JP5965714B2 - 水平連続鋳造用水冷ジャケットとそれを用いた水平連続鋳造装置 - Google Patents
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Description
前記水冷ジャケットの役割は連鋳鋳型を冷却することで、保持炉の鋳込口から連鋳鋳型に注湯されてきた溶湯を連続的に凝固させることである。
また下記特許文献2は水平連続鋳造設備用モールドに関し、タンディッシュ(10)に2つのモールド(25、35)を密着接続し、第1モールド(25)、第2モールド(35)の外周側に冷却水通路(30)(42)をそれぞれ設けた発明が開示されている。
更に下記特許文献3は連続鋳造用鋳型及び水平連続鋳造方法に関し、保持炉(1)の鋳込口(1a)に黒鉛鋳型(4)とこの黒鉛鋳型(4)を冷却する水冷ジャケット(5)を備えた構成が開示されている。
特に鋳型の冷却に関して言えば、上記特許文献1〜3に開示するものでは、何れも鋳型の外側に水冷ジャケットが配置されているものの、そのような比較的単純な配置構成では、実際問題として、いくら冷却水路設計等をあれこれ考慮しても、得られる連続鋳造鋳片が均質なものとなり難い問題があった。
即ち、連続鋳造用水冷ジャケットに求められる性能は、溶融金属から鋳型を介して安定して且つ効率よく抜熱することである。溶融金属の熱は、黒鉛鋳型等の連鋳鋳型、水冷ジャケット、冷却水へと伝熱し、冷却水の循環により排出される。この伝熱経路で重要となるのは、水冷ジャケット内壁と鋳型との接触状態である。この接触状態を良好に保つため、通常、水冷ジャケットの内壁寸法と鋳型の外形寸法とが設計上では管理されている。
しかしながら実際の操業中においては、水冷ジャケットは保持炉側からの強力な伝熱或いは輻射を受け易く、そのような強力な熱をもろに受ける場合には、保持炉に近い側と遠い側とで大きな温度差、ムラを生じることになる。
そしてこのような場所による大きな温度差やムラが水冷ジャケットに生じると、それによって水冷ジャケットには熱による歪み(熱歪み)が生じ、これが水冷ジャケットと鋳型との間に接触状態の不均一、隙間を招くことになり、鋳型に対する良好な冷却を確保できなくなるのである。水平連続鋳造の場合は、特にその傾向が大きくなって現れ易い。
また水冷ジャケットの熱歪みが大きくなると、黒鉛鋳型等の連鋳鋳型にも熱歪みが生じ易くなり、結果として割れ易くなる問題が生じるのである。
このように、単に鋳型の冷却効率の向上を目指して冷却水路設計行っても、実際にはなかなか思うような効果を得ることができなかったのは、実のところ、作業中に水冷ジャケットに生じる熱歪みやそれによる隙間の発生によるものであるということに気がつかなかったからに他ならないのである。
そこで本発明者は、水冷ジャケットに発生する歪みを軽減し、水冷ジャケット内壁と黒鉛鋳型等の連鋳鋳型との接触状態を安定させることで、溶湯からの安定した且つ効率のよい抜熱を達成したのである。
前記連鋳鋳型の外側周に対して嵌め込まれる筒内孔を備えた筒状のジャケット本体部と、該筒状のジャケット本体部の一端側に外フランジとして形成され、前記鋳込口の周囲の保持炉壁面に対して着脱可能に取り付けられるジャケットフランジ部とを有し、
前記筒状のジャケット本体部には前記連鋳鋳型を冷やすための第1の冷却水循環空間を設けると共に、前記ジャケットフランジ部には前記保持炉壁面からの熱の影響を低減するための第2の冷却水循環空間を設け、
且つ前記第2の冷却水循環空間を前記ジャケットフランジ部の外周近くから前記筒内孔近傍までの範囲に亘って設けることで、前記第1の冷却水循環空間の位置が第2の冷却水循環空間の背後となって前記保持炉壁面には対面しない構成とし、
加えて前記第1の冷却水循環空間と第2の冷却水循環空間とは、1つの水冷ジャケットにおける異なる2系列の冷却水循環空間として相互に独立制御される構成としていることを第1の特徴としている。
また本発明の水平連続鋳造用水冷ジャケットは、上記第1の特徴に加えて、ジャケット本体部のジャケットフランジ部とは反対側の端部に、引き抜かれた鋳片からの輻射熱が及ぶのを遮蔽する遮蔽板を取り付けてあることを第2の特徴としている。
また本発明の水平連続鋳造装置は、上記第1又は第2の特徴に記載の水平連続鋳造用水冷ジャケットを用い、金属溶湯を保持炉の鋳込口から連鋳鋳型を介して水平方向に連続的に導き出して行う水平連続鋳造装置であって、前記保持炉の鋳込口は1乃至複数を保持炉の側壁部に水平方向に設け、前記連鋳鋳型は、筒状体として、これを前記鋳込口に連続して水平方向に配置し、前記水平連続鋳造用水冷ジャケットは、そのジャケット本体部の内孔で前記連鋳鋳型の外側周に嵌まり合うと共にジャケットフランジ部で鋳込口の周囲の保持炉壁面に取り付けられていることを第3の特徴としている。
また本発明の水平連続鋳造装置は、上記第3の特徴に加えて、ジャケットフランジ部の第2の冷却水循環空間に流れる冷却水を制御することで、ジャケット本体部での熱歪みの発生を防止するよう構成したことを第4の特徴としている。
水冷ジャケットは、その筒状のジャケット本体部で前記連鋳鋳型を外嵌合すると共に、前記ジャケット本体部の一端側に形成されたジャケットフランジ部で前記鋳込口周囲の保持炉壁面に着脱自在に取り付けられる。即ち、水冷ジャケットはジャケットフランジ部を設けることによって、保持炉に対して簡単に取り付け取り外しができる。また連鋳鋳型は取り替えが頻繁に必要となるが、ジャケット本体部の筒内に嵌め合わせることで、容易に取り替えることができる。
特に水冷ジャケットは、連鋳鋳型に沿って設けられる第1の冷却水循環空間をジャケット本体部に設けるだけではなく、第2の冷却水循環空間をジャケットフランジ部に設けているので、前記第1の冷却水循環空間による連鋳鋳型の冷却は当然のこと、前記ジャケットフランジ部に設けた第2の冷却水循環空間により保持炉から強烈に伝導、放射してくる熱を効果的に冷却することができる。このため、水冷ジャケット自体の各部、各場所による温度差、温度ムラを十分に抑制することが可能となり、運転中において水冷ジャケットに熱による歪みが生じるのを抑制することができる。熱歪みが生じる場合には、ジャケット本体部が歪むことで、ジャケット本体部と鋳鉄鋳型との間に隙間が生じ、冷却効率が悪くなる他、冷却のムラが生じて、生産性が悪くなり、また表面欠陥、表皮の破れなどが生じ易く、良好な鋳片が連続鋳造できない。
本発明では、保持炉との取り付け取り外しを容易にしたジャケットフランジ部に第2の冷却水循環空間を設けることで、保持炉側からの熱の影響を低減し、水冷ジャケットに熱歪みが生じるのを防止するようにしたので、操業中に水冷ジャケットと連鋳鋳型とに隙間が発生するのを防止することができる。よって設計通りの冷却を確保することができ、良好な水平連続鋳造を生産性よく行うことができる。勿論、水冷ジャケットと連鋳鋳型との隙間の発生を防止することができるので、連鋳鋳型そのものに生じる熱歪みが防止され、割れの発生を抑制することができる他、表面欠陥等の欠陥の少ない良好なオシレーションマークのある鋳片を得ることができる。
特に請求項1の発明では、第2の冷却水循環空間を前記ジャケットフランジ部の外周近くから筒内孔近傍までの範囲に亘って設けることで、前記第1の冷却水循環空間の位置が第2の冷却水循環空間の背後となって前記保持炉壁面には対面しない構成としているので、
第1の冷却水循環空間が保持炉の側壁からの熱により影響を受けるのを、その前に立ちはだかる第2の冷却水循環空間によって防ぐことができる。
加えて、前記第1の冷却水循環空間と第2の冷却水循環空間とは、1つの水冷ジャケットにおける異なる2系列の冷却水循環空間として相互に独立制御される構成としているので、
第1の冷却水循環空間には、連鋳鋳型を最適な状態に冷却できるように冷却水の循環を行わせる一方、第2の冷却水循環空間には、そのような第1の冷却水循環空間での循環に対して、水冷ジャケットやジャケット本体部に熱歪みが発生しない状態となるように、別の条件にあうように冷却水の循環を行わせることができる。
導出された連続鋳造鋳片からの熱の影響が水冷ジャケット側に及ぶのを抑制することができる。
保持炉の金属溶湯を1乃至複数の鋳込口から連鋳鋳型を介して水平方向に導き出して連続鋳造することができる。そして連鋳鋳型は、その外側周に嵌まり合うジャケット本体部の第1の冷却水循環空間を循環する冷却水により冷却され、水冷ジャケットそのものは、ジャケットフランジ部の第2の冷却水循環空間を循環する冷却水により、保持炉側からの熱の影響を低減されて、熱歪みの発生を防止される。これによりジャケット本体部とその内孔に嵌まり合う連鋳鋳型との接触不良や隙間の発生が予防され、良好な水平連続鋳造鋳片が効率よく且つ安定して得られる。
請求項4に記載の水平連続鋳造装置によれば、請求項3に記載の構成による作用効果に加えて、ジャケットフランジ部の第2の冷却水循環空間に流れる冷却水を制御することで、ジャケット本体部での熱歪みの発生を防止するよう構成したので、
ジャケット本体部の第1の冷却水循環空間を流れる冷却水の循環量を、連鋳鋳型の冷却条件に合わせて如何に設定しても、それに対応して第2の冷却水循環空間を流れる冷却水を制御して、ジャケット本体部に熱歪みが発生しないようにすることで、ジャケット本体部と鋳鉄鋳型との間に接触不良部分や隙間が発生するのを確実に防止することができる。これにより、良好水平連続鋳造鋳片を効率よく、安定して得ることができる。
図1は実施形態に係る水平連続鋳造装置の全体の概略構成を示す。水平連続鋳造装置は、保持炉10と、水平連続鋳造用水冷ジャケット20と、連鋳鋳型として黒鉛鋳型30とを備えている。
前記連鋳鋳型としての黒鉛鋳型30は、代わりにセラミックス鋳型、黒鉛とセラミックスとの複合材からなる鋳型であってもよい。勿論、その他の材料からなる鋳型が考えられる。
保持炉10の側壁部の下部に鋳込口13が設けられている。該鋳込口13は水平方向に設けられ、金属溶湯が保持炉10内から鋳込口13を通って、水平方向に導き出されるようになされている。
前記鋳込口13に丁度連続するように黒鉛鋳型30が水平方向に配置される。この黒鉛鋳型30は筒状体として構成される。筒穴の穴形状は製造される鋳片Wの断面形状に応じて、丸、正方形、長方形、その他の形状とされる。
保持炉10の金属溶湯は前記鋳込口13から黒鉛鋳型30を介して、水平方向に導出され、その間に冷却され、凝固する。
前記鋳込口13は保持炉10に対して1乃至複数個を設けることができる。
前記ジャケット本体部21は筒状に構成され、その筒内孔21aが前記黒鉛鋳型30の外側周に丁度嵌まり合う(外嵌合する)ようにされている。
黒鉛鋳型30は1連続鋳造回毎或いは複数連続鋳造回毎に取り替えるものとし、古い黒鉛鋳型30をジャケット本体部21の内穴から取り除き、新しい黒鉛鋳型30をその外側周でジャケット本体部21の筒内孔内21aに嵌め込んで一体化する。このとき黒鉛鋳型30の外側周面とジャケット本体部21の内孔21aの内側周面とが相互に接触するように構成している。
前記ジャケットフランジ部22は、前記筒状のジャケット本体部21の一端側に外フランジとして形成されている。
ジャケットフランジ部22には、断熱材22aを前記保持炉10との当接面側に積層するように設けることができる。
ジャケットフランジ部22は前記鋳込口13の周囲の外壁面(鉄被12)に対して接面状態に取り付けられる。
ジャケットフランジ部22の保持炉10の外壁面への取り付けは、取付ネジ23等の着脱自在な取付手段を用いて、着脱自在に取り付けることができる。
前記第1の冷却水循環空間24は、前記筒状のジャケット本体部21の肉厚内に、黒鉛鋳型30に沿った状態で設けている。より具体的には、黒鉛鋳型30の外側周の外側に平行な筒状空間を構成するように第1の冷却水循環空間24を設けている。
第1の冷却水循環空間24に冷却水が循環されることで、第1の冷却水循環空間24の内側にあるジャケット本体部21を介して黒鉛鋳型30がその外側周から冷却され、更に黒鉛鋳型30内を通過する溶融金属が冷却される。この意味において、第1の冷却水循環空間24は溶融金属冷却用冷却水循環空間と言えるものである。
前記第2の冷却水循環空間25は、前記ジャケットフランジ部22の肉厚内に、前記鋳込口13の周囲の保持炉10の壁面に沿った状態で設けている。より具体的には、保持炉10の壁面に平行な空間を構成するように第2の冷却水循環空間25を設けている。
第2の冷却水循環空間25は、ジャケットフランジ部22の外周近くから筒内孔21a近傍まで設けられるのが好ましい。従ってジャケット本体部21の第1の冷却水循環空間24は、ジャケットフランジ部22がある一端側では保持炉10の側壁には対面することはなく、代りに第2の冷却水循環空間25が、保持炉10の側壁に対面した状態となっている。
以上のように第2の冷却水循環空間25が構成されることで、保持炉10側からの熱がジャケット本体部21側へ大きく影響するのを防ぐことができる。
第2の冷却水循環用空間25の存在により、水冷ジャケット20の全体の温度分布を分布差、分布ムラの少ない状態にすることができる。
逆に言えば、第2の冷却水循環用空間25に流す冷却水の循環量は、第1の冷却水循環空間24に冷却水を流して黒鉛鋳型30を冷却する際に生じる水冷ジャケット20自体の温度ムラを解消するように制御されることになる。
よって隙間等が生じないので、設計通りの冷却を確保して、効率よく水平連続鋳造することができる。
勿論、水冷ジャケット20と黒鉛鋳型30との隙間の発生を防止することができるので、黒鉛鋳型30そのものに生じる熱歪みが防止され、割れの発生や表面欠陥のない良好な鋳片Wを確実に、効率よく得ることができる。
即ち、第1の冷却水循環空間24に流す冷却水の流量、流速の制御は、黒鉛鋳型30を介して黒鉛鋳型30内を通過する金属の冷却条件が所望の最適状態となるように制御設計することになる。
一方、第2の冷却水循環空間25に流す冷却水の制御は、第1の冷却水循環空間24に何らかの制御に基づいて冷却水が流れている状態を前提として、水冷ジャケット20の全体の温度バランスをとり、少なくともジャケット本体部21に熱歪みが生じるのを回避し、これによってジャケット本体部21と黒鉛鋳型30との間に不均一な隙間や接触不良が生じないように制御設計をすることになる。
勿論、第1の冷却水循環空間24と第2の冷却水循環空間25との通路断面積や分布等の構成をそれぞれ予め考慮しておくことで、別々に流量や流速を制御することなく、1つの制御系統によって制御を行うことも可能である。
11 炉本体
12 鉄皮
13 鋳込口
20 水平連続鋳造用水冷ジャケット
21 ジャケット本体部
21a 筒内孔
22 ジャケットフランジ部
22a 断熱材
23 取付ネジ
24 第1の冷却水循環空間
25 第2の冷却水循環空間
26 遮蔽板
30 黒鉛鋳型
W 鋳片
Claims (4)
- 金属溶湯を保持炉の鋳込口から連鋳鋳型を介して水平方向に連続的に導き出して行う水平連続鋳造に用いられる水冷ジャケットであって、
前記連鋳鋳型の外側周に対して嵌め込まれる筒内孔を備えた筒状のジャケット本体部と、該筒状のジャケット本体部の一端側に外フランジとして形成され、前記鋳込口の周囲の保持炉壁面に対して着脱可能に取り付けられるジャケットフランジ部とを有し、
前記筒状のジャケット本体部には前記連鋳鋳型を冷やすための第1の冷却水循環空間を設けると共に、前記ジャケットフランジ部には前記保持炉壁面からの熱の影響を低減するための第2の冷却水循環空間を設け、
且つ前記第2の冷却水循環空間を前記ジャケットフランジ部の外周近くから前記筒内孔近傍までの範囲に亘って設けることで、前記第1の冷却水循環空間の位置が第2の冷却水循環空間の背後となって前記保持炉壁面には対面しない構成とし、
加えて前記第1の冷却水循環空間と第2の冷却水循環空間とは、1つの水冷ジャケットにおける異なる2系列の冷却水循環空間として相互に独立制御される構成としていることを特徴とする水平連続鋳造用水冷ジャケット。 - ジャケット本体部のジャケットフランジ部とは反対側の端部に、引き抜かれた鋳片からの輻射熱が及ぶのを遮蔽する遮蔽板を取り付けてあることを特徴とする請求項1に記載の水平連続鋳造用水冷ジャケット。
- 請求項1又は2に記載の水平連続鋳造用水冷ジャケットを用い、金属溶湯を保持炉の鋳込口から連鋳鋳型を介して水平方向に連続的に導き出して行う水平連続鋳造装置であって、前記保持炉の鋳込口は1乃至複数を保持炉の側壁部に水平方向に設け、前記連鋳鋳型は、筒状体として、これを前記鋳込口に連続して水平方向に配置し、前記水平連続鋳造用水冷ジャケットは、そのジャケット本体部の内孔で前記連鋳鋳型の外側周に嵌まり合うと共にジャケットフランジ部で鋳込口の周囲の保持炉壁面に取り付けられていることを特徴とする水平連続鋳造装置。
- ジャケットフランジ部の第2の冷却水循環空間に流れる冷却水を制御することで、ジャケット本体部での熱歪みの発生を防止するよう構成したことを特徴とする請求項3に記載の水平連続鋳造装置。
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