JP5958759B2 - 作業ロボット及び作業ロボットシステム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、ガレキ等が堆積した崩れやすい箇所で作業をする作業ロボット及び作業ロボットシステムに関する。
従来、地震等により倒壊した家屋及び構造物内を探索するため、遠隔操作により移動する作業用ロボットが開示されている(特許文献1参照)。
特開2012−152863号公報
しかしながら、従来のような作業用ロボットでは、複雑に堆積したガレキ等を乗り越えなくてはならず、走行が困難であった。また、比較的走行が容易な場所であっても、堆積したガレキ上を走行するため、ロボットの重さでガレキ等が崩壊するおそれがあった。
本発明は上記課題を解決し、ガレキ等が堆積している崩れやすい場所で的確に作業をすることができ、作業時のガレキ等の崩壊を低減させる作業ロボット及び作業ロボットシステムを提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決する作業ロボットであって、懸垂基体と、前記懸垂基体に取り付けられクレーンによって吊り下げられる懸垂部材と、前記懸垂基体に連結されるロボット本体と、前記懸垂基体に対して前記ロボット本体を昇降可能に連結する昇降部材と、前記懸垂基体に取り付けられ前記昇降部材を駆動する昇降駆動部と、前記ロボット本体に取り付けられる脚部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる作業ロボットでは、前記脚部は、少なくとも3本の脚部材、前記脚部材の一方をそれぞれ前記ロボット本体に取り付ける第1関節部、前記脚部材の他方にそれぞれ取り付けられる第2関節部、及び前記第2関節部を介して前記脚部材にそれぞれ連結される接地部材を有することを特徴とする。
また、本発明にかかる作業ロボットでは、前記接地部材は、接地した際の反力を検出する反力検出部を有することを特徴とする。
また、本発明にかかる作業ロボットでは、前記第1関節部及び前記第2関節部は、関節駆動部材を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる作業ロボットは、前記懸垂基体に取り付けられ前記懸垂基体の姿勢を変更する姿勢変更部材を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる作業ロボットは、前記懸垂基体に取り付けられ着地する地点を検出する着地点検出部を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる作業ロボットは、前記着地点検出部及び前記反力検出部からの信号に応じて前記姿勢変更部材及び前記前記昇降駆動部を制御する制御部を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる作業ロボットでは、前記ロボット本体は、作業時に使用するツールを着脱可能なツール着脱部を有することを特徴とする。
さらに、本発明にかかる作業ロボットシステムは、前記作業ロボットと、前記作業ロボットを操作する操作部と、前記操作部に取り付けられた操作アンテナと、前記作業ロボットを吊り下げる前記クレーンの先端に取り付けられた中継アンテナと、前記作業ロボットに取り付けられた作業アンテナと、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる作業ロボットは、懸垂基体と、前記懸垂基体に取り付けられクレーンによって吊り下げられる懸垂部材と、前記懸垂基体に連結されるロボット本体と、前記懸垂基体に対して前記ロボット本体を昇降可能に連結する昇降部材と、前記懸垂基体に取り付けられ前記昇降部材を駆動する昇降駆動部と、前記ロボット本体に取り付けられる脚部と、を備えるので、ガレキ等が堆積している崩れやすい場所であっても、クレーンに吊り下げられることで、作業箇所に的確に配置され、作業をすることが可能となると共に、ガレキ等の崩れやすい箇所にかかる荷重を低減することが可能となり、作業時のガレキ等の崩壊を低減させることが可能となる。
また、本発明にかかる作業ロボットでは、前記脚部は、少なくとも3本の脚部材、前記脚部材の一方をそれぞれ前記ロボット本体に取り付ける第1関節部、前記脚部材の他方にそれぞれ取り付けられる第2関節部、及び前記第2関節部を介して前記脚部材にそれぞれ連結される接地部材を有するので、ガレキ等の崩れやすい箇所の上でも安定して作業をすることが可能となる。
また、本発明にかかる作業ロボットでは、前記接地部材は、接地した際の反力を検出する反力検出部を有するので、ガレキ等の崩れやすい箇所に対する影響を考慮しながら作業をすることが可能となる。
また、本発明にかかる作業ロボットでは、前記第1関節部及び前記第2関節部は、関節駆動部材を含むので、接地箇所にあわせて脚部材の角度を変更することができ、ガレキ等の崩れやすい箇所の上でも安定して作業をすることが可能となる。
また、本発明にかかる作業ロボットは、前記懸垂基体に取り付けられ前記懸垂基体の姿勢を変更する姿勢変更部材を備えるので、接地箇所にあわせて姿勢を変更することができ、より安定した位置に接地させることが可能となる。
また、本発明にかかる作業ロボットは、前記懸垂基体に取り付けられ着地する地点を検出する着地点検出部を備えるので、着地点を的確に検出することができ、さらに安定した位置に接地させることが可能となる。
また、本発明にかかる作業ロボットは、前記着地点検出部及び前記反力検出部からの信号に応じて前記姿勢変更部材及び前記前記昇降駆動部を制御する制御部を備えるので、よりよい位置に安定して接地させることが可能となる。
また、本発明にかかる作業ロボットでは、前記ロボット本体は、作業時に使用するツールを着脱可能なツール着脱部を有するので、様々な作業に対応することが可能となる。
さらに、本発明にかかる作業ロボットシステムは、前記作業ロボットと、前記作業ロボットを操作する操作部と、前記操作部に取り付けられた操作アンテナと、前記作業ロボットを吊り下げる前記クレーンの先端に取り付けられた中継アンテナと、前記作業ロボットに取り付けられた作業アンテナと、を備えるので、危険な区域に近寄ることなく、前記作業ロボットを操作することが可能となる。また、前記作業ロボットを前記クレーンで懸垂しているため、前記作業ロボットがトラブル等で作動不可能となった場合であっても、前記クレーンによって容易に回収することが可能となる。さらに、前記クレーンの先端に前記中継アンテナを取り付けることで、前記操作アンテナ及び前記作業アンテナから前記中継アンテナの見通しがよくなり、障害物を回避することができ、信号を安定に送受信することが可能となる。
第1実施形態の作業ロボットシステム100を示す図である。 第1実施形態の作業ロボットシステム100の作業状態を示す図である。 第1実施形態の作業ロボット1を示す図である。 第1実施形態の作業ロボット1の本体部を上方から見た図である。 他の実施形態の作業ロボット1の脚部を示す図である。 第1実施形態の作業ロボット1の制御ブロックを示す図である。 第1実施形態の作業ロボット1の制御フローチャートを示す図である。 ガレキ103の下を探査する作業ツールを示す図である。 探査ツール40の筒部42の先端を示す図である。 探査ツール40の筒部42の先端の作動状態を示す図である。 ガレキ103に孔をあける作業ツールを示す図である。
以下、図面を参照して本発明にかかる作業ロボットの実施形態を説明する。
図1は、第1実施形態の作業ロボットシステムを示す図である。図2は、第1実施形態の作業ロボットシステムの作業状態を示す図である。
図1に示すように、第1実施形態の作業ロボットシステム100では、作業ロボット1は、クレーン101に懸垂される。クレーン101は、操縦者に操縦されて、構造物102のガレキ103の上方に懸垂される。
その後、図2に示すように、作業ロボット1は、ガレキ103の上に接地される。この時、作業ロボット1は、クレーン101によって懸垂されているので、ガレキ103にかかる作業ロボット1の荷重を減らすことが可能となる。
作業ロボット1は、リモートコントローラ等の操作部2によって画面2bを見ながら操作される。操作部2の操作アンテナ2aから送信される信号は、クレーン101の上方に取り付けられた中継アンテナ3を経由して、作業ロボット1の作業アンテナ4が受信する。また、作業ロボット1から送信される信号は、クレーン101の上方に取り付けられた中継アンテナ3を経由して、操作部2の操作アンテナ2aが受信する。
このように無線によって操作可能なので、危険な区域に近寄ることなく、作業ロボット1を操作することが可能となる。また、作業ロボット1をクレーン101で懸垂しているため、作業ロボット1がトラブル等で作動不可能となった場合であっても、クレーン101によって容易に回収することが可能となる。
さらに、クレーン101のジブ先端に中継アンテナ3を取り付けることで、操作アンテナ2a及び作業アンテナ4から中継アンテナ3の見通しがよくなり、障害物を回避することができ、信号を安定に送受信することが可能となる。
次に、作業ロボット1の構造について説明する。
図3は、第1実施形態の作業ロボットを示す図である。図4は、第1実施形態の作業ロボットの本体部を上方から見た図である。
第1実施形態の作業ロボット1は、懸垂部10と、本体部20と、脚部30と、を備える。
懸垂部10は、懸垂基体11と、懸垂部材としての懸垂ワイヤ12と、制御部13と、着地点検出部としてのカメラ14と、姿勢変更部材としてのファン15と、昇降駆動部としてのワイヤ駆動部16と、昇降部材としての昇降ワイヤ17と、を有する。
懸垂基体11は、懸垂ワイヤ12、制御部13、着地点検出部14、ファン15、ワイヤ駆動部16、及び昇降ワイヤ17がそれぞれ取り付けられる。懸垂基体11は、中心軸1aに対して対称な形状が好ましい。
懸垂ワイヤ12は、懸垂基体11に取り付けられ、クレーン101のフックによって引っ掛けられ、吊り下げられる部分である。懸垂ワイヤ12は、クレーン101に吊り下げられた際に、懸垂基体11が水平になるように調節されることが好ましい。なお、懸垂部材としては、懸垂ワイヤ12に限らず、チェーン等の作業ロボット1を吊り下げ可能な部材であればよい。
制御部13は、発電機を内蔵し、懸垂基体11に取り付けられ、作業ロボット1を制御する。作業ロボット1の制御に関しては、後述する。
カメラ14は、制御部13の下方に取り付けられ、着地する地点、例えばガレキ103の状態を検出する。なお、カメラ14は、懸垂部10に限らず、本体部20の下方に取り付けてもよい。また、着地点検出部としては、カメラ14に限らず、例えば、光学式センサ等の測距センサでもよい。
ファン15は、懸垂基体11に取り付けられる第1ファン15aと、中心軸1aに対して第1ファンと対称な位置に、周方向で逆向きに取り付けられる第2ファン15bと、を有する。ファン15は、羽根を回転駆動することで作業ロボット1の姿勢を変更する。したがって、第1ファン15aが回転駆動した場合と第2ファン15bが回転駆動した場合では回転方向が異なる。
なお、ファン15は、懸垂基体11の中心軸1aに対して対称な位置に、周方向で同じ向きに取り付けられる少なくとも1組の第1ファンと、懸垂基体11の中心軸1aに対して対称な位置に、第1ファンとは逆向きであって周方向で同じ向きに取り付けられる少なくとも1組の第2ファンと、を、懸垂基体11の中心軸1aから同心の円周位置に等間隔で配置してもよい。また、姿勢変更部材としては、ファン15に限らず、懸垂基体11を回転又は推進できるものであればよい。
ワイヤ駆動部16は、懸垂基体11に取り付けられ、モータ等によってドラム等を作動させ、昇降ワイヤ17を巻き取り及び送り出しすることによって、本体部20を昇降させる。なお、昇降駆動部としては、モータ等によってドラム等を作動させ、昇降ワイヤ17を巻き取り及び送り出しする構造に限らず、本体部20を昇降させることが可能な構造であればよい。
昇降ワイヤ17は、一方でワイヤ駆動部16に取り付けられ、他方で本体部20に取り付けられる。昇降部材としては、昇降ワイヤ17に限らず、チェーン等の本体部20を昇降させることが可能な部材であればよい。
本体部20は、ロボット本体21と、昇降部材支持部としての昇降ワイヤ支持部22と、ツール着脱部23と、ツール挿入部24と、を有する。
ロボット本体21は、昇降ワイヤ支持部22、ツール着脱部23及び脚部30が取り付けられている。また、ロボット本体21及びツール着脱部23には、ツール挿入部24としての挿入孔が設けられている。
昇降ワイヤ支持部22は、昇降ワイヤ17の他方を取り付ける部分である。ツール着脱部23は、後述するツールを着脱する部分である。ツール挿入部24は、後述するツールを挿入する部分である。
脚部30は、第1脚301、第2脚302、及び第3脚303を有する。脚部30は、少なくとも3脚を有すればよく、4脚又はそれ以上の数を有してもよい。なお、第1脚301、第2脚302、及び第3脚303は、それぞれ同一の構造なので、第1脚301に対して説明し、第2脚302及び第3脚303の説明は、省略する。
第1脚301は、脚部材としての第1脚部材311、脚部材としての第2脚部材321、接地部材331、関節部としての第1関節部341、関節部としての第2関節部351、及び関節部としての第3関節部361を有する。
第1脚部材311は、第1関節部341を介してロボット本体21に連結される。第2脚部材321は、第2関節部351を介して第1脚部材311に連結され、第3関節部361を介して接地部材331に連結される。
第1関節部341、第2関節部351、及び第3関節部361は、それぞれモータ等の関節駆動部材を有している。第1関節部341の関節駆動部材を作動させることによって第1脚部材311、第2関節部351、第2脚部材321、第3関節部361、及び接地部材331が第1関節部341を中心に回転する。第2関節部351、の関節駆動部材を作動させることによって第2脚部材321、第3関節部361、及び接地部材331が第2関節部351を中心に回転する。第3関節部361の関節駆動部材を作動させることによって接地部材331が第3関節部361を中心に回転する。
なお、本実施形態では、第1脚301、第2脚302、及び第3脚303は、それぞれ2つの脚部材31,32と3つの関節部34,35,36を有するものであるが、これに限らず、脚部材は少なくとも1つあればよく、関節部は少なくとも2つあればよい。
接地部材331は、反力検出部331aを有する。反力検出部331aは、接地部材331が接地した際の反力を検出するものである。
図5は、他の実施形態の作業ロボット1の脚部を示す図である。
他の実施形態では、脚部130は、全てを図示してはいないが、第1脚1301、第2脚1302、及び第3脚1303を有する。脚部130は、少なくとも3脚を有すればよく、4脚又はそれ以上の数を有してもよい。なお、第1脚1301、第2脚1302、及び第3脚1303は、それぞれ同一の構造なので、第1脚1301に対して説明し、第2脚1302及び第3脚1303の説明は、省略する。
第1脚1301は、脚部材としての第1脚部材1311、脚部材としての第2脚部材1321、脚部材としての第3脚部材1331、接地部材1341、関節部としての第1関節部1351、及び関節部としての第2関節部1361を有する。
第1脚部材1311は、第1関節部1351を介してロボット本体21に連結される。第2脚部材1321は、第1脚部材1311に伸縮可能に連結される。第3脚部材1331は、第2脚部材1321に伸縮可能に連結される。第3脚部材1331は、第2関節部1361を介して接地部材1341に連結される。
第1関節部1351及び第2関節部1361は、それぞれモータ等の関節駆動部材を有している。第1関節部1351の関節駆動部材を作動させることによって第1脚部材1311、第2脚部材1321、第3脚部材1331、第2関節部1361、及び接地部材341が第1関節部1351を中心に回転する。第2関節部1361の関節駆動部材を作動させることによって接地部材1341が第2関節部1361を中心に回転する。
第1脚部材1311及び第2脚部材1321は、それぞれアクチュエータ等の脚駆動部材を有している。第1脚部材1311の脚駆動部材を作動させることによって、第1脚部材1311に対して第2脚部材1321が伸縮し、第2脚部材1321の脚駆動部材を作動させることによって、第2脚部材1321に対して第3脚部材1331が伸縮する。脚駆動部材は、第2脚部材1321と第3脚部材1331に設置してもよい。
なお、本実施形態では、第1脚1301、第2脚1302、及び第3脚1303は、それぞれ3つの脚部材131,132,133と、2つの関節部135,136と、を有するものであるが、これに限らず、脚部材は少なくとも1つあればよく、関節部は少なくとも2つあればよい。
接地部材1341は、反力検出部1341aを有する。反力検出部1341aは、接地部材1341が接地した際の反力を検出するものである。
作業ロボット1は、このような構造によって、クレーンに吊り下げられて作業箇所に的確に配置され、作業をすることが可能となると共に、クレーンに吊り下げられながら作業することができ、ガレキ等の崩れやすい箇所にかかる荷重を低減することが可能となり、作業時のガレキ等の崩壊を低減させることが可能となる。
次に、作業ロボット1の接地時の制御について説明する。
図6は、第1実施形態の作業ロボット1の制御ブロックを示す図である。
図6に示すように、制御部13は、操作部2、着地点検出部14、第1反力検出部331a、第2反力検出部332a、及び第3反力検出部333aを入力部として用い、ワイヤ駆動部16、ファン15、第1関節部34、第2関節部35、及び第3関節部36を出力部として制御する。ここで、第1関節部34、第2関節部35、及び第3関節部36は、第1脚301、第2脚302、及び第3脚303それぞれの関節部を示している。
図7は、第1実施形態の作業ロボット1の制御フローチャートを示す図である。
はじめに、作業ロボット1は、図1に示すようにクレーン101で懸垂され、構造物102のガレキ103の上方に配置した状態とする。
まず、ステップ1で、ガレキ103の状態をカメラ14で写し、着地点を探索する(ST1)。着地点は、図1に示した操作部2の画面2bや図示しないコントロールルーム等の画面で探索することが好ましい。なお、着地点は、あらかじめ決められた位置を制御部14に内蔵された記憶部に記憶させておき、カメラ14によってその位置を検出する仕様であってもよい。
続いて、ステップ2で、制御部13は、着地点が決定したか否かを判定する(ST2)。
ステップ2において、着地点が決定していない場合、ステップ1に戻る。
ステップ2において、着地点が決定した場合、ステップ3で、制御部13は、ファン15を作動させる(ST3)。ファン15が作動すると、作業ロボット1は、図3に示した中心軸1aを中心に回転し姿勢を変更する。
続いてステップ4で、旋回姿勢が完了したか否かを判定する(ST4)。旋回姿勢が完了したか否かの判定は、カメラ14が検出した着地点の画像等により、制御部13によって判定されることが好ましい。
ステップ4において、旋回姿勢が完了していない場合、ステップ3に戻る。
ステップ4において、旋回姿勢が完了した場合、ステップ5で、制御部13は、昇降ワイヤ17及び関節部34,35,36を制御する(ST5)。ここでは、作業ロボット1が下降するように昇降ワイヤ17を制御すると共に、所定の位置となるように関節部34,35,36を制御する。
次に、ステップ6で、第1脚反力を検出したか否かを判定する(ST6)。第1脚反力とは、昇降ワイヤ17の作動によって下降している作業ロボット1において、最初に接地した接地部材33の反力検出部33aから送信された脚の反力をいう。
ステップ6において、第1脚反力を検出しなかった場合、ステップ5に戻る。ステップ6において、第1脚反力を検出した場合、ステップ7で、制御部13は、昇降ワイヤ17及び関節部34,35,36の制御を停止する(ST7)。ここで、本実施形態では、理解を容易にするため、最初に接地した脚を第1脚301とする。
次に、ステップ8で、第1脚反力が以下の式(1)を満足するか否かを判定する(ST8)。
第1下限値 ≦ 第1脚反力 ≦ 第1上限値 (1)
式(1)の第1下限値は、予め設定された値であって、作業ロボット1が作業する際に必要な荷重値を設定することが好ましい。式(1)の第1上限値は、予め設定された値であって、作業ロボット1を接地することによって、ガレキ103が崩壊するおそれがある荷重値を設定することが好ましい。
ステップ8において、第1脚反力が式(1)を満足しない場合、ステップ5に戻り、制御部13は、昇降ワイヤ17及び関節部34,35,36を制御する。例えば、第1脚反力が第1下限値を下回っている場合には、制御部13は、作業ロボット1を下降させるように昇降ワイヤ17を制御するか、関節部34,35,36を脚反力が大きくなるように制御することが好ましい。第1脚反力が第1上限値を上回っている場合には、制御部13は、作業ロボット1を上昇させるように昇降ワイヤ17を制御するか、関節部34,35,36を脚反力が小さくなるように制御することが好ましい。
ステップ8において、第1脚反力が式(1)を満足している場合、ステップ9で、制御部13は、昇降ワイヤ17及び関節部34,35,36を制御する(ST9)。ステップ9では、接地していない脚の関節部34,35,36を制御することが好ましい。
次に、ステップ10で、第2脚反力を検出したか否かを判定する(ST10)。第2脚反力とは、2番目に接地した接地部材33の反力検出部33aから送信された脚の反力をいう。
ステップ10において、第2脚反力を検出しなかった場合、ステップ9に戻る。ステップ10において、第2脚反力を検出した場合、ステップ11で、制御部13は、昇降ワイヤ17及び関節部34,35,36の制御を停止する(ST11)。ここで、本実施形態では、理解を容易にするため、2番目に接地した脚を第2脚302とする。
次に、ステップ12で、第2脚反力が以下の式(2)を満足するか否かを判定する(ST12)。
第1下限値 ≦ 第2脚反力 ≦ 第1上限値 (2)
式(2)の第1下限値及び第1上限値は、式(1)と同じ値が好ましい。
ステップ12において、第2脚反力が式(2)を満足しない場合、ステップ9に戻り、制御部13は、昇降ワイヤ17及び関節部34,35,36を制御する。例えば、第2脚反力が第1下限値を下回っている場合には、制御部13は、作業ロボット1を下降させるように昇降ワイヤ17を制御するか、関節部34,35,36を脚反力が大きくなるように制御することが好ましい。第2脚反力が第1上限値を上回っている場合には、制御部13は、作業ロボット1を上昇させるように昇降ワイヤ17を制御するか、関節部34,35,36を脚反力が小さくなるように制御することが好ましい。
ステップ12において、第2脚反力が式(2)を満足している場合、ステップ13で、第1脚反力及び第2脚反力の和が以下の式(3)を満足するか否かを判定する(ST13)。
第2下限値 ≦ 第1脚反力+第2脚反力 ≦ 第2上限値 (3)
式(2)の第2下限値は、予め設定された値であって、作業ロボット1が作業する際に必要な荷重値を設定することが好ましい。式(2)の第2上限値は、予め設定された値であって、作業ロボット1を接地することによって、ガレキ103が崩壊するおそれがある荷重値を設定することが好ましい。
ステップ13において、第1脚反力及び第2脚反力の和が式(3)を満足しない場合、ステップ9に戻り、制御部13は、昇降ワイヤ17及び関節部34,35,36を制御する。例えば、第1脚反力及び第2脚反力の和が第2下限値を下回っている場合には、制御部13は、作業ロボット1を下降させるように昇降ワイヤ17を制御するか、関節部34,35,36を脚反力が大きくなるように制御することが好ましい。第1脚反力及び第2脚反力の和が第2上限値を上回っている場合には、制御部13は、作業ロボット1を上昇させるように昇降ワイヤ17を制御するか、関節部34,35,36を脚反力が小さくなるように制御することが好ましい。
ステップ13において、第2脚反力が式(3)を満足している場合、ステップ14で、制御部13は、昇降ワイヤ17及び関節部34,35,36を制御する(ST14)。ステップ14では、接地していない脚の関節部34,35,36を制御することが好ましい。
次に、ステップ15で、第3脚反力を検出したか否かを判定する(ST15)。第3脚反力とは、3番目に接地した接地部材33の反力検出部33aから送信された脚の反力をいう。
ステップ15において、第3脚反力を検出しなかった場合、ステップ14に戻る。ステップ15において、第3脚反力を検出した場合、ステップ16で、制御部13は、昇降ワイヤ17及び関節部34,35,36の制御を停止する(ST16)。ここで、本実施形態では、理解を容易にするため、3番目に接地した脚を第3脚303とする。
次に、ステップ17で、第3脚反力が以下の式(4)を満足するか否かを判定する(ST17)。
第1下限値 ≦ 第3脚反力 ≦ 第1上限値 (4)
式(4)の第1下限値及び第1上限値は、式(1)と同じ値が好ましい。
ステップ17において、第3脚反力が式(4)を満足しない場合、ステップ14に戻り、制御部13は、昇降ワイヤ17及び関節部34,35,36を制御する。例えば、第3脚反力が第1下限値を下回っている場合には、制御部13は、作業ロボット1を下降させるように昇降ワイヤ17を制御するか、関節部34,35,36を脚反力が大きくなるように制御することが好ましい。第3脚反力が第1上限値を上回っている場合には、制御部13は、作業ロボット1を上昇させるように昇降ワイヤ17を制御するか、関節部34,35,36を脚反力が小さくなるように制御することが好ましい。
ステップ17において、第3脚反力が式(4)を満足している場合、ステップ18で、全脚反力の和が以下の式(5)を満足するか否かを判定する(ST18)。
第2下限値 ≦ 全脚反力の和 ≦ 第2上限値 (5)
式(5)の第2下限値及び第2上限値は、式(3)と同じ値が好ましい。
ステップ18において、全脚反力の和が式(5)を満足しない場合、ステップ14に戻り、制御部13は、昇降ワイヤ17及び関節部34,35,36を制御する。例えば、全脚反力の和が第2下限値を下回っている場合には、制御部13は、作業ロボット1を下降させるように昇降ワイヤ17を制御するか、関節部34,35,36を脚反力が大きくなるように制御することが好ましい。全脚反力の和が第2上限値を上回っている場合には、制御部13は、作業ロボット1を上昇させるように昇降ワイヤ17を制御するか、関節部34,35,36を脚反力が小さくなるように制御することが好ましい。
ステップ18において、全脚反力の和が式(5)を満足している場合、制御を終了する。
なお、本実施形態では、3本の脚部材を有する作業ロボット1の制御について説明したが、脚部材が3本より多い場合には、各脚部材についてステップ14〜ステップ18を繰り返せばよい。
このように、接地時に作業ロボット1を制御することによって、作業ロボット1の荷重によってガレキ103が崩壊するおそれを低減させることが可能となるとともに、作業に必要な荷重を保持することが可能となる。
次に、作業ロボット1の作業ツールについて説明する。
図8は、ガレキ103の下を探査する作業ツールを示す図である。
図8に示す作業ツールとしての探査ツール40は、保持部41と、筒部42と、ファイバー部材43と、レンズ44と、を有する。
保持部41は、作業ロボット1の本体部20のツール挿入部24に挿入され、ツール着脱部23に取り付けられる。筒部42は、保持部41から伸縮自在に延び、内部にファイバー部材43及びレンズ44を収納したガイドパイプである。ファイバー部材43は、筒部42に収納され、一端を保持部41に保持され、他端にレンズ44を取付けたものである。レンズ44は、ファイバー部材43の一端に取り付けられる。
探査ツール40を用いる際には、まず、図7に示したフローチャートのような工程で作業ロボット1をガレキ103の上に接地する。作業ロボット1を接地する際には、カメラ14で探査ツール40の筒部42をガレキ103内に送り込めるような位置を検出する。作業ロボット1の本体部20は、図8に示すように、昇降ワイヤ17の巻き取りと送り出しを調節することで、傾斜して接地されてもよい。
図9は、探査ツール40の筒部42の先端を示す図である。図10は、探査ツール40の筒部42の先端の作動状態を示す図である。
図9に示すように、探査ツール40のファイバー部材43及びレンズ44は、通常、筒部42の内部に収納されている。筒部42は、内側にインサートパイプ45を有し、インサートパイプ45内にファイバー部材43及びレンズ44が収納されている。また、筒部42の内部には、加力ライナー46が取り付けられている。
作動時の探査ツール40は、図10に示すように、保持部41に内蔵されたモータ等によってインサートパイプ45を伸ばし、加力ライナー46を押圧することによって、筒部42を拡開する。その後、ファイバー部材43を延伸してレンズ44を探査位置まで引き出す。
なお、筒部42を削孔可能なドリル等の機構で構成してもよい。
このように、探査ツール40を用いることによって、ガレキ103を崩壊させることなく、ガレキ103の内部及びガレキ103の下方の空間の様子を探査することが可能となる。
図11は、ガレキ103に孔をあける作業ツールを示す図である。
作業ツールの他の例として、削孔ツール50を用いてもよい。削孔ツール50は、保持部51と、削孔部52と、を有する。
保持部51は、作業ロボット1の本体部20のツール挿入部24に挿入され、ツール着脱部23に取り付けられる。削孔部52は、先端に刃を有するドリル等から形成される。削孔時には、保持部51に取り付けられるモータ等によって削孔部52を回転させる。
削孔時、ガレキ103に作業ロボット1の荷重がかかり、反力検出部33aが脚反力を検出するが、ガレキ103にかかる荷重、すなわち脚反力は、式(5)に示した範囲内とする。
式(5)の第2下限値を下回ると、削孔時に作業ロボット1が反作用で回転してしまい好ましくない。式(5)の第2上限値を上回ると、ガレキ103が崩壊してしまうおそれがある。
このように、作業ロボット1は、クレーン101によって懸垂されるので、ガレキ103にかかる荷重を最小限にすることができる。そして、削孔ツール50を用いることによって、ガレキ103を崩壊させることなく、ガレキ103に孔をあけることが可能となる。
本実施形態の作業ロボット1は、懸垂基体11と、懸垂基体11に取り付けられクレーン101によって吊り下げられる懸垂ワイヤ12と、懸垂基体11に連結されるロボット本体21と、懸垂基体11に対してロボット本体21を昇降可能に連結する昇降ワイヤ17と、懸垂基体11に取り付けられ昇降ワイヤ17を駆動するワイヤ駆動部16と、ロボット本体21に取り付けられる脚部30と、を備えるので、ガレキ等が堆積している崩れやすい場所であっても、クレーン101に吊り下げられることで、作業箇所に的確に配置され、作業をすることが可能となると共に、ガレキ等の崩れやすい箇所にかかる荷重を低減することが可能となり、作業時のガレキ等の崩壊を低減させることが可能となる。
また、本実施形態の作業ロボット1では、脚部30は、少なくとも3本の脚部材31、脚部材31の一方をそれぞれロボット本体21に取り付ける第1関節部34、脚部材31の他方にそれぞれ取り付けられる第2関節部35、及び第2関節部35を介して脚部材31にそれぞれ連結される接地部材33を有するので、ガレキ等の崩れやすい箇所の上でも安定して作業をすることが可能となる。
また、本実施形態の作業ロボット1では、接地部材33は、接地した際の反力を検出する反力検出部33aを有するので、ガレキ等の崩れやすい箇所に対する影響を考慮しながら作業をすることが可能となる。
また、本実施形態の作業ロボットでは、第1関節部34及び第2関節部35は、関節駆動部材を含むので、接地箇所にあわせて脚部材31の角度を変更することができ、ガレキ等の崩れやすい箇所の上でも安定して作業をすることが可能となる。
また、本実施形態の作業ロボット1は、懸垂基体11に取り付けられ懸垂基体11の姿勢を変更するファン15を備えるので、接地箇所にあわせて姿勢を変更することができ、より安定した位置に接地させることが可能となる。
また、本実施形態の作業ロボット1は、懸垂基体11に取り付けられ着地する地点を検出するカメラ14を備えるので、着地点を的確に検出することができ、さらに安定した位置に接地させることが可能となる。
また、本実施形態の作業ロボット1は、カメラ14及び反力検出部33aからの信号に応じてファン15及びワイヤ駆動部16を制御する制御部13を備えるので、よりよい位置に安定して接地させることが可能となる。
また、本実施形態の作業ロボット1では、ロボット本体21は、作業時に使用するツールを着脱可能なツール着脱部23を有するので、様々な作業に対応することが可能となる。
さらに、本発明にかかる作業ロボットシステム100は、作業ロボット1と、作業ロボット1を操作する操作部2と、操作部2に取り付けられた操作アンテナ2aと、作業ロボット1を吊り下げるクレーン101の先端に取り付けられた中継アンテナ3と、作業ロボット1に取り付けられた作業アンテナ4と、を備えるので、危険な区域に近寄ることなく、作業ロボット1を操作することが可能となる。また、作業ロボット1をクレーン101で懸垂しているため、作業ロボット1がトラブル等で作動不可能となった場合であっても、クレーン101によって容易に回収することが可能となる。さらに、クレーン101の先端に中継アンテナ3を取り付けることで、操作アンテナ2a及び作業アンテナ4から中継アンテナ3の見通しがよくなり、障害物を回避することができ、信号を安定に送受信することが可能となる。
なお、この実施形態によって本発明は限定されるものではない。すなわち、実施形態の説明に当たって、例示のために特定の詳細な内容が多く含まれるが、当業者であれば、これらの詳細な内容に色々なバリエーションや変更を加えてもよい。
1…作業ロボット、2…操作部、2a…操作アンテナ、3…中継アンテナ、4…作業アンテナ
10…懸垂部
11…懸垂基体、12…懸垂ワイヤ(懸垂部材)、13…制御部、14…カメラ(着地点検出部)、15…ファン(姿勢変更部材)、16…ワイヤ駆動部(昇降駆動部)、17…昇降ワイヤ(昇降部材)
20…本体部
21…ロボット本体、22…昇降ワイヤ支持部(昇降部材支持部)、23…ツール着脱部、24…ツール挿入部
30…脚部
301…第1脚、302…第2脚、303…第3脚
31…第1脚部材、32…第2脚部材、33…接地部材、34…第1関節部、35…第2関節部、36…及び第3関節部
100…作業ロボットシステム、101…クレーン、102…構造物、103…ガレキ

Claims (9)

  1. 懸垂基体と、
    前記懸垂基体に取り付けられクレーンによって吊り下げられる懸垂部材と、
    前記懸垂基体に連結されるロボット本体と、
    前記懸垂基体に対して前記ロボット本体を昇降可能に連結する昇降部材と、
    前記懸垂基体に取り付けられ前記昇降部材を駆動する昇降駆動部と、
    前記ロボット本体に取り付けられる脚部と、
    を備える
    ことを特徴とする作業ロボット。
  2. 前記脚部は、
    少なくとも3本の脚部材、
    前記脚部材の一方をそれぞれ前記ロボット本体に取り付ける第1関節部、
    前記脚部材の他方にそれぞれ取り付けられる第2関節部、
    及び
    前記第2関節部を介して前記脚部材にそれぞれ連結される接地部材
    を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の作業ロボット。
  3. 前記接地部材は、接地した際の反力を検出する反力検出部を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の作業ロボット。
  4. 前記第1関節部及び前記第2関節部は、関節駆動部材を含む
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の作業ロボット。
  5. 前記懸垂基体に取り付けられ前記懸垂基体の姿勢を変更する姿勢変更部材
    を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の作業ロボット。
  6. 前記懸垂基体に取り付けられ着地する地点を検出する着地点検出部
    を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の作業ロボット。
  7. 前記着地点検出部及び前記反力検出部からの信号に応じて前記姿勢変更部材及び前記前記昇降駆動部を制御する制御部
    を備える
    ことを特徴とする請求項6に記載の作業ロボット。
  8. 前記ロボット本体は、作業時に使用するツールを着脱可能なツール着脱部を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の作業ロボット。
  9. 請求項1乃至8に記載の作業ロボットと、
    前記作業ロボットを操作する操作部と、
    前記操作部に取り付けられた操作アンテナと、
    前記作業ロボットを吊り下げる前記クレーンの先端に取り付けられた中継アンテナと、
    前記作業ロボットに取り付けられた作業アンテナと、
    を備える
    ことを特徴とする作業ロボットシステム。
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