JP5956147B2 - 詰め替え用容器の注出部材及び詰め替え用容器 - Google Patents

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Description

本発明は、詰め替え用容器の注出部材及び詰め替え用容器に関する。
液体洗剤等の容器としては、例えば、内容物を収容する容器本体と、該容器本体の上部に取り付けられ、周方向の一部が切り欠かれて突端が傾斜したノズルを有するノズル付きキャップと、該ノズル付きキャップに開閉自在に取り付けられる計量キャップと、を有する容器が広く使用されている。また、多くの場合、このような容器は、詰め替え用の内容物が収容された詰め替え用容器と組み合わせて使用される。具体的には、容器本体の内容物を使い切った容器(以下、「被詰め替え容器」という。)に、詰め替え用容器から内容物を移し替えることで、被詰め替え容器を継続して使用できるようになっている。
従来、詰め替え用容器としては、軽量であることから、突出して形成された注出部を有するスタンディングパウチが用いられていた。しかし、注出部の先端部を切り取ることで形成した注出口から被詰め替え容器のノズル(注入部材)を通じて内容物を移す際に、内容物がこぼれたり、移し替えに時間がかかったりする問題がある。
そこで、内容物をこぼさずに速やかに詰め替えを行うために、例えば、以下に示すような、詰め替え用容器の容器本体に取り付ける注出部材が提案されている。
内容物を注ぎ出す注出口を囲うように立設され、内部が流路とされた円筒状の注出筒部と、該注出筒部内に被詰め替え容器の注入部材が挿入されたときに該注入部材によって押し開かれるように、前記注出筒部の周壁に接続されている封止片と、を有する注出部材(例えば、特許文献1〜4)。
この注出部材は、注出筒部内に被詰め替え容器の注入部材が挿入されることで封止片が押し開かれて流路が開通し、内容物が被詰め替え容器に注ぎ込まれるようになっている。
特開2010−215282号公報 特開2010−235152号公報 特開2010−247898号公報 特開2010−260553号公報
しかし、前記詰め替え用容器の注出部材は、被詰め替え容器の注入部材が挿入された際に封止片が注出筒部の周壁から完全に切り離され、該封止片によって流路が塞がれることがある。
本発明は、注出筒部内に被詰め替え容器の注入部材が挿入された際に、封止片が注出筒部から切り離されて流路を塞ぐことを抑制でき、内容物の詰め替えがスムーズに行える詰め替え用容器の注出部材、及び該詰め替え用容器の注出部材を有する詰め替え用容器の提供を目的とする。
本発明の詰め替え用容器の注出部材は、詰め替え用容器の内容物を被詰め替え容器に移し替える際に、前記被詰め替え容器に突設され突端が傾斜した注入部材が挿入される詰め替え用容器の注出部材において、
内部が流路とされた注出筒部と、前記注出筒部内に、前記流路を封止しつつ、前記注出筒部内に挿入された前記注入部材によって押し開かれるように前記注出筒部の内面と剥離可能に設けられた封止片とを有し、
前記注出筒部の内形は、前記注出筒部の軸方向に垂直な断面が直線部と円弧部からなる欠円形状であり、
前記注入部材の先端が前記円弧部側となるように前記注入部材が前記注出筒部内に挿入されることを特徴とする。
前記封止片には、前記直線部に対して垂直な凹条からなる罫線が形成されていることが好ましい。
また、前記封止片には、格子状の凹条からなる罫線が形成されていることが好ましい。
また、前記注出筒部には、前記封止片が押し開かれた際に、この押し開かれた封止片を収容する凹部が形成されていることが好ましい。
また、本発明の詰め替え用容器は、内容物を収容する容器本体と、前記容器本体内の内容物を注ぎ出す本発明の詰め替え用容器の注出部材とを有することを特徴とする。
本発明の詰め替え用容器の注出部材及び詰め替え用容器を用いれば、注出筒部内に被詰め替え容器の注入部材が挿入された際に、封止片が注出筒部から切り離されて流路を塞ぐことを抑制でき、内容物の詰め替えがスムーズに行える。
本発明の詰め替え用容器を示した斜視図である。 図1の詰め替え用容器を直線I−I’で切断したときの断面図である。 図1の詰め替え用容器の注出部材を直線II−II’で切断したときの断面図である。 被詰め替え容器の一例を示した斜視図である。 詰め替え用容器の注出部材に被詰め替え容器の注入部材を挿入した様子を示した断面図である。 本発明の詰め替え用容器の注出部材の他の例を示した断面図である。 本発明の詰め替え用容器の注出部材の他の例を示した断面図である。 本発明の詰め替え用容器の注出部材の他の例を示した断面図である。 本発明の詰め替え用容器の注出部材の他の例を示した断面図である。
以下、本発明の詰め替え用容器の注出部材と詰め替え用容器の一例を図1〜5に基づいて詳細に説明する。
本実施形態の詰め替え用容器1は、図1に示すように、内容物が収容される容器本体10と、容器本体10内の内容物を注ぎ出す注出部材20とを有している。
詰め替え用容器1は、突端が傾斜した注入部材が突設された被詰め替え容器に内容物を移し替えるための容器である。具体的には、詰め替え用容器1の注出部材20内に被詰め替え容器の注入部材を挿入して連結した状態で、注出部材20を通じて容器本体10内の内容物を前記被詰め替え容器に注ぎ込むものである。
容器本体10は、図1及び図2に示すように、内容物を収容する収容部12と、収容部12の上部に設けられ、内容物を注ぎ出す注出口14aが形成された注出口形成部14とを有している。
収容部12は、内容物を収容できるものであればよく、例えば、樹脂シートをヒートシールによって袋状にしたパウチ等が挙げられる。
前記樹脂シートの材質としては、例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、エチレン−酢酸ビニル共重合体又はその鹸化物等が挙げられる。
樹脂シートは、無延伸のシートであってもよく、一軸延伸したシートであってもよく、二軸延伸したシートであってもよい。材質がナイロン、ポリエチレンテレフタレートの場合には、機械的強度が向上することから、二軸延伸した樹脂シートが好ましい。
また、樹脂シートは積層体であってもよい。樹脂シートが積層体である場合には、ヒートシールしやすいことから、最も内側の層(最内層)がポリエチレン(低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン)であることが好ましい。また、樹脂シートに、ガスバリア性向上のために、金属箔が積層されていてもよい。
収容部12の大きさ及び形状は、適宜選定すればよく、特に限定されない。
注出口形成部14は、中央に円柱状の注出口14aが形成されている。
注出口形成部14の材質としては、収容部12を形成する樹脂シートと溶着可能なものであればよく、例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン等が挙げられる。
注出部材20は、図1〜3に示すように、容器本体10に形成された注出口14aの周縁から立設され、内部が流路22とされた注出筒部24と、注出筒部24内に設けられた封止片26と、を有している。この例の注出部材20は、容器本体10の注出口形成部14と一体的に形成されている。
注出筒部24は、平板状の周壁24aと、欠円筒状の周壁24bとからなり、平板状の周壁24aの両端と欠円筒状の周壁24bの両端同士が連結された筒状の形態になっている。つまり、注出筒部24の内形は、図3に示すように、注出筒部24の軸方向に垂直な断面が、円弧部25bと、円弧部25bの両端を結ぶ直線部25aとからなっている。直線部25aと円弧部25bとの境界部分には屈曲部25cが形成されている。つまり、注出筒部24の内形は、注出筒部24の軸方向に垂直な断面が、円の一部が直線状に切り欠かれた欠円形状になっている。
封止片26は、注出筒部24内に設けられる流路22を塞ぐ薄板状の部材である。封止片26の周縁26aは、全周にわたって、注出筒部24における直線部25aを形成する平板状の周壁24aと、円弧部25bを形成する欠円筒状の周壁24bに接続されている。つまり、注出筒部24内の流路22は、被詰め替え容器の注入部材によって封止片26が押し開かれる前は封止片26によって封止されており、内容物が排出されないようになっている。
また、封止片26は、周縁26aに沿って薄肉部26bが形成されている。これにより、注出筒部24内に被詰め替え容器の注入部材が挿入された際、該注入部材によって封止片26が押し開かれるように注出筒部24の内面と剥離可能になっている。
封止片26の平面形状は、注出筒部24の内形と同じ欠円形状である。
封止片26には、図3に示すように、注出筒部24における直線部25aを形成する周壁24aに対して垂直な方向に罫線26cが形成されていることが好ましい。つまり、封止片26の表面に、直線部25aに対して垂直な罫線26cが形成されていることが好ましい。これにより、被詰め替え容器の注入部材によって封止片26が押し開かれた際に、封止片26の形状が注出筒部24の周壁24a側の形状に沿って変形しやすくなり、押し開かれた封止片26が注出筒部24の周壁24a側に密着しやすくなる。そのため、流路22内に内容物が流れる際に封止片26が邪魔になり難く、よりスムーズに内容物の詰め替えが行える。
罫線26cを形成する位置は、直線部25aを形成する周壁24aの両端、すなわち屈曲部25cから延びる周壁24aに対して垂直な線分aと、欠円筒状の周壁24bにおける平板状の周壁24aの両端よりも外側とで囲まれる2つの領域b内であることが好ましい。また、前記領域b内の罫線26cは、少なくとも一本が前記線分a上に形成されていることが好ましい。
罫線26cの数は、特に限定されず、前記領域b内に1〜5本形成されていることが好ましい。
被詰め替え容器の突端が傾斜した注入部材を注出筒部24内に挿入する際には、該注入部材における先端を、注出筒部24における欠円筒状の周壁24b側、すなわち円弧部25b側に向けて挿入する。
具体例として、詰め替え用容器1と、図4に例示した被詰め替え容器2との連結状態を図5に基づいて説明する。被詰め替え容器2は、容器本体30と、容器本体30の上部に取り付けられた注入部材32を備える注出キャップ34とを有する。注入部材32は、注入口32bを囲い、かつ突端が傾斜するように立設されており、さらに高さが低くなっている側が切り欠かれた形状になっている。
この場合、図5に示すように、注入部材32の先端32aが注出筒部24における円弧部25bを形成する周壁24b側となるように、注出筒部24内に注入部材32を挿し込む。これにより、まず注出筒部24における円弧部25bを形成する周壁24b側で注入部材32の先端32aが封止片26に接触する。そして、円弧部25bを形成する周壁24b側から直線部25aを形成する周壁24a側に向かって順に封止片26の薄肉部26bが破断していきながら、封止片26が注出筒部24の周壁24a側に押し上げられるように開かれていく。このように、被詰め替え容器2の注入部材32によって封止片26が押し開かれると、注出筒部24内の流路22を通じて詰め替え用容器1の容器本体10内の内容物が被詰め替え容器2内に注ぎ込まれる。
本実施形態では、注出筒部24の内形が、前述のように直線部25aと円弧部25bからなっていることで、直線部25aと円弧部25bの境界部分の屈曲部25cにおいて封止片26の薄肉部26bの破断が停止し、内容物の詰め替え時には注出筒部24における直線部25aを形成する周壁24aと封止片26との接続が保持された状態になっている。そのため、詰め替え用容器1の注出部材20内に被詰め替え容器2の注入部材32を挿入した状態でも、封止片26が注出筒部24から完全に切り離されることがなく、注出筒部24から離れた封止片26によって流路22が塞がれることが防止され、スムーズに内容物の詰め替えが行える。
封止片26の薄肉部26bの破断が流路22における屈曲部25cで止まる理由は必ずしも明らかではないが、以下のように考えられる。
注出筒部24における円弧部25bを形成する周壁24b側から直線部25aを形成する周壁24a側に向かって封止片26の薄肉部26bが破断されていく際には、円弧部25bに沿って円弧状に破断が進んでいくため破断する力が順に伝わっていきやすい。しかし、注出筒部24の内形は屈曲部25cで急激に変化しているので、注出筒部24の周壁24bに沿って封止片26の薄肉部26bを破断する際の力のベクトルと、注出筒部24の周壁24aに沿って封止片26の薄肉部26bを破断する際の力のベクトルは大きく異なっている。そのため、注出筒部24の周壁24bに沿って伝わってきた封止片26の薄肉部26bを破断する力は、注出筒部24の周壁24aと接続された封止片26の薄肉部26bを破断する力として利用され難い。そのため、注出筒部24における直線部25aを形成する周壁24aと封止片26の接続が保持されると考えられる。
また、注出筒部24の周壁24b側から封止片26の薄肉部26bの破断が進み、封止片26が注出筒部24の周壁24a側に向かって立ち上がっていくにつれて、被詰め替え容器2の注入部材32が封止片26を押圧する力の向きは、注出筒部24の周壁24aに向かう方向となる。そのため、このときの被詰め替え容器2の注入部材32が封止片26を押圧する力は、ほとんど封止片26を注出筒部24の周壁24aに押し付ける方向の力となり、注出筒部24の周壁24aから封止片26を切り離す力とはなり難い。そのため、注出筒部24における直線部25aを形成する周壁24aと封止片26の接続が保持されると考えられる。
直線部25aの長さは、注出筒部24の内径の50〜90%が好ましく、60〜80%がより好ましい。直線部25aの長さが下限値以上であれば、内容物の詰め替え時に封止片26が注出筒部24の周壁24aに接続された状態で保持されやすい。また、直線部25aの長さが上限値以下であれば、注出筒部24が大きくなりすぎることを抑制しやすい。
屈曲部25cでの円弧部25bの接線方向と直線部25aとがなす角度θ(図3)は、30〜90°が好ましく、45〜75°がより好ましい。前記角度θが下限値以上であれば、内容物の詰め替え時に封止片26が注出筒部24の周壁24aに接続された状態で保持されやすい。また、前記角度θが上限値以下であれば、注出筒部24が大きくなりすぎることを抑制しやすい。
注出筒部24及び封止片26の材質としては、詰め替え用容器の注出部材に通常使用されるものが使用でき、例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン等が挙げられる。
注出部材20は、例えば、射出成型によって注出筒部24及び封止片26を一体的に成型することで製造できる。また、金型における封止片26を形成する部分に罫線26cの形状に対応する形状の凸条を形成しておくことで、罫線26cも同時に形成できる。
本実施形態では、容器本体10の注出口形成部14と注出部材20も一体的に同時に成型することが好ましい。
なお、本発明の詰め替え用容器は、前記詰め替え用容器1には限定されない。
例えば、図6に示すように、封止片26の表面に、直線部25aに対して垂直な方向と平行な方向に沿った格子状の罫線26dが形成された注出部材20Aを有する詰め替え用容器であってもよい。また、図7に示すように、封止片26の表面に、直線部25aに対して垂直な方向及び平行な方向と、それらに対して±45°傾斜した方向のそれぞれに沿った格子状の罫線26eが形成された注出部材20Bを有する詰め替え用容器であってもよい。なお、図6及び図7において図3と同じ部分は、同符号を付して説明を省略する。
このように、封止片26に格子状の罫線が形成されていれば、被詰め替え容器の注入部材によって封止片26が押し開かれる際に、その封止片26が注出筒部24の周壁24a側により密着しやすく、内容物を移し替える際により邪魔になり難くなる。
また、図8に例示した注出部材20Cを有する詰め替え用容器3であってもよい。図8において図2と同じ部分は、同符号を付して説明を省略する。
注出部材20Cは、注出筒部24における直線部25aを形成する周壁24aが、突端20bから注出口14aに向かって延びる第1周壁24cと、第1周壁24cの注出口14a側の端部から外側に突出する段壁24dと、段壁24dの突端から注出口14a側に延びる第2周壁24eと、を有している。これにより、注出部材20Cにおける周壁24a側には、段壁24dの第2周壁24e側に、被詰め替え容器の注入部材によって押し開かれた封止片26が収容される凹部27が形成される。また、封止片26の周縁26aは、第1周壁24cの注出口14a側の端部に接続されている。詰め替え用容器3は、注出部材20の代わりに注出部材20Cを有している以外は、詰め替え用容器1と同じである。
詰め替え用容器3の注出部材20Cでは、被詰め替え容器の注入部材を注出筒部24内に挿入し、封止片26を注出口14a側に押し開いた際に、封止片26が凹部27に収容され、封止片26が第2周壁24eにより密着できる。そのため、内容物を詰め替える際に封止片26がさらに邪魔になり難く、よりスムーズに内容物の詰め替えが行える。また、注出筒部24は、周壁24b側にも段差が設けられていてもよい。
また、詰め替え用容器の注出部材は、被詰め替え容器の注入部材を挿入できれば、図9に例示した注出部材20Dであってもよい。図9において図3と同じ部分は、同符号を付して説明を省略する。
注出部材20Dの注出筒部24Aは、平板状の周壁24a及び周壁24aに対向する周壁24fと、外側に凸になるように湾曲した板状の周壁24g及び周壁24hとを有しており、周壁24a、周壁24g、周壁24f及び周壁24hの順に各端部同士が接続された筒状の形態になっている。
注出部材20Dの注出筒部24Aの内形は、注出筒部24Aの軸方向に垂直な断面が、直線部25aと、直線部25aに対向する直線部25dと、直線部25aと直線部25dの端部同士を結ぶ円弧部25e及び円弧部25fとからなっている。
この場合も、被詰め替え容器の突端が傾斜した注入部材をその先端が周壁24f側に向くように注出筒部24A内に挿入することで、注出筒部24Aの周壁24aと封止片26との接続が保持された状態でスムーズな内容物の詰め替えが行える。また、この場合は、注入部材の先端が周壁24a側に向くように被詰め替え容器の注入部材を注出筒部24A内に挿入することで、注出筒部24Aの周壁24fと封止片26との接続が保持された状態で封止片26を押し開いて内容物を詰め替えることもできる。
1,3・・・詰め替え用容器、2・・・被詰め替え容器、10・・・容器本体、12・・・収容部、14・・・注出口形成部、14a・・・注出口、20・・・注出部材、20b・・・突端、22・・・流路、24・・・注出筒部、24a,24b・・・周壁、24c・・・第1周壁、24d・・・段壁、24e・・・第2周壁、25a・・・直線部、25b・・・円弧部、26・・・封止片、26a・・・周縁、26b・・・薄肉部、27・・・凹部、30・・・容器本体、32・・・注入部材、32a・・・先端。

Claims (5)

  1. 詰め替え用容器の内容物を被詰め替え容器に移し替える際に、前記被詰め替え容器に突設され突端が傾斜した注入部材が挿入される詰め替え用容器の注出部材において、
    内部が流路とされた注出筒部と、前記注出筒部内に、前記流路を封止しつつ、前記注出筒部内に挿入された前記注入部材によって押し開かれるように前記注出筒部の内面と剥離可能に設けられた封止片とを有し、
    前記注出筒部の内形は、前記注出筒部の軸方向に垂直な断面が直線部と円弧部からなる欠円形状であり、
    前記注入部材の先端が前記円弧部側となるように前記注入部材が前記注出筒部内に挿入されることを特徴とする詰め替え用容器の注出部材。
  2. 前記封止片には、前記直線部に対して垂直な凹条からなる罫線が形成されている、請求項1に記載の詰め替え用容器の注出部材。
  3. 前記封止片に、格子状の凹条からなる罫線が形成されている、請求項1に記載の詰め替え用容器の注出部材。
  4. 前記注出筒部に、前記封止片が押し開かれた際に、この押し開かれた封止片を収容する凹部が形成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の詰め替え用容器の注出部材。
  5. 内容物を収容する容器本体と、前記容器本体内の内容物を注ぎ出す請求項1〜4のいずれか一項に記載の詰め替え用容器の注出部材とを有することを特徴とする詰め替え用容器。
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