JP2008075682A - ボールジョイントのベアリングシート及びボールジョイント - Google Patents

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Abstract

【課題】摺動面の潤滑性を向上させることができるボールジョイントのベアリングシート及びボールジョイントを得る。
【解決手段】球状部36Bを備えたボールスタッド36は、最も高い頻度で揺動する方向が車両前後方向の軸回り(揺動中心B回り)に往復移動する一揺動方向(矢印A方向)に特定されており、球状部36Bとソケット38との間に介在されるベアリングシート42は、摺動面44の対向する位置に球状部36Bを前記一揺動方向(矢印A方向)の揺動中心Bでピン支承する支持部48が形成されるので、車両の走行時にボールスタッド36が車両前後方向の軸回り(揺動中心B回り)に揺動する場合には、ボールスタッド36からの荷重を支持部48が支持し、摺動面44において支持部48以外の部分に加わる面圧が抑えられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、球状部とソケットとの間に介在されるボールジョイントのベアリングシート、及びベアリングシートを備えたボールジョイントに関する。
ボールジョイントにおいては、ボールスタッドの球状部とこの球状部が収容されるソケットとの間にベアリングシートが介在されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。このようなベアリングシートでは、摺動面にグリース溜まりとして機能する凹部を形成して、摺動面のグリース(潤滑剤)が切れないようにしている。
しかし、この従来構造では、凹部がベアリングシートにかかる面圧を受けず、ボールスタッドの球状部と摺動面との接触面積が減少するので、平滑面で面圧を均一に受ける場合よりも凹部を形成した摺動面は面圧が高くなる。このため、グリースの回り込みが難しくなって摺動面でのグリース潤滑性が悪くなる場合がある。
特開2005−188645公報 特開2005−155784公報
本発明は、上記事実を考慮して、摺動面のグリース潤滑性を向上させることができるボールジョイントのベアリングシート及びボールジョイントを提供することを課題とする。
請求項1に記載する本発明のボールジョイントのベアリングシートは、ボールスタッドの球状部と前記球状部が収容されるソケットとの間に介在され、前記球状部の挿入用の開口部が形成されて凹状とされると共に、内周面側が前記球状部の摺動する摺動面とされてかつ潤滑剤の受給に用いられる本体部と、前記摺動面の対向する位置に前記摺動面の一般面よりも相対的に前記本体部の中心側へ突出して前記球状部をピン支承可能な支持部と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載する本発明のボールジョイントのベアリングシートによれば、支持部が、摺動面の対向する位置に摺動面の一般面よりも相対的に本体部の中心側へ突出して球状部をピン支承可能となっているので、最も高い頻度で揺動する方向が一揺動方向に特定されるボールスタッドに対して、ボールスタッドの球状部を本体部に挿入させた状態で、ボールスタッドの前記一揺動方向の揺動中心で支持部にピン支承させる向きにベアリングシートを配置すれば、ボールスタッドからの荷重を支持部が支持し、摺動面において支持部以外の部分に加わる面圧が抑えられる。このため、摺動面における支持部以外の部分に潤滑剤が十分に回り込んで潤滑性を向上させ、ボールスタッドの球状部は、低摩擦で摺動する。一方、支持部での潤滑性は悪化するが、支持部では、ボールスタッドの揺動による球状部の摺動が他部分に比べて少ない。
請求項2に記載する本発明のボールジョイントのベアリングシートは、請求項1記載の構成において、前記ボールスタッドを備えたボールジョイントに設けられる潤滑剤貯留用の潤滑剤溜りと前記支持部とを相互に連通する溝部が前記摺動面側に形成されることを特徴とする。
請求項2に記載する本発明のボールジョイントのベアリングシートによれば、潤滑剤貯留用の潤滑剤溜りと支持部とを相互に連通する溝部が摺動面側に形成されるので、潤滑剤溜りにおける潤滑剤が溝部を介して支持部へ供給され、支持部での潤滑性も確保される。このため、ベアリングシートに挿入されるボールスタッドの球状部は、より低摩擦で摺動する。
請求項3に記載する本発明のボールジョイントは、車輪側と車体側とを連結するサスペンションに用いられるボールジョイントであって、球状部を備えて揺動可能とされ、最も高い頻度で揺動する方向が車両前後方向の軸回りに往復移動する一揺動方向に特定されるボールスタッドと、前記球状部が収容されるソケットと、前記球状部と前記ソケットとの間に介在されると共に内周面側が前記球状部の摺動する摺動面とされてかつ潤滑剤の受給に用いられ、前記摺動面の対向する位置に前記球状部を前記一揺動方向の揺動中心でピン支承する支持部が形成されるベアリングシートと、を有することを特徴とする。
請求項3に記載する本発明のボールジョイントによれば、球状部を備えたボールスタッドは、最も高い頻度で揺動する方向が車両前後方向の軸回りに往復移動する一揺動方向に特定されており、球状部とソケットとの間に介在されるベアリングシートは、内周面側が球状部の摺動する摺動面とされてかつ潤滑剤の受給に用いられ、摺動面の対向する位置に球状部を前記一揺動方向の揺動中心でピン支承する支持部が形成されるので、車両の走行時にボールスタッドが車両前後方向の軸回りに揺動する場合には、ボールスタッドからの荷重を支持部が支持し、摺動面において支持部以外の部分に加わる面圧が抑えられる。このため、摺動面における支持部以外の部分に潤滑剤が十分に回り込んで潤滑性を向上させ、車両走行時におけるボールスタッドの球状部は、低摩擦で摺動する。一方、支持部での潤滑性は悪化するが、支持部では、ボールスタッドの揺動による球状部の摺動が他部分に比べて少ない。
請求項4に記載する本発明のボールジョイントは、請求項3記載の構成において、潤滑剤貯留用の潤滑剤溜りを有し、前記潤滑剤溜りと前記支持部とを相互に連通する溝部が前記ベアリングシートにおける前記摺動面側に形成されることを特徴とする。
請求項4に記載する本発明のボールジョイントによれば、潤滑剤貯留用の潤滑剤溜りと支持部とを相互に連通する溝部がベアリングシートにおける摺動面側に形成されるので、潤滑剤溜りにおける潤滑剤が溝部を介して支持部へ供給され、支持部での潤滑性も確保される。このため、ボールスタッドの球状部は、低摩擦で摺動する。
以上説明したように、本発明に係る請求項1に記載のボールジョイントのベアリングシートによれば、最も高い頻度で揺動する方向が一揺動方向に特定されるボールスタッドに対して所定向きに配置することで、摺動面の潤滑性を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項2に記載のボールジョイントのベアリングシートによれば、支持部の潤滑性をも向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項3に記載のボールジョイントによれば、車両走行に伴う潤滑悪化の進行を抑制させることができるという優れた効果を有する。
請求項4に記載のボールジョイントによれば、支持部の潤滑性をも向上させることができるという優れた効果を有する。
[第1実施形態]
本発明におけるボールジョイントのベアリングシート及びボールジョイントの第1の実施形態を図面に基づき説明する。なお、図中の矢印UPは車両の上方向、矢印FRは車両の前方向、矢印OUTは車両幅方向外側をそれぞれ示す。
図1には、車両右前側の車輪10(前輪)に対応して設けられたサスペンション12の機構が示されている。図1に示されるように、サスペンション12は、車輪10側と車体16側とを連結している。なお、車両左前側にも、同様にサスペンションが設けられているが、同様の構成であるので、図示を省略する。本実施形態のサスペンション12は、ダブルウィッシュボーン式のサスペンションであり、互いに上下に略平行に配置されたアッパアーム13とロアアーム14とを備えている。アッパアーム13の内端部は、ブシュを介して車体16に揺動可能に連結されており、また、アッパアーム13の外端部は、アッパボールジョイント20を介して車輪支持体であるステアリングナックル22の上端部に回転、揺動自在に連結されている。同様に、ロアアーム14の内端部はブシュを介して車体16に揺動可能に連結されており、また、ロアアーム14の外端部はロアボールジョイント24を介してステアリングナックル22の下端部に回転、揺動自在に連結されている。
ステアリングナックル22の軸心部には、制動用のディスクロータ26及びディスクホイール28が図示しないハブベアリングを介して軸支されている。さらに、ロアアーム14の所定位置には、ブラケット30が配設されている。このブラケット30には、上端部が車体16に固定されたショックアブソーバ32の下端部が揺動可能に連結されている。なお、ショックアブソーバ32の上部外周には、上下の端末が各々に対応して設けられたスプリングシートに係止されたコイルスプリング34が巻装されている。
次に、ロアボールジョイント24の全体構造について説明する。なお、アッパボールジョイント20については、ロアボールジョイント24とほぼ同様の構造であるので、図示及び説明を省略する。図2には、サスペンション12(図1参照)に用いられるロアボールジョイント24の縦断面構造が拡大して示されている。図2に示されるように、ロアボールジョイント24は、いずれも金属製とされたボールスタッド36とソケット38とを含んで構成されている。
ボールスタッド36は、先端部周面に雄ねじが形成されかつ中間部が平滑テーパ面とされた軸部36Aと、この軸部36Aの車両下方側の先端部に一体形成された球状部36Bと、によって構成されている。軸部36Aの中間部にはロアアーム14の外端部が挿通されており、この状態で軸部36Aの車両上方側の先端部にナット40が螺合されることによりロアアーム14の外端部にボールスタッド36の軸部36Aが固定されている。
ソケット38の車両上方側の端部とロアアーム14の外端部の下端面との間には、ゴム等の弾性材料によって構成された略円筒状のダストカバー52が配設されている。このダストカバー52内は、潤滑剤貯留用の潤滑剤溜りとしてのグリース部54となっており、このグリース部54には、潤滑剤としてのグリース50が貯留されている。
ソケット38は、車両下方側が有底とされた略円筒状に形成されており、このソケット38には、ボールスタッド36の球状部36Bが収容されている。ボールスタッド36の球状部36Bとソケット38との間には、ポリアセタール等で成形された樹脂製のベアリングシート42が介在されている。ベアリングシート42は、球状部36Bの挿入用の開口部45が形成されて略半球の凹状とされると共に内周面側が球状部36Bの摺動する摺動面44とされてかつ潤滑剤としてのグリース50の受給に用いられる本体部46と、図3(A)に示されるように、摺動面44の対向する位置に摺動面44の一般面44Aよりも相対的に本体部46の中心側(凹状内側)へ突出して球状部36B(図2参照)をピン支承可能な支持部48と、を含んで構成されている。また、図2に示されるように、ベアリングシート42の本体部46における車両下方側の端部には、ボールスタッド36の球状部36Bをベアリングシート42の凹状内側に圧入(収容)させる際のエア抜き等に利用される貫通孔43が貫通形成されている。
ボールスタッド36は、揺動可能とされ、車両のサスペンション12(図1参照)の走行中の動きによって揺動するようになっている。ここで、車両走行時の大部分を占める車両を直進させている状態では、車輪10(図1参照)が上下動(バウンド及びリバウンド)することによって、球状部36Bを備えたボールスタッド36が車両前後方向の軸回り(揺動中心B回り)に揺動するようになっているので、ボールスタッド36は、最も高い頻度で揺動する方向が一揺動方向(矢印A方向)、すなわち、車両前後方向の軸(揺動中心B)回りに往復移動する一揺動方向に特定されている。
ベアリングシート42の支持部48は、球状部36Bを前記一揺動方向(矢印A方向)の揺動中心Bでピン支承、つまり、回転可能に支持している。図3(A)に示されるように、2箇所に設けられた支持部48は、全体として球状部36B(図2参照)に対応させて中空の略半球状とされたベアリングシート42の一部を周囲よりも厚肉にする(シート厚を厚くする)ことで形成されており、断面視円弧面状とされた部分(一般面44Aの延長部分(二点鎖線部参照))と車両上下方向にフラットに延在する部分とで形成された形状(球をスライスしたような形状(球面突起状))とされている。このような支持部48を設けることで、摺動面44において支持部48以外の部分に加わる面圧を抑えるようになっている。
(作用・効果)
次に、上記実施形態の作用及び効果について説明する。
図2に示されるように、ソケット38内にベアリングシート42を入れ、グリース50をベアリングシート42の内周面側となる摺動面44側に封入し(グリース封入状態は図示省略)、ボールスタッド36の球状部36Bをベアリングシート42内に圧入して組み込むと、支持部48に加わる面圧が非常に高くなる。この状態は、車両静止中及び車両走行中のいずれにおいても、同様とされる。
ベアリングシート42の摺動面44は、ステアリング(図示省略)を回転させて車両を旋回させている状態での摺動頻度よりも車両を直進させている状態での摺動頻度のほうがはるかに高い。ここで、車両を直進させている状態では、車輪10(図1参照)が上下動(バウンド及びリバウンド)し、球状部36Bを備えたボールスタッド36が車両前後方向の軸回り(揺動中心B回り)に揺動するので、ボールスタッド36は、最も高い頻度で揺動する方向が車両前後方向の軸回り(揺動中心B回り)に往復移動する一揺動方向(矢印A方向)に特定されることになる。
本実施形態では、球状部36Bとソケット38との間に介在されるベアリングシート42は、内周面側が球状部36Bの摺動する摺動面44とされてかつグリース50の受給に用いられ、摺動面44の対向する位置に球状部36Bを前記一揺動方向(矢印A方向)の揺動中心Bでピン支承する支持部48が形成されるので(図3参照)、車両の走行時にボールスタッド36が車両前後方向の軸回り(揺動中心B回り)に揺動する場合には、ボールスタッド36からの入力荷重を支持部48が支持しており、これによって、支持部48に加わる面圧が高くなって球状部36Bからの荷重入力によって作用する面圧の大部分を支持部48が分担し、その結果、車両搭載時に摺動面44において支持部48以外の部分に加わる面圧が低く抑えられる(面圧のコントロール)。
ここで、面圧が低く抑えられた部分では、グリース50が容易に回り込めるので、摺動面44における支持部48以外の部分の潤滑性、換言すれば、摺動頻度が高くて摺動距離が長い部分の潤滑性が十分に向上し、車両走行時にボールスタッド36の球状部36Bは、低摩擦で摺動する。一方、支持部48での潤滑性は悪化するが、支持部48では、ボールスタッド36の揺動による球状部36Bの摺動が他部分に比べて少ない。
このように、本実施形態によれば、支持部48によって摺動面44に加わる面圧のバランスをとることで、車両走行に伴うロアボールジョイント24のベアリングシート42における摺動面44の潤滑性が改善される(アッパボールジョイント20(図1参照)も同様)。
[第2実施形態]
次に、ボールジョイントのベアリングシート及びボールジョイントの第2の実施形態を図4に基づき説明する。なお、第2の実施形態は、以下に説明する点を除き、第1の実施形態とほぼ同様の構成であるので、実質的に同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。
図4に示されるように、ベアリングシート42の摺動面44側には、溝部としてのグリース溝56が形成されている。グリース溝56は、グリース部54(図2参照)と支持部48とを相互に連通しており(図4では、グリース部の配置される位置のみを符号54で示す。)、支持部48を分断して(通って)摺動面44に沿う略車両上下方向に延在している。
このような構成によれば、第1の実施形態における作用及び効果に加えて、グリース部54におけるグリース50(図2参照)がグリース溝56を介して支持部48へ供給され、支持部48での潤滑性も確保でき、ボールスタッド36の球状部36B(図2参照)は、低摩擦で摺動する。このため、ロアボールジョイント24(図2参照、アッパボールジョイント20(図1参照)も同様)のベアリングシート42における摺動面44の潤滑性をより向上させることができる。
[実施形態の補足説明]
なお、図1に示されるように、上記実施形態では、車輪10側と車体16側とを連結するサスペンション12に用いられるロアボールジョイント24及びアッパボールジョイント20を例に挙げて説明したが、ボールジョイントは、伝達機構等に用いられてボールスタッドにおける最も高い頻度で揺動する方向が一揺動方向に特定される他のボールジョイントとしてもよい。
また、図2及び図3等に示されるように、上記実施形態では、ボールスタッド36の球状部36Bを支持する支持部48は、フラットな平面状部分が球状部36Bに当っているが、例えば、支持部がベアリングシート(本体)の中心側(凹状内側)へ突出する突部(例えば、半球状突起部、ドーム状突起部、円柱状突起部、円筒状突起部等)とされると共に、これらの突部が互いに対向(対面)配置されてボールスタッドの球状部に当る構成としてもよい。
さらに、上記実施形態では、ベアリングシート42の支持部48を周囲よりも厚肉にしているが、例えば、ソケットの内向き部分において、ボールスタッドの一揺動方向の揺動中心に対応する位置にソケットの中心側(凹状内側)へ向けて突出する突出部を設けると共に、ベアリングシートの肉厚を均一にし、前記突出部を覆って配置されるベアリングシートの一部を支持部としてもよい。
本発明の第1の実施形態に係るベアリングシートを備えたボールジョイントの配置位置を示すフロントサスペンションの背面視の構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るベアリングシートを備えたロアボールジョイントの全体構成を示す縦断面図である(球状部を一部切り欠いて示す。)。 本発明の第1の実施形態に係るベアリングシートを示す縦断面図である。図3(A)は、車両前後方向に切断した状態で示す。図3(B)は、図3(A)の3B−3B線断面に相当する。 本発明の第2の実施形態に係るベアリングシートを示す縦断面図である。図4(A)は、車両前後方向に切断した状態で示す。図4(B)は、図4(A)の4B−4B線断面に相当する。
符号の説明
10 車輪
12 サスペンション
16 車体
20 アッパボールジョイント(ボールジョイント)
24 ロアボールジョイント(ボールジョイント)
36 ボールスタッド
36B 球状部
38 ソケット
42 ベアリングシート
44 摺動面
44A 一般面
45 開口部
46 本体部
48 支持部
50 グリース(潤滑剤)
54 グリース部(潤滑剤溜り)
56 グリース溝(溝部)
A 一揺動方向
B 揺動中心

Claims (4)

  1. ボールスタッドの球状部と前記球状部が収容されるソケットとの間に介在され、前記球状部の挿入用の開口部が形成されて凹状とされると共に、内周面側が前記球状部の摺動する摺動面とされてかつ潤滑剤の受給に用いられる本体部と、
    前記摺動面の対向する位置に前記摺動面の一般面よりも相対的に前記本体部の中心側へ突出して前記球状部をピン支承可能な支持部と、
    を有することを特徴とするボールジョイントのベアリングシート。
  2. 前記ボールスタッドを備えたボールジョイントに設けられる潤滑剤貯留用の潤滑剤溜りと前記支持部とを相互に連通する溝部が前記摺動面側に形成されることを特徴とする請求項1記載のボールジョイントのベアリングシート。
  3. 車輪側と車体側とを連結するサスペンションに用いられるボールジョイントであって、
    球状部を備えて揺動可能とされ、最も高い頻度で揺動する方向が車両前後方向の軸回りに往復移動する一揺動方向に特定されるボールスタッドと、
    前記球状部が収容されるソケットと、
    前記球状部と前記ソケットとの間に介在されると共に内周面側が前記球状部の摺動する摺動面とされてかつ潤滑剤の受給に用いられ、前記摺動面の対向する位置に前記球状部を前記一揺動方向の揺動中心でピン支承する支持部が形成されるベアリングシートと、
    を有することを特徴とするボールジョイント。
  4. 潤滑剤貯留用の潤滑剤溜りを有し、前記潤滑剤溜りと前記支持部とを相互に連通する溝部が前記ベアリングシートにおける前記摺動面側に形成されることを特徴とする請求項3記載のボールジョイント。
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