JP5965047B1 - 調圧弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁開度が小さいとき、つまり弁口に対する弁体の変位量が小さいときにおいても、十分な絞り抵抗を発生可能とする。【解決手段】開口面積Sが所定面積以下の状態において、開口面積Sを流体通路Laの最小通路断面積S1より小さくする。これにより、開口面積Sが所定面積以下の状態、つまり弁開度が小さいときには、連通溝14Bのうち収装部から突出して流入室11Aに向けて開口状態となった部分で絞り抵抗(圧力損失)が発生するとともに、当該部分(以下、絞り部)で圧力が低下した流体が流体通路Laに流れ込む。このため、調圧弁による減圧作用の殆どは絞り部で発生し、当該絞り部より下流側では殆ど減圧作用は発生しない。つまり、絞り部より下流側の圧力は、流出室11B内の圧力と略同一となる。したがって、弁開度が小さいときに、十分な絞り抵抗を発生させることができる。【選択図】図6

Description

本発明は、流体圧を調整するための調圧弁に関する。
例えば、特許文献1に記載の調圧弁は、弁口より流入室側(高圧側)に突出した弁部を有する弁体を備えられている。
特開2014−234884号公報
本発明は、弁開度が小さいとき、つまり弁口に対する弁体の変位量が小さいときにおいても、十分な絞り抵抗を発生可能な調圧弁を提供することを目的とする。
本願では、流体圧を調整するための調圧弁において、流入口に連通する流入室(11A)、流出口に連通する流出室(11B)、及び流入室(11A)から流出室(11B)に連通する円柱状の空間(以下、収装部(12A)という。)を有する本体部(11)と、少なくとも一部が収装部(12A)に挿入された弁体(14)であって、当該挿入された部位(以下、挿入部(14A)という。)が収装部(12A)の内周面と滑り接触しながら当該収装部(12A)の中心軸線と平行な方向(以下、変位方向という。)に変位する弁体(14)と、流入室(11A)側から流出室(11B)側に向けて弁体(14)を押圧する力を発揮するバネ(15)とを備え、挿入部(14A)の外周面には、変位方向に沿って延びる連通溝(14B)が設けられ、連通溝(14B)が収装部(12A)に対して出没変位することにより、流入室(11A)側と流出室(11B)側との連通状態が調整され、さらに、連通溝(14B)のうち収装部(12A)から突出して流入室(11A)に向けて開口状態となった部分の面積を開口面積(S)とし、連通溝(14B)のうち収装部(12A)内に位置している部分を流体通路(La)としたとき、開口面積(S)が予め設定された所定面積(So)以下の状態においては、開口面積(S)は、流体通路(La)の最小通路断面積(S1)より小さい。
これにより、本願では、開口面積(S)が予め設定された所定面積(So)以下の状態、つまり弁開度が小さいときには、連通溝(14B)のうち収装部(12A)から突出して流入室(11A)に向けて開口状態となった部分(以下、絞り部という。)で絞り抵抗(圧力損失)が発生するとともに、当該絞り部にて圧力が低下した流体が流体通路(La)に流れ込む。
このため、調圧弁による減圧作用の殆どは絞り部で発生し、当該絞り部より下流側では殆ど減圧作用は発生しない。つまり、絞り部より下流側の圧力は、流出室(11B)内の圧力と略同一となる。
ところで、仮に、開口面積(S)が所定面積(So)以下の状態において、開口面積(S)が流体通路(La)の最小通路断面積(S1)より大きい場合には、調圧弁による減圧作用の殆どは絞り部より下流側、つまり、流体通路(La)のうち通路断面積が最小となる部位(以下、最小部という。)で発生し、絞り部で減圧作用は調圧弁の減圧作用に大きく貢献しない。
そして、最小部で大きな減圧作用が発生すると、最小部より上流側の圧力は流入室(11A)内の圧力と略同一となる。このため、連通溝(14B)のうち収装部(12A)から突出して流入室(11A)と直接的に連通した部分に作用する圧力は、バネ(15)が発揮する力、つまり流入室(11A)側から流出室(11B)側に向けて弁体(14)を押圧する力と逆向きの力を弁体(14)に作用させる。
したがって、仮に、開口面積(S)が所定面積(So)以下の状態において、開口面積(S)が流体通路(La)の最小通路断面積(S1)より大きい場合には、開口面積(S)を増大させる向きの力が弁体(14)に作用するので、弁開度が大きくなってしまう。
つまり、開口面積(S)が所定面積(So)以下の状態において、開口面積(S)が流体通路(La)の最小通路断面積(S1)より大きい場合には、弁開度が小さいときに、十分な絞り抵抗を発生させることができない。
これに対して、本願では、調圧弁による減圧作用の殆どは絞り部で発生し、当該絞り部より下流側では殆ど減圧作用は発生しないので、弁開度が小さいときに、十分な絞り抵抗を発生させることができる。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるもではない。
本発明の第1実施形態に係る調圧弁10の断面図である。 Aはスリーブ12の断面図である。Bは蓋部13の断面図である。Cはハウジング10Aの挿入穴10Bを示す図である。 Aは弁体14の正面図である。Bは図3Aの左側面図である。 本発明の第1実施形態に係る調圧弁10が閉じた状態を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係る調圧弁10が開いた状態を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係る調圧弁10が開いた状態を示す説明図である。 弁体14のストロークと開口面積S及び最小通路断面積S1との関係を示すグラフである。
以下に説明する「発明の実施形態」は実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、「複数」や「2つ以上」等の断りをした場合を除き、少なくとも1つ設けられている。以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(第1実施形態)
1.調圧弁の構成
調圧弁10は、図1に示すように、少なくとも本体部11、弁体14及びバネ15等を有して構成される。本実施形態に係る本体部11は、スリーブ1やハウジング10A等を有して構成される。スリーブ12は、ハウジング10Aに設けられた挿入穴10B(図2C参照)に嵌め込まれている。
スリーブ12は、略円筒状の部材であって、弁体14と滑り接触(以下、摺接ともいう。)する摺動面を構成する。なお、本実施形態に係るスリーブ12は、構造用炭素鋼(S45C等)や熱間圧延鋼材(SS400等)の鉄系金属に切削加工を施すことにより製造されたものである。
本体部11は、図1に示すように、流入室11A、流出室11B及び収装部12A等の空間を構成する。流入室11Aは流入口(図示せず。)に連通する空間である。流出室11Bは流出口(図示せず。)に連通する。
収装部12Aは、流入室11Aから流出室11Bに連通する円柱状の空間である。本実施形に係る収装部12Aは、図2Aに示すように、スリーブ12に形成された円柱状の貫通穴により構成されている。
弁体14は、流入室11Aと流出室11Bとの連通状態を調節するための可動部材である。弁体14の先端側には、図3Aに示すように、挿入部14Aが設けられている。挿入部14Aは、その一部が収装部12Aに変位可能に挿入された部位である(図1参照)。
具体的には、挿入部14Aは、収装部12Aの内径と略同一の外径寸法を有する円柱状又は円筒状の部位であって、その外周面が収装部12Aの内周面と滑り接触しながら中心軸線L1(図2A参照)と平行な方向(以下、変位方向という。)に変位可能である。
挿入部14Aの外周面には、図3Bに示すように、変位方向に沿って延びる連通溝14Bが少なくとも1つ設けられている。本実施形態では、2つの連通溝14Bが設けられている。それら一対の連通溝14Bは、挿入部14Aの中心軸線L2(図3B参照)に対して対称の位置に設けられている。
各連通溝14Bは流出側端面14Cまで延びている。流出側端面14Cとは、挿入部14Aのうち流出室11Bに面する端面(図3Aでは、挿入部14Aの下端面)をいう。そして、一対の連通溝14Bが収装部12Aに対して出没変位することにより、流入室11A側と流出室11B側との連通状態が調整される。
すなわち、一対の連通溝14Bが収装部12Aに没した状態(図4参照)では、流入室11A側と流出室11B側との連通が遮断された状態となる。一対の連通溝14Bの少なくとも一部が収装部12Aから突出して流入室11Aに向けて開口状態となると(図5参照)、流入室11A側と流出室11B側とが連通した状態となる。
以下、各連通溝14Bのうち収装部12Aから突出して流入室11Aに向けて開口状態となった部分の面積を開口面積S(図6参照)という。各連通溝14Bのうち収装部12A内に位置している部分を流体通路La(図6参照)という。
そして、各開口面積Sが予め設定された所定面積So以下の状態においては、各開口面積Sが当該開口面積Sに対応する流体通路Laの最小通路断面積S1より小さくなるように、各連通溝14B等が構成されている。
「開口面積Sに対応する流体通路La」とは、同一の連通溝14Bにおいて開口面積Sとして定義される部分と直接的に連通する流体通路Laをいう。つまり、所定面積Soとは、各連通溝14Bにより構成された一対の開口面積Sの和ではなく、連通溝14B毎に設定される値である。
本実施形態に係る連通溝14Bは、図6に示すように、流出側端面14Cから離間するほど、溝深さDが小さくなる溝形状である。このため、流体通路Laのうち最小通路断面積S1となる部位は、流体通路Laのうち流入室11A側での通路断面となる。つまり、最小通路断面積S1となる部位は、連通溝14Bのうち流体通路Laと開口面積Sとの境界部である。
本実施形態に係る連通溝14Bは、流出側端面14Cからフライス加工等の切削加工により形成されている。各連通溝14Bの溝幅W(図3A参照)は、連通溝14Bの延び方向略全域に亘って一定である。
このため、本実施形態に係る開口面積Sの変化量は、弁体14(挿入部14A)の変位量(以下、ストロークともいう。)に比例して変化する。なお、ストロークとは、開口面積Sが0の状態を越える時を基準とした弁体14(挿入部14A)の変位量をいう。
各連通溝14Bの溝断面は、開口面積Sが所定面積Soより大きい状態においては、開口面積Sが流体通路Laの最小通路断面積S1以上となるように構成されている。つまり本実施形態では、開口面積Sの大きさと最小通路断面積S1の大きさとが逆転する開口面積Sが所定面積Soとなる(図7参照)。
バネ15は、図1に示すように、流入室11A側から流出室11B側に向けて弁体14(挿入部14A)を押圧する力(以下、閉力という。)の一部を発揮する。弁体14には、挿入穴10Bを流入室11Aと背圧室11Cとに区画するピストン部14Dが設けられている。
本実施形態に係る調圧弁10では、挿入穴10Bにスリーブ12が挿入されている。このため、ピストン部14Dの外周面は挿入穴10Bの内周面に直接的に摺接せず、当該外周面はスリーブ12の内周面に摺接する。
弁体14には、流出室11B内の圧力を背圧室11Cに導く導入口14Eが設けられている。このため、本実施形態に係る閉力は、流入室11Aと背圧室11C(流出室11B)との差圧による力にバネ15の弾性力が加算された大きさである。
そして、流入室11Aの圧力が上昇し、当該圧力による力(以下、開力という。)が閉力を越えたときに、弁体14が開力の向きに変位して調圧弁10が開く。したがって、バネ15の弾性力(以下、初期荷重という。)を調節することにより、弁体14が変位し始める圧力を調整できる。
調整部15Aは初期荷重(プリロード)を調節する部材である。調整部15Aは、蓋部13に設けられた雌ネジにねじ結合されている。蓋部13は挿入穴10Bを閉塞するとともに、スリーブ12にねじ結合されている。
ロックナット15Bは調整部15Aが回転変位することを規制する。なお、調整部15Aの先端には、六角穴又は二面幅が設けられている。作業者は、六角穴又は二面幅を利用して初期荷重を調整した後、ロックナット15Bを締め込むことにより調整した状態を保持する。
3.本実施形態に係る調圧弁の特徴
本実施形態に係る調圧弁10は、開口面積Sが所定面積So以下の状態においては、開口面積Sは、流体通路Laの最小通路断面積S1より小さい。
これにより、本実施形態では、開口面積Sが予め設定された所定面積So以下の状態、つまり弁開度が小さいときには、連通溝14Bのうち収装部12Aから突出して流入室11Aに向けて開口状態となった部分(以下、絞り部という。)で絞り抵抗(圧力損失)が発生するとともに、当該絞り部にて圧力が低下した流体が流体通路Laに流れ込む。
このため、調圧弁による減圧作用の殆どは絞り部で発生し、当該絞り部より下流側では殆ど減圧作用は発生しない。つまり、絞り部より下流側の圧力は、流出室11B内の圧力と略同一となる。
ところで、仮に、開口面積Sが所定面積So以下の状態において、開口面積Sが流体通路Laの最小通路断面積S1より大きい場合には、調圧弁による減圧作用の殆どは絞り部より下流側、つまり、流体通路Laのうち通路断面積が最小となる部位(以下、最小部という。)で発生し、絞り部で減圧作用は調圧弁の減圧作用に大きく貢献しない。
そして、最小部で大きな減圧作用が発生すると、最小部より上流側の圧力は流入室11A内の圧力と略同一となる。このため、連通溝14Bのうち収装部12Aから突出して流入室11Aと直接的に連通した部分に作用する圧力は、開力を弁体14に作用させる。
したがって、仮に、開口面積Sが所定面積So以下の状態において、開口面積Sが流体通路Laの最小通路断面積S1より大きい場合には、開口面積Sを増大させる向きの力が弁体14に作用するので、弁開度が大きくなってしまう。
つまり、開口面積Sが所定面積So以下の状態において、開口面積Sが流体通路Laの最小通路断面積S1より大きい場合には、弁開度が小さいときに、十分な絞り抵抗を発生させることができない。
これに対して、本実施形態では、調圧弁10による減圧作用の殆どは絞り部で発生し、当該絞り部より下流側では殆ど減圧作用は発生しないので、弁開度が小さいときに、十分な絞り抵抗を発生させることができる。
なお、所定面積Soは調圧弁10に求められる仕様毎に異なる値である。このため、本実施形態では、初期荷重を調整することにより、上記仕様を満たす「所定面積So」を実験的に決定している。
本実施形態では、連通溝14Bは、流出側端面14Cまで延びている。これにより、連通溝14B、つまり流体通路Laで大きな圧力損失(減圧作用)が発生することを抑制できる。したがって、流体通路Laで発生する減圧作用を小さくできるので、弁開度が小さいときに、確実に十分な絞り抵抗を発生させることができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、連通溝14Bが2つ設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、1つ又は3つ以上の連通溝14Bが設けられていてもよい。
上述の実施形態では、開口面積Sが所定面積Soより大きい状態においては、開口面積Sが流体通路Laの最小通路断面積S1以上となったが、本発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、例えば、(1)開口面積Sの大きさと最小通路断面積S1の大きさとが逆転することなく同一の大小関係を維持する構造、又は(2)開口面積Sが所定面積Soより大きい状態においては、開口面積Sの大きさと最小通路断面積S1の大きさとが同一となる構造等であってもよい。
上述の実施形態では、本体部11がスリーブ12及びスリーブ12が挿入された挿入穴10Bが設けられた部材(ハウジング10A)等を有して構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばスリーブ12を廃止して挿入穴10Bに収装部12A等を形成してもよい。
上述の実施形態に係るバネ15は、弁体14に直接的に弾性力を作用させていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、間接的に弁体14に弾性力を作用させる構成であってもよい。
上述の実施形態に係る調圧弁10は直動方式であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、パイロット方式の調圧弁にも適用可能である。
上述の実施形態では、各連通溝14Bの溝幅Wは連通溝14Bの延び方向略全域に亘って一定であったが、本発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、例えば、(1)ストロークの増加に応じて「開口面積Sを構成する部分の溝幅W(以下、溝幅Wと略す。)が大きくなる構成、又は(2)所定のストロークに到達するまで溝幅Wを一定とし、その後、所定のストロークに到達する以前の溝幅Wに比べて溝幅Wが大きくなる構成等であってもよい。
10… 調圧弁 11… 本体部 11A… 流入室 11B… 流出室
11C… 背圧室 12… スリーブ 12A… 収装部 12B… 溝部
13… 蓋部 14… 弁体 14A… 挿入部 14B… 連通溝
14C… 流出側端面 14D… ピストン部 14E… 導入口
15… バネ 15A… 調整部 15B… ロックナット

Claims (2)

  1. 流体圧を調整するための調圧弁において、
    流入口に連通する流入室、流出口に連通する流出室、及び前記流入室から前記流出室に連通する円柱状の空間(以下、収装部という。)を有する本体部と、
    少なくとも一部が前記収装部に挿入された弁体であって、当該挿入された部位(以下、挿入部という。)が前記収装部の内周面と滑り接触しながら当該収装部の中心軸線と平行な方向(以下、変位方向という。)に変位する弁体と、
    前記流入室側から前記流出室側に向けて前記弁体を押圧する力を発揮するバネとを備え、
    前記挿入部の外周面には、前記変位方向に沿って延びる連通溝が設けられ、
    前記連通溝が前記収装部に対して出没変位することにより、前記流入室側と前記流出室側との連通状態が調整され、
    さらに、前記連通溝のうち前記収装部から突出して前記流入室に向けて開口状態となった部分の面積を開口面積とし、前記連通溝のうち前記収装部内に位置している部分を流体通路としたとき、
    前記開口面積が予め設定された所定面積以下の状態においては、前記開口面積は、前記流体通路の最小通路断面積より小さく、
    前記挿入部のうち前記流出室に面する端面を流出側端面としたとき、前記連通溝は、前記流出側端面まで延びていることを特徴とする調圧弁。
  2. 前記開口面積が前記所定面積より大きい状態においては、前記開口面積は、前記流体通路の最小通路断面積以上となることを特徴とする請求項1に記載の調圧弁。
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