JP5965465B2 - クランクシャフトの製造方法 - Google Patents
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Description
図8に示されるように、クランクシャフト100は、エンジンに保持され軸として機能するジャーナル部101と、ジャーナル部101から軸直角方向に延びるクランクアーム102と、このクランクアーム102の先端部に設けられコネクティングロッドが接続されるピン部103と、ピストン及びコネクティングロッドの運動による慣性力を緩和するウェイト部104を備える。
図1に示されるように、鍛造成形装置10は、第1潰し成形工程用の第1金型11,12、第2潰し成形工程用の第2金型13,14、荒成形工程用の第3金型15,16、仕上げ成形工程用の第4金型17,18及びワークの搬送装置31とからなる。
図2に示されるように、第1金型(下型)12、第2金型(下型)14、第3金型(下型)16、第4金型(下型)18が順に配置されている。第1金型12、第2金型14、第3金型16、第4金型18には、クランクシャフトの軸(長手方向)が横並びになるように成形面12a,14a,16a,18aが設けられている。
図7(c)に示されるように、クランクシャフト50は、エンジンに保持され軸として機能するジャーナル部51と、ジャーナル部51から軸直角方向に延びるクランクアーム52と、このクランクアーム52の先端部に設けられコネクティングロッドが接続されるピン部53とを備える。
図2、図5、図7(c)に示されるように、第2金型13,14は、クランクシャフト50の長手方向に沿って、成形面13a,14aが設けられている。第2金型13,14は、クランクシャフト50の中央バランスウェイト54近傍を成形する部分に、第3の突起部13b,14b及び第4の突起部13c,14cが設けられている。第3の突起部13b,14bの突出する高さは、第4の突起部13c,14cの突出する高さと同等である。
図2、図6、図7(c)に示されるように、第3金型15,16は、クランクシャフト50の長手方向に沿って、成形面15a,16aが設けられている。第3金型15,16は、クランクシャフト50の中央バランスウェイト54近傍を成形する部分とクランクアーム52近傍を成形する部分とに、4つの第5の突起部15b,16bが設けられている。4つの第5の突起部15b,16bの突出する高さは、同等である。
図2、図7に示されるように、第4金型17,18は、クランクシャフト50の長手方向に沿って、成形面17a,18aが設けられている。成形面17a,18aは、クランクシャフト50の外形と同等に形成されている。
図1、図3に示されるように、鍛造成形装置10の第1金型12に、出発材料となるビレット60をセットする。ビレット60は、成形面12aの図右側に寄せて配置する。(準備工程)
図4(a)に示されるように、第1金型11,12の上型11を矢印(1)のように移動させ、ビレット60をプレスする。第1の突起部11b,12bが、矢印(2)のようにビレット60の中央部左寄りに食い込み始める。
図4(d)に示されるように、第1中間体61は、軸端部側のピン成形予定部50aに、第1の体積余剰肉部62と第2の体積余剰肉部63とが成形される。第1の体積余剰肉部62は、第1金型11,12の第1の余剰空間部41(図2参照)によって形成される。第2の体積余剰肉部63は、第1金型11,12の第2の余剰空間部42によって形成される。
図5(a)に示されるように、第2金型13,14の上型13を矢印(7)のように移動させ、第1中間体61をプレスする。第4の突起部13c,14cが、矢印(8)のように第1中間体61の中央部右寄りに食い込み始める。
図5(d)に示されるように、プレスされることで材料はウェイト部成形予定部72へ矢印(13)ように流動される。第2中間体71は、軸端部側のピン部53に、第3の体積余剰肉部73が成形されている。第3の体積余剰肉部73は、第2金型13,14の第3の余剰空間部43(図2参照)によって形成される。
図6(a)に示されるように、第3金型15,16の上型15を矢印(14)のように移動させ、第2中間体71をプレスする。軸端部側の第5の突起部15b,16bが、矢印(15)のように第2中間体71の軸端部側に食い込み始める。
図6(e)に示されるように、第3中間体81は、クランクシャフト50の大体の形状が形成される。
図7(a)に示されるように、第4金型15,16で第3中間体81(図6参照)をプレスすることで、周囲にバリ82が形成されたクランクシャフト50を得る。第4金型17,18で第3中間体81を、所定のクランクシャフト形状に仕上げるにあたり、第1潰し成形工程と、第2潰し成形工程において、中央バランスウェイト54近傍の成形量を、軸端部側のピン部53及びウェイト部55の成形量より大きくし、その後仕上げ成形工程が実施されている。
図7(c)に示されるように、周囲のバリ82を除去しクランクシャフト50を得る。
Claims (2)
- 棒状のビレットから、ピン部の一方端にウェイト部を有するクランクシャフトを製造するクランクシャフトの製造方法であって、
第1潰し成形工程、第2潰し成形工程、荒成形工程、仕上げ成形工程を、前記ビレットに対して順次行い、
前記第1潰し成形工程では、第1金型で前記ビレットに対し、前記クランクシャフトの中央バランスウェイト近傍に相当する部分に、前記第1金型に設けた突起部を食い込ませて前記ビレットの軸方向の体積配分を行うとともに、
軸端部側のピン部成形予定部に体積余剰肉部を成形することで第1中間体を取得し、
前記第2潰し成形工程では、第2金型で前記第1中間体に対し、軸端部側の前記ピン部に設けた前記体積余剰肉部を成形し、ウェイト部成形予定部へ材料を流動させることで第2中間体を取得し、
前記荒成形工程では、第3金型で前記第2中間体に対し、各前記ウェイト部への材料流動を行うことで第3中間体を取得し、
前記仕上げ成形工程では、第4金型で前記第3中間体を、所定のクランクシャフト形状に仕上げるにあたり、
前記第1潰し成形工程と、前記第2潰し成形工程において、前記中央バランスウェイト近傍の成形量を、軸端部側の前記ピン部及び前記ウェイト部の成形量より大きくしたことを特徴とするクランクシャフトの製造方法。 - 前記体積余剰肉部は、さらに前記ピン部とジャーナル部の間にも設けられていることを特徴とする請求項1記載のクランクシャフトの製造方法。
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