JP5955238B2 - 開閉検知構造およびそれを備えた開閉式モニタ装置 - Google Patents

開閉検知構造およびそれを備えた開閉式モニタ装置 Download PDF

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Description

この発明は、開閉式のモニタの開閉位置を検知する開閉検知構造およびそれを備えた開閉式モニタ装置に関する。
開閉式のモニタ装置では、モニタの開閉位置に応じてモニタの電源オンオフを切り替えている。例えば、消費電力を低減するため、モニタを閉じると、電源をオフする。また、モニタを開き過ぎると、故障が発生する可能性があるため、開位置の上限を超えた場合、モニタの電源をオフして開き過ぎを報知する。
このようなモニタの開閉位置を検知する従来の構造として、例えば、特許文献1には、モニタの開閉動作に応じてレバーをスライドさせて開閉位置の検知用スイッチをオンオフする開閉検知構造が開示されている。
国際公開第2012/137264号
特許文献1に代表される従来の技術は、上記レバーがレバーホルダに保持されており、このレバーホルダを介して上記レバーが筐体側に組み付けられる。また、レバーホルダの組み付けは、ねじ止めによって行われている。
このように、従来では、上記レバーを組み付けるために専用のレバーホルダを使用するので、レバーをレバーホルダに保持する作業とレバーホルダを筐体側に組み付ける作業とが必要であり、組み立て工程が繁雑化するという課題があった。
特に、レバーホルダのねじ止めは、電動ドライバなどを使用する設備が必要となる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、部品点数が削減されて容易に組み立てることができる開閉検知構造およびそれを備えた開閉式モニタ装置を得ることを目的とする。
この発明に係る開閉検知構造は、第1の筐体と、第1の筐体に一端側が回動自在に支持されて回動により当該第1の筐体に対して開閉される第2の筐体とを備えた回動開閉装置に設けられ、第2の筐体の開閉位置を検知する開閉検知構造において、第2の筐体の回動軸方向に沿って当該第2の筐体の一端側に一体形成された第1のレール部と、第1のレール部に摺動可能に保持されて、第2の筐体の開閉動作に応じて第1のレール部に沿って摺動し、第2の筐体の開閉位置を検知する検知用スイッチを摺動位置に応じて触発するレバーと、第2の筐体の回動軸方向に沿って当該第2の筐体の一端側における第1のレール部から離間した位置に形成された第2のレール部とを備え、レバーは、第1および第2のレール部に摺動可能に保持されることを特徴とする。
この発明によれば、部品点数が削減されて容易に組み立てることができるという効果がある。
この発明の開閉検知構造を適用した開閉式モニタ装置を示す図である。 実施の形態1に係る開閉検知構造を示す斜視図である。 レバーの端部と当て面との関係を示す図である。 実施の形態1に係る開閉検知構造の分解斜視図である。 従来の開閉検知構造の分解斜視図である。 レバーの組み付け手順を示す図である。 図2のB−B線での断面を模式的に示す図である。 図2のC−C線での断面を模式的に示す図である。 実施の形態2に係る開閉検知構造を示す斜視図である。 実施の形態2に係る開閉検知構造の分解斜視図である。 図9のD−D線での断面を模式的に示す図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の開閉検知構造を適用した開閉式モニタ装置を示す図である。図1に示す開閉式モニタ装置1は、例えば車室内の天井部に取り付けられるモニタ装置であり、機器本体2およびモニタ部3を備えて構成される。また、図1の例では、開閉式モニタ装置1に対して所定の動作を指示するリモートコントローラ4も備えている。
機器本体2は、モニタ部3を回動自在に支持する機器本体であって、この発明における第1の筐体となる。モニタ部3は、機器本体2に一端側が回動自在に支持されて、回動により機器本体2に対して開閉する第2の筐体である。すなわち、開閉式モニタ装置1は、モニタ部3が回動して機器本体2に対して開閉する、いわゆる回動開閉装置である。
また、開閉式モニタ装置1は、モニタ部3の開閉位置に応じて、モニタ部3の液晶表示部に供給する電源のオンオフを切り替えている。このため、図1の例では、符号Aで示す部分の内部にモニタ部3の開閉位置を検知する開閉検知構造を設けている。
図2は、実施の形態1に係る開閉検知構造を示す斜視図であり、外部のパネルを外して図1で符号Aを付した部分の内部を示している。図2に示すように、実施の形態1に係る開閉検知構造では、モニタ部3の開閉動作に応じて摺動するレバー5が、その摺動位置に応じて検知用スイッチ11,12を触発することでモニタ部3の開閉位置が検知される。
レバー5は、本体部の両端から軸方向に沿って棒状に延設したバー5a,5bを有するレバーであり、本体部に摺動部5cおよびスイッチ触発部5d−1,5d−2が形成されている。
レバー5のバー5aにはコイルバネ6が取り付けられる。図2に示すように、バー5aが挿通されたコイルバネ6の端部をバネ当て部9に当接させてレバー5を液晶ホルダ7上に組み付ける。これにより、コイルバネ6はレバー5を当て面13aに向けて付勢する。
なお、液晶ホルダ7は、モニタ部3の内部に設けられて、液晶表示部とこれを駆動する回路が実装された液晶回路基板10を収納するホルダである。
当て面13aは、閉位置のモニタ部3を収納する収納部を構成するインナーパネル13に設けられ、モニタ部3の回動軸周りに段差が形成されている。
コイルバネ6の付勢力によってレバー5のバー5bが当て面13aに当接し、モニタ部3の開閉動作に応じてバー5bが当接する当て面13aの段差が変化すると、これに伴い摺動部5cがレール部8aに沿って摺動する。これにより、レバー5がモニタ部3の回動軸方向に沿って摺動する。また、図2の例では、液晶ホルダ7の当て面13a側の部位にレール部8bが形成されており、レバー5のバー5bが、レール部8bに摺動可能に保持されている。
スイッチ触発部5d−1,5d−2は、レバー5の摺動方向に直交する方向に突出して形成された突起部である。
また、モニタ部3の開閉位置を検知する検知用スイッチ11,12は、図2に示すように、モニタ部3の液晶表示部を駆動させる液晶回路基板10上に、モニタ部3の回動軸に沿って配置されている。これにより、モニタ部3の開閉動作に応じてレバー5が摺動すると、その摺動位置に応じて、スイッチ触発部5d−1,5d−2が検知用スイッチ11,12を触発する。
例えば、モニタ部3の閉位置では、図3(a)に示すようにコイルバネ6からの付勢力によって、レバー5のバー5bが当て面13aの段差面13a−1に当接している。
このとき、スイッチ触発部5d−1,5d−2は、検知用スイッチ11,12を触発していない。これにより、モニタ部3が閉位置であることを検知することができる。
次いで、モニタ部3が第1の開位置まで開かれた場合、図3(b)に示すように、バー5bが当て面13a上を摺動して段差面13a−2まで移動する。この段差の変化に伴ってレバー5が摺動し、スイッチ触発部5d−1が検知用スイッチ11を触発する。これにより、モニタ部3が第1の開位置であることが検知される。
この後、例えば、モニタ部3を開位置の上限を超えて開かれた場合、図3(c)に示すように、バー5bが当て面13a上を摺動して段差面13a−3まで移動する。この段差の変化に伴ってレバー5が摺動し、スイッチ触発部5d−2,5d−2が検知用スイッチ11,12を触発する。これにより、モニタ部3が開位置の上限を超えていることが検知され、モニタ部3の電源がオフされる。
なお、この実施の形態1では、モニタ部3の開閉動作に応じてレバー5が当て面13a側に摺動する構成を示したが、逆方向に摺動するように構成してもよい。
シャーシ14は、外部のパネルを取り外して露出した、図1に示した機器本体2のシャーシである。開閉式モニタ装置1は、このシャーシ14を介して車室内の天井部に取り付けられる。また、インナーパネル13は、機器本体2に設けられ、閉位置のモニタ部3を収納する収納部を構成する。モニタ部3を開いた場合、インナーパネル13が外部に露出する。
実施の形態1に係る開閉検知構造では、図4に示すように、モニタ部3を構成する液晶ホルダ7にレール部8a,8bおよびバネ当て部9を直接形成し、レバー5自体をレール部8a,8bに摺動可能に保持している。
すなわち、この発明における特徴的な技術的思想は、第2の筐体にレール部を形成し、専用のレバーホルダを用いず、摺動位置に応じて検知用スイッチを触発するレバー自体をレール部に摺動可能に保持することにある。
図5(a)は従来の開閉検知構造100を示している。従来の開閉検知構造100は、コイルバネ103から付勢されたレバー102が、当て面の段差の変化に応じて摺動して液晶回路基板105上の検知用スイッチ106,107を触発する。
このように動作自体は類似するが、従来の開閉検知構造100では、図5(b)に示すように、レバーホルダ101を用いてレバー102を液晶ホルダ104に摺動可能に保持している。また、レバーホルダ101は、ねじ108によるねじ止めによって液晶ホルダ104に取り付けられる。従って、レバー102をレバーホルダ101に保持する作業とレバーホルダ101を液晶ホルダ104に組み付ける作業とが必要であり、組み立て工程が繁雑化していた。
これに対して、この発明では、図4に示したように、レバー5、コイルバネ6、第2の筐体であるモニタ部3側の保持部(レール部8a,8bなど)のみで開閉検知構造を構成することができ、部品点数が削減されて容易に組み立てることができる。
特に、レバー5は、レール部8aに摺動部5cを挿入して組み付けることが可能であるので、従来のようなレバーホルダをねじ止めするための設備が不要であり、組み立て工程を格段に簡略化することができる。
図6は、この発明におけるレバーの組み付け手順を示す図である。図6に示すように、コイルバネ6に通したバー5aをバネ当て部9,9の間に配置する。このとき、バネ当て部9,9の間隔はバー5aの径寸法とほぼ同じであるので、コイルバネ6の端部は、バネ当て部9,9に当接した状態となる。
次いで、レバー5をバネ当て部9側に押し付けて、コイルバネ6を圧縮しながら、摺動部5cがレール部8aの位置にくるまでレバー5を移動させる。ここまでが、組み付けて順(1)に相当する。
この後、組み付け手順(2)として摺動部5cをレール部8aに挿入することにより、レバー5の組み付けが完了する。このとき、コイルバネ6は、端部がバネ当て部9に当接しており、レバー5を、図6の矢印方向に付勢した状態となる。
図7は、図2のB−B線での断面を模式的に示す図である。図7に示すように、レール部8aは、液晶ホルダ7を構成する板金を切り起こして、基部から接触部8a−1、接触部8a−2までが一体に形成されている。また、レール部分は左右対称である。
このレール部8aに摺動可能に保持されるレバー5の摺動部5cは、摺動方向に沿ったリブ5c−1,5c−2,5c−3が形成されている。
この構成において、摺動部5cおよびレール部8aが、上記リブを介して、摺動方向に直交する方向から互いを挟持して、レバー5をレール部8aに摺動可能に保持している。
すなわち、摺動部5cが、図7に示すように、リブ5c−1とリブ5c−2を介して、レール部8aの接触部8a−1を上下方向から挟持する。これにより、摺動部5cの上下方向のがたつきが規制される。また、レール部8aの左右の接触部8a−2が、リブ5c−3を介して、左右方向から摺動部5cを挟持する。これにより、摺動部5cの左右方向のがたつきが規制される。
摺動部5cは、図7に示すように、レール部8aにリブ5c−1,5c−2,5c−3の稜線部で接触している。これにより、摺動部5cとレール部8aとの接触面積が小さくなり、摩擦抵抗が低下するので、摺動部5cを滑らかに摺動させることが可能となる。
図8は、図2のC−C線での断面を模式的に示す図である。図8に示すように、レール部8bは、液晶ホルダ7を構成する板金を切り起こして形成されている。
レール部8bに摺動可能に保持される摺動部5eは、レバー5のバー5bに設けられ、摺動方向に沿ったリブ5e−1,5e−2,5e−3が形成されている。
この構成において、摺動部5eは、図8に示すように、リブ5e−1,5e−2,5e−3の稜線部を介してレール部8bに接触している。このようにすることで、摺動部5eとレール部8bとの接触面積が小さくなり、摩擦抵抗が低下するので、摺動部5eを滑らかに摺動させることが可能となる。
レバー5においてバー5bから摺動部5cまでの距離が長い場合、コイルバネ6の付勢力によって、レバー5が軸方向から外れて変形する可能性がある。
そこで、バー5bに摺動部5eを設け、これを摺動可能に保持するレール部8bを液晶ホルダ7に設けることで、レバー5が軸方向から外れることがなく、変形を防止することができる。
なお、上記の説明では、バー5bに摺動部5eを設け、これを摺動可能に保持するレール部8bを設けた構成を示したが、モニタ部3の回動軸方向に沿ってモニタ部3の一端側におけるレール部8aから離間した位置に新たなレール部を形成し、これに摺動可能に保持される摺動部をレバー5に設ければ、同様の効果を得ることができる。
また、コイルバネ6の付勢力によってレバー5が変形しない程度にバー5bから摺動部5cまでの距離が短い場合には、摺動部5eおよびレール部8bを設けなくてもよい。
以上のように、この実施の形態1によれば、モニタ部3の回動軸方向に沿ってモニタ部3の一端側に形成されたレール部8aと、レール部8aに摺動可能に保持されて、モニタ部3の開閉動作に応じてレール部8aに沿って摺動し、モニタ部3の開閉位置を検知する検知用スイッチ11,12を摺動位置に応じて触発するレバー5とを備える。
このように構成することで、レバー5、コイルバネ6、第2の筐体であるモニタ部3側の保持部のみで開閉検知構造を構成することができ、部品点数が削減されて容易に組み立てることができる。
また、この実施の形態1によれば、レール部8aに摺動可能に保持されるレバー5の摺動部5cに摺動方向に沿ったリブ5c−1,5c−2,5c−3が形成されており、摺動部5cおよびレール部8aが、リブを介して、摺動方向に直交する方向から互いを挟持して、レバー5をレール部8aに摺動可能に保持する。このように構成することで、レール部8aに保持された摺動部5cにおける摺動方向に直交する方向のがたつきを防ぐことができる。
また、この実施の形態1によれば、レバー5の摺動部5cが、リブ5c−1,5c−2,5c−3の稜線部を介してレール部8aに接触するので、摺動部5cとレール部8aとの接触面積が小さくなって摩擦抵抗が低下することから、摺動部5cを滑らかに摺動させることができる。
さらに、この実施の形態1によれば、モニタ部3の回動軸方向に沿ってモニタ部3の一端側におけるレール部8aから離間した位置に形成されたレール部8bを備え、レバー5が、レール部8a,8bに摺動可能に保持される。このようにすることで、バー5bから摺動部5cまでの距離が長い場合であっても、レバー5が軸方向から外れることがなく、変形を防止することができる。
さらに、この実施の形態1によれば、レール部8bに摺動可能に保持されるレバー5の摺動部5eに摺動方向に沿ったリブ5e−1,5e−2,5e−3が形成されており、リブ5e−1,5e−2,5e−3の稜線部を介してレール部8bに接触するので、摺動部5eとレール部8bとの接触面積が小さくなり、摩擦抵抗が低下するので、摺動部5eを滑らかに摺動させることが可能となる。
実施の形態2.
図9は、実施の形態2に係る開閉検知構造を示す斜視図であり、外部のパネルを外して図1で符号Aを付した部分の内部を示している。図9に示すように、実施の形態2に係る開閉検知構造は、実施の形態1と同様に、モニタ部3の開閉動作に応じて摺動するレバー5Aが、その摺動位置に応じて検知用スイッチ11,12を触発することでモニタ部3の開閉位置が検知される。レバー5Aは、本体部の両端から軸方向に沿って棒状に延設したバー5a,5bを有するレバーであり、本体部に摺動部5Cおよびスイッチ触発部5d−1,5d−2が形成されている。
また、レバー5Aのバー5aにはコイルバネ6が取り付けられる。図9に示すように、バー5aが挿通されたコイルバネ6の端部をバネ当て部9に当接させて、レバー5Aをヒンジカシメ用のプレート16に組み付ける。これにより、コイルバネ6はレバー5Aを当て面13a(図9において不図示)に向けて付勢する。
なお、ヒンジカシメ用のプレート16は、モニタ部3の内部に設けられて、図1の機器本体2側に設けたヒンジ15のヒンジ軸15aを孔部17に挿通した状態で、ヒンジ軸15aをカシメによって取り付けるプレートである。このヒンジカシメ用のプレート16の一部を断面L字形状に折り曲げることで、レール部16aが形成されている。
レバー5Aは、モニタ部3の開閉動作に応じて摺動部5Cがレール部16aに沿って摺動する。これにより、レバー5Aがモニタ部3の回動軸方向に沿って摺動する。
このように実施の形態2に係る開閉検知構造では、図10に示すように、ヒンジカシメ用のプレート16にレール部16aおよびバネ当て部9を直接形成し、レバー5A自体をレール部16aに摺動可能に保持している。
また、実施の形態2においても、レバー5A、コイルバネ6、第2の筐体であるモニタ部3側の保持部(レール部16a)のみで開閉検知構造を構成することができ、部品点数が削減されて容易に組み立てることができる。
特に、レバー5Aは、レール部16aに摺動部5Cを挿入して組み付けることが可能であるので、従来のようなレバーホルダをねじ止めするための設備が不要であり、組み立て工程を格段に簡略化することができる。
図11は、図9のD−D線での断面を模式的に示す図である。図11に示すように、レール部16aは、ヒンジカシメ用のプレート16を構成する板金を切り起こし、基部から接触部16a−1、接触部16a−2までが一体に形成されている。
このレール部16aに摺動可能に保持されるレバー5Aの摺動部5Cは、摺動方向に沿ったリブ5C−1,5C−2,5C−3,5C−4,5C−5が形成されている。
この構成において、摺動部5Cおよびレール部16aが、上記リブを介して摺動方向に直交する方向から互いを挟持して、レバー5Aをレール部16aに摺動可能に保持している。
すなわち、摺動部5Cが、図11に示すように、リブ5C−1とリブ5C−2を介してレール部16aの接触部16a−1を上下方向から挟持する。これにより、摺動部5Cの上下方向のがたつきが規制される。また、レール部16aの接触部16a−2が、リブ5C−3とリブ5C−4およびリブ5C−5とを介して左右方向から摺動部5Cを挟持する。これにより、摺動部5Cの左右方向のがたつきが規制される。
摺動部5Cは、図11に示すように、レール部16aにリブ5C−1,5C−2,5C−3,5C−4,5C−5の稜線部で接触している。これにより、摺動部5Cとレール部16aとの接触面積が小さくなり、摩擦抵抗が低下するので、摺動部5Cを滑らかに摺動させることが可能となる。
このように、図9から図11までに示すような構造とすることでも、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 開閉式モニタ装置、2 機器本体、3 モニタ部、4 リモートコントローラ、5 レバー、5a,5b バー、5c,5C,5e 摺動部、5d−1,5d−2 スイッチ触発部、5c−1,5c−2,5c−3,5C−1,5C−2,5C−3,5C−4,5C−5,5e−1,5e−2,5e−3 リブ、6 コイルバネ、7 液晶ホルダ、8a,8b,16a レール部、8a−1,8a−2,16a−1,16a−2 接触部、9 バネ当て部、10 液晶回路基板、11,12 検知用スイッチ、13 インナーパネル、13a 当て面、13a−1,13a−2,13a−3 段差面、14 シャーシ、15 ヒンジ、15a ヒンジ軸、16 ヒンジカシメ用のプレート、17 孔部。

Claims (5)

  1. 第1の筐体と、前記第1の筐体に一端側が回動自在に支持されて回動により当該第1の筐体に対して開閉される第2の筐体とを備えた回動開閉装置に設けられ、前記第2の筐体の開閉位置を検知する開閉検知構造において、
    前記第2の筐体の回動軸方向に沿って当該第2の筐体の前記一端側に一体形成された第1のレール部と、
    前記第1のレール部に摺動可能に保持されて、前記第2の筐体の開閉動作に応じて前記第1のレール部に沿って摺動し、前記第2の筐体の開閉位置を検知する検知用スイッチを摺動位置に応じて触発するレバーと、
    前記第2の筐体の回動軸方向に沿って当該第2の筐体の前記一端側における前記第1のレール部から離間した位置に形成された第2のレール部とを備え、
    前記レバーは、前記第1および前記第2のレール部に摺動可能に保持されることを特徴とする開閉検知構造。
  2. 前記第1のレール部に摺動可能に保持される前記レバーの摺動部は、摺動方向に沿ったリブが形成されており、
    前記摺動部および前記第1のレール部が、前記リブを介して、前記摺動方向に直交する方向から互いを挟持して、前記レバーを前記第1のレール部に摺動可能に保持することを特徴とする請求項1記載の開閉検知構造。
  3. 前記第1のレール部に摺動可能に保持される前記レバーの摺動部は、前記リブの稜線部で前記第1のレール部に接触することを特徴とする請求項2記載の開閉検知構造。
  4. 前記第2のレール部に摺動可能に保持される前記レバーの摺動部は、摺動方向に沿ったリブが形成されており、前記リブの稜線部で前記第2のレール部に接触することを特徴とする請求項記載の開閉検知構造。
  5. 請求項1から請求項のうちのいずれか1項記載の開閉検知構造を備えた開閉式モニタ装置。
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