JP5967255B2 - カテーテル及びカテーテルの製造方法 - Google Patents
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Description
図1は第1の実施形態に係るカテーテル100の管状本体10における先端部の側断面図である。図1の左方がカテーテル100の先端側(以下、「遠位端側DE」ともいう)にあたり、右方が手元側(以下、「基端部側」あるいは「近位端側CE」ともいう)にあたる。ただし、図1においてはカテーテル100の近位端側CEは図示を省略している。また、図2は図1のX−X線断面図で、カテーテル100を補強層(コイル)30付近で切断した断面図である。図3は図1のY−Y線断面図で、カテーテル100をマーカー40付近で切断した断面図である。図4は第1の実施形態に係るカテーテル100のマーカー40と補強層30との付近の一部拡大断面図であり、マーカー40と補強層30との位置関係を示している。また、マーカー40と内層11との間に、外層12の樹脂材料121が入り込んだ状態を示している。図5(a)は第1の実施形態に係る補強層30を、隣接するコイル31の巻線間の近接縁間距離(以下、「巻回ピッチ」ということがある)を変えて形成した図である。図5(b)は、マーカー40の装着予定部分のコイル31を切断し除去して凹溝112が形成された状態を示す。図5(c)は、コイル31を除去した凹溝112の位置であって補強層30と離間距離Bの位置に、マーカー40を装着した状態を示す側面図である。図6(a)は第1の実施形態に係るカテーテル100の全体側面図を示し、図6(b)および図6(c)は、カテーテル100の屈曲例を示す側面図である。
次に、第2の実施形態に係るカテーテルについて説明する。図7は、第2の実施形態に係るカテーテル200の管状本体210先端部(遠位端側DE)の側断面図である。図8は、第2の実施形態に係るカテーテル200の全体図と屈曲例の図である。図8(a)はカテーテル200を屈曲する前の全体を示す側面図である。図8(b)は後述するスライダ264aを操作して先端を上方に屈曲させた状態を示す側面図である。図8(c)はスライダ264aを操作して、先端を図8(b)よりも大きな曲率で上方に屈曲させた状態を示す側面図である。図8(d)はスライダ264bを操作して先端を下方に屈曲させた状態を示す側面図である。図8(e)はスライダ264bを操作して、先端を図8(d)よりも大きな曲率で下方に屈曲させた状態を示す側面図である。
以下、参考形態の例を付記する。
1.
内部にメインルーメンを有する長尺の管状本体を備えるカテーテルであって、
樹脂材料により形成された前記管状本体と、
前記管状本体の前記メインルーメンの外周に、前記樹脂材料よりも硬質な材料で形成された補強層と、
前記管状本体の遠位端側に装着されたマーカーと、を備え、
前記マーカーが、前記補強層よりも前記管状本体の長手方向の遠位側に、当該補強層と離間して配置されたカテーテル。
2.
前記管状本体は、内層と、外層と、を有し、
前記補強層は、前記内層の外周表面にコイルを巻回して形成されたことを特徴とする1.に記載のカテーテル。
3.
前記補強層と前記マーカーとの長手方向の離間距離は、前記コイルを形成する線材の外径よりも少なくとも広いことを特徴とする2.に記載のカテーテル。
4.
前記補強層と前記マーカーとの長手方向の離間距離は、前記補強層の隣接する前記コイルの巻線間の近接縁間距離よりも広いことを特徴とする3.に記載のカテーテル。
5.
前記コイルは、
前記遠位側に近くなるほど、隣接する前記コイルの巻線間の近接縁間距離が次第に大きくなるよう巻回したことを特徴とする2.〜4.のいずれか1つに記載のカテーテル。
6.
前記マーカーは、前記補強層と同層に形成されたことを特徴とする1.〜5.のいずれか1つに記載のカテーテル。
7.
前記マーカーは、X線不透過性の材料で形成されたことを特徴とする1.〜6.のいずれか1つに記載のカテーテル。
8.
外層を有した前記管状本体の前記外層は、少なくとも1つのサブルーメンを有し、
前記サブルーメンは、
内部に摺動可能に操作線が挿通され、
前記操作線の近位端部を牽引することにより、前記管状本体の遠位端部が屈曲することを特徴とする2.〜7.のいずれか1つに記載のカテーテル。
11、211 内層
111、2111 樹脂材料
12、212 外層
121、2121 樹脂材料
15、215 遠位端部
16、216 近位端部
20、220 メインルーメン
30、230 補強層
31、231 コイル
40、240 マーカー
112 凹溝
100、200 カテーテル
270、270a、270b 操作線
280、280a、280b サブルーメン
A 近接縁間距離
B 離間距離
C 近接縁間距離
D 外径
DE 遠位端側
PE 近位端側
CE 近位端側
Claims (4)
- 第1樹脂材料により形成された管状部材と、
前記第1樹脂材料よりも硬質な材料により形成され、前記管状部材に巻かれたコイルと、
前記管状部材の外周に形成され、前記コイルの一端から前記コイルの外側にスパイラル状に延伸している溝と、
前記コイルを基準にしたときに前記溝側に位置しており、前記コイルから離間して前記管状部材に設けられたマーカーと、
を備え、
前記マーカーは、前記管状部材が差し込まれた開口を有し、
前記開口の内側面は、前記溝を覆い、かつ前記管状部材の外周に取り付けられているカテーテル。 - 請求項1に記載のカテーテルにおいて、
前記開口の前記内側面は、前記溝の少なくとも1周を覆っているカテーテル。 - 請求項1又は2に記載のカテーテルにおいて、
前記コイルの前記材料よりも軟質な第2樹脂材料により形成され、前記管状部材の外周、前記コイル、及び前記マーカーを覆う樹脂層を備え、
前記樹脂層は、一部が前記溝と前記マーカーの間に位置するカテーテル。 - 第1樹脂材料により形成された管状部材を準備する工程と、
前記管状部材の外周に、前記第1樹脂材料よりも硬質な材料により形成されたコイルを巻きつける工程と、
前記コイルのうち前記管状部材の一端側に位置する部分を除去する工程と、
前記コイルの前記部分を除去した後、前記コイルから離間して前記管状部材の前記一端側にマーカーを設ける工程と、
を備え、
前記管状部材に前記コイルを巻きつける工程では、前記管状部材に前記コイルを食い込ませることにより、前記管状部材の前記外周に溝を形成し、
前記マーカーは、開口を有し、
前記マーカーを設ける工程では、前記マーカーは、前記管状部材が前記開口に差し込まれ、前記開口の内側面が前記溝を覆い、前記開口の内側面が前記管状部材の外周に取り付けられるように、前記管状部材の前記一端に設けられるカテーテルの製造方法。
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