JP5949443B2 - 電磁波シールド材のアース部の防水構造 - Google Patents
電磁波シールド材のアース部の防水構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5949443B2 JP5949443B2 JP2012235069A JP2012235069A JP5949443B2 JP 5949443 B2 JP5949443 B2 JP 5949443B2 JP 2012235069 A JP2012235069 A JP 2012235069A JP 2012235069 A JP2012235069 A JP 2012235069A JP 5949443 B2 JP5949443 B2 JP 5949443B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shielding material
- shield
- waterproof
- under cover
- metal plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
アース構造100はまた、シールド20とアンダーカバー10とにまたがるように接触する金属プレートとしてのプレート40と、Z方向における下方から孔10aに挿通されフレーム30に締結されるアースボルトとしてのボルト50とを有している。
アース構造100はまた、後述するようにしてシールド20に一体化されシールド20とともにアンダーカバー10の少なくとも一部を覆うシート状のシールド体であるシールド部22を形成したラミネート21を有している。
アース構造100はまた、フレーム30の、Z方向における上側の面においてフレーム30とともにボルト50を締結されるウェルドナット70と、フレーム30とプレート40との間に位置する防水部材81とを有している。
ラミネート21は、締結状態において、シールド20の、フレーム30側の面に位置する。
また、プレート40、防水部材81も、防水構造80、アース構造100を形成するためにボルト50を挿通される孔40a、孔81aを有している。
アンダーカバー構造体11において、露出部20bは、ラミネート21によるフィルム面と逆側の面、すなわちシールド部22のアンダーカバー10側の面によって構成されている。
プレート40はまた、締結状態において支持部40bからZ方向における上側に突出しZ方向における上側の面が露出部20bにZ方向における下側から当接する当接部40cを有している。
プレート40は、孔40aを有していることを除けば、ほぼ灰皿型となっている。
これにより、プレート40は、アンダーカバー10およびシールド部22の少なくとも一部をフレーム30との間に挟む部材であるとともに、防水部材81のなくとも一部、本形態では防水部材81の全体をフレーム30との間に挟む部材となっている。
よって、締結状態において、プレート40、具体的には当接部40cのZ方向における上側の面の、孔40aから遠い側の一部と、シールド20のZ方向における下側の面の、孔20aの周縁側の一部とは互いに接触し導通したアース部42を形成している。
そして、プレート40、具体的には当接部40cの、フレーム30に対向した表面すなわちZ方向における上側の面のうち、アース部42と隣り合う位置を占め、アース部42となっていない部分は、シールド20と非接触となっている非接触面40dとなっている。
なお、図3において、符号43は、非接触面40dとアース部42との境界部を示している。また、同図に示されているように、当接部40cの、支持部40b側の角部は、鈍角となっている。
なお、接着部82がフレーム30に付着しても良い場合には、支持部材83を省略しても良い。
この接着を行うとき、プレート40、具体的には支持部40bのZ方向における上側の面とアンダーカバー10のZ方向における下側の面とが対向して当接し接触した接触部41が形成される。接触部41は、プレート40がフレーム30との間にアンダーカバー10を挟みアンダーカバー10をフレーム30に対して位置決めする位置決め部として機能する。
また螺合の際、フランジ部50bと当接部40cとも、互いに密着する。これによってボルト50とプレート40とが導通する。
よって、ボルト50がシールド20に直接当接した状態とされることがなく、ボルト50がシールド20に直接当接することによる、締結のトルクダウンが回避される。シールド20が導電性繊維で密に形成されていることによっても、かかるトルクダウンの回避が良好になされる。したがって、防水構造80、アース構造100においては、後述するように、シールド20とプレート40との間の溶接が省略されている。
10c アンダーカバーの基部
10d アンダーカバーの突部
20 電磁波シールド材
21 ラミネート材
22 シールド部
22a シールド部の孔
30 車体フレーム
40 金属プレート
40a 金属プレートの孔
40d 非接触面
40e 露出部
41 位置決め部
42 アース部
43 境界部
50 ボルト
60 シール材
80 電磁波シールド材のアース部の防水構造
81 防水部材
82 接着部
83 弾性体
100 電磁波シールド材のアース構造
Z 車体の上下方向
Claims (9)
- アンダーカバーの少なくとも一部を覆う導電性の電磁波シールド材と、該電磁波シールド材を備えたシールド部を車体フレームとの間に挟む金属プレートと、が互いに接触して導通したアース部を防水するための防水部材を有し、
該防水部材は、前記金属プレートの表面のうち前記アース部と隣り合う位置で前記電磁波シールド材と非接触となっている非接触面と、前記シールド部と、にまたがるように該非接触面と該シールド部とに接着され前記アース部を覆った接着部を有していることを特徴とする電磁波シールド材のアース部の防水構造。 - 前記金属プレートは、該金属プレートと車体フレームとが互いに締結された締結状態で、前記非接触面のうち、前記防水部材と非接触の露出部において、車体フレームに当接することを特徴とする請求項1に記載の電磁波シールド材のアース部の防水構造。
- 前記金属プレートと前記シールド部とは、前記金属プレートと車体フレームとを互いに締結するボルトを挿通される、互いに連通する孔を有し、
前記シールド部における前記孔の径は、前記金属プレートにおける前記孔の径よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁波シールド材のアース部の防水構造。 - 前記防水部材の、前記非接触面に接着された側と逆側の端部は、車体の上下方向において、アンダーカバーの、基部から上方に突出した突部より上方に位置していることを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の電磁波シールド材のアース部の防水構造。
- 前記防水部材は、車体フレームに当接するとともに該車体フレームと逆側の面に前記接着部を一体化された弾性体を有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の電磁波シールド材のアース部の防水構造。
- 前記金属プレートが車体フレームとの間にアンダーカバーを挟み該アンダーカバーを該車体フレームに対して位置決めする位置決め部に設けられ、該金属プレートと該アンダーカバーとの間をシーリングするシール材を有することを特徴とする請求項1〜5の何れか1つに記載の電磁波シールド材のアース部の防水構造。
- 前記シールド部は、前記電磁波シールド材の車体フレーム側の面をラミネートしたラミネート材を有することを特徴とする請求項1〜6の何れか1つに記載の電磁波シールド材のアース部の防水構造。
- 前記電磁波シールド材は、網目状の部材であり、前記ラミネート材を形成している樹脂とアンダーカバーを形成している樹脂とが該電磁波シールド材の網目部分で接合されることにより、該アンダーカバーと一体化されていることを特徴とする請求項7に記載の電磁波シールド材のアース部の防水構造。
- 前記電磁波シールド材は、導電性繊維によって形成されていることを特徴とする請求項1〜8の何れか1つに記載の電磁波シールド材のアース部の防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012235069A JP5949443B2 (ja) | 2012-10-24 | 2012-10-24 | 電磁波シールド材のアース部の防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012235069A JP5949443B2 (ja) | 2012-10-24 | 2012-10-24 | 電磁波シールド材のアース部の防水構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014084005A JP2014084005A (ja) | 2014-05-12 |
JP5949443B2 true JP5949443B2 (ja) | 2016-07-06 |
Family
ID=50787484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012235069A Active JP5949443B2 (ja) | 2012-10-24 | 2012-10-24 | 電磁波シールド材のアース部の防水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5949443B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS586665U (ja) * | 1981-07-06 | 1983-01-17 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車の車体のシ−ルド構造 |
JP4039207B2 (ja) * | 2002-10-24 | 2008-01-30 | 三菱ふそうトラック・バス株式会社 | 電気自動車のバッテリ装置 |
JP5029263B2 (ja) * | 2007-09-28 | 2012-09-19 | 三菱自動車工業株式会社 | 電気自動車 |
-
2012
- 2012-10-24 JP JP2012235069A patent/JP5949443B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014084005A (ja) | 2014-05-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5970825B2 (ja) | アンダーカバー | |
JP6211823B2 (ja) | 自動車用ウインドウガラス及びその製造方法 | |
JP5933812B2 (ja) | 車載アンテナ用防水構造 | |
JP2014049993A (ja) | アンテナ装置 | |
JP6259440B2 (ja) | コネクタ | |
KR101599116B1 (ko) | 그로밋 | |
JP5332660B2 (ja) | バッテリボックスユニットのアース構造 | |
US11824217B2 (en) | High-voltage battery-mounting structure for vehicle | |
US20170149124A1 (en) | Antenna for motor vehicles and assembling method | |
JP5405506B2 (ja) | バッテリ支持構造 | |
JP5606833B2 (ja) | 車両用アンテナユニット | |
JP2014086152A (ja) | シールドコネクタ | |
JP5949443B2 (ja) | 電磁波シールド材のアース部の防水構造 | |
JP5850689B2 (ja) | 車両用電磁波シールドカバー | |
JP2013232597A (ja) | 電磁波シールド材のアース構造 | |
JP2006216782A (ja) | シールドケース及び導電材同士の接触、固定方法 | |
JP2011024280A (ja) | シール部材及びシール部材の製造方法 | |
CN105620557B (zh) | 一种汽车前翼子板总成结构 | |
CN110001545B (zh) | 电路体布设结构 | |
JP5470104B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
CN104228970A (zh) | 一种汽车及其行李箱盖外板 | |
CN219610620U (zh) | 一种电池下箱体及车辆 | |
CN216055419U (zh) | 一种控制器总成及车辆 | |
CN204077818U (zh) | 一种掀背门式汽车及其后盖总成 | |
CN217227421U (zh) | 一种翼子板雷达安装结构 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150918 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160421 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160510 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160523 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5949443 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |