JP5953326B2 - 水切具、外壁防水構造、および、水切具の取り付け方法 - Google Patents

水切具、外壁防水構造、および、水切具の取り付け方法 Download PDF

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Description

本発明は、水切具および外壁防水構造に関し、特に、外壁部内において上下方向に延びる境界面よりも屋外側に、外壁部の幅方向に沿って設けられた通気空間に配置される水切具、および、このような通気空間を有する外壁部の防水構造に関する。
バルコニーの立上り部と外壁(外装部材)との取り合い部などには、通気空間が形成される。この通気空間には、躯体側への浸水を防止するために、水切具が配置される。また、通常、水切具は通気性も必要であるため、通気空間に隣接する(露出する)壁面には、防水シートが貼り付けられる。この場合、水切具は、通気空間の屋外側を覆うように取り付けられるため、防水シートが貼り付けられてから、防水シート上に取り付けられる。
水切具の具体的な取り付け方法としては、ボルト等の締結部材によって固定する方法や、水切具の取り付け面に塩化ビニールシートを貼り付けておき、熱溶着によって固定する方法が存在する。しかし、締結部材を用いる場合、防水シートに孔が開くため、防水シートの防水性能が低下する。また、熱溶着による固定方法は、特殊工具や作業者の熟練技術が必要となる。
そこで、特開2011−52415号公報(特許文献1)に示されるように、外壁パネルの下端部と、防水シートが配設されたバルコニーの立上り部(下部ボードおよび下部合板)の上面とを突っ張ることにより、見切り材の本体(見切固定水切金物)を取り付ける方法も提案されている。
なお、水切具のカバー部材を後付けで本体部に取り付け可能とした水切具については、上記特許文献1だけでなく、特開2011−247013号公報(特許文献2)および特開2013−174095号公報(特許文献3)などにも開示されている。
特開2011−52415号公報 特開2011−247013号公報 特開2013−174095号公報
特許文献1のように、通気空間の天面および底面を突っ張ることによって水切具(見切り材)の本体を取り付ける場合、防水シートに孔を開けることはないが、防水シートに局部的な圧力がかかり亀裂が生じてしまう恐れがある。このような場合には、防水シートの防水性能が低下するため、外壁部(躯体)への水の浸入を防止することが困難となる場合がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、通気空間に隣接する壁面(特に、外壁部内において上下方向に延びる境界面の一部)に防水材を配設する必要がある場合でも、外壁部の防水性を維持することができる水切具および外壁防水構造を提供することである。
また、本発明は、現場での水切具の取り付け作業を簡素化することのできる水切具および外壁防水構造を提供することも、他の目的とする。
この発明のある局面に従う水切具は、外壁部内において上下方向に延びる境界面よりも屋外側に、外壁部の幅方向に沿って設けられた通気空間に配置される水切具である。水切具は、通気空間の下方空間を開放した状態で、外壁部に固定される第1の部材と、下方空間の屋外側を覆うように、第1の部材に固定される第2の部材とを備える。
下方空間は、第1の部材を外壁部に固定した状態で、通気空間に隣接する境界面に、防水材を配設可能な大きさであることが望ましい。
好ましくは、第1の部材は、外壁部に取り付けられるベース部材と、ベース部材に取り付けられ、下方空間の屋外側を開放する開放位置と閉鎖する閉鎖位置との間を変位可能な可動部材とを含む。この場合、第2の部材は、可動部材が閉鎖位置に位置する状態で、可動部材に取り付けられることが望ましい。
あるいは、第2の部材は、下方空間の屋外側を開放する開放位置と閉鎖する閉鎖位置との間を変位可能な可動部材を含んでもよい。
この場合、第2の部材は、可動部材が閉鎖位置に位置する状態で、可動部材に取り付けられるカバー部材をさらに含んでもよい。
好ましくは、可動部材は、開放位置と閉鎖位置との間をスライド移動する。
好ましくは、第1の部材は、通気空間内の上方空間において屋外側に延びる延出部を有し、延出部と外壁部との間の隙間に配置される乾式シール材をさらに備える。
好ましくは、外壁部は、境界面よりも屋外側であって、通気空間よりも上方に、上下方向に貫通する通気層を有する外装部材を含む。この場合、第1の部材は、通気層に外気を取り入れるための外気取入口を含むことが望ましい。
また、外装部材は、通気層を挟んで、境界面側に位置する第1面材と、屋外側に位置し、第1面材よりも下方にまで延びる第2面材とを含んでいてもよい。この場合、第1の部材の外気取入口は、第2面材の下端よりも上方、かつ、第2面材の裏面側に配置されていることが望ましい。
この発明の他の局面に従う外壁防水構造は、外壁部内において上下方向に延びる境界面よりも屋外側に、外壁部の幅方向に沿って通気空間が設けられた外壁部の防水構造であって、水切具と、防水材とを備える。水切具は、通気空間の下方空間を開放した状態で、外壁部に固定される第1の部材と、下方空間の屋外側を覆うように、第1の部材に固定される第2の部材とを含む。防水材は、通気空間に隣接する境界面に配設される。
好ましくは、防水材は、水切具の第1の部材が外壁部に固定された状態で、第1の部材および第2の部材の背面に対向するように、通気空間側に隣接する境界面に配設される。
防水材は、通気空間の下側において略水平方向に延びる面にも配設されてもよい。
本発明によれば、通気空間に隣接する境界面に防水材を配設する必要がある場合でも、外壁部の防水性を維持することができる。
また、水切具の第1の部材は、通気空間の下方空間を開放した状態で外壁部に固定されるため、工場において、外壁部に第1の部材を予め固定しておくこともできる。その結果、本発明によれば、現場での水切具の取り付け作業を簡素化することも可能である。
本発明の実施の形態に係る外壁防水構造を模式的に示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る水切具の取り付け構造を模式的に示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る水切具の分解断面図である。 本発明の実施の形態に係る水切具の水切部材の構成例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態における固定金具の構成例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態における可動部材の構成例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る水切具の見切部材の構成例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態において、防水材が配設されていない状態の外壁部を示す図である。 本発明の実施の形態の変形例に係る外壁防水構造を模式的に示す断面図である。 本発明の実施の形態の変形例における可動部材の構成例を示す斜視図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
(概要について)
はじめに、図1を参照して、本実施の形態に係る外壁防水構造の概要について説明する。
図1は、本実施の形態に係る外壁防水構造を模式的に示す断面図である。なお、図1の矢印A1は、外壁部1の厚み方向のうち屋外側を示している。外壁部1の幅方向は、水平面上において厚み方向に直交する方向を示す。
図1を参照して、建物のバルコニーの立ち上がり部において、外壁部1は、壁本体部材11と、外装部材12と、立ち上がり部としての壁基礎部材16とを含む。外装部材12および壁基礎部材16は、上下方向に間隔を開けて配置されており、両者間に、屋外空間とつながる通気空間2が形成されている。外装部材12、壁基礎部材16および通気空間2は、いずれも壁本体部材11の屋外側に位置している。つまり、通気空間2は、外壁部1に、幅方向に沿って設けられている。
壁本体部材11は、外壁部1の躯体を構成している。壁本体部材11の屋外側の面10は、外壁部1内において上下方向に延びる「境界面」である。壁本体部材11は、断熱材17と、断熱材17を支持するパネルフレーム(図示せず)とを含んでいる。外装部材12は、第1面材としての内側面材13と、第2面材としての化粧面材14と、これらの面材13,14間に形成された、上下方向に貫通する通気層15とを含む。内側面材13は、境界面10に隣接する。化粧面材14は、屋外に面しており、内側面材13よりも下方にまで延びている。
本実施の形態では、外壁部1のうちの少なくとも壁本体部材11および外装部材12は、予め、工場にて外壁パネルとして一体化されている。壁基礎部材16は、現場で取り付けられてよく、たとえば複数の合板を含む。外壁部1のうち化粧面材14以外の部材(壁本体部材11、内側面材13および壁基礎部材16)は、防水施工が必要とされる。
上記通気空間2には、水切具4が設けられる。水切具4によって、外装部材12内の通気層15への通気と外壁部1の防水とが実現される。また、通気空間2に隣接する奥側(屋内側)および下側の壁面10a,16aには、防水シート31が貼り付けられ、防水層が形成される。奥側の壁面10aは、外壁部1内の境界面10のうち、通気空間2に隣接する面である。下側の壁面16aは、壁基礎部材16の上面である。防水シート31は、壁基礎部材16の側面16bにまで貼り付けられている。この側面16bには、防水シート31上にさらに別の防水シート32が貼り付けられている。
本実施の形態において、水切具4は、外壁部1に固定される第1の部材(以下「水切部材」という)5と、水切部材5に固定され、通気空間2の下方空間21の屋外側を覆う第2の部材(以下「見切部材」という)6とを備える。本実施の形態では、見切部材6は、カバー部材60によって構成されている。カバー部材60は、その下方側から外気が取り入れられるように、壁基礎部材16との間に隙間を有して配置される。水切部材5は、カバー部材60の下方から取入れられた外気を通気層15に送り込むための外気取入口510を有している。
このような水切具4が通気空間2に配置される場合、図1の矢印F1で示すように、外気は、カバー部材60の下方から通気空間2内へ取り込まれ、水切部材5の外気取入口510の後方から通気層15へ送り込まれる。また、図1の矢印F2で示されるように、カバー部材60によって、通気空間2内への雨水の浸入が一次的に遮られる。さらに、強風時など、雨水が通気空間2内に入り込んできたとしても、通気空間2に隣接する壁面10a,16aには、防水シート31が貼り付けられているため、外壁部1の壁本体部材11および壁基礎部材16は防水される。
ここで、図1に示されるように、完成品としての水切具4を通気空間2に配置すると、当然ながら、通気空間2の屋外側(入口部)はほぼ覆われた状態となる。このことは、一般的な水切具においても同様である。そのため、通常、水切具の外壁部への固定は、現場で、通気空間2に隣接する壁面10a,16aに防水シート31が貼り付けられた後で行われる。特に、水切具を取り付けた後で、その背面に対向するような位置(通気空間の奥の壁面10a)に防水シート31を貼り付けることは困難であるからである。
これに対し、本実施の形態では、カバー部材60取り付け用の部材として、通気空間2の下方空間21の屋外側を開放する開放位置とこれを閉鎖する閉鎖位置との間を変位可能な可動部材を採用することで、防水シート31の後付けを可能としている。以下に、このような可動部材を含む水切具4が取り付けられた外壁部1の防水構造について、詳細に説明する。
(外壁防水構造について)
図1および図2を参照して、本実施の形態に係る外壁防水構造について説明する。図2は、本実施の形態に係る水切具4の取り付け構造を模式的に示す断面図である。
図2に示されるように、水切部材5は、外壁部1に固定されるベース部材50と、ベース部材50に固定される可動部材54とを含む。可動部材54は、図2において一点鎖線で示す上方位置と実線で示す下方位置との間をスライドする。可動部材54が上方位置に位置するとき、通気空間2の下方空間21の屋外側は開放されている。これに対し、可動部材54が下方位置に位置するとき、下方空間21の屋外側は閉鎖されている。可動部材54が下方位置に位置するときに、可動部材54に対してカバー部材60が取り付けられる。
本実施の形態において、下方空間21は、水切部材5を外壁部1に取り付けた状態で、少なくとも通気空間2の奥側の壁面10aに防水シート31を配設可能な大きさ(高さ)である。より特定的には、下方空間21の入口部(本実施の形態では、可動部材54と壁基礎部材16との間)の高さ寸法は、防水シート31を貼り付けるために、屋外側から手や工具を挿入できる大きさである。したがって、可動部材54が上方位置に位置していれば、水切部材5を外壁部1に取り付けた状態で、通気空間2内に防水層を立ち上げることができる。
ここで、図3〜図7を参照して、水切具4の構造例について説明する。水切具4の説明においては、屋外側を前方、屋内側を後方ともいう。なお、図3には、水切具4の分解断面図が示されているが、図3の断面は、図1および図2に示す断面とは切断位置が異なっている。
図3および図4に示されるように、水切部材5のベース部材50は、水切部材5の本体部として機能する水切本体部材51を含む。つまり、水切本体部材51によって、化粧面材14の裏面よりも屋内側の外壁部1の防水と、通気層15への通気との両方が実現される。水切本体部材51は、幅方向に並べられる長尺状の金物であり、通気空間2の上方空間22内に配置される。水切本体部材51は、複数の固定金具(固定部材)52によって外壁部1の壁本体部材11に固定されている。また、水切本体部材51には、可動部材54を支持するための支持金具(支持部材)53が固定されている。支持金具53は、水切本体部材51の幅方向両側にそれぞれ配置される。
水切本体部材51の断面形状は、たとえば略階段状に形成されており、略水平方向に延びる部分(以下「水平板部」という)511,513,515と、上下方向に延びる部分(以下「立板部」という)512,514とを交互に含んでいる。最も上側に位置する水平板部511は、内側面材13の下端面に当接される。水平板部511の前方端には、立板部512が連結されている。立板部512は、複数の外気取入口510を有しており、通気部として機能する。立板部512の下端は、化粧面材14の裏面側に位置する水平板部513に連結されている。水平板部513は、化粧面材14の裏面にまで延びており、外装部12内の通気層15への雨水の侵入を遮るための水返しとして機能する。
水平板部513の前方端には、立板部514が連結されている。立板部514は、化粧面材14の裏面に当接される。立板部514は、化粧面材14よりも少し下方にまで延びており、最も下側に位置する水平板部515に連結されている。水平板部515は、化粧面材14の下面に沿って配置されている。水平板部515は、通気空間2の上方空間22において、屋外側に延出する延出部として機能する。水平板部515の前方端部515aは、上方へ折り曲げられている。
水平板部515上であって、前方端部515aと立板部514との間には、前方端部515aよりも高さのある乾式シール材55が設けられる。これにより、化粧面材14の下端面と水切本体部材51の延出部としての水平板部515との間は止水される。
水切本体部材51の最も上側の水平板部511の後方端には、固定金具52が取り付けられる垂下部516が設けられている。垂下部516は、たとえば、リベット等の連結部材を差し込むための貫通穴516aを有している。水切本体部材51は、鋼板が折り曲げ加工されることによって形成されてもよい。
図3および図5に示されるように、固定金具52は、水切本体部材51に固定される水切固定部521と、壁本体部材11に固定される壁固定部522とを含む。水切固定部521は、水切本体部材51の垂下部516に当接し、外壁部1の境界面10に沿って延びている。水切固定部521も、水切本体部材51の垂下部516と同様に、リベット等の連結部材を差し込むための貫通穴521aを有していてもよい。壁固定部522は、たとえば、断熱材17間に設けられた桟木18に固定されている。
図3および図6に示されるように、支持金具53は、水切本体部材51に固定される水切固定部531と、可動部材54が取り付けられる取付部533と、水切固定部531および取付部533を連結する連結部532とを含む。水切固定部531は、水切本体部材51の上側の立板部512の裏面に当接した状態で固定される。水切固定部531は、立板部512に設けられた外気取入口510と重ならない位置に固定されることが望ましい。水切固定部531と水切本体部材51の立板部512とは、たとえば接着材等によって固定されてもよい。
取付部533は、上下方向に延びる板状部材であり、水切本体部材51の下側の立板部514の裏面に沿って配置される。取付部533は、水切本体部材51の下側の立板部514よりも下方にまで延びている。取付部533の下端部には、連結部材としてのボルト71を挿入するための貫通穴533aが設けられている。貫通穴533aは、水切本体部材51の延出部としての水平板部515よりも下方に位置している。ボルト71は、取付部533の裏面側に配置されるナット72と係合される。
可動部材54は、支持金具53の取付部533に対し、上下方向にスライド移動可能に取り付けられる。可動部材54は、支持金具53の取付部533に連結されるスライド部541と、スライド部541の下端に連結され、カバー部材60を取り付けるためのカバー取付部542とを含む。スライド部541は、上下方向に延びる板状部材であり、水切本体部材51の下側の立板部514の裏面と、支持金具53の取付部533の表面との間に配置されている。スライド部541には、ボルト71(ボルト軸)を挿入するための、上下方向に長さを有する長穴540が設けられている。
ボルト71が長穴540の下端に位置している状態における可動部材54の位置が、上方位置(すなわち開放位置)である。これに対し、ボルト71が長穴540の上端または上端付近に位置している状態における可動部材54の位置が、下方位置(すなわち閉鎖位置)である。可動部材54の上下移動は、たとえば、ボルト71を締めたり緩めたりすることによって行われてよい。
カバー取付部542は、ボルト71とスライド部541の長穴540との位置関係に応じて、上下方向の位置が変わる。カバー取付部542は、水切本体部材51の水平板部515の下方に配置されている。カバー取付部542は、上方位置において水切本体部材51の水平板部515に最も近づく。カバー取付部542は、下方位置において下側の壁面16aに最も近づくが、この壁面16aとは非当接であることが望ましい。
カバー取付部542は、主に、略水平方向に延びる板状の部材により構成されており、その上面および前方に被係合部542a,542bをそれぞれ有している。被係合部542aは、たとえば、緩やかな山状の凸部として形成され、カバー部材60の係合片65が引掛けられる。被係合部542bは、下方に垂れ下がる垂下部として形成され、カバー部材60の曲折部64が引掛けられる。
図7を参照して、カバー部材60は、水切本体部材51と同様に、長尺状に形成されている。カバー部材60は、水平方向に延びる天板部61と、天板部61の前方端より斜め下方に延びる傾斜遮蔽部62と、傾斜遮蔽部62の前方端より下方に垂れ下がる垂下遮蔽部63とを含む。天板部61は、水切本体部材51の延出部としての水平板部515の下面に当接される。傾斜遮蔽部62および垂下遮蔽部63は、水切部材5を遮蔽する。垂下遮蔽部63は、外壁部1の厚み方向において、化粧面材14の前面と略同じライン上に配置される。
カバー部材60は、垂下遮蔽部63の下端から後方側へ斜め上方に折り曲げられた曲折部64と、天板部61の下面より下方に延びる係合片65とを含む。曲折部64は、上記可動部材54への取り付けのための係合部としても機能し、可動部材54の被係合部542bの下端に引掛けられる。その状態で、カバー部材60を屋内側へ押し込むことで、係合片65が、可動部材54の被係合部542aの後方に引掛けられる。このように、カバー部材60は、可動部材54が下方位置に配置されていれば、水切本体部材51の水平板部515と可動部材54との間に、簡単に嵌め入れることができる。
次に、図8を参照して、水切具4の取り付け手順について説明する。図8には、防水シート31を貼り付ける前の外壁部1が示されている。なお、図8には、防水シート31を貼り付けるべき壁面10a,16aが太線にて示されている。本実施の形態の水切具4の場合、壁面10aの範囲は、水切本体部材51の垂下部516の直下から壁基礎部材16の上面までであってもよい。
図8に示されるように、防水シート31を貼り付ける前は、水切部材5の可動部材54は上方位置に配置されている。この場合、通気空間2の下方空間21は開放されている。したがって、水切部材5が既に外壁部1に固定された状態でも、通気空間2に隣接する壁面10a,16aに対し、防水シート31を貼り付けることができる。つまり、水切部材5が外壁部1に固定された状態で、図1に示す設置状態での水切部材5および見切部材6の背面および下面に対向するように、防水シート31を貼り付けることができる。防水シート31の配設が終わると、可動部材54を下方にスライドさせて、カバー部材60が可動部材54に取り付けられる。
本実施の形態では、通気空間2の上方空間22において、水切部材5の上側の背面(支持金具53の水切固定部531の裏面)と壁面10aとの間は、内側面材13の厚み分程度離れている。また、水切部材5の上方空間22において、水切本体部材51の下側の背面(支持金具53の取付部533の裏面)と壁面10aとの間は、内側面材13の厚み以上離れている。このように、通気空間2の多くが防水処理のための作業スペースとなるため、奥側の壁面10aの上端部への防水シート31の貼り付けも容易に行うことができる。
上述のように、防水シート31は、水切部材5(水切具4)を支持する構成ではないため、防水シート31に孔を開ける必要がない。したがって、水切部材5を通気空間2内に配置した状態でも、防水シート31の防水性を維持することができる。また、水切部材5は、壁本体部材11内の桟木18に対してビス等によって固定されるだけである。したがって、特殊な工具や技術を要することなく、水切部材5を外壁部1に固定することができる。
また、防水シート31の後付けを可能とすることで、水切部材5を、工場組立部品とすることができる。つまり、工場において、外壁パネルの製造時に、外壁パネル(壁本体部材11)に、水切部材5を予め取り付けてもよい。この場合、現場では、防水シート31を貼り付けた後に、水切部材5の可動部材54を下方へ移動させ、カバー部材60を嵌め込むだけでよい。これにより、現場での水切具4の取付作業を簡素化することができる。その結果、現場での水切具4の取り付けに要する時間を短縮することができる。
また、水切部材5が工場で事前に取り付けられるため、上述の乾式シール材55も、工場で取り付けておくことができる。したがって、一般的には、カバー部材60と化粧面材14との間を止水するために、現場で湿式シール材が施工されるが、このようなシーリング工程を削減することができる。したがって、現場での作業をさらに省力化することができる。
また、通気空間2周辺は、構造物の累積公差などによって、化粧面材14と壁基礎部材16(壁面16a)との間、すなわち通気空間2の入口部の高さ寸法には、ばらつきが生じやすい。しかし、本実施の形態では、水切部材5は、壁基礎部材16に依存せず、化粧面材14側に固定されるため、外壁部1自体に高さ方向のばらつきが存在していたとしても、カバー部材60の水平精度を容易に確保することができる。
また、本実施の形態の水切具4において、外気取入口510は、化粧面材14の裏面側において上下方向に延びるように配置されている。そのため、外気は、外気取入口510の後方から迂回するように通気層15へ取り込まれる。したがって、通気空間2自体を大きく採ったとしても、雨水が通気層15内へ浸入するリスクを低減させることができる。
さらに、防水シート31は、一定の保証年数を経過した後、増し張りを行うことが多いが、このような改修工事においても、カバー部材60を取り外し、可動部材54を上方にスライド移動させることで、通気空間2の下方空間21を容易に開放することができる。したがって、防水シート31の改修工事を簡素化することも可能である。
なお、上記実施の形態では、可動部材54は、通気空間2の下方空間21を開放した状態で外壁部1に固定される水切部材5に含まれることとした。しかしながら、可動部材54は、下方空間21の屋外側を覆う位置にも配置されるため、見切部材6に含まれることとしてもよい。つまり、見切部材6は、可動部材54とカバー部材60とを含むこととしてもよい。この場合、水切部材5には、ベース部材50のみが含まれる。
また、可動部材54を見切部材6の一要素とする場合、可動部材54自体に、カバー部材60に相当する機能を持たせてもよい。その場合の外壁防水構造を、本実施の形態の変形例として以下に説明する。
(変形例)
図9および図10を参照して、変形例に係る外壁防水構造について、上記実施の形態と異なる部分のみ詳細に説明する。図9は、本実施の形態の変形例に係る外壁防水構造を模式的に示す断面図である。図10は、本実施の形態の変形例における可動部材54Aの構成例を示す斜視図である。
本変形例では、水切具4Aの水切部材5Aは、ベース部材50によって構成される。見切部材6Aは、可動部材54Aによって構成される。可動部材54Aは、上記カバー部材60と同様に、幅方向に長さを有している。
可動部材54Aは、上記実施の形態で用いたカバー部材60を取り付ける必要がないため、カバー取付部542を含まない。可動部材54Aは、スライド部としての第1の遮蔽部543と、第1の遮蔽部543の下端に連結され、略水平方向に延びる第2の遮蔽部544と、第2の遮蔽部544の前方端より垂れ下がる第3の遮蔽部545とを含む。第1の遮蔽部543には、ボルト71用の2つの長穴540が形成されている。第2の遮蔽部544は、上記実施の形態のカバー取付部542と同様に、壁基礎部材16よりも屋外側へ突出している。第3の遮蔽部545は、可動部材54Aが下方位置に位置するときに、その下端部が、壁基礎部材16の壁面16a上の防水シート31の上面よりも下方に配置されることが望ましい。
可動部材54Aが長尺状とされることで、可動部材54Aが下方位置(図9の実線で示す位置)に位置するとき、可動部材54Aによって通気空間2の屋外側が閉鎖される。したがって、本変形例では、可動部材54Aが下方位置に位置するとき、図9の矢印F1Aで示すように、外気は、可動部材54Aの第2の遮蔽部544と壁基礎部材16の壁面16aとの間の隙間を通って、通気空間2内に取り込まれる。なお、可動部材54Aが下方位置にあるときに、長穴540を塞ぐ部材が設けられることが望ましい。
このように、本変形例では、可動部材54Aを上方位置(図9の一点鎖線で示す位置)から下方位置にスライド移動させるだけで、水切具4Aとして完成することができる。したがって、本変形例によれば、現場で、水切具4A用の部品を準備する必要がなく、より省力化を図ることができる。
(他の変形例)
上記実施の形態および変形例では、可動部材54(54A)が上下方向にスライド移動することとしたが、上方位置(開放位置)と下方位置(閉鎖位置)とを変位可能であれば、スライド移動に限定されない。たとえば、可動部材54は、回動によって両位置を変位可能であってもよい。
また、可動部材54は、支持金具53によって支持されることとしたが、水切本体部材51に直接支持させる構成としてもよい。
また、水切本体部材51の外気取入口510は、化粧面材14の下端よりも上方かつ裏面側に位置していれば、上下方向に延びていなくてもよい。たとえば、水切本体部材51の中間に位置する水平板部513に、外気取入口510が形成されてもよい。
また、上記では、通気空間2の奥側および下側に位置する壁面10a,16aに、防水シート31、すなわちシート状の防水材が貼り付けられることとした。しかしながら、壁面10a,16a上に防水層が形成されれば、シート状の防水材でなくてもよい。また、たとえば、壁基礎部材16の上面である壁面16a自体が防水性を有しているような場合には、奥側の壁面10aにのみ防水材が配設されてもよい。
また、バルコニーの立ち上がり部における外壁部1の防水構造を例に説明したが、幅方向に沿って通気空間が設けられた外壁部であれば、他の部位においても適用することができる。
また、上記では、乾式シール材55を工場にて取り付け可能とするために、水切部材5のベース部材50は、化粧面材14の下端面に沿って延びる延出部(水平板部)515を含むこととした。しかしながら、ベース部材50は、延出部515を含まなくてもよい。この場合、カバー部材60は、化粧面材14の下端面と、可動部材54のカバー取付部542との間に固定されればよい。また、この場合、カバー部材60の天板部61と化粧面材14の下端面との間の隙間に、湿式のシール材が設けられてもよい。
また、上記では、見切部材6(カバー部材60)を取り付けるための見切取付部材を可動部材54としたが、見切取付部材は上方位置に固定されたままであってもよい。つまり、防水シート31が配設された後、上方位置に固定された状態の見切取付部材に、直接、または、別部材を介して、見切部材6としてのカバー部材60が取り付けられてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 外壁部、2 通気空間、4,4A 水切具、5,5A 水切部材、6,6A 見切部材、10 境界面、11 壁本体部材、12 外装部材、13 内側面材、14 化粧面材、15 通気層、16 壁基礎部材、17 断熱材、18 桟木、21 下方空間、22 上方空間、31,32 防水シート、50 ベース部材、51 水切本体部材、52 固定金具、53 支持金具、54,54A 可動部材、55 乾式シール材、60 カバー部材、61 天板部、62 傾斜遮蔽部、63 垂下遮蔽部、64 曲折部、65 係合片、71 ボルト、72 ナット、510 外気取入口、511,513,515 水平板部、512,514 立板部、516 垂下部、521,531 水切固定部、522 壁固定部、532 連結部、533 取付部、540 長穴、541 スライド部、542 カバー取付部、542a,542b 被係合部、543,544,545 遮蔽部。

Claims (11)

  1. 上下方向に延びる壁本体部材と、前記壁本体部材の屋外側に設けられた壁基礎部材と、前記壁基礎部材から上方に離れて位置し、前記壁本体部材の屋外側に設けられた外装部材とを含む外壁部内において、防水材が配設される前記壁本体部材の屋外面に隣接し、前記外壁部の幅方向に沿って設けられた通気空間に配置される水切具であって、
    前記通気空間は、前記壁基礎部材の直上に位置し、かつ、屋外側から作業者の手を挿入可能な高さを有する下方空間と、前記下方空間よりも上方に位置する上方空間とを含み、
    前記下方空間よりも上方に位置する前記上方空間内に位置し、前記外壁部に固定される本体部材と、
    前記通気空間の前記下方空間を開放する開放位置と、前記下方空間を閉鎖する閉鎖位置との間を変位し得るように、前記本体部材に固定される可動部材とを備える、水切具。
  2. 前記可動部材は、幅方向に互いに間隔をあけて複数個設けられており、
    前記閉鎖位置に位置する前記可動部材に取り付けられ、幅方向に延びるカバー部材をさらに含む、請求項1に記載の水切具。
  3. 前記可動部材は、前記開放位置と前記閉鎖位置との間をスライド移動する、請求項1または2に記載の水切具。
  4. 前記本体部材は、前記通気空間内の前記上方空間において屋外側に延びる延出部を有し、
    前記延出部と前記外装部材との間の隙間に配置される乾式シール材をさらに備える、請求項1〜のいずれかに記載の水切具。
  5. 前記外装部材は、前記壁本体部材側に位置する第1面材と、屋外側に位置し、前記第1面材よりも下方にまで延びる第2面材と、前記第1面材と前記第2面材との間に設けられた通気層を有
    前記本体部材は、前記通気層に外気を取り入れるための外気取入口を含む、請求項1〜のいずれかに記載の水切具。
  6. 本体部材は、前記第2面材の下端よりも上方、かつ、前記第2面材の裏面側において上下方向に延びる立板部を含み、
    前記外気取入口は、前記立板部に設けられている、請求項に記載の水切具。
  7. 上下方向に延びる壁本体部材と、前記壁本体部材の屋外側に設けられた壁基礎部材と、前記壁基礎部材から上方に離れて位置し、前記壁本体部材の屋外側に設けられた外装部材とを含む外壁部内において、前記壁本体部材の屋外面よりも屋外側に、前記外壁部の幅方向に沿って通気空間が設けられた前記外壁部の防水構造であって、
    前記通気空間は、前記壁基礎部材の直上に位置し、かつ、屋外側から作業者の手を挿入可能な高さを有する下方空間と、前記下方空間よりも上方に位置する上方空間とを含み、
    前記下方空間よりも上方に位置する前記上方空間内に位置し、前記外壁部に固定される本体部材と、前記通気空間の前記下方空間を開放する開放位置と、前記下方空間を閉鎖する閉鎖位置との間を変位し得るように、前記本体部材に固定される可動部材とを含む水切具と、
    前記通気空間に隣接する前記壁本体部材の屋外面に配設される防水材とを備える、外壁防水構造。
  8. 前記防水材は、前記閉鎖位置に位置する前記可動部材の背面に対向するように、前記通気空間に隣接する前記壁本体部材の屋外面に配設される、請求項に記載の外壁防水構造。
  9. 前記防水材は、前記壁基礎部材の上面にも配設される、請求項またはに記載の外壁防水構造。
  10. 上下方向に延びる壁本体部材と、前記壁本体部材の屋外側に設けられた壁基礎部材と、前記壁基礎部材から上方に離れて位置し、前記壁本体部材の屋外側に設けられた外装部材とを含む外壁部内において、前記壁本体部材の屋外面よりも屋外側に、前記外壁部の幅方向に沿って設けられた通気空間に水切具を取り付ける方法であって、
    前記通気空間は、前記壁基礎部材の直上に位置し、かつ、屋外側から作業者の手を挿入可能な高さを有する下方空間と、前記下方空間よりも上方に位置する上方空間とを含み、
    前記下方空間よりも上方に位置する前記上方空間内に位置するように、本体部材を前記外壁部に固定する工程と、
    前記本体部材に固定された可動部材を、前記通気空間の前記下方空間を開放する開放位置に位置させた状態で、前記通気空間に隣接する前記壁本体部材の屋外面に防水材を配設する工程と、
    前記防水材を配設した後に、前記可動部材を、前記開放位置から、前記下方空間を閉鎖する閉鎖位置に変位させる工程とを備える、水切具の取り付け方法。
  11. 前記閉鎖位置に位置する前記可動部材に、幅方向に延びるカバー部材を取り付ける工程をさらに備える、請求項10に記載の水切具の取り付け方法。
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