JP6292897B2 - 表示制御装置、制御方法、および、プログラム - Google Patents

表示制御装置、制御方法、および、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、表示制御装置、その制御方法、および、プログラムに関するものである。
業務用等のディスプレイでは、経年による表示画質変化を低減する為にキャリブレーションが実施される。キャリブレーション(CAL: calibration、校正)では、ディスプレイ表示面に白やグレー等の画像(以降、パッチ画像ともいう)が表示され、測色器(CALセンサ等)を用いてパッチ画像の輝度や色度を測色することが繰り返し行われる。
キャリブレーションでは、さらに、複数のパッチ画像の測色結果を基に輝度や色度が所望の値に近づくように、ディスプレイの表示画質(表示特性)が調整される。
図2は、キャリブレーションにおけるパッチ画像の表示と測色順の例を示す図である。図2において、横方向は、時間経過を表す。図2の例では、n−1番目のパッチ画像、n番目のパッチ画像、n+1番目のパッチ画像と順番に各パッチ画像が繰り返し表示され測色が行われる。測色は、パッチ画像が表示されている期間内に行われる。この測色結果を基に輝度や色度が所望の値に近づくように表示画質が調整されるため、キャリブレーションの実行には長い時間が必要となる。例えば、キャリブレーションを1回実行するには、10分程度の時間を要する。
また、キャリブレーションの精度を良くするためには、測色器を用いたディスプレイ表示面の輝度や色度の測色精度が重要である。測色精度を高めるためには、測色器自体の測色精度の性能を上げるだけでなく、ディスプレイと測色器が正しい位置に設置されていることも重要な要因となる。ディスプレイ表示面に対して測色器が正しい位置に設置されていない場合、測色精度が悪くなり、目標とする表示画質を達成できないケースもある。
キャリブレーション実施中に、ディスプレイの本体ボタン操作や画像ケーブルの挿抜などを行った場合、ディスプレイ表示面に対する測色器の設置位置が大きく変化することがある。そのような場合、設置位置が大きく変化したことにより測色精度が低下するため、パッチ画像の測色が正常に行われなくなる。測色が正常に行われなくなった状態で、キャリブレーションを継続すると、測色結果が異常になり、最終的にキャリブレーションが失敗してしまうことがある。このように、測色精度が低下した状態でキャリブレーションを継続すると、キャリブレーションが失敗するため、ユーザーにとって時間の無駄となる。
特許文献1は、プリンタ用の校正に用いるデータを作成する際に出力するカラーチャートが、測色装置に正しく設置されているか否かの判定に関する。この判定は、カラーチャート毎に、カラーチャート内の特定のパッチの出力指示値に基づいて作成された判定ルールと、カラーチャートの実際の測色結果に基づいて行われる。
特開2009−60221号公報
ディスプレイのキャリブレーションにおいて、1つのパッチ画像についての測色が失敗した場合でも、キャリブレーションが失敗することがある。ここで、キャリブレーション
の失敗とは、例えば、ディスプレイが所望の表示特性に調整されないことである。従って、すべてのパッチ画像について正確に測色することが求められる。パッチ画像が正確に測色されるには、測色器自体の測定精度がよいこととともに、ディスプレイに測色器が正しく設置されていることが求められる。測色器の設置位置がわずかにずれただけでも、キャリブレーションが失敗することがある。そこで、キャリブレーションの失敗防止のために、パッチ画像の測色毎に、ディスプレイに測色器(CALセンサ)が正しく設置されているか否かを判定することが考えられる。
しかし、パッチ画像の測色毎に、ディスプレイに測色器が正しく設置されているか否かを判定すると、判定処理の回数が多くなり、キャリブレーションの実行時間が長くなる。例えば、従来10分で終了していたキャリブレーションの実行時間が、15分になってしまう。一方、ディスプレイに測色器が正しく設置されているか否かを判定をせずにキャリブレーションを行えば実行時間が10分で終了するが、キャリブレーションが失敗すると実行時間の10分が無駄になる。
本発明は、ディスプレイのキャリブレーションの失敗を抑制しつつ、ディスプレイのキャリブレーションの実行時間の長時間化を抑制することを目的とする。
本発明の表示制御装置は、
面に測色用画像を表示し、センサにより測色して得られる測色結果に基づいて、前記画面の表示画質を調整する校正処理を行う校正手段と、
前記校正処理の実行中に、前記センサと前記画面との位置関係の変化により前記センサの測色精度が低下する可能性がある所定の事象を検出する検出手段と、
前記検出手段が前記所定の事象を検出したことに応じて、前記センサによる前記所定の事象の検出前および検出後の測色結果を比較して比較結果に応じて前記校正処理を中止するか否かを判定する判定処理を行う判定手段と、を備える。
また、本発明の表示制御装置は、
表示装置の画面に複数の測色用画像を順番に表示し、センサにより測色して得られる測
色結果に基づいて、前記画面の表示画質を調整する校正処理を行う校正手段と、
前記校正処理の実行中に、前記センサと前記画面との位置関係の変化により前記センサの測色精度が低下する可能性がある所定の事象を検出する検出手段と、
前記検出手段が前記所定の事象を検出したことに応じて、前記センサによる前記所定の事象の検出前および検出後の測色結果を比較して、比較結果に応じて前記校正処理を中止するか否かを判定する判定処理を行う第1判定手段と、
前記センサが前記表示装置本体に内蔵される内蔵センサであるか前記表示装置に対し着脱可能な外部センサであるかを判定する第2判定手段と、を備え、
前記第1判定手段は、前記第2判定手段が前記センサが前記外部センサであると判定した場合のみ、前記判定処理を行う。
本発明の表示制御装置の制御方法は、
面に測色用画像を表示し、センサにより測色して得られる測色結果に基づいて、前記画面の表示画質を調整する校正処理を行うステップと、
前記校正処理の実行中に、前記センサと前記画面との位置関係の変化により前記センサの測色精度が低下する可能性がある所定の事象を検出するステップと、
前記所定の事象を検出したことに応じて、前記センサによる前記所定の事象の検出前および検出後の測色結果を比較して比較結果に応じて前記校正処理を中止するか否かを判定する判定処理を行う判定ステップと、を含む。
また、本発明の表示制御装置の制御方法は、
表示装置の画面に複数の測色用画像を順番に表示し、センサにより測色して得られる測色結果に基づいて、前記画面の表示画質を調整する校正処理を行うステップと、
前記校正処理の実行中に、前記センサと前記画面との位置関係の変化により前記センサの測色精度が低下する可能性がある所定の事象を検出するステップと、
前記所定の事象を検出したことに応じて、前記センサによる前記所定の事象の検出前および検出後の測色結果を比較して、比較結果に応じて前記校正処理を中止するか否かを判定する判定処理を行う第1判定ステップと、
前記センサが前記表示装置本体に内蔵される内蔵センサであるか前記表示装置に対し着脱可能な外部センサであるかを判定する第2判定ステップと、を含み、
前記第2判定ステップで前記センサが前記外部センサであると判定された場合のみ、前記第1判定ステップで前記判定処理が行われる。
本発明の表示制御装置の制御プログラムは、
コンピュータに、
表示パネルの画面に測色用画像を表示し、センサにより測色して得られる測色結果に基づいて、前記表示パネルの表示画質を調整する校正処理を行うステップと、
前記校正処理の実行中に、前記センサの測色精度が低下する可能性がある所定の事象を検出するステップと、
前記所定の事象を検出した場合に、前記センサによる前記所定の事象の検出前および検出後の測色結果を比較することにより、前記校正処理を中止するか否かを判定する判定処理を行う判定ステップと、を実行させる。
本発明によれば、ディスプレイのキャリブレーションの失敗を抑制しつつ、ディスプレイのキャリブレーションの実行時間の長時間化を抑制することができる。
実施形態1と実施形態2に係る表示制御装置の主要な構成を示すブロック図 キャリブレーションのパッチ表示と測色順の例 実施形態1に係る動作フロー例 実施形態1に係るパッチ描画順の例 実施形態2に係る動作フロー例 実施形態2〜4に係るパッチ描画順の例 実施形態3に係る表示制御装置の主要な構成を示すブロック図 実施形態3に係る動作フロー例 実施形態4に係る表示制御装置とパソコンの主要な構成を示すブロック図 実施形態4に係る動作フロー例
以下に本発明による表示制御装置及びその制御方法の実施形態について述べる。
〔実施形態1〕
実施形態1について、図を用いて以下に説明する。
実施形態1は、キャリブレーションの測色実行中に、測色精度が低下する可能性のある事象の1つである、本体ボタン操作(ボタン操作)の検出に基づき、キャリブレーションの継続可否を判定する例である。
(構成例)
図1は、実施形態1におけるディスプレイの主要な構成を示すブロック図である。
図1のディスプレイ100は、表示パネルである画像表示部103と画像表示部103を制御する表示制御装置とを有する。表示制御装置は、全体制御部101、画像入出力制御部102、CAL部104、CALセンサ制御部105、UI制御部106、CAL継続判断部107、本体ボタン108、電源ボタン109を有する。ディスプレイ100には、画像信号源150から画像信号が入力される。画像信号は、ディスプレイ100の画像表示部103に画像を表示するための信号である。ディスプレイ100には、外付けのCALセンサ160が接続される。
全体制御部101は、ディスプレイ100の全体を制御する。
画像入出力制御部102は、画像信号源150から入力される画像信号を、所定の処理を行って、画像表示部103に出力する。画像入出力制御部102は、CAL部104から入力されるパッチ画像の画像信号を、所定の処理を行って、画像表示部103に出力する。画像入出力制御部102は、画像表示部103の表示制御を行う。また、画像入出力制御部102は、CAL部104からのパッチ画像の表示要求にしたがって、パッチ画像の画像信号を生成し、画像表示部103に出力してもよい。
画像表示部103は、画像入出力制御部102から入力される画像信号の画像を画面に表示する。画像表示部103は、例えば、液晶表示パネル、プラズマディスプレイパネル、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイパネル等の表示パネルである。表示パネルを含む部分を表示装置(表示装置本体)ともいう。
CAL部104は、画像表示部103の表示特性のキャリブレーションを制御する。CAL部104は、キャリブレーションで使用するパッチ画像の画像信号を画像入出力制御部102に出力する。また、CAL部104は、画像入出力制御部102に、パッチ画像の表示要求を行ってもよい。CAL部104は、画像入出力制御部102を介して、パッチ画像を画像表示部103に表示させる。CAL部104は、測色結果に基づいて、画像
表示部103の表示画質を調整する。
CALセンサ制御部105は、CALセンサ160を制御する。CALセンサ制御部105は、CALセンサで測色された測色値を取得し、CAL部104に出力する。
UI制御部106は、本体ボタン108や電源ボタン109を制御する。UI制御部106は、本体ボタン108や電源ボタン109が操作されたことを検出すると、全体制御部101やCAL継続判断部107に、操作の検出を通知する。ディスプレイ100の使用者は、本体ボタン108を操作することで、OSD(On Screen Display)機能のメニ
ューの表示とメニューの選択を行うことができ、ディスプレイ100の設定を制御することができる。ディスプレイ100の使用者は、本体ボタン108を操作することで、例えば、信号の入力設定、表示画像の輝度、コントラスト等の設定の調整やキャリブレーションを実施することが可能である。
CAL継続判断部107は、測色精度が低下する可能性のある事象(所定の事象)を検出したか否かを判定する。即ち、CAL継続判断部107は、所定の事象を検出する事象検出を行う。また、CAL継続判断部107は、キャリブレーション(校正処理)を継続するか否かを判定する。即ち、CAL継続判断部107は、校正中止判定(中止判定処理)を行う。
本体ボタン108は、ディスプレイ100の操作ボタンである。ディスプレイ100のユーザーは、本体ボタン108により、OSD機能のメニューの選択等を行うことができる。
電源ボタン109は、ディスプレイ100の電源を制御する。電源ボタン109は、キャリブレーション実行中には、無効にされる。即ち、キャリブレーション実行中に、ディスプレイ100の使用者等によって電源ボタン109が押されても、電源がオフにならず、キャリブレーションが継続される。
画像信号源150は、ディスプレイ100に表示する画像の画像信号をディスプレイ100に出力する。画像信号源150の例として、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)が挙げられる。
CALセンサ160は、CALセンサ制御部105の指示に基づいて、画像表示部103の画面に表示される画像の測色を行う。CALセンサ160による測色結果は、CALセンサ制御部105で取得される。
(動作例)
以下、測色精度が低下する可能性のある事象の検出に基づいて、キャリブレーションの継続可否を判定する動作の説明を行う。
ユーザー(使用者)等の操作により、画像表示部103の表示特性のキャリブレーションが開始される。ディスプレイ100は、輝度や色の異なる複数のパッチ画像を使用して、キャリブレーションを行う。パッチ画像は、測色用の画像であり、例えば、所定の輝度および色を有する矩形状の単色の画像である。パッチ画像は、測色用画像の一例である。ディスプレイ100は、キャリブレーション実行時において、パッチ画像を画像表示部103に表示する。また、ディスプレイ100は、CALセンサ160で画像表示部103に表示されたパッチ画像を測色し、画像表示部103に表示されたパッチ画像を非表示にする。測色が行われている最中(測色中)に、測色精度が低下する可能性のある事象(所定の事象ともいう)が検出されない場合、パッチ画像は、図2のように表示される。ディスプレイ100は、キャリブレーション実行時において、これらの動作を、複数のパッチ画像について繰り返す。パッチ画像が測色される期間は、パッチ画像が表示されている期間内である。CALセンサ160で測色されたパッチ画像毎の測色値(例えば、輝度、色度など)は、CALセンサ制御部105で取得される。ディスプレイ100におけるキャリブレーションは、CAL部104によって制御される。
キャリブレーション(校正処理)では、輝度または色の異なる複数のパッチ画像が、順番に1つずつ画面に表示される。CALセンサ制御部105はCALセンサ160にパッチ画像の測色要求を行い、測色結果を取得し、CAL部104に送信する。CALセンサ160は、画面に表示されるパッチ画像の測色をパッチ画像毎(測色用画像毎)に行う。パッチ画像毎の測色結果は、例えば、CAL部104に格納される。CAL部104は取得した測色結果に基づいて、輝度や色度が所望の値に近づくように、表示画質を調整する。即ち、CAL部104は、パッチ画像についての測色結果が得られると、所望の表示特性(表示画質)を得るためのCAL値を決定し、画像入出力制御部102に設定する。CAL値は、例えば、RGBの値やバランスを調整するための調整値である。各パッチ画像の測色が正しく行われない場合、所望の表示特性を得るためのCAL値が正しく算出されない。従って、すべてのパッチ画像についての測色が正しく行われることが求められる。
図3は、キャリブレーション実行開始をトリガとして動作し、パッチ画像の測色中に測色精度が低下する可能性のある事象を検出した場合において、キャリブレーションの継続可否を判定する動作フローを示す図である。
ステップS301において、CAL継続判断部107は、測色精度が低下する可能性のある事象を検出したかどうかを判定する。CAL継続判断部107が当該事象を検出した場合(S301;YES)、処理がステップS302に進む。CAL継続判断部107は、事象検出を所定時間おきに繰り返し行う(S301;NO)。本実施形態では、UI制御部106が本体ボタン108が押されたことを検出すると、UI制御部106は、本体ボタン108が押されたことを検出したこと示す検出信号を、CAL継続判断部107に送信する。CAL継続判断部107は、UI制御部106からの検出信号を受信すると、測色精度が低下する可能性のある事象の発生を認識する。
ステップS302において、CAL継続判断部107は、CAL部104からS301の事象発生時のCAL状態を取得する。ここで取得するCAL状態は、CALセンサ160がパッチ画像を測色中であるか測色中でないかの2つの状態のうちのいずれか1つの状態である。
ステップS303において、CAL継続判断部107は、取得したCAL状態が測色中であるか否かを判別する。CAL状態が測色中である場合(S303;YES)、処理がステップS304に進む。CAL状態が測色中でない場合(S303;NO)、処理がステップS301に戻る。CAL状態が測色中でない場合、キャリブレーションは継続される。
ステップS304において、CAL継続判断部107は、CAL部104を介して、キャリブレーションを中断し、現在、画像表示部103に表示されているパッチ画像を、非表示にする。さらに、CAL継続判断部107は、CAL部104を介して、ステップS301の測色精度が低下する可能性のある事象を検出した際に表示されていたパッチ画像の1つ前に表示されていたパッチ画像を画像表示部103に再表示する。例えば、ステップS301の測色精度が低下する可能性のある事象を検出した際に表示されていたパッチ画像をパッチ画像n(第n測色用画像)とする(nは2以上の整数)。パッチ画像nは、測色精度が低下する可能性のある事象を検出した際に、最後に表示されていた画像である。また、パッチ画像nの1つ前に表示されていたパッチ画像をパッチ画像n−1(第n−1測色用画像)とする。CAL継続判断部107は、CAL部104を介して、CALセンサ160で、画像表示部103に再表示されるパッチ画像(パッチ画像n−1)を測色する。ここでは、再表示のパッチ画像としてパッチ画像n−1が使用されているが、所定の事象を検出した際に表示されていたパッチ画像の前に表示されていた画像(前画像)であれば、再表示のパッチ画像としてパッチ画像n−1以外のパッチ画像が採用されてもよ
い。
ステップS305において、CAL継続判断部107は、CAL部104から取得した、事象検出前のパッチ画像n−1の測色結果と、事象検出後のパッチ画像n−1の測色結果とを比較する。本実施形態では、測色結果の輝度や色度を比較する。輝度は、測色値の一例である。色度は、測色値の一例である。測色値は、いずれの表色系が使用されて、表されてもよい。
ステップS306において、CAL継続判断部107は、測色結果を比較した結果が閾値内であるか否かを判定する。CAL継続判断部107は、例えば、事象発生前と事象発生後とのパッチ画像n−1の輝度の差分(差分値)が10cd/m以下である場合、閾値内と判定し、10cd/mより大きい場合、閾値内でないと判定する。閾値は、10cd/mに限定されるものではない。また、CAL継続判断部107は、例えば、事象発生前と事象発生後とのパッチ画像n−1の色度の色空間における距離の差が、所定の閾値以下(所定値以下)である場合、閾値内と判定し、所定の閾値より大きい場合、閾値内でないと判定してもよい。
閾値内である場合(S306;YES)、キャリブレーションの継続が可能であると判定され、処理がステップS301に戻る。CAL部104は、パッチ画像nからキャリブレーションを再開する。閾値内でない場合(S306;NO)、測色精度が低下したためキャリブレーションの継続が不可能であると判定され、処理がステップS307に進む。
ステップS307において、CAL部104は、CAL継続判断部107のキャリブレーションの継続が不可能であるという判定に従い、キャリブレーションを中止する処理を行う。ここで、ディスプレイ100は、キャリブレーションの中止を、画面表示や音等により、ユーザーに通知してもよい。
図4は、測色精度が低下する可能性のある事象を検出した場合において、従来と本実施形態のキャリブレーションのパッチ画像の表示と測色の実行順序を比較した図である。図4において、横方向は、時間経過を表す。例えば、図4に示すように、キャリブレーション実行中のn番目のパッチ画像(パッチ画像n)を測色中に、測色精度が低下する可能性のある事象が発生した場合について説明する。従来では、ディスプレイは、測色精度が低下する可能性のある事象の発生に関係なく、順番通りに、次にn+1番目のパッチ画像(パッチ画像n+1)の表示と測色を行う。これに対して、本実施形態では、ディスプレイ100は、事象発生前に測色を行ったn−1番目のパッチ画像(パッチ画像n−1)を再度表示し、測色する。CAL部104は、事象発生前の測色結果と、事象発生後に再度測色した測色結果をCAL継続判断部107に送信する。CAL継続判断部107は、事象発生前のパッチ画像(パッチ画像n−1)の測色結果と、事象発生後のパッチ画像(パッチ画像n−1)の測色結果とを比較する。図4の例では、キャリブレーションを継続すると判定され、CAL部104はパッチ画像nからキャリブレーションを再開する。
(実施形態1の作用、効果)
本実施形態では、ディスプレイ100のキャリブレーション実行中において、パッチ画像の測色中に、測色精度が低下する可能性のある事象を検出した場合、ディスプレイ100は、キャリブレーションの継続可否を判定する。ディスプレイ100は、測色精度が低下する可能性のある事象を検出した場合に、CALセンサ160による当該事象の検出前および検出後の測色結果を比較することにより、校正処理を中止するか否かを判定する。また、ディスプレイ100は、キャリブレーションの継続不可能であると判定した場合は、キャリブレーションを中止する。これにより、キャリブレーションが失敗する要因となる測色精度が低下した状態で、キャリブレーションを継続することが無くなり、キャリブ
レーションを失敗した際の無駄なキャリブレーション実施時間を削減することができる。
〔実施形態2〕
実施形態2について、図を用いて以下に説明する。実施形態2は、実施形態1との共通点を有する。従って、ここでは、主として、実施形態1との相違点について説明をし、実施形態1との共通点については、説明を省略する。
実施形態1では、キャリブレーション実行中において、パッチ画像の測色中に、測色精度が低下する可能性のある事象を検出した場合、キャリブレーションの継続可否を判定していた。実施形態2では、キャリブレーション実行中において、パッチ画像の測色中であるか否かにかかわらず、測色精度が低下する可能性のある事象を検出した場合、キャリブレーションの継続可否を判定する。
(構成例)
実施形態2によるディスプレイの主要な構成を示すブロック図は、前述の実施形態1の図1と同様である。
(動作例)
以下、測色精度が低下する可能性のある事象検出に基づいて、キャリブレーションの継続可否を判定する動作の説明を行う。
図5は、キャリブレーション実行開始をトリガとして動作し、測色精度が低下する可能性のある事象を検出した場合において、キャリブレーションの継続可否を判定する動作フローを示す図である。
ステップS501は、実施形態1のステップS301と同様である。
ステップS502において、CAL部104は、キャリブレーションを中断する。さらに、CAL継続判断部107は、CAL部104を介して、ステップS501の測色精度が低下する可能性のある事象を検出した時点からみて、2つ前に表示されていたパッチ画像を画像表示部103に再表示する。ここでは、1つ前に表示されていたパッチ画像をパッチ画像nとする。ステップS501の測色精度が低下する可能性のある事象を検出した時点からみて、2つ前に表示されていたいパッチ画像をパッチ画像n−1とする。CAL継続判断部107は、CAL部104を介して、CALセンサ160で、画像表示部103に表示されるパッチ画像(パッチ画像n−1)を測色する。
ここで、2つ前に表示されていたいパッチ画像(パッチ画像n−1)が再表示に使用されるのは、測色精度が低下する可能性のある事象の検出までにタイムラグがあり、パッチ画像nの表示中には当該事象が発生していた可能性があるからである。パッチ画像nの表示中に当該事象が発生していると、パッチ画像nに対する測色結果がよくないおそれがある。つまり、パッチ画像n−1が表示されていた時間と、測色精度が低下する可能性のある事象の検出した時とには、時間差があり、パッチ画像n−1の表示は、測色精度が低下する可能性のある事象の影響を受けていないとみなされる。
ステップS503、ステップS504、ステップS505は、それぞれ、実施形態1のステップS305、ステップS306、ステップS307と同様である。
図6は、パッチ画像が表示されていないときに、測色精度が低下する可能性のある事象を検出した場合において、従来と本実施形態のキャリブレーションのパッチ画像の表示と測色の実行順序を比較した図である。図6において、横方向は、時間経過を表す。例えば、図6に示すように、パッチ画像nの測色が終了し、パッチ画像nを非表示にした後、次のパッチ画像n+1を表示するまでの間に、測色精度が低下する可能性のある事象を検出した場合、事象を検出する2つ前のパッチ画像n−1を再度表示し測色する。CAL部1
04は、事象発生前のパッチ画像n−1の測色結果と、事象発生後のパッチ画像n−1の測色結果をCAL継続判断部107に送信する。図6の例では、キャリブレーションを継続すると判定され、CAL部104はパッチ画像nからキャリブレーションを再開する。
(実施形態2の作用、効果)
本実施形態では、ディスプレイのキャリブレーション実行中において、測色精度が低下する可能性のある事象の発生を検出した場合、事象を検出した時点より2つ前のパッチ画像を用いてキャリブレーションの継続可否を判定する。ディスプレイは、継続不可能であると判定した場合は、キャリブレーションを中止する。これにより、キャリブレーションが失敗する要因となる測色精度が低下した状態で、キャリブレーションを継続することが無くなり、キャリブレーションを失敗した際の無駄なキャリブレーション実施時間を削減することができる。また、本実施形態の構成では、測色中か否かを判定しないため、処理が簡素化される。本実施形態の構成では、測色中か否かを判定しないため、測色中でない場合についても、キャリブレーションの継続可否を判定する。
〔実施形態3〕
実施形態3について、図を用いて以下に説明する。実施形態3は、実施形態1、2との共通点を有する。従って、ここでは、主として、実施形態1、2との相違点について説明をし、実施形態1、2との共通点については、説明を省略する。
本実施形態3では、ディスプレイにキャリブレーション用のCALセンサが内蔵された例について述べる。ディスプレイは、実行中のキャリブレーションの測色に用いられているCALセンサが、ディスプレイの内蔵CALセンサであるか外部CALセンサであるかを判別する。ディスプレイは、外部CALセンサを用いたキャリブレーション実行中の場合において、測色精度が低下する可能性のある事象を検出し、キャリブレーションの継続可否を判定する。
本実施形態において、内蔵CALセンサはディスプレイにしっかりと固定されており、測色精度が低下する可能性のある事象が発生した際に設置位置が移動する可能性のないセンサ(内蔵センサ)を指す。例えば、内蔵CALセンサは、ディスプレイの駆動時間が一定の時間超過毎に、定期的にキャリブレーションを実行し、画質を調整するために用いる。一方、外部CALセンサは、ディスプレイの画面に対し着脱可能なセンサであり、ディスプレイに固定されていないため、測色精度が低下する可能性のある事象が発生した際に設置位置が移動する可能性のあるセンサを指す。ディスプレイの画面に対し着脱可能なセンサは、ディスプレイの画面に対し取り付け及び取り外しが可能なセンサである。
(構成例)
図7は実施形態3によるディスプレイの主要な構成を示すブロック図である。図7のブロック図と、実施形態1と実施形態2のブロック図を示した図1との差異は、ディスプレイ100の構成に、内蔵CALセンサ110を追加している点である。ここでは、CALセンサ160は、内蔵CALセンサ110と区別するために、外部CALセンサ160としている。
(動作例)
以下、測色精度が低下する可能性のある事象の検出に基づいて、キャリブレーションの継続可否を判定する動作の説明を行う。
図8は、キャリブレーション実行開始をトリガとして動作し、外部センサを用いてキャリブレーションの測色を行っている場合において、測色精度が低下する可能性のある事象を検出し、キャリブレーションの継続可否を判断する動作フローを示す。
ステップS801において、CALセンサ制御部105は、実行中のキャリブレーションの測色に用いられているCALセンサが、内蔵CALセンサ110か外部CALセンサ160かを判別(判定)する。外部センサが用いられている場合(S801;YES)、処理がS802に進む。外部CALセンサ160が用いられていない場合(S801;NO)、処理がフローの開始に戻る。
ステップS802以降の処理は、実施形態2のステップS501以降の処理と同様である。ステップS802以降の処理は、実施形態1のステップS301以降の処理と同様であってもよい。
(実施形態3の作用、効果)
本実施形態では、キャリブレーション用のセンサを内蔵しているディスプレイにおいて、内蔵CALセンサ110を使用しているか、外部CALセンサ160を使用しているかを判定する。また、ディスプレイ100は、外部CALセンサ160を用いたキャリブレーション実行中に、測色精度が低下する可能性のある事象の発生を検出した場合、事象を検出した時点より2つ前のパッチ画像を用いてキャリブレーションの継続可否を判定する。ディスプレイ100は、継続不可能であると判定した場合は、キャリブレーションを中止する。これにより、キャリブレーションが失敗する要因となる測色精度が低下した状態で、キャリブレーションを継続することが無くなり、キャリブレーションを失敗した際の無駄なキャリブレーション実施時間を削減することができる。
また、内蔵CALセンサ160はディスプレイ100にしっかりと固定されており、測色精度が低下する可能性のある事象が発生した際に内蔵CALセンサ110の設置位置が移動する可能性が小さい。したがって、ディスプレイ100は、内蔵CALセンサ110を用いたキャリブレーション実行中には、測色精度が低下する可能性のある事象の発生を検出した場合であっても、キャリブレーションの継続を中止しなくてもよい。即ち、ディスプレイ100は、内蔵CALセンサ110を用いたキャリブレーション実行中には、測色精度が低下する可能性のある事象の発生を検出した場合であっても、キャリブレーションの継続可否を判定しなくてもよい。内蔵CALセンサ110を用いたキャリブレーション実行中に、キャリブレーションの継続可否を判定しないことで、処理が簡素化され、キャリブレーション実施時間の長時間化を抑制することができる。
〔実施形態4〕
実施形態4について、図を用いて以下に説明する。実施形態4は、実施形態1〜3との共通点を有する。従って、ここでは、主として、実施形態1〜3との相違点について説明をし、実施形態1〜3との共通点については、説明を省略する。
前述の実施形態1〜3では、ディスプレイ内部でパッチ画像を生成し、キャリブレーションを実行している。本実施形態4では、パーソナルコンピュータ(PC;Personal Computer、パソコン)がパッチ画像を生成し、生成したパッチ画像をディスプレイに出力し
てキャリブレーションを実行する場合について説明する。
(構成例)
図9は、実施形態4によるディスプレイおよびPCの主要な構成を示すブロック図である。
図9のディスプレイ900は、全体制御部901、画像入出力制御部902、画像表示部903、UI制御部904、CAL継続判断部905、本体ボタン906、電源ボタン907を有する。図9のPC950は、PC全体制御部951、画像出力部952、CAL部953、CALセンサ制御部954を有する。
本実施形態では、例えば、ディスプレイ900とPC950とが協働して表示制御装置を形成する。
ディスプレイ900の全体制御部901、画像入出力制御部902、画像表示部903、UI制御部904、CAL継続判断部905、本体ボタン906、電源ボタン907は、実施形態1のディスプレイ100の対応する構成と同様である。CAL継続判断部905は、PC950に存在してもよい。
PC950の全体制御部951は、PC950の全体を制御する。
画像出力部952は、ディスプレイ100に表示する画像の画像信号をディスプレイ100に出力する。
CAL部953は、ディスプレイ900の画像表示部903の表示特性のキャリブレーションを制御する。CAL部953は、キャリブレーションで使用するパッチ画像の画像信号を画像出力部952に出力する。
CALセンサ制御部954は、CALセンサ160を制御する。CALセンサ制御部105は、CALセンサで測色された測色値を取得し、CAL部953に出力する。
PC950の使用者は、ディスプレイ100と接続された外付けのCALセンサ160を用いて、キャリブレーションを実施する。
(動作例)
以下、測色精度が低下する可能性のある事象検出に基づいて、キャリブレーションの継続可否を判定する動作の説明を行う。
図10は、パソコンがディスプレイに出力したパッチ画像を用いたキャリブレーション実行中に、測色精度が低下する可能性のある事象を検出した場合において、キャリブレーションの継続可否を判定する動作フローを示す図である。
ステップS1001において、CAL継続判断部905は、測色精度が低下する可能性のある事象を検出したかどうかを判定する。CAL継続判断部905が当該事象を検出した場合(S1001;YES)、処理がステップS1002に進む。CAL継続判断部905が当該事象を検出していない場合(S1001;NO)、処理がフローの開始に戻る。本実施形態では、CAL継続判断部905が、本体ボタン906が押されたことを示す検出信号をUI制御部904から受信することで、測色精度が低下する可能性のある事象を検出する。
ステップS1002において、CAL部953は、キャリブレーションを中断する。さらに、CAL継続判断部905は、CAL部953を介して、ステップS1001の測色精度が低下する可能性のある事象を検出した時点からみて、2つ前に表示されていたパッチ画像を画像表示部903に再表示する。ここでは、1つ前に表示されていたパッチ画像をパッチ画像nとする。ステップS1001の測色精度が低下する可能性のある事象を検出した時点からみて、2つ前に表示されていたいパッチ画像をパッチ画像n−1とする。CAL継続判断部905は、PC950のCAL部953に、CALセンサ160で、画像表示部903に表示されるパッチ画像(パッチ画像n−1)を測色することを指示する。
ステップS1003では、PC950のCAL部953は、パッチ画像n+1をディスプレイ900に表示することを画像出力部952に指示する。画像出力部952は、パッチ画像n−1の画像信号を、ディスプレイ902の画像入出力制御部902に送信する。画像入出力制御部902は、画像出力部952の表示要求に従って、画像表示部103にパッチ画像n−1を出力する。CALセンサ制御部954はCALセンサ160にパッチ画像n−1の測色要求を行い、測色結果を取得し、CAL部953に送信する。CAL部953は、CAL継続判断部905に、測色結果を送信する。
ステップS1004、ステップS1005、ステップS1006は、それぞれ、実施形態1のステップS305、ステップS306、ステップS307と同様である。
(実施形態4の作用、効果)
本実施形態では、PCが出力したパッチ画像を用いたディスプレイのキャリブレーション実行中において所定の事象の発生を検出した場合、所定の事象を検出した時点より2つ前のパッチ画像を用いてキャリブレーションの継続可否を判定する。PC950が、継続不可能であると判定した場合は、キャリブレーションを中止する。これにより、キャリブレーションが失敗する要因となる測色精度が低下した状態で、キャリブレーションを継続することが無くなり、キャリブレーションを失敗した際の無駄なキャリブレーション実施時間を削減することができる。
〔その他の実施形態〕
測色精度が低下する可能性のある事象を検出するために、ディスプレイに加速度センサを搭載する例について述べる。ここでは、ディスプレイは、さらに、当該ディスプレイにかかる力を計測する加速度センサを有する。加速度センサは、ディスプレイの加速度検出を行う。例えば、ディスプレイ本体が移動した際に、加速度センサから取得した情報に基づいて、測色精度が低下する可能性のある事象を検出し、キャリブレーションの継続可否を判定する処理を行う。即ち、加速度センサが検出した加速度が所定値を超えた場合、ディスプレイは、測色精度が低下する可能性のある事象が発生したと判定する。ディスプレイに搭載された加速度センサは、ディスプレイの加速度を検出する。ディスプレイの加速度が変化したとき、ディスプレイ本体(表示装置本体)の位置は変化する。
また、測色精度が低下する可能性のある事象として、タッチパネル型のディスプレイ(単に、タッチパネルともいう)を操作する場合について述べる。ここでは、タッチパネル型のディスプレイは、表示パネルの表面に設置されるタッチセンサを有する。例えば、タッチパネル型のディスプレイがタッチセンサが操作されたこと(タッチ操作)を検出し、その事象に基づいてキャリブレーションの継続可否を判定する処理を行う。即ち、タッチセンサが操作された場合、ディスプレイは、測色精度が低下する可能性のある事象が発生したと判定する。タッチセンサは、ユーザーの指などが接触したことを検出するセンサである。ここでは、タッチセンサが操作されたことを検出することは、タッチセンサにユーザーの指などが接触したことを検出することを含む。
また、測色精度が低下する可能性のある事象として、ディスプレイの信号(DVI,DP等)ケーブルや電源ケーブル等のケーブルを挿抜する場合について述べる。ここでは、ディスプレイは、さらに、ケーブルの挿抜を検出する手段を有する。例えば、ディスプレイがDPケーブルが挿抜されたことを検出すると、キャリブレーションの継続可否を判定する処理が行われる。即ち、DPケーブルが挿抜されたことが検出された場合、ディスプレイは、測色精度が低下する可能性のある事象が発生したと判定する。
ディスプレイは、ディスプレイの所定値より大きい加速度、ディスプレイのタッチパネル操作、ディスプレイのケーブルの挿抜などを検出することにより、測色精度が低下する可能性のある事象が発生したと判定する。これらの事象は、ディスプレイを物理的に動かすものであるので、表示パネルとCALセンサとの位置関係が変化する可能性があり、測色精度が低下し得る。ディスプレイは、これらの事象の発生を検出した際に、キャリブレーション(校正処理)を継続するか否かを判定することで、無駄なキャリブレーション実施時間を削減することができる。
記憶装置に記録されたプログラムを読み込み実行することで前述した実施形態の機能を
実現するシステムや装置のコンピュータ(またはCPU、MPU等のデバイス)によっても、本発明を実施することができる。また、例えば、記憶装置に記録されたプログラムを読み込み実行することで前述した実施形態の機能を実現するシステムや装置のコンピュータによって実行されるステップからなる方法によっても、本発明を実施することができる。この目的のために、上記プログラムは、例えば、ネットワークを通じて、又は、上記記憶装置となり得る様々なタイプの記録媒体(つまり、非一時的にデータを保持するコンピュータ読取可能な記録媒体)から、上記コンピュータに提供される。従って、上記コンピュータ(CPU、MPU等のデバイスを含む)、上記方法、上記プログラム(プログラムコード、プログラムプロダクトを含む)、上記プログラムを非一時的に保存するコンピュータ読取可能な記録媒体は、いずれも本発明の範疇に含まれる。
以上の各実施形態は、可能な限りこれらを組み合わせて実施され得る。
100 ディスプレイ
103 画像表示部
104 CAL部
106 UI制御部
107 CAL継続判断部
160 CALセンサ

Claims (21)

  1. 画面に測色用画像を表示し、センサにより測色して得られる測色結果に基づいて、前記画面の表示画質を調整する校正処理を行う校正手段と、
    前記校正処理の実行中に、前記センサと前記画面との位置関係の変化により前記センサの測色精度が低下する可能性がある所定の事象を検出する検出手段と、
    前記検出手段が前記所定の事象を検出したことに応じて、前記センサによる前記所定の事象の検出前および検出後の測色結果を比較して、比較結果に応じて前記校正処理を中止するか否かを判定する判定処理を行う判定手段と、を備える表示制御装置。
  2. 前記校正処理では、複数の測色用画像が1つずつ順番に表示され、測色され、
    前記検出手段が前記所定の事象を検出した場合に、
    前記判定手段は、前記検出手段が前記所定の事象を検出した時に、前記複数の測色用画像のうち最後に表示されていたn番目(nは2以上の整数)の前記測色用画像である第n測色用画像よりも前に表示されていた前画像を前記画面に再表示して前記センサにより測色し、前記検出手段が前記所定の事象を検出する前の前記前画像の測色値と、前記検出手段が前記所定の事象を検出した後の前記前画像の測色値との差分である差分値が所定値より大きい場合、前記校正処理を中止すると判定する
    請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記差分値が前記所定値以下である場合、前記校正手段は、前記第n測色用画像から前記校正処理を再開する、
    請求項2に記載の表示制御装置。
  4. 前記前画像は、前記第n測色用画像の1つ前に表示されていた第n−1測色用画像である請求項2または3に記載の表示制御装置。
  5. 前記判定手段は、前記センサが測色中か否かを判定し、前記センサにより測色が行われている最中に、前記検出手段により前記所定の事象が検出された場合にのみ、前記判定処理を行う
    請求項2から4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  6. 前記所定の事象は、前記画面を有する表示装置の操作ボタンに対するボタン操作である請求項1から5のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  7. 前記画面は、タッチセンサを有するタッチパネル型の画面であり、
    前記所定の事象は、前記タッチセンサに対するタッチ操作である
    請求項1から5のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  8. 前記所定の事象は、前記画面を有する表示装置本体の位置の変化である、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  9. 前記所定の事象は、前記画面を有する表示装置本体に対するケーブルの挿抜である請求項1から5のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  10. 表示装置の画面に複数の測色用画像を順番に表示し、センサにより測色して得られる測色結果に基づいて、前記画面の表示画質を調整する校正処理を行う校正手段と、
    前記校正処理の実行中に、前記センサと前記画面との位置関係の変化により前記センサの測色精度が低下する可能性がある所定の事象を検出する検出手段と、
    前記検出手段が前記所定の事象を検出したことに応じて、前記センサによる前記所定の事象の検出前および検出後の測色結果を比較して、比較結果に応じて前記校正処理を中止するか否かを判定する判定処理を行う第1判定手段と、
    前記センサが前記表示装置本体に内蔵される内蔵センサであるか前記表示装置に対し着脱可能な外部センサであるかを判定する第2判定手段と、を備え、
    前記第1判定手段は、前記第2判定手段が前記センサが前記外部センサであると判定した場合のみ、前記判定処理を行う、表示制御装置。
  11. 画面に測色用画像を表示し、センサにより測色して得られる測色結果に基づいて、前記画面の表示画質を調整する校正処理を行うステップと、
    前記校正処理の実行中に、前記センサと前記画面との位置関係の変化により前記センサの測色精度が低下する可能性がある所定の事象を検出するステップと、
    前記所定の事象を検出したことに応じて、前記センサによる前記所定の事象の検出前および検出後の測色結果を比較して、比較結果に応じて前記校正処理を中止するか否かを判定する判定処理を行う判定ステップと、を含む
    表示制御装置の制御方法。
  12. 前記校正処理では、複数の測色用画像が1つずつ順番に表示され、測色され、
    前記判定ステップでは、
    前記所定の事象を検出した時に、前記複数の測色用画像のうち最後に表示されていたn番目(nは2以上の整数)の前記測色用画像である第n測色用画像よりも前に表示されていた前画像を前記画面に再表示して前記センサにより測色され、
    前記所定の事象を検出する前の前記前画像の測色値と、前記所定の事象を検出した後の前記前画像の測色値との差分である差分値が所定値より大きい場合、前記校正処理を中止すると判定される
    請求項11に記載の表示制御装置の制御方法。
  13. 前記差分値が前記所定値以下である場合、前記第n測色用画像から前記校正処理が再開される
    請求項12に記載の表示制御装置の制御方法。
  14. 前記前画像は、前記第n測色用画像の1つ前に表示されていた第n−1測色用画像であ
    る請求項12または13に記載の表示制御装置の制御方法。
  15. 前記センサが測色中か否かを判定するステップをさらに含み、
    前記センサによる測色が行われている最中に前記所定の事象が検出された場合のみ前記判定処理が行われる
    請求項12から14のいずれか1項に記載の表示制御装置の制御方法。
  16. 前記所定の事象は、前記画面を有する表示装置の操作ボタンに対するボタン操作である請求項11から15のいずれか1項に記載の表示制御装置の制御方法。
  17. 前記画面は、タッチセンサを有するタッチパネル型の画面であり、
    前記所定の事象は、前記タッチセンサに対するタッチ操作である
    請求項11から15のいずれか1項に記載の表示制御装置の制御方法。
  18. 前記所定の事象は、前記画面を有する表示装置本体の位置の変化である、
    請求項11から15のいずれか1項に記載の表示制御装置の制御方法。
  19. 前記所定の事象は、前記画面を有する表示装置本体に対するケーブルの挿抜である請求項11から15のいずれか1項に記載の表示制御装置の制御方法。
  20. 表示装置の画面に複数の測色用画像を順番に表示し、センサにより測色して得られる測色結果に基づいて、前記画面の表示画質を調整する校正処理を行うステップと、
    前記校正処理の実行中に、前記センサと前記画面との位置関係の変化により前記センサの測色精度が低下する可能性がある所定の事象を検出するステップと、
    前記所定の事象を検出したことに応じて、前記センサによる前記所定の事象の検出前および検出後の測色結果を比較して、比較結果に応じて前記校正処理を中止するか否かを判定する判定処理を行う第1判定ステップと、
    前記センサが前記表示装置本体に内蔵される内蔵センサであるか前記表示装置に対し着脱可能な外部センサであるかを判定する第2判定ステップと、を含み、
    前記第2判定ステップで前記センサが前記外部センサであると判定された場合のみ、前記第1判定ステップで前記判定処理が行われる表示制御装置の制御方法。
  21. 請求項11から20のいずれか1項に記載の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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