JP7260491B2 - ボールシート及びボールジョイント - Google Patents
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<実施形態>
図1は、本発明に係る実施形態のボールシートを備えるボールジョイントの縦断面図である。図1において図13に示した構成要素と同一部分には同一符号を付し、その説明を適宜省略する。
本製造方法では、インナーシート23の成形型である第1内型及び第1外型と、アウターシート24の成形型である第2内型及び第2外型とを用いる。
このような本実施形態のボールシートの効果について説明する。ボールシート22は、構造体としてのサスペンション又はスタビライザに固定されるボールジョイントJ1に用いられる。このボールシート22は、構造体に一端部が連結されるボールスタッド10の他端部に一体に接合された球体部としてのボール部10bと、ボール部10bが開口を介して挿入されるハウジング11との間に介在され、ボール部10bを揺動及び回転(揺摺動)可能に包含する。このようなボールシート22を次の特徴構成とした。
本発明のボールシート固定構造のボールジョイントJ1は、産業用ロボットや人型ロボット等のロボットアームの関節部分や、ショベルカーやクレーン車等のアームが関節部分で回転する装置に適用可能である。
10 ボールスタッド
10b ボール部(球体部)
10s スタッド部
11 ハウジング
22 ボールシートに
11b 貫通孔
23 インナーボールシート
23a 内球面
23b スリット
23c 開口端
23d 外周面
23g 肉抜き部
23i,23j 突出部
24 アウターボールシート
24d 凸部
24g 貫通穴
23h 下端部
23e 出っ張り部
32f 凹溝
JI ボールジョイント
H 水平線(赤道)
V 垂直線
Claims (11)
- 構造体に固定されるボールジョイントに用いられ、当該構造体に一端部が連結されるボールスタッドの他端部に一体に接合された球体部と、当該球体部が開口を介して挿入されるハウジングとの間に介在され、当該球体部を揺動及び回転可能に包含するボールシートであって、
前記ハウジングの開口の反対側に設けられた貫通孔に貫通されてハウジング外部へ突き出る凸部を有する樹脂製のアウターボールシートと、当該アウターボールシートの内側に一体に結合され、当該アウターボールシートよりも耐摩耗性に優れる樹脂によるインナーボールシートとから成り、
前記インナーボールシートは、前記ハウジングの開口側に位置する開口端を有する周回壁に、開口の中心点の点対象で少なくとも2つ以上のスリットを備える
ことを特徴とするボールシート。 - 前記アウターボールシートは熱可塑性の樹脂から成り、当該アウターボールシートの凸部は熱カシメ可能である
ことを特徴とする請求項1に記載のボールシート。 - 前記球体部と接触する部分は、前記インナーボールシートのみである
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のボールシート。 - 前記スリットは、前記インナーボールシートの前記開口端から下方に向かって形成されている
ことを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載のボールシート。 - 前記インナーボールシートは、前記球体部の径よりも狭く開口した前記開口端を有する開口球殻形状を成す
ことを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載のボールシート。 - ボールシートの開口部は、前記インナーボールシートの開口端が前記アウターボールシートに覆われて成る
ことを特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載のボールシート。 - 前記アウターボールシートの底部に貫通穴を形成し、
前記インナーボールシートの下端部を楔形とし、
前記楔形の下端部を、前記貫通穴に貫通して固定した
ことを特徴とする請求項1~6の何れか1項に記載のボールシート。 - 前記インナーボールシートの前記楔形の下端部よりも上方の外周面は、当該外周面から突き出て前記アウターボールシートに差し込まれた突出部を備える
ことを特徴とする請求項7に記載のボールシート。 - 前記インナーボールシートの外周面は、径方向外側に盛り上がって前記アウターボールシートに埋まる出っ張り部を備える
ことを特徴とする請求項1~8の何れか1項に記載のボールシート。 - 前記インナーボールシートにおける前記出っ張り部の裏面側の内球面に、凹溝を縦方向に形成した
ことを特徴とする請求項9に記載のボールシート。 - 請求項1~10の何れか1項に記載のボールシートを備える
ことを特徴とするボールジョイント。
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- 2020-01-23 JP JP2020008835A patent/JP7260491B2/ja active Active
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