JP5965559B1 - 部品接合装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 接合材におけるボイドや酸化の発生を防止して被接合体の接合体に対する高い接合性を確保する。【解決手段】接合材93を挟んで接合体91と被接合体92が位置される接合ワーク90において被接合体を接合材によって接合体に接合する部品接合装置31であって、被覆シート37に覆われた状態で接合ワークが配置される配置面32aを有し少なくとも配置面に開口するエアー排出孔34が形成されたベース筐体32を備え、エアー排出孔からの吸引によって被覆シートと配置面の間の空間が真空状態にされたときに、接合ワークが被覆シートに押さえられた状態でヒーター51が設けられた加圧ヘッド50により押圧されて加熱及び加圧される。【選択図】図9

Description

本発明は、加熱及び加圧されることにより接合材によって接合体に被接合体を接合する部品接合装置についての技術分野に関する。
特開2010−118534号公報 特開2014−179422号公報
被接合体、例えば、電子部品等を接合体、例えば、基板等に接合する方法として、はんだを用いた接合方法がある。はんだを用いた接合方法は、電子部品を短時間で接合可能である点、はんだが温度変化に伴って生じる熱歪みに高い信頼性がある点、複数の電子部品をリフローによって一度に接合することが可能である点等において利点を有している。
しかしながら、はんだを用いた接合方法にあっては、電子部品の複数の電極端子を微細な間隔で接合することが困難である点、はんだが銀等と比較して電気導電性や熱伝導性が低いと言う点等において欠点を有している。
一方、電子部品を基板に接合する方法として、加熱や加圧を行ったり超音波振動を付与して接合を行う等の拡散接合による方法がある(例えば、特許文献1参照)。
一般的に、拡散接合は、接合体と被接合体の間に接合材をインサートし、接合材を固体状態で接合する固相拡散と溶融状態で接合する液相拡散とがある。
固相拡散による方法は、一定の条件における加熱や加圧によっては溶融しない金属(電極)間に生じる原子の拡散現象を利用した接合方法であり、一般に、はんだの融点より低い温度条件下において行われ、はんだを用いた接合方法よりも接合作業における温度を下げることが可能である。
一方、表面被膜を破る液相拡散による方法は、複数の金属種からなる金属粉末あるいは層状金属箔を接合材として、低融点の金属を溶融させ拡散させることにより、接合を行う方法であり、再溶融温度を低融点金属及びはんだの融点より高くすることが可能である。
接合材の表面に酸化被膜が存在する場合に、固相拡散接合では接合体と被接合体を接合させることが難しくなる。この場合に、接合材の表面被膜を破り新生面を生じさせることで接合が可能となる。接合材に新生面を生じさせる方法として、超音波振動を加える方法及び加圧や加熱により金属を変形させて被膜を破る方法等がある。
液相拡散接合は、接合材に含まれる低融点の金属を溶融させ、高融点の金属接合材料及び接合体と被接合体の金属間を急速に拡散させ、合金(金属間化合物)を生じさせることで接合する。生成した合金は、冷却されて固化した後に高融点のはんだとなり、低融点の金属の温度では再溶融することはない。このことから、液相拡散接合は、遷移的液相(TLP:Transient Liquid Phase)焼結とも呼ばれている。
このような拡散接合による方法は、例えば、所定の温度と圧力を加えて電子部品の電極端子と基板の電極とを直接に接合する方法や電子部品の電極端子と基板の電極との間に金属微粉末ペースト等の接合材を塗布し金属微粉末ペーストを焼結して接合する方法として、多く用いられる。
拡散接合による方法は、良好な耐熱性を有すると共に高い電気導電性や熱伝導性を確保することが可能であると言う利点を有している。従って、拡散接合は、特に、良好な熱特性及び電気特性を必要とするSiC(シリコン・カーバイド)やGaN(ガリウム・ナイトライド)等の次世代パワー半導体の他、高輝度LED(Light Emitting Diode)の接続やLSI(Large Scale Integration)における接合等の広範囲の分野で使用可能な接合方法である。
一方、拡散接合は、高い圧力を必要とすると共に十分な拡散反応を生じさせるために、はんだによる接合時間よりも多くの時間を必要とすると言う欠点も有している。
また、拡散接合による方法として、電子部品と基板を接合材を挟んで位置させた状態で電子部品を加圧し真空オーブン等に投入して加熱し接合を行う方法もある(例えば、特許文献2参照)。
ところが、はんだや金属微粉末ペースト等の接合材を用い加熱及び加圧によって被接合体を接合体に接合する上記のような方法にあっては、作業環境によっては接合材においてボイド(気泡)が発生したり、酸化による接合材の劣化が生じるおそれがある。
このようなボイドや酸化が生じてしまうと、被接合体の接合体に対する良好な接合性が阻害され被接合体の接合体に対する接合強度が低下するおそれがある。
そこで、本発明は、上記した問題点を克服し、接合材におけるボイドや酸化の発生を防止して被接合体の接合体に対する高い接合性を確保することを目的とする。
本発明に係る部品接合装置は、接合材を挟んで接合体と被接合体が位置される接合ワークにおいて前記被接合体を前記接合材によって前記接合体に接合する部品接合装置であって、被覆シートに覆われた状態で前記接合ワークが配置される配置面を有し少なくとも前記配置面に開口するエアー排出孔が形成されたベース筐体を備え、前記エアー排出孔からの吸引によって前記被覆シートと前記配置面の間の空間が真空状態にされたときに、前記接合ワークが前記被覆シートに押さえられた状態でヒーターが設けられた加圧ヘッドにより押圧されて加熱及び加圧されるものである。
これにより、真空状態において加熱及び加圧されて被接合体が接合材によって接合体に接合される。
第2に、上記した本発明に係る部品接合装置においては、被覆シートと配置面の間の空間が真空状態にされたときにエアー排出孔への空気の流入を遮断する流入遮断部を備えることが望ましい。
これにより、被覆シートと配置面の間の空間が真空状態にされたときにエアー排出孔への空気の流入が遮断される。
第3に、上記した本発明に係る部品接合装置においては、複数の接合ワークが被覆シートに覆われることが望ましい。
これにより、複数の接合ワークが被覆シートによって押さえられる。
第4に、上記した本発明に係る部品接合装置においては、複数の接合ワークを被覆シートを介して押さえる押さえフィルムが設けられ、押さえフィルムが被覆シートを介して複数の接合ワークからそれぞれ受ける抗力に応じて変形可能とされ、複数の接合ワークが被覆シートと押さえフィルムを介して加圧ヘッドにより押圧されて加熱及び加圧されることが望ましい。
これにより、押さえフィルムが被覆シートを介して各接合ワークから受ける抗力に応じて変形される。
本発明部品接合装置によれば、真空状態において加熱及び加圧されて被接合体が接合材によって接合体に接合されるため、接合材におけるボイドや酸化の発生を防止して被接合体の接合体に対する高い接合性を確保することができる。
図2乃至図5と共に本発明の第1の比較例に係る部品接合装置を示すものであり、本図は、部品接合装置の平面図である。 部品接合装置の断面図である。 真空オーブンの内部に部品接合装置が配置された状態を示す概略図である。 加熱時のプロファイルを示すグラフ図である。 加熱及び加圧が行われている状態を示す拡大断面図である。 図7及び図8と共に本発明の第2の比較例に係る部品接合装置を示すものであり、本図は、断面図である。 真空状態にされた部品接合装置を示す断面図である。 加熱加圧オーブンの内部に部品接合装置が配置された状態を示す概略図である。 図10及び図11と共に本発明の実施の形態に係る部品接合装置を示すものであり、本図は、断面図である。 真空状態にされた部品接合装置等を示す断面図である。 加熱及び加圧が行われている状態を示す断面図である。
以下に、本発明部品接合装置を実施するための形態について、本発明の比較例と共に添付図面を参照して説明する。
本発明の第1の比較例に係る部品接合装置の構成>
先ず、本発明の第1の比較例に係る部品接合装置1の構成について説明する(図1及び図2参照)。
部品接合装置1はベース筐体2とベース筐体2に取り付けられ又は支持された所要の各部とを有している。
ベース筐体2はそれぞれ熱伝導性の高い金属材料によって形成された上ベース3と中ベース4と下ベース5を有し、上ベース3と中ベース4と下ベース5が上下方向において結合及び分離可能とされている。
上ベース3は上下方向を向く円板状のベース板部6とベース板部6の外周部以外の部分から下方へ突出された円板状の押さえ部7とを有している。ベース板部6には下方及び外方(側方)に開口された複数の溝が周方向に等間隔に離隔して形成され、これらの溝がエアー排出孔3a、3a、・・・とされている
中ベース4は外径がベース板部6の外径と同じにされた円環状に形成され、高さ(厚み)が押さえ部7の高さ(厚み)より大きくされている。中ベース4の内周面は押さえ部7の外周面より外側に位置され、中ベース4の内周面と押さえ部7の外周面との間の空間は環状空間3bとして形成されている。
下ベース5には上方に開口された封入空間5aが形成されている。下ベース5には封入空間5aの下側において前後に貫通された液供給孔5bが形成されている。下ベース5には封入空間5aの下側において左右に貫通された液調整孔5cが形成されている。液供給孔5bと液調整孔5cはそれぞれ中央部が連通されている。下ベース5には上下に延びる連通孔5dが形成され、連通孔5dは封入空間5aと液供給孔5bの中央部とに連通されている。
下ベース5の封入空間5aには加圧液100が封入される。加圧液100としては、例えば、オイルや水等の液体が用いられている。加圧液100は加熱されることにより圧力が変化されて体積が変化される。
下ベース5の上端部にはオーリング8が取り付けられている。オーリング8は封入空間5aにおける開口縁の外周側に位置されている。下ベース5の上面には封止材9が取り付けられている。封止材9は、例えば、薄膜状のステンレス鋼やゴム等によって形成され、加圧液100の圧力に応じて変形可能とされている。
封入空間5aに封入された加圧液100はオーリング8によって封入空間5aからの液漏れが防止された状態で封止材9によって封入空間5aに封止される。
上ベース3と中ベース4と下ベース5は中ベース4と下ベース5の間に封止材9を挟んだ状態で図示しないボルト等によって結合される。従って、封止材9は中ベース4と下ベース5の間で固定される。
上ベース3と中ベース4と下ベース5が結合された状態においては、上ベース3の押さえ部7と封止材9が上下で対向して位置され、両者の間に空間が形成され、この空間が接合用配置部2aとされている。接合用配置部2aは環状空間3bに連通され、環状空間3bはエアー排出孔3a、3a、・・・に連通されている。従って、エアー排出孔3a、3a、・・・から接合用配置部2aに存在する空気が環状空間3bを介して吸引可能な状態とされる。
下ベース5の前後両面にはそれぞれ供給管10、10が結合され、供給管10、10はそれぞれ液供給孔5bの両端部に連通されている。供給管10にはストップバルブ11が連結されている。液供給孔5bには供給管10、10を介して図示しない液供給部から加圧液100が供給され、液供給孔5bに供給された加圧液100は連通孔5dを介して封入空間5aに封入される。液供給部から所定の量の加圧液100が封入空間5aに封入されると、ストップバルブ11、11によって供給管10、10からの液供給孔5bへの加圧液100の供給が停止される。
下ベース5の一方の側面には圧力ゲージ12が結合されている。圧力ゲージ12によって封入空間5aに封止されている加圧液100の圧力が測定される。
下ベース5の他方の側面には圧力調整部13が結合され、圧力調整部13は内部にピストン13aを有している。圧力調整部13はピストン13aの移動により液調整孔5cの内圧を変化させることが可能とされており、液調整孔5cの内圧の変化に応じて封入空間5aに封止されている加圧液100の圧力が変化される。従って、圧力調整部13は加圧液100の圧力を必要に応じて調整する機能を有している。
封止材9上には接合用配置部2aにおいて載置シート14が配置される。載置シート14は、例えば、ゴム等の弾性を有する部材であり、外周部が中ベース4によって押さえられた状態で封止材9上に配置される。
上記のように構成された部品接合装置1は設置台15に設置されている。
接合用配置部2aには少なくとも一つ、例えば、複数の接合ワーク90、90、・・・が配置される。接合ワーク90は接合体91と被接合体92が接合材93を挟んで位置されて構成されている。接合体91は、例えば、基板や放熱板等であり、被接合体92は、例えば、電子部品や基板等であり、接合材93は、例えば、はんだや超塑性はんだ等である。具体的には、被接合体92としては、例えば、良好な熱特性及び電気特性を必要とするSiC(シリコン・カーバイド)やGaN(ガリウム・ナイトライド)等の次世代パワー半導体等が用いられている。
接合ワーク90は接合用配置部2aにおいて載置シート14上に載置され、上ベース3の押さえ部7によって上方から押さえられる。
上記のように部品接合装置1にあっては、ベース筐体2に押さえ部7が設けられており、接合ワーク90がベース筐体2の一部によって押さえられるため、別に専用の押さえ部を設ける必要がなく、部品点数の削減及び構造の簡素化を図ることができる。
本発明の第1の比較例に係る部品接合システムの構成>
次に、本発明の第1の比較例に係る部品接合システム70の構成について説明する(図3参照)。本発明の第1の比較例に係る部品接合システム70は上記した部品接合装置1と部品接合装置1に対して加熱を行うと共に部品接合装置1の接合用配置部2aを真空状態にする真空オーブン20とを備えている。
真空オーブン20は接合ワーク90において被接合体92を接合体91に、例えば、固相拡散により接合するために用いられる。真空オーブン20はハウジング21とハウジング21の内外に取り付けられた所要の各部とによって構成されている。
ハウジング21の内部は配置空間21aとして形成され、ハウジング21の内部には載置用棚22、22、・・・が上下に離隔して配置されている。
<第1の実施の形態に係る部品接合システムにおける接合作業>
以下に、第1の実施の形態に係る部品接合システム70における接合作業について説明する(図3乃至図5参照)。接合作業によって被接合体92、92、・・・が接合体91、91、・・・に、例えば、固相拡散接合によって接合される。固相拡散接合は、接合ワーク90、90、・・・が配置された接合用配置部2aが真空状態にされて部品接合装置1が加熱されることにより行われる。
先ず、部品接合装置1、1、・・・が真空オーブン20に投入されて配置用棚22、22、・・・に載置される(図3参照)。部品接合装置1、1、・・・が配置用棚22、22、・・・に載置されると真空オーブン20の図示しない扉が閉められ、配置空間21aが密閉空間とされる。
次に、真空オーブン20が動作され、接合用配置部2aに存在する空気が環状空間3bを介してエアー排出孔3a、3a、・・・から排出され、接合用配置部2aが真空状態にされる。同時に、真空オーブン20による部品接合装置1に対する加熱が行われる。
部品接合装置1に対する加熱は、図4に示すように、始めに第1の温度、例えば、約230度で約10分間行われ、続いて第2の温度、例えば、約300度で約10分間行われる。部品接合装置1に対して加熱が行われることにより、加圧液100の温度が上昇される。温度が上昇された加圧液100は温度の上昇に伴って圧力(液圧)が高められ膨張される。
加圧液100が膨張されると、封止材9及び載置シート14が押し上げられて押さえ部7によって押さえられている接合ワーク90、90、・・・に下方から圧力が付与される(図5参照)。このとき部品接合装置1に対する加熱が行われているため、加熱及び加圧により接合材93が焼結される。
このとき接合用配置部2aに配置された接合ワーク90、90、・・・は、例えば、接合体91、被接合体92、接合材93の厚みの相違により高さが異なっている場合があるが、押さえ部7によって押さえられている接合ワーク90、90、・・・に下方から圧力が付与されるときには、弾性を有する載置シート14が接合ワーク90、90、・・・の高さに応じて弾性変形される。従って、接合ワーク90、90、・・・に過度の圧力が付与されず、接合ワーク90、90、・・・の破損や損傷を防止することができる。
また、部品接合装置1に対する加熱時には圧力ゲージ12によって加圧液100の圧力が測定され、加圧液100が一定の圧力以上になると圧力調整部13が動作される。圧力調整部13においてはピストン13aが加圧液100の適正な圧力を保持するように移動され、加圧液100の圧力が適正な範囲に保持される。
従って、加圧液100からの接合ワーク90、90、・・・に対する過度の圧力の付与が防止され、被接合体92、92、・・・の接合体91、91、・・・に対する安定した接合状態を確保することができると共に接合ワーク90、90、・・・の破損や損傷を防止することができる。
尚、圧力調整部13において、ピストン13aがバネによって加圧液100の圧力を高める移動方向へ付勢される構成にすることも可能である。このような構成にすることにより、加圧液100の圧力が上昇しようとするするときにバネの付勢力に反してピストン13aが移動されて加圧液100の圧力の上昇が抑制されるため、加圧液100の圧力の過度の上昇を防止することが可能になる。
真空オーブン20による加熱が終了すると、加圧液100が収縮されて元の状態に戻る。続いて、真空オーブン20の扉が開かれて部品接合装置1、1、・・・及び接合ワーク90、90、・・・が内部空間21aから取り出され、部品接合装置1、1、・・・及び接合ワーク90、90、・・・が冷却される。接合ワーク90、90、・・・が冷却されることにより接合材93、93、・・・が固化されて被接合体92、92、・・・の接合体91、91、・・・に対する接合が完了する。
被接合体92、92、・・・が接合体91、91、・・・に接合された接合ワーク90、90、・・・は、上ベース3と中ベース4が分離されることにより接合用配置部2aから取り出される。
尚、上記には、接合ワーク90において上側に位置された被接合体92が押さえ部7によって上方から押さえられ下側に位置された接合体91側から加圧液100の圧力が付与される例を示したが、逆に、接合ワーク90において下側に位置された接合体91が押さえ部7によって下方から押さえられ上側に位置された被接合体92側から加圧液100の圧力が付与されるように構成することも可能である。
また、接合ワーク90の接合材93には揮発性の溶剤が含まれている場合があり、この場合には、上記した加熱時において真空オーブン20によって接合用配置部2aを真空状態にする動作が、溶剤の揮発点に近付くときに行われることが望ましい。このようなタイミングで真空オーブン20による真空状態にする動作が行われることにより、接合用配置部2aに存在する空気と共に接合材93から揮発される溶剤が吸引されるため、溶剤による接合体91や被接合体92における劣化を防止することができる。
本発明の第1の比較例のまとめ>
以上に記載した通り、部品接合装置1及び部品接合装置1を用いた部品接合システム70にあっては、接合用配置部2aが真空にされ加熱された状態かつ接合体91又は被接合体92の一方が押さえられた状態で加圧液100の圧力が封止材9を介して接合体91又は被接合体92の他方に付与される。
従って、真空状態において加熱されて被接合体92が接合材93によって接合体91に接合されるため、接合材93におけるボイドや酸化の発生が防止され、被接合体92の接合体91に対する高い接合性を確保することができる。
また、複数の部品接合装置1、1、・・・を同時に真空状態において加熱して被接合体92、92、・・・を接合体91、91、・・・に接合することができるため、接合ワーク90、90、・・・に関する量産性の向上を図ることができる。
さらに、一つの部品接合装置1に形成された接合用配置部2aに複数の接合ワーク90、90、・・・を配置することができるため、接合ワーク90、90、・・・に関する一層の量産性の向上を図ることができる。
例えば、部品接合システム70においては、接合ワーク90に関し、例えば、20個/分(UPH(Unit Per Hour)=1200)の真空状態での生産を行うことが可能である。
尚、加圧液100として水が用いられる場合には、加熱されて水が水蒸気に相変化されることにより接合ワーク90に対して圧力が付与されるため、加圧液100の取り扱いが容易であり利便性の向上を図ることができる。また、加圧液100として水が用いられる場合には、万が一、加圧液100の封入空間5aからの漏出が生じた場合においても、加圧液100としてオイルが用いられた場合のようなベース筐体2の汚染と言う不具合の発生を防止することができる。
本発明の第2の比較例に係る部品接合装置の構成>
次に、本発明の第2の比較例に係る部品接合装置31の構成について説明する(図6及び図7参照)。
部品接合装置31はベース筐体32とベース筐体32に連結された連結体33とを有している。
ベース筐体32は熱伝導性の高い金属材料によって形成されている。ベース筐体32の上面は配置面32aとして形成されている。
ベース筐体32にはエアー排出孔34が形成されている。エアー排出孔34は水平方向に延びる水平部34aと垂直方向に延びる垂直部34b、34b、・・・とから成り、水平部34aの一端がベース筐体32の外面に開口され、垂直部34b、34b、・・・の上端がベース筐体32の配置面32aに開口されている。垂直部34b、34b、・・・は前後左右に離隔して形成され、下端部が水平部34aに連通されている。
尚、ベース筐体32は多孔質のセラミックであってもよい。ベース筐体32として多孔質のセラミックを用いることにより、孔をエアー排出孔34として機能させることが可能であり、エアー排出孔34を穴開け加工により形成する必要がなく、ベース筐体32を容易に形成することができる。
連結体33はベース筐体32の外面においてエアー排出孔34の開口縁に連結されている。連結体33は水平方向に延びる連結管35と連結管35に取り付けられたストップバルブ36とを有している。ストップバルブ36はエアー排出孔34への空気の流入を遮断する流入遮断部として機能する。
配置面32aには少なくとも一つ、例えば、複数の接合ワーク90、90、・・・が配置される。配置面32aには接合ワーク90を覆う状態で被覆シート37が配置される。被覆シート37としては、例えば、耐熱フィルムや金属箔等が用いられている。
連結体33の連結管36には図示しない吸引装置が連結される。吸引装置によって被覆シート37と接合ワーク90の間に存在する空気がエアー排出孔34を介して吸引され、被覆シート37が配置面32aと接合ワーク90、90、・・・に密着されて被覆シート37と接合ワーク90、90、・・・の間の空間が真空状態にされる(図7参照)。被覆シート37と接合ワーク90、90、・・・の間の空間が真空状態にされると、ストップバルブ36によって連結管35が遮断され真空状態が保持される。
このように真空状態が保持されることにより、接合ワーク90、90、・・・が少なくとも上方から被覆シート37によって押さえられる。
本発明の第2の比較例に係る部品接合システムの構成>
次に、本発明の第2の比較例に係る部品接合システム80の構成について説明する(図8参照)。本発明の第2の比較例に係る部品接合システム80は上記した部品接合装置31と部品接合装置31に対して加熱及び加圧を行う加熱加圧オーブン40とを備えている。
加熱加圧オーブン40は被接合体92を接合体91に、例えば、固相拡散により接合するために用いられ、加熱を行う機能の他に内部の空間の圧力を高める機能をも有している。加熱加圧オーブン40はハウジング41とハウジング41の内外に取り付けられた所要の各部とによって構成されている。
ハウジング41の内部は配置空間41aとして形成され、ハウジング41の内部には載置用棚42、42、・・・が上下に離隔して配置されている。
本発明の第2の比較例に係る部品接合システムにおける接合作業>
以下に、本発明の第2の比較例に係る部品接合システム80における接合作業について説明する(図8参照)。接合作業によって被接合体92、92、・・・が接合体91、91、・・・に、例えば、固相拡散接合によって接合される。固相拡散接合は、被覆シート37と接合ワーク90、90、・・・の間の空間が真空状態に保持されている状態において部品接合装置31が加熱されることにより行われる。
先ず、部品接合装置31、31、・・・が加熱加圧オーブン40に投入されて配置用棚42、42、・・・に載置される。部品接合装置31、31、・・・が配置用棚42、42、・・・に載置されると加熱加圧オーブン40の図示しない扉が閉められ、配置空間41aが密閉空間とされる。
次に、加熱加圧オーブン40が動作され、加熱加圧オーブン40による部品接合装置31に対する加熱が行われる。
部品接合装置31に対する加熱は、部品接合装置1の場合と同様に、始めに第1の温度、例えば、約230度で約10分間行われ、続いて第2の温度、例えば、約300度で約10分間行われる。部品接合装置31に対して加熱が行われるときには加熱加圧オーブン40によって配置空間41aの圧力も高められ、被覆シート37に対する加圧も行われる。このとき内部空間41aに存在する空気も加熱されるため、この空気が膨張することによっても被覆シート37に対して圧力が付与される。
被覆シート37に対する加圧が行われると、被覆シート37から被接合体92、92、・・・に圧力が付与され、加熱及び加圧により接合材93が焼結される。
このとき配置面32aに配置された接合ワーク90、90、・・・は高さが異なっている場合があるが、接合ワーク90、90、・・・の高さの相違に拘わらず被覆シート37が接合ワーク90、90、・・・に密着され、各接合ワーク90、90、・・・に対して被覆シート37から適正な圧力が付与される。
加熱加圧オーブン40による加熱及び加圧が終了すると、加熱加圧オーブン40の扉が開かれて部品接合装置31、31、・・・が内部空間41aから取り出され、部品接合装置31、31、・・・及び接合ワーク90、90、・・・が冷却される。接合ワーク90、90、・・・の冷却により接合材93、93、・・・が固化されて被接合体92、92、・・・の接合体91、91、・・・に対する接合が完了する。
被接合体92、92、・・・が接合体91、91、・・・に接合された接合ワーク90、90、・・・は、被覆シート37が剥離されることにより配置面32aから取り出される。
本発明の第2の比較例のまとめ>
以上に記載した通り、部品接合装置31及び部品接合装置31を用いた部品接合システム80にあっては、真空状態において接合ワーク90が被覆シート37に押さえられた状態で加熱及び加圧される。
従って、真空状態において加熱されて被接合体92が接合材93によって接合体91に接合されるため、接合材93におけるボイドや酸化の発生が防止され、被接合体92の接合体91に対する高い接合性を確保することができる。
また、複数の部品接合装置31、31、・・・を同時に真空状態において加熱して被接合体92、92、・・・を接合体91、91、・・・に接合することができるため、接合ワーク90、90、・・・に関する量産性の向上を図ることができる。
さらに、一つの部品接合装置31に形成された配置面32aに複数の接合ワーク90、90、・・・が配置され、これらの複数の接合ワーク90、90、・・・が押さえフィルム37に覆われるため、一度に複数の接合ワーク90、90、・・・の接合作業を行うことができ、接合ワーク90、90、・・・に関する一層の量産性の向上を図ることができる。
例えば、部品接合システム80においては、接合ワーク90に関し、例えば、20個/分(UPH(Unit Per Hour)=1200)の真空状態での生産を行うことが可能である。
また、加熱加圧オーブン40によって加熱及び加圧されるため、部品接合装置31、31、・・・が加熱加圧オーブン40に投入された状態で加熱と加圧が行われ、加熱作業及び加圧作業が一度に行われ接合作業を迅速かつ確実に行うことができる。
尚、上記には、接合ワーク90に対する加熱が加熱加圧オーブン40によって行われる例を示したが、例えば、ベース筐体32を加熱機能を有する構成にし、ベース筐体32によっても接合ワーク90に対する加熱が行われるようにすることも可能である。
本発明の実施の形態に係る部品接合システム>
次に、本発明の実施の形態に係る部品接合システム80Aについて説明する(図9乃至図11参照)。
本発明の実施の形態に係る部品接合システム80Aは上記した部品接合装置31と部品接合装置31に対して加熱及び加圧を行う加圧ヘッド50とを備えている(図9参照)。
加圧ヘッド50は被接合体92を接合体91に、例えば、固相拡散により接合するために用いられる。加圧ヘッド50はヒーター51を有し、加熱及び加圧を行う機能を有している。加圧ヘッド50は図示しないヘッド駆動機構によって上下方向へ移動される。
被覆シート37上には変形可能な押さえフィルム52が配置され、被覆シート37は押さえフィルム52を介して被覆シート37に下方へ押圧可能な状態にされている。尚、押さえフィルム52は加圧ヘッド50の下面に予め取り付けられていてもよい。
上記のように構成された部品接合システム80Aにおいては、先ず、吸引装置によって被覆シート37と接合ワーク90の間に存在する空気がエアー排出孔34を介して吸引され、ストップバルブ36によって連結管35が遮断されて被覆シート37と接合ワーク90、90、・・・の間の空間が真空状態に保持される(図10参照)。
このように真空状態が保持されることにより、接合ワーク90、90、・・・が上方から被覆シート37によって押さえられる。
次に、加圧ヘッド50が下方へ移動され、加圧ヘッド50により接合ワーク90、90、・・・が押さえフィルム52及び被覆シート37を介して加熱及び加圧される(図11参照)。
部品接合装置31に対する加熱は、始めに第1の温度、例えば、約230度で約10分間行われ、続いて第2の温度、例えば、約300度で約10分間行われる。加圧ヘッド50による加熱及び加圧が行われることにより接合材93、93、・・・が焼結される。
このとき配置面32aに配置された接合ワーク90、90、・・・は高さが異なっている場合があるが、押さえフィルム52が接合ワーク90、90、・・・の高さに応じて変形される。従って、接合ワーク90、90、・・・に過度の圧力が付与されず、接合ワーク90、90、・・・の破損や損傷を防止することができる。
尚、押さえフィルム52として、例えば、加熱されることにより軟化され、さらに高い温度で一定時間加熱されることにより固化される特性を有するものを用いることも可能である。このような特性を有する材料としては、例えば、熱可塑性又は熱硬化性のエポキシ樹脂やナイロン系の樹脂がある。
加圧ヘッド50による部品接合装置31、31、・・・に対する加熱及び加圧が終了すると、加圧ヘッド50が上方へ移動されて被覆シート37から離隔され、接合ワーク90、90、・・・が冷却される。接合ワーク90、90、・・・の冷却により接合材93、93、・・・が固化されて被接合体92、92、・・・の接合体91、91、・・・に対する接合が完了する。
被接合体92、92、・・・が接合体91、91、・・・に接合された接合ワーク90、90、・・・は、押さえフィルム52が取り外されると共に被覆シート37が剥離されることにより配置面32aから取り出される。
上記したように加圧ヘッド50を有する部品接合システム80Aにあっても、真空状態において接合ワーク90が被覆シート37に押さえられた状態で加熱及び加圧される。
従って、真空状態において加熱されて被接合体92が接合材93によって接合体91に接合されるため、接合材93におけるボイドや酸化の発生が防止され、被接合体92の接合体91に対する高い接合性を確保することができる。
また、複数の部品接合装置31、31、・・・を同時に真空状態において加熱して被接合体92、92、・・・を接合体91、91、・・・に接合することができるため、接合ワーク90、90、・・・に関する量産性の向上を図ることができる。
さらに、一つの部品接合装置31に形成された配置面32aに複数の接合ワーク90、90、・・・が配置され、これらの複数の接合ワーク90、90、・・・が被覆シート37と押さえフィルム37に覆われるため、一度に複数の接合ワーク90、90、・・・の接合作業を行うことができ、接合ワーク90、90、・・・に関する一層の量産性の向上を図ることができる。
例えば、部品接合システム80Aにおいては、接合ワーク90に関し、例えば、20個/分(UPH(Unit Per Hour)=1200)の真空状態での生産を行うことが可能である。
また、加圧ヘッド50によって加熱及び加圧されるため、接合ワーク90、90、・・・が加圧ヘッド50によって押圧された状態で接合ワーク90、90、・・・にヒーター51からの熱が伝達されるため、加熱作業及び加圧作業が一度に行われ接合作業を迅速かつ確実に行うことができる。
さらに、押さえフィルム52が被覆シート37を介して各接合ワーク90、90、・・・から受ける抗力に応じて変形されるため、接合ワーク90、90、・・・の高さが異なる場合において高さの差が吸収されて押さえフィルム52が接合ワーク90、90、・・・に押し付けられ、複数の接合ワーク90、90、・・・にそれぞれ適正な圧力を付与することができる。
<その他>
上記には、被接合体92が接合体91に固相拡散により接合される例を示したが、本発明は、固相拡散以外の接合方法に用いることも可能である。
また、本発明は、例えば、半導体チップ(電子部品)同士を接合し複合部品化する所謂チップオンチップや半導体パッケージ等における電極の接合等の実装基板(回路基板)や半導体装置の接合の分野に広く適用することが可能である。
31…部品接合装置
32…ベース筐体
32a…配置面
34…エアー排出孔
36…ストップバルブ(流入遮断部)
37…被覆シート
50…加圧ヘッド
51…ヒーター
52…押さえフィルム
80A…接合システム
90…接合ワーク
91…接合体
92…被接合体
93…接合材

Claims (4)

  1. 接合材を挟んで接合体と被接合体が位置される接合ワークにおいて前記被接合体を前記接合材によって前記接合体に接合する部品接合装置であって、
    被覆シートに覆われた状態で前記接合ワークが配置される配置面を有し少なくとも前記配置面に開口するエアー排出孔が形成されたベース筐体を備え、
    前記エアー排出孔からの吸引によって前記被覆シートと前記配置面の間の空間が真空状態にされたときに、前記接合ワークが前記被覆シートに押さえられた状態でヒーターが設けられた加圧ヘッドにより押圧されて加熱及び加圧される
    部品接合装置。
  2. 前記被覆シートと前記配置面の間の空間が真空状態にされたときに前記エアー排出孔への空気の流入を遮断する流入遮断部を備えた
    請求項1に記載の部品接合装置。
  3. 複数の前記接合ワークが前記被覆シートに覆われた
    請求項1に記載の部品接合装置。
  4. 前記複数の接合ワークを前記被覆シートを介して押さえる押さえフィルムが設けられ、
    前記押さえフィルムが前記被覆シートを介して前記複数の接合ワークからそれぞれ受ける抗力に応じて変形可能とされ、
    前記複数の接合ワークが前記被覆シートと前記押さえフィルムを介して前記加圧ヘッドにより押圧されて加熱及び加圧された
    請求項3に記載の部品接合装置。
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