JP5957791B2 - 監視システム - Google Patents
監視システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5957791B2 JP5957791B2 JP2010262508A JP2010262508A JP5957791B2 JP 5957791 B2 JP5957791 B2 JP 5957791B2 JP 2010262508 A JP2010262508 A JP 2010262508A JP 2010262508 A JP2010262508 A JP 2010262508A JP 5957791 B2 JP5957791 B2 JP 5957791B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera
- identification medium
- gaming machine
- monitoring
- parameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 title claims description 157
- 238000000034 method Methods 0.000 description 30
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 22
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 13
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 11
- 230000006870 function Effects 0.000 description 10
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 9
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 6
- 238000004091 panning Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 4
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000003936 working memory Effects 0.000 description 2
- 241000287127 Passeridae Species 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
監視カメラは通常は広角視野で複数の遊技機をカバーする範囲を撮像しているが、遊技機に設置されたセンサにより不正行為の可能性のある異常状態が検出されると、当該異常状態の遊技機方向に首振りさせるとともに、ズームアップすることにより、当該遊技機部分を監視モニタに拡大表示することができる。
さらには、個別の遊技機ごとに当該遊技機に監視カメラの撮像方向(光軸)を指向させるためのパン角度(水平方向)、チルト角度(上下方向)と、さらにズーム倍率のパラメータとを予め設定して、自動的に作動させるようにしている。
この監視カメラの設定においては、従来、手動操作によるコントローラからの制御によって、対象の遊技機が監視モニタに所定の拡大画像として表示されるように監視カメラを駆動した上で、各監視カメラの画像を比較して選択し、さらにはそのときのパン角度、チルト角度およびズーム倍率を当該監視カメラにおける対象遊技機に対するパラメータとしてプリセットする。
しかしながら、多数の遊技機が設置された遊技場では、このような設定作業を各監視カメラと遊技機の組み合わせごとに繰り返すことになるので、監視カメラの選択やパラメータ設定には、多大な手間と時間を要するという問題があった。
第1位置の遊技機および第2位置の遊技機にかかる前記監視カメラの撮像画像から当該各遊技機の遊技面に近接して不正行為がよく成される部位に配置した識別媒体を画像処理により検索する識別媒体検索手段と、
該識別媒体検索手段により検索された前記識別媒体を画面内で所定のサイズで所定位置に位置させるように前記監視カメラのパラメータを調整するパラメータ調整手段と、
該パラメータ調整手段により調整されたパラメータに基づいて、前記第1位置および前記第2位置とは異なる所定位置の遊技機に対応する前記監視カメラのパラメータを演算するパラメータ演算手段と、
前記第1位置の遊技機および前記第2位置の遊技機に対しては前記パラメータ調整手段で調整されたパラメータ、または前記所定位置の遊技機に対しては前記パラメータ演算手段で演算されたパラメータによる各監視カメラの撮像画像をモニタに表示して、複数の中から所定の監視カメラを選択させる選択手段と、
選択された前記所定の監視カメラとそのパラメータを個別の遊技機の確認に使用するカメラ情報として設定するカメラ情報設定手段と、を有し、
前記識別媒体は、ベースから延びる脚の上端に設けられた球体であり、前記ベースを前記遊技機の椅子の上に載置して、前記不正行為がよく成される部位に配置されるように構成されたものである監視システムとした。
パラメータ設定は第1位置と第2位置の遊技機についてのみ行われ、他の所定位置の遊技機については監視カメラのパラメータが第1位置と第2位置の遊技機に対応するパラメータに基づいて演算により算出されるので、とくに多数にわたる遊技機に対する各監視カメラのパラメータ設定が短時間で済む。
図1は、パチンコ台Pを1列に並べた島Sを通路を挟んで互いに対向させてボックスWを形成し、ボックスを複数配置したパチンコ店における監視システムを示す図である。
島Sの長さ(パチンコ台Pの数)やボックスWの組数は任意に設定されるが、ここではそれぞれ8機のパチンコ台Pを並べた島S1、S2、・・、S6により、3組のボックスW1、W2、W3が形成されているものとする。
各パチンコ台Pには台番号Xが設定してあり、ここでは島S1の一端側から連続番号をとり、順次隣接の島S2、S3.・・へ続くようになっている。図1には、説明の便宜のため、パチンコ台Pに1から48の台番号が付してある。
以下、特定の台番号のパチンコ台を指すときにはPXと表示するものとし、ここではXは1〜48の値をとることになる。
監視カメラCにはカメラ番号Kが設定してあり、特定の監視カメラを指すときにはCKと表示し、Kは1〜6の値をとる。すなわち、図1ではC1〜C6として示されている。
監視カメラCは広角視野へズームダウンした状態では、少なくとも対応するボックスWにおける通路両側の島Sのすべてのパチンコ台Pを撮像視野内に包含可能になっている。
すなわち、ボックスW1に対応する監視カメラC1、C4はそれぞれ台番号X=1〜16のパチンコ台PXを撮像可能、ボックスW2に対応する監視カメラC2、C5はそれぞれ台番号X=17〜32のパチンコ台PXを撮像可能、そしてボックスW3に対応する監視カメラC3、C6はそれぞれ台番号X=33〜48のパチンコ台PXを撮像可能である。
さらに、各監視カメラC1〜C6はパチンコ台Pよりも高い天井に位置しているから、対応するボックスW以外のボックスのパチンコ台Pも撮像方向を移動させることにより一部撮像可能となる。
監視制御装置50は内部に不図示のCPUやメインメモリ52、作業メモリ54を備えるとともに、入力操作部としてテンキーなどのキーボード56、設定スイッチ58、ジョグレバー60およびマウス62を備え、表示部としてのモニタ65を接続している。
監視制御装置50には各パチンコ台Pに付設された不図示の異常センサから不正行為がなされた場合などの異常信号が入力されるようになっている。
ここまでの監視カメラCの制御は従来のものと同様である。
モードの切り換えは、モニタ65の表示画面内に設定されたメニューからマウス62の操作で選択するか、キーボード56からの入力によって行う。
カメラ情報設定モードでは、メインメモリ52に格納された画像処理プログラムを用いて、各パチンコ台Pについて自動的に監視カメラCのパラメータが決定される。以下、カメラ情報設定モードでの監視制御装置50における制御について説明する。
カメラ情報設定に際しては、個別のパチンコ台Pについて複数の監視カメラCを順次制御して行われる。対象のパチンコ台PXの前には、図2に示すように、当該パチンコ台PXを画像内で特定するための識別媒体70が配置される。識別媒体70は例えば直径20cmの球体で、ベース72から延びる脚74の上端に設けられ、ベース72を対象パチンコ台PXの椅子Q上に載置する。ここでは、球体がパチンコ台PXの遊技面の真正面に近接して、不正行為がよくなされる部位に近い高さとなるように設定するのが好ましい。
また、識別媒体(球体)70は画像内で周辺から識別容易なように、表面をパチンコ台に多用される色とできるだけ異なる例えば緑色など識別しやすい色とする。
なお、説明を簡便にするため画像内の識別媒体も同一符号70で表す。
識別媒体70はパチンコ台Pの台番号Xの順に配置されるものとし、カメラ情報設定モードの開始時は台番号X=1のパチンコ台に識別媒体70を配置する。
まずステップ100において、パチンコ台の台番号Xを0に初期設定し、続いてステップ101で台番号Xの値をインクリメントしてカメラ情報設定対象のパチンコ台PX(初回はX=1)を特定する。
ステップ102において、各監視カメラCの撮像画像から対象のパチンコ台PXに配置した識別媒体70を画像処理により検索し、当該識別媒体(の画像)70の画面上の表示が所定の状態となるようにフィードバック制御により各監視カメラCのパラメータ(パン角度、チルト角度およびズーム倍率)を調整する。
そして、ステップ104において、モニタ65に表示された中から異常発生時の確認用として適切な画像を撮像している監視カメラをメインカメラCMおよびサブカメラCSとして選択させ、そのパラメータをプリセットのカメラ情報として設定する。
これにより、1台のパチンコ台PXについてのカメラ情報設定が完了する。
このあとステップ105において、次のパチンコ台についてさらに監視カメラCのカメラ情報設定を継続するか終了するかを尋ねるメッセージをモニタ65に表示するとともに、ステップ106で「継続」または「終了」の指示が入力されたかどうかをチェックする。継続または終了の指示入力は例えばモニタ65に表示されたボタンをマウス操作で選択するなどにより行える。
プリセット情報未設定のパチンコ台Pが残っていてカメラ情報設定を継続する場合は、順次に次のパチンコ台PXに識別媒体70を移動配置した上、「継続」を入力する。
「継続」が入力されると、ステップ101へ戻ってステップ104までの処理が繰り返される。これにより、残っているパチンコ台Pがなくなるまで、カメラ情報設定を継続することにより、パチンコ店内の各パチンコ台Pを対象とする監視カメラCのプリセット情報が設定されることになる。
ステップ200において、カメラ番号Kを0に、撮像不可フラグを0に初期設定し、ステップ201でカメラ番号Kの値をインクリメントしてパラメータ設定対象の監視カメラCK(初回フローではK=1)を選択する。
ステップ202では、選択された監視カメラCKからの撮像画像を取り込んで、画像処理の対象とする。画像はモニタ65に表示される。
識別媒体70はパチンコ台周辺とは異なる形状の球体で、しかも周囲と識別容易な色彩としてあるので、現在のズーム倍率における撮像視野内に識別媒体70が存在すれば、当該識別媒体は容易に抽出される。
画面内に識別媒体70が含まれている場合はステップ209へ進み、画面内に識別媒体70が含まれていない場合はステップ204へ進む。
画面内に識別媒体70が含まれている場合はステップ209へ進み、画面内に識別媒体70が含まれていない場合はステップ206へ進む。
ステップ206では、監視カメラCKをそれぞれ所定角度単位でパンおよびチルトさせて撮像方向を移動させ、続いてステップ207において画面内に識別媒体70が含まれているかどうかをチェックする。パンおよびチルトの順序、所定角度はあらかじめ設定してある。
パンおよびチルトを行っても画面内に識別媒体70が現れない場合はステップ208へ進む。
ステップ208では、識別媒体70が撮像できなかったことを示す撮像不可フラグを立てて、その後ステップ213へ進む。
画面内に識別媒体70が現れたときは、その時点でパンおよびチルトを停止させてステップ209へ進む。
まずステップ209において、識別媒体70の重心が画像フレーム(画面)の中央にあるかどうかをチェックする。
識別媒体70の重心が画面中央にある場合はステップ211へ進む。
識別媒体70の重心が画面中央にない場合はステップ210へ進み、重心が画面中央に位置するように監視カメラCKをパンおよびチルトさせて撮像方向を移動させ、その後ステップ211へ進む。
識別媒体70のサイズが所定値である場合はステップ213へ進み、識別媒体70のサイズが所定値でない場合はステップ212へ進む。
ステップ213では、画面中央に識別媒体70が所定値のサイズで撮像されるよう調整された監視カメラCKの現在のパラメータ、すなわちパン角度α、チルト角度βおよびズーム倍率γを識別媒体70の検索結果としてカメラ番号Kとセットで作業メモリ54に一時記憶させる。
また、先のステップ208で撮像不可フラグが立てられている場合には、その情報も「パン角度、チルト角度およびズーム倍率」に代わるパラメータとしてカメラ番号Kとセットで一時記憶させる。
このあと、ステップ214において撮像不可フラグを0に再リセットする。
ここでは、図1に示したパチンコ店構成の場合、カメラ番号がK=6に達していないかどうかで判定すればよい。
識別媒体70の検索を行っていない監視カメラCが残っている場合はステップ201へ戻り、次のカメラ番号の監視カメラCK(2回目フローではK=2)を選択して上述のステップ202から214の処理を繰り返す。
すべての監視カメラCについて識別媒体70の検索が完了すると、ステップ215からステップ103へ進む。
ステップ300では、一括表示された監視カメラCK(K=1〜6)の撮像画像に併せて、モニタ65にメインカメラとサブカメラの選択指示を表示する。
操作者は、モニタ65に一括表示されている撮像画像を比較して、対象のパチンコ台PXに対して不正行為の疑いがある際に当該パチンコ台PXを拡大表示して状況を把握するのに最も適すると判断した撮像画像の監視カメラをメインカメラCMに選択し、次に適すると見られる監視カメラをサブカメラCSとして選択して、キーボード56からそれぞれのカメラ番号K(M)、K(S)を入力する。
ステップ301において、メインカメラCMとサブカメラCSに選択したカメラ番号K(M)、K(S)が入力されたかどうかをチェックし、カメラ番号が入力されるとステップ302へ進む。
この際、カメラ番号K(M)、K(S)をキーとして、作業メモリ54に一時記憶された現在のパン角度α、チルト角度βおよびズーム倍率γを読み出し、メインカメラCMおよびサブカメラCSの各パラメータ情報として同時にモニタ65に表示することができる。
ステップ303では、確認操作として設定スイッチ58が押された(オン)かどうかをチェックし、設定スイッチ58が押されると、ステップ304においてメインカメラCMおよびサブカメラCSとそれらの上記現在の各パラメータを台番号PXとセットでプリセットのカメラ情報としてメインメモリ52に格納する。
これにより、識別媒体70を配置することにより特定されたパチンコ台PXのためのメインカメラCMおよびサブカメラCSとそのパラメータとを含むカメラ情報設定が完了する。
またメインカメラCMとサブカメラCSによる両撮像画像は、並列にモニタ65の画面に表示させてもよく、あるいは一定時間間隔で交互に切り換え表示するようにしてもよい。
並列に表示する場合にはメインカメラCMの撮像画像をサブカメラCSの撮像画像よりも大サイズとすることもできる。
そして、監視制御装置50に異常信号が入力したときには、当該異常信号にかかるパチンコ台PXに対してプリセットされたメインカメラCMとサブカメラCSが確認用として直ちに選択される。
識別媒体70の検索においては、監視カメラCをパン、チルト、あるいはズームさせて行うので、識別媒体70が監視カメラCの撮像可能範囲に入っている場合には現在の画面で隠れていても確実に抽出される。
検索で抽出された識別媒体70は画面の中央位置に所定のサイズで表示されるように監視カメラCのパラメータが自動調整されるので、手作業で設定する場合より手間と時間が顕著に短縮されるとともに、適切なカメラを選択する際の比較が容易である。
また、一括表示する際、撮像画像内に識別媒体70が検索されなかった監視カメラについては、その旨のメッセージを撮像画像の代わりに表示するので、監視カメラCの選択がより容易となる。
また台番号Xの設定や入力は、制御の初頭である必要はなく、ステップ304でメインカメラCMおよびサブカメラCSとそのパラメータを含むカメラ情報を台番号Xとセットでメインメモリ52に格納するまでであれば、任意の段階で行うことができる。
さらには、識別媒体を2次元コードが印刷されたシール片とし、当該シール片を遊技機の天井部に貼り付けて識別媒体としてもよい。その場合、2次元コードに台番号等の固有情報が含まれるようにすることにより、監視カメラで読み取るだけで台番号も自動に取得できるので、順次台番号Xに該当する遊技機の所定部位が画面の中央位置に所定のサイズで表示されるように監視カメラCのパラメータを自動調整することができる。
これは、パチンコ台Pの複数台にわたるパラメータ設定をより簡便にしたものである。
先の第1の実施例では、ステップ102の識別媒体検索を一群のボックスWのパチンコ台Pのすべてについて行ったが、第2の実施例では、各島Sにおいて当該島をなすパチンコ台列のそれぞれ両端をパチンコ台A、Bとするとき、これらパチンコ台AとBのみについて識別媒体検索を実行する。
ここで、島両端のパチンコ台A、Bとは、図1のパチンコ店構成では、島S1では台番号XA=1とXB=8、島S2では台番号XA=9とXB=16、島S3では台番号XA=17とXB=24の各パチンコ台を指す。
そして、パチンコ台A、Bに対する監視カメラCのパラメータを調整する一方、パチンコ台AとBに挟まれた中間のパチンコ台Pに対するパラメータについては、パチンコ台A、Bにかかる調整されたパラメータを基準にして演算により求めるようにした。
まず島Sの一端に位置するパチンコ台Aに第1の実施例と同様に識別媒体70を配置してから、カメラ情報設定モードに入る。
ステップ400において、パチンコ台Aの台番号XAと当該島Sのパチンコ台Pの総台数Mの入力をモニタ65で要求する。例えば第1の島S1であればXA=1であり、第2の島S2であればXA=9を入力することになり、台数Mはいずれも8である。
そして、ステップ401で台番号XAと台数Mが入力されたかどうかをチェックして、これらの情報が入力されると、ステップ402へ進む。
このあとステップ403において、パチンコ台B(第1の島S1であればXB=8)に配置した識別媒体70の検索指示を要求し、ステップ404で識別媒体検索の指示が入力されたかどうかをチェックする。
上記のステップ402および405での識別媒体検索の詳細は第1の実施例におけるステップ200から208の処理と同じ、パラメータの調整はステップ209から212の処理と同じである。
次に、ステップ407においてパチンコ台PXの台番号Xとして島Sの一端のパチンコ台Aの台番号XAを設定する。そして、ステップ408において、パチンコ台PXについてのそれぞれ調整されたパラメータによる各監視カメラCの撮像画像を縮小してモニタ65に一括表示する。
ステップ409の詳細は第1の実施例におけるステップ300から304の処理と同じである。
このあと、ステップ410において、パチンコ台PXの台番号Xが島Sの他端のパチンコ台Bの台番号XBに達しているかどうかをチェックする。台番号XBは、ステップ401で入力された台番号XAと台数Mとから算出できる。
台番号XAとXBに挟まれる台番号Xのパチンコ台PXについては、ステップ408において表示される撮像画像は各監視カメラCKをステップ406で演算により求めたパラメータに制御したものである。
ステップ410のチェックで台番号XがXBに達すると、1つの島Sについてのプリセット情報の設定が完了する。このあとはステップ412へ進む。
「終了」が入力された場合は、カメラ情報設定モードが終了し、監視制御装置50は監視表示モードに戻る。
プリセット情報未設定の島Sが残っていてカメラ情報設定を継続する場合は、次の島Sの一端に位置するパチンコ台A(ステップ410におけるXBが8であれば、島S2の台番号XA=9)に識別媒体70を移動配置した上、「継続」を入力する。
「継続」が入力されると、ステップ400へ戻って上述の処理が繰り返される。これにより、残っているパチンコ台Pがなくなるまで、各島Sについてカメラ情報設定を継続することにより、パチンコ店内の各パチンコ台Pを対象とする監視カメラCのプリセット情報が設定されることになる。
1つの監視カメラCKについて、パチンコ台Aに対するプリセットされたパラメータを、パン角度αA、チルト角度βA、ズーム倍率γAとし、パチンコ台Bに対するプリセットされたパラメータを、パン角度αB、チルト角度βB、ズーム倍率γBとする。
島Sのパチンコ台の総数がMのとき、両端のパチンコ台AとBの間は各パチンコ台によって(M−1)分割されている。
そこで、パチンコ台AとBに挟まれたパチンコ台Pのパラメータについては、パチンコ台AとBのパラメータ値の間を比例分割したものとする。
したがって、パチンコ台Aに隣接する(すなわち一端から2番目の)パチンコ台に対するパン角度はαA+(αB−αA)/(M−1)、チルト角度はβA+(βB−βA)/(M−1)、ズーム倍率はγA+(γB−γA)/(M−1)となる。
さらに3番目のパチンコ台に対しては、パン角度はαA+2(αB−αA)/(M−1)、チルト角度はβA+2(βB−βA)/(M−1)、ズーム倍率はγA+2(γB−γA)/(M−1)となる。
ステップ500において初期設定としてカメラ番号Kを0とし、パチンコ台の台番号XをXAとする。
そして、ステップ501でカメラ番号Kをインクリメントし、ステップ502において、パラメータにパチンコ台A(台番号XA)の値を設定する。
パン角度 α=αA
チルト角度 β=βA
ズーム倍率 γ=γA
ステップ504では、
パン角度 α=α+(αB−αA)/(M−1)
チルト角度 β=β+(βB−βA)/(M−1)
ズーム倍率 γ=γ+(γB−γA)/(M−1)
によりパラメータの演算を行う。
ステップ505において、この演算されたパラメータをカメラ番号Kおよび台番号Xとセットで作業メモリ54に一時記憶する。
台番号XがXB−1に達していない間は、ステップステップ503へ戻る。これにより、対象が順次隣接のパチンコ台PXに移り、パラメータは前述の差分を分割したパラメータ単位ずつ付加されて変化することになる。
ステップ506のチェックで台番号XがXB−1に達すると、ステップ507において、パチンコ台AとBに挟まれたパチンコ台PXに対するパラメータ演算を行っていない監視カメラCが残っているかどうかをチェックする。
残る監視カメラCがなくなるとパラメータの演算処理は完了する。
島Sの両端のパチンコ台A、Bおよびその間に挟まれたパチンコ台Pのすべてに対して、それぞれカメラ番号Kとセットでパラメータが作業メモリ54に記憶されるから、ステップ407や411で設定されたパチンコ台PXに対する各監視カメラCKのパラメータを作業メモリ54から読み出すことにより、ステップ408の撮像画像一括表示が実行される。
1列に並んだ島Sの両端のパチンコ台A、Bにかかる識別媒体70の検索においては、監視カメラCをパン、チルト、あるいはズームさせて行うので、識別媒体70が監視カメラCの撮像可能範囲に入っている場合には現在の画面で隠れていても確実に抽出される。
検索で抽出された識別媒体70は画面の中央位置に所定のサイズで表示されるように監視カメラCのパラメータが自動調整されるので、手作業で設定する場合より手間と時間が顕著に短縮されるとともに、適切なカメラを選択する際の比較が容易である。
また、一括表示する際、撮像画像内に識別媒体70が検索されなかった監視カメラについては、その旨のメッセージを撮像画像の代わりに表示するので、監視カメラの選択がより容易となる。
中間のパチンコ台Pに対するパラメータ演算は、島S両端のパチンコ台A、Bに対するパラメータの値の間を島Sのパチンコ台の台数Mに従った比例分割によるものとしたので、単純な演算処理により演算負荷が小さくて済むという利点を有する。
中間のパチンコ台Pに対するパラメータの演算処理としては、比例分割のほかにも、例えばズームの度合いに基づいて監視カメラから識別媒体の距離を把握し、その距離と角度に基づいてパチンコ台A、Bの間に位置するパチンコ台についてパラメータを演算するようにしてもよい。
なお、パチンコ台A、Bに対する監視カメラのパラメータ設定は識別媒体を用いて行ったが、手作業で監視カメラを動かしてパチンコ台A、Bに対するパラメータを設定してもよい。
もっとも、現在対象としているパチンコ台PXが属するボックスWから遠く離れたボックスに対応する監視カメラCからは対象パチンコ台PXを撮像することが実質困難となるから、監視カメラCの設置状況に応じて、検索対象とすべき監視カメラCの数はその撮像画像をモニタ65に一括表示可能な範囲に絞ることができる。
また、識別媒体は撮像画像内での輪郭形状が変わらない点で球体が最も好ましいが、必要に応じて立方体等の別の形状としてもよい。
また、弾球式でない遊技機、例えば、外枠に開閉可能に支持された遊技機本体に貯留部および取込装置を備え、貯留部に貯留されている所定数の遊技球が取込装置により取り込まれた後にスタートレバーが操作されることによりリールの回転を開始する、パチンコ台とスロットマシンとが融合された遊技機として実施するようにしてもよい。
(1)遊技場内の遊技機を撮像可能に複数の監視カメラを配置して、各遊技機の画像を得る監視システムにおいて、
前記監視カメラの撮像画像から遊技機に対して一定の位置関係に配置した識別媒体を画像処理により検索する識別媒体検索手段と、
該識別媒体検索手段により検索された前記識別媒体を画面内に含む各監視カメラの撮像画像をモニタに表示して、複数の中から所定の監視カメラを選択させる選択手段と、
選択された前記所定の監視カメラを前記識別媒体で特定された遊技機の確認に使用するカメラとしてプリセットするカメラ情報設定手段とを有することを特徴とする監視システム。
1つの遊技機を撮像可能な複数の監視カメラから当該遊技機に対して適切なカメラがあらかじめ設定されるので、遊技機にかかる異常発生時に上記設定された監視カメラで迅速に当該遊技機の画像が得られる。そして、選択のためモニタに表示させる画像の識別媒体検索が自動で行われるので、設定が容易である。
パン、チルト、あるいはズーム倍率などを制御することにより現在の画面から隠れている識別媒体も確実に抽出される。
(3)前記識別媒体検索手段により検索された前記識別媒体を画面内で所定のサイズで所定位置に位置させるように前記監視カメラのパラメータを調整するパラメータ調整手段を有し、
前記カメラ情報設定手段は前記パラメータ調整手段で調整されたパラメータを前記選択された所定の監視カメラとセットのカメラ情報として設定することを特徴とする(1)または(2)に記載の監視システム。
統一した画面構成で遊技機をモニタに表示するように監視カメラのパラメータが自動的に調整されてプリセットされるので、手作業で設定する場合より手間と時間が顕著に短縮される。そして、適切なカメラを選択する際の比較も容易である。
前記パラメータ調整手段は前記遊技機のそれぞれについて前記監視カメラのパラメータを調整することを特徴とする(3)に記載の監視システム。
識別媒体が統一された態様で表示されるように監視カメラのパラメータが各遊技機に対して個別に調整されるから、カメラ選択においても、異常状態の遊技機確認においても質の高い表示画像が得られる。
第1位置の遊技機に対応する前記監視カメラの第1パラメータを設定する第1パラメータ設定手段と、
第2位置の遊技機に対応する前記監視カメラの第2パラメータを設定する第2パラメータ設定手段と、
前記第1パラメータと第2パラメータに基づいて前記第1位置および前記第2位置とは異なる所定位置の遊技機に対応する前記監視カメラのパラメータを演算するパラメータ演算手段と、
該パラメータ演算手段により演算されたパラメータを前記所定位置の遊技機に対応するカメラ情報として設定するカメラ情報設定手段とを有することを特徴とする監視システム。
1つの遊技機を撮像可能な監視カメラの当該遊技機に対して適切なパラメータが設定されるので、遊技機にかかる異常発生時に上記監視カメラで迅速に当該遊技機の適切な画像が得られる。
パラメータ設定は第1位置と第2位置の遊技機についてのみ行われ、他の所定位置の遊技機については監視カメラのパラメータが第1位置と第2位置の遊技機に対応するパラメータに基づいて演算により算出されるので、とくに多数にわたる遊技機に対する各監視カメラのパラメータ設定が短時間で済む。
前記識別媒体検索手段は前記島の一端および他端の遊技機に対して前記識別媒体を検索し、
前記パラメータ調整手段は前記島の一端および他端の遊技機に対して前記監視カメラのパラメータを調整するものとし、
さらに、前記パラメータ調整手段により調整されたパラメータに基づいて、前記島の一端および他端の遊技機に挟まれる遊技機に対する前記監視カメラのパラメータを演算するパラメータ演算手段を有して、
前記島の一端および他端の遊技機に挟まれる遊技機に対しては、
前記選択手段は、監視カメラのそれぞれ前記パラメータ演算手段で演算されたパラメータによる撮像画像をモニタに表示し、
前記カメラ情報設定手段は前記演算されたパラメータを前記選択された所定の監視カメラとセットのカメラ情報として設定する
ことを特徴とする(3)に記載の監視システム。
監視カメラの識別媒体検索によるパラメータ調整が島両端の遊技機だけに対して行われ、他の遊技機に対しては演算でパラメータが決定されるので、識別媒体の検索から適切な監視カメラの選択まで短時間で処理される。
単純な演算処理のため、演算負荷が小さくて済む。
各監視カメラの撮像画像が一括表示されるので、同一画面での画像の比較により、異常発生時の遊技機の確認に適切な監視カメラの選択が容易である。
(9)前記撮像画像の一括表示において、撮像画像内に前記識別媒体が検索されなかった監視カメラについては、その旨のメッセージを撮像画像の代わりに表示することを特徴とする(8)に記載の監視システム。
識別媒体が検索されなかったことは当該識別媒体が配置された遊技機も有意義には撮像されなかったことであり、メッセージの表示により比較の対象から外すことができるので、監視カメラの選択がより容易となる。
遊技機の異常発生時に先ずメインカメラの撮像画像をモニタに表示し、必要に応じてサブカメラの撮像画像に表示を切り換えることができる。あるいは同時に表示する場合にもメインカメラの画面をサブカメラの画面よりも大きく表示することができる。
所定サイズの球体を遊技機正面の椅子などに載置することにより、画像処理による検索が容易で、撮像画像内で識別媒体が確実に抽出される。
(12)前記識別媒体の外表面色が遊技機と異なる色であることを特徴とする(1)から(4)、(6)から(11)のいずれか1に記載の監視システム。
識別媒体の色が背景の遊技機と異なることにより、撮像画像内での検索がとくに容易となる。
カメラ情報設定モードにかかる第1の実施例においては、フローチャートに示したステップ200から207の処理機能が発明における識別媒体検索手段を構成し、ステップ209から212の処理機能がパラメータ調整手段を構成している。
そして、ステップ103およびステップ300〜303の処理機能が選択手段を構成し、ステップ304の処理機能がカメラ情報設定手段を構成している。
そして、ステップ402および405で引用する第1の実施例におけるステップ200から207の処理機能が発明における識別媒体検索手段を構成し、同じくステップ402および405で引用するステップ209から212の処理機能がパラメータ調整手段を構成している。
パチンコ台A、Bに挟まれたパチンコ台についてのステップ500〜507の処理機能がパラメータ演算手段を構成している。
そして、ステップ408およびステップ409で引用する第1の実施例におけるステップ300〜303の処理機能が選択手段を構成し、同じくステップ304の処理機能がカメラ情報設定手段を構成している。
52 メインメモリ
54 作業メモリ
56 キーボード
58 設定スイッチ
60 ジョグレバー
62 マウス
65 モニタ
70 識別媒体
C1、C2、C3、C4、C5、C6 監視カメラ
P、PX パチンコ台
Q 椅子
S1、S2、S3、S4、S5、S6 島
W1、W2、W3 ボックス
Claims (1)
- 遊技場内の遊技機を撮像可能に複数の監視カメラを配置して、各遊技機に対応する画像を得る監視システムにおいて、
第1位置の遊技機および第2位置の遊技機にかかる前記監視カメラの撮像画像から当該各遊技機の遊技面に近接して不正行為がよく成される部位に配置した識別媒体を画像処理により検索する識別媒体検索手段と、
該識別媒体検索手段により検索された前記識別媒体を画面内で所定のサイズで所定位置に位置させるように前記監視カメラのパラメータを調整するパラメータ調整手段と、
該パラメータ調整手段により調整されたパラメータに基づいて、前記第1位置および前記第2位置とは異なる所定位置の遊技機に対応する前記監視カメラのパラメータを演算するパラメータ演算手段と、
前記第1位置の遊技機および前記第2位置の遊技機に対しては前記パラメータ調整手段で調整されたパラメータ、または前記所定位置の遊技機に対しては前記パラメータ演算手段で演算されたパラメータによる各監視カメラの撮像画像をモニタに表示して、複数の中から所定の監視カメラを選択させる選択手段と、
選択された前記所定の監視カメラとそのパラメータを個別の遊技機の確認に使用するカメラ情報として設定するカメラ情報設定手段と、を有し、
前記識別媒体は、ベースから延びる脚の上端に設けられた球体であり、前記ベースを前記遊技機の椅子の上に載置して、前記不正行為がよく成される部位に配置されるように構成されたものであることを特徴とする監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010262508A JP5957791B2 (ja) | 2010-11-25 | 2010-11-25 | 監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010262508A JP5957791B2 (ja) | 2010-11-25 | 2010-11-25 | 監視システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012110522A JP2012110522A (ja) | 2012-06-14 |
JP5957791B2 true JP5957791B2 (ja) | 2016-07-27 |
Family
ID=46495419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010262508A Active JP5957791B2 (ja) | 2010-11-25 | 2010-11-25 | 監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5957791B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2688684B2 (ja) * | 1990-11-09 | 1997-12-10 | 株式会社エース電研 | 遊技場における監視装置 |
JPH0635025A (ja) * | 1992-07-13 | 1994-02-10 | Canon Inc | 補正光学装置、カメラ、防振装置、及び防振カメラ |
JPH11164955A (ja) * | 1997-12-08 | 1999-06-22 | Shinichi Ueda | パチンコゲーム機用監視装置及び監視システム |
JP3926325B2 (ja) * | 2003-12-24 | 2007-06-06 | 株式会社北電子 | 追尾カメラ自動初期設定システム |
JP2006021000A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Miki Kikaku:Kk | パチンコ、パチスロ監視システム |
JP5173622B2 (ja) * | 2008-06-19 | 2013-04-03 | 株式会社西陣 | 遊技システム |
-
2010
- 2010-11-25 JP JP2010262508A patent/JP5957791B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012110522A (ja) | 2012-06-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU769980B2 (en) | Casino video security system | |
JP5221395B2 (ja) | 遊技機 | |
EP2228776B1 (en) | Information processing system, information processing apparatus and information processing method, program, and recording medium | |
EP0513362B1 (en) | Play hall with a monitoring system | |
US6093105A (en) | Fighting-type television game machine and a storage medium for storing a program of such a game | |
US11707677B2 (en) | Visualization system for creating a mixed reality gaming environment | |
JP2006006912A (ja) | 遊技機 | |
TWI551137B (zh) | 視域顯示系統、視域顯示方法及記錄有視域顯示程式之電腦可讀取記錄媒體 | |
CN105592301B (zh) | 摄像设备及其控制方法和监视照相机系统 | |
JP6747021B2 (ja) | 景品取得ゲーム装置 | |
JP5957791B2 (ja) | 監視システム | |
JP5810545B2 (ja) | 監視システム | |
JP5810546B2 (ja) | 監視システム | |
KR20120064831A (ko) | 3차원카메라장치 및 3차원카메라장치 제어방법 | |
JP2012110523A (ja) | 監視システム | |
JP3926325B2 (ja) | 追尾カメラ自動初期設定システム | |
JP4462951B2 (ja) | 遊技場管理システム | |
JP4683893B2 (ja) | 監視カメラシステム | |
JP2005224363A (ja) | 遊技場管理システム | |
JP2005136774A (ja) | カメラ監視システムおよびプログラム | |
TW200413069A (en) | Game machine and monitoring system | |
JP2005168576A (ja) | 各台情報表示端末システム | |
JP2000251193A (ja) | 映像処理装置及び方法並びに記憶媒体 | |
JP5599163B2 (ja) | クレーンゲーム機の景品ロックオンシステム | |
JP2018152655A (ja) | 映像処理装置、マルチカメラシステム、映像処理方法、及び映像処理プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141024 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141028 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150915 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151112 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160524 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160606 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5957791 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |