収容部18に対して回転可能に支持されている。
接続アーム部24は、滑車収容部16とシェル部20とを接続している。具体的には、接続アーム部24の一端(図2では上端)は、ジョイント16cを介して、滑車収容部16に対して回転可能に支持されている。接続アーム部24の他端(図2では下端)は、ジョイント20cを介して、シェル部20のうちシェル部22とは離れた側においてシェル部20に対して回転可能に支持されている。
接続アーム部26は、滑車収容部16とシェル部22とを接続している。具体的には、接続アーム部26の一端(図2では上端)は、ジョイント16dを介して、滑車収容部16に対して回転可能に支持されている。接続アーム部26の他端(図2では下端)は、ジョイント22cを介して、シェル部22のうちシェル部20とは離れた側においてシェル部22に対して回転可能に支持されている。
図1に戻って、第1〜第4の駆動機構101〜104について説明する。第1及び第3の駆動機構101,103は、ガーダ10の一端10a側に位置している。第1及び第3の駆動機構101,103は、互いに対向するガーダ10の一対の側縁10c,10dの対向方向において並んでいる。第1の駆動機構101はガーダ10の側縁10c側に位置しており、第3の駆動機構103はガーダ10の側縁10d側に位置している。なお、第1〜第4の駆動機構101〜104は、ガーダ10又は走行体(図示せず)に取り付けられた支持機構(不図示)に取り付けられている。
第2及び第4の駆動機構102,104は、ガーダ10の一端10b側に位置している。第2及び第4の駆動機構102,104は、互いに対向するガーダ10の一対の側縁10c,10dの対向方向において並んでいる。第2の駆動機構102はガーダ10の側縁10d側に位置しており、第4の駆動機構104はガーダ10の側縁10c側に位置している。
第1の駆動機構101は、モータM1と、減速機R1と、支持ドラムD1とを有する。モータM1は、減速機R1を介して支持ドラムD1に接続されており、支持ドラムD1を回転(正転又は逆転)させる。支持ドラムD1には、ワイヤW1の一端が取り付けられていると共に、ワイヤW1が巻回されている。ワイヤW1は、滑車S1と滑車S5とに順次架け渡されている。ワイヤW1の他端は、滑車収容部16の上部に設けられた係止具16bに取り付けられている(図2参照)。そのため、ワイヤW1は、支持ドラムD1とグラブバケット14とを接続している。
第2の駆動機構102は、モータM2と、減速機R2と、支持ドラムD2とを有する。モータM2は、減速機R2を介して支持ドラムD2に接続されており、支持ドラムD2を回転(正転又は逆転)させる。支持ドラムD2には、ワイヤW2の一端が取り付けられていると共に、ワイヤW2が巻回されている。ワイヤW2は、滑車S2と滑車S6とに順次架け渡されている。ワイヤW2の他端は、滑車収容部16の上部に設けられた係止具16bに取り付けられている(図2参照)。そのため、ワイヤW2は、支持ドラムD2とグラブバケット14とを接続している。
第3の駆動機構103は、モータM3と、減速機R3と、開閉ドラムD3とを有する。モータM3は、減速機R3を介して開閉ドラムD3に接続されており、開閉ドラムD3を回転(正転又は逆転)させる。開閉ドラムD3には、ワイヤW3の一端が取り付けられていると共に、ワイヤW3が巻回されている。ワイヤW3は、滑車S3と滑車S7とに順次架け渡されている。ワイヤW3の他端は、図3に詳しく示されるように、滑車収容部16,18内に収容されている滑車S23,S12,S22,S11,S21に順次架け渡された後、滑車S21に取り付けられている。すなわち、ワイヤW3の他端は、滑車S21、シャフト18a及び滑車収容部18を介して、グラブバケット14に間接的に接続されているといえる。そのため、ワイヤW3は、開閉ドラムD3とグラブバケット14とを接続している。なお、ワイヤW3は一本のワイヤとせずに、開閉ドラムD3側のワイヤとグラブバケット14側のワイヤとに分けて、滑車収容部16の上部で2つのワイヤを接続金具を介して接続するようにしてもよい。このようにすることで、開閉ドラムD3側のワイヤが磨耗して新しいワイヤに交換する際に、交換作業を容易に行うことができる。
第4の駆動機構104は、モータM4と、減速機R4と、開閉ドラムD4とを有する。モータM4は、減速機R4を介して開閉ドラムD4に接続されており、開閉ドラムD4を回転(正転又は逆転)させる。開閉ドラムD4には、ワイヤW4の一端が取り付けられていると共に、ワイヤW4が巻回されている。ワイヤW4は、滑車S4と滑車S8とに順次架け渡されている。ワイヤW4の他端は、図3に詳しく示されるように、滑車収容部16,18内に収容されている滑車S24,S13,S25,S14,S26に順次架け渡された後、滑車S26に取り付けられている。すなわち、ワイヤW4の他端は、滑車S26、シャフト18a及び滑車収容部18を介して、グラブバケット14に間接的に接続されているといえる。そのため、ワイヤW4は、開閉ドラムD4とグラブバケット14とを接続している。なお、ワイヤW4は一本のワイヤとせずに、開閉ドラムD4側のワイヤとグラブバケット14側のワイヤとに分けて、滑車収容部16の上部で2つのワイヤを接続金具を介して接続するようにしてもよい。このようにすることで、開閉ドラムD4側のワイヤが磨耗して新しいワイヤに交換する際に、交換作業を容易に行うことができる。
運転室200は、図1に示されるように、ガーダ10の側縁10dに設けられると共にガーダ10の延在方向に沿って延びるレール10eに対して、走行可能に取り付けられている。そのため、運転室200は、図1の矢印A方向に移動しうる。
運転室200は、操作者がグラブバケット式アンローダ1を運転するための運転席(図示せず)を有している。運転席には、例えば図4に示されるように、コントローラ202が設けられている。図4の例では、コントローラ202は、グラブバケット14を左右に横行させるための操作を入力するためのレバー204と、グラブバケット14を昇降又は開閉させるための各操作を入力するためのレバー206とを有している。従って、本実施形態では、操作者がレバー204,206を単独で操作することにより、グラブバケット14の横行、昇降及び開閉のいずれか一つを行わせることが可能である。更には、操作者がレバー204,206を同時に操作することにより、グラブバケット14の横行及び昇降を同時に行わせることと、グラブバケット14の横行及び開閉を同時に行わせることとが可能である。しかしながら、コントローラ202が同時に受付可能な操作は、2つに限られず、グラブバケット14の横行、昇降及び開閉の全ての操作を同時に受け付けてもよいし、グラブバケット14の横行、昇降及び開閉のうちから選択される任意の2つの操作を受け付けてもよい。
制御部300は、図4に示されるように、コントローラ202と、各駆動モータM1〜M4とに接続されている。制御部300は、コントローラ202が受け付けた操作の操作量を入力信号としてコントローラ202から受信する。制御部300は、受信した当該入力信号を処理して、各駆動モータM1〜M4を制御するための制御信号を各駆動モータM1〜M4に出力する。なお、制御部202は運転室内に設けることができるが、ガーダ10、走行体、又は、第1〜第4の駆動機構101〜104を支持する支持機構等に取り付けてもよい。
[グラブバケットの動作]
続いて、グラブバケット14の動作について説明する。
[グラブバケットの横行操作]
操作者がグラブバケット14を左方向(ガーダ10の一端10a側)へ横行させるために、レバー204を左側に傾けた場合、コントローラ202は、左方向への横行操作を受け付ける。制御部300は、コントローラ202が受け付けた操作量を入力信号として受信する。制御部300は、操作量に応じた出力信号を生成して、各駆動モータM1〜M4に当該出力信号を出力する。例えば、操作量が100%であるとき(レバー204が完全に左側に傾けられたとき)には、各駆動モータM1〜M4を全て同じ速度(例えば定格出力の100%)で回転させつつ、支持ドラムD1及び開閉ドラムD3によりワイヤW1,W3を巻き取ると共に、支持ドラムD2及び開閉ドラムD4によりワイヤW2,W4を繰り出す。これにより、グラブバケット14は、その高さを維持しつつ、図1の左側(ガーダ10の一端10a側)に移動する。
一方、操作者がレバー204を右側に傾けた場合には、各ドラムD1〜D4を全て同じ速度で回転させつつ、支持ドラムD1及び開閉ドラムD3によりワイヤW1,W3を繰り出すと共に、支持ドラムD2及び開閉ドラムD4によりワイヤW2,W4を巻き取る。これにより、グラブバケット14は、その高さを維持しつつ、右側(ガーダ10の他端10b側)に移動する。こうして、グラブバケット14は、図1の矢印B1方向に移動しうる。
[グラブバケットの昇降操作]
操作者がグラブバケット14を上昇させるために、レバー206を巻き上げ側に傾けた場合、コントローラ202は、上昇操作を受け付ける。制御部300は、コントローラ202が受け付けた操作量を入力信号として受信する。制御部300は、操作量に応じた出力信号を生成して、各駆動モータM1〜M4に当該出力信号を出力する。例えば、操作量が100%であるとき(レバー206が完全に巻き上げ側に傾けられたとき)には、各駆動モータM1〜M4を全て同じ速度(例えば定格出力の100%)で回転させつつ、各ドラムD1〜D4により各ワイヤW1〜W4を巻き取る。これにより、グラブバケット14は、水平方向における位置を維持しつつ、上昇する。
一方、操作者がレバー206を巻き下げ側に傾けた場合には、各ドラムD1〜D4を全て同じ速度で回転させつつ、各ドラムD1〜D4から各ワイヤW1〜W4を繰り出す。これにより、グラブバケット14は、水平方向における位置を維持しつつ、下降する。こうして、グラブバケット14は、図1の矢印B2方向に移動しうる。
[グラブバケットの開閉操作]
操作者がグラブバケット14を開放させるために、レバー206を開側に傾けた場合、コントローラ202は、開操作を受け付ける。制御部300は、コントローラ202が受け付けた操作量を入力信号として受信する。制御部300は、操作量に応じた出力信号を生成して、駆動モータM3,M4に当該出力信号を出力するが、駆動モータM1,M2には出力信号を出力しない(支持ドラムD1,D2を回転させない)。例えば、操作量が100%であるとき(レバー206が完全に開側に傾けられたとき)には、駆動モータM3,M4を共に同じ速度(例えば定格出力の100%)で回転させ、開閉ドラムD3,D4からワイヤW3,W4を繰り出す。これにより、滑車収容部18が滑車収容部16に対して下方に移動するので、一対のシェル部20,22が互いに離間するように動作する。その結果、グラブバケット14が開放される。
なお、グラブバケット14を開放する際に、駆動モータM3,M4の速度よりも遅い速度で駆動モータM1,M2を回転させてワイヤW1,W2を送り出し、グラブバケット14を下降させてもよい。
一方、操作者がレバー206を閉側に傾けた場合には、支持ドラムD1,D2は停止したままで開閉ドラムD3,D4を全て同じ速度で回転させつつ、開閉ドラムD3,D4により各ワイヤW3,W4を巻き取る。これにより、滑車収容部18が滑車収容部16に対して上方に移動するので、一対のシェル部20,22が互いに近づくように動作する。その結果、グラブバケット14が閉じられる。
なお、グラブバケット14を閉じる際に、駆動モータM3,M4の速度よりも遅い速度で駆動モータM1,M2を回転させてワイヤW1,W2を巻き取り、グラブバケット14を上昇させてもよい。
こうして、グラブバケット14の開閉に伴い、滑車収容部18が図3の矢印B3方向に移動しうる。
[グラブバケットの横行及び昇降の同時操作]
操作者がグラブバケット14に横行及び昇降の2つの操作を同時に行った場合のグラブバケット14の動作について説明する。一例として、操作者が、レバー204を左側に傾けつつレバー206を巻き上げ側に傾ける場合を考える。コントローラ202は、これらの2つの操作を受け付けると、これらの操作量を入力信号として制御部300に送信する。制御部300は、操作量に応じた出力信号を生成して、駆動モータM1〜M4に当該出力信号を出力する。
具体的には、駆動モータM1,M3の回転速度を同じに設定し、駆動モータM2,M4の回転速度を同じに設定すると共に、駆動モータM1,M3の回転速度が駆動モータM2,M4の回転速度よりも大きくなるように設定する。例えば、レバー204の操作量が10%(レバー204の傾き量が最大傾き量に対して10%)で且つレバー206の操作量が90%(レバー206の傾き量が最大傾き量に対して90%)のときには、駆動モータM1,M3を共に同じ速度(例えば定格出力の100%(10%+90%))で回転させつつ、駆動モータM2,M4を共に同じ速度(例えば定格出力の80%(10%−90%))で回転させることにより、各ドラムD1,D3により各ワイヤW1,W3を巻き取ると共に、各ドラムD2,D4から各ワイヤW2,W4を繰り出す。このとき、各ワイヤW1,W3の巻き取り速度を100とし、各ワイヤW2,W4の繰り出し速度を80とすると、グラブバケット14は、10の速度で左側(ガーダ10の一端10a側)に移動しつつ、90の速度で上昇する。
[グラブバケットの横行及び開閉の同時操作]
操作者がグラブバケット14に横行及び開閉の2つの操作を同時に行った場合のグラブバケット14の動作について説明する。一例として、操作者が、レバー204を左側に傾けつつレバー206を開側に傾ける場合を考える。コントローラ202は、これらの2つの操作を受け付けると、これらの操作量を入力信号として制御部300に送信する。制御部300は、操作量に応じた出力信号を生成して、駆動モータM1〜M4に当該出力信号を出力する。
具体的には、駆動モータM1,M2の回転速度を同じに設定し、駆動モータM3の回転速度を駆動モータM1,M2よりも所定量Δだけ小さく設定すると共に、駆動モータM4の回転速度を駆動モータM1,M2の回転速度よりも所定量Δだけ大きくなるように設定する。例えば、レバー204の操作量が10%(レバー204の傾き量が最大傾き量に対して10%)で且つレバー206の操作量が9%(レバー206の傾き量が最大傾き量に対して9%)のときには、駆動モータM1,M2を共に同じ速度(例えば定格出力の10%)で回転させ、駆動モータM3を駆動モータM1,M2よりも小さな速度(例えば定格出力の1%)で回転させ、且つ、駆動モータM4を駆動モータM1,M2よりも大きな速度(例えば定格出力の19%)で回転させることにより、各ドラムD1,D3により各ワイヤW1,W3を巻き取ると共に、各ドラムD2,D4から各ワイヤW2,W4を繰り出す。
以上のように、4つの駆動モータM1〜M4をそれぞれ制御することにより、グラブバケット14の横行、昇降及び開閉の各動作のうち2つ以上の動作を同時に行いうる。しかしながら、各動作は、一つの駆動モータに一対一に割り当てられているのではなく、4つの駆動モータM1〜M4が全体として動作することにより行われるため、2つ以上の動作をグラブバケット14に行わせようとすると、駆動モータM1〜M4が過速度となって、駆動モータM1〜M4が仕様速度以上で運転されてしまう場合がある。このような運転が継続すると、駆動モータの故障に繋がる虞がある。
そこで、コントローラ202が複数の操作を受け付けた場合に、制御部300は、コントローラ202が受け付けた複数の操作の各操作量の合計値に基づいて各駆動モータM1〜M4が動作されるときに各駆動モータM1〜M4に作用する負荷が所定のしきい値T以下であるかどうかを判定する。このしきい値Tは、例えば、各駆動モータM1〜M4の定格速度の100%に設定される。
制御部300は、しきい値T以下であると判定した場合には、コントローラ202が受け付けた複数の操作の各操作量に従って出力信号を生成し、各駆動モータM1〜M4に当該出力信号を出力する。一方、制御部300は、しきい値Tを超えると判定した場合には、後述する比率制御又は後取制御により、コントローラ202が受け付けた複数の操作の各操作量のうち少なくとも一つを減ずるように補正した補正量に従って出力信号を生成し、各駆動モータM1〜M4に当該出力信号を出力する。
[比率制御]
続いて、図5を参照して、比率制御による各駆動モータM1〜M4の制御について説明する。ここでは一例として、操作者が、レバー204を左側に傾ける操作と、レバー206を巻き上げ側に傾ける操作とを行った場合を考える。図5(a),(b)に示されるように、ステップ1では、レバー204,206は共に操作されていない(傾けられていない)。そのため、各駆動モータM1〜M4は駆動されない。
続くステップ2では、レバー206が巻き上げ側に60%傾けられる。この場合、コントローラ202が受け付けた巻き上げ操作の操作量は60%であり、コントローラ202が受け付けた全体の操作量も60%である。このとき、各駆動モータM1〜M4には60%の速度が作用するが、この値はしきい値T(100%)以下である。そのため、制御部300は、入力された当該操作量(60%)を補正することなく、各駆動モータM1〜M4に出力信号を出力する。
続くステップ3では、レバー206が巻き上げ側に60%傾けられた状態のまま、レバー204が左側に60%傾けられる。そのため、コントローラ202は、2つの操作を同時に受け付ける。このとき、レバー204が左側に40%傾けられるまでは、コントローラ202が受け付けた全体の操作量が100%以下である。そのため、制御部100は、入力された各操作量を補正することなく、各駆動モータM1〜M4に出力信号を出力する。
一方、レバー204が左側に40%を超えて傾けられると、コントローラ202が受け付けた全体の操作量が100%を超える。そのため、制御部300は、コントローラ202が受け付けた操作量の合計値に対する各操作量の割合に基づいて各操作量をそれぞれ減じて補正量を算出する。本実施形態では、コントローラ202が受け付けた操作量の合計値に対する各操作量の割合と、各補正量の合計値に対する各補正量の割合とが対応するように、各補正量を算出する。具体的には、レバー206による操作の操作量をX1とし、レバー204による操作の操作量をY1とし、操作量X1が補正された補正量をX2とし、操作量Y1が補正された補正量Y2としたときに、補正量X2,Y2を式1,2に従って算出することができる。
X2=X1/(X1+Y1)×T ・・・ (1)
Y2=Y1/(X1+Y1)×T ・・・ (2)
本実施形態では、しきい値Tが100%であるため、式1,2はそれぞれ式3,4と等しい。
X2=X1/(X1+Y1)×100 ・・・ (3)
Y2=Y1/(X1+Y1)×100 ・・・ (4)
ステップ3ではX1=Y1=60%であるため、式3,4よりX2=Y2=50%が得られる。従って、ステップ3では、比率制御により補正量X2=Y2=50%が操作量であるとみなして制御が行われる(図5(a),(c)参照)。
続くステップ4では、レバー204が左側に60%傾けられた状態のまま、レバー206が巻き上げ側に100%傾けられる。このときも、コントローラ202が受け付けた全体の操作量が100%を超える。そのため、上記と同様に、比例制御が行われる。具体的には、このときX1=100%、Y1=60%であるため、式3,4よりX2=62.5%、Y2=37.5%が得られる。従って、ステップ4では、比率制御により補正量X2=62.5%、Y2=37.5%が操作量であるとみなして制御が行われる(図5(a),(c)参照)。
続くステップ5では、レバー206が巻き上げ側に100%傾けられた状態のまま、レバー204が左側に100%まで傾けられる。続くステップ6では、レバー206が巻き上げ側に100%傾けられた状態のまま、レバー204が左側に60%まで傾けられる。続くステップ7では、レバー206が巻き上げ側に100%傾けられた状態のまま、レバー204が正立状態に戻される。続くステップ8では、レバー204が正立状態のまま、レバー206が正立状態に戻される。これらのステップ5〜8においても、上記と同様の比率制御が行われる(図5(a),(c)参照)。
以上のような比率制御を行った場合、各補正量X2,Y2は、各操作量X1,Y1の合計値に対する各操作量X1,Y1の割合に基づいて各操作量X1,Y1をそれぞれ減ずるように補正した値であるので、各補正量X2,Y2の合計値は、各操作量X1,Y1の合計値よりも小さい。従って、各補正量X2,Y2の合計値に基づいて各駆動モータM1〜M4が動作されるときに各駆動モータM1〜M4に作用する速度は、各操作量X1,Y1の合計値に基づいて各駆動モータM1〜M4が動作されるときに各駆動モータM1〜M4に作用する速度よりも小さくなる。その結果、駆動モータM1〜M4に作用する負荷を小さくできるので、複数の動作をグラブバケット14に行わせても、駆動モータM1〜M4に与える影響を抑制することが可能となる。すなわち、駆動モータM1〜M4を仕様速度の範囲内で制御することができ、仕様速度を超えたオーバースピードでの使用による故障を抑制することができる。加えて、各補正量X2,Y2は、各操作量X1,Y1の合計値に対する各操作量X1,Y1の割合に基づいて得られた値であるため、操作者が想定する操作割合と同じ割合で、グラブバケット14に各動作を行わせることができる。その結果、良好な操作性を実現することが可能となる。
[後取制御]
続いて、図5を参照して、後取制御による各駆動モータM1〜M4の制御について説明する。ここでも比率制御と同様に、一例として、操作者が、レバー204を左側に傾ける操作と、レバー206を巻き上げ側に傾ける操作とを行った場合を考える。図5(a),(b)に示されるように、ステップ1では、レバー204,206は共に操作されていない(傾けられていない)。そのため、各駆動モータM1〜M4は駆動されない。
続くステップ2では、レバー206が巻き上げ側に60%傾けられる。この場合、コントローラ202が受け付けた巻き上げ操作の操作量は60%であり、コントローラ202が受け付けた全体の操作量も60%である。このとき、各駆動モータM1〜M4には60%の負荷が作用するが、この値はしきい値T(100%)以下である。そのため、制御部300は、入力された当該操作量(60%)を補正することなく、各駆動モータM1〜M4に出力信号を出力する。
続くステップ3では、レバー206が巻き上げ側に60%傾けられた状態のまま、レバー204が左側に60%傾けられる。そのため、コントローラ202は、2つの操作を同時に受け付ける。このとき、レバー204が左側に40%傾けられるまでは、コントローラ202が受け付けた全体の操作量が100%以下である。そのため、制御部100は、入力された各操作量を補正することなく、各駆動モータM1〜M4に出力信号を出力する。
一方、レバー204が左側に40%を超えて傾けられると、コントローラ202が受け付けた全体の操作量が100%を超える。そのため、制御部300は、先に操作されたレバー206の操作量を減ずるように補正した補正量を算出する。具体的には、補正量X2を式5に従って算出することができる。
X2=T−Y1 ・・・ (5)
本実施形態では、しきい値Tが100%であるため、式5は式6と等しくなる。
X2=100−Y1 ・・・ (6)
ステップ3ではX1=Y1=60%であるため、式6よりX2=40%が得られる。従って、ステップ3では、後取制御により操作量Y1=60%を維持したまま、補正量X2=40%がレバー206による操作量であるとみなして制御が行われる(図5(a),(d)参照)。
続くステップ4では、レバー204が左側に60%傾けられた状態のまま、レバー206が巻き上げ側に100%傾けられる。このときも、コントローラ202が受け付けた全体の操作量が100%を超える。そのため、上記と同様に、後取制御が行われる。具体的には、後から操作されたレバー206の操作量を優先し、レバー206による操作量X1=100%を維持したまま、レバー204による操作量Y1を0%とみなして制御が行われる(図5(a),(d)参照)。
続くステップ5では、レバー206が巻き上げ側に100%傾けられた状態のまま、レバー204が左側に100%まで傾けられる。このときも、コントローラ202が受け付けた全体の操作量が100%を超える。そのため、上記と同様に、後取制御が行われる。具体的には、後から操作されたレバー204の操作量を優先し、レバー204による操作量Y1=100%を維持したまま、レバー206による操作量X1を0%とみなして制御が行われる(図5(a),(d)参照)。
続くステップ6では、レバー206が巻き上げ側に100%傾けられた状態のまま、レバー204が左側に60%まで傾けられる。このときも、コントローラ202が受け付けた全体の操作量が100%を超える。そのため、上記と同様に、後取制御が行われる。具体的には、後から操作されたレバー204の操作量を優先し、レバー204による操作量Y1=60%を維持したまま、レバー206による操作量X1を40%とみなして制御が行われる(図5(a),(d)参照)。
続くステップ7では、レバー206が巻き上げ側に100%傾けられた状態のまま、レバー204が正立状態に戻される。続くステップ8では、レバー204が正立状態のまま、レバー206が正立状態に戻される。これらのステップ7,8では、コントローラ202が受け付けた全体の操作量が100%以下であるため、各操作量に従って出力信号を生成し、各駆動モータM1〜M4に当該出力信号を出力する。
以上のような後取制御を行った場合、補正量は、先行操作の操作量を減ずるように補正した値であるので、補正量と後行操作の操作量との合計値は、各操作量X1,Y1の操作量の合計値よりも小さい。従って、補正量と後行操作の操作量とに基づいて各駆動モータM1〜M4が動作されるときに各駆動モータM1〜M4に作用する速度は、各操作量X1,Y1の合計値に基づいて各駆動モータM1〜M4が動作されるときに各駆動モータM1〜M4に作用する速度よりも小さくなる。その結果、駆動モータM1〜M4に作用する速度を小さくできるので、複数の動作をグラブバケット14に行わせても、駆動モータM1〜M4に与える影響を抑制することが可能となる。すなわち、駆動モータM1〜M4を使用速度の範囲内で制御することができ、使用速度を超えたオーバースピードでの使用による故障を抑制することができる。加えて、後行操作の操作量が維持されつつ先行操作の操作量が減じられることにより、後行操作が優先して行われるため、後行操作に基づくグラブバケット14の動作は、操作者の想定どおりとなる。その結果、良好な操作性を実現することが可能となる。なお、「後行操作」とは、先行操作よりも後に行われる操作を意味する。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。例えば、上記の比率制御及び後取制御の説明では、コントローラ202が2つの操作を同時に受け付けた場合を例にとって説明したが、コントローラ202が3つの操作を同時に受け付けた場合にも、比率制御又は後取制御を行うことができる。
上記の実施形態では、しきい値T=100%として説明したが、安全性を考慮して、各駆動モータM1〜M4の定格速度の100%に所定の安全率α(ただし、α<1)を乗算した値をしきい値Tとして用いてもよい。なお、定格速度を超えた速度で使用しても故障しないモータを駆動モータとして用いる場合には、しきい値Tをモータの定格速度の100%よりも大きな値としてもよい。
また、操作者が上述の比例制御及び後取制御のどちらを使用するか選択して切り替えられるようにしてもよい。例えば、操作者が運転室200内に設けられたタッチパネル等の操作盤を用いて比例制御及び後取制御のどちらを使用するか選択する。このように、比例制御及び後取制御のどちらを使用するか切り替えられるようにすることで、操作者の好みに応じた運転を行うことが可能となる。
また、後取制御を用いて運転を行っている際に2つの操作が全く同じタイミングで行われた(コントローラ202が2つの操作を全く同じタイミングで受け付けた場合)場合、2つの操作のうちどちらか一方を先行操作とみなし、他の一方を後行操作とみなせばよい。この場合、各操作の優先順位を予め決めておき、その優先順位に従って先行操作及び後行操作を決定すればよい。または、ランダムに先行操作及び後行操作を決定してもよい。
1…グラブバケット式アンローダ、10…ガーダ、12…トロリ、14…グラブバケット、101〜104…第1〜第4の駆動機構、200…運転室、300…制御部、D1,D2…支持ドラム、D3,D4…開閉ドラム、M1〜M4…モータ、S1〜S8,S11〜S14,S21〜S26…滑車、W1〜W4…ワイヤ。

Claims (6)

  1. 所定の方向に沿って延在するガーダと、
    前記ガーダに沿って走行可能であると共に第1〜第4の滑車を有するトロリと、
    荷役を行うためのグラブバケットと、
    前記グラブバケットを前記トロリに対して吊り下げ支持するための第1のワイヤが巻回された第1の支持ドラムと、
    前記グラブバケットを前記トロリに対して吊り下げ支持するための第2のワイヤが巻回された第2の支持ドラムと、
    前記グラブバケットを開閉するための第3のワイヤが巻回された第1の開閉ドラムと、
    前記グラブバケットを開閉するための第4のワイヤが巻回された第2の開閉ドラムと、
    前記第1の支持ドラムを回転させる第1の駆動モータと、
    前記第2の支持ドラムを回転させる第2の駆動モータと、
    前記第1の開閉ドラムを回転させる第3の駆動モータと、
    前記第2の開閉ドラムを回転させる第4の駆動モータと、
    前記グラブバケットを横行させる操作と、前記グラブバケットを昇降させる操作と、前記グラブバケットを開閉させるための操作とのうち少なくとも一つを受け付ける操作入力部と、
    前記操作入力部が受け付けた前記少なくとも一つの操作に係る操作量に基づいて前記第1〜第4の駆動モータの動作を制御する制御部とを備え、
    前記第1のワイヤは、前記第1の滑車を介して前記第1の支持ドラムと前記グラブバケットとを接続しており、
    前記第2のワイヤは、前記第2の滑車を介して前記第2の支持ドラムと前記グラブバケットとを接続しており、
    前記第3のワイヤは、前記第3の滑車を介して前記第1の開閉ドラムと前記グラブバケットとを接続しており、
    前記第4のワイヤは、前記第4の滑車を介して前記第2の開閉ドラムと前記グラブバケットとを接続しており、
    前記制御部は、前記各操作のうち複数の操作を前記操作入力部が同時に受け付けた場合で、且つ、前記操作入力部が受け付けた複数の操作の各操作量の合計値に基づいて前記各駆動モータが動作されるときに前記各駆動モータに作用する速度が所定のしきい値を超えた場合に、前記合計値に対する前記各操作量の割合に基づいて前記各操作量をそれぞれ減ずるように補正した各補正量に従って前記各駆動モータを動作させる、グラブバケット式アンローダ。
  2. 前記制御部は、前記各操作のうち複数の操作を前記操作入力部が同時に受け付けた場合で、且つ、前記操作入力部が受け付けた複数の操作の各操作量の合計値に基づいて前記各駆動モータが動作されるときに前記各駆動モータに作用する速度が前記しきい値以下であった場合に、前記操作入力部が受け付けた複数の操作の各操作量に従って前記各駆動モータを作動させる、請求項1に記載のグラブバケット式アンローダ。
  3. 前記制御部は、前記各操作のうちの一である第1の操作と、前記各操作のうち前記第1の操作とは異なる第2の操作とを前記操作入力部が同時に受け付けた場合で、且つ、前記第1の操作の操作量X1と前記第2の操作の操作量Y1との合計値に基づいて前記各駆動モータが動作されるときに前記各駆動モータに作用する速度が前記しきい値を超えた場合に、前記合計値に対する操作量X1の割合に基づいて操作量X1を補正した補正量X2と、前記合計値に対する操作量Y1の割合に基づいて操作量Y1を補正した補正量Y2とに従って前記各駆動モータを動作させる、請求項1又は2に記載のグラブバケット式アンローダ。
  4. 所定の方向に沿って延在するガーダと、
    前記ガーダに沿って走行可能であると共に第1〜第4の滑車を有するトロリと、
    荷役を行うためのグラブバケットと、
    前記グラブバケットを前記トロリに対して吊り下げ支持するための第1のワイヤが巻回された第1の支持ドラムと、
    前記グラブバケットを前記トロリに対して吊り下げ支持するための第2のワイヤが巻回された第2の支持ドラムと、
    前記グラブバケットを開閉するための第3のワイヤが巻回された第1の開閉ドラムと、
    前記グラブバケットを開閉するための第4のワイヤが巻回された第2の開閉ドラムと、
    前記第1の支持ドラムを回転させる第1の駆動モータと、
    前記第2の支持ドラムを回転させる第2の駆動モータと、
    前記第1の開閉ドラムを回転させる第3の駆動モータと、
    前記第2の開閉ドラムを回転させる第4の駆動モータと、
    前記グラブバケットを横行させる操作と、前記グラブバケットを昇降させる操作と、前記グラブバケットを開閉させるための操作とのうち少なくとも一つを受け付ける操作入力部と、
    前記操作入力部が受け付けた前記少なくとも一つの操作に係る操作量に基づいて前記第1〜第4の駆動モータの動作を制御する制御部とを備え、
    前記第1のワイヤは、前記第1の滑車を介して前記第1の支持ドラムと前記グラブバケットとを接続しており、
    前記第2のワイヤは、前記第2の滑車を介して前記第2の支持ドラムと前記グラブバケットとを接続しており、
    前記第3のワイヤは、前記第3の滑車を介して前記第1の開閉ドラムと前記グラブバケットとを接続しており、
    前記第4のワイヤは、前記第4の滑車を介して前記第2の開閉ドラムと前記グラブバケットとを接続しており、
    前記制御部は、前記各操作のうちの少なくとも一である先行操作を前記操作入力部が受け付けつつ、その後に、前記各操作のうちの一である後行操作を前記操作入力部が受け付けた場合で、且つ、前記操作入力部が受け付けた複数の操作の各操作量の合計値に基づいて前記各駆動モータが動作されるときに前記各駆動モータに作用する速度が所定のしきい値を超えた場合に、前記後行操作の操作量と、少なくとも一つの前記先行操作の操作量を減ずるように補正した補正量に従って、前記各駆動モータを動作させる、グラブバケット式アンローダ。
  5. 前記制御部は、前記各操作のうちの一である第1の操作を前記操作入力部が受け付けつつ、その後に、前記各操作のうちの前記第1の操作とは異なる第2の操作を前記操作入力部が受け付けた場合で、且つ、前記操作入力部が受け付けた複数の操作の各操作量の合計値に基づいて前記各駆動モータが動作されるときに前記各駆動モータに作用する速度が前記しきい値以下であった場合に、前記操作入力部が受け付けた複数の操作の各操作量に従って前記各駆動モータを作動させる、請求項4に記載のグラブバケット式アンローダ。
  6. 前記制御部は、前記各操作のうちの少なくとも一である先行操作を前記操作入力部が受け付けつつ、その後に、前記各操作のうちの一である後行操作を前記操作入力部が受け付けた場合で、且つ、前記第1の操作の操作量X1と前記第2の操作の操作量Y1との合計値に基づいて前記各駆動モータが動作されるときに前記各駆動モータに作用する速度が前記しきい値を超えた場合に、前記第2の操作の操作量Y1と、前記第1の操作の操作量X1を減ずる補正が行われた補正量X2とに従って前記各駆動モータを動作させる、請求項4又は5に記載のグラブバケット式アンローダ。
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