JP5967430B2 - ミラーキャビネット - Google Patents

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本発明は、ミラーキャビネットに関する。
特許文献1には、従来のミラーキャビネットが開示されている。この特許文献1記載のミラーキャビネットは、中央のミラー扉と、両側のミラー扉と、導光板と、LEDとを備えている。導光板は、中央のミラー扉と両側のミラー扉との間に配置されている。導光板は、前面に光出射面を有している。また、導光板は、光入射面を有している。LEDは、光入射面から光を入射させるよう、導光板に隣接配置されている。
特開2011−152229号公報
ところで、この特許文献1記載のミラーキャビネットは、中央のミラー扉と両側のミラー扉との間から、前方に向かって発光するだけのものに過ぎない。このため、ユーザーは、ミラーキャビネットの下方で作業を行なう場合、手元が暗くて作業しにくい場合がある。
また、この特許文献1記載のミラーキャビネットは、導光板がミラーキャビネットの本体に固定されている。このため、ユーザーは、発光部を移動させて所望の部位に光を強く当てたい場合でも、発光部を近づけることができない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、鏡面の前方に向かって発光することができるだけでなく、鏡面よりも下方に向かって発光することもでき、その上、発光部を移動させることができるミラーキャビネットを提供することにある。
本発明のミラーキャビネットは、キャビネット本体の前方にセンターミラーとサイドミラーとが開閉自在に設けられたミラーキャビネットであって、前記サイドミラーは、閉じた状態において幅方向のうち前記センターミラー側の端部が中央側端部として定義されるものであり、当該サイドミラーは、鏡面を有する鏡付き板部と、一端が前記キャビネット本体の左右方向の端部に回動自在に連結され且つその他端が前記鏡付き板部の前記中央側端部に回動自在に連結され、これにより前記鏡付き板部を支持する支持連結部と、前記鏡付き板部の前記中央側端部の端縁に沿って設けられた棒状照明具とを備え、前記棒状照明具は、前記鏡付き板部の上下方向に沿った発光領域を有する線状発光部と、前記鏡付き板部の下方に向かって発光するスポット発光部とを有しており、前記線状発光部および前記スポット発光部には、それぞれに、LEDにより構成された光源が設けられていることを特徴とする。
また、本発明のミラーキャビネットは、キャビネット本体の前方にセンターミラーとサイドミラーとが開閉自在に設けられたミラーキャビネットであって、前記サイドミラーは、閉じた状態において幅方向のうち前記センターミラー側の端部が中央側端部として定義されるものであり、当該サイドミラーは、鏡面を有する鏡付き板部と、一端が前記キャビネット本体の左右方向の端部に回動自在に連結され且つその他端が前記鏡付き板部の前記中央側端部に回動自在に連結され、これにより前記鏡付き板部を支持する支持連結部と、前記鏡付き板部の前記中央側端部の端縁に沿って設けられた棒状照明具とを備え、前記棒状照明具は、前記鏡付き板部の上下方向に沿った発光領域を有する線状発光部と、前記鏡付き板部の下方に向かって発光するスポット発光部とを有しており、前記棒状照明具が、上下方向に長い導光部材と、前記導光部材の上端部から光を入射させ、LEDにより構成された光源とを具備し、前記スポット発光部が、前記導光部材の下端部に設けられていることを特徴とする。
本発明のミラーキャビネットによれば、鏡面の前方に向かって発光することができるだけでなく、鏡面よりも下方に向かって発光することもでき、その上、発光部を移動させることができる。
本実施形態の洗面化粧台の斜視図である。 本実施形態の洗面化粧台のサイドミラーが開いた状態の要部斜視図である。 本実施形態の洗面化粧台のサイドミラーが開いた状態の要部斜視図である。 本実施形態の棒状照明具であり(a)は側面図であり(b)は背面図である。 本実施形態の洗面化粧台のサイドミラーが閉じた状態の要部斜視図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面に基づいて説明する。
本実施形態のミラーキャビネット1は、洗面化粧台に用いられる。洗面化粧台は、図1に示されるように、ミラーキャビネット1と、ボウル部6と、下部キャビネット7とを備えている。
ミラーキャビネット1は、キャビネット本体2と、センターミラー3と、サイドミラー4とを備えている。キャビネット本体2は、前方に向かって開口した箱形状をしている。キャビネット本体2は、センターミラー3に対応する箇所に設けられた中央収納部21と、サイドミラー4に対応する箇所に設けられた側方収納部22とを備えている。側方収納部22は、中央収納部21の両側方に設けられている。中央収納部21と側方収納部22との間には、縦板(図示せず)が設けられている。中央収納部21および側方収納部22には、それぞれ複数の収納棚(図示せず)が設けられている。収納棚には、歯ブラシや小物等の収納物が収納される。
センターミラー3は、中央収納部21の前方開口を開閉できるようになっている。言い換えると、センターミラー3は、キャビネット本体2の前方に開閉自在に設けられている。センターミラー3は、前面に鏡面31を有している。センターミラー3は、正面視において、キャビネット本体2の左右方向の中央に配置されている。センターミラー3は、上下方向に長さを有し、左右方向に幅を有し、これにより正面視矩形状をしている。センターミラー3は、幅方向において正面視左側の端部に軸部(図示せず)を有している。センターミラー3は、軸部を介してキャビネット本体2に軸支されている。
サイドミラー4は、側方収納部22の前方開口を開閉できるようになっている。言い換えると、サイドミラー4は、キャビネット本体2の前方に開閉自在に設けられている。サイドミラー4は、図2に示されるように、鏡付き板部41と、支持連結部42と、棒状照明具5とを備えている。サイドミラー4は、鏡付き板部41と支持連結部42とが折り重ねられた状態で、側方収納部22の前方開口を閉塞する。
サイドミラー4は、側方収納部22の前方開口を閉じた状態において、鏡付き板部41の幅方向のうちのセンターミラー3側の端部が、中央側端部43として定義される。
鏡付き板部41は、側方収納部22の前方開口の外縁と略同じ外形となるよう形成されている。鏡付き板部41は、上下方向に長さを有し、左右方向に幅を有し、これにより正面視矩形状をしている。鏡付き板部41は鏡面410を有している。鏡付き板部41は、側方収納部22を閉じた状態において、鏡面410が前面に位置する。鏡付き板部41は、側方収納部22を閉じた状態で、センターミラー3に隣接配置される。鏡付き板部41は、側方収納部22の前方開口に、支持連結部42を介して開閉自在に取り付けられている。
支持連結部42は、鏡付き板部41を支持する。支持連結部42は、水平方向に幅を有し、上下方向に長さを有し、正面視矩形状をしている。支持連結部42は、鏡付き板部41と同形同大に形成された板状体である。つまり、支持連結部42の幅方向の長さは、鏡付き板部41の幅方向の長さと略同じ長さである。
支持連結部42は、鏡付き板部41とキャビネット本体2とを連結する。支持連結部42の幅方向のうち、キャビネット本体2に連結された側の端部は、第一端部421として定義される。支持連結部42の幅方向のうち、鏡付き板部41に連結された側の端部は、第二端部422として定義される。支持連結部42の第一端部421には、第一軸支部423が設けられている。第一軸支部423は、支持連結部42とキャビネット本体2の左右方向のいずれかの端部とを回動自在に連結する。より詳しく説明すると、正面視右側の鏡付き板部41を支持する支持連結部42は、キャビネット本体2の右側の端部に第一軸支部423を介して連結されている。正面視左側の鏡付き板部41を支持する支持連結部42は、キャビネット本体2の左側の端部に第一軸支部423を介して連結されている。また、支持連結部42の第二端部422には、第二軸支部424が設けられている。第二軸支部424は、支持連結部42と鏡付き板部41の中央側端部43とを回動自在に連結する。言い換えると、支持連結部42は、一端が前記キャビネット本体2の左右方向の端部に回動自在に連結され、且つ、その他端が鏡付き板部41の中央側端部43に回動自在に連結される。
支持連結部42は、鏡付き板部41が側方収納部22を閉じると、鏡付き板部41の裏側に位置するよう配置される。この状態で、支持連結部42において側方収納部22側に向く面は内側面として定義される。また、支持連結部42において鏡付き板部41側に向く面は外側面として定義される。支持連結部42の内側面には、図3に示されるように、鏡面420が設けられている。
また、鏡付き板部41が側方収納部22を閉じると、支持連結部42の外側面と、鏡付き板部41の鏡面410とは反対側の面(裏面)とが近接対向又は当接する。この状態から、鏡付き板部41が前方に引き出されると、支持連結部42の外側面と、鏡付き板部41の裏面とは、離れるように移動する。鏡付き板部41は、支持連結部42に重ねられた状態から、鏡付き板部41の鏡面410と、支持連結部42の鏡面420(内側面)とが、同一平面上に位置するまでの範囲で、支持連結部42に対して回動するようになっている。
この鏡付き板部41の中央側端部43の端縁には、棒状照明具5が取り付けられている。
棒状照明具5は、図5に示されるように、サイドミラー4が閉じられた状態において、センターミラー3とサイドミラー4との間に設けられている。棒状照明具5は、サイドミラー4が側方収納部22を閉じた状態で、鏡面410,31の前方に向かって発光し、且つ、鏡付き板部41よりも下方に向かって発光する。棒状照明具5は、導光部材51と、光源56とを備えている。
導光部材51は、光源56から発せられた光を内部に取り込み、線状発光部54およびスポット発光部55から光を発する。導光部材51は、サイドミラー4が側方収納部22を閉じた状態において、上下方向に長さを有し、左右方向に幅を有し、且つ前後方向に厚みを有しており、これにより棒状に形成されている。導光部材51は、鏡付き板部41の上下方向の略全長に亙った長さに形成されている。導光部材51は、鏡付き板部41と支持連結部42との間に固定されている。導光部材51は、サイドミラー4が側方収納部22を閉じると、センターミラー3と右側のサイドミラー4との間と、センターミラー3と左側のサイドミラー4との間とに、それぞれ配置される。導光部材51は、図4に示されるように、入射面52と、光拡散部53と、線状発光部54と、スポット発光部55とを備えている。
入射面52は、導光部材51の長手方向の端面に設けられている。入射面52は、導光部材51の上端面に設けられている。入射面52は、光源56から発せられた光が導光部材51内に入射するための面である。
光拡散部53は、導光部材51の長辺に沿った面に設けられている。光拡散部53は、鏡付き板部41が側方収納部22を閉じると、キャビネット本体2側に臨んでいる。光拡散部53は、入射面52から導光部材51内に入射した光を導光部材51内で拡散させる。本実施形態の光拡散部53は、例えば、正面視三角形状に形成されている。光拡散部53は、導光部材51の長手方向において入射面52から離れる側に向かうほど、幅広となるよう形成されている。光拡散部53は、例えば、シボ加工や、ドット印刷などにより形成される。
なお、光拡散部53は、入射面52から離れる程、面積が大きくなっているのが好ましいが、三角形状に限定されるものではない。例えば、光拡散部53は、円状や矩形状などの部分的に設けられた導光パターンが、入射面52から離れる側に向かうほど、大きな面積となるよう形成されていてもよい。
線状発光部54は、導光部材51の光拡散部53とは反対側の面に設けられている。線状発光部54は、鏡付き板部41の中央側端部43に沿うようにして上下に長く発光する発光領域を形成する。また、線状発光部54は、光拡散部53とは反対側の面に設けられており、鏡付き板部41が側方収納部22を閉じると、前方側に臨むよう配置される。線状発光部54からは、光拡散部53により拡散した光が導光部材51内から出射する。線状発光部54は、鏡付き板部41が側方収納部22を閉じた状態においては、例えば、前方斜め中央側に臨み、センターミラー3の前に立つユーザーに対して光を当てるように向けられている。なお、線状発光部54は、鏡面410に直角な方向に臨んだ状態で固定されてもよいし、導光部材51の鏡面410に対する角度を変えることで、鏡面410に対する角度が調整可能となっていてもよい。
スポット発光部55は、導光部材51の下端面に設けられている。スポット発光部55は、図5に示されるように、鏡付き板部41よりも下方に向かって光を発する。これにより、スポット発光部55は、ミラーキャビネット1の下方に位置するボウル部6に光を照射する。
光源56は、導光部材51の長手方向の上端部に配置されている。光源56は、指向性を有している。光源56の発光方向の先端側は、入射面52に臨んでいる。これにより、光源56から発せられた光は、入射面52から導光部材51内に入射するようになっている。光源56は、例えば、LED(Light Emitting Diode)により構成されている。光源56は、基板に取り付けられている。
光源56から光が発せられると、その光は、入射面52を介して導光部材51内に入射する。入射面52から入射した光は、導光部材51の内面に全反射を繰り返し、導光部材51の長手方向において入射面52とは反対側の端面に向かって進行する。進行する光の一部は、光拡散部53に反射して拡散する。光拡散部53により拡散した光は、線状発光部54に向かって反射する。この後、光は、線状発光部54を介して導光部材51から出射する。
また、入射した光のうち、線状発光部54から出射しなかった光は、導光部材51の内面に全反射を繰り返して入射面52とは反対側の端面に向かって進行し、スポット発光部55から出射する。
ボウル部6は、図1に示されるように、ミラーキャビネット1の下方に配置されている。ボウル部6は、例えば、白色の合成樹脂により形成されている。ボウル部6は、椀状に形成されている。ボウル部6の左右方向の側面は、底面に向かうほど平面視中央側に向かうよう傾斜している。ボウル部6は、水栓から吐出された湯水を受ける。水栓は、ボウル部6の上縁部に設けられている。
下部キャビネット7は、ボウル部6の下方に配置されている。下部キャビネット7は、ボウル部6を支持する。下部キャビネット7は、複数の引き出し部71を有している。
サイドミラー4が側方収納部22を閉じた状態で、スポット発光部55が光を発すると、その光は、ボウル部6に照射される。ボウル部6は、白色をしているため、多くの光量を反射させることができる。これにより、ミラーキャビネット1の下方をより一層明るくすることができる。さらに、スポット発光部55は、ボウル部6の傾斜した側面にも多くの光を当てる。このため、ユーザーがボウル部6で作業する際に、ユーザーの左右両側の下方からも光を当てることができる。
以上説明したように、本実施形態のミラーキャビネット1は、キャビネット本体2の前方にセンターミラー3とサイドミラー4とが開閉自在に設けられている。サイドミラー4は、閉じた状態において幅方向のうち前記センターミラー3側の端部が中央側端部43として定義される。サイドミラー4は、鏡付き板部41と、支持連結部42と、棒状照明具5とを備えている。鏡付き板部41は、鏡面410を有している。支持連結部42は、一端がキャビネット本体2の左右方向の端部に回動自在に連結され、且つ、その他端が、鏡付き板部41の中央側端部43に回動自在に連結されている。支持連結部42は、これにより鏡付き板部41を支持する。棒状照明具5は、鏡付き板部41の中央側端部43の端縁に沿って設けられている。棒状照明具5は、線状発光部54と、スポット発光部55とを有している。線状発光部54は、鏡付き板部41の上下方向に沿った発光領域を有する。スポット発光部55は、鏡付き板部41の下方に向かって発光する。
本実施形態のミラーキャビネット1によれば、ユーザーは、鏡付き板部41と共に棒状照明具5を移動させることができるため、線状発光部54の位置を調節することができる。これにより、例えば、ユーザーは、光を近づけたい場合に、簡単に棒状照明具5を移動させて近づけることができたり、眩しくない位置に光を移動させたりすることができる。しかも、棒状照明具5は、鏡付き板部41の下方に向かって発光するスポット発光部55を有しているため、棒状照明具5を移動させることで、ユーザーは、手元においても所望の部位に光を当てることができる。
しかも、サイドミラー4が閉じた状態では、線状発光部54からの光は、ユーザーに対して、正面から光を当てる。このため、本実施形態のミラーキャビネット1によれば、ユーザーに正面側から上から下までほぼ均一に光を当てながら、または上から下まで最適な光量分布の光を当てながら、それでいて、眩し過ぎないようにすることができる。この結果、光を効率よく活用できるため、より少ない電力で照度を得ることができる。
さらに、本実施形態のミラーキャビネット1は、導光部材51の下端面がスポット発光部55となっているため、手元照明のための照明装置を設置するためのスペースを省略することができる。
また、本実施形態のミラーキャビネット1は、支持連結部42の内側面に鏡面420が設けられている。また、鏡付き板部41が支持連結部42から離れる側に回動すると、鏡付き板部41の鏡面410と支持連結部42の鏡面420とが連続した鏡面を構成し、しかも、鏡付き板部41の鏡面410と支持連結部42の鏡面420との間に棒状照明具5が配置される。このため、本実施形態のミラーキャビネット1によれば、ユーザーは、三面鏡として使用することができるだけでなく、サイドミラー4側から光を当てながら、広い範囲で鏡面を使用して、ユーザーの側部を見ることができる。
なお、本実施形態のミラーキャビネット1は、支持連結部42の内側面に鏡面420が設けられていたが、本発明のミラーキャビネットにおいて、支持連結部には鏡面が設けられていなくてもよい。また、支持連結部42は板状体でなくてもよく、例えば、棒状のアームにより構成されていてもよい。また、上下方向に沿った発光領域を有する線状発光部54と、下方に向かって発光するスポット発光部55とにそれぞれ光源56を設け、この異なる光源56により発光するようにしてもよい。
1 ミラーキャビネット
2 キャビネット本体
21 中央収納部
22 側方収納部
3 センターミラー
31 鏡面
4 サイドミラー
41 鏡付き板部
410 鏡面
42 支持連結部
420 鏡面
421 第一端部
422 第二端部
423 第一軸支部
424 第二軸支部
43 中央側端部
5 棒状照明具
51 導光部材
52 入射面
53 光拡散部
54 線状発光部
55 スポット発光部
56 光源
6 ボウル部
61 水栓
7 下部キャビネット
71 引き出し部

Claims (2)

  1. キャビネット本体の前方にセンターミラーとサイドミラーとが開閉自在に設けられたミラーキャビネットであって、
    前記サイドミラーは、閉じた状態において幅方向のうち前記センターミラー側の端部が中央側端部として定義されるものであり、
    当該サイドミラーは、
    鏡面を有する鏡付き板部と、
    一端が前記キャビネット本体の左右方向の端部に回動自在に連結され且つその他端が前記鏡付き板部の前記中央側端部に回動自在に連結され、これにより前記鏡付き板部を支持する支持連結部と、
    前記鏡付き板部の前記中央側端部の端縁に沿って設けられた棒状照明具と
    を備え、
    前記棒状照明具は、
    前記鏡付き板部の上下方向に沿った発光領域を有する線状発光部と、
    前記鏡付き板部の下方に向かって発光するスポット発光部と
    を有しており、
    前記線状発光部および前記スポット発光部には、それぞれに、LEDにより構成された光源が設けられている
    ことを特徴とするミラーキャビネット。
  2. キャビネット本体の前方にセンターミラーとサイドミラーとが開閉自在に設けられたミラーキャビネットであって、
    前記サイドミラーは、閉じた状態において幅方向のうち前記センターミラー側の端部が中央側端部として定義されるものであり、
    当該サイドミラーは、
    鏡面を有する鏡付き板部と、
    一端が前記キャビネット本体の左右方向の端部に回動自在に連結され且つその他端が前記鏡付き板部の前記中央側端部に回動自在に連結され、これにより前記鏡付き板部を支持する支持連結部と、
    前記鏡付き板部の前記中央側端部の端縁に沿って設けられた棒状照明具と
    を備え、
    前記棒状照明具は、
    前記鏡付き板部の上下方向に沿った発光領域を有する線状発光部と、
    前記鏡付き板部の下方に向かって発光するスポット発光部と
    を有しており、
    前記棒状照明具が、
    上下方向に長い導光部材と、
    前記導光部材の上端部から光を入射させ、LEDにより構成された光源と
    を具備し、
    前記スポット発光部が、前記導光部材の下端部に設けられている
    ことを特徴とするミラーキャビネット。
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