JP5956386B2 - ハイブリッド式作業機 - Google Patents

ハイブリッド式作業機 Download PDF

Info

Publication number
JP5956386B2
JP5956386B2 JP2013145616A JP2013145616A JP5956386B2 JP 5956386 B2 JP5956386 B2 JP 5956386B2 JP 2013145616 A JP2013145616 A JP 2013145616A JP 2013145616 A JP2013145616 A JP 2013145616A JP 5956386 B2 JP5956386 B2 JP 5956386B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display screen
malfunction
displayed
electric motor
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013145616A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015017437A (ja
Inventor
善之 滝川
善之 滝川
泰典 太田
泰典 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2013145616A priority Critical patent/JP5956386B2/ja
Publication of JP2015017437A publication Critical patent/JP2015017437A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5956386B2 publication Critical patent/JP5956386B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

本発明は、例えば油圧ショベル、ホイールローダ、油圧クレーン、フォークリフト等の作業機に関し、特に情報表示装置を有するハイブリッド式作業機に関する。
一般に、建設現場等で用いられる作業機の代表例としての油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体とにより車体(基体)が構成され、上部旋回体の前部側には、掘削作業等の作業を行う作業装置が取付けられている。
ここで、油圧ショベルとして、上部旋回体に搭載されたエンジンに、該エンジンの動力で発電したり、該エンジンの駆動をアシスト(補助)したりするアシスト発電モータ(第1電動機)を連結したハイブリッド式のものが提案されている。また、下部走行体と上部旋回体との間に設けられた旋回装置の旋回モータとして、電動モータ(第2電動機)を用いたものも提案されている。
この場合、ハイブリッド式の油圧ショベルには、アシスト発電モータ、電動モータ等の電動機に加え、電力の充電・放電を行うキャパシタ等の蓄電装置、交流と直流の変換を行うインバータや降圧・昇圧を行うチョッパ等からなり電動機の駆動と蓄電装置の充電・放電を制御する動力制御装置(PCU)等の電気機器が搭載されている。
ここで、ハイブリッド式油圧ショベル等のハイブリッド式作業機は、高機能化が進み、システムが複雑になっていることから、搭載機器の不調の種類が増加している。
一方、油圧ショベルには、該油圧ショベルの不調を検出して、オペレータにその不調の詳細内容や不調の部位等の情報を表示する表示装置を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−82961号公報
しかし、上述した従来技術による油圧ショベルでは、オペレータは、複数の操作手順を踏んで表示装置の画面に不調の情報を表示しなければならず、その操作が面倒である。また、表示装置の画面に油圧回路や電気回路の回路図を表示し、該回路図上に不調部位を表示しており、専門知識のないオペレータには、その不調部位が理解しづらいという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、オペレータに不調情報を分かりやすく知らせることができるハイブリッド式作業機を提供することを目的としている。
本発明の請求項1によるハイブリッド式作業機は、作業装置が取付けられた基体と、該基体に搭載されたエンジンと、該エンジンに連結され発電機作用と電動機作用を行う電動機と、該電動機による発電電力を充電し、または充電された電力を放電する蓄電装置と、前記電動機の駆動と前記蓄電装置の充電・放電を制御する動力制御装置と、該動力制御装置の制御を行うコントローラと、オペレータに対して運転状況を表示する情報表示装置とを備えてなる。
そして、上述した課題を解決するために、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記コントローラは、前記エンジン、電動機、蓄電装置または動力制御装置のいずれかの不調を判定する不調判定部と、前記情報表示装置の表示内容を制御する情報表示ユニットとを有し、前記情報表示装置は、前記電動機、蓄電装置および動力制御装置の間の電力の流れを示すエネルギ表示画面と、前記エンジンの冷却水の温度を示す水温計および燃料残量を示す燃料計を含み前記エネルギ表示画面とは別のメイン表示画面とを、前記オペレータの操作により切換え表示できる構成とし、前記情報表示ユニットは、記不調判定部により前記エンジン、電動機、蓄電装置または動力制御装置のいずれかが不調と判定され、かつ、その不調の程度が小さいと判定されたときは、前記エネルギ表示画面または前記別のメイン表示画面のうち、現在表示されている画面にその不調を表示し、前記不調判定部により前記エンジン、電動機、蓄電装置または動力制御装置のいずれかが不調と判定され、かつ、その不調の程度が大きいと判定され、前記別のメイン表示画面が表示されている場合には、前記別のメイン表示画面を前記エネルギ表示画面に自動的に切換えて、その不調を前記エネルギ表示画面に表示するよう制御することにある。
また、本発明の請求項2によるハイブリッド式作業機は、作業装置が取付けられた基体と、該基体に搭載されたエンジンと、該エンジンに連結され発電機作用と電動機作用を行う第1電動機と、該第1電動機による発電電力を充電し、または充電された電力を放電する蓄電装置と、該蓄電装置の電力により駆動される第2電動機と、前記第1電動機および第2電動機の駆動と前記蓄電装置の充電・放電を制御する動力制御装置と、該動力制御装置の制御を行うコントローラと、オペレータに対して運転状況を表示する情報表示装置とを備えてなる。
そして、上述した課題を解決するために、請求項2の発明が採用する構成の特徴は、前記コントローラは、前記エンジン、第1電動機、蓄電装置、第2電動機または動力制御装置のいずれかの不調を判定する不調判定部と、前記情報表示装置の表示内容を制御する情報表示ユニットとを有し、前記情報表示装置は、前記第1電動機、蓄電装置、第2電動機および動力制御装置の間の電力の流れを示すエネルギ表示画面と、前記エンジンの冷却水の温度を示す水温計および燃料残量を示す燃料計を含み前記エネルギ表示画面とは別のメイン表示画面とを、前記オペレータの操作により切換え表示できる構成とし、前記情報表示ユニットは、記不調判定部により前記エンジン、第1電動機、蓄電装置、第2電動機または動力制御装置のいずれかが不調と判定され、かつ、その不調の程度が小さいと判定されたときは、前記エネルギ表示画面または前記別のメイン表示画面のうち、現在表示されている画面にその不調を表示し、前記不調判定部により前記エンジン、第1電動機、蓄電装置、第2電動機または動力制御装置のいずれかが不調と判定され、かつ、その不調の程度が大きいと判定され、前記別のメイン表示画面が表示されている場合には、前記別のメイン表示画面を前記エネルギ表示画面に自動的に切換えて、その不調を前記エネルギ表示画面に表示するよう制御することにある。
請求項3の発明は、前記エネルギ表示画面中には、前記エンジン、電動機、蓄電装置および動力制御装置をそれぞれ示すシンボルが表示される構成とし、前記コントローラの不調判定部により不調と判定されたときは、その不調と判定された機器に対応する前記シンボルに不調がある旨の表示をする構成としたことにある。
請求項4の発明は、前記コントローラの不調判定部により不調と判定されたときは、その不調と判定された機器に対応する前記シンボルを通常のときとは異なる色で表示する構成としたことにある。
請求項5の発明は、前記シンボルは、不調の程度に応じて色が変化する構成としたことにある。
請求項1の発明によれば、コントローラの不調判定部により不調と判定されたときは、電動機、蓄電装置および動力制御装置の間の電力の流れを示すエネルギ表示画面に、その不調が表示される。これにより、オペレータに分かりやすく不調情報を知らせることができる。
しかも、コントローラの不調判定部により不調と判定され、かつ、その不調の程度が大きいと判定されたときに、エネルギ表示画面とは別の表示画面が表示されている場合は、該別の表示画面からエネルギ表示画面に切換わる。このため、オペレータがエネルギ表示画面とは別の表示画面を表示させていても、不調の程度が大きいときは、オペレータに不調情報を分かりやすく、かつ、速やかに知らせることができる。これにより、オペレータは、不調の対応(整備担当者への報告、必要な整備、修理、交換等)を迅速に行うことができ、不調の深刻化を抑制することができる。一方、不調の程度が小さいとき、例えば、ハイブリッド式作業機の運転を継続することが可能なとき(運転を継続する余裕があるとき)は、オペレータが要求する別の画面が表示されたままとなる。このため、エネルギ表示画面に切換わることに起因して、オペレータに煩わしさを与えることを抑制できる。
請求項2の発明によれば、コントローラの不調判定部により不調と判定されたときは、第1電動機、蓄電装置、第2電動機および動力制御装置の間の電力の流れを示すエネルギ表示画面に、その不調が表示される。これにより、オペレータに分かりやすく不調情報を知らせることができる。
しかも、コントローラの不調判定部により不調と判定され、かつ、その不調の程度が大きいと判定されたときに、エネルギ表示画面とは別の表示画面が表示されている場合は、該別の表示画面からエネルギ表示画面に切換わる。このため、オペレータがエネルギ表示画面とは別の表示画面を表示させていても、不調の程度が大きいときは、オペレータに不調情報を分かりやすく、かつ、速やかに知らせることができる。これにより、オペレータは、不調の対応(整備担当者への報告、必要な整備、修理、交換等)を迅速に行うことができ、不調の深刻化を抑制することができる。一方、不調の程度が小さいとき、例えば、ハイブリッド式作業機の運転を継続することが可能なとき(運転を継続する余裕があるとき)は、オペレータが要求する別の画面が表示されたままとなる。このため、エネルギ表示画面に切換わることに起因して、オペレータに煩わしさを与えることを抑制できる。
請求項3の発明によれば、エネルギ表示画面中には、エンジン、電動機、蓄電装置および動力制御装置をそれぞれ示すシンボルが表示され、コントローラの不調判定部により不調と判定されたときは、不調と判定された機器に対応するシンボルに不調がある旨の表示がされる。このため、オペレータに不調が起きた機器を明確に知らせることができる。
請求項4の発明によれば、コントローラの不調判定部により不調と判定されたときは、不調と判定された機器に対応するシンボルが、通常のときとは異なる色で表示される。このため、オペレータに不調が起きた機器を、色の違いにより直感的に知らせることができる。
請求項5の発明によれば、不調と判定された機器に対応するシンボルの色が、不調の程度に応じて変化する。これにより、オペレータに不調が起きた機器とその不調の程度(例えば、重度か軽度か)を、色の違いにより直感的に知らせることができる。
本発明の第1参考例によるハイブリッド式油圧ショベルを示す正面図である。 キャブ内を図1中の矢示II−II方向からみた断面図である。 第1の参考例によるハイブリッド式油圧ショベルの電気回路と油圧回路を示す回路構成図である。 図3中の車体コントローラによる制御処理を示す流れ図である。 通常時におけるメイン表示画面とエネルギ表示画面とを示す情報表示装置の画面説明図である。 不調時におけるメイン表示画面からエネルギ表示画面への切換わりを示す情報表示装置の画面説明図である。 本発明の実施の形態による制御処理を示す流れ図である。 通常時におけるメイン表示画面と不調の程度が小さいときのメイン表示画面を示す情報表示装置の画面説明図である。 参考例によるハイブリッド式油圧ショベルの電気回路と油圧回路を示す回路構成図である。 通常時におけるメイン表示画面とエネルギ表示画面とを示す情報表示装置の画面説明図である。 不調時におけるメイン表示画面からエネルギ表示画面への切換りを示す情報表示装置の画面説明図である。
以下、本発明に係るハイブリッド式作業機の実施の形態を、ハイブリッド式油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1ないし図6は本発明の第1の参考例を示している。図1において、1は第1の参考例および後述する実施の形態に用いるハイブリッド式油圧ショベルを示している。このハイブリッド式油圧ショベル1(以下、油圧ショベル1という)は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載され、該下部走行体2と共に基体としての車体を構成する上部旋回体3と、該上部旋回体3の前部側に俯仰動可能に設けられ、土砂等の掘削作業を行う作業装置としてのフロント作業機4(以下、作業装置4という)とにより大略構成されている。
ここで、上部旋回体3の旋回フレーム3Aには、その前部左側に位置して運転室を画成する後述のキャブ5と、該キャブ5の後側で旋回フレーム3Aに搭載された各種の搭載機器を覆う建屋カバー6とが設けられている。この場合、建屋カバー6内には、例えば後述するエンジン7、油圧ポンプ8、アシスト発電モータ11、蓄電装置12、旋回装置13、動力制御装置16(図3参照)等の各種の搭載機器が収容される構成となっている。なお、第1の参考例および後述する実施の形態の油圧ショベル1は、エンジン7、アシスト発電モータ11、蓄電装置12、旋回装置13の旋回電動モータ15、動力制御装置16および車体コントローラ20により、内燃機関(エンジン)と電動機(電動モータ)との2つの動力源を組合わせてなるハイブリッドシステムを構成している。
4は上部旋回体3の前部中央に俯仰動可能に取付けられた作業装置4を示している。作業装置4は、上部旋回体3に回動可能に設けられたブーム4Aと、ブーム4Aの先端部に回動可能に設けられたアーム4Bと、アーム4Bの先端部に回動可能に設けられたバケット4Cとにより大略構成されている。これらブーム4A、アーム4B、バケット4Cは、後述する油圧アクチュエータ9(図3参照)に相当するブームシリンダ9A、アームシリンダ9B、バケットシリンダ9Cにより駆動される。
5は上部旋回体3の前部左側に設けられたキャブを示し、該キャブ5は、油圧ショベル1を運転するためにオペレータが搭乗するものである。キャブ5内には、オペレータが着座する運転席5A、油圧ショベル1の電源を投入、遮断するキースイッチ5B、作業装置4の操作、上部旋回体3の旋回操作、下部走行体2の走行操作等の各種操作を行うためのレバー5C、ペダル5D等が配設されている。また、キャブ5内の前部右側には、オペレータに対して油圧ショベル1の運転状況を表示する後述の情報表示装置24が設けられ、キャブ5内の右側でレバー5Cの近傍には、情報表示装置24の表示画面を切換え操作するための後述の入力装置23が設けられている。
7は旋回フレーム3Aの後部側に搭載されたエンジンを示し、該エンジン7は、例えばディーゼルエンジンとして構成されている。エンジン7には、エンジン7の燃料噴射弁等を制御するエンジン制御部7Aが設けられている。また、エンジン7には、エンジンセンサ部7Bが設けられている。このエンジンセンサ部7Bは、例えばエンジン7の回転速度やエンジン7の吸入空気の圧力を検出するもので、角速度センサや圧力センサ等により構成されている。エンジン7は、例えばエンジンセンサ部7Bからのエンジン回転数に対応する検出信号に基づいて、その実回転数が監視され、エンジン制御部7Aにより、目標回転数に実回転数を近付けるようにエンジン回転数が制御される。
エンジン7には、油圧源となる油圧ポンプ8と後述するアシスト発電モータ11とが接続されている。ここで、油圧ポンプ8は、作業装置4を駆動する各種の油圧アクチュエータ9(ブームシリンダ9A、アームシリンダ9B、バケットシリンダ9C)、走行用油圧モータ(図示せず)、後述する旋回油圧モータ14等に作動用の圧油を供給するものである。
10は油圧ポンプ8と油圧アクチュエータ9等との間に設けられたコントロールバルブ10を示している。コントロールバルブ10は、レバー5C、ペダル5D等の操作に応じて、油圧アクチュエータ9、走行用油圧モータ、旋回油圧モータ14等に対する油圧ポンプ8からの圧油の給排を制御するものである。
11はエンジン7に連結された第1電動機としてのアシスト発電モータを示し、該アシスト発電モータ11は、発電機作用と電動機作用とを行うものである。即ち、アシスト発電モータ11は、エンジン7によって回転駆動されることにより発電する発電機作用と、エンジン7に加えて油圧ポンプ8の駆動を補助(アシスト)する電動機作用とを行うものである。
アシスト発電モータ11の発電電力は、該アシスト発電モータ11と接続された後述の蓄電装置12に充電される。一方、油圧ポンプ8の駆動を補助するときは、アシスト発電モータ11は、蓄電装置12の電力により駆動される。ここで、アシスト発電モータ11には、アシスト発電モータセンサ部11Aが設けられている。このアシスト発電モータセンサ部11Aは、例えばアシスト発電モータ11の冷却水の温度やアシスト発電モータ11の回転速度を検出するもので、温度センサや角速度センサ等により構成されている。
12は旋回フレーム3A上に設けられた蓄電装置を示している。蓄電装置12は、例えば電気二重層のキャパシタを用いて構成され、アシスト発電モータ11、後述する旋回電動モータ15に接続されている。蓄電装置12は、アシスト発電モータ11による発電電力、旋回減速時の旋回電動モータ15による発電電力(回生電力)を充電し、または、充電された電力をアシスト発電モータ11、旋回電動モータ15に放電するものである。また、蓄電装置12には、蓄電装置センサ部12Aが設けられている。この蓄電装置センサ部12Aは、例えば蓄電装置12の温度や蓄電装置12の電圧を検出するもので、温度センサや電圧センサ等により構成されている。なお、蓄電装置12は、キャパシタ以外にも、例えばリチウムイオンバッテリを用いることができる。
13は旋回フレーム3Aに搭載された旋回装置を示している。該旋回装置13は、下部走行体2上で上部旋回体3を旋回させるもので、旋回油圧モータ14と、後述の旋回電動モータ15と、減速機(図示せず)とにより大略構成されている。そして、旋回装置13は、旋回油圧モータ14と旋回電動モータ15との2つの回転源(駆動源)が協働して上部旋回体3を旋回駆動するものである。
15は第2電動機としての旋回電動モータを示し、該旋回電動モータ15は、旋回油圧モータ14と共に旋回装置13の回転源(駆動源)を構成するものである。旋回電動モータ15は、例えば旋回装置13を構成する減速機(図示せず)の上端部に取付けられ、旋回電動モータ15の上端側には旋回油圧モータ14が取付けられる構成となっている。ここで、旋回電動モータ15は、蓄電装置12と接続され、該蓄電装置12の電力により駆動されるものである。
即ち、旋回電動モータ15は、蓄電装置12の電力で駆動されることにより旋回油圧モータ14と共に旋回装置13の回転軸(図示せず)を駆動する電動機作用と、旋回減速時に上部旋回体3の運動エネルギ(回転エネルギ)を電気エネルギに変換(回生発電)する発電機作用とを行うものである。旋回電動モータ15の発電電力は、蓄電装置12に充電される。ここで、旋回電動モータ15には、旋回電動モータセンサ部15Aが設けられている。この旋回電動モータセンサ部15Aは、例えば旋回電動モータ15の温度や旋回電動モータ15の回転速度を検出するもので、温度センサや角速度センサ等により構成されている。
16はアシスト発電モータ11および旋回電動モータ15の駆動と蓄電装置12の充電・放電を制御する動力制御装置(PCU、パワーコントロールユニット)を示している。動力制御装置16は、蓄電装置12とアシスト発電モータ11と旋回電動モータ15との間で直流と交流の変換、直流電力の降圧、昇圧等を行うものである。このため、動力制御装置16は、後述するチョッパ17と、アシスト発電モータ用インバータ18と、旋回電動モータ用インバータ19とにより大略構成されている。そして、動力制御装置16は、チョッパ17、アシスト発電モータ用インバータ18、旋回電動モータ用インバータ19をスイッチング制御する制御部16Aを有し、該制御部16Aは、後述の車体コントローラ20に接続されている。
17はIGBTと呼ばれるスイッチング素子、リアクトル、コンデンサ等(いずれも図示せず)を組合せることにより構成されたチョッパを示している。該チョッパ17は、蓄電装置12の充電時には、降圧チョッパとして機能し、例えばアシスト発電モータ11から後述するアシスト発電モータ用インバータ18を介して供給される直流電力を降圧して蓄電装置12に供給する。一方、チョッパ17は、アシスト発電モータ11や旋回電動モータ15の駆動時には、昇圧チョッパとして機能し、蓄電装置12から供給される直流電力を昇圧してアシスト発電モータ11や旋回電動モータ15に供給する。また、チョッパ17には、チョッパセンサ部17Aが設けられている。このチョッパセンサ部17Aは、例えばチョッパ17の温度やチョッパ17に流れる電流を検出するもので、温度センサや電流センサ等により構成されている。
18はIGBTと呼ばれるスイッチング素子等(図示せず)を組合せることにより構成されたアシスト発電モータ用インバータを示している。該アシスト発電モータ用インバータ18は、アシスト発電モータ11の発電時には、該アシスト発電モータ11による交流の発電電力を直流電力に変換して蓄電装置12に供給する。一方、アシスト発電モータ用インバータ18は、アシスト発電モータ11のモータ駆動時には、蓄電装置12からの直流電力を交流の駆動電力に変換してアシスト発電モータ11に供給するものである。ここで、アシスト発電モータ用インバータ18には、インバータセンサ部18Aが設けられている。このインバータセンサ部18Aは、例えばアシスト発電モータ用インバータ18の温度やアシスト発電モータ用インバータ18に流れる電流を検出するもので、温度センサや電流センサ等により構成されている。
19はIGBTと呼ばれるスイッチング素子等(図示せず)を組合せることにより構成された旋回電動モータ用インバータを示している。該旋回電動モータ用インバータ19は、旋回電動モータ15の回生時には、旋回電動モータ15による交流の回生電力を直流電力に変換して蓄電装置12に供給する。一方、旋回電動モータ用インバータ19は、旋回電動モータ15の旋回駆動時には、蓄電装置12からの直流電力を交流の駆動電力に変換して旋回電動モータ15に供給する。また、旋回電動モータ用インバータ19には、インバータセンサ部19Aが設けられている。このインバータセンサ部19Aは、例えば旋回電動モータ用インバータ19の温度や旋回電動モータ用インバータ19に流れる電流を検出するもので、温度センサや電流センサ等により構成されている。
20はエンジン7、動力制御装置16、情報表示装置24等を含む油圧ショベル1全体の制御を行うコントローラとしての車体コントローラを示している。該車体コントローラ20は、例えばキャブ5内に設けられ、エンジン7、動力制御装置16の制御を行う車体制御ユニット21と、情報表示装置24の制御を行う情報表示ユニット22とを含んで構成される。車体制御ユニット21は、エンジン7、アシスト発電モータ11、蓄電装置12、旋回電動モータ15および動力制御装置16等のセンサ部7B,11A,12A,15A,17A,18A,19A、エンジン7、動力制御装置16の制御部7A,16Aに接続され、これらエンジン7、動力制御装置16の制御を行う。
また、車体制御ユニット21は、搭載機器、具体的には、エンジン7、アシスト発電モータ11、蓄電装置12、旋回電動モータ15および動力制御装置16の不調を判定する不調判定部21Aを有している。該不調判定部21Aは、エンジンセンサ部7B、アシスト発電モータセンサ部11A、蓄電装置センサ部12A、旋回電動モータセンサ部15A、チョッパセンサ部17A、インバータセンサ部18A,19Aからの検出信号に基づいて搭載機器7,11,12,15,16に不調があるか否かの判定を行う。例えば、不調判定部21Aは、アシスト発電モータセンサ部11Aからの温度の信号が異常値、例えば、予め設定した閾値を超えた場合には、アシスト発電モータ11の不調と判定する。
また、不調判定部21Aは、不調の内容により予め分類されたエラーコードが設定されている。該エラーコードは、不調の程度(重度または軽度)により分類されており、これにより、不調判定部21Aは、各機器の不調の有無に加え、その程度も判定することができる構成となっている。なお、不調の程度の分類は、それぞれ任意に設定することができるが、例えば、重度の不調とは、速やかに油圧ショベル1の作業を中止し、不調の機器のメンテナンス(整備、修理、交換)をする必要がある状態とし、軽度の不調とは、油圧ショベル1の作業を継続することが可能な状態(メンテナンスをするまでの時間的余裕がある状態)とすることができる。
一方、情報表示ユニット22は、後述する情報表示装置24の表示内容を制御するものである。情報表示ユニット22は、車体制御ユニット21や後述する入力装置23から入力される信号、例えば、運転状況を表す信号(冷却水の温度、燃料の量等)、不調判定部21Aの不調情報の信号に応じて、情報表示装置24の画面に車両の運転状況を表示したり、エンジン7等の機器の不調を表示したりする。
23はキャブ5内でオペレータの手が届く位置に設けられた入力装置を示している。該入力装置23は、例えばオペレータが、入力装置23の操作部23Aを回転操作させることにより、車体コントローラ20の情報表示ユニット22に制御信号を出力し、後述する情報表示装置24の表示内容を切換えることができるものである。
24はキャブ5内でオペレータの前方に設けられた情報表示装置を示し、該情報表示装置24は、例えば液晶モニタにより構成され、オペレータに対して運転状況を表示するものである。情報表示装置24は、車体コントローラ20の情報表示ユニット22に接続され、情報表示ユニット22からの指令に応じた画面が表示される。具体的には、情報表示装置24には、図5の(B)に示すように、アシスト発電モータ11、蓄電装置12、旋回電動モータ15および動力制御装置16の間の電力の流れを示すエネルギ表示画面25と、図5の(A)に示すように、エネルギ表示画面25とは別の画面、例えば燃料残量を示す燃料計26Aやエンジン7の冷却水の温度を示す水温計26B等、作業を行う上で優先度の高い情報を示すメイン表示画面26とが切換え表示される構成となっている。この切換え表示は、オペレータが入力装置23の操作部23Aを操作することにより行うことができる。
ここで、図5の(B)に示すように、エネルギ表示画面25中には、エンジン7を示すエンジンシンボル25A、アシスト発電モータ11を示すアシスト発電モータシンボル25B、蓄電装置12を示す蓄電装置シンボル25C、旋回電動モータ15を示す旋回電動モータシンボル25Dおよび動力制御装置16を示すPCUシンボル25E等が表示される。そして、エネルギ表示画面25は、アシスト発電モータシンボル25Bと蓄電装置シンボル25Cと旋回電動モータシンボル25DとPCUシンボル25Eとの間で電力の流れを模式化してハイブリッドシステムの稼働状況を表示する。これにより、オペレータは、蓄電装置12からアシスト発電モータ11や旋回電動モータ15に給電しているのか、アシスト発電モータ11や旋回電動モータ15から蓄電装置12に充電しているのかを簡単に知ることができる。
また、情報表示装置24は、車体コントローラ20の不調判定部21Aにより不調と判定されたときは、その不調をエネルギ表示画面25に表示する構成としている。即ち、不調判定部21Aにより搭載機器に不調があると判定されると、エネルギ表示画面25中には、その不調と判定された機器に対応するシンボル25A(25B〜25E)に不調がある旨の表示がされる。具体的には、不調のない通常(正常)のときは、各機器のシンボル25A〜25Eが青色で表示され、不調判定部21Aにより不調と判定されたときは、その不調と判定された機器に対応するシンボル25A(25B〜25E)が、通常のときとは異なる色、例えば、黄色や赤色で表示されると共に、エラーメッセージ25Fが表示される。
この場合、各機器のシンボル25A〜25Eは、不調の程度に応じて色が変化する構成としている。具体的には、不調の程度が大きくない(不調の程度が小さい)ときは、その不調の機器に対応するシンボル25A(25B〜25E)が黄色で表示され、不調の程度が大きいときは、その不調の機器に対応するシンボル25A(25B〜25E)が赤色で表示される。しかも、不調と判定されたときに、情報表示装置24にメイン表示画面26が表示されている場合は、メイン表示画面26からエネルギ表示画面25に(自動的に)切換る。これにより、オペレータは、不調が起きた機器が何れの機器であるかと、その不調が重度であるか軽度であるかを明確、かつ、速やかに知ることができる。
第1参考例による油圧ショベル1は、上述の如き構成を有するもので、次に、その動作について説明する。
油圧ショベル1のオペレータは、上部旋回体3のキャブ5内の運転席5Aに着席し、キースイッチ5Bの操作によりエンジン7を始動して油圧ポンプを駆動する。これにより、油圧ポンプ8からの圧油は、コントロールバルブ10を介して油圧アクチュエータ9、走行用油圧モータ、旋回油圧モータ14等に供給される。そして、オペレータがレバー5C、ペダル5Dを操作することにより、下部走行体2を前進または後退させたり、作業装置4を俯仰動させて土砂の掘削作業等を行うことができる。
油圧ショベル1の作業中、オペレータは、入力装置23の操作部23Aを操作することにより、情報表示装置24にメイン表示画面26とエネルギ表示画面25とを切換え表示することができる。
また、車体コントローラ20で、何れかの機器7,11,12,15,16が不調と判定されたときは、エネルギ表示画面25の各シンボルのうち不調と判定された機器に対応するシンボルが青色から黄色または赤色に変化する。この場合、情報表示装置24にメイン表示画面26が表示されていたときは、メイン表示画面26からエネルギ表示画面25へと自動的に切換る。
次に、車体コントローラ20による情報表示装置24の表示処理についで、図4の流れ図を用いて説明する。
エンジン7の始動により車体コントローラ20の処理が開始されると、ステップ1において、エンジン7等の機器に不調があるか否かを車体コントローラ20の不調判定部21Aで判定する。この不調の判定は、搭載機器の各センサ部7B,11A,12A,15A,17A,18A,19Aから検出される各種の状態量が予め設定した閾値を超えたか否かにより判定することができる。ステップ1で不調があると判定された場合は、ステップ2へ進み、不調がないと判定された場合はステップ3へ進む。
ステップ2では、情報表示装置24にエネルギ表示画面25が表示されているか否かを判定する。情報表示装置24にエネルギ表示画面25が表示されている場合は、ステップ5へ進み、表示されていない場合は、ステップ4に進み、情報表示装置24にエネルギ表示画面25を表示させ、ステップ5へ進む。即ち、ステップ1で不調があると判定されているため、エネルギ表示画面25が表示されていないときは、搭載機器の不調を表示するエネルギ表示画面25に自動的に切換える。
ステップ3では、情報表示装置24にエネルギ表示画面25が表示されているか否かを判定し、情報表示装置24にエネルギ表示画面25が表示されていれば、ステップ8へ進み、エネルギ表示画面25に表示されているエンジンシンボル25A、アシスト発電モータシンボル25B、蓄電装置シンボル25C、旋回電動モータシンボル25DおよびPCUシンボル25Eを青色で表示させる。即ち、ステップ1で不調がないと判定されているため、正常を表す青色でシンボル25A〜25Eを表示する。エネルギ表示画面25が表示されていない場合には、そのときに情報表示装置24に表示されている表示画面(例えば、メイン表示画面26)を維持する。
ステップ5では、不調の程度の大きさを車体コントローラ20の不調判定部21Aで判定し、不調の程度が大きければ、ステップ6へ進み、エネルギ表示画面25に表示されているシンボル25A〜25Eのうち不調と判定された機器に対応するシンボル25A(25B〜25E)を赤色で表示する。即ち、ステップ5で不調の程度が大きいと判定されているため、不調の程度が大きい旨を表す赤色で当該機器のシンボル25A(25B〜25E)を表示する。不調の程度が小さければ、ステップ7へ進み、エネルギ表示画面25に表示されているシンボル25A〜25Eのうち不調と判定された機器に対応するシンボル25A(25B〜25E)を黄色で表示する。即ち、ステップ5で不調の程度が小さいと判定されているため、不調の程度が小さい旨を表す黄色で当該機器のシンボル25A(25B〜25E)を表示する。
次に、情報表示装置24に表示される表示画面について図5および図6を用いて説明する。
図5は、第1参考例における通常時の情報表示装置24の表示画面を示している。
図5の(A)に示すメイン表示画面26は、燃料残量を示す燃料計26Aやエンジン7の冷却水の温度を示す水温計26B等、作業を行う上で優先度の高い情報を表示させるメインの画面である。一方、図5の(B)に示すエネルギ表示画面25は、エンジンシンボル25A、アシスト発電モータシンボル25B、蓄電装置シンボル25C、旋回電動モータシンボル25DおよびPCUシンボル25Eが配置され、ハイブリッドシステムを構成する機器間の電気エネルギの流れを示す画面である。
キャブ5内の運転席5Aに着座したオペレータは、入力装置23の操作部23Aを用いてメイン表示画面26とエネルギ表示画面25とを選択することで、その選択に応じた画面を情報表示装置24に表示させることができる。
図6は、第1参考例における不調時の情報表示装置24の表示画面を示している。
キャブ5内の運転席5Aに着座したオペレータは、普段、燃料残量やエンジンの冷却水の温度等、作業を行う上で優先度の高い情報を表示させたメイン表示画面26を情報表示装置24に表示させて作業を行う。そして、メイン表示画面26を表示させているときに、例えば油圧ショベル1のハイブリッドシステムを構成するアシスト発電モータ11に不調が発生した場合には、車体制御ユニット21から情報表示ユニット22への画像切換指令(車体コントローラ20のステップ4の処理)により情報表示装置24の表示をメイン表示画面26からエネルギ表示画面25に自動で切換える。
図6の(B)に示すように、エネルギ表示画面25には、前記不調判定の情報(エラーコード)をもとに、不調が起きたアシスト発電モータ11に対応するアシスト発電モータシンボル25Bを不調の程度に応じた色彩、例えば、黄色(軽度不調)、赤色(重度不調)で不調表示させると共に、エネルギ表示画面25に「アシスト発電モータでエラー発生」等のエラーメッセージ25Fやコードも表示させる。
かくして、第1参考例によれば、車体コントローラ20の不調判定部21Aにより不調と判定されたときは、アシスト発電モータ11、蓄電装置12、旋回電動モータ15および動力制御装置16の間の電力の流れを示すエネルギ表示画面25に、その不調が表示される。これにより、オペレータに分かりやすく不調情報を知らせることができる。
また、エネルギ表示画面25中には、エンジン7、アシスト発電モータ11、蓄電装置12、旋回電動モータ15および動力制御装置16をそれぞれ示すシンボルが表示され、車体コントローラ20の不調判定部21Aにより不調と判定されたときは、不調と判定された機器に対応するシンボルに不調がある旨の表示がされる。このシンボルの表示は、通常のときとは異なる色で表示され、また、不調と判定された機器に対応するシンボルの色が、不調の程度に応じて変化する。このため、オペレータに不調が起きた機器を色の違いにより,例えば、重度か軽度かを直感的に知らせることができる。
また、車体コントローラ20の不調判定部21Aにより不調と判定されたときに、エネルギ表示画面25とは別のメイン表示画面26が表示されている場合は、該メイン表示画面26からエネルギ表示画面25に(自動的に)切換わる。このため、オペレータがエネルギ表示画面25とは別の表示画面を表示させていても、オペレータに不調情報を分かりやすく、かつ、速やかに知らせることができる。これにより、オペレータは、不調の対応(整備担当者への報告、必要な整備、修理、交換等)を迅速に行うことができ、不調の深刻化を防止することができる。
次に、図7および図8は、本発明の実施の形態を示している。実施の形態の特徴は、不調の程度が大きい場合にのみメイン表示画面26からエネルギ表示画面25に切換わる構成としたことにある。なお、実施の形態では、上述した第1の参考例と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
図7に示す処理がスタートすると、ステップ11において、エンジン7等の機器に不調があるか否かを車体コントローラ20の不調判定部21Aで判定する。不調があると判定された場合は、ステップ12へ進み、不調がないと判定された場合はステップ13へ進む。
ステップ12では、不調の程度の大きさを不調判定部21Aで判定し、不調の程度が大きければ(重度であれば)、ステップ14へ、不調の程度が小さければ(軽度であれば)、ステップ15へ進む。
ステップ13では、情報表示装置24にエネルギ表示画面25が表示されているか否かを判定し、情報表示装置24にエネルギ表示画面25が表示されていれば、ステップ20へ進み、エネルギ表示画面25に表示されているエンジンシンボル25A、アシスト発電モータシンボル25B、蓄電装置シンボル25C、旋回電動モータシンボル25DおよびPCUシンボル25Eを青色で表示させる。情報表示装置24にエネルギ表示画面25が表示されていなければ、そのときに情報表示装置24に表示されているメイン表示画面26を維持する。
ステップ14では、情報表示装置24にエネルギ表示画面25が表示されているか否かを判定し、情報表示装置24にエネルギ表示画面25が表示されていれば、ステップ18に進み、エネルギ表示画面25に表示されているシンボル25A〜25Eのうち不調がある機器に対応するシンボル25A(25B〜25E)を赤色で表示する。情報表示装置24にエネルギ表示画面25が表示されていなければ、ステップ16に進み、情報表示装置24にエネルギ表示画面25を表示させ、ステップ18へ進み、エネルギ表示画面25に表示されている不調がある機器に対応するシンボルを赤色で表示する。
ステップ15では、情報表示装置24にエネルギ表示画面25が表示されているか否かを判定し、情報表示装置24にエネルギ表示画面25が表示されていれば、ステップ19に進み、エネルギ表示画面25に表示されているシンボル25A〜25Eのうち不調がある機器に対応するシンボル25A(25B〜25E)を黄色で表示する。情報表示装置24にエネルギ表示画面25が表示されていなければ、そのときに情報表示装置24に表示されているメイン表示画面26に不調を知らせる文字列26Cを表示する。該文字列26Cは、例えば図8に示すように、「HYB!」のような注意喚起を促す表示とする。
かくして、このように構成された実施の形態においても、上述した第1の参考例と同様の効果を得られる。特に、実施の形態では、車体コントローラ20の不調判定部21Aにより不調と判定され、かつ、その不調の程度が大きいと判定されたときに、エネルギ表示画面25とは別のメイン表示画面26が表示されている場合は、該メイン表示画面26からエネルギ表示画面25に(自動的に)切換わる。このため、オペレータがエネルギ表示画面25とは別の表示画面を表示させていても、不調の程度が大きいときは、オペレータに不調情報を分かりやすく、かつ、速やかに知らせることができる。
これにより、オペレータは、不調の対応(整備担当者への報告、必要な整備、修理、交換等)を迅速に行うことができ、不調の深刻化を抑制することができる。一方、不調の程度が小さいとき、例えば、油圧ショベル1の運転を継続することが可能なとき(運転を継続する余裕があるとき)は、オペレータが要求する別の画面が表示されたままとなる。このため、エネルギ表示画面25に切換わることに起因して、オペレータに煩わしさを与えることを抑制できる。
次に、図9ないし図11は、本発明の第参考例を示している。上述した第1の参考例では、旋回装置13を旋回電動モータ15と旋回油圧モータ14との2つの回転源(駆動源)により構成した場合を例に挙げて説明した。これに対し、第参考例では、旋回装置を旋回油圧モータのみ(1つの回転源)により構成している。なお、第2参考例では、上述した第1の参考例と同一の構成要素に同一符号を付すと共に、その説明は、第1の参考例と相違する部分を中心に行う。
第2参考例における油圧ショベル1は、作業装置4が取付けられた車体(基体)としての下部走行体2,上部旋回体3と、該上部旋回体3に搭載されたエンジン7と、該エンジン7に連結され発電機作用と電動機作用を行う電動機としてのアシスト発電モータ11と、該アシスト発電モータ11による発電電力を充電し、または充電された電力を放電する蓄電装置12と、アシスト発電モータ11の駆動と蓄電装置12の充電・放電を制御する動力制御装置31と、該動力制御装置31の制御を行うコントローラとしての車体コントローラ32と、オペレータに運転状況を表示する情報表示装置24とを備えて構成されている。
ここで、第2参考例では、旋回装置33は、旋回油圧モータ14と変速機(図示せず)とにより構成し、旋回油圧モータ14を唯一の回転源(駆動源)としている。従って、旋回装置33は、油圧ポンプ8からの圧油が旋回油圧モータ14に供給されることにより、下部走行体2上で上部旋回体3を旋回させることができる。また、旋回装置33の回転源を旋回油圧モータ14のみとしたことに伴って、動力制御装置31は、チョッパ17と、アシスト発電モータ用インバータ18とにより構成している。即ち、第2参考例の油圧ショベル1は、エンジン7、アシスト発電モータ11、蓄電装置12、動力制御装置31および車体コントローラ32により、ハイブリッドシステムを構成している。
車体コントローラ32は、エンジン7、動力制御装置31の制御を行う車体制御ユニット34と、情報表示装置24の制御を行う情報表示ユニット35とを含んで構成されている。ここで、車体制御ユニット34は、搭載機器、具体的には、エンジン7、アシスト発電モータ11、蓄電装置12および動力制御装置31の不調を判定する不調判定部34Aを有している。不調判定部34Aは、エンジンセンサ部7B、アシスト発電モータセンサ部11A、蓄電装置センサ部12A、チョッパセンサ部17A、インバータセンサ部18Aからの検出信号に基づいて搭載機器であるエンジン7、アシスト発電モータ11、蓄電装置12および動力制御装置31に不調があるか否かの判定を行う。
車体コントローラ32の不調判定部34Aで不調と判定されたときは、上述した第1の参考例と同様に、その不調が情報表示装置24のエネルギ表示画面36に表示される。ここで、エネルギ表示画面36中には、エンジン7を示すエンジンシンボル36A、アシスト発電モータ11を示すアシスト発電モータシンボル36B、蓄電装置12を示す蓄電装置シンボル36Cおよび動力制御装置31を示すPCUシンボル36Dが表示される。
不調判定部34Aにより搭載機器に不調があると判定されると、図11の(B)に示すように、エネルギ表示画面36中には、その不調と判定された機器に対応するシンボル36A(36B〜36D)に不調がある旨の表示がされる。具体的には、不調のない通常(正常)のときは、各機器のシンボル36A〜36Dが青色で表示され、不調判定部34Aにより不調と判定されたときは、その不調と判定された機器に対応するシンボル36A(36B〜36D)が、通常のときとは異なる色、例えば、黄色や赤色で表示されると共に、エラーメッセージ36Eが表示される。
この場合、各機器のシンボル36A〜36Dは、不調の程度に応じて色が変化する構成としている。具体的には、不調の程度が大きくない(不調の程度が小さい)ときは、その不調の機器に対応するシンボル36A(36B〜36D)が黄色で表示され、不調の程度が大きいときは、その不調の機器に対応するシンボル36A(36B〜36D)が赤色で表示される。しかも、図11に示すように、不調と判定されたときに、情報表示装置24にメイン表示画面26が表示されている場合は、メイン表示画面26からエネルギ表示画面36に(自動的に)切換る。これにより、オペレータは、不調が起きた機器が何れの機器であるかと、その不調が重度であるか軽度であるかを明確、かつ、速やかに知ることができる。
なお、図10は、第2参考例における通常時の情報表示装置24の表示画面を示している。オペレータは、入力装置23の操作部23Aを操作することにより、図10の(A)に示す第1の参考例と同様のメイン表示画面26と、図10の(B)に示すエネルギ表示画面36とを切換えることができる。
図11は、第2参考例における不調時の情報表示装置24の表示画面を示している。車体コントローラ32により不調と判定されたときに、図11の(A)に示すメイン表示画面26が表示されている場合は、該メイン表示画面26から、図11の(B)に示すエネルギ表示画面36に(自動的に)切換わる。エネルギ表示画面36には、不調と判定された機器、例えばアシスト発電モータ11に対応するアシスト発電モータシンボル36Bが、不調の程度に応じた色彩、例えば、黄色(軽度不調)、赤色(重度不調)で表示されると共に、「アシスト発電モータでエラー発生」等のエラーメッセージ36Eやコードも表示される。
なお、第2参考例でも、実施の形態のように、不調の程度が大きい(重度)ときのみ、メイン表示画面26からエネルギ表示画面36に自動で切換る構成とし、不調の程度が小さいとき(軽度)には、メイン表示画面26に何れかの機器に何らかの軽度な不調が起きていることを報知する構成としてもよい。
かくして、このように構成された第参考例においても、上述した第1の参考例と同様に、車体コントローラ32の不調判定部34Aにより不調と判定されたときは、エネルギ表示画面36に、その不調が表示される。また、エネルギ表示画面36中には、搭載機器をそれぞれ示すシンボル36A〜36Dが表示され、不調と判定されたときは、不調と判定された機器に対応するシンボル36A(36B〜36D)に不調がある旨の表示がされる。このシンボルの表示は、通常のときとは異なる色で表示され、また、不調と判定された機器に対応するシンボルの色が、不調の程度に応じて変化する。このため、オペレータに不調が起きた機器を色の違いにより,例えば、重度か軽度かを直感的に知らせることができる。
また、車体コントローラ32の不調判定部34Aにより不調と判定されたときに、メイン表示画面26が表示されている場合は、該メイン表示画面26からエネルギ表示画面36に(自動的に)切換わる。このため、オペレータがメイン表示画面26を表示させていても、オペレータに不調情報を分かりやすく、かつ、速やかに知らせることができる。これにより、オペレータは、不調の対応(整備担当者への報告、必要な整備、修理、交換等)を迅速に行うことができ、不調の深刻化を防止することができる。
なお、上述した第1の参考例では、不調判定部21Aを有する車体制御ユニット21を1個のユニットにより構成した場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば不調判定部21Aをもつ車体制御ユニット21を、不調の判定を行う搭載機器毎に個別に設ける等、複数有する構成としてもよい。このことは、第2の参考例および実施の形態についても同様である。
また、上述した第1の参考例では、情報表示装置24に表示されるエネルギ表示画面25とは別の表示画面として、燃料計26Aや水温計26Bを表示するメイン表示画面26とした場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えばエアコン設定温度表示画面やメンテナンスサポート表示画面等を、エネルギ表示画面25とは別の表示画面としてもよい。また、別の表示画面をメイン表示画面26とエアコン設定温度表示画面とメンテナンスサポート表示画面等として、これらの表示画面をエネルギ表示画面25と共に切換え操作できるようにしてもよい。このことは、第2の参考例および実施の形態についても同様である。
また、上述した第1の参考例では、車体コントローラ20の不調判定部21Aでは、各機器の不調の程度を重度と軽度との2段階で判定する場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば不調の程度を3段階以上で判定する構成としてもよい。このことは、第2の参考例および実施の形態についても同様である。
また、上述した第1の参考例では、不調が起きた機器に対応するシンボルを通常の状態とは異なる色で表示する場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば不調が起きた機器に対応するシンボルを点滅表示させてもよい。このことは、第2の参考例および実施の形態についても同様である。
また、上述した各参考例および実施の形態では、ハイブリッド式作業機として、自走可能な車体(下部走行体2と上部旋回体3)を有するハイブリッド式油圧ショベル1を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば自走可能なホイール式油圧ショベル、移動式クレーン等の建設機械、ホイールローダ、フォークリフト、ダンプトラック等の作業車両、走行しない基体(本体)に作業装置(荷役装置)が取付けられた設置式のクレーン等、各種の作業機に広く適用することができる。
1 ハイブリッド式油圧ショベル(ハイブリッド式作業機)
2 下部走行体(基体)
3 上部旋回体(基体)
4 フロント作業機(作業装置)
7 エンジン
11 アシスト発電モータ(第1電動機)
12 蓄電装置
15 旋回電動モータ(第2電動機)
16,31 動力制御装置(PCU)
20,32 車体コントローラ(コントローラ)
21A,34A 不調判定部
24 情報表示装置
25,36 エネルギ表示画面
25A,36A エンジンシンボル
25B,36B アシスト発電モータシンボル
25C,36C 蓄電装置シンボル
25D 旋回電動モータシンボル
25E,36D PCUシンボル
25F,36E エラーメッセージ
26 メイン表示画面

Claims (5)

  1. 作業装置が取付けられた基体と、該基体に搭載されたエンジンと、該エンジンに連結され発電機作用と電動機作用を行う電動機と、該電動機による発電電力を充電し、または充電された電力を放電する蓄電装置と、前記電動機の駆動と前記蓄電装置の充電・放電を制御する動力制御装置と、該動力制御装置の制御を行うコントローラと、オペレータに対して運転状況を表示する情報表示装置とを備えたハイブリッド式作業機において、
    前記コントローラは、前記エンジン、電動機、蓄電装置または動力制御装置のいずれかの不調を判定する不調判定部と、前記情報表示装置の表示内容を制御する情報表示ユニットとを有し、
    前記情報表示装置は、前記電動機、蓄電装置および動力制御装置の間の電力の流れを示すエネルギ表示画面と、前記エンジンの冷却水の温度を示す水温計および燃料残量を示す燃料計を含み前記エネルギ表示画面とは別のメイン表示画面とを、前記オペレータの操作により切換え表示できる構成とし、
    前記情報表示ユニットは、
    記不調判定部により前記エンジン、電動機、蓄電装置または動力制御装置のいずれかが不調と判定され、かつ、その不調の程度が小さいと判定されたときは、前記エネルギ表示画面または前記別のメイン表示画面のうち、現在表示されている画面にその不調を表示し、
    前記不調判定部により前記エンジン、電動機、蓄電装置または動力制御装置のいずれかが不調と判定され、かつ、その不調の程度が大きいと判定され、前記別のメイン表示画面が表示されている場合には、前記別のメイン表示画面を前記エネルギ表示画面に自動的に切換えて、その不調を前記エネルギ表示画面に表示するよう制御することを特徴とするハイブリッド式作業機。
  2. 作業装置が取付けられた基体と、該基体に搭載されたエンジンと、該エンジンに連結され発電機作用と電動機作用を行う第1電動機と、該第1電動機による発電電力を充電し、または充電された電力を放電する蓄電装置と、該蓄電装置の電力により駆動される第2電動機と、前記第1電動機および第2電動機の駆動と前記蓄電装置の充電・放電を制御する動力制御装置と、該動力制御装置の制御を行うコントローラと、オペレータに対して運転状況を表示する情報表示装置とを備えたハイブリッド式作業機において、
    前記コントローラは、前記エンジン、第1電動機、蓄電装置、第2電動機または動力制御装置のいずれかの不調を判定する不調判定部と、前記情報表示装置の表示内容を制御する情報表示ユニットとを有し、
    前記情報表示装置は、前記第1電動機、蓄電装置、第2電動機および動力制御装置の間の電力の流れを示すエネルギ表示画面と、前記エンジンの冷却水の温度を示す水温計および燃料残量を示す燃料計を含み前記エネルギ表示画面とは別のメイン表示画面とを、前記オペレータの操作により切換え表示できる構成とし、
    前記情報表示ユニットは、
    記不調判定部により前記エンジン、第1電動機、蓄電装置、第2電動機または動力制御装置のいずれかが不調と判定され、かつ、その不調の程度が小さいと判定されたときは、前記エネルギ表示画面または前記別のメイン表示画面のうち、現在表示されている画面にその不調を表示し、
    前記不調判定部により前記エンジン、第1電動機、蓄電装置、第2電動機または動力制御装置のいずれかが不調と判定され、かつ、その不調の程度が大きいと判定され、前記別のメイン表示画面が表示されている場合には、前記別のメイン表示画面を前記エネルギ表示画面に自動的に切換えて、その不調を前記エネルギ表示画面に表示するよう制御することを特徴とするハイブリッド式作業機。
  3. 前記エネルギ表示画面中には、前記エンジン、電動機、蓄電装置および動力制御装置をそれぞれ示すシンボルが表示される構成とし、
    前記コントローラの不調判定部により不調と判定されたときは、その不調と判定された機器に対応する前記シンボルに不調がある旨の表示をする構成としてなる請求項1または2に記載のハイブリッド式作業機。
  4. 前記コントローラの不調判定部により不調と判定されたときは、その不調と判定された機器に対応する前記シンボルを通常のときとは異なる色で表示する構成としてなる請求項3に記載のハイブリッド式作業機。
  5. 前記シンボルは、不調の程度に応じて色が変化する構成としてなる請求項4に記載のハイブリッド式作業機。
JP2013145616A 2013-07-11 2013-07-11 ハイブリッド式作業機 Expired - Fee Related JP5956386B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013145616A JP5956386B2 (ja) 2013-07-11 2013-07-11 ハイブリッド式作業機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013145616A JP5956386B2 (ja) 2013-07-11 2013-07-11 ハイブリッド式作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015017437A JP2015017437A (ja) 2015-01-29
JP5956386B2 true JP5956386B2 (ja) 2016-07-27

Family

ID=52438673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013145616A Expired - Fee Related JP5956386B2 (ja) 2013-07-11 2013-07-11 ハイブリッド式作業機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5956386B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020158157A1 (ja) 2019-01-28 2020-08-06 コベルコ建機株式会社 作業機械

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020117897A (ja) * 2019-01-22 2020-08-06 住友重機械工業株式会社 作業機械
JP7430068B2 (ja) 2020-01-31 2024-02-09 株式会社小松製作所 作業車両用表示制御装置及び作業車両

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000226183A (ja) * 1999-02-04 2000-08-15 Komatsu Ltd ハイブリッド式作業車両
JP2002332666A (ja) * 2001-05-08 2002-11-22 Komatsu Ltd 作業機械の表示装置
JP2005009381A (ja) * 2003-06-18 2005-01-13 Hitachi Constr Mach Co Ltd ハイブリッド式建設機械
JP4310632B2 (ja) * 2003-11-07 2009-08-12 日立建機株式会社 建設機械の表示装置
JP2008056058A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 荷役車両の表示装置及びこの表示装置を備えたハイブリッド式荷役車両
JP5186690B2 (ja) * 2008-03-21 2013-04-17 株式会社小松製作所 ハイブリッド建設機械における蓄電装置の劣化状態判定方法および装置
JP5341044B2 (ja) * 2010-09-29 2013-11-13 日立建機株式会社 作業機械の表示システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020158157A1 (ja) 2019-01-28 2020-08-06 コベルコ建機株式会社 作業機械
US11821171B2 (en) 2019-01-28 2023-11-21 Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. Work machine

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015017437A (ja) 2015-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4504940B2 (ja) 作業車両の状態表示装置
US8847745B2 (en) Display system for working machine
EP2181905B1 (en) Hybrid working machine
KR101897843B1 (ko) 하이브리드식 건설 기계 및 이에 사용하는 보조 제어 장치
JP4079113B2 (ja) 建設機械の表示装置
JP5759019B1 (ja) ハイブリッド作業機械
JP5247899B1 (ja) 蓄電器の充放電制御装置、蓄電器の充放電制御方法、および蓄電器の充放電制御装置を備えたハイブリッド作業機械
EP2746084A1 (en) Work vehicle
JP6259380B2 (ja) ハイブリッド式建設機械
JP5779973B2 (ja) ハイブリッド作業機械
WO2016117490A1 (ja) 建設機械
JP2018084099A (ja) 電動式建設機械
JP5956386B2 (ja) ハイブリッド式作業機
JP6291427B2 (ja) ハイブリッド式作業機
WO2016117547A1 (ja) ハイブリッド建設機械
JP2017187002A (ja) 作業機械
EP3249115B1 (en) Hybrid construction machine
JP7430068B2 (ja) 作業車両用表示制御装置及び作業車両
JP2018168666A (ja) ショベル
WO2015125601A1 (ja) 建設機械
JP2012062661A (ja) 作業用車両のバッテリー監視装置
JP2016217087A (ja) 建設機械
US20240167249A1 (en) Electric Work Machine
JP2020117897A (ja) 作業機械
JP5977276B2 (ja) 建設機械

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160614

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160616

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5956386

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees