JP5963709B2 - 計算機、予測方法、及び、予測プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、計算機に関する。
近年、小売業者は、自社で取り扱う商品の在庫管理の効率化及び品揃えの充実を目的として、POS(Point Of Sales)データを分析する。POSデータは、商品又は店舗ごとに売上額及び利益等の様々な指標を用いて分析されることによって、予算に対する実績の確認及び今後の経営判断の材料として活用される。一方、小売業者は、POSデータ分析によって得られる過去の販売実績を元に需要を予測し、予測された需要に基づいて在庫量の適正化を行う。
POSデータ分析を用いる場合、小売業者は、過去に販売したことのある商品の需要のみを予測することができる。しかし、新製品、又は、発売済みであるが在庫不足などによって消費者に提供できていない未取扱い商品に関するPOSデータが存在しないため、小売業者は、新製品又は未取扱い商品に関するPOSデータを分析することができない。そのため、新製品又は未取扱い商品の需要を、POSデータから予測することは実質的に不可能である。
そこで、小売業者は、新製品又は未取扱い商品の需要予測を、過去に取り扱った類似商品の事例に基づいて、勘に頼って予想することが多い。
従来、未取扱い商品の需要を定量的に予測する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、「過去の購入者の所得に対する商品価格の割合に応じた過去の購入確率、および現在の購入候補者の所得に対する商品価格の割合に基づいて、現在の購入確率を算出する購入確率算出手段と、算出された購入確率に基づいて商品の販売予測量を算出する販売予測手段と、を備えた経営計画支援装置」について記載されている。
特開2003−187051号公報
特許文献1には、商品価格と過去の購入者の所得とに基づいて購入確率を算出し、算出された購入確率に基づいて販売予測量を算出する手順が記載される。しかし、過去に商品を購入した購入者が想定通り商品を購入するとは限らないため、商品の需要が販売予測量を外れる場合がある。このように需要が販売予想量を外れることは、特許文献1に記載された手順において、過去に商品を購入した購入者の商品に対する評判及び感情が考慮されていないために発生する。
例えば、商品の発売を公表した後に、消費者が当該商品に悪い印象を抱いた場合、評判及び感情を分析せずに想定された販売予測量よりも、販売量が低い可能性がある。また、商品の発表後の印象が好評である場合、評判及び感情を分析せずに想定された販売予測量よりも、販売量が上回るため、生産量不足及び在庫不足になる可能性がある。
本願は、新製品又は未取扱い商品の売り上げを、購入者の商品に対する評判及び感情を考慮して適切に予測する方法の提供を目的とする。
本発明の代表的な一形態によると、プロセッサ及びメモリを有する計算機であって、前記計算機は、所定の期間における複数の商品又は役務に関する発言を含むソーシャルメディアデータに基づいて、前記複数の商品又は役務の各々に関して生成された中間データを、メモリに保持し、前記中間データは、前記所定の期間における前記複数の商品又は役務の各々に関する発言の頻度を少なくとも含み、前記複数の商品又は役務は、現在時において消費者へ提供するための展示が行われていない商品又は役務である第1の商品又は役務と、前記現在時において提供のための展示が既に行われている商品又は役務である少なくとも一つの第2の商品又は役務と、を含み、前記計算機は、前記第2の商品又は役務の売上げを示す売上げデータを、前記メモリに保持し、前記第1の商品又は役務に関する前記中間データと、前記第2の商品又は役務に関する前記中間データとの相関を示すソーシャルメディア相関度を算出する相関度算出部と、前記算出されたソーシャルメディア相関度と、前記第2の商品又は役務の売上げデータとに基づいて、前記第1の商品又は役務の売上げを予測する需要予測部と、を有する。
本発明の一実施形態によると、販売実績のない商品の売り上げを、発売前の評判又は関連商品の販売実績に基づいて適切に予測できる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本実施例の需要予測装置の構成図の例を示すブロック図である。 本実施例のCPUで実行される需要予測プログラムの処理とデータとを示す説明図である。 本実施例のソーシャルメディアデータ分析部の処理を示すフローチャートである。 本実施例のソーシャルメディア中間データの例を示す説明図である。 本実施例の商品相関度算出部の処理を示すフローチャートである。 本実施例の商品間のソーシャルメディア相関度を算出する処理を示すフローチャートである。 本実施例の商品情報の例を示す説明図である。 本実施例の商品相関度を算出する処理を示すフローチャートである。 本実施例の外部要因寄与度算出部の処理を示すフローチャートである。 本実施例の売上げデータの例を示す説明図である。 本実施例の外部イベントデータの例を示す説明図である。 本実施例の需要予測データの例を示す説明図である。 本実施例の外部要因データの例を示す説明図である。 本実施例の可視化部が出力する商品需要予測画面の例を示す説明図である。
以下、実施例について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本実施例の需要予測装置の構成図の例を示すブロック図である。
需要予測装置は、CPU101、主記憶装置102、補助記憶装置103、入力装置104、出力装置105及びネットワークインターフェイス106等の複数の装置を有する。これらの装置の各々は、バス107を介して接続され、バス107を経由してデータを入出力する。
CPU101は、主記憶装置102が有する需要予測プログラムの指示に従い、需要予測プログラムにおけるデータ入力、計算、データ出力等の様々な処理を実行する。CPU101は、プログラムを実行するための演算装置であれば、いかなるプロセッサでもよい。本実施例の需要予測プログラムは、複数の機能を有する。
主記憶装置102は、CPU101によって処理される需要予測プログラム及びデータなどが展開されるメモリである。主記憶装置102は、例えばRAM等の不揮発性のメモリである。
補助記憶装置103は、需要予測装置が有するデータ及び需要予測プログラムを格納する記憶装置である。補助記憶装置103は、CPU101の命令により主記憶装置102へデータを入力し、また、主記憶装置102から出力されたデータを受け付ける。補助記憶装置103は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気ディスク、又は、DVD等の光学ディスク等で構成される。補助記憶装置103は、複数台の記憶装置によって構成されてもよい。
入力装置104は、需要予測装置を使用するユーザの指示を受け付け、受け付けた指示をCPU101へ送信する装置である。入力装置104は、例えば、キーボード、マウス、又は、タッチパネル等である。
出力装置105は、CPU101の指示に基づいて需要予測装置の処理結果をユーザに提供するための装置である。ユーザインターフェイスを表示する装置である。出力装置105は、例えば、プリンタ、又は、液晶ディスプレイ等である。出力装置105が液晶ディスプレイ等である場合、出力装置105は、ユーザインターフェイスを表示する。
ネットワークインターフェイス106は、インターネットを介してソーシャルメディアデータ等を受信する装置である。ネットワークインターフェイス106が受信するデータの内容は、CPU101が実行する機能によって制御される。ネットワークインターフェイス106は、例えばNIC(Network Interface Card)又は無線LANインターフェイスカードなどを有する。
本実施例の需要予測装置は、商品又は役務を消費者に直接提供する小売店に設置されてもよく、また、複数の小売店の各々に備わる端末とネットワークを介して接続されるサーバでもよい。
なお、役務を商取引の対象とする業務を小売店が行う場合、本実施例の需要予測装置は、役務の需要も予測する。以下に示す需要予測装置は、商品の需要を予測するが、役務の需要も同じ方法によって予測することができる。
以下において、需要予測装置における需要予測プログラムの例を説明する。
図2は、本実施例のCPU101で実行される需要予測プログラムの処理とデータとを示す説明図である。
本実施例の需要予測プログラムは、ソーシャルメディアデータ分析部202、商品相関度算出部205、外部要因寄与度算出部206、商品需要予測部210、及び、可視化部213を含む。図2に示す需要予測装置の機能の各々は、CPU101が実行する需要予測プログラムによって実装される。
しかし、本実施例の需要予測装置の機能の各々は、例えば集積回路等の物理的な処理部によって実装されてもよい。また、需要予測装置の機能の各々は、複数のプログラムによって実装されてもよいし、一つのプログラムによって実装されてもよい。
また、辞書203、ソーシャルメディア中間データ204、売上げデータ207、外部イベントデータ208、商品情報209、需要予測データ211、及び外部要因データ212は、主記憶装置102に格納されるが、データ量等の必要に応じて補助記憶装置103に格納されてもよい。
<ソーシャルメディアデータ分析の説明>
ソーシャルメディアデータ201は、ブログ又はSNS(Social Network Service)等のソーシャルメディアのサービスによって生成されるデータである。ソーシャルメディアデータ201は、運用されるサービスによってフォーマットが定められる。ソーシャルメディアデータ201は、HTML又はXML等の構造化されたデータ、若しくは、JSON(JavaScript Object Notation)(JavaScriptは登録商標)等の構造が特に定まっていないデータ等様々なフォーマットによって情報を示す。
ソーシャルメディアデータ分析部202は、図1に示すネットワークインターフェイス106を介してインターネットに接続される複数のサーバからソーシャルメディアデータ201を収集する。そして、ソーシャルメディアデータ分析部202は、収集されたソーシャルメディアデータ201を分析し、分析された結果をソーシャルメディア中間データ204として本実施例に係る需要予測装置の主記憶装置102に格納する。
図3は、本実施例のソーシャルメディアデータ分析部202の処理を示すフローチャートである。
ソーシャルメディアデータ分析部202は、CPU101の指示によって図3に示す処理を開始する。ソーシャルメディアデータ分析部202は、前述した方法によって所定の指定期間内のソーシャルメディアデータ201を収集する(ステップ301)。
ここで、所定の指定期間として、例えば、図3に示す処理の開始時から過去の期間が指定されてもよく、また、開始時期から現在時までの期間を指定されてもよい。また、既にソーシャルメディア中間データ204が生成されたことがあるキーワード(商品)について図3に示す処理が実行される場合、指定期間として、前回ソーシャルメディアを収集した時から現在時までの期間が指定されてもよい。所定の指定期間は、主記憶装置102にあらかじめ設定されてもよく、ユーザによって入力装置104を介して入力されてもよい。
また、CPU101は、定期的、又は、ユーザの指示があった場合に、ソーシャルメディアデータ分析部202に図3に示す処理を開始するように指示する。ユーザは、未発売の商品の需要を予測したい場合、ソーシャルメディアデータ分析部202を実行するように、CPU101に指示してもよい。また、ユーザは、発売済の商品に関する評判等を収集したい場合、ソーシャルメディアデータ分析部202を実行するように、CPU101に指示してもよい。
ソーシャルメディアデータ分析部202は、ステップ301において、ブログ又はSNS等のサービスが一般的に公開している取得手段(例えば、API)を用いてソーシャルメディアデータ201を収集する。また、収集されたソーシャルメディアデータ201は、データ量が膨大である。このため、ソーシャルメディアデータ分析部202は、ステップ301において辞書203に予め含まれる単語を含むソーシャルメディアデータ201のみを収集してもよい。または、ソーシャルメディアデータ分析部202は、辞書203に含まれる単語を含むソーシャルメディアデータ201を、収集されるソーシャルメディアデータ201から除外してもよい。
ステップ301の後、ソーシャルメディアデータ分析部202は、収集されたソーシャルメディアデータ201を、所定の時間単位に分割する(ステップ302)。ここで、所定の時間単位とは、ソーシャルメディアデータ分析部202を分析する単位を示し、例えば、年、月、週、日又は時間の単位である。ここで、所定の時間単位は、あらかじめ設定されていてもよいし、ユーザによって入力装置104を介して入力されてもよい。
以下に示す処理において、所定の時間単位は日であるが、日以外の単位であってもよい。
ソーシャルメディアデータ分析部202は、ステップ301において収集されたソーシャルメディアデータ201に含まれる時間情報を解析し、所定の時間単位によってソーシャルメディアデータ201を分割する。
ステップ302以後において、各機能は、分割されたソーシャルメディアデータ201の各々を処理する。以後において、分割されたソーシャルメディアデータ201を、単に複数のソーシャルメディアデータと記載する。
ステップ302の後、ソーシャルメディアデータ分析部202は、ソーシャルメディアデータの各々から、所定のキーワードが含まれる発言を抽出する(ステップ303)。ここで、所定のキーワードには、需要を予測する商品の名称等の識別子(商品名)が少なくとも含まれる。
所定のキーワードは、主記憶装置102にあらかじめ設定されてもよく、入力装置104を介してユーザによって指定されてもよい。所定のキーワードに含まれる商品を示す識別子は、商品の正確な名称である必要はなく、商品の名称の一部であってもよい。例えば、所定のキーワードは、「特選エビチャーハン」の商品の名称のうち、「エビチャーハン」であってもよい。また、所定のキーワードには、「特選エビチャーハン」又は「エビチャーハン」などのように複数のキーワードが指定されてもよい。
ソーシャルメディアデータ分析部202は、ステップ303において、ソーシャルメディアデータの各々に含まれるテキストを解析し、所定のキーワードが含まれる発言をテキストから抽出する。
ステップ303の後、ソーシャルメディアデータ分析部202は、ステップ303において抽出された発言の発言数を算出する(ステップ304)。
ステップ304の後、ソーシャルメディアデータ分析部202は、ステップ303において抽出された発言の各々を用いて、所定のキーワードについての感情分析を実行し、感情ごとの発言数を算出する(ステップ305)。
具体的にはステップ305において、ソーシャルメディアデータ分析部202は、ステップ303において抽出された発言に感情分析を実行することによって、抽出された発言の内容を、所定のキーワードが示す商品への肯定意見、否定意見又は中立意見に分類する。発言の内容の分類方法は、例えば辞書203に格納された肯定又は否定を示す単語を用い、ソーシャルメディアデータ分析部202が、発言に肯定の単語が含まれている場合、発言を肯定意見に分類する方法である。
また、ソーシャルメディアデータ分析部202は、辞書203に格納される単語と発言とを直接比較することによって肯定意見又は否定意見に分類する方法を用いてもよい。また、ソーシャルメディアデータ分析部202は、辞書203に格納される肯定又は否定の単語を各々複数組み合わせることによって肯定及び否定の表現が、発言に含まれるか否かを判定する方法を用いてもよい。
複数の単語を組合せる方法によって発言の内容を分類する場合、ソーシャルメディアデータ分析部202は、発言を予め形態素解析してもよい。
さらにソーシャルメディアデータ分析部202は、ステップ305において、分類された結果に基づいて、肯定意見を含む発言数、否定意見を含む発言数、及び、肯定意見も否定意見も含まない発言数の各々を算出する。
ステップ305の後、ソーシャルメディアデータ分析部202は、ステップ303において抽出された発言から、所定のキーワードが示す商品名に関する関連語を取得する(ステップ306)。具体的には、ソーシャルメディアデータ分析部202は、ステップ303において抽出された発言のテキスト文を、形態素解析等の方法を用いて、単語に分割する。ソーシャルメディアデータ分析部202は、発言の各々から分割された全ての単語を、当該発言の関連語として取得する。そして、ソーシャルメディアデータ分析部202は、取得された関連語の各々が発生する頻度を、ソーシャルメディアデータの各々において算出する。
ソーシャルメディアデータ分析部202は、ステップ306において、ソーシャルメディア中間データ204に格納する関連語の単語数を減らすために、関連語のうち頻度が所定の頻度よりも多い関連語を抽出してもよい。
また、ソーシャルメディアデータ分析部202は、ステップ306において、頻度の代わりに関連語に対するTF−IDF(Term Frequency−Inverse Document Frequency)を算出し、算出されたTF−IDFをソーシャルメディア中間データ204に格納してもよい。TF−IDFは、文章中の単語に関する重みを示す値であり、単語の出現頻度と逆文書頻度との二つの指標に基づいて算出される。
ステップ306の後、ソーシャルメディアデータ分析部202は、ステップ303からステップ306による処理結果を、ソーシャルメディア中間データ204に格納する(ステップ307)。
ステップ307の後、ソーシャルメディアデータ分析部202は、ステップ301において収集されたソーシャルメディアデータ201のすべてに、ステップ303からステップ307までの処理を実行したか否かを判定する(ステップ308)。収集されたソーシャルメディアデータ201にステップ303等の処理を実行していないデータが含まれる場合、ソーシャルメディアデータ分析部202は、ステップ303に戻る。
収集されたソーシャルメディアデータ201のすべてに、ステップ303等の処理が実行された場合、ソーシャルメディアデータ分析部202は、図3に示す処理を終了する。
図4は、本実施例のソーシャルメディア中間データ204の例を示す説明図である。
ソーシャルメディア中間データ204に含まれる複数のソーシャルメディア中間データは、商品ごとに生成される。ソーシャルメディア中間データ204は、商品名400、集計時間401、発言頻度402、肯定意見数403、否定意見数404及び関連語405を含む。
商品名400は、商品を一意に示す識別子を示し、例えば、商品名を示す。商品名400は、ステップ307においてユーザによって識別子を入力されてもよいし、ステップ303において用いられたキーワードが商品を一意に示す識別子である場合、当該キーワードが格納されてもよい。
集計時間401は、ステップ302における所定の時間単位ごとに分割された期間を示す。ステップ302における所定の時間単位が日であった場合、集計時間401は、日付を示し、ソーシャルメディア中間データ204の各エントリは、商品名400が示す商品への日ごとの発言に関する情報を含む。
発言頻度402は、ステップ304において算出された商品名400が示す商品に関する発言数である。発言頻度402には、ステップ307において発言数が格納される。
肯定意見数403は、ステップ305において算出された、商品名400が示す商品への肯定意見の発言数を示す。肯定意見数403には、ステップ307において発言数が格納される。
否定意見数404は、ステップ305において算出された、商品名400が示す商品への否定意見の発言数を示す。否定意見数404には、ステップ307において発言数が格納される。
関連語405は、ステップ306において取得された、商品名400が示す商品に関する関連語と当該関連語の頻度を示す。関連語405には、ステップ307において関連語と頻度とが格納される。
ソーシャルメディアデータ分析部202は、ステップ307において、ステップ306において取得された関連語とその出現頻度数とを対応させて、ソーシャルメディア中間データ204に格納する。また関連語が複数存在する場合、ソーシャルメディアデータ分析部202は、図4に示す関連語405のように、「,」等の区切り文字を用いて複数の関連語の各々を区別してもよい。
ソーシャルメディアデータ分析部202は、ソーシャルメディア中間データ204が既に生成されている商品の商品名をキーワードとして、図3に示す処理を実行する場合、ステップ307において、既に主記憶装置102に格納される当該商品のソーシャルメディア中間データ204に、新たなエントリを追加する。そして、ソーシャルメディアデータ分析部202は、改めて実行されたステップ303〜ステップ306の結果を、新たなエントリに格納する。これによって、ソーシャルメディアデータ分析部202は、最新のソーシャルメディアデータ201を用いたソーシャルメディア中間データ204を生成できる。
ソーシャルメディアデータ分析部202が図3に示す処理を実行することによって、需要を予測する商品に関するソーシャルメディア中間データ204が、主記憶装置102に格納される。また、ソーシャルメディアデータ分析部202が図3に示す処理を、複数の商品について繰り返し実行し続けることによって、発売後の複数の商品に関するソーシャルメディア中間データ204が生成される。
なお、ソーシャルメディアデータ分析部202は、本実施例の需要予測装置とは異なる装置から、ソーシャルメディア中間データ204を受信し、主記憶装置102に格納してもよい。
<商品間の相関度算出方法の説明>
商品相関度算出部205は、需要を予測する商品(以下、指定商品)のソーシャルメディアにおける発言頻度402、肯定意見数403及び否定意見数404と、過去に発売され販売実績がある関連商品の発言頻度402、肯定意見数403及び否定意見数404との相関を示すソーシャルメディア相関度を算出する。商品相関度算出部205は、需要を予測する商品が発売前又は発売済みなのかに従って、相関度を算出する期間を変更する。
図5は、本実施例の商品相関度算出部205の処理を示すフローチャートである。
商品相関度算出部205は、CPU101の指示により図5に示す処理を開始する。なお、図5に示す処理の開始時において、商品相関度算出部205は、指定商品の識別子と当該指定商品に関連する少なくとも一つの関連商品の識別子とを、入力装置104を介してユーザから入力される。
指定商品は、売上げを予測するターゲットの商品である。関連商品は、図5に示す処理の開始時において既に取り扱われている商品である。
ここで、商品相関度算出部205は、ユーザから指定商品の識別子を受け付けた場合、後述する商品情報209を参照し、指定商品と同じ商品分類の商品であり、かつ、既に取扱い済の商品を関連商品として抽出してもよい。
商品相関度算出部205は、関連商品の識別子ごとにステップ501〜ステップ504の処理を実行する。このため、以下のステップ501〜ステップ504の説明において関連商品は一つである。
商品相関度算出部205は、指定商品及び関連商品のソーシャルメディア中間データ204を取得する(ステップ501)。指定商品又は関連商品のソーシャルメディア中間データ204が存在しない場合、商品相関度算出部205は、CPU101を介してソーシャルメディアデータ分析部202に指示し、指定商品又は関連商品に関する新たなソーシャルメディア中間データ204を生成させてもよい。
商品相関度算出部205は、ステップ501で取得されたソーシャルメディア中間データ204に基づいて、指定商品と関連商品との相関を示すソーシャルメディア相関度を算出する(ステップ502)。ステップ502の詳細なフローを図6に示す。
図6は、本実施例の商品間のソーシャルメディア相関度を算出する処理を示すフローチャートである。
商品相関度算出部205は、ステップ502においてソーシャルメディア中間データ204に基づいてソーシャルメディア相関度を算出するために、指定商品が現在時において発売前であるか発売後(本実施例において発売日を含む)であるかを判定する(ステップ601)。本実施例の需要予測装置は、自らが有するタイマから、又は、インターネット等を介して現在時を取得することができる。
商品相関度算出部205は、後述する商品情報209を用いて、指定商品が現在時において発売前であるか否かを判定する。本実施例の商品情報209は、商品が現在時において発売前であるか発売後であるか、及び、発売後であっても各小売店において取り扱われているか否かを示す。
なお、本実施例において、商品の生産者が商品を流通経路に乗せ始めることを、発売と記載する。また、小売店が消費者に商品を提供し、さらに、提供のために展示することを取扱いと記載する。本実施例において、商品が発売後においても、在庫切れ又は販売の方針などにより、小売店の各々において商品が取り扱われない場合がある。
指定商品が現在時において発売前であった場合、ステップ602へ進む。また、指定商品は発売以後であるが現在取り扱われていない商品である場合、ステップ605へ進む。なお、指定商品が発売後であり、現在既に取り扱われている場合、需要予測装置は、従来の需要予測の方法を用いて需要を予測してもよい。
指定商品が現在時において発売前であった場合、商品相関度算出部205は、指定商品について現在時から指定商品の発売日までの日数差を、商品情報209に基づいて算出する(ステップ602)。商品情報209は、商品の発売日に関する情報を示す。商品相関度算出部205は、商品情報209のみ、又は、商品情報209と現在時とに基づいて、商品の発売日を求めることができる。
なお、前述において、商品相関度算出部205は、指定商品の発売日と現在時との日数差を算出するが、商品情報209が商品の発売日時を示す場合、現在時と発売日時との時間差を算出してもよい。商品情報209が商品の発売月を示す場合、商品相関度算出部205は、現在時と発売月との月数差を算出してもよい。
商品相関度算出部205は、ステップ601において指定商品が発売前であるか否かを判定することにより、指定商品の発売日と現在時との前後関係を特定し、さらに、ステップ602(又はステップ605)において現在時と発売日との時間差を算出する。商品相関度算出部205は、これらの前後関係及び時間差(発売日と現在時との関係)を用いて、ステップ603(又はステップ606)において関連商品の基準時を算出する。
ステップ602の後、商品相関度算出部205は、特定された前後関係が現在時が発売日前であるため、関連商品の発売日からステップ602において求めた日数差分を過去にさかのぼった日付(基準時)を算出する。ここで算出された関連商品における基準時は、指定商品における現在時に相当する。さらに、商品相関度算出部205は、指定商品のソーシャルメディア中間データ204に格納されるエントリ数(指定商品のエントリ数)を算出する。
そして、商品相関度算出部205は、関連商品のソーシャルメディア中間データ204のうち、算出された関連商品における基準時までの過去のソーシャルメディア中間データ204を、指定商品のエントリ数分抽出する(ステップ603)。具体的には、商品相関度算出部205は、商品名400が関連商品を示すソーシャルメディア中間データ204のうち、集計時間401が基準時より過去を示すソーシャルメディア中間データ204のエントリを、指定商品のソーシャルメディア中間データ204と同じ期間分抽出する。
ステップ603及び後述するステップ606の処理によって、商品相関度算出部205は、指定商品のソーシャルメディア中間データ204と比較するための関連商品のソーシャルメディア中間データ204を適切に抽出することができる。
ステップ603の後、商品相関度算出部205は、指定商品のソーシャルメディア中間データ204のエントリとステップ603において取得された関連商品のソーシャルメディア中間データ204のエントリとの、相関度(以下、ソーシャルメディア相関度と記載)を算出する(ステップ604)。ステップ604の処理は、指定商品の発売前のソーシャルメディアにおける評判と、過去の販売実績がある関連商品の発売前のソーシャルメディアにおける評判とを比較し、同様の評判である場合、指定商品の売り上げも関連商品の売り上げと同様な変動を示す可能性があるという考えに基づく。
ステップ604におけるソーシャルメディア相関度の算出の一例を以下に示す。商品相関度算出部205は、指定商品の複数の発言頻度402の推移を示す関数と、関連商品の複数の発言頻度402の推移を示す関数との、例えば各時刻における距離を用いて、相互相関関数を求める。そして、本実施例の相互相関関数は、関数間の距離が大きいほど、すなわち、指定商品のソーシャルメディア中間データ204と関連商品のソーシャルメディア中間データ204とが異なるほど、高い値を出力する。
また、商品相関度算出部205は、肯定意見数403の推移を示す関数、又は、否定意見数404の推移を示す関数に対して相互相関関数を求めてもよい。また、商品相関度算出部205は、発言頻度402に対する肯定意見数403の割合の推移を示す関数、又は、発言頻度402に対する否定意見数404の割合の推移を示す関数に対して相互相関関数を求めてもよい。
また、商品相関度算出部205は、割合の推移による相互相関関数ではなく、指定商品のソーシャルメディア中間データ204のエントリ全体の肯定意見数403と否定意見数404とのそれぞれの発言頻度402に対する割合(それぞれ否定意見率、肯定意見率と呼ぶ)を求めてもよい。
そして、商品相関度算出部205は、ステップ603において抽出された関連商品のエントリに基づいて、否定意見率及び肯定意見率を求めてもよい。さらに、商品相関度算出部205は、指定商品の否定意見率及び肯定意見率の比と、関連商品の否定意見率及び肯定意見率の比とに、任意に重み付けした後、総和を求めてもよい。そして、商品相関度算出部205は、この総和をソーシャルメディア相関度として取得してもよい。
また、商品相関度算出部205は、ソーシャルメディア相関度の算出に関連語405を用いてもよい。例えば、商品相関度算出部205は、指定商品のエントリと抽出された関連商品のエントリとでそれぞれに含まれる同じ関連語の数を求め、相関度として取得してもよい。また、商品相関度算出部205は、特定の関連語に対する時系列の推移を示す相互相関関数を求め、求められた相互相関関数からソーシャルメディア相関度を算出してもよい。
さらに、商品相関度算出部205は、前述したソーシャルメディア相関度の算出方法のうち少なくとも一つの方法を用いてもよく、複数の方法によってソーシャルメディア相関度を算出し、算出された複数のソーシャルメディア相関度を任意に重み付けし、重み付けされた複数のソーシャルメディア相関度の総和を算出してもよい。そして、商品相関度算出部205は、算出されたソーシャルメディア相関度の総和を、ステップ604におけるソーシャルメディア相関度の結果として出力してもよい。
また、前述のソーシャルメディア相関度は、現在時までの指定商品のソーシャルメディア中間データ204と、基準時までの関連商品のソーシャルメディア中間データ204とによって算出された。しかし、商品相関度算出部205は、基準時を所定の範囲において変化させ、関連商品のソーシャルメディア中間データ204の複数の組を抽出してもよい。そして、抽出された複数の組の各々と、現在時までの指定商品のソーシャルメディア中間データ204との相関度(複数)を求め、求められた相関度の最大値をソーシャルメディア相関度として出力してもよい。
以上により、商品相関度算出部205は、ステップ604においてソーシャルメディア相関度を算出し、図5のステップ502の処理を終了する。
次に、指定商品が発売済みであり、かつ、指定商品が現在時において取り扱われていない場合のステップ605からの処理について説明する。
商品相関度算出部205は、ステップ601において指定商品が発売済みであり、かつ、現在時において取り扱われていないと判定された場合、ステップ602と同じく、現在時から指定商品の発売日までの日数差分を商品情報209に基づいて求める(ステップ605)。
ステップ605の後、商品相関度算出部205は、特定された前後関係が指定商品は現在発売済みであることを示すため、ステップ602において求めた日数差分を関連商品の発売日に足した日付(基準時)を算出する。ここで算出された関連商品における基準時が、指定商品における現在時に相当する。また、商品相関度算出部205は、指定商品のソーシャルメディア中間データ204に格納されるエントリ数(指定商品のエントリ数)を算出する。
そして、商品相関度算出部205は、関連商品のソーシャルメディア中間データ204のうち、算出された関連商品における日付までの過去のソーシャルメディア中間データ204を、指定商品のエントリ数分抽出する(ステップ606)。
ステップ606の後、商品相関度算出部205は、指定商品のソーシャルメディア中間データ204と、ステップ606において抽出された関連商品のソーシャルメディア中間データ204とのソーシャルメディア相関度を算出する(ステップ607)。ステップ607におけるソーシャルメディア相関度の算出方法は、ステップ604と同じである。
ステップ607における処理は、指定商品の発売前後のソーシャルメディア上での評判と、過去の販売実績のある関連商品の発売前後のソーシャルメディア上での評判とを比較し、同様の評判である場合、指定商品の売り上げも関連商品の売り上げと同様な変動を示す可能性があるという考えに基づく。
以上により、商品相関度算出部205は、ステップ607においてソーシャルメディア相関度を算出し、図5のステップ502の処理を終了する。図6に示す処理が終了した後、商品相関度算出部205は、図5に示すステップ503を実行する。
商品相関度算出部205は、ステップ502においてソーシャルメディア中間データ204を用いたソーシャルメディア相関度を算出した後、指定商品と各関連商品とに関する商品の分類又は価格等の属性を、図2の商品情報209より取得する(ステップ503)。
図7は、本実施例の商品情報209の例を示す説明図である。
商品情報209は、本実施例の需要予測装置のユーザが消費者に提供している、又は、将来提供する可能性がある商品に関する情報(商品の属性)を含む。商品情報209が示す商品には、指定商品及び関連商品が含まれる。
商品情報209は、商品名701、製造元702、商品分類703、商品価格704、発売日705、取扱い有無706及び商品説明707等の項目を含む。商品情報209の商品名701、製造元702、商品分類703、商品価格704及び商品説明707は、ユーザが商品発売前に設定する。また、製造元702、商品分類703、商品価格704及び商品説明707は、少なくとも本実施例の商品の属性に該当する。
商品名701は、商品を一意に示す識別子を含む。本実施例の商品名701は、商品名を示す。商品名701は、指定商品及び関連商品の識別子に対応する。
製造元702は、商品名701が示す商品の製造元を示す識別子を含む。商品分類703は、商品の分類を示す。商品分類703は、「鮮魚」又は「飲料」等の分類名を示す。商品価格704は、商品名701が示す商品の販売価格を示す。
発売日は、商品名701が示す商品の発売日を示す。図7に示す発売日705は、発売日から現在時までの相対的な日数を示す。このため、未発売の商品に関する発売日705は、マイナスの値を示す。
なお、発売日705は、絶対的な日付を示す年月日を示してもよい。発売日705が絶対的な日付を示す場合、ユーザがあらかじめ値を発売日705に設定する。発売日705が相対的な日数を示す場合、発売日705は、定期的(例えば、1日ごと)にCPU101によって更新される。
取扱い有無706は、商品名701が示す商品が取り扱われているか否かを示す。取扱い有無706は、ユーザが必要に応じて更新する。
需要予測装置が各小売店に設置され、かつ、設置される小売店において商品が取り扱われている場合、取扱い有無706は取扱い有りを示す。また、需要予測装置がサーバであり、各小売店の端末と接続される場合、取扱い有無706は、少なくとも一つの小売店において商品が取り扱われる場合、取扱い有りを示してもよい。
商品説明707は、商品名701が示す商品の説明である。商品説明707には、例えば、原産地又は「まろやか」等の商品を特徴づける用語又は文章が格納される。
なお、本実施例の商品情報209は、商品名701、発売日705及び取扱い有無706を少なくとも含むが、必要に応じてその他の情報を含む。例えば、商品情報209は、商品分類703に、大分類(例:「飲料」)、中分類(例:「清涼飲料」又は「炭酸飲料」等)を示す属性を含んでもよい。
また、主記憶装置102又は補助記憶装置103は、製造元702及び商品分類703に対応する製造元又は商品分類の一覧を保持してもよい。そして、製造元702及び商品分類703は、製造元の名称及び商品分類の名称ではなく、番号によって表現された識別子を含んでもよい。製造元702又は商品分類703の識別子が番号である場合、需要予測装置の機能の各々は、製造元又は商品分類の一覧に含まれる番号と名称とを対応づけることによって、相互の情報を取得する。
ステップ503において、商品相関度算出部205は、商品名701が指定商品を示す商品情報209のエントリの属性、及び、商品名701が関連商品を示す商品情報209のエントリの属性を取得する。
ステップ503の後、商品相関度算出部205は、指定商品の属性と関連商品の属性とに基づいて、商品相関度を算出する(ステップ504)。
図8は、本実施例の商品相関度を算出する処理を示すフローチャートである。
図8に示す処理は、ステップ504に相当する。
商品相関度算出部205は、取得された指定商品の属性と関連商品の属性とに含まれる非定量データを、定量データに変換する(ステップ801)。
具体的には、商品情報209が図7に示す商品情報209である場合、ステップ801において、商品相関度算出部205は、商品情報209に含まれる項目のうち、製造元702及び商品分類703等の非定量データを、適切な定量データに変換する。または、商品相関度算出部205は、商品情報209に含まれる項目のうち、定量データであるが、データ間の差分に有意な差がない項目の定量データを、所定の値を乗算等することによって、適切な定量データに変換する。
例えば、商品相関度算出部205は、商品分類703において、「飲料」を0に変換し、「鮮魚」を1に変換する。また、商品分類703又は製造元702等の識別子に定量的な番号が割り当てられた管理テーブルを、主記憶装置102が保持する場合、商品相関度算出部205は、当該管理テーブルを用いて、非定量データを定量データに変換する。
また、商品相関度算出部205は、ステップ801において、異なる複数の非定量データを異なる複数の定量データに必ず変換する必要はない。例えば、指定商品の商品分類703が「飲料」である場合、「飲料」を1に変換し、「飲料」以外の全ての商品分類703の識別子を0に変換してもよい。
また、商品情報209に図7に示す商品説明707のような文章が含まれている場合、商品相関度算出部205は、商品説明707の文章を形態素解析によって単語に分割し、指定商品と関連商品との商品説明707において同じ単語が含まれている数を算出することによって、商品説明707を定量データに変換してもよい。
ステップ801の後、商品相関度算出部205は、指定商品と関連商品との商品情報間距離を算出する(ステップ802)。商品情報間距離は、指定商品の属性と関連商品の属性との相違を示し、大きければ大きいほど、指定商品の属性と関連商品の属性とが異なることを示す。
ステップ802において、商品相関度算出部205は、指定商品と関連商品との商品情報209間の距離を、例えばユークリッド距離等の方法を用いて算出する。商品相関度算出部205は、例えば、式1を用いて商品情報209間の距離を算出する。
Figure 0005963709
Rp(n):関連商品nの商品情報209と指定商品の商品情報209間の距離
n:関連商品を示す引数
k:商品情報209に含まれるk番目の項目に対する重み
k:商品情報209に含まれる項目を示す引数
k:指定商品の商品情報209に含まれるk番目の項目の定量データ
k(n):関連商品nの商品情報209に含まれるk番目の項目の定量データ
商品相関度算出部205は、ステップ802において算出された距離Rp(n)を商品情報間距離として出力する。
ステップ802の後、商品相関度算出部205は、指定商品と関連商品との商品相関度を算出する(ステップ803)。ステップ803において、商品相関度算出部205は、図5に示すステップ502において算出されたソーシャルメディア相関度と、式1において算出された商品情報間距離とを用いて、商品相関度を算出する。具体的には以下の式2によって商品相関度を求める。
Figure 0005963709
R(n,t):関連商品nの時間tにおける指定商品に対する商品相関度
Rp(n):関連商品nに対する指定商品に対する商品情報間距離
Rs(n,t):関連商品nの時間tにおける指定商品に対するソーシャルメディア相関度
αP、αS:商品情報間距離に対する重み、ソーシャルメディア相関度に対する重み
式2によって算出された商品相関度(R(n,t))は、指定商品の属性と関連商品の属性とが異なれば異なるほど、高い値を示す。また、式2によって算出された商品相関度は、指定商品と関連商品とのソーシャルメディア中間データが異なれば異なるほど、高い値を示す。商品相関度算出部205は、ステップ803において算出されたR(n,t)を、関連商品の商品相関度として出力する。
ステップ803の後、商品相関度算出部205は、図5に示すステップ504を終了する。そして、商品相関度算出部205は、商品相関度が算出されていない関連商品があるか否かを判定する(ステップ505)。ステップ505において商品相関度が算出されていない関連商品があると判定された場合、商品相関度算出部205は、ステップ501に戻って次の関連商品にステップ501からステップ504の処理を行う。全ての関連商品に対する商品相関度を算出し終わったと判定された場合、商品相関度算出部205は、図5に示す処理を終了する。
図8に示す処理によって、指定商品の属性と関連商品の属性とによって商品相関度を算出することによって、指定商品と関連商品との類似度によって、売上げを予測するための商品相関度を算出することができる。そして、これによって、後述する商品需要予測部210は、指定商品と類似する関連商品の売上げデータ207をより強く反映させて、指定商品の売上を予測することができ、売上げ予測の精度を向上させることができる。
なお、商品相関度算出部205は、需要を予測するための関連商品として、商品情報209の各項目の値により分類し、特定の分類の商品を抽出してもよい。また、商品相関度算出部205は、商品相関度を、商品情報間距離とソーシャルメディア相関度とに基づいて算出したが、本実施例の商品相関度算出部205は、αPを0とすることによって、ソーシャルメディア相関度のみを商品相関度として出力してもよい。
<外部要因寄与度算出方法>
商品相関度算出部205による図5に示す処理が終了した場合、外部要因寄与度算出部206は、ソーシャルメディア中間データ204、売上げデータ207及び外部イベントデータ208を用いて、ソーシャルメディアにおける発言頻度、競合性、広告又は気象条件等の外部要因が、過去に発売された商品の売上げへ与える影響を定量的な指標として算出する。
図9は、本実施例の外部要因寄与度算出部206の処理を示すフローチャートである。
図9に示す処理は、関連商品ごとに実行される。
外部要因寄与度算出部206は、関連商品の売上げデータ207のエントリを取得する(ステップ901)。
図10は、本実施例の売上げデータ207の例を示す説明図である。
売上げデータ207は、過去に発売された商品の売上げを示す。売上げデータ207は、ユーザによって定期的(例えば、日ごと)に更新される。売上げデータ207は、商品名1001と売上高1002とを含む。
商品名1001は、商品を示し、商品情報209の商品名701に相当する。売上高1002は、商品名701が示す商品の複数の期間の各々における売上高を示す。
売上高1002は、図10に示すように、例えば、日ごと又は月ごとの売上高を含む。一方、売上げデータ207は、売上高1002に、日ごと又は月ごとの売上高を含み、さらに、売上高1002に、期間ごと等の売上高を含んでもよい。
なお、売上げデータ207には、商品情報209のエントリに対応させるための情報が必ず含まれる(図10に示す売上げデータ207において商品名1001)。しかし、売上げデータ207のエントリと商品情報209のエントリとが、必ずしも商品名によって対応させられる必要はない。例えば、図9に示す商品情報209の各エントリにユニークなIDが付与され、当該IDを売上げデータ207の各エントリが有してもよい。
ステップ901の後、外部要因寄与度算出部206は、関連商品のソーシャルメディア中間データ204を取得する(ステップ902)。ステップ902において、外部要因寄与度算出部206は、関連商品に関するエントリがソーシャルメディア中間データ204に含まれるか否かを判定し、含まれない場合、ソーシャルメディアデータ分析部202に関連商品に関するエントリを生成させてもよい。
ステップ902の後、外部要因寄与度算出部206は、関連商品の外部イベントデータ208を取得する(ステップ903)。
図11は、本実施例の外部イベントデータ208の例を示す説明図である。
外部イベントデータ208は、商品の売上げに影響を与える可能性のある条件に関する定量データを示す。外部イベントデータ208は、日付1101を含み、例えば、気候データ1102、TV露出データ1103、マーケティングデータ1104及び売変率1105の項目を含む。
外部イベントデータ208は、図11に示す各項目を、図7の商品名701が示す商品ごとに含む。
日付1101は、日付を示す。図11に示す外部イベントデータ208のエントリの各々は、日ごとの条件を示すが、例えば、週ごとの条件又は時間ごとの条件を示してもよい。ただし、外部イベントデータ208の各エントリは、売上げデータ207の売上高1002に含まれる各売上げに対応する。このため、外部イベントデータ208の各エントリが、日ごとの条件を示す場合、売上高1002は、日ごとの売上げを示す値を含む。
気候データ1102は、日付1101が示す日における気象条件を示す。衣服又は季節物の食品等の商品は、寒暖など気象条件によって売上げが変動する可能性がある。このため外部イベントデータ208は、気象条件を含んでもよい。
気候データ1102は、例えば、図11に示す気温及び降水量を含む。また、気候データ1102は、湿度又は降雪量等を含んでもよい。
TV露出データ1103は、日付1101が示す日において、商品がCM又はTV番組等において紹介された回数などを含む。商品の売上げは、TV等のマスメディアによって一般消費者に向けて商品の情報が発信されることによって、増減する可能性がある。このため外部イベントデータ208は、CM又はTV番組において紹介された回数などを含んでもよい。具体的には、TV露出データ1103は、図11に示すようなCM回数及びTV番組において紹介された回数を含んでもよい。
マーケティングデータ1104は、日付1101が示す日において商品に実施されたキャンペーン等の特別な宣伝、又は、新聞等と一緒に配布される広告チラシでの宣伝回数等を示す。マーケティングデータ1104は、事業主である本実施例の需要予測装置のユーザ又は需要予測装置を利用する組織が、能動的に行った宣伝に関する情報である。
宣伝には、例えば、街頭における店舗への呼び込み、及び、試供品の提供などが含まれる。マーケティングデータ1104は、これら宣伝に関する情報を示す定量データを含む。例えば、マーケティングデータ1104は、図11に示すように、キャンペーン回数及びチラシの有無を示す。図11において、チラシが配布された場合、マーケティングデータ1104は1を示し、チラシが配布されない場合、マーケティングデータ1104は0を示す。
なお、マーケティングデータ1104は、キャンペーン回数等の回数以外に、キャンペーンを実施するために必要であった金額又は人数を示してもよい。また、キャンペーンが複数の日を含む実施期間において行われた場合、実施期間中にキャンペーンを実行するために必要だった金額又は人数を、実施期間の日数で除算した結果を、実施期間中の日付1101のマーケティングデータ1104が含んでもよい。
売変率1105は、商品の単品の売値の変動を示す。商品の売上は、商品の売値の変動により影響を受ける可能性がある。このため、外部イベントデータ208は、売変率1105を含んでもよい。
売変率1105は、例えば、商品の単品の売値を、発売日から全ての期間における商品の売値の平均値によって除算することによって求められる。なお、売変率1105が外部イベントデータ208の項目に含まれる場合、ユーザは、売変率1105に相当するデータを売上げデータ207から算出し、算出された売変率1105を外部イベントデータ208に入力してもよい。
外部イベントデータ208は、需要予測装置とは異なる記憶装置に蓄積された気象データ又はTV番組情報などから抽出された情報に基づいて、図11に示すフォーマットに生成されてもよい。また、外部イベントデータ208は、図11に示すデータ以外にも、日付1101における条件を示し、売上げデータに影響を与える可能性がある条件であれば、いかなる情報を含んでもよい。
ステップ903の後、外部要因寄与度算出部206は、関連商品の各々の売上げデータ207に外部イベントデータ208及びソーシャルメディア中間データ204を用いた重回帰分析を行う(ステップ904)。ステップ904において、外部要因寄与度算出部206は、売上げデータ207に対する外部イベントデータ208の各種データ及びソーシャルメディアでの評判情報が与えた影響を重回帰分析により算出する。例えば、外部要因寄与度算出部206は、売上げデータ207を式3により推定し、重回帰分析によって各係数を求める。
Figure 0005963709
Y(t):日付tにおける関連商品の売上げデータ
m:重回帰分析で算出された説明変数xm(t)に対する回帰係数
m(t):外部イベントデータ208及びソーシャルメディア中間データ204の日付tの項目における定量データ
m:外部イベントデータ208及びソーシャルメディア中間データ204の各項目を示す引数
B:日付tから所定の周期Tより前の売上げデータから日付tの売上を予測する需要予測モデルで推定した係数
C:定数項(amに対する重回帰分析及び係数Bに対する需要予測モデルの定数項を含む)
外部要因寄与度算出部206は、式3を用いて各係数を算出する際、重回帰分析及び需要予測モデル等の従来の方法を用いる。なお、外部要因寄与度算出部206は、重回帰分析の説明変数に、外部イベントデータ208及びソーシャルメディア中間データ204の全ての項目を用いず、一部のみを用いてもよい。
外部要因寄与度算出部206は、重回帰分析を行うためのソーシャルメディア中間データ204の項目として発言頻度402、肯定意見数403、否定意見数404、及び、関連語405のいずれかを用いる。関連語405を重回帰分析に用いる場合、外部要因寄与度算出部206は、関連語の各々を項目とし、頻度を定量データとすることによって重回帰分析を行ってもよい。
また、外部要因寄与度算出部206は、式3の重回帰分析を行う前に、売上げデータのみに需要予測モデルを適用してもよい。そして、外部要因寄与度算出部206は、需要予測モデルによって売上予測データを算出し、売上げデータと売上予測データの差分に対する重回帰分析を実行することによって、回帰係数を算出してもよい。
また、外部要因寄与度算出部206は、式3の重回帰分析を行う際に、各説明変数を無次元データに変換するため、説明変数の各々を説明変数の平均値によって除算するといった処理を行ってもよい。また、外部要因寄与度算出部206は、図11の気候データ1102のように単位が気温を示す℃(セルシウス温度)であるような場合、絶対温度に変換するように、適宜量的変数への変換処理を行ってもよい。
ステップ904の後、外部要因寄与度算出部206は、ステップ904において得られた重回帰分析の回帰係数am、需要予測モデル係数B及び定数項Cを、外部要因寄与度として出力する(ステップ905)。外部要因寄与度算出部206は、ステップ905の後、図9に示す処理を終了する。
出力された外部要因寄与度は、後述する外部要因寄与度の出力画面によってユーザに出力される。また、ユーザが、出力結果に基づいて外部要因寄与度を調整することによって、後述する商品需要予測部210は、指定商品の売上げの予測を調整することができる。
<商品需要予測方法の説明>
商品需要予測部210は、商品相関度算出部205によって算出された関連商品の商品相関度、外部要因寄与度算出部206によって算出された関連商品の外部要因寄与度、及び、売上げデータ207を用い、未取扱い商品の売上げを予測する。具体的には、商品需要予測部210は、式4を用いて売上げを算出する。
Figure 0005963709
y(t):日付tにおける未取扱い商品に予測される売上げ
R(n,tnow):現在時tnowにおける関連商品nと指定商品との商品相関度(式2を参照)
Y(n,t−Tn):関連商品nの売上げデータであり、かつ、日付tから、現在時tnowと関連商品の発売日との差分Tnを減算した日の売上げデータ(式3を参照)
N:関連商品の総数
式4によって算出される売上げは、複数の関連商品の各々の商品相関度が高ければ高いほど、高く算出される。また、式4によって算出される売上げは、複数の関連商品の各々の商品相関度が低ければ低いほど、低く算出される。
商品需要予測部210は、式4を用いて日付tにおいて予測される指定商品の売上げを算出することにより、現時点で売上げ実績のない未取扱い商品(指定商品)の需要を予測する。商品需要予測部210は、関連商品nの商品相関度又は外部要因寄与度が算出されていない場合、商品相関度算出部205又は外部要因寄与度算出部206において算出させてもよい。
商品需要予測部210は、商品相関度のみによって、売上げy(t)を算出してもよい。また、商品相関度をソーシャルメディア相関度のみによって算出される場合、売上げy(t)をソーシャルメディア相関度と式4とによって算出してもよい。
商品需要予測部210は、式4によって算出された売上げ(需要予測結果)を需要予測データ211、及び外部要因データ212に格納する。
図12は、本実施例の需要予測データ211の例を示す説明図である。
需要予測データ211は、例えば、日付1201と需要予測結果1202とを含む。
日付1201は、日付(日付tに対応)を示す。需要予測結果1202は、式4によって商品の各々において算出された売上げy(t)を示す。
図13は、本実施例の外部要因データ212の例を示す説明図である。
外部要因データ212は、式3の各説明変数に対して算出された回帰係数amを示す。外部要因データ212は、例えば、商品名1301、需要予測影響度1302、気候影響度1303、ソーシャルメディア影響度1304、TV露出影響度1305、マーケティング影響度1306、及び売変率影響度1307を含む。
需要予測影響度1302は、式3における、需要予測係数Bを格納する。需要予測係数は適用する需要予測モデルによって係数の種類数が異なる。図13に示す需要予測係数Bには、トレンド成分及び周期成分が含まれる。
気候影響度1303は、外部イベントデータ208の気候データ1102の項目に算出された回帰係数amを示す。ソーシャルメディア影響度1304は、ソーシャルメディア中間データ204の発言頻度402の項目に算出された回帰係数amを示す。
TV露出影響度1305は、外部イベントデータ208のTV露出データ1103の項目に算出された回帰係数amを示す。マーケティング影響度1306は、外部イベントデータ208のマーケティングデータ1104の項目に算出された回帰係数amを示す。売変率影響度1307は、外部イベントデータ208の売変率1105の項目に算出された回帰係数amを示す。
<商品需要予測画面の説明>
可視化部213は、本実施例における需要予測装置のユーザに対して、需要予測データ211及び外部要因データ212を用いて需要予測結果を表示する。また、可視化部213は、ユーザからの予測に関する指示を受け付け、受け付けた指示を、CPU101を介して各機能に通知する。
図14は、本実施例の可視化部213が出力する商品需要予測画面1400の例を示す説明図である。
商品需要予測画面1400は、可視化部213によって出力装置105に表示される。商品需要予測画面1400は、需要予測グラフ1401を少なくとも含み、図14に示す商品需要予測画面1400は、関連商品一覧表1402及び外部要因調整部1403も含む。
需要予測グラフ1401は、需要を予測した商品(指定商品)に関する需要予測データ211を、グラフによって示す。図14に示す実線1406は、需要予測データ211が示す売上げである。また、点線1404は、関連商品がユーザによって選択された場合に再算出された売上げを示す。また、破線1405は、外部要因の重み付けをユーザによって選択された場合に再算出された売上げを示す。
関連商品一覧表1402は、指定商品の需要を予測するために用いられる関連商品の一覧を表示する。具体的には、関連商品一覧表1402は、式4において用いられた関連商品を示す。関連商品一覧表1402は、図14に示すように関連商品の商品名と式2において算出された商品相関度とを表示してもよい。また、関連商品一覧表1402に表示される関連商品の表示順は、商品相関度の大小によって並べ替えられてもよい。
ユーザは、関連商品一覧表1402を操作することによって関連商品を任意に選択することができ、可視化部213は、ユーザによって選択された関連商品を、関連商品一覧表1402を介して受け付ける。そして、可視化部213は、例えば、選択された関連商品のエントリの枠の色を替える等の強調表示を行ってもよい。
ユーザが関連商品一覧表1402から関連商品を選択した場合、可視化部213は、選択された関連商品を用いた売上げy(t)の再算出を、CPU101に指示する。CPU101は、可視化部213から関連商品に関する指示を受信した場合、商品相関度算出部205、外部要因寄与度算出部206及び商品需要予測部210に、選択された関連商品を用いて、商品相関度(ソーシャルメディア相関度等)の再算出、外部要因寄与度の再算出、及び、売上げy(t)の再算出を指示する。
その後、可視化部213は出力された需要予測データ211を取得し、取得された需要予測データ211によって点線1404を表示する。可視化部213は、これらの処理を選択された関連商品が変更される度に実行する。
可視化部213は、図14に示すように、すべての関連商品による需要予測結果(実線1406)と一部の関連商品による需要予測結果(点線1404)を一つの需要予測グラフ1401に表示することにより、選択された関連商品によって需要予測がどのように変動するかをユーザに視覚的に理解させることができる。
外部要因調整部1403は、関連商品の売上げに影響を与える外部要因寄与度が需要予測に影響している影響度をユーザに表示する。外部要因調整部1403は、外部要因データ212に含まれる図13の外部要因の各項目(需要予測影響度1302、気候影響度1303、ソーシャルメディア影響度1304、TV露出影響度1305、マーケティング影響度1306、及び、売変率影響度1307)のうち、すべて又は一部の項目を表示する。例えば、外部要因調整部1403は、ユーザがスライドバーを用いて影響度を任意に調整できるように、項目の各々に対応するスライドバーを図14のように表示してもよい。
例えば、ユーザが、売変率を0として商品を販売する場合の商品の需要を予測したい場合、ユーザは、図14に示す外部要因調整部1403のように、売変率の影響度を0に変更するようにスライドバーを操作する。可視化部213は、ユーザによる操作によって変更された売変率の影響度を受け付け、CPU101に変更された売変率の影響度を入力する。CPU101は、可視化部213から変更された売変率の影響度を入力された場合、変更された売変率の影響度を外部要因寄与度算出部206に入力する。
外部要因寄与度算出部206は、式3と入力された売変率の影響度とに基づいて、売変率の説明変数項の回帰係数を0として売上げデータを算出する。その後、商品需要予測部210は、全ての関連商品nに関して再度算出された売上げY(t)と、式4とを用いて売上y(t)を再度算出する。
可視化部213は、再度算出された売上げy(t)を、需要予測結果として需要予測グラフ1401に描画する。図14に示す点線1404は、外部要因調整部1403によって外部要因の影響度が変更された後に算出された売上げy(t)を示す。図14に示す可視化部213は、外部要因寄与度がすべて有効である場合(影響度がすべて1である場合)の需要予測結果を実線1406によって表示し、一部の外部要因寄与度の影響度が調整された後の需要予測結果を点線1404によって同時に表示する。これによって、ユーザは、外部要因の影響が変化することによって、需要予測結果がどのように変動するかを視覚的に理解し易くなる。
また、外部要因調整部1403によって、ユーザは、0から1までの間で外部要因寄与度の影響度を調整できる。例えば、ユーザが図14に示す気温の影響度を0.5に変更した場合、外部要因寄与度算出部206は、式3を用いて売上げデータを算出する際、気候の説明変数項の回帰係数に0.5を乗じて売上げデータを算出する。これによって、ユーザが入力した影響度を需要予測結果に適切に反映できる。
そして、商品需要予測部210は、売上げデータの再算出を全ての関連商品に実行した結果の売上げYを用いて、式4の需要予測を再度算出する。
さらに、外部要因調整部1403は、1.0以上の値を設定できるように、スライドバーを表示してもよい。これによって、外部要因調整部1403は、外部要因の各項目の影響度を、ユーザに入力させることができる。
以上が本実施例における需要予測装置及び方法の説明である。
本実施例の需要予測装置は、ソーシャルメディアデータ201を用いて商品間の相関度を算出することによって、発売前の商品の需要(売上げ)を予測できる。
また、本実施例の需要予測装置は、消費者の評判及び感情以外にも、商品が販売される地域の地域性、販売される商品と他商品との競合性、広告又は気象条件等の様々な外部要因(外部要因データ212に相当)に基づいて、商品の売上げを予測できる。このため、本実施例の需要予測装置は、購入者の所得以外にも販売予測の変動要因を考慮して、売上を予測することができる。
前述の需要予測装置は、未取扱い商品の売上げを予測した。しかし、既に取り扱われている商品の需要も同様に予測することが可能である。既に取り扱われている商品の需要を予測する方法には、公知の需要予測モデルが知られている。しかし、本実施例の需要予測装置によって需要を予測する場合、ソーシャルメディアの評判等の外部データの影響を加味した予測結果を示すことができる。
さらに、実際に商品の発売を開始して、本実施例の装置及びプログラムの運用を開始した場合、需要予測と実際の売上とに差が生じる場合がある。そこで、例えば需要予測に対して実際の売上が一定以上の差で低い場合、可視化部213は、図14に示す商品需要予測画面1400に警告の旨を表示してもよい。なお、売上げデータ207は、例えば1日ごとに更新される。
ユーザは、商品需要予測画面1400に警告が表示された場合、例えば、売変効果及び広告効果を増大することで売上を伸ばすように商品の販売方針を決定し、さらに、商品需要予測画面1400によって売変率の影響度及びマーケティングデータの影響度を大きくし、需要予測を取得してもよい。
また、ソーシャルメディア中間データ204において、発売後に対象商品のソーシャルメディアの発言数が急に増大した場合、可視化部213は、SNS発言数の外部要因寄与度を増大させるようなアクションを推薦する旨を画面に表示するようにしてもよい。
また本実施例においては、商品情報209は、本実施例における需要予測装置のユーザの業務に従った商品に関する情報を含んでもよい。例えば、商品情報209は、本実施例における需要予測装置のユーザが製造業であれば、自社及びライバル会社で取り扱っている製品のリストであってもよい。
また、本実施例における需要予測装置及び方法、プログラムは、必ずしも図1及び図2のように全ての機能を単一の装置で処理する必要はない。必要に応じて並列、分散処理が行えるように、複数の装置で分割して処理を行ってもよい。
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手順等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、又はSSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際にはほとんどすべての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
101 CPU
102 主記憶装置
103 補助記憶装置
104 入力装置
105 出力装置
106 ネットワークインターフェイス
201 ソーシャルメディアデータ
202 ソーシャルメディアデータ分析部
203 辞書
204 ソーシャルメディア中間データ
205 商品相関度算出部
206 外部要因寄与度算出部
207 売上げデータ
208 外部イベントデータ
209 商品情報
210 商品需要予測部
211 需要予測データ
212 外部要因データ
213 可視化部

Claims (15)

  1. プロセッサ及びメモリを有する計算機であって、
    前記計算機は、所定の期間における複数の商品又は役務に関する発言を含むソーシャルメディアデータに基づいて、前記複数の商品又は役務の各々に関して生成された中間データを、メモリに保持し、
    前記中間データは、前記所定の期間における前記複数の商品又は役務の各々に関する発言の頻度を少なくとも含み、
    前記複数の商品又は役務は、現在時において消費者へ提供するための展示が行われていない商品又は役務である第1の商品又は役務と、前記現在時において提供のための展示が既に行われている商品又は役務である少なくとも一つの第2の商品又は役務と、を含み、
    前記計算機は、
    前記第2の商品又は役務の売上げを示す売上げデータを、前記メモリに保持し、
    前記第1の商品又は役務に関する前記中間データと、前記第2の商品又は役務に関する前記中間データとの相関を示すソーシャルメディア相関度を算出する相関度算出部と、
    前記算出されたソーシャルメディア相関度と、前記第2の商品又は役務の売上げデータとに基づいて、前記第1の商品又は役務の売上げを予測する需要予測部と、を有することを特徴とする計算機。
  2. 請求項1に記載の計算機であって、
    前記計算機は、前記複数の商品又は役務の各々の発売が開始される時又は前記複数の商品又は役務の各々の発売が開始された時を示す発売時を、前記メモリに保持し、
    前記相関度算出部は、
    前記第1の商品又は役務について、前記第1の商品又は役務の発売時と前記現在時との関係を求め、
    前記第2の商品又は役務について、前記第2の商品又は役務の発売時と、前記求められた関係と同じ関係の基準時を求め、
    前記求められた基準時より前の前記第2の商品又は役務に関する中間データを抽出し、
    前記抽出された第2の商品又は役務に関する中間データと、前記第1の商品又は役務に関する中間データとによって、前記ソーシャルメディア相関度を算出することを特徴とする計算機。
  3. 請求項1又は2に記載の計算機であって、
    前記計算機は、前記複数の商品又は役務の各々の属性を示す商品情報を、前記メモリに保持し、
    前記相関度算出部は、前記商品情報に基づいて、前記第1の商品又は役務の属性と前記第2の商品又は役務の属性との相違を示す距離を算出し、
    前記需要予測部は、前記算出されたソーシャルメディア相関度と、前記算出された距離と、前記第2のデータの売上げデータとに基づいて、前記第1の商品又は役務の売上げを予測することを特徴とする計算機。
  4. 請求項3に記載の計算機であって、
    前記計算機は、
    ユーザからの指示を受け付ける入出力部と、
    前記第2の商品又は役務の識別子と前記予測された第1の商品又は役務の売上げとを、前記入出力部に表示する可視化部とを有し、
    前記可視化部は、前記ユーザによって指示された前記第2の商品又は役務の識別子を、前記入出力部を介して受け付け、
    前記相関度算出部は、前記識別子が指示された第2の商品又は役務に関する前記中間データと、前記第1の商品又は役務に関する前記中間データとの相関を示すソーシャルメディア相関度を算出することを特徴とする計算機。
  5. 請求項4に記載の計算機であって、
    前記計算機は、前記複数の商品又は役務の各々が提供された際の一定期間ごとの状況を示す外部要因データを保持し、
    前記売上げデータは、前記第2の商品又は役務の前記一定期間ごとの売上げを示し、
    前記第2の商品又は役務の外部要因データと、前記第2の商品又は役務の売上げデータとに基づいて、前記第2の商品又は役務の外部要因データの重回帰分析を行うことによって、前記第2の商品又は役務の外部要因データの回帰係数を算出し、前記算出された回帰係数を用いて予想売上げを算出する外部要因寄与度算出部を有し、
    前記需要予測部は、前記外部要因寄与度算出部によって算出された予想売上げと、前記ソーシャルメディア相関度と、前記算出された距離とに基づいて、前記第1の商品又は役務の売上げを予測することを特徴とする計算機。
  6. 請求項5に記載の計算機であって、
    前記可視化部は、
    前記算出された回帰係数に対する影響度と、前記予測された第1の商品又は役務の売上げとを、前記入出力部を介して表示し、
    前記ユーザによって指示された前記影響度を、前記入出力部を介して受け付け、
    前記外部要因寄与度算出部は、前記指示された影響度と、前記算出された回帰係数とに基づいて、前記予想売上げを算出することを特徴とする計算機。
  7. 請求項6に記載の計算機であって、
    前記外部要因寄与度算出部は、
    前記指示された影響度に前記算出された回帰係数を乗算した結果によって前記回帰係数を更新し、
    前記更新された回帰係数を用いて前記予想売上げを算出することを特徴とする計算機。
  8. プロセッサ及びメモリを有する計算機による予測方法であって、
    前記計算機は、所定の期間における複数の商品又は役務に関する発言を含むソーシャルメディアデータに基づいて、前記複数の商品又は役務の各々に関して生成された中間データを、メモリに保持し、
    前記中間データは、前記所定の期間における前記複数の商品又は役務の各々に関する発言の頻度を少なくとも含み、
    前記複数の商品又は役務は、現在時において消費者へ提供するための展示が行われていない商品又は役務である第1の商品又は役務と、前記現在時において既に提供のための展示が行われている商品又は役務である少なくとも一つの第2の商品又は役務と、を含み、
    前記計算機は、前記第2の商品又は役務の売上げを示す売上げデータを、前記メモリに保持し、
    前記方法は、
    前記プロセッサが、前記第1の商品又は役務に関する前記中間データと、前記第2の商品又は役務に関する前記中間データとの相関を示すソーシャルメディア相関度を算出する相関度算出手順と、
    前記プロセッサが、前記算出されたソーシャルメディア相関度と、前記第2の商品又は役務の売上げデータとに基づいて、前記第1の商品又は役務の売上げを予測する需要予測手順と、を含むことを特徴とする予測方法。
  9. 請求項8に記載の予測方法であって、
    前記計算機は、前記複数の商品又は役務の各々の発売が開始される時又は前記複数の商品又は役務の各々の発売が開始された時を示す発売時を、前記メモリに保持し、
    前記相関度算出手順は、
    前記プロセッサが、前記第1の商品又は役務について、前記第1の商品又は役務の発売時と前記現在時との関係を求める手順と、
    前記プロセッサが、前記第2の商品又は役務について、前記第2の商品又は役務の発売時と、前記求められた関係と同じ関係の基準時を求める手順と、
    前記プロセッサが、前記求められた基準時より前の前記第2の商品又は役務に関する中間データを抽出する手順と、
    前記プロセッサが、前記抽出された第2の商品又は役務に関する中間データと、前記第1の商品又は役務に関する中間データとによって、前記ソーシャルメディア相関度を算出する手順と、を含むことを特徴とする予測方法。
  10. 請求項8又は9に記載の予測方法であって、
    前記計算機は、前記複数の商品又は役務の各々の属性を示す商品情報を、前記メモリに保持し、
    前記相関度算出手順は、前記プロセッサが、前記商品情報に基づいて、前記第1の商品又は役務の属性と前記第2の商品又は役務の属性との相違を示す距離を算出する手順を含み、
    前記需要予測手順は、前記プロセッサが、前記算出されたソーシャルメディア相関度と、前記算出された距離と、前記第2のデータの売上げデータとに基づいて、前記第1の商品又は役務の売上げを予測する手順を含むことを特徴とする予測方法。
  11. 請求項10に記載の予測方法であって、
    前記計算機は、ユーザからの指示を受け付ける入出力部を有し、
    前記方法は、前記第2の商品又は役務の識別子と前記予測された第1の商品又は役務の売上げとを、前記入出力部に表示する可視化手順を含み、
    前記可視化手順は、前記プロセッサが、前記ユーザによって指示された前記第2の商品又は役務の識別子を、前記入出力部を介して受け付ける手順を含み、
    前記相関度算出手順は、前記プロセッサが、前記識別子が指示された第2の商品又は役務に関する前記中間データと、前記第1の商品又は役務に関する前記中間データとの相関を示すソーシャルメディア相関度を算出する手順を含むことを特徴とする予測方法。
  12. 請求項11に記載の予測方法であって、
    前記計算機は、前記複数の商品又は役務の各々が提供された際の一定期間ごとの状況を示す外部要因データを保持し、
    前記売上げデータは、前記第2の商品又は役務の前記一定期間ごとの売上げを示し、
    前記方法は、前記プロセッサが、前記第2の商品又は役務の外部要因データと、前記第2の商品又は役務の売上げデータとに基づいて、前記第2の商品又は役務の外部要因データの重回帰分析を行うことによって、前記第2の商品又は役務の外部要因データの回帰係数を算出し、前記算出された回帰係数を用いて予想売上げを算出する外部要因寄与度算出手順を含み、
    前記需要予測手順は、前記プロセッサが、前記外部要因寄与度算出手順によって算出された予想売上げと、前記ソーシャルメディア相関度と、前記算出された距離とに基づいて、前記第1の商品又は役務の売上げを予測する手順を含むことを特徴とする予測方法。
  13. 請求項12に記載の予測方法であって、
    前記可視化手順は、
    前記プロセッサが、前記算出された回帰係数に対する影響度と、前記予測された第1の商品又は役務の売上げとを、前記入出力部を介して表示する手順と、
    前記ユーザによって指示された前記影響度を、前記入出力部を介して受け付ける手順と、を含み、
    前記外部要因寄与度算出手順は、前記プロセッサが、前記指示された影響度と、前記算出された回帰係数とに基づいて、前記予想売上げを算出する手順を含むことを特徴とする予測方法。
  14. 請求項13に記載の予測方法であって、
    前記外部要因寄与度算出手順は、
    前記プロセッサが、前記指示された影響度に前記算出された回帰係数を乗算した結果によって前記回帰係数を更新する手順と、
    前記プロセッサが、前記更新された回帰係数を用いて前記予想売上げを算出する手順を含むことを特徴とする予測方法。
  15. プロセッサ及びメモリを有する計算機に処理を実行させるための予測プログラムであって、
    前記計算機は、所定の期間における複数の商品又は役務に関する発言を含むソーシャルメディアデータに基づいて、前記複数の商品又は役務の各々に関して生成された中間データを、メモリに保持し、
    前記中間データは、前記所定の期間における前記複数の商品又は役務の各々に関する発言の頻度を少なくとも含み、
    前記複数の商品又は役務は、現在時において消費者へ提供するための展示が行われていない商品又は役務である第1の商品又は役務と、前記現在時において既に提供のための展示が行われている商品又は役務である少なくとも一つの第2の商品又は役務と、を含み、
    前記計算機は、前記第2の商品又は役務の売上げを示す売上げデータを、前記メモリに保持し、
    前記予測プログラムは、
    前記計算機に、前記第1の商品又は役務に関する前記中間データと、前記第2の商品又は役務に関する前記中間データとの相関を示すソーシャルメディア相関度を算出する相関度算出手順と、
    前記計算機に、前記算出されたソーシャルメディア相関度と、前記第2の商品又は役務の売上げデータとに基づいて、前記第1の商品又は役務の売上げを予測する需要予測手順と、を実行させるための予測プログラム。
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