JP5960736B2 - 表示制御方法、表示制御装置及び表示制御プログラム - Google Patents
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Description
本発明は、デジタルコンテンツの表示を制御する技術に関する。
各ユーザが利用する複数の端末にプレゼン資料を配布し、ユーザが端末を操作して自由にプレゼン資料を閲覧するサービスが存在する。
ユーザが自由に資料を閲覧できる場合、大多数のユーザが閲覧しているページと異なるページを閲覧しているユーザは議題の内容を十分に理解することができず、議論についていくことができない可能性がある。
この問題に対して、非特許文献1では、協調ブラウジングを行う各端末での操作を他の端末に通知することによって、各端末のユーザに他のユーザの行動を把握させている。例えば、検索クエリ、マウスポインタの動き、閲覧中のWebページなどの情報を、色を用いてユーザ毎に識別可能な状態で各端末に通知している。
Saleema Amershi and Meredith Ringel Morris, "CoSearch: A System for Co-located Collaborative Web Search", CHI2008, pp.1647-1656
しかしながら、非特許文献1では、各ユーザは他のユーザがそれぞれ何をしているのかを自分で逐次確認しなければならず、他のユーザの操作を意識しておかなければ他のユーザの行動を瞬時に把握することは難しいという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、複数の端末で同じコンテンツを閲覧する場合に、他の大多数のユーザが閲覧している箇所を容易に把握可能とすることを目的とする。
第1の本発明に係る表示制御方法は、複数の端末それぞれで入力された操作に基づいて表示を制御する表示制御方法であって、前記端末における操作による新たな表示位置と前記複数の端末の大多数で表示されている基準となる表示位置との関係に応じて表示の更新を完了するタイミングを異ならせることを特徴とする。
上記表示制御方法において、前記複数の端末それぞれの現在の表示位置から基準となる表示位置を求めるステップと、表示位置の変更要求を入力するステップと、前記変更要求に基づいて新たな表示位置を求めるステップと、前記新たな表示位置と前記基準となる表示位置に基づいて表示を更新するタイミングを求めるステップと、前記タイミングで表示の更新が完了するように表示を更新するステップと、を有することを特徴とする。
上記表示制御方法において、前記タイミングを求めるステップは、前記新たな表示位置が前記基準となる表示位置から離れる場合は、前記新たな表示位置が前記基準となる表示位置へ近づくときよりも前記タイミングを遅くすることを特徴とする。
第2の本発明に係る表示制御装置は、複数の端末それぞれで入力された操作に基づいて各端末の表示を制御する表示制御装置であって、前記複数の端末それぞれの現在の表示位置から基準となる表示位置を求める基準算出手段と、前記端末から表示位置の変更要求を受信する受信手段と、前記変更要求に基づいて新たな表示位置を求めるとともに、当該新たな表示位置と前記基準となる表示位置に基づいて表示を更新するタイミングを求めて、前記タイミングで表示の更新が完了するように前記端末へ表示の更新を指示する表示更新手段と、を有することを特徴とする。
上記表示制御装置において、前記表示更新手段は、前記新たな表示位置が前記基準となる表示位置から離れる場合は、前記新たな表示位置が前記基準となる表示位置へ近づくときよりも前記タイミングを遅くすることを特徴とする。
第3の本発明に係る表示制御プログラムは、上記表示制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、複数の端末で同じコンテンツを閲覧する場合に、他の大多数のユーザが閲覧している箇所を容易に把握可能とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態における表示制御装置1を含む全体構成図である。同図に示す表示制御装置1は、複数の端末2A〜2Cを接続し、各端末2A〜2Cの表示部22で表示されるコンテンツの表示を制御する装置である。
端末2A〜2Cは、入力部21、表示部22、および通信部23を備える。
入力部21はユーザからの指示を入力する。例えばマウスやタッチパネルなどの入力装置を備え、コンテンツの表示位置を変更する操作を入力し、通信部23を介して表示位置の変更要求を表示制御装置1へ送信する。
表示部22は、コンテンツを表示するとともに、コンテンツの現在の表示位置を示す表示位置情報を通信部23を介して表示制御装置1へ送信する。表示位置情報としては、例えば、各端末2A〜2Cで表示するコンテンツがスライドである場合は表示しているスライドのページ番号が考えられる。
また、表示部22は、表示制御装置1から表示の更新指示を受信し、表示を更新する。表示するコンテンツは、端末2A〜2Cが備える記憶装置に蓄積したものであってもよいし、表示位置を更新するときに表示制御装置1から受信してもよい。
通信部23は、表示制御装置1との間で通信を行う。
表示制御装置1は、登録部11、管理部12、基準判定部13、および表示更新部14を備える。
登録部11は、各端末2A〜2Cから表示位置情報を受信して管理部12に登録する。
管理部12は、各端末2A〜2Cの表示位置情報を端末毎に管理する。
基準判定部13は、管理部12から各端末2A〜2Cの表示位置情報を読み出して表示位置情報を統計処理し、各端末2A〜2Cの大多数が表示している表示箇所である基準となる表示位置を判定する。
具体例を用いて基準となる表示位置について説明する。図2は、各端末2A〜2Cの表示部22にスライド201を表示する例を示す図である。図2の例では、端末2A,2Bはスライドの7ページを表示しており、端末2Cはスライドの3ページを表示している。図示していない他の端末の多くも7ページを表示しているとする。この場合、大多数の端末2A,2Bが表示している7ページを基準となる表示位置とする。
表示更新部14は、各端末2A〜2Cから表示位置の変更要求を受信したときに、変更要求に基づいて新たな表示位置を求めるとともに、新たな表示位置と基準判定部13の求めた基準となる表示位置に基づいて表示を更新するタイミングを求め、求めたタイミングで表示の更新が完了するように端末に対して表示の更新を指示する。本実施の形態では、端末2A〜2Cから受信した変更要求が、基準となる表示位置から端末2A〜2Cの表示位置を遠ざける要求である場合は、基準となる表示位置に表示位置を近づける要求と比べて、表示が更新されるタイミングが遅くなるように表示の更新を指示する。
図2の例を用いて表示の更新について説明する。図2のスライド201には、戻るボタン202と進むボタン203が配置されている。ユーザが戻るボタン202を操作するとスライド201のページが戻り、進むボタン203を操作するとスライドのページが進む。端末2A〜2Cにおいて戻るボタン202、進むボタン203が操作されると、端末2A〜2Cは、操作されたボタンに対応した表示位置の変更要求を表示制御装置1へ送信する。具体的には、戻るボタン202が操作された場合、スライドのページを戻す要求が表示制御装置1へ送信され、進むボタン203が操作された場合、スライドのページを進める要求が表示制御装置1へ送信される。
図2の例では、基準となる表示位置が7ページで、端末2Cの現在の表示位置が3ページである。端末2Cにおいて戻るボタン202が操作された場合、端末2Cから表示制御装置1へスライドのページを戻す要求が送信される。戻るボタン202の操作により端末2Cの新たな表示位置は2ページとなり、端末2Cの新たな表示位置は基準となる表示位置から離れる方向に移動する。そのため、この要求に対する表示の更新は通常よりも表示の更新が遅くなるように処理する。表示の更新を遅くする処理としては、例えば、要求を受信してから数秒待った後に端末2Cに対して表示の更新を指示する。あるいはスライドにワイプなどのページ切り替え効果が設定されている場合は、ページ切り替え効果にかかる時間を通常よりも長くする。
表示制御装置1、端末2A〜2Cが備える各部は、演算処理装置、記憶装置等を備えたコンピュータにより構成して、各部の処理がプログラムによって実行されるものとしてもよい。このプログラムは表示制御装置1、端末2A〜2Cが備える記憶装置に記憶されており、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。
次に、本実施の形態における表示制御装置1の動作について説明する。
図3は、基準となる表示位置を求める処理の流れを示すフローチャートである。
登録部11は、端末2A〜2Cから表示位置情報を受信すると管理部12に登録する(ステップS11)。端末2A〜2Cは、定期的に、あるいはコンテンツの表示位置を更新したときに、表示位置情報を表示制御装置1へ送信する。もしくは、端末2A〜2Cから表示位置情報を受信せずに、表示更新部14が求めて端末2A〜2Cへ通知した新たな表示位置を現在の表示位置として管理部12に登録してもよい。
基準判定部13は、管理部12から表示位置情報を読み出して基準となる表示位置を算出する(ステップS12)。基準となる表示位置の算出方法としては、同じ箇所(例えばスライドの場合は同じページ)を表示している端末2A〜2Cの数の割合が閾値以上となる場合に、その箇所を基準となる表示位置とする。あるいは、最も多くの端末2A〜2Cで表示されている箇所を基準となる表示位置としてもよい。
基準となる表示位置の算出は、端末2A〜2Cから表示位置情報を受信する毎に行ってもよいし、基準判定部13が所定の間隔で行ってもよい。
図4は、端末2A〜2Cの表示を制御する処理の流れを示すフローチャートである。
表示更新部14は、端末2A〜2Cから表示位置の変更要求を受信すると(ステップS21)、その変更要求が、表示位置を基準となる表示位置から離れる方向に移動する操作であるか否か判定する(ステップS22)。
受信した変更要求が基準となる表示位置から離れる方向に移動する操作である場合(ステップS22のYES)、表示の更新の完了を遅くする(ステップS23)。具体的には、端末2A〜2Cで表示しているコンテンツがスライドなどのページ単位で表示位置が変更されるものである場合は、要求されたページへ切り替えるタイミングを遅くする。端末2A〜2Cで表示しているコンテンツがスクロールするものである場合は、スクロール量を少なくしたり、スクロール速度を遅くする。
そして、変更要求を送信した端末に対して表示の更新を指示する(ステップS24)。表示の更新指示としては、表示すべきスライドのページを通知する、あるいは表示すべきスライドのページのデータを送信する方法がある。
なお、図4の処理は、端末2A〜2Cがユーザの操作に基づく変更要求を表示制御装置1へ送信し、表示制御装置1が行う例で説明したが、図4の処理を端末2A〜2Cで行うものでもよい。具体的には、表示制御装置1が基準となる表示位置を求めて各端末2A〜2Cに送信し、各端末2A〜2Cが基準となる表示位置を受信するように構成しておき、各端末2A〜2Cに表示更新部14を持たせておく。ユーザにより端末2A〜2Cが操作されると、端末2A〜2Cはユーザの操作に基づいて新たな表示位置を求め、新たな表示位置と基準となる表示位置に基づいて表示を更新するタイミングを求めて、求めたタイミングで表示の更新が完了するように、表示位置を更新する。端末2A〜2Cは表示位置を更新すると、現在の表示位置を表示制御装置1へ送信する。
さらに、表示制御装置1を配置せずに、基準となる表示位置を端末2A〜2Cそれぞれで求めて、各端末2A〜2C自身が表示制御を行ってもよい。具体的には、端末2A〜2Cが表示制御装置1の登録部11、管理部12、および基準判定部13をさらに備え、端末2A〜2C間で現在の表示位置をお互いに送受信し、端末2A〜2Cそれぞれで基準となる表示位置を求めるように構成する。各端末2A〜2Cは、図3の処理により基準となる表示位置を求める。ユーザにより端末2A〜2Cが操作されると、上記で説明したように、図4の処理を行って各端末2A〜2Cは表示位置を更新する。なお、すべての端末2A〜2Cが表示制御装置1の各部を備えてもよいし、端末2A〜2Cのいずれかが表示制御装置1の各部を備えるものでもよい。
次に、スライド以外のコンテンツの表示を制御する例について説明する。
図5は、端末2A〜2CでWebページなどの縦に長い文書を表示するときの例を示す図である。
端末2A〜2Cの表示部22には、Webページ210が表示される。Webページ210は、縦に長い文書で一画面内に収まりきらないので、Webページ210の横にスクロールバー211が配置される。ユーザは、スクロールバー211を操作することでWebページ210の表示位置を変更することができる。例えばスクロールバー211を上方向に操作した場合、端末2A〜2Cから表示制御装置1へWebページ210の現在の表示箇所をより上へ変更する要求が送信され、表示制御装置1は新たな表示位置等を算出して表示の更新指示を端末2A〜2Cへ返し、端末2A〜2Cの表示部22は、Webページ210のより上部を表示する。
Webページなどの上下あるいは左右にスクロール可能なコンテンツの場合、表示位置情報として、例えばWebページのトップを基準としてWebページ全体を100%としたときの現在の表示位置を示すトップからの割合やHTMLファイル内のIDタグを用いる。
基準となる表示位置についても、表示位置情報として用いたWebページのトップからの割合やIDタグを用いる。図5の例の場合、端末2A,2Bは「第3章」を表示し、端末2Cは「第4章」を表示しているので、大多数の端末2A,2Bが表示している「第3章」が基準となる表示位置となる。
「第4章」を表示している端末2Cでスクロールバー211が操作されたとき、スクロールバー211が上方向に操作された場合は、表示位置が基準となる表示位置である「第3章」に近づくのでWebページ210のスクロール速度を速く、あるいは通常の速度のまま変更しない。スクロールバー211が下方向に操作された場合は、表示位置が「第3章」から離れるのでスクロール速度を遅くする。
図6は、端末2A〜2Cで地図などの上下左右に自由にスクロールできるコンテンツを表示するときの例を示す図である。
端末2A〜2Cの表示部22には地図220の一部が表示される。ユーザは、マウスなどを操作して地図220をドラッグすることで地図220の表示位置を変更することができる。ユーザが地図220をドラッグしたときに、ドラッグした方向と移動量が端末2A〜2Cから表示制御装置1へ送信される。表示制御装置1はドラッグの方向と移動量に基づいて新たな表示位置等を算出して表示の更新指示を端末2A〜2Cへ返し、端末2A〜2Cの表示部22は、新たな表示位置で地図220の表示を更新する。
端末2A〜2Cで表示するコンテンツが地図など上下左右に自由にスクロールできる場合、表示位置情報として緯度経度や位置座標を用いる。基準となる表示位置についても緯度経度や位置座標を用いる。
図6の例では、星印の付いた建物の位置を基準となる表示位置とする。基準となる表示位置の右上を表示している端末2Cでユーザにより地図220がドラッグされたとき、ドラッグして地図220の表示位置が左下方向に移動する場合は、地図220の表示位置が基準となる表示位置に近づくので地図220のスクロール速度を速く、あるいは通常の速度のまま変更しない。地図220の表示位置が右上方向に移動する場合は、地図220の表示位置が基準となる表示位置から離れるので地図220のスクロール速度を遅くする。
次に、Webコンテンツを複数の端末2A〜2Cで閲覧する実施例について説明する。
図7は、本実施の形態における表示制御装置1が取得したWebコンテンツの一部を、表示制御装置1が各端末2A〜2Cへ配信して表示させるシステムの全体構成図である。
表示制御装置1は、サーバなどからWebコンテンツを取得し、取得したWebコンテンツの一部を各端末2A〜2Cへ送信してWebコンテンツの一部を表示させる。図1で示した登録部11、管理部12、基準判定部13、および表示更新部14は、表示制御装置1が取得したWebコンテンツに含まれるJavaScript(登録商標)をスクリプト実行部15が実行することによって構成される。各端末2A〜2Cとの間の通信は、WebSocketなどで通信部16を構成して行う。
端末2A〜2Cは、携帯端末などで動作するブラウザで構成する。受信部24は、表示制御装置1からWebコンテンツの一部を受信して記憶部26に格納する。通知部25は、ユーザの操作などにより発生したイベントを表示制御装置1へ通知する。記憶部26は、表示制御装置1から受信したWebコンテンツの一部を記憶する。
続いて、図7の表示制御装置1がWebコンテンツを各端末2A〜2Cに表示させる動作について説明する。
表示制御装置1は、取得したWebコンテンツに含まれるHTMLデータ、CSSデータを記憶部17に格納し、JavaScriptをスクリプト実行部15に送る。
記憶部17は、HTMLデータを解析してツリー状のデータ構造であるDOMに展開して記憶する。通信部16は、記憶部17に記憶されたDOMから端末2A〜2Cそれぞれに表示させるWebコンテンツの一部に対応するDOMの部分木を端末2A〜2Cに送信する。端末2A〜2Cに送信するDOMは、例えばHTMLデータのタグで指定した属性に基づいて決定する。端末2A〜2Cは、表示制御装置1からDOMを受信して記憶部26に格納するとともに、表示部22で表示する。表示制御装置1は、端末2A〜2CにDOMを送信したり、端末2A〜2Cが保持するDOMを削除することで、端末2A〜2Cの表示を制御する。あるいは端末2A〜2Cが保持するDOMのエレメントの属性を変更して表示を制御する。
スクリプト実行部15が記憶部17のDOMのエレメントにアクセスする際には、アクセス対象のDOMのエレメントを保持する端末2A〜2Cに通知して端末2A〜2C自身が保持するDOMのエレメントにアクセスさせる。エレメントに対するアクセスに戻り値がある場合は戻り値を端末2A〜2Cから受け取る。
また、端末2A〜2Cでイベントが発生した場合、端末2A〜2Cからイベントの発生通知を受信し、記憶部17のDOMでイベントを発生させて登録されたコールバック関数を実行させる。端末2A〜2Cには、DOMのエレメントでイベントが発生したときに発生したイベントの種別とイベントが発生したエレメントの識別子を表示制御装置1へ通知する機能を備えさせる。
ここで図7の表示制御装置1による表示制御について具体例を用いて説明する。各端末2A〜2Cには、図2で示したスライドのコンテンツが送信されているものとする。
図2の端末2Cにおいてスライド201の戻るボタン202がクリックされた場合、端末2Cの戻るボタン202のエレメントにおいて mousedown イベントが発生する。端末2Cは、戻るボタン202のエレメントで mousedown イベントが発生したことを表示制御装置1に通知する。表示制御装置1は、端末2Cから mousedown イベントの発生通知を受信すると、記憶部17の戻るボタン202のエレメントに登録されたコールバック関数をスクリプト実行部15に実行させ、図4を用いて説明した表示の更新処理を行う。スライドを戻す操作は、基準となる表示位置から離れる方向に移動する操作であるので、数秒待機後に、端末2Cに新たなページのDOMが送信されて、端末2Cの表示が更新される。なお、進むボタン203が操作された場合は、基準となる表示位置に近づく方向に移動する操作であるので、すぐに端末2Cに新たなページのDOMが送信されて、端末2Cの表示が更新される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、各端末2A〜2Cで表示されているコンテンツの表示を制御するシステムにおいて、大多数の端末2A〜2Cで表示されている基準となる表示位置から表示位置が離れる操作がされた場合、基準となる表示位置へ近づける操作に比べて表示位置の移動を遅くすることにより、他の大多数のユーザが閲覧している箇所を容易に把握可能とすることが可能となる。
1…表示制御装置
11…登録部
12…管理部
13…基準判定部
14…表示更新部
15…スクリプト実行部
16…通信部
17…記憶部
2A〜2C…端末
21…入力部
22…表示部
23…通信部
24…受信部
25…通知部
26…記憶部
11…登録部
12…管理部
13…基準判定部
14…表示更新部
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16…通信部
17…記憶部
2A〜2C…端末
21…入力部
22…表示部
23…通信部
24…受信部
25…通知部
26…記憶部
Claims (6)
- 複数の端末それぞれで入力された操作に基づいて表示を制御する表示制御方法であって、
前記端末における操作による新たな表示位置と前記複数の端末の大多数で表示されている基準となる表示位置との関係に応じて表示の更新を完了するタイミングを異ならせることを特徴とする表示制御方法。 - 前記複数の端末それぞれの現在の表示位置から基準となる表示位置を求めるステップと、
表示位置の変更要求を入力するステップと、
前記変更要求に基づいて新たな表示位置を求めるステップと、
前記新たな表示位置と前記基準となる表示位置に基づいて表示を更新するタイミングを求めるステップと、
前記タイミングで表示の更新が完了するように表示を更新するステップと、
を有することを特徴とする請求項1記載の表示制御方法。 - 前記タイミングを求めるステップは、前記新たな表示位置が前記基準となる表示位置から離れる場合は、前記新たな表示位置が前記基準となる表示位置へ近づくときよりも前記タイミングを遅くすることを特徴とする請求項2記載の表示制御方法。
- 複数の端末それぞれで入力された操作に基づいて各端末の表示を制御する表示制御装置であって、
前記複数の端末それぞれの現在の表示位置から基準となる表示位置を求める基準算出手段と、
前記端末から表示位置の変更要求を受信する受信手段と、
前記変更要求に基づいて新たな表示位置を求めるとともに、当該新たな表示位置と前記基準となる表示位置に基づいて表示を更新するタイミングを求めて、前記タイミングで表示の更新が完了するように前記端末へ表示の更新を指示する表示更新手段と、
を有することを特徴とする表示制御装置。 - 前記表示更新手段は、前記新たな表示位置が前記基準となる表示位置から離れる場合は、前記新たな表示位置が前記基準となる表示位置へ近づくときよりも前記タイミングを遅くすることを特徴とする請求項4記載の表示制御装置。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載の表示制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
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