JP5954855B1 - 加工装置 - Google Patents
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Abstract
Description
設置機械を加工する加工装置であって、
加工具と前記加工具を前記設置機械における加工対象面に沿って移動させる移動機構とを含み、前記設置機械の上に乗って前記加工対象面を加工する、加工ユニットと、
前記加工ユニットとは別体に設けられ、前記設置機械の外部から前記設置機械の3次元形状を測定する3次元測定部と、
前記3次元測定部が取得した測定情報に基づいて、前記加工ユニットを制御する制御部と、
を備える。
なお、上記の発明において、3次元測定部は、設置機械における加工対象面、および、設置機械における加工ユニットが乗せられる面のうちの少なくとも一方を、3次元測定することが好ましい(ただし、「加工対象面」と「加工対象面と加工ユニットが乗せられる面」は、同じ面であってもよいし、別の面であってもよい)。
前記移動機構が、
前記加工具が搭載され、車輪とこれを回転させる回転駆動機構とを備えて前記車輪の回転により前記設置機械の上を走行する走行台車、
を備える。
前記3次元測定部が、
レーザスキャナ、および、レーザトラッカーの少なくとも一方を含む。
実施形態に係る加工装置100の全体構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、加工装置100の全体構成を模式的に示す図である。なお、図1では、説明の便宜上、各要素が模式的に示されているとともに、図をわかりやすくするために一部の要素の図示が省略されている。
加工ユニット1の構成について、図1に加え、図2、図3を参照しながら具体的に説明する。図2は、加工ユニット1の側面図である。図3は、加工ユニット1の上面図である。なお、図2、図3でも、説明の便宜上、各要素が模式的に示されているとともに、図をわかりやすくするために一部の要素の図示が省略されている。
加工部11は、加工具(ここでは、きさげ加工用の刃物(一般に、スクレーパーとも呼ばれる))41を備える。この刃物41は、一対の支持板(すなわち、上側の支持板42および下側の支持板43)を介して、後述する走行台車12の第2軸部58に支持される。
走行台車12は、加工ユニット11が備える刃物41を、加工対象面であるレール91の表面に沿って移動させる移動機構である。
再び図1を参照する。3次元測定部2は、測定対象物(ここでは、加工対象物である旋盤9)の3次元形状を測定する(以下、3次元形状を測定することを単に「3次元測定」ともいう)。ただし、3次元測定部2は、必ずしも旋盤9の全体を3次元測定する必要はなく、レール91の表面(すなわち、加工ユニット1が加工を施す加工対象面)と、ベッドの上面90(すなわち、加工ユニット1が載せられる面、換言すると、走行台車12が走行する走行面)とのうちの少なくとも一方を、3次元測定すればよい。この実施形態においては、レール91とベッドの上面90との両方が、3次元測定の対象とされるものとする。
レーザスキャナは、レーザ光で測定対象物を走査(スキャニング)して、その反射光を受光することによって(所謂、レーザスキャニング方式)、測定対象物の3次元形状を測定する測定装置である。また、レーザトラッカーは、測定対象物に接触させた治具(ターゲット)に向けてレーザ光を照射し、ターゲットからの反射光を受光することによって、測定対象物の3次元形状を測定する測定装置である。
レーザスキャナは、測定対象物の3次元形状を迅速かつ精確に測定できる。一方、レーザトラッカーは、測定対象物の3次元形状を特に高精度に測定できる。したがって、例えば、比較的大きな旋盤9を加工する場合は、3次元測定部2をレーザスキャナにより構成することが好ましく、例えば、求められる加工精度が比較的高い場合は、3次元測定部2をレーザトラッカーにより構成することが好ましい。また、3次元測定部2をレーザスキャナとレーザトラッカーとの組み合わせにより構成し、加工対象面であるレール91の表面はレーザトラッカーで、走行面であるベッドの上面90はレーザスキャナで、それぞれ3次元測定してもよい。
制御部3の実態は例えばコンピュータである。具体的には、制御部3は、図4に示すように、中央演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)31、メモリ32、LCD(Liquid Crystal Display)等から成るモニタ33、キーボードやマウス等から成る入力部34、記憶部35、外部装置等とのLAN(Local Area Network)などのネットワークを介した接続を司るためのインターフェース(I/F)36等が、互いに接続された構成を備えている。メモリ32は、例えば、RAM(Random Access Memory)等の揮発性記憶装置によって構成される。また、記憶部35は、例えば、ROM(Read only Memory)・フラッシュメモリ・EPROM(Erasable Programmable ROM)・EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)・HDD(Hard Disc Drive)・SSD(Solid State Drive)等の不揮発性記憶装置によって構成される。記憶部35には、制御部3の全体の動作を制御するOS(Operating System)の他、制御部3を加工装置100の制御部として機能させるためのプログラム300等が格納されている。
加工装置100が設置機械(ここでは例えば旋盤9)を加工する際に実行される一連の処理について、図1〜図4に加え、図5を参照しながら説明する。図5は、当該処理の流れを示す図である。
オペレータから指定された領域全体のきさげ加工が終了すると、加工ユニット1は例えば初期位置に戻って、当該位置で停止する。
上記の実施形態においては、加工装置100はきさげ加工を行うものとしたが、加工装置100は、きさげ加工以外の各種の加工(例えば、切削加工、研削加工、等)を行うものであってもよい。この場合、加工部11(例えば、加工部11の刃物41等)を、加工態様に応じた形状のものに適宜変更すればよい。
1 加工ユニット
11 加工部
41 刃物(加工具)
42,43 支持板
431ガイドレール
44 ヒンジ部
45 調整棒
46 第1駆動部
47 移動体
48 第2駆動部
12 走行台車
51 車軸
52 車輪
53 車輪駆動部
54 枠部
55 第1軸部
56 第1回転駆動部
57 支持竿
58 第2軸部
59 第2回転駆動部
2 3次元測定部
3 制御部
301 測定指示部
302 NC制御部
9 旋盤
91 レール(加工対象面)
90 ベッドの上面(走行面)
Claims (3)
- 設置機械を加工する加工装置であって、
加工具と前記加工具を前記設置機械における加工対象面に沿って移動させる移動機構とを含み、前記設置機械の上に乗って前記加工対象面を加工する、加工ユニットと、
前記加工ユニットとは別体に設けられ、前記設置機械の外部から前記設置機械の3次元形状を測定する3次元測定部と、
前記3次元測定部が取得した測定情報に基づいて、前記加工ユニットを制御する制御部と、
を備える、加工装置。 - 請求項1に記載の加工装置であって、
前記移動機構が、
前記加工具が搭載され、車輪とこれを回転させる回転駆動機構とを備えて前記車輪の回転により前記設置機械の上を走行する走行台車、
を備える、加工装置。 - 請求項1または2に記載の加工装置であって、
前記3次元測定部が、
レーザスキャナ、および、レーザトラッカーの少なくとも一方を含む、
加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016057885A JP5954855B1 (ja) | 2016-03-23 | 2016-03-23 | 加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016057885A JP5954855B1 (ja) | 2016-03-23 | 2016-03-23 | 加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP5954855B1 true JP5954855B1 (ja) | 2016-07-20 |
JP2017170548A JP2017170548A (ja) | 2017-09-28 |
Family
ID=56418740
Family Applications (1)
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JP2016057885A Active JP5954855B1 (ja) | 2016-03-23 | 2016-03-23 | 加工装置 |
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