JP5952527B2 - グロメットへのワイヤハーネスの挿通方法 - Google Patents

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本発明は、ワイヤハーネスが通されるグロメットへのワイヤハーネスの挿通方法に関する。
例えば、車両の車室の内外を仕切る車体パネルにおけるワイヤハーネスが通されるハーネス挿通孔では、このハーネス挿通孔にグロメットを嵌合装着し、このグロメットにワイヤハーネスを通すことにより、防水性を確保しつつワイヤハーネスを保護している(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−207291号公報
上記のグロメットは、複数個をまとめてダンボール箱に収容して運搬または保管される。ところが、このグロメットは、ワイヤハーネスの周囲を覆いながら延出する筒部を有する長尺形状に形成されているため、ダンボール箱内で嵩張ってしまう。このため、グロメットをダンボール箱へ効率的に収容することが困難であり、よって、運搬コストが嵩んでしまい、また、保管時には大きな保管スペースを要するという問題があった。
また、ワイヤハーネスの配線作業時には、長尺のグロメットへワイヤハーネスを挿通させなければならず、その作業に手間を要していた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、運搬コスト及び保管スペースの削減を図ることができ、しかも、配線作業の容易化を図ることが可能なグロメットへのワイヤハーネスの挿通方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るグロメットへのワイヤハーネスの挿通方法は、下記(1)または(2)を特徴としている。
(1) ワイヤハーネスが挿通される挿通路を有する筒状に形成され、前記挿通路に通した前記ワイヤハーネスの周囲を覆うグロメットへのワイヤハーネスの挿通方法であって、
前記グロメットは、弾性材料から形成され、径の異なる少なくとも二つの筒部を有し、
軸方向への圧縮力によって前記筒部同士の連結箇所が弾性変形し、一方の筒部内に他方の筒部が押し込まれて全長が短縮されるように構成され、
全長が短縮された前記グロメットに、前記ワイヤハーネスを挿通した後に前記筒部を把持して軸方向へ引っ張ることによって、一方の筒部内に押し込まれていた他方の筒部が引き出されて短縮されていた全長が長くされること。
(2) 上記(1)の構成のグロメットへのワイヤハーネスの挿通方法において、径の異なる前記筒部の少なくとも何れかの筒部が蛇腹形状に形成されていること。
上記(1)の構成のグロメットへのワイヤハーネスの挿通方法では、軸方向へ圧縮力を付与すると、筒部同士の連結箇所が弾性変形し、一方の筒部内に他方の筒部が押し込まれ、軸方向の全長が短くなる。したがって、嵩張りを極力抑えることができ、複数のグロメットをダンボール箱等へ収容する際の収容効率を高めることができる。よって、複数のグロメットの運搬コスト及び保管スペースの節約を図ることができる。
また、グロメットの全長が短くなることから、ワイヤハーネスの挿通作業の容易化も図ることができ、ワイヤハーネスの配線作業性を向上させることができる。
上記(2)の構成のグロメットへのワイヤハーネスの挿通方法では、蛇腹形状とされた筒部における弾性変形の容易化を図ることができ、軸方向へ容易に圧縮して全長を短縮させることができる。
本発明によれば、運搬コスト及び保管スペースの削減を図ることができ、しかも、配線作業の容易化を図ることが可能なグロメットへのワイヤハーネスの挿通方法を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本実施形態に係るグロメットの斜視図である。 本実施形態に係るグロメットの断面図である。 本実施形態に係るグロメットを圧縮した状態の断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は本実施形態に係るグロメットの斜視図、図2は本実施形態に係るグロメットの断面図、図3は本実施形態に係るグロメットを圧縮した状態の断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るグロメット11は、ゴム等の弾性材料から一体成型されたもので、全体として筒状に形成され、内部にワイヤハーネスWが挿通される挿通路12を有している。
このグロメット11は、車体パネル1に形成されたハーネス挿通孔2へ嵌合装着される本体筒部(筒部)13を有している。本体筒部13は、平面視円形に形成されており、その外周には、車体パネル1に密着するフランジ部15が形成されている。
また、本体筒部13は、車体パネル1のハーネス挿通孔2への装着側と反対側に、保護筒部(筒部)19を有している。この保護筒部19は、蛇腹形状に形成されて可撓性を有している。
この保護筒部19における本体筒部13と反対側の端部には、筒状の接続筒部(筒部)21が設けられている。この接続筒部21は、先端へ向かって次第に窄まる先細り形状に形成されている。
また、本体筒部13には、車体パネル1のハーネス挿通孔2への装着側に、筒状の引き出し部23が形成されている。
グロメット11には、接続筒部21、保護筒部19、本体筒部13及び引き出し部23を通る挿通路12にワイヤハーネスWが挿通される。そして、このグロメット11の本体筒部13を車体パネル1のハーネス挿通孔2へ嵌め込むことにより、ハーネス挿通孔2での防水性が確保される。
また、グロメット11の接続筒部21は、プロテクタ31の連結部32に連結される。このプロテクタ31は、例えば、プラスチック等の合成樹脂から成形されたもので、その内部にワイヤハーネスWが挿通される。このプロテクタ31は、車両のフレーム等に固定され、よって、このプロテクタ31に挿通されて収容されたワイヤハーネスWは、プロテクタ31によって保護された状態で車両のフレーム等に支持される。
上記構造のグロメット11では、本体筒部13、保護筒部19及び接続筒部21の径がそれぞれ異なっている。具体的には、保護筒部19が本体筒部13よりも小径に形成され、接続筒部21が保護筒部19よりも小径に形成されている。
そして、このグロメット11に対して軸方向に圧縮力を付与すると、図3に示すように、本体筒部13と保護筒部19との連結箇所及び保護筒部19と接続筒部21との連結箇所が弾性変形し、本体筒部13内に、この本体筒部13よりも小径の保護筒部19が押し込まれるとともに、保護筒部19内に、この保護筒部19よりも小径の接続筒部21が押し込まれる。
これにより、グロメット11は、本体筒部13への保護筒部19の入り込み及び保護筒部19への接続筒部21の入り込みの分だけ軸方向の全長が短くされる。
このように、上記実施形態に係るグロメットによれば、軸方向へ圧縮力を付与すると、本体筒部13と保護筒部19との連結箇所及び保護筒部19と接続筒部21との連結箇所が弾性変形し、本体筒部13内に保護筒部19が押し込まれるとともに、保護筒部19内に接続筒部21が押し込まれ、よって、軸方向の全長が短くなる。したがって、グロメット11の嵩張りを極力抑えることができ、複数のグロメット11をダンボール箱等へ収容する際の収容効率を高めることができる。よって、複数のグロメット11の運搬コスト及び保管スペースの節約を図ることができる。
また、グロメット11の全長が短くなることから、ワイヤハーネスWの挿通作業の容易化も図ることができ、ワイヤハーネスWの配線作業性を向上させることができる。
また、保護筒部19が蛇腹形状とされているので、この蛇腹形状とされた保護筒部19における弾性変形の容易化を図ることができ、軸方向へ容易に圧縮して全長を短縮させることができる。
なお、ワイヤハーネスWをグロメット11へ挿通させた後は、本体筒部13と接続筒部21とを把持して引っ張る。このようにすると、本体筒部13に押し込まれていた保護筒部19を容易に引き出し、また、保護筒部19に押し込まれていた接続筒部21を容易に引き出すことができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
11 グロメット
12 挿通路
13 本体筒部(筒部)
19 保護筒部(筒部)
21 接続筒部(筒部)
W ワイヤハーネス

Claims (2)

  1. ワイヤハーネスが挿通される挿通路を有する筒状に形成され、前記挿通路に通した前記ワイヤハーネスの周囲を覆うグロメットへのワイヤハーネスの挿通方法であって、
    前記グロメットは、弾性材料から形成され、径の異なる少なくとも二つの筒部を有し、
    軸方向への圧縮力によって前記筒部同士の連結箇所が弾性変形し、一方の筒部内に他方の筒部が押し込まれて全長が短縮されるように構成され、
    全長が短縮された前記グロメットに、前記ワイヤハーネスを挿通した後に前記筒部を把持して軸方向へ引っ張ることによって、一方の筒部内に押し込まれていた他方の筒部が引き出されて短縮されていた全長が長くされることを特徴とするグロメットへのワイヤハーネスの挿通方法
  2. 径の異なる前記筒部の少なくとも何れかの筒部が蛇腹形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のグロメットへのワイヤハーネスの挿通方法
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