JP5957978B2 - 封入封緘装置、封入封緘方法 - Google Patents
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Description
また、第1の画像情報の読取は、赤外線を照射、受光することにより非接触で行えるので、前記したような封緘物の汚れやしわ、傷、封緘物の蛇行、読取装置の摩耗等の問題もない。さらに、封緘物の全体を撮像することが容易にでき、封緘物の位置ずれ等による読取エラーも起こらない。
加えて、封緘物の読取時に赤外線カメラ等で受光を行う際、励起に用いた赤外線をカットして赤外線蛍光層が発光した赤外線のみを受光することができ、読取の精度も向上する。
検査手段において、封緘物に形成された第2の画像情報も併せて読取り、第1の画像情報との比較照合を行うことで、封緘後、封入物の送られるべき送り先と、封緘物の送り先が対応しているかを検査することが可能になる。
このようにして、第1の画像情報と対応する第2の画像情報を、封緘物に記録するようにすれば、封入物の送られるべき送り先と、封緘物の送り先を確実に対応させることが可能になる。
この場合、検査用媒体に第1の画像情報を形成して用いるので、第1の画像情報の形成位置等の自由度が高いという利点がある。
検査用媒体を供給する際に赤外線蛍光層を形成することで、検査用媒体の供給のためにホッパー等に検査用媒体を重ねて配置し貯めておく際に、赤外線蛍光層のこすれや傷が生じることを防ぐことができる。また、赤外線蛍光層を後から形成することで、第1の画像情報を覆う必要がある検査用媒体を選択して赤外線蛍光層を形成することができる。また、必要な部分のみに赤外線蛍光層を形成することもできるため、蛍光材料の使用量を削減できる利点もある。
スプレーコーターにより、非接触で赤外線蛍光層を形成することができ、検査用媒体の汚れやにじみを防ぐことができる。また、高速で塗布ができ、塗布用のインクも調製しやすい利点がある。
あるいは、前記画像情報形成ステップにおいて、前記封緘物の表面に、前記検査ステップで読取った前記第1の画像情報に対応する第2の画像情報を形成することも望ましい。
また、前記封緘ステップは、前記第1の画像情報と前記赤外線蛍光層を基材上に重ねて形成した検査用媒体が添付された前記封入物を封緘することが望ましい。
さらに、前記塗布部がスプレーコーターであることが望ましい。
(封入封緘装置1の構成)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る封入封緘装置1の概略構成について示す図である。
なお、スプレーコーターに変えて、インクジェット装置、接触式のパッド印刷装置、転写装置など各種の塗布装置を用いてもよい。
なお、画像情報形成手段16は、ラベルにより画像情報等を付すものに限らない。例えばインクジェット等の、各種の印刷手段により画像情報等を印刷し形成するものであってもよい。
次に、本実施形態の封入封緘装置1で封緘および検査が行われる封緘物24について、図2を参照して説明する。図2は封緘物24について説明する図であり、図2(a)は、封緘物24の断面構成を示す図、図2(b)は、検査用媒体22の上面を示す図、図2(c)は、封緘物24の上面を示す図である。
次に、封入封緘装置1による封入封緘の手順について説明する。
検査手段17における封緘物24の検査について図4、図5を参照して説明する。
赤外線カメラ55は、励起光により励起された赤外線蛍光層32の蛍光体から発光される赤外線を受光素子で受光し、各受光素子での受光量を画像上の輝度値(画素値)に変換する赤外線撮像部である。なお、赤外線カメラ55としては、赤外線領域に感度を有するものであれば特に限定されることはない。
フィルタ53は、赤外線カメラ55の受光面に設けられ、赤外線照射部51からの赤外線(励起光)をカットし、赤外線蛍光層32から発光された赤外線のみ受光するためのものである。
フィルタ53としては、例えば、波長901nm以上の赤外線のみを透過するフィルタを用いることにより、赤外線照射部51からの励起光をカットし、赤外線蛍光層32から発光した赤外線のみ赤外線カメラ55で受光し撮像を行うことができる。
カメラ61は、可視光領域に感度を有し、可視光下で封緘物24の画像情報26を撮影するものである。
なお、赤外線蛍光層32から外れる部分では、基材31が低輝度の部分として画像データ90上に現れる。基材31を反射した励起光はフィルタ53でカットされるためである。
なお、照合する情報としてはこれに限ることはない。例えば、ダイレクトメール等で広告等を封入する場合であれば、画像情報33を広告の対象となる性別や年齢等の属性情報とし、画像情報26を封緘物24の送り先の性別や年齢等の属性情報としてもよい。
加えて、封緘物24の読取時に赤外線カメラ等で受光を行う際、励起に用いた赤外線をカットして赤外線蛍光層32が発光した赤外線のみを受光することができ、読取の精度も向上する。
ただし、封入物21に画像情報33を直接形成する場合よりも、検査用媒体22に画像情報33を形成する方が画像情報33の形成位置等の自由度が高いという利点がある。
さらに、赤外線蛍光層32はスプレーコーター13を用いて形成するので、非接触で赤外線蛍光層32を形成することができ、検査用媒体22の汚れやにじみを防ぐことができる。また、高速で塗布ができ、塗布用のインクも調製しやすい利点がある。
図7は、本発明の第2の実施形態の封入封緘装置1aについて説明する図である。図7(a)は封入封緘装置1aの概略構成について示す図であり、図7(b)は検査手段17a等の構成について示す図である。
11:封入物供給手段
12:検査用媒体供給手段
13:スプレーコーター
14:封緘手段
15:カッタ
16:画像情報形成手段
17、17a:検査手段
21:封入物
22:検査用媒体
23:封筒用紙
24:封緘物
25:ラベル
26、33:画像情報
31:基材
32:赤外線蛍光層
50、60、80:読取装置
51:赤外線照射部
53:フィルタ
55:赤外線カメラ
70:情報処理装置
Claims (12)
- 赤外線を吸収する材料で形成した第1の画像情報が添付された封入物を、赤外線を透過しかつ可視光を反射または吸収する封筒用紙を用いて封緘し、封緘物を形成する封緘手段と、
前記封緘物の表面に第2の画像情報を形成する画像情報形成手段と、
前記第1の画像情報を読取る検査手段と、
を具備し、
赤外線による励起光で励起され励起光とはピーク波長が異なる赤外線を発光する蛍光体を含む赤外線蛍光層が、前記第1の画像情報に重ねて設けられており、
前記検査手段は、
前記封緘物に対して、赤外線照射部で励起光を照射し、前記赤外線蛍光層から発光された赤外線を、前記励起光のピーク波長をカットするフィルタを介して赤外線撮像部により受光することで、前記第1の画像情報の読取を行い、
前記赤外線蛍光層は、前記第1の画像情報の前記赤外線撮像部側に設けられることを特徴とする封入封緘装置。 - 前記検査手段は、さらに、
前記第2の画像情報の読取を行い、
前記第1の画像情報と前記第2の画像情報の照合を行うことを特徴とする請求項1記載の封入封緘装置。 - 前記画像情報形成手段は、
前記封緘物の表面に、前記検査手段で読取った前記第1の画像情報に対応する第2の画像情報を形成することを特徴とする請求項1記載の封入封緘装置。 - 前記封緘手段は、前記第1の画像情報と前記赤外線蛍光層を基材上に重ねて形成した検査用媒体が添付された前記封入物を封緘することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の封入封緘装置。
- 検査用媒体を供給する検査用媒体供給手段と、
赤外線を吸収する材料で形成した第1の画像情報が添付された封入物を、赤外線を透過しかつ可視光を反射または吸収する封筒用紙を用いて封緘し、封緘物を形成する封緘手段と、
前記封緘物の表面に第2の画像情報を形成する画像情報形成手段と、
前記第1の画像情報を読取る検査手段と、
を具備し、
赤外線による励起光で励起され励起光とはピーク波長が異なる赤外線を発光する蛍光体を含む赤外線蛍光層が、前記第1の画像情報に重ねて設けられており、
前記検査手段は、
前記封緘物に対して、赤外線照射部で励起光を照射し、前記赤外線蛍光層から発光された赤外線を、前記励起光のピーク波長をカットするフィルタを介して赤外線撮像部により受光することで、前記第1の画像情報の読取を行い、
前記封緘手段は、
前記第1の画像情報と前記赤外線蛍光層を基材上に重ねて形成した前記検査用媒体が添付された前記封入物を封緘し、
前記検査用媒体供給手段は、
前記基材上の前記第1の画像情報の上に前記蛍光体を塗布し前記赤外線蛍光層を形成するための塗布部を備えることを特徴とする封入封緘装置。 - 前記塗布部がスプレーコーターであることを特徴とする請求項5記載の封入封緘装置。
- 赤外線を吸収する材料で形成した第1の画像情報が添付された封入物を、赤外線を透過しかつ可視光を反射または吸収する封筒用紙を用いて封緘し、封緘物を形成する封緘ステップと、
前記封緘物の表面に第2の画像情報を形成する画像情報形成ステップと、
前記第1の画像情報を読取る検査ステップと、
を具備し、
赤外線による励起光で励起され励起光とはピーク波長が異なる赤外線を発光する蛍光体を含む赤外線蛍光層が、第1の画像情報に重ねて設けられており、
前記検査ステップでは、
前記封緘物に対して、赤外線照射部で励起光を照射し、前記赤外線蛍光層から発光された赤外線を、前記励起光のピーク波長をカットするフィルタを介して赤外線撮像部により受光することで、前記第1の画像情報の読取を行い、
前記赤外線蛍光層は、前記第1の画像情報の前記赤外線撮像部側に設けられることを特徴とする封入封緘方法。 - 前記検査ステップでは、さらに、
前記第2の画像情報の読取を行い、
前記第1の画像情報と前記第2の画像情報の照合を行うことを特徴とする請求項7記載の封入封緘方法。 - 前記画像情報形成ステップでは、
前記封緘物の表面に、前記検査ステップで読取った前記第1の画像情報に対応する第2の画像情報を形成することを特徴とする請求項7記載の封入封緘方法。 - 前記封緘ステップは、前記第1の画像情報と前記赤外線蛍光層を基材上に重ねて形成した検査用媒体が添付された前記封入物を封緘することを特徴とする請求項7から請求項9のいずれかに記載の封入封緘方法。
- 検査用媒体を供給する検査用媒体供給ステップと、
赤外線を吸収する材料で形成した第1の画像情報が添付された封入物を、赤外線を透過しかつ可視光を反射または吸収する封筒用紙を用いて封緘し、封緘物を形成する封緘ステップと、
前記封緘物の表面に第2の画像情報を形成する画像情報形成ステップと、
前記第1の画像情報を読取る検査ステップと、
を具備し、
赤外線による励起光で励起され励起光とはピーク波長が異なる赤外線を発光する蛍光体を含む赤外線蛍光層が、第1の画像情報に重ねて設けられており、
前記検査ステップでは、
前記封緘物に対して、赤外線照射部で励起光を照射し、前記赤外線蛍光層から発光された赤外線を、前記励起光のピーク波長をカットするフィルタを介して赤外線撮像部により受光することで、前記第1の画像情報の読取を行い、
前記封緘ステップでは、
前記第1の画像情報と前記赤外線蛍光層を基材上に重ねて形成した前記検査用媒体が添付された前記封入物を封緘し、
前記検査用媒体供給ステップでは、
塗布部により、前記基材上の前記第1の画像情報の上に前記蛍光体を塗布し前記赤外線蛍光層を形成することを特徴とする封入封緘方法。 - 前記塗布部がスプレーコーターであることを特徴とする請求項11記載の封入封緘方法。
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