JP5957076B2 - 農業におけるアミノカルボキシレートの使用 - Google Patents

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Description

本発明は、植物、地面または成長基材への施用のための、
(A)メチルグリシン二酢酸(MGDA)およびそのアルカリ金属塩、ならびにグルタミン酸二酢酸(GLDA)およびそのアルカリ金属塩の中から選択される1種以上のアミノカルボキシレート、
(B)無機リン酸塩、無機亜リン酸塩、無機硝酸塩、アンモニウム塩およびカリウム塩の中から選択される少なくとも1種の無機化合物、および
(C)任意選択で水
を含む配合物の使用に関する。
本発明はさらに、
(A)メチルグリシン二酢酸(MGDA)およびそのアルカリ金属塩、ならびにグルタミン酸二酢酸(GLDA)およびそのアルカリ金属塩の中から選択される1種以上のアミノカルボキシレート、
(B)無機リン酸塩、無機亜リン酸塩、無機硝酸塩、アンモニウム塩およびカリウム塩の中から選択される少なくとも1種の無機化合物、および
(C)任意選択で水
を含む配合物に関する。
本発明はさらに、本発明による配合物の調製のための方法に関する。本発明はさらに、植物または地面または成長基材に施用する、
(A)メチルグリシン二酢酸(MGDA)およびそのアルカリ金属塩、ならびにグルタミン酸二酢酸(GLDA)およびそのアルカリ金属塩の中から選択される1種以上のアミノカルボキシレート
を含む水性配合物の使用に関する。
肥沃度の点から土壌の収率を改善する試みが長く試みられてきた。肥料、特に、NPK肥料として公知のものを使用することによって、必須無機物含量を改善することが実際に可能である。しかし、多くの場合、土壌に供給された無機物の一部分のみが植物中に実際に取り込まれることが観察される。対照的に、供給された無機物のかなりの部分が取り込まれずに、地下水に入り、特に、硝酸塩およびリン酸塩は望ましくない。したがって、過剰な肥料施用は許容できない。
低い肥料濃度での通常の施肥は、時間がかかりすぎる。
リン酸塩のバイオアベイラビリティーは、1つの問題である。多くの場合、水にやや溶けにくい溶形態のリン酸塩を含むリン酸塩無機物は、多くの場合、リン酸塩肥料として本質的に有効ではない。溶液として既に提案されてきた可溶性リン酸塩として公知のものの使用は、溶解した形態の多量のカルシウムイオンまたは鉄イオンを含む土壌において、やや溶けにくいリン酸塩の沈殿をもたらし、それゆえリン酸塩のバイオアベイラビリティーの問題は解決したとはみなされない。可溶性リン酸塩の無機化として公知のものは、土壌の組成によって2週間未満の期間以内に起こり得る。
US6162259A
したがって、1つの目的は、その無機肥料成分が土壌または植物に容易に取り込まれることができる配合物を提供することである。さらなる目的は、無機肥料、特に、リン酸塩が、土壌または植物に容易に取り込まれることができる、配合物の使用を提供することであった。さらなる目的は、リン酸塩を生物が容易に利用可能なものにし得る方法を提供することであった。
それに応じて、最初に定義した使用および配合物が見出されてきた。
本発明によれば、植物または地面または成長基材への施用のための、
(A)メチルグリシン二酢酸(MGDA)およびそのアルカリ金属塩、ならびにグルタミン酸二酢酸(GLDA)およびそのアルカリ金属塩の中から選択される1種以上のアミノカルボキシレート(いずれの場合にも、アミノカルボキシレート(A)、または他に簡潔に短縮して、化合物(A)とまた称される)、
(B)無機リン酸塩、無機亜リン酸塩、無機硝酸塩、アンモニウム塩およびカリウム塩の中から選択される少なくとも1種の無機化合物(略して、無機化合物(B)とも呼ばれる)、ならびに
(C)任意選択で水
を含む少なくとも1種の配合物を使用する。
化合物(A)は、遊離酸として、または好ましくは、部分的にもしくは完全に中和された形態で、すなわち、塩として存在することができる。適切な対イオンの例は、無機カチオン、例えば、アンモニウム、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属、好ましくはMg2+、Ca2+、Na、K、または有機カチオン、好ましくは1つ以上の有機基で置換されているアンモニウム、特に、トリエタノールアンモニウム、N,N−ジエタノールアンモニウム、N−モノ−C〜C−アルキルジエタノールアンモニウム、例えば、N−メチルジエタノールアンモニウムまたはN−n−ブチルジエタノールアンモニウム、およびN,N−ジ−C〜C−アルキルエタノールアンモニウムである。好ましいイオンは、アルカリ金属イオン、特に好ましくはNaおよびKである。
本発明の一実施形態において、化合物(A)は、アミノカルボキシレート(A)の誘導体の中から、例えば、これらのメチルまたはエチルエステルから選択される。
化合物(A)は、メチルグリシン二酢酸(MGDA)およびグルタミン酸二酢酸(GLDA)、ならびにこれらの誘導体、ならびに好ましくはこれらの塩、特に、これらのナトリウム塩およびカリウム塩の中から選択される。非常に特に好ましいのは、メチルグリシン二酢酸およびMGDAの三ナトリウム塩である。
本発明の一実施形態において、使用される配合物は、メチルグリシン二酢酸(MGDA)およびそのアルカリ金属塩、ならびにグルタミン酸二酢酸(GLDA)およびそのアルカリ金属塩の中から選択される少なくとも1種のアミノカルボキシレート(A)、ならびにさらに少なくとも1種のポリアミノカルボキシレート(A)を含むものである。
本発明の目的のためには、ポリアミノカルボキシレート(A)は、上記のような、互いに独立して、それぞれの場合に、部分的にまたは完全に中和することができる1つまたは2つのCH−COOH基を含む、少なくとも2つの第三級アミノ基を含む有機化合物を意味すると理解される。
本発明の別の実施形態において、ポリアミノカルボキシレート(A)は、上記のような、それぞれが部分的にまたは完全に中和することができる1つのCH(COOH)CH−COOH基を含む、少なくとも2つの第二級アミノ基を含む有機化合物の中から選択される。
好ましいポリアミノカルボキシレート(A)は、1,2−ジアミノエタン四酢酸(EDTA)、エチレンジアミン二コハク酸(EDDS)、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)、ヒドロキシエチレンジアミン三酢酸(HEDTA)およびこれらのそれぞれの塩、特に、アルカリ金属塩の中から選択され、非常に特に好ましいのは、ナトリウム塩およびカリウム塩、ならびに混合ナトリウムカリウム塩である。
無機化合物(B)は、無機リン酸塩、無機亜リン酸塩、無機硝酸塩、アンモニウム塩およびカリウム塩の中から選択され、無機化合物(B)は上記のカテゴリーの1つ以上の範囲に含まれ得る。
無機硝酸塩の例は、硝酸ナトリウム、硝酸アンモニウムおよび硝酸カリウムであり、硝酸カリウムは、カリウム塩という用語の範囲および無機硝酸塩の範囲の両方に含まれる無機化合物(B)の一例である。
カリウム塩およびアンモニウム塩は、無機または有機対イオンを有してもよく、無機対イオンが好ましい。
無機化合物(B)として選択し得るカリウム塩の例は、塩化カリウム、硫酸カリウム、硝酸カリウム、クエン酸カリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二カリウム、メタリン酸カリウム、オルトリン酸カリウム、ならびにMGDAまたはGLDAのカリウム塩であり、硝酸カリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二カリウム、メタリン酸カリウム、オルトリン酸カリウム、ならびにMGDAまたはGLDAのカリウム塩は、本発明の範囲内の複数の用語の範囲に含まれる化合物の例である。
アンモニウム塩の例は、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、クエン酸アンモニウム、塩化アンモニウム、リン酸二水素アンモニウム、リン酸水素二アンモニウム、メタリン酸アンモニウム、オルトリン酸アンモニウム、ならびにMGDAまたはGLDAのアンモニウム塩であり、硝酸アンモニウム、リン酸二水素アンモニウム、リン酸水素二アンモニウム、メタリン酸アンモニウム、オルトリン酸アンモニウム、ならびにMGDAおよびGLDAのアンモニウム塩は、本発明の範囲内の複数の用語の範囲に含まれる化合物の例である。
無機リン酸塩の例は、メタリン酸、オルトリン酸、二リン酸またはより高級ポリリン酸(三リン酸を含めた)の無機および有機の塩である。「オルトリン酸の塩」という用語は、対応するリン酸一水素塩およびリン酸二水素塩を含む。
無機リン酸塩の別の例は、天然リン酸塩含有無機物、いわゆる、天然リン酸塩または粗リン酸塩、例えば、アパタイト、例えば、ヒドロキシアパタイトである。
本発明の一実施形態において、無機化合物(B)は、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素アンモニウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二カリウム、硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、過リン酸塩、ならびにトリポリリン酸のアルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩、ならびに天然リン酸塩含有無機物の中から選択される。
一般に、天然リン酸塩は、ある特定の量の不純物を含む。この状況において、不純物は、問題となっている天然リン酸塩が通常有する一般式の一部ではない要素の化合物であると考えられる。このように、ヒドロキシアパタイトは、一般に、それに割り当てられた式Ca(PO(OH)を有する。さらに、例えば、MgO、Al、Fe、F、CO 2−、SO 2−、SiO(もしくはシリケート)またはCl含量が存在することが可能である。
一般に、天然リン酸塩は、水にやや溶けにくい。これらを本発明によって使用することが望ましい場合、例えば、本発明による配合物において、これらを例えば、0.5〜500μm、好ましくは2〜100μmの範囲の平均粒子直径を有する粉砕した形態で用いることが好ましい。粉砕は、例えば摩砕によって実施することができる。
本発明によると、水(C)を含み得る配合物を使用する。本発明による配合物は、水(C)を含み得る。水は、本発明による総配合物、または本発明によって使用される総配合物に基づいて、例えば、0.1〜10質量%の量で存在し得る。別の実施形態において、本発明による配合物、または本発明によって使用される配合物は、10超〜95質量%の水を含む。本発明の別の実施形態において、本発明による配合物、または本発明によって使用される配合物は、95.01〜99.9質量%の範囲の水(C)を含む。
本発明による配合物は、粉末、湿った粉末、懸濁液、粉末スラリーまたは溶液として存在し得る。
本発明による配合物を用いるために、これらは植物または地面または成長基材に、例えば、肥料として施用することができる。この目的のために、本発明による配合物は、露出土壌もしくは成長基材に、または植生していない土壌もしくは成長基材に、手作業でまたは機械的に施用することができ、あるいは他に本発明による配合物は、植物に手作業でまたは機械的に施用し得る。
本発明の目的のために、成長基材は、例えば、水耕栽培または温室において用いられる土壌含有基材および産業用土壌を意味すると理解される。
適切な植物の例は、野菜、穀類、樹木、根菜、潅木、低木および花である。特に好ましいのは、アブラナ、コムギ、アワ/ソルガム、ライムギ、オオムギ、アボカド、柑橘類果実、マンゴー、コーヒー、落葉樹作物、ブドウおよび他の小果樹植物、豆、特に、ダイズ豆、さらに、トウモロコシ、トマト、キュウリ、特に、ズッキーニおよびサラダ用キュウリ、カボチャ、さらに、石果、レタス、ジャガイモ、飼料ビート、サトウダイコン、パプリカ、サトウキビ、ホップ、タバコ、パイナップル、ヤシ、特に、ココヤシ、さらに、ゴムノキ(ブラジルゴムノキ(Hevea brasiliensis)を含めた)、ならびに観賞植物、特に、バラ、ダリア、アジサイ、チューリップ、スイセン、ラッパズイセン、カーネーションおよびキクである。
施用の目的のために、本発明による配合物は、例えば、飛行機もしくは車両によって処理する区域の上に施用することができ、または灌漑システムの助けによって施用することができる。施用のタイプは、噴霧および根への投与、液体または固体である。
本発明の一実施形態において、キレート形態のCa2+、Mg2+、Cu2+、Mn2+、Zn2+、Fe2+、Fe3+、Al3+、Cr3+およびCo2+の中から選択される少なくとも1種のカチオンを含む少なくとも1種の配合物を使用する。この状況において、問題となっているカチオンは好ましくは、化合物(A)によってキレート化される。
本発明の一実施形態において、本発明によって使用される配合物は、化合物(複数可)(A)の総量に基づいて、合計で0.001〜10質量%、好ましくは0.01〜5質量%の範囲のCa2+、Mg2+、Cu2+、Mn2+、Zn2+、Fe2+、Fe3+、Al3+、Cr3+およびCo2+の中から選択されるキレート化カチオン(複数可)を含む。
本発明の一実施形態において、本発明によって使用される配合物は、さらなる微量元素、例えば、ホウ素(ホウ酸塩として)またはモリブデンを含み得る。
本発明の一実施形態において、本発明によって使用される配合物は、化合物(複数可)(A)の総量に基づいて、合計で0.001〜10質量%、好ましくは0.01〜5質量%の範囲のさらなる微量元素、例えば、化合物(複数可)(A)の総量に基づいて、合計で0.001〜10質量%、好ましくは0.01〜5質量%の範囲のホウ素(ホウ酸塩として)またはモリブデンを含み得る。
本発明の一実施形態において、少なくとも1種の配合物が本発明によって使用され、配合物は、尿素およびクエン酸およびそのアルカリ金属塩の中から選択される少なくとも1種の有機化合物(D)を含む。好ましいクエン酸のアルカリ金属塩は、クエン酸三カリウム(「クエン酸カリウム」)およびクエン酸の三ナトリウム塩(「クエン酸ナトリウム」)である。
本発明の一実施形態において、少なくとも1種の配合物が本発明によって使用され、配合物は、殺真菌剤、除草剤および殺虫剤の中から選択される少なくとも1種の活性物質(E)を含む。
本発明の一実施形態において、少なくとも1種の配合物が本発明によって使用され、配合物は、湿潤剤、消泡剤、界面活性剤および展着剤(展着のための薬剤)の中から選択される少なくとも1種の添加物(F)を含む。特に適切な添加物(F)は、無機界面活性剤、例えば、1分子当たり1〜6つのエチレンオキシド単位を有する、C〜C20−アルキル硫酸塩、C〜C20−アルキルスルホン酸塩およびC〜C20−アルキルエーテル硫酸塩である。この状況において、例えば、同じ界面活性剤が、湿潤剤として、消泡剤として、または湿潤剤および消泡剤として作用することが可能である。
本発明の一実施形態において、少なくとも1種のさらなる無機化合物、例えば、水酸化ナトリウムまたは無機硫酸塩を含む、少なくとも1種の配合物が、本発明によって使用される。
本発明のさらなる主題は、
(A)メチルグリシン二酢酸(MGDA)およびそのアルカリ金属塩、ならびにグルタミン酸二酢酸(GLDA)およびそのアルカリ金属塩の中から選択される1種以上のアミノカルボキシレート、
(B)少なくとも1種の無機化合物(B)、および
(C)任意選択で水
を含む配合物である。
本発明の一実施形態において、本発明による配合物は、少なくとも1種のアミノカルボキシレート(A)および少なくとも1種のポリアミノカルボキシレート(A)を含む。
アミノカルボキシレート(A)、ポリアミノカルボキシレート(A)および化合物(B)は、本明細書の上記に記載されている。
本発明の一実施形態において、無機化合物(B)は、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素アンモニウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二カリウム、硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、過リン酸塩、ならびにトリポリリン酸のアルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩、ならびに天然リン酸塩含有無機物の中から選択される。
本発明の一実施形態において、本発明による配合物は、
合計で1〜90質量%、好ましくは10〜50質量%の範囲の、メチルグリシン二酢酸(MGDA)およびそのアルカリ金属塩、ならびにグルタミン酸二酢酸(GLDA)およびそのアルカリ金属塩の中から選択されるアミノカルボキシレート(A)、ならびに任意選択でポリアミノカルボキシレート(A)(ポリアミノカルボキシレート(A)の状況は、0でよい)、ならびに合計で10〜99質量%、好ましくは50〜90質量%の範囲の無機化合物(B)
を含む。
この状況において、質量%は、いずれの場合にも、本発明による配合物の固体含量を指す。
本発明による配合物は、水(C)をさらに含み得る。
本発明の一実施形態において、本発明による配合物は、キレート形態のCa2+、Mg2+、Cu2+、Mn2+、Zn2+、Fe2+、Fe3+、Al3+、Cr3+およびCo2+の中から選択される少なくとも1種のカチオンを含む。この状況において、問題となっているカチオンは好ましくは、化合物(A)によってキレート化されている。
本発明の一実施形態において、本発明による配合物は、化合物(複数可)(A)の総量に基づいて、合計で0.001〜10質量%、好ましくは0.01〜5質量%の範囲のCa2+、Mg2+、Cu2+、Mn2+、Zn2+、Fe2+、Fe3+、Al3+、Cr3+およびCo2+の中から選択されるキレート化カチオン(複数可)を含む。
本発明の一実施形態において、本発明による配合物は、合計で0.01〜2質量%、好ましくは0.02〜1質量%の範囲のキレート形態のCa2+、Mg2+、Cu2+、Mn2+、Zn2+、Fe2+、Fe3+、Al3+、Cr3+およびCo2+の中から選択されるカチオン(複数可)を含み、質量パーセントは、無機化合物(B)の総量に基づいている。
本発明の一実施形態において、本発明による配合物は、さらなる微量元素、例えば、ホウ素(ホウ酸塩として)またはモリブデンを含み得る。
本発明の一実施形態において、本発明による配合物は、化合物(複数可)(A)の総量に基づいて、合計で0.001〜10質量%、好ましくは0.01〜5質量%の範囲のさらなる微量元素、例えば、化合物(複数可)(A)の総量に基づいて、合計で0.001〜10質量%、好ましくは0.01〜5質量%の範囲のホウ素(ホウ酸塩として)またはモリブデンを含み得る。
本発明の一実施形態において、本発明による配合物は、
(D)尿素およびクエン酸およびそのアルカリ金属塩の中から選択される有機化合物、
(E)除草剤、殺真菌剤および殺虫剤の中から選択される活性物質、
(F)湿潤剤、消泡剤、界面活性剤および展着剤の中から選択される添加物
の中から選択される少なくとも1種のさらなる物質を含む。
有機化合物(D)、活性物質(E)および添加物(F)は、本明細書の上記に記載されている。
本発明の一実施形態において、本発明による配合物は、
合計で0〜15質量%、好ましくは1〜10質量%の範囲の有機化合物(複数可)(D)、
合計で0〜5質量%、好ましくは0.1〜2.5質量%の範囲の活性物質(複数可)(E)、
合計で0〜5質量%、好ましくは0.1〜2質量%の範囲の添加物(複数可)(F)
を含む。
この状況において、質量%は、いずれの場合にも、本発明による配合物の固体含量を指す。
本発明の一実施形態において、本発明による配合物は、5〜9、好ましくは6〜8の範囲のpHを有する。
本発明の一実施形態において、本発明による配合物は、少なくとも1種のさらなる無機化合物、例えば、水酸化ナトリウムまたは無機硫酸塩を含み得る。
本発明による配合物は、大量の望ましくない塩が地下水に到達することなく、または内陸河川コースの富栄養化をもたらすことなく、植物への無機物供給を効率的に改善するために特に適切な様式で使用することができる。
本発明による配合物がCa2+、Mg2+、Cu2+、Mn2+、Zn2+、Fe2+、Fe3+、Al3+、Cr3+およびCo2+の中から選択されるキレート化カチオン(複数可)を含む実施形態において、本発明による配合物はさらに、微量栄養素肥料として使用し得る。
本発明のさらなる主題は、本発明の状況において本発明による調製方法としてまた言及される本発明による配合物の調製のための方法である。
本発明による調製方法の一実施形態において、
(A)メチルグリシン二酢酸(MGDA)およびそのアルカリ金属塩、ならびにグルタミン酸二酢酸(GLDA)およびそのアルカリ金属塩の中から選択される1種以上のアミノカルボキシレート(複数可)(A)、
(B)無機リン酸塩、無機亜リン酸塩、アンモニウム塩およびカリウム塩の中から選択される少なくとも1種の無機化合物
を、水(C)の存在下で互いに混合し、
水(C)の全てまたは一部を任意選択で除去する
という手順に従う。
本発明の一実施形態において、少なくとも1種の化合物(A)および少なくとも1種の無機化合物(B)を、化合物(A)および無機化合物(B)の総計に基づいて、例えば、10容量%から10倍まで(容量に基づく)、水(C)に溶解する。その後、水(C)の全てまたは一部を除去し得る。
本発明の別の実施形態において、少なくとも1種の無機化合物(B)を、化合物(A)および無機化合物(B)の総計に基づいて、例えば、10容量%から10倍まで(容量に基づく)、少なくとも1種の化合物(A)の水(C)溶液に懸濁させる。その後、水(C)の全てまたは一部を除去し得る。無機化合物(B)が天然リン酸塩の形態をとるとき、この実施形態が好ましい。
本発明の別の実施形態において、少なくとも1種の無機化合物(B)を、化合物(A)および無機化合物(B)の総計に基づいて、例えば、10容量%から10倍まで(容量に基づく)、少なくとも1種の化合物(A)の水(C)溶液において摩砕する。その後、水(C)の全てまたは一部を除去し得る。無機化合物(B)が天然リン酸塩の形態をとるとき、この実施形態が好ましい。
本発明による調製方法の別の実施形態において、水(C)ならびに
(A)メチルグリシン二酢酸(MGDA)およびそのアルカリ金属塩、ならびにグルタミン酸二酢酸(GLDA)およびそのアルカリ金属塩の中から選択される1種以上のアミノカルボキシレート(複数可)、および
(B)いずれの場合にも、無機リン酸塩、無機亜リン酸塩、アンモニウム塩およびカリウム塩の中から選択される、少なくとも1種の無機化合物、好ましくは少なくとも2種の無機化合物
の存在下で調製し、
水(C)の全てまたは一部を、任意選択で除去する
という手順に従う。
このように、例えば、無機化合物(B)として水酸化カリウムおよびリン酸を選択し、それによってリン酸カリウム、リン酸二水素カリウムおよび/またはリン酸水素二カリウムをインサイチュで調製することが可能である。
別の変形において、無機化合物(B)として水酸化カリウムを用い、遊離酸(複数可)としてアミノカルボキシレート(複数可)(A)またはポリアミノカルボキシレート(複数可)との混合物を水(C)の存在下で調製し、この様式で、それぞれの、アミノカルボキシレート(複数可)(A)またはポリアミノカルボキシレート(複数可)のカリウム塩を調製する。
本発明の一実施形態において、特に、本発明による配合物を微量栄養素施肥のために用いるように調製することが要求される場合、Ca2+、Mg2+、Cu2+、Mn2+、Zn2+、Fe2+、Fe3+、Al3+、Cr3+およびCo2+の中から選択される少なくとも1種のカチオンを含む少なくとも1種の化合物もさらに用いる。適切な化合物の例は、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、ハロゲン化物、特に、塩化物、および特に好ましくは、硝酸塩および硫酸塩である。適切な化合物は、水和水を含んでもよく、または他に無水である。1つの変形において、錯化合物、例えば、Cu2+、Mn2+、Zn2+、Fe2+、Fe3+、Al3+、Cr3+もしくはCo2+のアクオ錯体またはアミノ錯体を用いる。1つの変形において、それぞれがCa2+、Mg2+、Cu2+、Mn2+、Zn2+、Fe2+、Fe3+、Al3+、Cr3+およびCo2+の中から選択される少なくとも1種のカチオンを含む複数の化合物を用いる。
本発明の一実施形態において、さらなる化合物、例えば、ホウ酸、ホウ酸ナトリウム、酸化モリブデン、モリブデン酸アンモニウム、モリブデンのヘテロポリ酸もしくはこれらの塩、例えば、リンモリブデン酸、またはリンモリブデン酸のナトリウム塩もしくはアンモニウム塩を加えてもよい。
1つの変形において、Ca2+、Mg2+、Cu2+、Mn2+、Zn2+、Fe2+、Fe3+、Al3+、Cr3+およびCo2+の中から選択される少なくとも1種のカチオンを含む微量の少なくとも1種の化合物が混入した少なくとも1種の無機化合物(B)を加える。
任意選択で、いずれの場合にも、水(C)の除去の前または後に、
(D)尿素およびクエン酸およびそのアルカリ金属塩の中から選択される有機化合物、
(E)除草剤、殺真菌剤および殺虫剤の中から選択される活性物質、ならびに
(F)湿潤剤、消泡剤、界面活性剤および展着剤の中から選択される添加物
の中から選択される少なくとも1種のさらなる物質と共にさらに混合物を調製することが可能である。
別の実施形態において、水(C)を除去することなく、
(D)尿素およびクエン酸およびそのアルカリ金属塩の中から選択される有機化合物、
(E)除草剤、殺真菌剤および殺虫剤の中から選択される活性物質、ならびに
(F)湿潤剤、消泡剤、界面活性剤および展着剤の中から選択される添加物
の中から選択される少なくとも1種のさらなる物質と共にさらに混合物を調製することが可能である。
本発明による調製方法の一実施形態において、水(C)の全てまたは一部を、蒸発、蒸留、凍結乾燥によって、特に、噴霧乾燥または噴霧造粒によって除去する、という手順に従う。
本発明のさらなる主題は、植物を施肥する方法であり、少なくとも1種の本発明による配合物を、地面および/または植物に機械的にまたは手作業で施用する。
本発明のさらなる主題は、植物または地面への施用のための、
(A)メチルグリシン二酢酸(MGDA)およびそのアルカリ金属塩、ならびにグルタミン酸二酢酸(GLDA)およびそのアルカリ金属塩の中から選択される1種以上のアミノカルボキシレート
を含む水性配合物の使用である。
本発明のさらなる主題は、植物のための成長基材への施用のための、
(A)メチルグリシン二酢酸(MGDA)およびそのアルカリ金属塩、ならびにグルタミン酸二酢酸(GLDA)およびそのアルカリ金属塩の中から選択される1種以上のアミノカルボキシレート
を含む水性配合物の使用である。
2つの最後に記述した使用のための水性配合物は、
(D)尿素およびクエン酸およびそのアルカリ金属塩の中から選択される有機化合物、
(E)除草剤、殺真菌剤および殺虫剤の中から選択される活性物質、ならびに
(F)湿潤剤、消泡剤、界面活性剤および展着剤の中から選択される添加物
の中から選択される少なくとも1種のさらなる物質を含み得る。
しかし、これらは、無機化合物(B)を含有しない。
2つの最後に記述した使用における特に好ましい化合物(A)は、GLDAおよびMGDAのナトリウム塩、および特に、カリウム塩である。
1つの変形において、いずれの場合にも、Ca2+、Mg2+、Cu2+、Mn2+、Zn2+、Fe2+、Fe3+、Al3+、Cr3+およびCo2+の中から選択される少なくとも1種のカチオンを含む1種以上の化合物は、本発明によるこのような使用においてさらに用いられる。
本発明の一実施形態において、さらなる化合物、例えば、ホウ酸、ホウ酸ナトリウム、酸化モリブデン、モリブデン酸アンモニウム、モリブデンのヘテロポリ酸もしくはこれらの塩、例えば、リンモリブデン酸、またはリンモリブデン酸のナトリウム塩もしくはアンモニウム塩を加えてもよい。
本発明を、実施例によって例示する。
特に他の記載がない限り、全ての%は、質量%である。
I.本発明による配合物および比較配合物の調製:
I.1 配合物F.1の調製
300gのメチルグリシン二酢酸の三カリウム塩(A.1)を、600gの水に溶解した。半濃硫酸でpH7に調節し、混合物を1000gの総質量まで水で希釈した。
これによって、安定的な溶液として配合物F.1が得られ、これは12.5%のKO含量によって、分類0−0−12.5の肥料を含んでいた。
I.2 配合物F.2の調製
260gのメチルグリシン二酢酸の三ナトリウム塩(A.2)を、600gの水に溶解した。半濃硫酸でpH7に調節し、混合物を1000gの総質量まで水で希釈した。
これによって、安定的な溶液として配合物F.2が得られた。
I.3 本発明による配合物EF.3の調製
240gのメチルグリシン二酢酸の三カリウム塩(A.1)および150gのオルトリン酸二アンモニウム(B.2)を、560gの水に溶解した。60gのリン酸(B.3)を使用して、pH7.5に調節した。これによって、安定的な溶液として本発明による配合物EF.3が得られ、これは分類2.7−10.7−8.1の肥料を含んでいた。
I.4 本発明による配合物EF.4の調製
250gのメチルグリシン二酢酸の三カリウム塩(A.1)を250gのモロッコ産粗リン酸塩0−30−0(粒径20〜100μm)(B.4)と一緒に、300gの水と共にスラリーに作製し、80℃で6時間撹拌した。その後、60gの濃リン酸(B.3)を加え、懸濁液を5分の期間に亘り40℃で撹拌した。その後、混合物を1000gの総質量まで水で希釈した。配合物は、7.5のpHを有していた。
これによって、分類0−11−10.8の懸濁液として本発明による配合物EF.4が得られた。
用いたモロッコ産粗リン酸塩は、元素分析による決定によれば、下記の組成を有していた。
30%
CaO 48.0〜49.5%
MgO 0.3〜0.4%
Al 0.3〜0.5%
Fe 1.9〜2.2%
O 0.04〜0.06%
SiO 5.0〜6.5%
F 3.0〜3.1%
NaO 0.4〜0.6%
CaCO 10.2〜11.8%
(CO 4.5〜5.2%)
SO 2− 1.5〜2.0(SOとして決定)
O 最大4%
Cl 0.05〜0.09%
I.5 比較配合物V−F.5の調製
300gのリン酸一水素二アンモニウム(B.2)および90gの水酸化カリウムを510mlの水に溶解し、100gの濃リン酸(B.3)を冷却しながら加えた。これによって、組成物5.4−20.1−6.3の肥料配合物(pH7〜8)が得られた。
純水を、比較配合物V−F.6として用いた。
II.配合物の本発明による使用および比較上の使用
試験のために、本発明による配合物および本発明によらない配合物を、いずれの場合にも水で1/200の比にて希釈し、これによって、本発明による肥料溶液および本発明によらない肥料溶液が得られた。
II.1 トマトの処理
ポット毎にいずれの場合にも10mlの肥料溶液を使用して、土壌の最初の施肥を行った。35日後にトマトの木に施肥するために(本明細書の下記を参照されたい)、いずれの場合にも5mlの同じ肥料溶液を、トマトの木に噴霧した。
直径5インチのプラスチックポットを、アルプスのバイエルン丘陵地からの中程度に重い未固結の堆積物である褐色土で満たした。用いた未固結の堆積物である褐色土は、22mgのP/100gの土壌のリン酸塩含量(Pとして決定)を有していた。
肥料溶液を試験するために、いずれの場合にも10ポットを栽植した。表1および2に一覧表示するデータのいずれの場合にも、いずれも5ポット/肥料溶液の平均である。
トマトの種子「ベルナーロゼ」(Solanum lycopersicum)を、ポット毎に3つの種子の割合で2.5cmの深さで栽植した。いずれの場合にも10mlの肥料溶液(上記を参照されたい)による最初の施肥を、栽植の直後に2cmの深さで施用した。トマトの木を、温室において標準条件下で開花期の始まりまで35日間最初に成長させた。
35日後の分析:
いずれの場合にも問題となっている10ポットのうち5ポットのトマトの木を根の上で切断し、水で洗浄し、24時間の期間に亘り75℃で乾燥させた。その後、これらをカリウムおよびリン酸塩について分析した。結果を表1において集計する。
Figure 0005957076
いずれの場合にも10ポットのいずれの場合にも残りの5ポットのトマトの木に、いずれの場合にも5mlの希釈した肥料配合物を噴霧し、温室において標準条件下でさらに45日成長させた。70日後、植物を切断し、未熟の果物を除去し、植物を上記のように分析した。結果を表2においてそれ相応に集計する。
Figure 0005957076
II.2 ジャガイモの処理
ろう質のテーブルポテトcv.アナベル(Annabelle)を、1.5ヘクタールに栽植した。Amt fur Landwirtschaft und Forsten[Department of Agriculture and Forestryl]Augsburg、ALF A−2.1P−Stadtbergen、18.02.2009(Hinweise zum Kartoffelanbau[Notes on potato planting]2009年)によって推奨されているように栽植した。栽植距離は、いずれの場合にも33cmであり、作条は75cmの間隔を開け、これは1ha当たり41000植物の植物数に相当した。
フィールドの土壌は、21mg/100gの土壌のリン酸塩含量(Pとして決定)を有していた。
植物を、比較配合物V−F.5を使用して圃場試験区1上で従来通り成長させた。食物区画2を、本発明による配合物EF.3で処理した。食物区画3は、本発明による配合物EF.1で処理した(すなわち、リン酸塩を添加しない)。V−F.6を、圃場試験区4において用いた。
施肥を、いずれの場合にも本発明によって、および比較のために春に250kg/ha、および塊茎形成(buffing up)の初めにさらに200kg/haを施用することによって、2工程の基肥の形態で行った。栽植の60日後、いずれの場合にも250kg/haの追肥を、葉面施用によって施用した。キーゼライト(27%MgO)の形態のマグネシウムによる施肥は、45kgのMgO/ha(基肥)で常に行った。カリウム塩を補充することによって、(変換した)140kgのKO/haのKOの計算された総量を合計で施用した。窒素施肥を、(合計で)160kg/haの量で行う。
さらに、区画を、同様に管理した(栽植密度、芽出し、有害生物駆除、疾患予防など、ALF A−2.1P−を参照されたい)。
160日後、植物を収穫した。結果を表3に集計する。
リンを、乾燥した粉末化ジャガイモを使用して決定し、P含量を収穫したばかりのジャガイモの質量に変換した。この目的のために、25kgのジャガイモ(ランダムに選択)を最初に細断し、乾燥させ、次いで粉末化した。P含量を、元素分析によって決定した。
Figure 0005957076
したがって、別々のP施肥は行わなかったが、圃場試験区3において良好な結果が得られた。
III.微量栄養素肥料としての使用
下記の配合物を、微量栄養素肥料としての使用のために調製する。
III.1 本発明による配合物EF.7の調製
300gのメチルグリシン二酢酸の三カリウム塩(A.1)を、600gの水に溶解する。下記をまた加える。
171mgのホウ酸(0.01質量%のホウ素に相当する)、
47mgのCuSO・5HO(0.004質量%の銅に相当する)、
111mgのMnSO・HO(0.012質量%のマンガンに相当する)、
55mgのZn(NO・6HO(0.004質量%の亜鉛に相当する)、
73mgのリンモリブデン酸(12MoO・HPO×HO、水分含有率22質量%、0.001質量%のモリブデンに相当する。
混合物を、半濃硫酸を使用してpH7とし、1000gの総質量まで水で希釈する。
これによって、本発明による配合物EF.7が得られる。これは、例えば、アジサイの肥料としての使用に適している。
III.2 本発明による配合物EF.8の調製
240gのメチルグリシン二酢酸の三カリウム塩(A.1)および150gのジアンモニウムオルトホスフェート(B.2)を、560gの水に溶解する。
265mgのホウ酸(0.01質量%のホウ素に相当する)、
122mgのCuSO・5HO(0.007質量%の銅に相当する)、
142mgのMnSO・HO(0.013質量%のマンガンに相当する)、
119mgのZn(NO・6HO(0.006質量%の亜鉛に相当する)、
3.0gのFeSO・7HO(0.2質量%の鉄に相当する)
109mgのリンモリブデン酸(12MoO・HPO×HO、水分含有率22質量%、0.001質量%のモリブデンに相当する)
60gのリン酸(B.3)を加える。これによって、本発明による配合物EF.8が得られる。これは、例えば、バラの肥料としての使用に適している。
III.3 本発明による配合物EF.9の調製
240gのメチルグリシン二酢酸の三カリウム塩(A.1)、75gの硫酸アンモニウムおよび75gの硝酸カリウム(B.2)を、560gの水に溶解する。
265mgのホウ酸(0.01質量%のホウ素に相当する)、
70mgのCuSO・5HO(0.007質量%の銅に相当する)、
131mgのMnSO・HO(0.013質量%のマンガンに相当する)、
4.0gのZn(NO・6HO(0.2質量%の亜鉛に相当する)、
3.0gのFeSO・7HO(0.2質量%の鉄に相当する)
109mgのリンモリブデン酸(12MoO・HPO×HO、水分含有率22質量%、0.001質量%のモリブデンに相当する)
60gのリン酸(B.3)を加える。これによって、本発明による配合物EF.9が得られる。これは、例えば、柑橘類果実の肥料としての使用に適している。

Claims (12)

  1. 植物、地面または成長基材への施用のための、
    (A)メチルグリシン二酢酸(MGDA)のアルカリ金属塩、ならびにグルタミン酸二酢酸(GLDA)のアルカリ金属塩の中から選択される1種以上のアミノカルボキシレート、
    (B)無機リン酸塩、無機亜リン酸塩、無機硝酸塩、アンモニウム塩およびカリウム塩の中から選択される少なくとも1種の無機化合物、および
    (C)任意選択で水
    を含む配合物の使用。
  2. 無機化合物(B)が、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素アンモニウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二カリウム、硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、過リン酸塩、ならびにトリポリリン酸のアルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩、ならびに天然リン酸塩含有無機物の中から選択される、請求項1に記載の使用。
  3. 肥料としての使用である、請求項1または2に記載の使用。
  4. 配合物が、尿素およびクエン酸およびそのアルカリ金属塩の中から選択される少なくとも1種の有機化合物(D)を含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の使用。
  5. 無機化合物(B)が、天然リン酸塩含有無機物の中から選択される、請求項1から4のいずれか1項に記載の使用。
  6. 配合物が、キレート形態のCa2+、Mg2+、Cu2+、Mn2+、Zn2+、Fe2+、Fe3+、Al3+、Cr3+およびCo2+の中から選択される少なくとも1種のカチオンを含む、請求項1から5のいずれか1項に記載の使用。
  7. (A)メチルグリシン二酢酸(MGDA)のアルカリ金属塩、ならびにグルタミン酸二酢酸(GLDA)のアルカリ金属塩の中から選択される1種以上のアミノカルボキシレート、
    (B)無機リン酸塩、無機亜リン酸塩、無機硝酸塩、アンモニウム塩およびカリウム塩の中から選択される少なくとも1種の無機化合物、および
    (C)任意選択で水
    を含む少なくとも1種の配合物を、地面および/または植物に機械的にまたは手作業で施用する、植物を施肥する方法。
  8. 前記配合物が、少なくとも1種のポリアミノカルボキシレート(A)をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 無機化合物(B)が、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素アンモニウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二カリウム、硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、過リン酸塩、ならびにトリポリリン酸のアルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩、ならびに天然リン酸塩含有無機物の中から選択される、請求項7または8に記載の方法。
  10. 前記配合物が、キレート形態のCa2+、Mg2+、Cu2+、Mn2+、Zn2+、Fe2+、Fe3+、Al3+、Cr3+およびCo2+の中から選択される少なくとも1種のカチオンを含む、請求項7から9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記配合物が、
    (D)尿素およびクエン酸およびそのアルカリ金属塩の中から選択される有機化合物、
    (E)除草剤、殺真菌剤および殺虫剤の中から選択される活性物質
    の中から選択される少なくとも1種の更なる物質を含む、請求項7から10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 植物または地面または成長基材への施用のための、
    (A)メチルグリシン二酢酸(MGDA)のアルカリ金属塩、ならびにグルタミン酸二酢酸(GLDA)のアルカリ金属塩の中から選択される1種以上のアミノカルボキシレート
    を含む水性配合物の使用。
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