JP5954052B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、感光体の駆動系にトラブルが発生し、その復旧後における装置起動時の制御に関する。
一般に、電子写真式の画像形成装置は、感光体ドラムの周面を帯電器により一様に帯電した後、露光走査して静電潜像を形成し、形成された静電潜像に現像器からトナーを供給してトナー像を形成し、当該トナー像を記録シートに転写して作像する。
このような帯電、露光、現像、転写の一連の作像動作を繰り返し行う際、感光体ドラムに露光履歴が残った状態で次の作像動作を行うと、次の画像に、当該露光履歴に起因する残像(ゴースト)が現れ、画質が劣化するおそれがある。
そこで、従来からこの種の画像形成装置においては、露光履歴を除去するため、適当なタイミングで感光体表面に光を照射して除電し、表面電位を基準電位(0V)にリセットするように構成されている(例えば、特許文献1)。
特開2008−191554号公報
ところで、画像形成装置において、作像動作中に装置の駆動系に何らかのトラブルが発生して感光体ドラムの回転が停止すると、作像動作も途中で中断されるので、露光履歴の除去がされないことがある。そのため、操作者によるトラブル対応後の装置起動時に、まず除電処理を実行することが必要である。
しかしながら、特に、駆動系のトラブルの場合、その原因として駆動モーターの異常から、ジャムの発生、制御系統の異常などが考えられ、原因の特定が容易ではなく、ユーザーがトラブル対応したときは、例えばジャムの除去等の表面的な対応をするだけで、トラブルが本質的に解決しないまま装置を起動させてしまうことが少なくない。
このため、復旧後の起動時に、機械的に除電処理を実行すると、例えば駆動モーターのトラブルが解決しないまま装置が起動されて当該トラブルにより感光体が回転不能状態となっている場合に、回転しない感光体ドラムの特定の箇所に除電用の強い光が集中して照射されるため、光疲労によるダメージを与えてしまい、感光体ドラムの寿命が短くなるという問題がある。
本発明は、上述のような問題に鑑みてなされたものであって、駆動系のトラブル発生後の立ち上げの際に感光体のダメージを可及的に抑制できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、回転駆動される感光体の表面を一様に帯電させ、画像データに基づいて露光して静電潜像を形成し、これを現像剤により顕像化し、被転写材に転写して作像する作像プロセス手段を有するものであって、感光体の駆動が異常であることを検出する異常検出手段と、前記異常の解除が試みられた旨を受け付ける解除試行受付手段と、前記解除試行受付手段により前記異常の解除が試みられた旨を受け付けた場合における前記作像プロセス手段の起動を制御する起動制御手段と、前記異常の解除の試みの実行担当者が特定の者である旨を受け付ける解除担当者受付手段と、を備え、前記起動制御手段は、前記感光体が正常に回転することを確認する確認手段を有し、前記確認手段により感光体が正常に回転していることが確認された場合に、当該感光体の表面の除電処理を含む作像プロセス手段の起動処理を実行させ、前記確認手段により感光体が正常に回転していることが確認されない場合には、前記起動処理を実行させない一方、前記解除担当者受付手段により前記異常の解除の試みの実行担当者が特定の者である旨を受け付けている場合には、前記確認手段による確認動作の実行を禁止して、前記起動処理を実行させることを特徴とする。
また、前記起動制御手段は、前記感光体の表面の除電を、前記起動処理における感光体の回転駆動と同時に開始し、1周以上回転した後に終了させる構成としてもよい。
さらに、前記作像プロセス手段は、前記感光体表面の静電潜像に現像剤を供給する現像器の現像ローラーに、現像バイアスを印加する現像電源部を含み、前記起動制御手段は、前記除電処理の開始と同時に、前記現像バイアスを印加し、前記感光体の表面の除電開始位置が、前記現像ローラーに対向して現像される現像位置に到達すると、当該現像バイアスの印加を停止する構成としてもよい。
また、前記作像プロセス手段は、前記感光体を回転駆動させる駆動手段を含み、当該駆動手段が、感光体の回転速度を、画像形成時における第1の回転速度と、第1の回転速度よりも低速の第2の回転速度とに切り換え可能であって、前記起動制御手段は、前記確認手段による前記確認動作の実行中は、前記感光体の回転速度が第2の回転速度になるように前記駆動手段を制御し、前記起動処理中は、前記感光体の回転速度が第1の回転速度になるように前記駆動手段を制御する構成としても構わない。
また、前記作像プロセス手段は、前記感光体の表面を帯電する帯電器に帯電バイアスを印加する帯電電源部と、前記感光体表面の静電潜像に現像剤を供給する現像器の現像ローラーに、現像バイアスを印加する現像電源部を含み、前記起動制御手段は、前記確認手段による前記確認動作中は、帯電バイアスおよび現像バイアスを印加しないように前記帯電電源部および現像電源部を制御する構成としてもよい。
前記解除担当者受付手段は、前記確認手段による確認動作の実行を禁止するかしないかの選択を受け付ける選択受付手段を有し、前記起動制御手段は、前記実行担当者が特定の者である旨を受け付けた場合であっても、前記選択受付手段によって前記確認動作を禁止しない旨の選択を受け付けたときには、前記確認動作の禁止を解除する構成としてもよい。
また、回転駆動される感光体の表面を一様に帯電させ、画像データに基づいて露光して静電潜像を形成し、これを現像剤により顕像化し、被転写材に転写して作像する作像プロセス手段を有する画像形成装置であって、感光体の駆動が異常であることを検出する異常検出手段と、前記異常の解除が試みられた旨を受け付ける解除試行受付手段と、前記解除試行受付手段により前記異常の解除が試みられた旨を受け付けた場合における前記作像プロセス手段の起動を制御する起動制御手段と、前記異常の解除の試みの実行担当者が特定の者である旨を受け付ける解除担当者受付手段と、前記解除担当者受付手段による前記実行担当者が特定の者である旨を受け付けた後に、前記解除試行受付手段で前記異常の解除が試みられた旨を受け付けた回数をカウントするカウント手段と、を備え、前記起動制御手段は、前記感光体が正常に回転することを確認する確認手段を有し、前記確認手段により感光体が正常に回転していることが確認された場合に、当該感光体の表面の除電処理を含む作像プロセス手段の起動処理を実行させ、前記確認手段により感光体が正常に回転していることが確認されない場合には、前記起動処理を実行させない一方、前記解除試行受付手段による1回目の受付があったときは、前記確認手段による前記確認動作を実行し、前記確認手段により感光体が正常に回転していることが確認された場合に、当該感光体の表面の除電処理を含む作像プロセス手段の起動処理を実行させ、前記確認手段により感光体が正常に回転していることが確認されない場合には、前記起動処理を実行させないように制御し、前記解除試行受付手段による2回目以降の受付に対しては、前記確認手段による確認動作を禁止して、前記起動処理を実行させる構成としてもよい。
また、前記起動制御手段は、前記確認手段により感光体が正常に回転していることを確認した時点で、前記起動処理に切り換える構成としてもよい。
上記構成の画像形成装置によれば、作像プロセス手段の起動を制御する起動制御手段が、感光体が正常に回転していることが確認されない場合には、感光体の表面の除電処理を含む作像プロセス手段の起動処理を実行させないように制御するので、感光体が回転不能状態のまま装置が立ち上げられたとしても、感光体表面に対する除電が特定の箇所に集中してダメージを与えてしまうのを防止することができる。その結果として、当該ダメージに起因して感光体の寿命が短くなるのを可及的に抑制できる。
本発明の第1の実施の形態に係るプリンターの構成を示す概略図である。 上記プリンターが有する作像ユニットの1つを拡大して示す概略図である。 上記プリンターにおける制御部の構成と制御部の制御対象となる主構成要素との関係を示す図である。 感光体モーター駆動部の構成を示す図である。 (a)は、通常の作像動作起動処理の一例を示すタイムチャートであり、(b)は、(a)のタイムチャートを説明するための概略図である。 感光体ドラムの駆動確認処理の一例を示すタイムチャートである。 (a)は、トラブル処理後の作像動作起動処理の一例を示すタイムチャートであり、(b)は、(a)のタイムチャートを説明するための概略図である。 トラブル処理後の作像動作起動処理の制御の一例を示すフローチャートである。 感光体ドラムの駆動確認処理を示すサブルーチンである。 感光体ドラムの表面電位リセット処理を示すサブルーチンである。 第2の実施の形態に係るプリンターの有する操作パネルの画面例である。 トラブル処理後の作像動作起動処理の制御を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施の形態について、タンデム型のカラープリンター(以下、単に「プリンター」という)を例にして図面に基づき説明する。
(1)プリンターの全体の構成
図1は、本実施の形態に係るプリンター1の構成を示す概略図である。
同図に示すように、このプリンター1は、画像形成部100、給紙部200、定着部300、制御部400、操作パネル500等を備えている。
プリンター1は、ネットワーク(例えばLAN)に接続され、外部の端末装置(不図示)や操作パネル500から印刷指示を受け付けると、その指示に基づいてイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各色のトナー像を形成し、これらを記録シートへ多重転写してフルカラーの画像を形成することにより、記録シートへの印刷処理を実行する。以下、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各再現色をY、M、C、Kと表し、各再現色に関連する構成要素の番号にこのY、M、C、Kを添字として付加する。
画像形成部100は、作像ユニット10Y、10M、10C、10K、露光部20、中間転写ベルト30、二次転写ローラー40、トナーカートリッジ70Y、70M、70C、70Kおよびサブホッパ80Y、80M、80C、80Kなどを有している。
中間転写ベルト30は、無端状のベルトであり、駆動ローラー31と従動ローラー32により水平に張架されて矢印A方向に周回駆動される。
作像ユニット10Y、10M、10C、10Kは、中間転写ベルト30の周回方向Aに沿って、この順で配されている。この作像ユニット10Y、10M、10C、10Kの詳細構成については後述するが、それぞれ感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kを有しており、当該感光体ドラムの表面に再現色のトナー像を形成する。感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kに形成された各色のトナー像は、中間転写ベルト30上の同じ位置で重ね合わされるように順次一次転写され、カラーのトナー像が形成される。
露光部20は、内部に4個のレーザーダイオード、ポリゴンミラー、及び走査レンズ等を備えるプリントヘッド21、並びに4つの反射ミラー22等を備え、画像データに基づいて再現色毎に生成された、制御部400からの駆動信号に従い、感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kの各表面にレーザー光Lを照射して露光走査する。この露光走査により、感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kの表面に静電潜像がそれぞれ形成され、各静電潜像が再現色のトナーによって現像されてトナー像が形成される。
給紙部200は、記録シートSを収容する給紙カセット201と、記録シートSを搬送路206上に1枚ずつ繰り出し給紙する給紙ローラー202と、タイミングローラー203などを備えている。
タイミングローラー203は、中間転写ベルト30上に一次転写されたカラーのトナー像が二次転写位置41に搬送されるタイミングに合わせて、記録シートSを二次転写位置41に向けて搬送する。二次転写位置41において、二次転写ローラー40による静電力の作用により、中間転写ベルト30上のカラーのトナー像が、一括して記録シートS上に二次転写される。
トナー像が転写された記録シートSは、定着部300に搬送され、加熱及び加圧されてトナー像が記録シートSに熱定着された後、排紙トレイ600に排出される。
操作パネル500は、複数の入力キーと液晶表示部を備え、液晶表示部の表面にはタッチパネルが設けられている。タッチパネルからのタッチ入力または入力キーからのキー入力により、ユーザーからの指示を受け付け、制御部400に通知する。
制御部400は、画像形成部100、給紙部200、定着部300などを統一的に制御し、円滑なプリント動作を実行させる。
プリンター1の前面側(紙面手前側)には前カバー90が設けられており、前カバー90を開けることによって、トナーカートリッジ70Y、70M、70C、70Bの交換や、ジャム処理などのメンテナンス作業が行えるようになっている。
また、装置本体側には、前カバー90の開閉によりオンオフされるリミットスイッチなどからなるカバー開閉検出センサー91が設けられている。制御部400は、カバー開閉検出センサー91の出力に基づき、前カバー90の開閉状態を示す情報を取得する。
(2)作像ユニットの構成および作像動作について
作像ユニット10Y、10M、10C、10Kは、再現色が異なる点を除けばいずれも同様の構成になっているので、以下では、便宜上、再現色を表す添字を省略した、1個の作像ユニットについて説明する。
図2は、作像ユニット10を拡大して示す概略図である。
同図に示すように、作像ユニット10は、上記した感光体ドラム11と、その周囲に配設された帯電ローラー12、現像器13、一次転写ローラー14、および感光体ドラム11を清掃するためのクリーナー15などを有する。
感光体ドラム11は、感光体モーターM1により、不図示の駆動力伝達機構(ギア等)を介して回転駆動される(矢印B方向)。本実施の形態では、感光体モーターM1としてDCブラシレスモーターを用いている。
帯電ローラー12は、感光体ドラム11の表面に接触して配され、感光体ドラム11の回転に従動回転する。帯電ローラー12には、帯電電源部51の出力端子が接続されており、帯電電源部51から、帯電バイアスV1として例えば−300V〜−800Vの範囲から選択された所定の電位(本実施形態では−500V)の直流電圧が印加される。
帯電バイアスV1が印加された帯電ローラー12の作用により感光体ドラム11の表面が帯電され、上記したように露光部20からレーザー光Lが照射され静電潜像が形成される。
現像器13は、そのハウジング130内に、感光体ドラム11に対向して配置された現像ローラー131、攪拌スクリュー134、供給スクリュー135を有し、現像剤として、磁性粒子であるキャリアと非磁性のトナーによる二成分現像剤が用いられている。また、キャリアはプラス、トナーはマイナスの帯電特性を有している。
攪拌スクリュー134および供給スクリュー135は、現像モーターM2(例えばDCブラシレスモーター)により不図示の駆動力伝達機構(ギア等)を介して回転駆動され、トナーカートリッジ70およびサブホッパ80(図1参照)から供給されるトナーを攪拌しつつ現像ローラー131側に供給する。
現像ローラー131は、ハウジング130に回転自在に保持された円筒状の現像スリーブ132と、現像スリーブ132の内部に固定状態で配置された円柱状のマグネット体133とからなる。
現像スリーブ132も、現像モーターM2により、不図示の駆動力伝達機構を介して回転駆動される。回転する現像スリーブ132の表面には、マグネット体133の磁力により引き付けられたキャリアによる磁気ブラシが形成され、この磁気ブラシによってトナーが感光体ドラム11側に搬送される。
また、現像スリーブ132には、現像電源部52の出力端子が接続されており、現像電源部52から現像バイアスV2として、例えば−150V〜−650Vの範囲から選択された所定の電位(本実施形態では−350V)の直流電圧が印加される。
現像バイアスV2が印加された現像スリーブ132の作用、言い換えると現像スリーブ132と感光体ドラム11表面の静電潜像の部分の電位差による静電力により、トナーが飛翔して感光体ドラム11表面の静電潜像が現像され、トナー像が形成される。
一次転写ローラー14には、転写定電流電源部53から転写電流I3として、当該一次転写ローラー14から感光体ドラム11側へ向かう方向の、例えば5μA〜20μAの範囲から選択された所定の直流電流(本実施形態では10μA)が印加される。これにより、感光体ドラム11の表面に形成されたトナー像が、正極性の転写バイアスが印加された一次転写ローラー14の作用により中間転写ベルト30の外周面上に転写される。
一次転写後の、感光体ドラム11の表面に残留するトナーは、クリーナー15によって掻き落とされて、図示しない廃トナーボトルに回収される。
こうして感光体ドラム11に対する帯電、露光、現像、転写およびクリーニングの一連の作像動作(作像プロセス)が行われている。
また、記録シート1枚分について一連の作像動作が終了した直後、次の記録シートが来るまでの間、または印刷ジョブの終了後に、感光体ドラム11の表面を一旦除電して露光履歴を消去し、次の作像時に、露光履歴に起因する残像が生じないようにしている。
本実施の形態では、露光部20から所定以上の一定強度のレーザー光Lを露光走査(以下、「全露光」という。)して、感光体ドラム11の周面全体を露光することにより、除電する構成を採っている。
このように構成された作像ユニット10の全部または一部が、プリンター1の筐体に着脱可能に取り付けられている。
(3)制御部の構成
図3は、制御部400の構成と制御部400の制御対象となる主構成要素との関係を示す図である。同図に示すように、制御部400は、CPU(Central Processing Unit)401、ROM(Read Only Memory)402、RAM(Random Access Memory)403、通信インターフェース(I/F)部404、画像データ記憶部405、タイマー406などを備える。
CPU401は、画像形成部100、給紙部200、定着部300および操作パネル500等を制御するためのプログラムを実行する。ROM402は、CPU401により実行される各種プログラムを格納するストレージである。RAM403は、CPU401がプログラムを実行するときのワークエリアである。通信I/F部404は、LANカード、LANボードといったLANに接続するためのインターフェースである。
画像データ記憶部405は、通信I/F部404を介して受け付けた、外部端末からの印刷用の画像データを記憶する。
また、CPU401は、感光体モーター駆動部54を介して感光体モーターM1を回転駆動し、感光体ドラム11Y〜11Kの回転を制御する。また、現像モーター駆動部55を介して現像モーターM2を回転駆動し、現像器13Y〜13Kの現像スリーブ132、攪拌スクリュー134および供給スクリュー135の回転を制御する。
感光体モーター駆動部54は、図4に示すように、マイコン541、回転駆動制御回路542、感光体モーターM1に設けられた回転子位置検出センサーM11(例えばホール素子)の出力信号を受けて回転子位置を検出する回転子位置検出回路543、回転数算出回路544などからなり、感光体モーターM1の回転状態を示すロック信号S1、回転数を示すパルス信号S2をCPU401に出力する。現像モーター駆動部55も同様に構成されている。
本実施の形態では、マイコン541は、CPU401から駆動信号を受け、その指示された回転速度で回転するように回転駆動制御回路542に制御信号を送り、回転駆動制御回路542は、インバータ回路により3相交流を生成して感光体モーターM1に供給する。
一方、回転子位置検出回路543は、回転子位置検出センサーM11による検出信号により、モーターの回転子の回転位置を検出し、その検出信号をマイコン541と回転数算出回路544に出力する。回転数算出回路544は、単位時間における検出信号をカウントして回転速度を求め、マイコン541に出力する。
マイコン541は、上記回転子位置検出回路543と回転数算出回路544の出力に基づき、ロック信号S1と、パルス信号S2を制御部400に送出する。
ロック信号S1は、モーターの回転状態を示すものであってモーターが正常に回転(例えば、指示された回転速度の±0.5%の範囲内)しているときは「Hi」、そうでないときは「Low」として出力される。
CPU401は、感光体モーター駆動部54のロック信号S1より、感光体モーターM1が正常に回転しているか否かを確認しており、ロック信号S1がLowであれば(回転駆動開始直後の立ち上がりに要する時間を除く)、感光体モーターM1にトラブルが発生していると判断し、操作パネル500にエラー表示するとともに実行中の画像形成動作(作像動作含む)を中断させる。
また、パルス信号S2は、発信周期が、例えば、50パルス/回転で出力されるように設計されており、適当な減速ギヤを介して感光体ドラムを駆動する際に、当該パルス信号S2をカウントすることにより、感光体ドラムの回転角を把握できるようになっている。
すなわち、CPU401は、上記パルス信号S2のカウント値に基づき、感光体ドラム11Y〜11Kの回転角を算出し、それにより、作像時の帯電バイアスV1、現像バイアスV2、転写電流I3の印加タイミング、およびレーザー光Lの照射タイミングを取得する。そして、帯電電源部51、現像電源部52、転写定電流電源部53および露光部20を制御し、取得したタイミングに合わせて帯電バイアスV1、現像バイアスV2、転写電流I3を印加させ、レーザー光Lを照射させ、帯電、露光、現像、転写の作像動作を実行させる。
また、CPU401は、プリンター1の立ち上げの際、上記作像動作が実行可能な状態にする起動処理(以下、「作像動作起動処理」という。)として、次のことを行う。
なお、当該作像動作起動処理は、通常時と、例えば上記したような感光体モーターM1のトラブルが発生した後とでは、少し内容が異なっており、以下、前者を「通常の作像動作起動処理」、後者を「トラブル処理後の作像動作起動処理」として、順に説明する。
(4)通常の作像動作起動処理
通常の作像動作起動処理は、トラブルの無い状態でプリンター1の電源がオフにされ、その後、電源オンして立ち上げられたとき、またはトラブルの無い状態で待機状態に入り、その後印刷ジョブを受け付けるなどして立ち上げられたときに実行される。
図5(a)は、通常の作像動作起動処理の一例を示すタイムチャートであり、感光体モーターの駆動タイミングと、帯電バイアスV1および現像バイアスV2の印加タイミングが示されている。
制御部400は、同図に示すように、まず感光体モーターM1の駆動を開始して感光体ドラム11Y〜11Kを回転させ、それと同時に、帯電バイアスV1を印加(On)して感光体ドラム11Y〜11Kの各周面の帯電を開始する(時刻t11)。
なお、図示していないが、現像モーターM2は、感光体モーターM1と同じタイミングで駆動される。
この後、感光体ドラム11Y〜11Kの各周面の帯電された領域が、現像ローラー131に対向する位置(図5(b)の現像位置P3)に到達する直前に、現像バイアスV2を印加(On)する(時刻t12)。これにより、感光体ドラム11の周面と現像ローラーの電位差が小さくなって(ここでは150V)、プラスに帯電しているキャリアに作用する静電力が小さくなるので、キャリアが感光体ドラム11側に向かって飛翔するのを現像ローラー131のマグネット体133の磁力により阻止でき、キャリアの無駄な消費を防止できる。
なお、上記現像バイアスV2を印加するタイミングは、具体的に次のようにして決定される。
図5(b)に示すように、感光体ドラム11の帯電位置P1から現像位置P3までの回転角をθ1とした場合、感光体モーター駆動部54のパルス信号S2の発信周期より、感光体ドラム11が回転角θ1回転する間に発信されるパルス信号S2の個数(n1)を算出し、例えばROM402に予め記憶しておく。制御部400は、感光体モーターM1の駆動開始と同時に帯電バイアスV1による帯電を開始し、発信されたパルス信号S2のカウント数がn1になれば、現像バイアスV2を印加するタイミングと判断する。図5(a)には、パルス信号S2のカウント数がn1になるまでの時間がTaで示されている。
なお、上記の印加のタイミングは、必ずしもパルス信号S2のカウントのみによらず、単に時間Taを計時するものであっても構わない。
このように感光体ドラム11の表面を帯電し、かつ現像バイアスを印加しておくことにより、次の露光、現像、転写の各動作が直ぐに行える状態にしている。
以上が、通常の作像動作起動処理である。前回の印刷ジョブ終了時の全露光により表面電位リセット処理が完了しているので、この通常の作像動作起動処理では表面電位リセット処理を実行する必要がない。
(5)トラブル処理後の作像動作起動処理
トラブル処理後の作像動作起動処理は、感光体ドラム11の駆動確認処理と、感光体ドラム11の表面電位リセット処理と、上記通常の作像動作起動処理とで構成される。
ここで、感光体ドラム11の表面電位リセット処理を行うのは、トラブル発生の際に作像動作が中断され、前の露光履歴が残っている可能性が高く、通常の作像動作起動処理の前に露光履歴を消去する必要があるからである。
また、トラブル発生時の一次対応をユーザーが行った場合、例えば上記したような感光体モーターM1のトラブルの場合には、感光体ドラム11が回転不能の状態のまま立ち上げられてしまう可能性がある。これにより、露光履歴を消去するための全露光が、回転が停止したままの感光体ドラム11の特定の箇所に集中してダメージを与えてしまうという不都合がある。
そこで、本実施の形態では、感光体ドラム11の表面電位リセット処理の前に、感光体ドラム11の駆動確認処理を行い、感光体ドラム11が正常に回転駆動していると判断された場合にのみ、感光体ドラム11の表面電位リセット処理と、上記通常の作像動作起動処理とを行うようにしている。
まず、感光体ドラム11の駆動確認処理について説明する。
図6は、この感光体ドラム11の駆動確認処理時における感光体モーターM1の駆動や、各バイアスの印加のタイミングを示すタイムチャートである。
同図に示すように、感光体ドラム11の駆動確認処理においては、感光体モーターM1のみ駆動するよう制御し、帯電バイアスV1、現像バイアスV2の印加および露光を一切行わない。なお、本実施の形態では、画像形成時と同じ回転速度で駆動するように制御している。
こうして感光体モーターM1の回転状態のチェックのみを行い、仮に回転不能であった場合に、帯電や露光が感光体ドラム11の特定の箇所に集中しダメージを与えてしまうことがないようにしている。
本実施の形態では、駆動確認のための時間Tbは、正常であれば感光体モーターM1が予め設定された回転速度に達するのに要する時間(予め実験により求められる)以上であり、かつ、当該回転速度に達した後、感光体モーター駆動部54よりロック信号S1が少なくとも1回以上出力される長さの時間となっている。
なお、感光体モーターM1の回転により感光体ドラム11表面の電荷が残っている部分が現像位置P3にくると、当該部分にキャリアが付着するおそれがあるため、時間Tbは上記の条件を満たす時間内で可能な限り短くするのが望ましい。
本実施の形態では、感光体モーター駆動部54からロック信号S1の出力周期が約300ms、予め設定された回転速度に達するまでに要する時間が約200msであり、時間Tbが1000msとなっている。この時間Tb内に、感光体モーター駆動部54からのロック信号S1がHiになれば、感光体ドラム11が正常に回転駆動されていると判断し、そうでなれば異常であると判断している。
次に、感光体ドラム11の表面電位リセット処理について説明する。
図7(a)は、感光体ドラム11の表面電位リセット処理の一例を示すタイムチャートである。
同図において、時刻t31に、上記感光体ドラム11の駆動確認処理において、正常であると判断されたとしている(時刻t31は、図6の時刻t21からt22に到るまでの間における時刻である)。
制御部400は、当該時刻t31に、感光体ドラム11の表面に、露光部20からレーザー光Lを照射させて全露光(除電)を開始(On)し、それと同時に現像バイアスV2を印加(On)する。なお、図示していないが、現像モーターM2は、現像バイアスV2の印加のタイミングと同時に駆動される。
少なくとも感光体ドラム11を1回転以上させる間の時間Tdだけ全露光することにより、感光体ドラム11の周面の感光領域全体の電位がリセットされる。
ここで、現像バイアスV2も、時刻t31のタイミングで印加しているのは、感光体ドラム11の表面の全露光された領域が現像位置P3に到達するまでの間に、感光体ドラム11の電荷の残っている部分が現像位置P3を通過して、キャリアが付着するのを防止するためである。そして、全露光された領域が現像位置P3を通過するタイミング(時刻t32)で、現像バイアスV2の印加を停止(Off)し、今度は、全露光された領域にトナーが付着するのを防止するようにしている。
上記現像バイアスV2や全露光を停止させるタイミングは、図5(a)の現像バイアスV2の印加のタイミングを決定するのと同様に、パルス信号S2をカウントしたり、経過時間を監視することによって行われる。ここでは、パルス信号S2のカウント数がn2になれば露光走査の停止タイミングとし、カウント数がn2になるまでの経過時間をTcとしている。
図8は、「トラブル処理後の作像動作起動処理」の制御の一例を示すフローチャートである。
この処理は、プリンター1全体を制御するメインフローチャート(不図示)のサブルーチンとして実施されるものである。
制御部400は、印刷ジョブ実行中において、感光体モーター駆動部54からのロック信号S1がHiからLowに変われば、感光体ドラム11が正常に回転してない、つまりトラブルが発生したと判断して(ステップS101:Yes)、作像動作をすぐに停止させると共に(ステップS102)、操作パネル500にエラーメッセージを表示する(ステップS103)。
この後、このエラーメッセージをユーザーが確認して、ユーザー自身、またはユーザーに呼ばれたサービスマンが、前カバー90を開いてトラブル対応を行う。
感光体ドラム11の回転トラブルの主な原因として、感光体モーターM1の故障や、感光体モーターM1の回転駆動を伝える駆動力伝達機構(不図示)との連結不良(例えばギアの噛み合い不良)が挙げられる。
前者のモーター故障の場合はサービスマンによる対応が必要であるが、後者の連結不良の場合は、感光体ドラム11を含む作像ユニット10を、プリンター1の筐体に着脱し直すことにより解決する可能性が高く、ユーザー自身で対応できるケースも少なくない。
このようなトラブル対応が行われた後、前カバー90が閉じられる。
本実施の形態では、制御部400が、前カバー90が開けられた状態から閉じられたことを検知すれば(ステップS104:Yes)、何らかのトラブル対応がなされたと判断し、感光体ドラムの駆動確認処理を行うようにしている(ステップS105)。
前カバー90の開閉状態は、カバー開閉検出センサー91の出力信号により検知することができる。
図9は、上記ステップS105の「感光体ドラムの駆動確認処理」の内容を示すサブルーチンである。
同図に示すように、制御部400は、まず感光体モーターM1を駆動すべく感光体モーター駆動部54に駆動信号を送り(ステップS201)、感光体モーター駆動部54からのロック信号S1を取得する(ステップS202)。
ロック信号S1がHiの場合には(ステップS203:Yes)、感光体モーターM1が正常であり、もって感光体ドラム11が正常に回転していると判断して、FLG=0に設定し(ステップS204)、図8のトラブル処理後の作像動作起動処理にリターンする。
そうでない場合には(ステップS203:No)、感光体モーターM1の駆動開始から時間Tbが経過するまでの間(ステップS205:No)、ロック信号S1を取得しチェックする上記ステップS202およびS203を繰り返す。
ロック信号S1がHiでないまま、時間Tbが経過すれば(ステップS205:Yes)、感光体モーターM1が回転不能または速度不良の異常と判断して、FLG=1に設定し(ステップS206)、図8のトラブル処理後の作像動作起動処理にリターンする。
そして、図8のステップS106においてFLG=0であるか否かを判定し、FLG=0でない場合には(ステップS106:No)、操作パネル500にエラー表示して(ステップS109)、不図示のメインフローチャートにリターンする。
一方、FLG=0の場合には(ステップS106:Yes)、感光体ドラム11が正常に回転していると判断して、感光体ドラムの表面電位リセット処理を行う(ステップS107)。
図10は、上記「感光体ドラムの表面電位リセット処理」の内容を示すサブルーチンである。
同図に示すように、制御部400は、まず全露光を開始(除電開始)するとともに、現像モーターM2を駆動して現像バイアスV2を印加する(ステップS301)。
この露光走査開始から時間Tcが経過すれば(ステップS302:Yes)、まず、現像バイアスV2の印加を停止する(ステップS303)。
次に、全露光開始から感光体ドラム11の一回転に要する時間Tdが経過すれば(ステップS304:Yes)、全露光を停止(除電停止)して(ステップS305)、図8のトラブル処理後の作像動作起動処理にリターンする。
そして、図8のステップS107の感光体ドラムの表面電位リセット処理後、通常の作像動作起動処理を行い(ステップS108)、不図示のメインフローチャートにリターンする。
通常の作像動作起動処理については、図5(a)、(b)を用いて説明した内容なので、ここでの説明は省略する。
以上でトラブル処理後の作像動作起動処理を終了する。
上記構成のプリンター1によれば、トラブル処理後の立ち上げの際、まず感光体ドラム11が正常に回転しているか否かを確認し、正常に回転していることが確認されれば、感光体ドラム11を除電して表面電位をリセットし、その後、作像動作を起動するように構成されている。
その一方で、感光体ドラム11が正常に回転していることが確認されない場合には、感光体ドラム11を除電して行う表面電位のリセット処理、および作像動作を起動させないように制御されているので、表面電位をリセットするための露光が回転停止したままの感光体ドラム11の特定の箇所に集中してダメージを与えてしまうのを防止することができる。これにより、感光体ドラム11の寿命が短くなるのを防止でき、メンテナンス負荷およびコストを低減することができる。
なお、本実施の形態において、制御部400が、トラブル処理後の作像動作起動処理を実行するとき(上記図8乃至図10の該当するステップを実行するとき)に、本発明における作像プロセス手段の起動を制御する起動制御手段として機能する。また、制御部400が、上記トラブル処理後の作像動作起動処理において、感光体モーター駆動部54からのロック信号S1より、感光体ドラム11が正常に回転しているか否かを確認する確認手段として機能するとともに、作像動作中には、ロック信号S1より感光体ドラム11が正常に回転しているか否かを確認し、正常でない場合に異常として検出する感光体駆動異常検出手段として機能する。
さらに、制御部400に、トラブル発生後において前カバー90が一旦開けられ、その後閉じられたのをカバー開閉検出センサー91により検出されたとき、トラブル対応がなされたと判断させていて、制御部400およびカバー開閉検出センサー91が感光体駆動の異常の解除が試みられた旨を受け付ける解除試行受付手段として機能している。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態は、トラブル処理後の作像動作起動処理の内容を、トラブル対応がユーザーにより行われた場合と、サービスマンなどの特定の者により行われた場合とで異ならせている点において、第1の実施の形態とは異なる。
上記したようにユーザーがトラブル対応をした場合、トラブルを解決できないままプリンターを立ち上げるおそれがあるが、サービスマンだと、プリンターの専門知識を有しているので、そのようなおそれはほとんどないと考えられ、感光体ドラムの駆動確認処理を行う必要性は低い。
また、感光体ドラムの駆動確認を行っている間は、現像を防止するため現像バイアスを印加していないので、感光体ドラム11表面の電荷が残っている部分に向かってキャリアが飛翔し付着する可能性がある。そのため、感光体ドラム11が正常に回転するのであれば、感光体ドラム11の駆動確認処理を行わずに、表面電位のリセット処理および通常の作像動作起動処理を実行するのが望ましい。
そこで、本実施の形態では、サービスマンがトラブル対応を行い、当該トラブルを解除した場合、感光体ドラム11がほぼ確実に正常に回転するものと見做して、プリンター1の立ち上げの際、感光体ドラム11の駆動確認処理を行わずに、表面電位のリセット処理と通常の作像動作起動処理とを行うように構成している。
その他については、基本的に第1の実施の形態のプリンター1と同様であるので、以下では、主にフローチャートの異なる部分を中心に説明する。
図11は、本実施の形態のプリンター1が有する操作パネル500の画面例であって、メンテナンス担当の入力画面510が示されている。
当該メンテナンス担当入力画面510は、サービスマンがトラブル対応の際、操作パネル500の不図示のメニュー画面から、例えばユーザーに知られていない管理者コードを入力することによりアクセスできるように設定された画面である。
メンテナンス担当入力画面510には、トラブル対応などメンテナンスを行った日付511、作業者ID512、作業CD(コード)513などの入力領域と、作業の完了ボタン514が設けられている。
作業CD513の入力領域には、例えば、トナーカートリッジの交換、感光体ドラムの交換、感光体モーターの交換、ジャム対応、感光体モーターのメンテナンスなど各作業に対応して設けられた英数字のコードが入力される。そして、作業が無事完了すれば、完了ボタン514がオンされる。この完了ボタン514は、サービスマンによるトラブル対応後のトラブルを解除したことを示すトラブル解除受付ボタンとしても機能する。
本実施の形態では、サービスマンは、トラブル対応の際、まず、このメンテナンス担当入力画面510にアクセスし、少なくとも日付511、作業者ID512を入力してから作業に入ることを前提としている。
そして、作業完了時に、サービスマンが作業CD513を入力するとともに完了ボタン514をオンする。入力された各種情報511〜513および完了ボタン514のオン情報は、例えば、制御部400に設けられたフラッシュメモリーなどの不揮発性メモリーに記憶される。
また、本実施の形態では、トラブル処理後の作像動作起動処理において、メンテナンス担当入力画面510から完了ボタン514がオンされた場合には、感光体ドラム11の駆動確認処理を行わずに、表面電位のリセット処理および通常の作像動作起動処理を実行する点に特徴がある。
図12は、本実施の形態において制御部400で実行される「トラブル処理後の作像動作起動処理」の制御を示すフローチャートであり、図8と同じ処理については、同じステップ番号を付してある。
トラブル発生すると、作像動作を停止させ、操作パネルにエラーメッセージが表示される(ステップS101〜S103)。
そして、制御部400は、ステップS104において、前カバー90が開けられた状態から閉じられたことを検知すると(Yes)、次にメンテナンス担当入力画面510への入力がなされているか否かを確認する(ステップS110)。
メンテナンス担当入力画面510への入力がなされている場合には(ステップS110:Yes)、完了ボタン514がオンされているか否かを確認する(ステップS111)。
完了ボタン514がオンされている場合には(ステップS111:Yes)、感光体モーターM1を駆動すべく感光体モーター駆動部54に駆動信号を送り(ステップS112)、それと同時に、感光体ドラムの表面電位リセット処理を開始する(ステップS113)。その後、通常の作像動作起動処理を行ってから(ステップS114)、不図示のメインフローチャートにリターンする。
ここで、ステップS113の感光体ドラムの表面電位リセット処理は、ステップS107の感光体ドラムの表面電位リセット処理と同じ処理であり、ステップS114の通常の作像動作起動処理は、ステップS108の通常の作像動作起動処理と同じ処理である。
一方、完了ボタン514がオンされていない場合には(ステップS111:No)、感光体ドラムの駆動確認処理を行ってから(ステップS105)、以降のステップS106〜S109を実行する。
本実施の形態では、サービスマンが、念のため感光体ドラムの駆動確認をしたい場合があることを想定して、完了ボタン514をオンするか否かによって、感光体ドラムの駆動確認処理を実行させるか否かを選択できるようにしている。
もっとも、ステップS111を削除して、サービスマンによりトラブル対応がなされた場合には、機械的に感光体ドラムの駆動確認処理をスキップするように構成しても構わない。
ステップS110において、メンテナンス担当入力画面510への入力が無い場合には(No)、トラブル対応がサービスマンによってなされていないと判断され、第1の実施の形態と同様、感光体ドラムの駆動確認処理を行ってから(ステップS105)、以降のステップS106〜S109を実行する。
以上が、本実施の形態におけるトラブル処理後の作像動作起動処理である。
本実施の形態によれば、サービスマンによりトラブルが解除されたことを示す完了ボタン514がオンされていれば、感光体ドラム11が正常に回転するものと見做し、感光体ドラム11の駆動確認処理を行わないようにしているので、当該駆動確認処理において不可避的に発生していたキャリアの無駄な消費を無くすことができる。これにより、第1の実施の形態と比べて、キャリアの交換時期を延長でき、メンテナンス負荷やコストを軽減することができるという利点を有する。またこの場合、感光体ドラム11の駆動確認処理を行わない分、トラブル処理後の作像動作起動処理の短縮化を図ることができる。
また、本実施の形態においても、サービスマンによりトラブルが解除されたことが確認されない場合には、まず感光体ドラム11が正常に回転しているか否かを確認し、正常に回転していることが確認されれば、感光体ドラム11を除電し表面電位をリセットして、作像動作を起動するようにしているので、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
本実施の形態において、操作パネル500のメンテナンス担当入力画面510が、感光体駆動異常の解除の試みの実行担当者が特定の者である旨を受け付ける解除担当者受付手段として機能する。なお、本実施の形態では、特定の者の具体例として、サービスマンを挙げて説明したが、これに限らず、例えば、特定の者が、プリンターの専門知識を有するプリンター管理者であっても構わない。
また、本実施の形態では、メンテナンス担当入力画面510の完了ボタン514が、感光体ドラムの駆動確認動作の実行を禁止するか否かの選択を受け付ける選択受付手段として機能し、上記したように、完了ボタン514がオンの場合には、当該駆動確認処理を実行せず(禁止)、オフの場合に当該駆動確認処理を実行するように構成している。
<変形例>
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、次のような変形例も考えることができる。
(1)上記実施の形態では、感光体ドラム11の表面電位をリセットするための除電を、露光部20からレーザー光Lを照射して行う(露光部20を除電装置として兼用する)構成を示したが、これに限定するものではない。
例えば、除電ランプまたは除電チャージャーなど専用の除電装置を設けた構成としても構わない。この場合、除電装置を、帯電ローラー12とクリーナー15との間に配することにより、トナー像を転写した後の感光体ドラム11表面のクリーニング、除電、帯電を連続して行うことができる利点を有する。
(2)上記実施の形態では、感光体モーターM1としてDCブラシレスモーターを用いた構成を示したが、これに限定するものではなく、例えばステッピングモーターを用いても構わない。
この場合には、例えばステッピングモーターの回転軸にエンコーダーを取り付けることにより、エンコーダーの出力信号(パルス信号)によってモーターが正常に回転しているか否かを確認することができ、それにより感光体ドラムが正常に回転駆動しているか否かを判断することができる。
(3)また、上記実施の形態では、感光体ドラムの駆動確認処理(図9のステップS203)において、感光体モーター駆動部54からのロック信号S1に基づき感光体ドラム11が正常に回転しているか否かを確認する構成を示したが、これに限定するものではない。
例えば、感光体ドラム11の回転軸にエンコーダーを取り付けた場合には、エンコーダーの出力信号(パルス信号)によって、感光体ドラム11が正常に回転しているか否かを直接確認することができる。
(4)上記実施の形態では、プリンター1の前カバー90が開いた状態から閉じられると、トラブル処理後の作像動作起動処理が開始される(図8および図12のステップS104参照)構成を示したが、これに限定するものではない。
例えば、プリンター1に、作像動作起動処理の開始を指示するための押しボタンを設けても構わない。そうすれば、トラブル対応中において、ユーザーが不用意に前カバー90を閉じてしまったことにより作像動作起動処理が開始されるのを防止することができる。
(5)また、上記実施の形態では、感光体駆動の異常の解除が試みられた旨を受け付ける解除試行受付手段が、制御部400およびカバー開閉検出センサー91により構成された例を示したが、これに限定するものではない。
例えば、プリンター1に、ユーザーまたはサービスマンなどがトラブル対応した際に押下するボタン、つまり感光体駆動の異常の解除が試みられた旨を受け付けるボタンを設けた構成にすることもできる。
(6)上記実施の形態では、現像剤として、キャリアとトナーによる二成分現像剤を用いた構成を示したが、これに限定するものではなく、トナーのみからなる一成分現像剤を用いても構わない。
なお、この場合、キャリア付着の問題が生じないので、第2の実施の形態における、キャリア付着の抑制、それによるメンテナンス負荷やコストの軽減等の利点も生じないが、感光体ドラム11の駆動確認処理を行わない分、トラブル処理後の作像動作起動処理の短縮化を図ることができるという効果は得られる。
(7)上記実施の形態では、感光体ドラムの駆動確認処理において、感光体ドラム11の回転速度を印刷ジョブ実行時の回転速度と同じ速度で回転するように制御したが、必ずしも同じでなくてもよい。
例えば、制御部400による感光体モーター駆動部54を介して感光体モーターM1の回転速度を印字ジョブ実行時の第1の回転速度と、これよりも低い第2の回転速度に切り換え可能に構成しておき、印刷ジョブ実行中は生産性を考慮して、感光体ドラム11を第1の回転速度で回転させる一方、感光体ドラムの駆動確認処理では、感光体ドラム11を低速の第2の回転速度で回転させるようにすれば、駆動確認に要する感光体ドラム11の回転量(駆動確認時間Tb内の回転角)を、第1の回転速度の場合と比べて小さくすることができ、その分キャリア付着を抑制することができるという効果が得られる。
また、この場合、感光体モーター駆動部54は、感光体モーターM1が、指定された速度(第1または第2の回転速度)の範囲内で回転しているか否かに応じてロック信号S1を制御部400に出力する。
なお、感光体ドラム、現像剤(キャリア)およびプリンターの仕様によっては、感光体ドラムの駆動確認処理における感光体ドラム11の回転速度を、印刷ジョブ実行中の回転速度と同じにしても構わない。
(8)第2の実施の形態では、サービスマンなどの特定の者がトラブル対応した場合に、完了ボタン514をオンするか否かによって、感光体ドラムの駆動確認処理を実行させるか否かを選択できる構成を示したが、これに限定するものではない。
例えば、第2の実施の形態の説明でも記載したように、サービスマンなどプリンターの専門知識を有する特定の者がトラブル対応した場合には、トラブルを解決できないままプリンターを立ち上げるおそれはほとんどないと考えられることから、この場合に、感光体ドラムの駆動確認処理を実行させるか否かの選択をなくし(当該駆動確認処理の実行を禁止する)、感光体ドラムの表面電位のリセット処理と通常の作像動作起動処理を実行させる構成としても構わない。万が一、トラブルを解決できないままプリンターを立ち上げてしまう場合があったとしても、ユーザーが対応する場合と比べて、その頻度は極めて低いので、感光体ドラムに与えるダメージを抑制でき、寿命が短くなるのを防止できるからである。よって、この場合には、メンテナンス担当入力画面510に完了ボタン514がなくても構わない。
また、これとは逆に、サービスマンがトラブルを解決できないままプリンターを立ち上げるおそれはないとしながらも、万が一の場合を考慮して、感光体ドラムの駆動確認処理を実行するように構成しても構わない。
この場合、もし仮に、感光体ドラムの駆動確認処理で正常に回転していないと判断されたときには、再度トラブル対応が必要になるが、サービスマンは、このときの駆動確認処理の動作を確認することによりトラブル原因をほぼ確実に特定することができ解決することができるので、この後、再度トラブル対応してプリンターを立ち上げる際には、感光体ドラムの駆動確認処理を行う必要性は極めて低くなっている。よって、再度トラブル対応した後のプリンターの立ち上げの際は、感光体ドラムの駆動確認処理を実行させない(禁止する)構成としても構わない。
当該構成は、次のようにして実現することができる。
例えば、制御部400が、サービスマンによるメンテナンス担当入力画面510の入力後(解除担当者受付手段による受け付け後)の、前カバー90が開けられた状態から閉じられた回数をカウントするカウンターを有し、当該カウンターのカウント数が1回目のときには感光体ドラムの駆動確認処理を実行し、カウント数が2回目以降のときには、感光体ドラムの駆動確認処理を実行しないようにすることができる。
(9)第2の実施の形態では、感光体ドラムの駆動確認処理を実行せずに行う、感光体ドラムの表面電位のリセット処理(図12のステップS113参照)と、感光体ドラムの駆動確認処理を実行した後に行われる感光体ドラムの表面電位のリセット処理(ステップS107)とが同じ処理内容からなる構成で説明したが、これに限定するものではない。
例えば、感光体ドラムの駆動確認処理を実行せずに行う感光体ドラムの表面電位のリセット処理(ステップS113)では、感光体モーター駆動部54のロック信号S1をチェックするようにしてLowが検出されれば、表面電位のリセット処理を中断するように構成するとより望ましい。この場合、サービスマンが予期せぬトラブルにより、感光体ドラム11が正常に回転しなかったとしても、すぐに表面電位のリセット処理を中断することができるので、表面電位のリセット処理のための露光が、感光体ドラム11の特定の箇所に集中して与えるダメージを最小限に抑えることができる。
(10)上記実施の形態では、画像形成装置として、タンデム型のカラープリンターを用いて説明したが、本発明の適用範囲は、これに限らず、感光体ドラムを含む作像ユニットを有していれば、タンデム型カラー複写機、モノクロ複写機、モノクロプリンター、ファクシミリ装置などに適用することができる。
また、上記実施の形態及び変形例の内容は、可能な限り組み合わせても構わない。
本発明は、画像形成装置の感光体ドラムの駆動系にトラブルが発生した後における装置起動時の制御技術として利用できる。
1 プリンター
10 作像ユニット
11 感光体ドラム
12 帯電ローラー
13 現像器
14 一次転写ローラー
20 露光部
30 中間転写ベルト
51 帯電電源部
52 現像電源部
53 転写定電流電源部
54 感光体モーター駆動部
90 前カバー
91 カバー開閉検出センサー
100 画像形成部
131 現像ローラー
200 給紙部
300 定着部
400 制御部
500 操作パネル
500 操作パネル
510 メンテナンス担当入力画面
512 作業者ID
514 完了ボタン
M1 感光体モーター
S1 ロック信号
V1 帯電バイアス
V2 現像バイアス
I3 転写電流
P1 帯電位置
P2 露光位置
P3 現像位置

Claims (8)

  1. 回転駆動される感光体の表面を一様に帯電させ、画像データに基づいて露光して静電潜像を形成し、これを現像剤により顕像化し、被転写材に転写して作像する作像プロセス手段を有する画像形成装置であって、
    感光体の駆動が異常であることを検出する異常検出手段と、
    前記異常の解除が試みられた旨を受け付ける解除試行受付手段と、
    前記解除試行受付手段により前記異常の解除が試みられた旨を受け付けた場合における前記作像プロセス手段の起動を制御する起動制御手段と、
    前記異常の解除の試みの実行担当者が特定の者である旨を受け付ける解除担当者受付手段と、を備え、
    前記起動制御手段は、
    前記感光体が正常に回転することを確認する確認手段を有し、
    前記確認手段により感光体が正常に回転していることが確認された場合に、当該感光体の表面の除電処理を含む作像プロセス手段の起動処理を実行させ、
    前記確認手段により感光体が正常に回転していることが確認されない場合には、
    前記起動処理を実行させない一方、
    前記解除担当者受付手段により前記異常の解除の試みの実行担当者が特定の者である旨を受け付けている場合には、前記確認手段による確認動作の実行を禁止して、前記起動処理を実行させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記起動制御手段は、
    前記感光体の表面の除電を、前記起動処理における感光体の回転駆動と同時に開始し、1周以上回転した後に終了させる
    ことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記作像プロセス手段は、前記感光体表面の静電潜像に現像剤を供給する現像器の現像ローラーに、現像バイアスを印加する現像電源部を含み、
    前記起動制御手段は、
    前記除電処理の開始と同時に、前記現像バイアスを印加し、前記感光体の表面の除電開始位置が、前記現像ローラーに対向して現像される現像位置に到達すると、当該現像バイアスの印加を停止する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記作像プロセス手段は、前記感光体を回転駆動させる駆動手段を含み、
    当該駆動手段が、感光体の回転速度を、第1の回転速度と、第1の回転速度よりも低速の第2の回転速度とに切り換え可能であって、
    前記起動制御手段は、
    前記確認動作の実行中は、前記感光体の回転速度が第2の回転速度になるように前記駆動手段を制御し、
    前記起動処理中は、前記感光体の回転速度が第1の回転速度になるように前記駆動手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記作像プロセス手段は、前記感光体の表面を帯電する帯電器に帯電バイアスを印加する帯電電源部と、前記感光体表面の静電潜像に現像剤を供給する現像器の現像ローラーに、現像バイアスを印加する現像電源部を含み、
    前記起動制御手段は、
    前記確認手段による前記確認動作中は、帯電バイアスおよび現像バイアスを印加しないように前記帯電電源部および現像電源部を制御する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  6. 前記解除担当者受付手段は、
    前記確認手段による確認動作の実行を禁止するかしないかの選択を受け付ける選択受付手段を有し、
    前記起動制御手段は、前記実行担当者が特定の者である旨を受け付けた場合であっても、前記選択受付手段によって前記確認動作を禁止しない旨の選択を受け付けたときには、前記確認動作の禁止を解除する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  7. 回転駆動される感光体の表面を一様に帯電させ、画像データに基づいて露光して静電潜像を形成し、これを現像剤により顕像化し、被転写材に転写して作像する作像プロセス手段を有する画像形成装置であって、
    感光体の駆動が異常であることを検出する異常検出手段と、
    前記異常の解除が試みられた旨を受け付ける解除試行受付手段と、
    前記解除試行受付手段により前記異常の解除が試みられた旨を受け付けた場合における前記作像プロセス手段の起動を制御する起動制御手段と、
    前記異常の解除の試みの実行担当者が特定の者である旨を受け付ける解除担当者受付手段と、
    前記解除担当者受付手段による前記実行担当者が特定の者である旨を受け付けた後に、前記解除試行受付手段で前記異常の解除が試みられた旨を受け付けた回数をカウントするカウント手段と、
    を備え、
    前記起動制御手段は、
    前記感光体が正常に回転することを確認する確認手段を有し、
    前記確認手段により感光体が正常に回転していることが確認された場合に、当該感光体の表面の除電処理を含む作像プロセス手段の起動処理を実行させ、
    前記確認手段により感光体が正常に回転していることが確認されない場合には、
    前記起動処理を実行させない一方、
    前記解除試行受付手段による1回目の受付があったときは、
    前記確認手段による前記確認動作を実行し、前記確認手段により感光体が正常に回転していることが確認された場合に、当該感光体の表面の除電処理を含む作像プロセス手段の起動処理を実行させ、前記確認手段により感光体が正常に回転していることが確認されない場合には、前記起動処理を実行させないように制御し、
    前記解除試行受付手段による2回目以降の受付に対しては、
    前記確認手段による確認動作を禁止して、前記起動処理を実行させる
    ことを特徴とす画像形成装置。
  8. 前記起動制御手段は、
    前記確認手段により感光体が正常に回転していることを確認した時点で、前記起動処理に切り換える
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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