JP5962039B2 - 発振器回路、電子機器、及び発振器回路の制御方法 - Google Patents

発振器回路、電子機器、及び発振器回路の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、発振器回路、半導体集積回路素子、電子機器、及び半導体集積回路素子の出力制御方法に関するものである。
発振器回路の付加機能としてOE(Output Enable)機能がある。この機能は、外部から印加する電圧の閾値により、発振器回路の発振出力を制御するものである(特許文献1参照)。発振器回路は、水晶振動子を発振して発振信号を出力する発振回路と、発振信号を増幅する出力バッファー回路を有する。
発振器回路にOE機能を付加することにより、発振回路が動作したまま、発振信号を出力させたり、止めたりすることができる。よって、出力バッファー回路の消費電流削減効果が得られるメリットがある。また、電源を完全に停止してから起動させる場合に比べて、発振信号の出力の立ち上がりが非常に良好となる。
上述のようなメリットがあるため、発振器回路にOE機能を設けることが一般的となっている。
近年、OE機能を付加した温度補償型発振器回路(TCXO:Temperature Compensated Crystal Oscillator)の需要が高まりつつある。TCXOの用途は、携帯端末のリファレンス用クロック源が主流であったが、GPS機能つき携帯端末の増加にしたがって、GPS用クロック源としても需要が高まっている。また、2つのクロック源を一つの発振器でまかなうことができる2出力TCXOの需要も高まっている。
図6に従来技術の発振器回路(TCXO)の回路図を示す。図6に示すように、発振器回路110は、圧電振動子112に接続された発振回路114と、発振回路114から出力される発振信号の温度補償を行う温度補償回路116を有し、レギュレータ回路118が発振回路114及び温度補償回路116に給電する構成となっている。
ここで、発振回路114の出力は2系統に分岐され、発振回路114の出力の一方が、出力バッファー回路120Aの入力側に接続され、他方が、出力バッファー回路120Bの入力側に接続されている。出力バッファー回路120A、120Bは、発振信号を増幅して出力端子122A、122Bに出力するものである。また出力バッファー回路120A、120Bは、それぞれレギュレータ回路118から給電されている。
出力バッファー回路120A、120Bの入力側と発振回路114の間にはそれぞれスイッチ回路126A(SW1)、126B(SW2)が設けられている。また発振器回路110には、OE回路124A(OE1)、124B(OE2)が設けられている。一方のOE回路124A(OE1)は、スイッチ回路126A(SW1)に接続され、他方のOE回路124B(OE2)はスイッチ回路126B(SW2)に接続されている。
スイッチ回路126A、126Bは、図6の下部の表に示すように、それぞれOE回路124A、124Bがオン状態のときに導通し、OE回路124A、124Bがオフ状態のときに導通を切断する。また、OE回路124A、124Bは、個別に実装先(例えば携帯端末)から出力切替信号が入力される。そして、それぞれの実装先が発振信号を必要とするときは、OE回路に実装先からOE回路がオン状態となる出力切替信号(ON)がそれぞれ入力され、発振信号を遮断するときは、実装先からOE回路がオフ状態となる出力切替信号(OFF)がそれぞれ入力される。
特開2002−290153号公報
発振器回路110において、例えば、OE機能を用いて一方の出力端子122A(O/P1)をオン状態に制御し、他方の出力端子122B(O/P2)をオン・オフの状態の繰り返しとなるように制御する。すると、出力バッファー回路120Bに流れる電流分だけ、オン時とオフ時では回路の自己発熱量が変化する。そのため、この自己発熱量の違いにより、発振器回路110内部の温度が変化する。発振器回路110には温度補償回路116が内蔵されているが、温度変化が大きい場合には温度補償回路116を用いた温度補償によっても発振信号の発振周波数が変化する。
GPSシステムは、クロックが短時間で急に周波数が変化した場合、GPSの位置検出に時間がかかり、また位置検出の精度が低下する場合がある。さらに、場合によってはGPS回路に付属するPLL回路のロックが不能となって位置検出が不能となることがあり、システムとして動作不具合が発生するおそれがある。
そこで、本発明は、上記問題点に着目し、発振信号のオン状態とオフ状態との間の自己発熱量の変化を抑制することにより発振周波数の変動を抑制した発振器回路、子機器、及び発振器回路の制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態、または適用例として実現することが可能である。
第1の形態に係る発振器回路は、発振回路と、前記発振回路からの信号が入力されて、前記信号を増幅して出力する動作をするか、前記信号を増幅して出力する動作を停止するかが制御される、第1の増幅回路と、発熱回路と、有し、前記発熱回路は、前記第1の増幅回路が前記信号を増幅して出力する動作が停止している場合に給電されると共に、前記発振回路からの信号が入力されて前記信号を増幅して出力する第2の増幅回路であり、前記発振回路と、前記第1の増幅回路及び前記発熱回路のどちらか一方と、が電気的に接続されるように切り替える第1のスイッチ回路を有することを特徴とする。
第2の形態に係る発振器回路は、第1の形態に係る発振器回路において、前記発熱回路は、前記第1の増幅回路が前記信号を増幅して出力する動作をしている場合に給電が停止されることを特徴とする。
第3の形態に係る発振器回路は、第1の形態または第2の形態に係る発振器回路において、前記第1の増幅回路と、前記発熱回路と、を有する回路が、前記発振回路に並列に複数接続されていることを特徴とする。
第4の形態に係る発振器回路は、第1の形態から第3の形態のいずれか1の形態に係る発振器回路において、前記第1の増幅回路及び前記発熱回路のどちらか一方へ給電するように切り替える第2のスイッチ回路を有することを特徴とする。
第5の形態に係る発振器回路は、第1の形態から第4の形態のいずれか1の形態に係る発振器回路において、前記発振回路と、前記第1の増幅回路と、前記発熱回路と、を含む半導体集積回路素子を有することを特徴とする。
第6の形態に係る発振器回路は、第1の形態に係る発振器回路において、前記発振回路と、前記第1の増幅回路と、前記発熱回路と、前記第1のスイッチ回路と、前記第1のスイッチ回路に接続され出力切替信号が入力される出力切替端子と、を含む半導体集積回路素子を有することを特徴とする。
本形態に係る電子機器は、第1の形態から第6の形態のいずれか1の形態に係る発振器回路が搭載されていることを特徴とする。
本形態に係る発振器回路の制御方法は、発振回路と、前記発振回路からの信号が入力されて前記信号を増幅して出力する動作をするか、前記信号を増幅して出力する動作を停止するかが制御される第1の増幅回路と、発熱回路と、を有する発振器回路の制御方法であって、前記第1の増幅回路が前記信号を増幅して出力する動作が停止している場合に前記発熱回路に給電すると共に、前記発熱回路を前記発振回路からの信号が入力されて前記信号を増幅して出力する第2の増幅回路として、第1のスイッチ回路により、前記発振回路と、前記第1の増幅回路及び前記発熱回路のどちらか一方とが電気的に接続されるように切り替えることを特徴とする。
[適用例1]発振回路と、前記発振回路から入力された信号を増幅して出力するものであり前記出力がオン・オフ制御される増幅回路と、前記増幅回路の出力がオフ状態のときに発熱し、前記増幅回路の出力がオン状態のときに発熱を停止する発熱回路と、を有することを特徴とする発振器回路。
上記構成により、増幅回路の出力停止時に増幅回路からの発熱が停止するが、その発熱を発熱回路が代わりに行なうことになる。よって、発振器回路全体での発熱の変動量を増幅回路の出力の有無に関わらず一定の範囲に抑えることができる。したがって、圧電振動子の環境温度の変化を抑制して発振回路の発信信号の周波数変動を抑制可能な発振器回路となる。
[適用例2]前記増幅回路と、前記発熱回路と、からなる回路が、前記発振回路に並列に複数接続されていることを特徴とする適用例1に記載の発振器回路。
上記構成により、複数の出力端子を持った発振器回路となる。
[適用例3]前記発熱回路は、前記発振回路から入力された信号を増幅することにより発熱する第2の増幅回路であることを特徴とする適用例1または2に記載の発振器回路。
上記構成により、発熱回路の発熱量を増幅回路の発熱量と同等にすることができるので、発振器回路内での温度変化を抑制し、発振信号の周波数変化を抑制することができる。
[適用例4]前記外部信号により、前記発振回路の出力側を、前記増幅回路の入力側と、前記発熱回路の入力側と、に交互に切替接続可能なスイッチ回路が設けられたことを特徴とする適用例3に記載の発振器回路。
上記構成により、簡易な構成で、増幅回路と発熱回路の切替動作を行なうことができる。
[適用例5]前記外部信号により、前記増幅回路への給電、及び前記発熱回路への給電を交互に切替接続可能な第2のスイッチ回路が設けられていることを特徴とする適用例1乃至4のいずれか1例に記載の発振器回路。
上記構成により、簡易な構成で、増幅回路と発熱回路の切替動作を行なうことができる。
[適用例6]発振回路と、前記発振回路から入力された信号を増幅して出力するものであり前記出力がオン・オフ制御される増幅回路と、前記増幅回路の出力がオフ状態のときに発熱し、前記増幅回路の出力がオン状態のときに発熱を停止する発熱回路と、を有することを特徴とする半導体集積回路素子。
適用例1と同様の理由により、圧電振動子の環境温度の変化を抑制して発振回路の発信信号の周波数変動を抑制可能な半導体集積回路素子となる。
[適用例7]前記発熱回路は、前記発振回路から入力された信号を増幅することにより発熱する第2の増幅回路であるとともに、前記外部信号により、前記発振回路の出力側を、前記増幅回路の入力側と、前記発熱回路の入力側と、に交互に切替接続可能なスイッチ回路と、前記スイッチ回路に接続され前記外部信号が入力される出力切替端子と、が設けられたことを特徴とする適用例6に記載の半導体集積回路素子。
上記構成により、簡易な構成で、増幅回路と発熱回路の切替動作を行なうことができる。
[適用例8]適用例1乃至5のいずれか1例に記載の発振器回路、または、適用例6または7に記載の半導体集積回路素子が搭載されていることを特徴とする電子機器。
適用例1、6と同様の理由により、圧電振動子の環境温度の変化を抑制して発振回路の発信信号の周波数変動を抑制可能な電子機器となる。
[適用例9]発振回路と、前記発振回路からの信号を増幅して出力するとともに前記出力がオン・オフ制御される増幅回路を搭載した半導体集積回路素子の出力制御方法であって、前記半導体集積回路素子に発熱回路を設け、前記増幅回路の出力がオフ状態のときに前記発熱回路を発熱させ、前記増幅回路の出力がオン状態のときに前記発熱回路の発熱を停止させることを特徴とする半導体集積回路素子の出力制御方法。
適用例1と同様の理由により、圧電振動子の環境温度の変化を抑制して発信信号の周波数変動が抑制可能となる。
第1実施形態の発振器回路の回路図である。 第2実施形態の発振器回路の回路図である。 第3実施形態の発振器回路の回路図である。 本実施形態の半導体集積回路素子の模式図である。 本実施形態の発振器回路、または半導体集積回路素子を搭載した電子機器(携帯端末)の模式図である。 従来技術の発振器回路の回路図である。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1に、第1実施形態の発振器回路の回路図を示す。図1に示すように、第1実施形態の発振器回路10は、従来技術でも述べたように、圧電振動子12に接続された発振回路14、温度補償回路16、レギュレータ回路18、出力バッファー回路20、OE回路24等により構成されている。
本実施形態の振動子である圧電振動子12は、水晶等の圧電材料により形成され所定の共振周波数で振動するものであるが、共振周波数は温度により変化する。
発振回路14は、例えばコルピッツ型の発振回路14であり、圧電振動子12に交流電圧を印加して圧電振動子12を振動させ、圧電振動子12から出力される発振信号を増幅するものである。よって、発振回路14から出力される発振信号の発振周波数も温度により変化する。
温度補償回路16は、例えば発振回路14に内蔵された可変容量(不図示)の大きさを圧電振動子12の共振周波数の温度特性と逆の特性となるように、温度変化に応じて変化させて発振信号の温度補償を行なうものである。ここで、圧電振動子12の共振周波数の温度特性は、温度係数を有する温度の多項式(べき級数)により近似することができる。
そこで、温度補償回路16には、例えば図示しないサーミスタのような温度測定手段と、圧電振動子12の温度係数の情報が記憶された図示しない記憶領域が設けられている。
そして、温度補償回路16は、温度測定手段から温度の情報を取得し、記憶領域から温度係数の情報を取得して、これらの情報から温度補償電圧を算出し、温度補償電圧を発振回路14に出力して可変容量(不図示)の大きさを変化させている。これにより、発振回路14から出力される発振信号は、圧電振動子12の温度特性と、可変容量(不図示)の温度特性と、が互いに相殺され、温度変化に対してほぼ一定となる発振周波数で出力されることになる。
レギュレータ回路18は、電源入力端子34(Vcc)から入力される電力の電圧を安定化させた上で、発振回路14、温度補償回路16等に給電している。
出力バッファー回路20(増幅回路)は、発振回路14から出力された発振信号を増幅するものであり、OPアンプ等により構成されている。出力バッファー回路20の入力側が後述のスイッチ回路26(SW1)を介して発振回路14の出力側に接続され、出力側が出力端子22(O/P1)に接続されている。出力端子22(O/P1)は、実装先の機器(不図示)に接続される。また出力バッファー回路20は、レギュレータ回路18から給電されている。
OE回路24(OE1)は、実装先の機器(不図示)から出力切替信号(ON)が入力されるとON信号を出力し、出力切替信号(OFF)が入力されるとOFF信号を出力するものである。このON信号、OFF信号は、後述のスイッチ回路26(SW1)、スイッチ回路28(SW2)、スイッチ回路32(SW3)に出力される。
発振回路14と出力バッファー回路20との間には、スイッチ回路26(SW1)が設けられている。スイッチ回路26(SW1)は、入力(I)が発振回路14の出力側に接続され、出力(A)が出力バッファー回路20の入力側に接続され、出力(B)が後述の発熱回路30に接続されている。そしてスイッチ回路26(SW1)は、OE回路24からON信号が入力されると、入力(I)を出力(A)に切替接続し、OFF信号が入力されると入力(I)を出力(B)に切替接続する。
レギュレータ回路18と出力バッファー回路20との間には、スイッチ回路28(SW2)が設けられている。スイッチ回路28(SW2)は、OE回路24からON信号が入力されるとレギュレータ回路18と出力バッファー回路20との間を導通してON状態となり、OFF信号が入力されると導通を遮断してOFF状態となる。
本実施形態の発振器回路10には、発熱回路30が設けられている。本実施形態において、発熱回路30(第2の増幅回路)は、出力バッファー回路20と同様の回路構成を有している。よって、発熱回路30の入力側がスイッチ回路26(SW1)の出力(B)に接続されるとともに、レギュレータ回路18から給電されている。そして発熱回路30の出力は、発振器回路10内の所定の配線及び素子に接続され、グランド端子36(GND)に電気的に接続される。
本実施形態では、出力バッファー回路20と発熱回路30が同じ回路構成を有するため、両者の発熱量はほぼ同等となっている。
レギュレータ回路18と発熱回路30との間には、スイッチ回路32(SW3)が設けられている。スイッチ回路32(SW3)は、OE回路24からOFF信号が入力されるとレギュレータ回路18と発熱回路30との間を導通してON状態となり、ON信号が入力されると導通を遮断してOFF状態となる。
なお、本実施形態の発振器回路10は、圧電振動子12を除いて半導体集積回路素子40(図4)により一体で形成されるものであり、後述の第2実施形態、第3実施形態でも同様である。
上記構成のもと、本実施形態の発振器回路10の動作について説明する。
電源入力端子34(Vcc)に電力を投入してレギュレータ回路18に一定電圧を出力させる。発振回路14に圧電振動子12を発振させて発振信号を出力させるとともに温度補償回路16に発振信号の温度補償を行なわせる。
OE回路24に出力切替信号(ON)が入力されている場合は、スイッチ回路26(SW1)は入力(I)を出力(A)に接続し、スイッチ回路28(SW2)はON状態となり、スイッチ回路32(SW3)はOFF状態となる。
よって出力バッファー回路20は、レギュレータ回路18及び発振回路14に接続されるため、発振回路14からの発振信号を増幅して出力端子22(O/P1)に出力する。このとき、出力バッファー回路20は電力(電流)を消費するため発熱する。一方、発熱回路30は、レギュレータ回路18及び発振回路14から遮断された状態となるので動作しない。
次に、OE回路24の出力切替信号(OFF)が入力された場合は、スイッチ回路26(SW1)は入力(I)を出力(B)に接続し、スイッチ回路28(SW2)はOFF状態となり、スイッチ回路32(SW3)はON状態となる。
よって、出力バッファー回路20は、レギュレータ回路18及び発振回路14から遮断された状態となるので、発振信号の出力を停止するとともに発熱も停止する。
一方、発熱回路30は、レギュレータ回路18及び発振回路14に接続されるため、発振回路14からの発振信号を増幅する態様で電力(電流)を消費して発熱する。
その後、再びOE回路24に出力切替信号(ON)が入力されると、出力バッファー回路20の出力が再開するとともに、発熱回路30の発熱が停止する。よって、本実施形態の発振器回路10では、出力バッファー回路20の出力がオフ状態のときに発熱回路30を発熱させ、出力バッファー回路20の出力がオン状態のときに発熱回路30の発熱を停止させている。
上記動作により、出力バッファー回路20の出力停止時に出力バッファー回路20からの発熱が停止するが、その発熱を発熱回路30が代わりに行なうことになる。よって、発振器回路10全体での自己発熱の変動量を出力バッファー回路20の出力の有無に関わらず一定の範囲に抑えることができる。したがって、圧電振動子12の環境温度の変化を抑制して発振回路14の発信信号の周波数変動を抑制可能な発振器回路10となる。
また、本実施形態では、温度補償回路16を用いて発振信号の温度補償を行なっている。しかし、本実施形態のように、出力バッファー回路20からの発熱の有無に対応して発振器回路10全体の発熱量を維持することにより、発振器回路10の温度変化を抑制し、温度補償回路16による温度補償の精度を高めることができる。
なお、本実施形態では、スイッチ回路26(SW1)を省略して、発振回路14の出力側を出力バッファー回路20の入力側及び発熱回路30の入力側に直接接続しても同様の動作をすることができる。また本実施形態では、スイッチ回路28(SW2)及びスイッチ回路32(SW3)を省略して、出力バッファー回路20及び発熱回路30を、それぞれ直接レギュレータ回路18に接続しても同様の動作をすることができる。また、本実施形態において、発振回路14としては、圧電振動子12を用いない他の発振回路でも良く、例えばCR発振回路やLC発振回路等を用いても良い。
図2に第2実施形態の発振器回路の回路図を示す。第2実施形態に発振器回路10Aの基本構成は第1実施形態と共通するが、発振回路14に対して、出力バッファー回路20(20A,20B)が、複数(本実施形態では2つ)接続されている。出力バッファー回路20のうち、出力バッファー回路20Aは、増幅された発振信号を出力端子22A(O/P2)から出力し、出力バッファー回路20Bは、増幅された発振信号を出力端子22B(O/P2)から出力する。
本実施形態では、出力バッファー回路20Aに対応して、発熱回路30A、スイッチ回路26A(SW1)、スイッチ回路28A(SW2)、スイッチ回路32A(SW3)、OE回路24A(OE1)が設けられている。これらの構成要素の接続形態は、第1実施形態の出力バッファー回路20、発熱回路30、スイッチ回路26(SW1)、スイッチ回路28(SW2)、スイッチ回路32(SW3)、OE回路24(OE1)と同様である。同様に、出力バッファー回路20Bに対応して、発熱回路30B、スイッチ回路26B(SW4)、スイッチ回路28B(SW5)、スイッチ回路32B(SW6)、OE回路24B(OE2)が設けられている。
OE回路24B(OE2)は、OE回路24A(OE1)同様に出力切替信号が入力され、出力切替信号(ON)が入力されるとON信号を出力し、出力切替信号(OFF)が入力されるとOFF信号を出力する。そして、このON信号、OFF信号は、スイッチ回路26B(SW4)、スイッチ回路28B(SW5)、スイッチ回路32B(SW6)に出力される。
スイッチ回路26B(SW4)は、OE回路24B(OE2)からON信号が入力されると、入力(I)を出力(A)に切替接続し、OFF信号が入力されると入力(I)を出力(B)に切替接続する。
スイッチ回路28B(SW5)は、OE回路24BからON信号が入力されると、レギュレータ回路18と出力バッファー回路20Bとの間を導通してON状態となり、OFF信号が入力されると導通を遮断してOFF状態となる。
スイッチ回路32B(SW6)は、OE回路24BからOFF信号が入力されるとレギュレータ回路18と発熱回路30Bとの間を導通してON状態となり、ON信号が入力されると導通を遮断してOFF状態となる。
第2実施形態において、OE回路24A(OE1)、OE回路24B(OE2)には、互いに別系統の出力切替信号が入力され、出力バッファー回路20A、20Bは互いに独立にオン・オフ制御される。しかし、図2の下部に記載した表に示すように、OE回路24B(OE2)から出力されるオン信号及びオフ信号に対するスイッチ回路26B(SW4)、スイッチ回路28B(SW5)、スイッチ回路32B(SW6)の動作は、OE回路24A(OE1)から出力されるオン信号及びオフ信号に対するスイッチ回路26A(SW1)、スイッチ回路28A(SW2)、スイッチ回路32A(SW3)の動作と同様である。
なお、出力バッファー回路20A、20B及び発熱回路30A、30Bの入力インピーダンスは極めて高いため、本実施形態のように、一つの発振回路14に複数の出力バッファー回路20A、20B及び発熱回路30A、30Bを接続しても発振回路14側に悪影響を及ぼすことはない。
図3に、第3実施形態の発振器回路の回路図を示す。第3実施形態の発振器回路10Bの基本構成は第2実施形態と類似するが、発熱回路30B、30Cが抵抗素子に置き換わったものとなっている。発熱回路30C、30Dは、レギュレータ回路18側のみに接続し、発振回路14とは接続していない。また発熱回路30Bは、出力バッファー回路20と同等の発熱量で発熱し、発熱回路30Cは、出力バッファー回路20Aと同等の発熱量で発熱することが好ましい。
スイッチ回路26C(SW1)、スイッチ回路26D(SW4)においては、第2実施形態と比較して出力(B)が省略されている。よって、スイッチ回路26C(SW1)は、OE回路24A(OE1)からON信号が入力されると導通してON状態となり、OFF信号が入力されると導通を遮断してOFF状態となる。同様に、スイッチ回路26D(SW4)は、OE回路24B(OE2)からON信号が入力されると導通してON状態となり、OFF信号が入力されると導通を遮断してOFF状態となる。
本実施形態では、スイッチ回路32A(SW3)がON状態のときに発熱回路30Cが動作する。そしてスイッチ回路26C(SW1)とスイッチ回路32A(SW3)は、オン・オフ状態が常に互いに逆転した状態となる。同様にスイッチ回路32B(SW6)がON状態のときに発熱回路30Dが動作する。そしてスイッチ回路26D(SW4)とスイッチ回路32B(SW6)は、オン・オフ状態が常に互いに逆転した状態となる。よって本実施形態でも第2実施形態と同様の作用効果が得られる。
図4に、本実施形態の半導体集積回路素子の模式図を示す。本実施形態の半導体集積回路素子40は、第1実施形態乃至第3実施形態のいずれかの発振器回路を搭載したものである。半導体集積回路素子40には、電源入力端子34(Vcc)、グランド端子36(GND)、OE回路24A(OE1)に接続するOE端子42A(OE1)、OE回路24Bに接続するOE端子42B(OE2)、出力端子22A(O/P1)、出力端子22B(O/P2)が設けられている。
半導体集積回路素子40には、圧電振動子12に接続する接続端子44A(X1)、接続端子44B(X2)が設けられている。さらに半導体集積回路素子40には、温度補償回路16の記憶領域(不図示)に接続され温度係数の情報を記憶領域(不図示)に書き込むための書き込み端子46(W)が設けられている。
半導体集積回路素子40には、発振回路14の発振周波数の微調整を行なうAFC(Auto Frequency Contral)回路(不図示)が設けられている。よって、半導体集積回路素子40にはAFC回路(不図示)に接続した電圧入力端子48(AFC)が設けられている。圧電振動子12は、半導体集積回路素子40に隣接して、または半導体集積回路素子40に接合して、実装先の機器(例えば後述の携帯端末50)に実装される。
図5に、本実施形態の発振器回路、または半導体集積回路素子を搭載した電子機器(携帯端末)の模式図を示す。図5において、携帯端末50(PHSを含む)は、複数の操作ボタン52、受話口54及び送話口56を備え、操作ボタン52と受話口54との間には表示部58が配置されている。最近では、このような携帯端末50においてもGPS機能を備えている。そこで、携帯端末50には、GPS回路に付随して本実施形態の発振器回路10,10A,10B、または半導体集積回路素子40が内蔵され、これらの回路または素子に電気的に接続された圧電振動子12が内蔵されている。
なお、本実施形態の発振器回路10,10A,10B、または半導体集積回路素子40を備える電子機器は、上述の携帯端末50のほかに、スマートフォン、デジタルスチルカメラ、パーソナルコンピュータ、ラップトップ型パーソナルコンピュータ、テレビ、ビデオカメラ、ビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、インクジェット式吐出装置、電子手帳、電卓、電子ゲーム機器、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニタ、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば、電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシミュレータ等に適用することができる。
10,10A,10B………発振器回路、12………圧電振動子、14………発振回路、16………温度補償回路、18………レギュレータ回路、20、20A,20B………出力バッファー回路、22,22A,22B………出力端子、24,24A,24B………OE回路、26,26A,26B,26C,26D………スイッチ回路、28,28A,28B………スイッチ回路、30,30A,30B,30C,30D………発熱回路、32,32A,32B………スイッチ回路、34………電源入力端子、36………グランド端子、40………半導体集積回路素子、42A,42B………OE端子、44A,44B………接続端子、46………書き込み端子、48………電圧入力端子、50………携帯端末、52………操作ボタン、54………受話口、56………送話口、58………表示部、110………発振器回路、112………圧電振動子、114………発振回路、116………温度補償回路、118………レギュレータ回路、120A,120B………出力バッファー回路、122A,122B………出力端子、124A,124B………OE回路、126A,126B………スイッチ回路。

Claims (8)

  1. 発振回路と、前記発振回路からの信号が入力されて、前記信号を増幅して出力する動作をするか、前記信号を増幅して出力する動作を停止するかが制御される、第1の増幅回路と、発熱回路と、有し、
    前記発熱回路は、前記第1の増幅回路が前記信号を増幅して出力する動作が停止している場合に給電されると共に、前記発振回路からの信号が入力されて前記信号を増幅して出力する第2の増幅回路であり、
    前記発振回路と、前記第1の増幅回路及び前記発熱回路のどちらか一方と、が電気的に接続されるように切り替える第1のスイッチ回路を有することを特徴とする発振器回路。
  2. 前記発熱回路は、前記第1の増幅回路が前記信号を増幅して出力する動作をしている場合に給電が停止されることを特徴とする請求項1に記載の発振器回路。
  3. 前記第1の増幅回路と、前記発熱回路と、を有する回路が、前記発振回路に並列に複数接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の発振器回路。
  4. 前記第1の増幅回路及び前記発熱回路のどちらか一方へ給電するように切り替える第2のスイッチ回路を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発振器回路。
  5. 前記発振回路と、前記第1の増幅回路と、前記発熱回路と、を含む半導体集積回路素子を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発振器回路。
  6. 前記発振回路と、前記第1の増幅回路と、前記発熱回路と、前記第1のスイッチ回路と、前記第1のスイッチ回路に接続され出力切替信号が入力される出力切替端子と、を含む半導体集積回路素子を有することを特徴とする請求項に記載の発振器回路。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の発振器回路が搭載されていることを特徴とする電子機器。
  8. 発振回路と、前記発振回路からの信号が入力されて前記信号を増幅して出力する動作をするか、前記信号を増幅して出力する動作を停止するかが制御される第1の増幅回路と、発熱回路と、を有する発振器回路の制御方法であって、
    前記第1の増幅回路が前記信号を増幅して出力する動作が停止している場合に前記発熱回路に給電すると共に、
    前記発熱回路を前記発振回路からの信号が入力されて前記信号を増幅して出力する第2の増幅回路として、第1のスイッチ回路により、前記発振回路と、前記第1の増幅回路及び前記発熱回路のどちらか一方とが電気的に接続されるように切り替えることを特徴とする発振器回路の制御方法。
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