JP5959929B2 - モータ駆動装置及びモータ駆動装置の制御方法 - Google Patents
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Description
多相モータと、
前記多相モータの回転位置を検出して、前記回転位置に応じた回転位置信号を出力する回転位置検出部と、
スイッチング素子を含む複数のアームを有し、直流源から供給された直流電圧をモータ駆動電流に変換して前記多相モータに供給するインバータと、
前記回転位置信号に応じて前記インバータの各スイッチング素子をオン又はオフに制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記複数のアームに流れるアーム電流を用いて前記多相モータの各相に流れる相電流を算出し、
算出された複数の前記相電流を用いて、前記直流源から前記インバータに出力される出力電流を算出し、
算出された前記出力電流に基づいた値が予め定められた上限値に達した時、前記アーム電流が減少するように前記インバータを制御する
ことを特徴とする。
前記直流源から供給された直流電圧を昇圧して昇圧電圧を出力する昇圧部、を備え、
前記制御部は、
前記算出された複数の相電流を用いて、前記昇圧部から前記インバータに出力される出力電流を算出し、
算出された前記出力電流に基づいた値が予め定められた上限値に達した時、前記アーム電流が減少するように前記インバータを制御してもよい。
前記制御部は、負の相電流をゼロに置換した前記複数の相電流の総和を算出して、前記総和を前記出力電流としてもよい。
前記制御部は、
前記出力電流に基づいた値として前記出力電流の実効値を用い、
前記回転位置検出部から出力された前記回転位置信号に応じて前記多相モータの回転状態を判定し、前記多相モータが回転していると判定した場合、前記出力電流を予め定められた定数で除算した値を前記実効値として、前記多相モータが停止していると判定した場合、前記出力電流を前記実効値としてもよい。
前記回転位置検出部はレゾルバから構成され、
前記制御部は、前記レゾルバが出力する回転位置信号から得られる回転角情報が変化している場合、前記多相モータが回転していると判定し、前記回転角情報が一定値である場合、前記多相モータが停止していると判定してもよい。
前記定数は2の平方根であってもよい。
前記制御部は、
算出された前記出力電流の実効値を時間で積分して積分値を算出し、
前記出力電流に基づいた値として、前記出力電流の実効値に代えて前記積分値を用いてもよい。
多相モータと、前記多相モータの回転位置を検出して、前記回転位置に応じた回転位置信号を出力する回転位置検出部と、スイッチング素子を含む複数のアームを有し、直流源から供給された直流電圧をモータ駆動電流に変換して前記多相モータに供給するインバータと、前記回転位置信号に応じて前記インバータの各スイッチング素子をオン又はオフに制御する制御部と、を備えたモータ駆動装置の制御方法であって、
前記制御部により、
前記複数のアームに流れるアーム電流を用いて前記多相モータの各相に流れる相電流を算出し、
算出された複数の前記相電流を用いて、前記直流源から前記インバータに出力される出力電流を算出し、
算出された前記出力電流に基づいた値が予め定められた上限値に達した時、前記アーム電流が減少するように前記インバータを制御する
ことを特徴とする。
以上、本発明の実施例を詳述してきたが、具体的な構成は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変形して実施することができる。
例えば、昇圧コンバータ13を設けず、インバータ14は、バッテリBATから供給された電源電圧Vinをモータ駆動電流に変換してモータ11に供給するようにしてもよい。そして、制御部15は、上記実施例と同様に算出された相電流Iu,Iv,Iwを用いて、バッテリBATから出力される出力電流Ioを算出してもよい。このように構成しても、上記実施例と同様に、回路規模及びコストの増加を抑制した上で、インバータ14やモータ11の発熱を制限できる。
12 レゾルバ(回転位置検出部)
13 昇圧コンバータ(昇圧部)
14 インバータ
15 制御部
Cin 入力コンデンサ
L インダクタ
Q1〜Q8 スイッチング素子(N型MOSトランジスタ)
Cout 出力コンデンサ
Ru,Rv,Rw 抵抗
BAT バッテリ
Claims (7)
- 多相モータと、
前記多相モータの回転位置を検出して、前記回転位置に応じた回転位置信号を出力する回転位置検出部と、
スイッチング素子を含む複数のアームを有し、直流源から供給された直流電圧をモータ駆動電流に変換して前記多相モータに供給するインバータと、
前記回転位置信号に応じて前記インバータの各スイッチング素子をオン又はオフに制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記複数のアームに流れるアーム電流を用いて前記多相モータの各相に流れる相電流を算出し、
算出された複数の前記相電流を用いて、前記直流源から前記インバータに出力される出力電流を算出し、
算出された前記出力電流の実効値が予め定められた上限値に達した時、前記アーム電流が減少するように前記インバータを制御し、
前記回転位置検出部から出力された前記回転位置信号に応じて前記多相モータの回転状態を判定し、前記多相モータが回転していると判定した場合、前記出力電流を予め定められた定数で除算した値を前記実効値とし、前記多相モータが停止していると判定した場合、前記出力電流を前記実効値とする
ことを特徴とするモータ駆動装置。 - 前記直流源から供給された直流電圧を昇圧して昇圧電圧を出力する昇圧部、を備え、
前記制御部は、
前記算出された複数の相電流を用いて、前記昇圧部から前記インバータに出力される出力電流を算出し、
算出された前記出力電流に基づいた値が予め定められた上限値に達した時、前記アーム電流が減少するように前記インバータを制御する
ことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。 - 前記制御部は、負の相電流をゼロに置換した前記複数の相電流の総和を算出して、前記総和を前記出力電流とする
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のモータ駆動装置。 - 前記回転位置検出部はレゾルバから構成され、
前記制御部は、前記レゾルバが出力する回転位置信号から得られる回転角情報が変化している場合、前記多相モータが回転していると判定し、前記回転角情報が一定値である場合、前記多相モータが停止していると判定する
ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のモータ駆動装置。 - 前記定数は2の平方根であることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載のモータ駆動装置。
- 前記制御部は、
算出された前記出力電流の実効値を時間で積分して積分値を算出し、
前記出力電流に基づいた値として、前記出力電流の実効値に代えて前記積分値を用いる
ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載のモータ駆動装置。 - 多相モータと、前記多相モータの回転位置を検出して、前記回転位置に応じた回転位置信号を出力する回転位置検出部と、スイッチング素子を含む複数のアームを有し、直流源から供給された直流電圧をモータ駆動電流に変換して前記多相モータに供給するインバータと、前記回転位置信号に応じて前記インバータの各スイッチング素子をオン又はオフに制御する制御部と、を備えたモータ駆動装置の制御方法であって、
前記制御部により、
前記複数のアームに流れるアーム電流を用いて前記多相モータの各相に流れる相電流を算出し、
算出された複数の前記相電流を用いて、前記直流源から前記インバータに出力される出力電流を算出し、
算出された前記出力電流の実効値が予め定められた上限値に達した時、前記アーム電流が減少するように前記インバータを制御し、
前記回転位置検出部から出力された前記回転位置信号に応じて前記多相モータの回転状態を判定し、前記多相モータが回転していると判定した場合、前記出力電流を予め定められた定数で除算した値を前記実効値とし、前記多相モータが停止していると判定した場合、前記出力電流を前記実効値とする
ことを特徴とするモータ駆動装置の制御方法。
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---|---|---|---|
JP2012111466A JP5959929B2 (ja) | 2012-05-15 | 2012-05-15 | モータ駆動装置及びモータ駆動装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012111466A JP5959929B2 (ja) | 2012-05-15 | 2012-05-15 | モータ駆動装置及びモータ駆動装置の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013240192A JP2013240192A (ja) | 2013-11-28 |
JP5959929B2 true JP5959929B2 (ja) | 2016-08-02 |
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ID=49764762
Family Applications (1)
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JP2012111466A Active JP5959929B2 (ja) | 2012-05-15 | 2012-05-15 | モータ駆動装置及びモータ駆動装置の制御方法 |
Country Status (1)
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JP2005210871A (ja) * | 2004-01-26 | 2005-08-04 | Toshiba Corp | モータ駆動制御装置及びモータ電流検出方法 |
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-
2012
- 2012-05-15 JP JP2012111466A patent/JP5959929B2/ja active Active
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JP2013240192A (ja) | 2013-11-28 |
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