JP5954832B2 - クロス加工装置 - Google Patents

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本発明は、ワーク搬送路に沿って並べられた複数の加工ステージにワークを間欠的に搬送して順次加工するトランスファーマシンに組み込まれて、一部の加工ステージで加工するクロス加工装置に関する。
従来、この種のクロス加工装置として、ワーク搬送路を横切る方向に直動するメイン主動スライダとサブ主動スライダをワーク搬送方向に並べて備え、それらメインとサブの主動スライダを、互いの直動方向が反対向きとなるようにリンクで結合したものが知られている。そして、このクロス加工装置では、メイン主動スライダが前進したときに、そのメイン主動スライダからの動力を受けた従動スライダがワーク搬送方向の一方側に移動してワークを加工し、メイン主動スライダが後退したときに、従動スライダが、前進するサブ主動スライダからの動力を受けて原点復帰する(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−245523号公報([0030]、[0060]、図5)
しかしながら、上述した従来のクロス加工装置では、メイン主動スライダとサブ主動スライダとがワーク搬送方向に並ぶため、クロス加工装置がワーク搬送方向で嵩張るという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ワーク搬送方向のコンパクト化を図ることが可能なクロス加工装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るクロス加工装置は、ワーク搬送路に沿って並べられた複数の加工ステージにワークを間欠的に搬送して順次加工するトランスファーマシンに組み込まれて、一部の加工ステージでワークを工具にて加工するクロス加工装置であって、ワーク搬送路を横切るクロス方向の原点と折返点を直線往復動する主動スライダと、主動スライダに連動してワーク搬送方向の原点と折返点との間を直線往復動する従動スライダとを有し、加工ステージに保持された工具に対してワークを従動スライダで保持して相対移動させるクロス加工装置において、主動スライダに、第1主動摺接部材と第2主動摺接部材とをクロス方向に並べて設ける一方、従動スライダに、第1主動摺接部材に対してワーク搬送方向の前後の一方側から当接する第1従動摺接部材と、第2主動摺接部材に対してワーク搬送方向の前後の他方側から当接する第2従動摺接部材とを設け、第1主動摺接部材と第1従動摺接部材との当接部分を、主動スライダが、クロス方向の原点からクロス方向の折返点に移動するときに互いに面摺接して従動スライダをワーク搬送方向の原点からワーク搬送方向の折返点に移動させる1対の第1摺接傾斜面とする一方、第2主動摺接部材と第2従動摺接部材との当接部分を、主動スライダが、クロス方向の折返点からクロス方向の原点に移動するときに互いに面摺接して従動スライダをワーク搬送方向の折返点からワーク搬送方向の原点に移動させる1対の第2摺接傾斜面としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のクロス加工装置において、第1主動摺接部材の第1摺接傾斜面と、第2主動摺接部材第2摺接傾斜面とを、ワーク搬送方向でずらした配置にしたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のクロス加工装置において、主動スライダは、クロス方向に延びかつ第1主動摺接部材と第2主動摺接部材とを支持した主動スライダ本体を有し、第1主動摺接部材及び第2主動摺接部材は、クロス方向で間隔を開けて配置されると共に、先細りになった先端側が互いに対向した状態で対峙した1対の楔構造をなしているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のクロス加工装置において、従動スライダには、主動スライダ本体のうち第1主動摺接部材と第2主動摺接部材に挟まれた部分に重ねて配置され、第1主動摺接部材と第2主動摺接部材とをそれぞれ受容した1対の楔受容凹部を両側部に有する従動スライダ本体が設けられたところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項3又は4に記載のクロス加工装置において、第1主動摺接部材又は第2主動摺接部材の一方の主動摺接部材を、主動スライダ本体に対するクロス方向の任意の位置に移動して固定するための位置調整機構を備えたところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項5に記載のクロス加工装置において、位置調整機構は、主動スライダ本体に設けられて一方の主動摺接部材をクロス方向に案内する直動ガイドと、直動ガイドに沿った任意の位置で一方の主動摺接部材を主動スライダ本体に固定する固定手段とを備えたところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1乃至6のうち何れか1の請求項に記載のクロス加工装置において、1対ずつの主動スライダ及び従動スライダを2つの加工ステージに分けて対称配置して備え、1対の従動スライダが対称的に作動してワークの1対の対向部位を2つの加工ステージに跨って順次加工するところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1の発明では、主動スライダがクロス方向で原点から折返点に移動したときに、主動スライダの第1主動摺接部材と従動スライダの第1従動摺接部材とに設けられた1対の第1摺接傾斜面が互いに摺接して、従動スライダをワーク搬送方向で原点から折返点へと移動させる。また、主動スライダがクロス方向で折返点から原点に移動したときに、主動スライダの第2主動摺接部材と従動スライダの第2従動摺接部材とに設けられた1対の第2摺接傾斜面が互いに摺接して、従動スライダをワーク搬送方向で折返点から原点に移動させる。そして、本発明では、第1主動摺接部材と第2主動摺接部材とが、ワーク搬送路を横切るクロス方向に並べて配置されているので、ワーク搬送方向の構成のコンパクト化を図ることができる。
[請求項2の発明]
請求項2の発明によれば、第1主動摺接部材の第1摺接傾斜面と、第2主動摺接部材第2摺接傾斜面とを、ワーク搬送方向でずらした配置にすれば、第1主動摺接部材及び第2主動摺接部材をワーク搬送方向に肉厚にして強度アップを図ると共に、それら第1主動摺接部材及び第2主動摺接部材のワーク搬送方向の嵩張りを抑えることができる。
[請求項3の発明]
請求項3の発明によれば、第1主動摺接部材と第2主動摺接部材を、クロス方向で間隔を開けて配置されると共に、先細りになった先端側が互いに対向した状態で対峙した楔構造としたので、第1主動摺接部材と第2主動摺接部材の主動スライダ本体に対するクロス方向の位置を別々に調整することができる。
[請求項4の発明]
請求項4の発明では、従動スライダ本体の1対の楔受容凹部に第1主動摺接部材及び第2主動摺接部材が受容されるので、第1主動摺接部材及び第2主動摺接部材並びに従動スライダ本体を、クロス方向でコンパクトにすることが可能となる。
[請求項5の発明]
請求項5の発明によれば、位置調整機構によって、第1主動摺接部材又は第2主動摺接部材の一方の主動摺接部材を、クロス方向の任意の位置に移動して固定することで、主動スライダと従動スライダとの間に適切なクリアランスを設定することができる。
[請求項6の発明]
請求項6の発明では、一方の主動摺接部材のクロス方向における直動の安定化が図られ、主動スライダ本体に対する一方の主動摺接部材の位置調整が容易となる。
[請求項7の発明]
請求項7の発明では、1対の加工ステージで主動スライダが前進したときに、ワークのワーク搬送方向における1対の対向部位を工具にて加工することができる。
本発明の第1実施形態に係るトランスファーマシンにおける複数の加工ステージの平面図 トランスファーマシンの正面図 第1及び第2の加工ステージの平面図 クロス加工装置の正面断面図 従動スライダが原点にあるときの第1の加工ステージの平面図 従動スライダが原点にあるときの第1の加工ステージの正面断面図 従動スライダが折返点にあるときの第1の加工ステージの平面図 従動スライダが折返点にあるときの第1の加工ステージの正面断面図 図7におけるB−B断面図 従動スライダが原点にあるときの第2の加工ステージの正面断面図 従動スライダが折返点にあるときの第2の加工ステージの正面断面図 (A)トリミング前のワークの斜視図、(B)1対の短辺筒壁をトリミングしたワークの斜視図、(C)1対の短辺筒壁と一方の長辺筒壁をトリミングしたワークの斜視図、(D)短辺筒壁と長辺筒壁を全てトリミングしたワークの斜視図 本発明の第2実施形態に係るクロス加工装置の平面図 第1主動摺接部材及び第2主動摺接部材の平断面図 変形例に係る主動スライダ及び従動スライダの平面図 変形例に係る第1主動摺接部材及び第2主動摺接部材の平断面図 変形例に係る主動スライダ及び従動スライダの平面図
[第1実施形態]
以下、本発明の一実施形態を図1〜図12を用いて説明する。図1には、直線状に延びたワーク搬送路91に沿って複数の加工ステージSを並べて備え、それら複数の加工ステージSにワークWを間欠的に送って順次加工するトランスファーマシン90が示されている。具体的には、トランスファーマシン90は、トランスファプレスであって、図2に示すように、複数の加工ステージSを有する固定ベース90Aと、固定ベース90Aの上方で上下方向に往復動する昇降ベース92を備え、上流側(図1の左側)の複数の加工ステージSにてワークWをプレス成形する。本実施形態では、ワークWは、図12(A)に示すように一端有底、他端開放の角筒形状に成形される。
また、図1に示すように、トランスファーマシン90の下流側(図1の右側)部分には、ワーク搬送路91の側方に複数の動力装置60が備えられている。そして、下流側の加工ステージSでは、動力装置60の駆動によってワークWが水平方向で工具T(図4参照)に押し付けられ、図12(B)〜同図(D)に示すように、ワークWにおける4つの筒壁、即ち、短辺筒壁Wa,Waと長辺筒壁Wb,Wbの開口縁をそれぞれ直線状に切断して切り揃えるトリミング加工が行われる。そして、本発明に係るクロス加工装置10は、トランスファーマシン90の下流側部分に組み込まれて、ワークWのうちワーク搬送方向で対向する長辺筒壁Wb,Wbの上端部を切り揃える。なお、ワークWの短片筒壁Wa,Waの上端部は、トランスファーマシン90のうちクロス加工装置10が組み込まれた部分よりも上流側の加工ステージSで、切り揃えられる。
図3に示すように、クロス加工装置10は、隣り合った1対の加工ステージS,Sに跨って配置され、それら1対のステージS,Sの側方に配置された動力装置60にて各加工ステージSに設けられた主動スライダ30及び従動スライダ20を駆動する。具体的には、動力装置60は、1つの回転駆動源61と、回転駆動源61の回転運動を主動スライダ30,30のワーク搬送路91を横切るクロス方向Yの直動に変換する動力伝達部62とで構成され、従動スライダ20は、主動スライダ30からの動力を受けてワーク搬送方向Xに直動する。以下では、1対の加工ステージS,Sのうちワーク搬送方向Xにおける上流側(図3の左側)の加工ステージSを第1の加工ステージS1と、下流側の加工ステージSを第2の加工ステージS2と、適宜、区別して呼ぶこととし、第1の加工ステージS1に設けられた主動スライダ30及び従動スライダ20の構成について詳説する。
図4に示すように、第1の加工ステージS1の従動スライダ20は、従動スライダ本体21にワーク保持部材40を固定した構造になっている。具体的には、従動スライダ本体21は、従動摺接ブロック24から取付片27がワーク搬送方向Xの上流側に張り出した構造をなし、ワークWの形状に対応した形状、即ち、クロス方向Yが長辺でかつワーク搬送方向Xが短辺になった矩形状の固定孔21Aが取付片27を上下方向に貫通している。ワーク保持部材40は、上側部分が下側部分よりもワーク搬送方向Xで幅広となるように構成され、下側の幅狭部40Bが固定孔21Aに挿通されて、上側の幅広部40Aが取付片27の上面に固定されている。そして、ワーク保持部材40の中心部に、ワークWを受容可能なワーク保持孔41が貫通形成されている。
詳細には、ワーク保持部材40の幅広部40Aは、ワーク保持孔41を挟んだ上流側部分よりも下流側部分のほうが上下方向に高くなっている。そして、ワーク保持部材40が取付片27に固定された状態で、幅広部40Aのワーク保持孔41より下流側部分の上面が、従動摺接ブロック24の上面と面一になっている。
また、取付片27のうち固定孔21Aよりもワーク搬送方向Xの上流側部分には、矩形状の排出孔21Bが上下方向に貫通形成され、ワーク保持部材40のうちワーク保持孔41よりもワーク搬送方向Xの上流側(図4の左側)の上部には、カッター42がワーク搬送方向Xで排出孔21Bに差し渡された状態に固定されている。カッター42は、ワーク搬送方向Xにおける下流側の上縁部には、横長の矩形切欠部42Aを有し、その矩形切欠部42Aの下縁部が切刃42K(図4参照)となっている。また、カッター42には、矩形切欠部42Aと排出孔21Bとを連絡する排出孔誘導路43が形成されている。
従動スライダ20は、トランスファーマシン90の固定ベース90Aに対してワーク搬送方向Xで原点と折返点との間を直線往復動する。図5及び図6には、従動スライダ20が原点に配置された状態が示され、図7及び図8には、従動スライダ20が折返点に配置された状態が示されている。
ここで、図4に示すように、トランスファーマシン90の昇降ベース92には、第1の加工ステージS1に向かって垂下した工具Tとしての心金ツール93が備えられている。この心金ツール93は、ワークWの内側に遊嵌可能な帯板形状をなしている。そして、従動スライダ20がワーク搬送方向Xの原点に配置された状態で、昇降ベース92の上下動によりワーク保持孔41内及びワークW内に心金ツール93が挿抜される。また、ワーク保持孔41の下方には、上方に付勢されたノックアウト95が配置され、従動スライダ20が原点に配置されたときにワーク保持孔41内で上下動可能となる。そして、昇降ベース92が下端位置に配置されると、心金ツール93とノックアウト95との間でワークWが挟まれて位置決めされる。
詳細には、心金ツール93は、下端部のワーク搬送方向Xの幅が段付き状に狭くなった段差形状になっていて、段差部93Dより下側の部分がワークW内に挿通される。そして、心金ツール93のうちワーク搬送方向Xの上流側を向いた部分の下端縁に切刃93Kが形成されている。なお、心金ツール93の下端縁は、上述したカッター42の矩形切欠部42Aの下縁に対し、切断のための適切なクリアランスを保った位置に配置される。
さて、心金ツール93がワークW内に挿通された状態で従動スライダ20をワークWと共に原点から折返点へ移動させると、図6から図8への変化に示すように、従動スライダ20のカッター42が心金ツール93に接近して、ワークWの1対の長辺筒壁Wb,Wbのうち上流側の長辺筒壁Wbが心金ツール93に押し付けられる。そして、カッター42と心金ツール93とに設けられた各切刃42K,93Kにより、上流側の長辺筒壁Wbの開口縁がトリミングされる(図12(C)参照)。なお、トリミングによるワークWの切れ端は、カッター42の排出孔誘導路43と従動スライダ本体21の排出孔21Bを通って外部に排出される。
次に、主動スライダ30について説明する。図5に示すように、主動スライダ30は、ワーク搬送路91を横切る方向、即ち、クロス方向Yに並んだ第1主動摺接部材32及び第2主動摺接部材33と、クロス方向Yに沿って延びて第1と第2の主動摺接部材32,33を支持する主動スライダ本体31とを備えている。具体的には、第1と第2の主動摺接部材32,33は、主動スライダ本体31の一端部上面に固定され、主動スライダ本体31の他端部は、動力装置60の動力伝達部62に連結されている。そして、動力装置60によって主動スライダ本体31がクロス方向Yに駆動されることで、主動スライダ30は、クロス方向Yの原点と折返点との間を直線往復動する。なお、図5には、主動スライダ30が原点に配置された状態が示され、図7には、主動スライダ30が折返点に配置された状態が示されている。
具体的には、第1と第2の主動摺接部材32,33は、楔形状をなし、先細りになった先端部がクロス方向Yで対峙するように配置されている。また、上述した従動スライダ本体21の従動摺接ブロック24は、主動スライダ本体31に重ねられて、第1主動摺接部材32と第2主動摺接部材33とに挟まれている。
ここで、従動摺接ブロック24には、クロス方向Yの一方側と他方側から略台形状に切り欠いてなる1対の楔受容凹部25,25が形成されていて、それら1対の楔受容凹部25,25に、第1主動摺接部材32と第2主動摺接部材33が受容される。そして、主動スライダ30がクロス方向Yで原点から折返点に移動すると、第1主動摺接部材32の楔の傾斜面32Mと、第1主動摺接部材32を受容する楔受容凹部25の傾斜面22Mとが互いに摺接して、従動スライダ20をワーク搬送方向Xの下流側(図5における右側)に直動させる。また、主動スライダ30がクロス方向Yで折返点から原点に移動すると、第2主動摺接部材33の楔の傾斜面33Mと、第2主動摺接部材33を受容する楔受容凹部25の傾斜面23Mとが互いに摺接して、従動スライダ20をワーク搬送方向Xの上流側(図5における左側)に直動させる。
なお、各摺接傾斜面22M,23M,32M,33Mのクロス方向Yに対する傾斜角は、45度よりも小さくなっていて、主動スライダ30をクロス方向Yに移動させる力よりも大きい力で、従動スライダ20をワーク搬送方向Xに移動させることが可能となっている。
また、本実施形態では、従動摺接ブロック24のうちクロス方向Yの一方側と他方側の部分がそれぞれ、本発明の第1従動摺接部材22と第2従動摺接部材23になっていて、第1主動摺接部材32と当接する第1従動摺接部材22と第2主動摺接部材33と当接する第2従動摺接部材23が一体となった構成になっている。
図5に示すように、第1と第2の主動摺接部材32,33は、楔の先端においてもワーク搬送方向Xで幅を有するように肉厚に形成されている。ここで、第1主動摺接部材32の第1摺接傾斜面32Mと、第2主動摺接部材33の第2摺接傾斜面33Mとは、共に、クロス方向Yにおける主動スライダ本体31の一端側(図5の上側)がワーク搬送方向Xの上流側(図5の左側)に配置されるように配置されている。従って、第1摺接傾斜面32Mと第2摺接傾斜面33Mとがクロス方向Yに並べて配置された場合と比較して、第1主動摺接部材32と第2主動摺接部材33とがワーク搬送方向Xで占める幅を小さくすることができる。
ところで、本実施形態のクロス加工装置10では、第2主動摺接部材33が、クロス方向Yの任意の位置で主動スライダ本体31に固定可能となっている。これにより、主動スライダ30がクロス方向Yの原点から折返点へ移動したときの従動スライダ20の移動距離と主動スライダ30が折返点から原点へ戻るときの従動スライダ20の移動距離とを同じにすることができ、従動スライダ20を確実に原点復帰させることができる。
具体的には、図9に示すように、第2主動摺接部材33のクロス方向Yの位置は、主動スライダ本体31の一端部に備えられた調整用螺子38によって調整される。また、第2主動摺接部材33には、クロス方向Yに延びた長孔35,35が貫通形成され、この長孔35を貫通した螺子36が主動スライダ本体31の螺子孔31Nと螺合することで、第2主動摺接部材33が主動スライダ本体31に固定される。
また、図5に示すように、主動スライダ本体31の上部には、第1主動摺接部材32の側面、詳細には、ワーク搬送方向Xの下流側の側面と当接して、第1主動摺接部材32をクロス方向Yに沿って案内する直動ガイド37が設けられていて、これにより、第1主動摺接部材32のクロス方向Yの直動の安定化が図られている。なお、本実施形態では、長孔35と、螺子36と、螺旋孔31Nとで本発明の「固定手段」が構成され、この「固定手段」と調整用螺子38と直動ガイド37とで本発明の「位置調整機構」が構成されている。
第1の加工ステージS1に設けられた主動スライダ30及び従動スライダ20の構成に関する説明は、以上である。なお、図3及び図4に示すように、第2の加工ステージS2に設けられた主動スライダ30及び従動スライダ20は、クロス方向Yに延びた直線を対称軸として、第1の加工ステージS1と第2の加工ステージS2と線対称をなす構造になっているので、第2の加工ステージS2に設けられた主動スライダ30及び従動スライダ20の構成に関する説明は、第1の加工ステージS1に設けられた主動スライダ30及び従動スライダ20と同一符号を付すことで省略する。
このように、本実施形態のクロス加工装置10では、第1と第2の加工ステージS1,S2の間で、主動スライダ30及び従動スライダ20が対称となっているので、第1と第2の加工ステージS1,S2に備えた主動スライダ30,30がクロス方向Yで原点から折返点へ移動すると、各加工ステージS1,S2に備えた従動スライダ20,20は、ワーク搬送方向Xで互いに接近するように移動し、主動スライダ30,30がクロス方向Yで折返点から原点へ移動すると、各加工ステージS1,S2に備えた従動スライダ20,20は、ワーク搬送方向Xで互いに離れるように移動する(図5及び図7参照)。
ここで、上述したように、第1の加工ステージS1では、主動スライダ30がクロス方向Yの折返点に移動したときに、従動スライダ20のカッター42がワーク搬送方向Xの下流側に移動して心金ツール93に接近し(図6及び図8参照)、ワークWの1対の長辺筒壁Wb,Wbのうち上流側の長辺筒壁Wbの開口縁がトリミングされる(図12(C)参照)。
また、第2の加工ステージS2では、主動スライダ30がクロス方向Yの折返点に移動したときに、従動スライダ20のカッター42がワーク搬送方向Xの上流側に移動して心金ツール93に接近し(図10及び図11参照)、ワークWの1対の長辺筒壁Wb,Wbのうち第1の加工ステージS1でトリミングされなかった下流側の長辺筒壁Wbの開口縁がトリミングされる(図12(D)参照)。
なお、本実施形態では、ワークWの搬送ピッチは、両加工ステージS1,S2の従動スライダ20,20が原点に配置されたときのワーク保持孔41,41同士の間隔の略半分になっている。従って、第1の加工ステージS1で加工されたワークWは、第2の加工ステージS2に搬送される前に、両加工ステージS1,S2の従動スライダ21,21の間に配置される。ここで、従動スライダ21,21のワーク搬送方向Xで対峙する部分、即ち、従動摺接ブロック24,24の互いの対向部分には、横長矩形状のワーク受容凹部24A,24Aが形成されていて、両従動スライダ21,21が互いに接近して従動摺接ブロック24,24同士が当接したときに、ワークWが両ワーク受容凹部24A,24Aに受容されるようになっている。
本実施形態に係るクロス加工装置10の構成に関する説明は、以上である。次に、クロス加工装置10の作用効果について説明する。
本実施形態のクロス加工装置10では、主動スライダ30がクロス方向で原点から折返点に移動したときに、主動スライダ30の第1主動摺接部材32と従動スライダ20の第1従動摺接部材22とに設けられた1対の第1摺接傾斜面32M,22Mが互いに摺接して、従動スライダ20をワーク搬送方向Xで原点から折返点へと移動させる。また、主動スライダ30がクロス方向で折返点から原点に移動したときに、主動スライダ30の第2主動摺接部材33と従動スライダ20の第2従動摺接部材23とに設けられた1対の第2摺接傾斜面33M,23Mが互いに摺接して、従動スライダ20をワーク搬送方向Xで折返点から原点に移動させる。そして、本実施形態では、第1主動摺接部材32と第2主動摺接部材33とが、ワーク搬送路91を横切るクロス方向Yに並べて配置されているので、ワーク搬送方向Xのコンパクト化を図ることができ、ワークWの搬送ピッチを小さくすることが可能になる。
しかも、第1主動摺接部材32の第1摺接傾斜面32Mと第2主動摺接部材33の第2摺接傾斜面33Mとを、ワーク搬送方向Xにずらして配置したので、第1主動摺接部材32及び第2主動摺接部材33をワーク搬送方向Xに肉厚にして強度アップを図ると共に、それら第1主動摺接部材32及び第2主動摺接部材33のワーク搬送方向Xの嵩張りを抑えることができる。
また、本実施形態では、従動スライダ本体21の1対の楔受容凹部25に第1主動摺接部材32及び第2主動摺接部材33が受容されるので、第1主動摺接部材32及び第2主動摺接部材33並びに従動スライダ本体21を、クロス方向Yでコンパクトにすることが可能となる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態を、図13〜図14に基づいて説明する。本実施形態のクロス加工装置10Vは、第1実施形態のクロス加工装置10を変形したものであり、主動スライダ及び従動スライダの構成が第1実施形態と異なっている。
図13に示すように、また、従動スライダ20Vの従動摺接ブロック24Vは、主動スライダ30Vのクロス方向Yの一端部を上方から覆い、この従動摺接ブロック24Vから第1従動摺接部材22V及び第2従動摺接部材23Vが下方に突出している。第1従動摺接部材22V及び第2従動摺接部材23Vは、楔形状をなし、それら従動摺接部材22V,23Vの楔の傾斜面がそれぞれ、第1と第2の摺接傾斜面22M,23Mになっている。
図14に示すように、本実施形態の主動スライダ30Vでは、第1主動摺接部材32V及び第2主動摺接部材33Vが、楔の基端部が対峙するように配置されている。また、第1主動摺接部材32V及び第2主動摺接部材33Vは、長孔35を貫通した螺子36にて主動スライダ本体31に固定されている。これにより、第1主動摺接部材32V及び第2主動摺接部材33Vは共に、主動スライダ本体31に対するクロス方向Yの任意の位置で固定可能となっている。
クロス加工装置10Vのその他の構成については、上記第1実施形態のクロス加工装置10と同様になっているので、同一符号を付すことで説明を省略する。本実施形態のクロス加工装置10Vの構成によれば、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記第1実施形態では、第1従動摺接部材22と第2従動摺接部材23とが一体に形成されていたが、図15に示すように、別体に形成されてもよい。
(2)上記第2実施形態では、第1主動摺接部材32Vと第2主動摺接部材33Vとが別体に形成されていたが、図16に示すように、一体に形成されてもよい。
(3)上記第1実施形態において、第1主動摺接部材32及び第2主動摺接部材33の両方が、主動スライダ本体31に対するクロス方向Yの任意の位置で固定可能な構成としてもよい。また、上記第2実施形態において、第1主動摺接部材32V及び第2主動摺接部材33Vの一方のみが、主動スライダ本体31に対するクロス方向Yの任意の位置で固定可能な構成としてもよい。
(4)上記実施形態では、第1と第2の摺接傾斜面22M,23M,32M,33Mのクロス方向Yに対する傾斜角が、45度よりも小さかったが、45度よりも大きくしてもよい。この場合、主動スライダ30,30Vをクロス方向Yに移動させる距離よりも、従動スライダ20,20Vをワーク搬送方向Xに移動させる距離を大きくすることができる。
(5)図17に示すように、第1主動摺接部材32と第2主動摺接部材33は、先端部が三角形状になった楔構造であってもよい。なお、この構成では、第1主動摺接部材32の第1摺接傾斜面32Mと第2主動摺接部材33の第2摺接傾斜面33Mをクロス方向Yに並べて配置することで、主動スライダ30のワーク搬送方向Xの幅を小さくすることができる。
(6)主動スライダ本体31に、直動ガイド37を設けない構成としてもよい。この場合であっても、ブロックゲージ等を用いて、第2主動摺接部材32を調整することが可能である。
(7)上記実施形態では、クロス加工装置10,10Vは、1対の加工ステージS,Sに跨って配置されていたが、1つの加工ステージSにのみ配置されてもよい。
(8)上記実施形態では、クロス加工装置10,10Vは、隣り合う加工ステージS,Sに跨って配置されていたが、例えば、1つ又は2つの加工ステージを挟んで配置された加工ステージS,Sに跨って配置されてもよい。
10,10V クロス加工装置
20 従動スライダ
21 従動スライダ本体
22,22V 第1従動摺接部材
22M,32M 第1摺接傾斜面
23,23V 第2従動摺接部材
23M,33M 第2摺接傾斜面
25 楔受容凹部
30,30V 主動スライダ
31 主動スライダ本体
32,32V 第1主動摺接部材
33,33V 第2主動摺接部材
37 直動ガイド
90 トランスファーマシン
91 ワーク搬送路
93 心金ツール
S 加工ステージ
T 工具
X ワーク搬送方向
Y クロス方向
W ワーク

Claims (7)

  1. ワーク搬送路に沿って並べられた複数の加工ステージにワークを間欠的に搬送して順次加工するトランスファーマシンに組み込まれて、一部の前記加工ステージで前記ワークを工具にて加工するクロス加工装置であって、
    前記ワーク搬送路を横切るクロス方向の原点と折返点を直線往復動する主動スライダと、前記主動スライダに連動してワーク搬送方向の原点と折返点との間を直線往復動する従動スライダとを有し、前記加工ステージに保持された前記工具に対して前記ワークを前記従動スライダで保持して相対移動させるクロス加工装置において、
    前記主動スライダに、第1主動摺接部材と第2主動摺接部材とを前記クロス方向に並べて設ける一方、
    前記従動スライダに、前記第1主動摺接部材に対して前記ワーク搬送方向の前後の一方側から当接する第1従動摺接部材と、前記第2主動摺接部材に対して前記ワーク搬送方向の前後の他方側から当接する第2従動摺接部材とを設け、
    前記第1主動摺接部材と前記第1従動摺接部材との当接部分を、前記主動スライダが、前記クロス方向の原点から前記クロス方向の折返点に移動するときに互いに面摺接して前記従動スライダを前記ワーク搬送方向の原点から前記ワーク搬送方向の折返点に移動させる1対の第1摺接傾斜面とする一方、
    前記第2主動摺接部材と前記第2従動摺接部材との当接部分を、前記主動スライダが、前記クロス方向の折返点から前記クロス方向の原点に移動するときに互いに面摺接して前記従動スライダを前記ワーク搬送方向の折返点から前記ワーク搬送方向の原点に移動させる1対の第2摺接傾斜面としたことを特徴とするクロス加工装置。
  2. 前記第1主動摺接部材の前記第1摺接傾斜面と、前記第2主動摺接部材の前記第2摺接傾斜面とを、前記ワーク搬送方向でずらした配置にしたことを特徴とする請求項1に記載のクロス加工装置。
  3. 前記主動スライダは、前記クロス方向に延びかつ前記第1主動摺接部材と前記第2主動摺接部材とを支持した主動スライダ本体を有し、
    前記第1主動摺接部材及び前記第2主動摺接部材は、前記クロス方向で間隔を開けて配置されると共に、先細りになった先端側が互いに対向した状態で対峙した1対の楔構造をなしていることを特徴とする請求項1又は2に記載のクロス加工装置。
  4. 前記従動スライダには、前記主動スライダ本体のうち前記第1主動摺接部材と前記第2主動摺接部材に挟まれた部分に重ねて配置され、前記第1主動摺接部材と前記第2主動摺接部材とをそれぞれ受容した1対の楔受容凹部を両側部に有する従動スライダ本体が設けられたことを特徴とする請求項3に記載のクロス加工装置。
  5. 前記第1主動摺接部材又は前記第2主動摺接部材の一方の主動摺接部材を、前記主動スライダ本体に対する前記クロス方向の任意の位置に移動して固定するための位置調整機構を備えたことを特徴とする請求項3又は4に記載のクロス加工装置。
  6. 前記位置調整機構は、前記主動スライダ本体に設けられて前記一方の主動摺接部材を前記クロス方向に案内する直動ガイドと、前記直動ガイドに沿った任意の位置で前記一方の主動摺接部材を前記主動スライダ本体に固定する固定手段とを備えたことを特徴とする請求項5に記載のクロス加工装置。
  7. 1対ずつの前記主動スライダ及び前記従動スライダを2つの前記加工ステージに分けて対称配置して備え、1対の前記従動スライダが対称的に作動して前記ワークの1対の対向部位を2つの加工ステージに跨って順次加工することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1の請求項に記載のクロス加工装置。
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