JP5950663B2 - キャリブレーション装置、その制御方法、画像表示装置、及びプログラム - Google Patents
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Description
の色の2種類の測色値A、Bを図示する。キャリブレーション後の測色値がAの場合(ずれ幅ΔEa)と、Bの場合(ずれ幅ΔEb)とでは、理論値からのずれ幅は同程度である(ΔEa≒ΔEb)。しかし、測色値Bは理論値に対し色相方向にほとんどずれがないのに対して、測色値Aは理論値に対し色相方向に大きくずれている。この場合、人間の眼の特性により、BよりもAの方が意図した色からずれて見える傾向がある。すなわち、理論値からのずれが同程度であっても、BよりもAの方が色再現性能が低いと知覚される。従来のキャリブレーション装置では、測色値がAの場合もBの場合もともに目標値に一致している、すなわち再キャリブレーションの実行の必要性は無いと判断される。そのため、
従来技術では、キャリブレーションによってモニタの色再現性能を理想的な状態に精度よく安定的に維持することができない場合があった。
キャリブレーションが行われた後に前記画像表示装置に所定の色のパッチ画像を表示させ、そのときの前記測定手段による測定値とその目標値との色相差を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出される前記色相差が閾値を超える場合に、キャリブレーションを再度、実行するか否かのユーザによる指示の入力を受け付け、キャリブレーションを再度、実行する指示が入力された場合に、キャリブレーションを再度、実行する制御手段と、
を備えるキャリブレーション装置である。
本発明は、画像表示装置に表示される画像を光学的に測定する測定手段による測定値に
基づき前記画像表示装置のキャリブレーションを行うキャリブレーション装置であって、
キャリブレーションが行われた後に前記画像表示装置に所定の色のパッチ画像を表示させ、そのときの前記測定手段による測定値とその目標値との色相差を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出される前記色相差が閾値を超える場合に、キャリブレーションを再度、実行する制御手段と、
前記算出手段により前記色相差の算出を行わせる色を指定する指示をユーザに入力させる入力手段と、
を備えるキャリブレーション装置である。
キャリブレーションが行われた後に前記画像表示装置に所定の色のパッチ画像を表示させ、そのときの前記測定手段による測定値とその目標値との色相差を算出する算出工程と、
前記算出工程により算出される前記色相差が閾値を超える場合に、キャリブレーションを再度、実行するか否かのユーザによる指示の入力を受け付け、キャリブレーションを再度、実行する指示が入力された場合に、キャリブレーションを再度、実行する制御工程と、
を有するキャリブレーション装置の制御方法である。
本発明は、画像表示装置に表示される画像を光学的に測定する測定手段による測定値に基づき前記画像表示装置のキャリブレーションを行うキャリブレーション装置の制御方法であって、
パッチ画像の色を指定する指示をユーザに入力させる入力工程と、
キャリブレーションが行われた後に前記画像表示装置に前記入力工程で指定された色のパッチ画像を表示させ、そのときの前記測定手段による測定値とその目標値との色相差を算出する算出工程と、
前記算出工程により算出される前記色相差が閾値を超える場合に、キャリブレーションを再度、実行する制御工程と、
を有するキャリブレーション装置の制御方法である。
キャリブレーションが行われた後に前記画像表示装置に所定の色のパッチ画像を表示させ、そのときの前記測定手段による測定値とその目標値との色相差を算出する算出工程と、
前記算出工程により算出される前記色相差が閾値を超える場合に、キャリブレーションを再度、実行するか否かのユーザによる指示の入力を受け付け、キャリブレーションを再
度、実行する指示が入力された場合に、キャリブレーションを再度、実行する制御工程と、
をコンピュータに実行させるプログラムである。
本発明は、画像表示装置に表示される画像を光学的に測定する測定手段による測定値に基づき前記画像表示装置のキャリブレーションを行うキャリブレーション装置を制御するプログラムであって、
パッチ画像の色を指定する指示をユーザに入力させる入力工程と、
キャリブレーションが行われた後に前記画像表示装置に前記入力工程で指定された色のパッチ画像を表示させ、そのときの前記測定手段による測定値とその目標値との色相差を算出する算出工程と、
前記算出工程により算出される前記色相差が閾値を超える場合に、キャリブレーションを再度、実行する制御工程と、
をコンピュータに実行させるプログラムである。
<全体構成の説明>
図2は、実施例1に係わる全体システム構成を示す図である。図2において、PC201(コンピュータ)は、画像信号を出力し、キャリブレーションを行うためのアプリケーション(プログラム)を実行するキャリブレーション装置である。モニタ202はPC201によりキャリブレーションを行う対象となる画像表示装置である。測色センサ203は、モニタ202の表示色を測定する測定装置である。また、PC201とモニタ202とは、PC201にインストールされているアプリケーションと調整対象モニタ202とでデータの送受信を行うための通信線205、および画像信号を伝送する画像信号線204により接続されている。なお、測色センサ203は、図2(A)に示すようにモニタ202に接続してもよいし、図2(B)に示すようにPC201に接続してもよい。測色センサ203によるモニタの表示色の測定結果は、図2(A)のような構成では、通信線205を介してPC201へ送信され、図2(B)のような構成では、通信線205を介してモニタ202へ送信される。また、通信線205と画像信号線204とは別個のケーブルであってもよいし、1本のケーブルにまとめられていてもよい。
図3を参照して、本発明の実施例1に係るキャリブレーション装置のシステム構成について説明する。
モニタ202には、PC201から画像信号が入力される。入力された画像信号に基づく画像が表示部308に表示される。
制御部301は、使用するキャリブレーション目標値等のデータを記憶部303から取得する。制御部301は、キャリブレーションデータの更新時には更新されたデータを記憶部303へ保存・記憶する。
制御部301は、表示するGUI画像などの画像信号を、画像信号出力部302を介してモニタ202の画像信号入力部305へ送信する。
05へ入力された画像信号は、表示制御部307において、GUI制御部317により生成されるOSD画像の画像信号と合成される。画質調整され、またOSD画像と合成された画像の画像信号は、表示部308へ送信される。
インターフェース部313は、リモコンや本体ボタン319等のユーザインターフェースを介してユーザが行った操作に対応する制御信号を受信する。インターフェース部313は、受信した制御信号に応じてGUI制御部317に対してGUI画像データの生成や命令の実行要求を行う。
表示制御部307は、画像信号入力部305に入力された画像信号と、GUI制御部317によって生成されたGUI画像の画像信号とを合成し、表示部308へ出力する。
バックライト310は、表示部308の液晶パネルを照射する光源である。バックライト310の発光輝度は、バックライト制御部309によって決定された輝度値に基づいて制御される。
測色制御部316は、モニタ202に接続している測色センサ203に対して測色に関する一連の制御を行い、測色値の取得を行う。測色制御部316は、取得した測色値を記憶部311へ記憶させる。
検証制御部306は、制御部301が指定したカラーパッチとキャリブレーション制御部314が行ったキャリブレーション結果に基づき、モニタ202の画質状態を検証する制御を行う。
システム制御部312は、モニタ202の各機能部の制御を統括的に行う。
この全体処理では、制御部301は、ユーザが指定した色に対し、キャリブレーション後の測色値とその理論値との色相差ΔHを算出し、必要に応じて再キャリブレーションを実行する。この処理の手順について、図4のフローチャートを参照して説明する。
制御部301は、キャリブレーション目標値の決定および測色センサ203の初期化処理を行い、キャリブレーションを実行する(ステップS402)。
制御部301は、キャリブレーション処理終了後、ステップS401で決定したカラーパッチを測色し、測色値(測定値)と理論値とを比較する検証処理を実行する(ステップS403)。
ブレーション後の測色値とその理論値の色差および色相差を算出し、再キャリブレーションをするかどうかの判断処理を実行する(ステップS404)
制御部301は、ステップS404の再キャリブレーションの実行要否の判断処理により再キャリブレーションを実行する判断結果が出力された場合(ステップS405:Yes)、再キャリブレーション処理を行う(ステップS406)。それ以外の場合(ステップS405:No)、このフローチャートの処理は終了する
再キャリブレーションをするかどうかの判断処理に使用するカラーパッチの決定処理ついて説明する。説明にあたっては、図5を参照する。
制御部301は、カラーパッチを決定するため、図5に示すような、カラーパッチ追加・登録画面501、502を出力する。
制御部301は、カラーパッチリスト指定画面503のGUIを介してユーザによるカラーパッチリストの決定の指示を受け付ける。
制御部301は、決定したカラーパッチリストのデータを、通信制御部304を介してモニタ202へ送信する。モニタ202へ送信されたカラーパッチリストのデータは、記憶部311に記憶される。
次に、キャリブレーション処理について説明する。説明にあたっては、図6、図7および図8を参照する。
制御部301は、図7に示すようなキャリブレーション目標値入力画面701を出力する(ステップS601)。ユーザは、モニタ202がユーザの使用環境にあった画質となるように、キャリブレーション目標値入力画面701で所定の調整項目について目標値(キャリブレーション目標値)を入力する。調整項目は、例えば、色再現域、輝度・白色点、ガンマなどである。
ション目標値を、通信制御部304を介して、モニタ202のキャリブレーション制御部314へ送信する。キャリブレーション目標値は、キャリブレーション制御部314により記憶部311に記憶される。
制御部301は、測色センサ203の初期化処理を、測色制御部316により実行させる(ステップS602)。この初期化処理の実行結果は、キャリブレーション制御部314へ送信される。
以上の処理により、制御部301は、ユーザが設定した目標値となるようにモニタ202の画質を調整(キャリブレーション)する。
再キャリブレーションをするかどうかの判断処理で使用する色差ΔEおよび色相差ΔHを算出する検証処理について説明する。説明にあたっては、図8を参照する。
制御部301は、記憶部311に記憶してある、検証に使用するカラーパッチリストデータを、通信制御部304を介して取得する(ステップS801)。
ΔC=(a*i 2+b*i 2)1/2-(a*m 2+b*m 2)1/2
ΔH=(ΔE2-(L*i-L*m)2-ΔC2)1/2
以上の処理により、制御部301は、キャリブレーション結果を適用したモニタ202において所定の複数のカラーパッチ毎に色差ΔEおよび色相差ΔHを算出する検証処理を行う。
キャリブレーション結果および検証結果を基に再度キャリブレーションを行うべきかどうかを判断する処理について説明する。説明にあたっては、図9、図10、図11を参照する。
制御部301は、ステップS403の検証処理によって算出された色差ΔEおよび色相差ΔHを取得する(ステップS901)。
る。また、色差ΔE1007と色相差ΔH1006、色差閾値ΔEaに基づき定まる色差が閾値以内であると判定される範囲1004、色相差ΔHaに基づき定まる色相差が閾値以内であると判定される範囲1005を、L*a*b*色度図(1001)上に表示してい
る。
:Yes)、制御部301は、再キャリブレーションの実行要否の判断結果を「実行不要」として本処理を終了する(ステップS906)。なお、ステップS903とステップS905の実行順序は図9の順序に限らず、ステップS905の判定を先に行い、ステップS905でYesと判定された場合にステップS903を実行するようにしても良い。
ある。図11では、カラーパッチリスト1101に示される複数のカラーパッチのそれぞれに対するキャリブレーション後の測色値とその理論値がL*a*b*色度図(1102)
上に示されている。また、カラーパッチリスト1101に示される複数のカラーパッチ(識別番号:1〜8)に関する色差ΔE1〜ΔE8と色相差ΔH1〜ΔH8が、L*a*b*
色度図(1102)上に示されている。制御部301は、図9を用いて説明した再キャリブレーションの実行要否の判断処理をこれらの複数のカラーパッチのすべての色差ΔE1〜ΔE8と色相差ΔH1〜ΔH8に対して行う。制御部301は、例えば、複数のカラーパッチのうち所定数のカラーパッチについて、再キャリブレーションの実行要否の判断結果が「要実行」となる(ステップS904)場合に、最終的に再キャリブレーションを行うという判断をする。所定数が1の場合、少なくとも1つのカラーパッチについて、色差ΔE又は色相差ΔHの少なくともいずれかが閾値以上という条件が成立するときに、最終的に再キャリブレーションを行うという判断がなされることになる。図11において、所定数が8の場合、カラーパッチリストに登録されたカラーパッチの全てについて、色差ΔE又は色相差ΔHの少なくともいずれかが閾値以上という条件が成立するときに、最終的に再キャリブレーションを行うという判断がなされることになる。
再度キャリブレーションの実行要否の判断処理により、再キャリブレーションが「要実行」と判断された場合に実行される再キャリブレーション処理について説明する。説明にあたっては、図12を参照する。
回数分実施した後、記憶部311に記憶した最大回数分の検証結果に基づき、複数のカラーパッチの色相差ΔHの平均が最小となるキャリブレーション結果を取得する(ステップS1210)。これは、複数回実行するキャリブレーションに関し、光学的測定において発生する測定値のばらつきを考慮して行う処理である。制御部301は、取得したキャリブレーション結果をモニタ202へ適用する(ステップS1211)。
また、上述した再キャリブレーション処理は、キャリブレーション後の測色値とその理論値との色相差ΔHができるだけ小さくなるようにする方法の一例である。そのため、キャリブレーションの結果、特に調整が必要な色(例えば、前記複数のカラーパッチのうち色相差ΔHが前記色相差閾値ΔHaを超過したカラーパッチ)に対して重点的に測色を行い、色精度を向上させるような再キャリブレーション処理を行ってもよい。例えば、色相差ΔHが前記色相差閾値ΔHaを超過した特定のカラーパッチのみを用いて、1回目のキャリブレーション結果を補正するようにしてもよい。また、色相差ΔHが前記色相差閾値ΔHaを超過した特定のカラーパッチに類似する色のカラーパッチを多数使用し、他のカラーパッチは少数だけ使用して、再キャリブレーション処理する方法を採用してもよい。
なお、以上の本実施例1の処理は、図13に示すように、モニタ202に、上記の制御部301に相当する機能部である制御部1301が含まれるシステム構成においても可能である。
本実施例では、ユーザが指定した注目色に関して、キャリブレーション後の測色値とその理論値との色相差をユーザに提示(図示)し、ユーザの要求に応じて再キャリブレーションを実行する例について説明する。説明にあたっては、図14、図15を参照する。実施例1と共通の事項については実施例1と共通の名称及び符号を用いて詳細な説明を省略する。
の測定値、理論値に対し色差が閾値以内と判定されるΔEaに基づき定まる範囲、及び理論値に対し色相差が閾値以内と判定されるΔHaに基づき定まる範囲が表示される。また、再キャリブレーション確認画面1501には、ユーザにより指定されたカラーパッチリスト1502が提示される。また、再キャリブレーション確認画面1501には、色差ΔE又は色相差ΔHの少なくともいずれかがそれぞれの閾値(色差閾値ΔEa、色相差閾値ΔHa)以上となったカラーパッチの識別番号1503が提示される。さらに、再キャリブレーション確認画面1501には、図示するように、ユーザに再キャリブレーションの実行要否の指示を入力させるためのGUI部品(「はい」ボタン、「いいえ」ボタン)が提示される。ユーザは、「はい」ボタンを押す操作を行うことで、制御部301に対し、
再キャリブレーションの実行要求を入力することができる。また、ユーザは、「いいえ」ボタンを押す操作を行うことで、制御部301に対し、再キャリブレーションを実行しない指示を入力することができる。制御部301は、再キャリブレーション確認画面1501をユーザに提示し、ユーザから再キャリブレーションの要求があった場合は、再キャリブレーション処理(ステップS1407)を実施する。制御部301は、再キャリブレーション確認画面1501をユーザに提示し、ユーザから再キャリブレーションの要求がない場合は、再キャリブレーション処理を行わずにこのフローの処理を終了する。
203 測色センサ
301 制御部
Claims (15)
- 画像表示装置に表示される画像を光学的に測定する測定手段による測定値に基づき前記画像表示装置のキャリブレーションを行うキャリブレーション装置であって、
キャリブレーションが行われた後に前記画像表示装置に所定の色のパッチ画像を表示させ、そのときの前記測定手段による測定値とその目標値との色相差を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出される前記色相差が閾値を超える場合に、キャリブレーションを再度、実行するか否かのユーザによる指示の入力を受け付け、キャリブレーションを再度、実行する指示が入力された場合に、キャリブレーションを再度、実行する制御手段と、
を備えるキャリブレーション装置。 - 画像表示装置に表示される画像を光学的に測定する測定手段による測定値に基づき前記画像表示装置のキャリブレーションを行うキャリブレーション装置であって、
キャリブレーションが行われた後に前記画像表示装置に所定の色のパッチ画像を表示させ、そのときの前記測定手段による測定値とその目標値との色相差を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出される前記色相差が閾値を超える場合に、キャリブレーションを再度、実行する制御手段と、
前記算出手段により前記色相差の算出を行わせる色を指定する指示をユーザに入力させる入力手段と、
を備えるキャリブレーション装置。 - 前記制御手段は、前記算出手段により算出される前記色相差が前記閾値より小さくなるまで、前記キャリブレーションを繰り返し実行する請求項1または2に記載のキャリブレーション装置。
- 前記制御手段により所定の回数のキャリブレーションが実行されても前記算出手段により算出される前記色相差が前記閾値より小さくならない場合、前記所定の回数のキャリブレーションの結果のうち前記算出手段により算出される前記色相差が最小であったキャリ
ブレーションの結果を前記画像表示装置に適用する請求項3に記載のキャリブレーション装置。 - 前記算出手段は、前記画像表示装置に所定の複数の色の各色のパッチ画像を表示させ、各色について前記測定手段による測定値とその目標値との色相差を算出し、
前記制御手段は、前記複数の色のうち所定数の色について前記算出手段により算出される前記色相差が閾値を超える場合に、前記キャリブレーションを再度、実行する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のキャリブレーション装置。 - 前記算出手段は、前記パッチ画像を表示させたときの前記測定手段による測定値とその目標値との色差を更に算出し、
前記制御手段は、前記算出手段により算出される前記色差が閾値を超える場合に、前記キャリブレーションを再度、実行する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のキャリブレーション装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のキャリブレーション装置を備えた画像表示装置。
- 画像表示装置に表示される画像を光学的に測定する測定手段による測定値に基づき前記画像表示装置のキャリブレーションを行うキャリブレーション装置の制御方法であって、
キャリブレーションが行われた後に前記画像表示装置に所定の色のパッチ画像を表示させ、そのときの前記測定手段による測定値とその目標値との色相差を算出する算出工程と、
前記算出工程により算出される前記色相差が閾値を超える場合に、キャリブレーションを再度、実行するか否かのユーザによる指示の入力を受け付け、キャリブレーションを再度、実行する指示が入力された場合に、キャリブレーションを再度、実行する制御工程と、
を有するキャリブレーション装置の制御方法。 - 画像表示装置に表示される画像を光学的に測定する測定手段による測定値に基づき前記画像表示装置のキャリブレーションを行うキャリブレーション装置の制御方法であって、
パッチ画像の色を指定する指示をユーザに入力させる入力工程と、
キャリブレーションが行われた後に前記画像表示装置に前記入力工程で指定された色のパッチ画像を表示させ、そのときの前記測定手段による測定値とその目標値との色相差を算出する算出工程と、
前記算出工程により算出される前記色相差が閾値を超える場合に、キャリブレーションを再度、実行する制御工程と、
を有するキャリブレーション装置の制御方法。 - 前記制御工程は、前記算出工程により算出される前記色相差が前記閾値より小さくなるまで、前記キャリブレーションを繰り返し実行する請求項8または9に記載のキャリブレーション装置の制御方法。
- 前記制御工程により所定の回数のキャリブレーションが実行されても前記算出工程により算出される前記色相差が前記閾値より小さくならない場合、前記所定の回数のキャリブレーションの結果のうち前記算出工程により算出される前記色相差が最小であったキャリブレーションの結果を前記画像表示装置に適用する請求項10に記載のキャリブレーション装置の制御方法。
- 前記算出工程は、前記画像表示装置に所定の複数の色の各色のパッチ画像を表示させ、
各色について前記測定手段による測定値とその目標値との色相差を算出し、
前記制御工程は、前記複数の色のうち所定数の色について前記算出工程により算出される前記色相差が閾値を超える場合に、前記キャリブレーションを再度、実行する請求項8から請求項11のいずれか1項に記載のキャリブレーション装置の制御方法。 - 前記算出工程は、前記パッチ画像を表示させたときの前記測定手段による測定値とその目標値との色差を更に算出し、
前記制御工程は、前記算出工程により算出される前記色差が閾値を超える場合に、前記キャリブレーションを再度、実行する請求項8から請求項12のいずれか1項に記載のキャリブレーション装置の制御方法。 - 画像表示装置に表示される画像を光学的に測定する測定手段による測定値に基づき前記画像表示装置のキャリブレーションを行うキャリブレーション装置を制御するプログラムであって、
キャリブレーションが行われた後に前記画像表示装置に所定の色のパッチ画像を表示させ、そのときの前記測定手段による測定値とその目標値との色相差を算出する算出工程と、
前記算出工程により算出される前記色相差が閾値を超える場合に、キャリブレーションを再度、実行するか否かのユーザによる指示の入力を受け付け、キャリブレーションを再度、実行する指示が入力された場合に、キャリブレーションを再度、実行する制御工程と、
をコンピュータに実行させるプログラム。 - 画像表示装置に表示される画像を光学的に測定する測定手段による測定値に基づき前記画像表示装置のキャリブレーションを行うキャリブレーション装置を制御するプログラムであって、
パッチ画像の色を指定する指示をユーザに入力させる入力工程と、
キャリブレーションが行われた後に前記画像表示装置に前記入力工程で指定された色のパッチ画像を表示させ、そのときの前記測定手段による測定値とその目標値との色相差を算出する算出工程と、
前記算出工程により算出される前記色相差が閾値を超える場合に、キャリブレーションを再度、実行する制御工程と、
をコンピュータに実行させるプログラム。
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