JP5948986B2 - 分散型電源システム - Google Patents
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Description
また、制御切替判定手段は、通信装置を介して電力供給元から逆潮流要求を受信した場合において、需要者による逆潮流許可の入力を検知すると、逆潮流禁止制御から逆潮流許可制御に切り替えると判定する。したがって、電力供給元が予め逆潮流要求を需要者に送信した場合において、当該需要者が逆潮流を許可した場合に、逆潮流禁止制御から逆潮流許可制御に切り替わる。これにより、電力供給元が分散型電源システムから電力系統に逆潮流させるか否かを管理しつつ、需要者もまた逆潮流させるか否かを管理することができる。
また、制御切替判定手段は、需要者による解除要求を検知した場合、又は、通信装置を介して受信した電力供給元から解除要求を検知した場合に、逆潮流許可制御から逆潮流禁止制御に切り替えると判定する。これにより、電力供給元が電力系統に余剰電力を逆潮流させたくない場合に、例えば、過大な逆潮流電流が電力系統に流入し電力系統が不安定になるおそれが生じる場合に、電力供給元は逆潮流許可制御から逆潮流禁止制御に切り替えることができる。また、需要者が電力系統に余剰電力を逆潮流させたくない場合に、例えば、燃料が高騰し、売電価格よりも燃料費のほうが高額となってしまう場合に、需要者は逆潮流許可制御から逆潮流禁止制御に切り替えることができる。
また、制御切替判定手段が、需要者による逆潮流要求の入力を検知すると、需要者によって入力された逆潮流要求を通信装置を介して電力供給元に送信し、需要者から受信した逆潮流要求に対する電力供給元からの逆潮流許可を通信装置を介して受信すると、逆潮流禁止制御から逆潮流許可制御に切り替えると判定する。したがって、需要者が逆潮流要求を予め電力供給元に送信した場合において、電力供給元が逆潮流を許可した場合に、逆潮流禁止制御から逆潮流許可制御に切り替わる。これにより、電力供給元が分散型電源システムから電力系統に逆潮流させるか否かを管理しつつ、需要者もまた逆潮流させるか否かを管理することができる。
また、制御切替判定手段は、需要者による解除要求を検知した場合、又は、通信装置を介して受信した電力供給元から解除要求を検知した場合に、逆潮流許可制御から逆潮流禁止制御に切り替えると判定する。これにより、電力供給元が電力系統に余剰電力を逆潮流させたくない場合に、例えば、過大な逆潮流電流が電力系統に流入し電力系統が不安定になるおそれが生じる場合に、電力供給元は逆潮流許可制御から逆潮流禁止制御に切り替えることができる。また、需要者が電力系統に余剰電力を逆潮流させたくない場合に、例えば、燃料が高騰し、売電価格よりも燃料費のほうが高額となってしまう場合に、需要者は逆潮流許可制御から逆潮流禁止制御に切り替えることができる。
以下、図1を用いて、本発明による分散型電源システムの一実施の形態について説明する。本発明の分散型電源システム100は、発電装置30と、この発電装置30から供給される電力で稼動する負荷装置91と、発電装置30の出力電力を制御する制御装置40と、電力系統200に電力を供給する電力供給元300の指令部302との通信を行う通信装置50と、発電装置30の出力電力を決定するための操作部60を備えている。発電装置30と負荷装置91を接続する電力供給線81の接続部83に、電力系統200に接続する接続線82が接続されている。
次に、上述した分散型電源システム100の作動について図3〜図6を参照して説明する。制御装置40は、発電装置30が発電可能な状態となると、図3に示される「制御切替処理」を順次実行する。まず、ステップ102において、「逆潮流制御手段」である制御装置40は、上述した「逆潮流禁止制御」を開始させ、プログラムをステップ104に進行させる。ステップ104において、「制御切替判定手段」である制御装置40は、「逆潮流禁止制御」から「逆潮流許可制御」に切り替えるか否かを判定する「制御切替判定処理」(図4又は図5に示されるサブルーチン)を実行する。
まず、ステップ202において、「制御切替判定手段」である制御装置40は、通信装置50が電力供給元300の指令部302から「逆潮流要求」を受信したか否かを判断し、当該「逆潮流要求」を受信したと判断した場合には(ステップ202で「YES」と判断)、プログラムをステップ204に進める。この際に、「逆潮流要求」が、操作部60の表示部62に表示され、需要者(操作者)が「逆潮流要求」を認識することができる。一方で、制御装置40が、前記「逆潮流要求」を受信していないと判断した場合には(ステップ202で「NO」と判断)、プログラムをステップ208に進める。
まず、ステップ302において、「制御切替判定手段」である制御装置40は、操作者による「逆潮流要求」が操作部60から入力された否かを判断し、前記「逆潮流要求」が入力されたと判断した場合には(ステップ302で「YES」と判断)、プログラムをステップ304に進め、「逆潮流要求」が入力されていないと判断した場合には(ステップ302で「NO」と判断)、プログラムをステップ310に進める。なお、「逆潮流要求」は、操作部60の入力部61を操作することにより、制御装置40に入力される。
図3の「逆潮流電力量積算・送信処理開始」(ステップ116)により開始する「逆潮流電力量積算・送信処理」について、図6を用いて説明する。
まず、ステップ402において、「逆潮流電力量積算手段」である制御装置40は、「逆潮流電力検出手段」である第3電力検出部86で検出された逆潮流電力を積算して「逆潮流積算電力量」を算出し、当該「逆潮流積算電力量」を記憶装置42に記憶させ、プログラムをステップ404に進める。ステップ402の処理において、「逆潮流積算電力量」が算出されるので、この「逆潮流積算電力量」に基づき、電力供給元300に対する売電額を算出することができる。
Claims (4)
- 電力系統に接続された需要者の負荷装置に電力を供給する分散型電源システムであって、
化石燃料を用いて発電した電力を前記負荷装置に供給する発電装置と、
前記発電装置の出力を制御する制御装置と、
前記電力系統に電力を供給する電力供給元との通信を行う通信装置とを備え、
前記制御装置は、
前記負荷装置の消費電力を超えない範囲の出力電力を前記発電装置に発電させ、前記電力系統への逆潮流を禁止する逆潮流禁止制御を実行する逆潮流禁止制御手段と、
前記負荷装置の消費電力を超える出力電力を前記発電装置に発電させ、前記出力電力から前記消費電力を除いた余剰電力の前記電力系統への逆潮流を許容する逆潮流許可制御を実行する逆潮流許可制御手段と、
前記電力供給元から前記通信装置を介して受信した逆潮流を許容する旨の情報に基づき、前記逆潮流禁止制御から前記逆潮流許可制御に切り替えるか否かを判定する制御切替判定手段と、
前記制御切替判定手段が切り替える旨の判定をした場合に、前記逆潮流禁止制御から前記逆潮流許可制御に切り替えて前記逆潮流許可制御を実行する制御切替実行手段を備え、
前記制御切替判定手段は、前記電力供給元からの逆潮流要求を前記通信装置を介して受信した場合において、前記需要者による逆潮流許可の入力を検知すると、前記逆潮流禁止制御から前記逆潮流許可制御に切り替えると判定し、
前記制御切替判定手段は、前記需要者による解除要求を検知した場合、又は、前記通信装置を介して受信された前記電力供給元による解除要求を検知した場合に、前記逆潮流許可制御から前記逆潮流禁止制御に切り替えると判定する機能を更に備え、
前記制御切替実行手段は、前記制御切替判定手段の判定結果に基づき、前記逆潮流許可制御から前記逆潮流禁止制御に切り替える機能を更に備える分散型電源システム。 - 電力系統に接続された需要者の負荷装置に電力を供給する分散型電源システムであって、
化石燃料を用いて発電した電力を前記負荷装置に供給する発電装置と、
前記発電装置の出力を制御する制御装置と、
前記電力系統に電力を供給する電力供給元との通信を行う通信装置とを備え、
前記制御装置は、
前記負荷装置の消費電力を超えない範囲の出力電力を前記発電装置に発電させ、前記電力系統への逆潮流を禁止する逆潮流禁止制御を実行する逆潮流禁止制御手段と、
前記負荷装置の消費電力を超える出力電力を前記発電装置に発電させ、前記出力電力から前記消費電力を除いた余剰電力の前記電力系統への逆潮流を許容する逆潮流許可制御を実行する逆潮流許可制御手段と、
前記電力供給元から前記通信装置を介して受信した逆潮流を許容する旨の情報に基づき、前記逆潮流禁止制御から前記逆潮流許可制御に切り替えるか否かを判定する制御切替判定手段と、
前記制御切替判定手段が切り替える旨の判定をした場合に、前記逆潮流禁止制御から前記逆潮流許可制御に切り替えて前記逆潮流許可制御を実行する制御切替実行手段を備え、
前記制御切替判定手段は、
前記需要者による逆潮流要求の入力を検知すると、前記需要者によって入力された逆潮流要求を前記通信装置を介して前記電力供給元に送信し、
前記需要者から受信した逆潮流要求に対する前記電力供給元からの逆潮流許可を前記通信装置を介して受信すると、前記逆潮流禁止制御から前記逆潮流許可制御に切り替えると判定し、
前記制御切替判定手段は、前記需要者による解除要求を検知した場合、又は、前記通信装置を介して受信された前記電力供給元による解除要求を検知した場合に、前記逆潮流許可制御から前記逆潮流禁止制御に切り替えると判定する機能を更に備え、
前記制御切替実行手段は、前記制御切替判定手段の判定結果に基づき、前記逆潮流許可制御から前記逆潮流禁止制御に切り替える機能を更に備える分散型電源システム。 - 請求項1又は請求項2において、
前記発電装置から前記電力系統への逆潮流電力を検出する逆潮流電力検出手段と、
前記逆潮流電力検出手段が検出した逆潮流電力量を積算して逆潮流積算電力量を算出する逆潮流電力量積算手段を備えた分散型電源システム。 - 請求項3において、
前記逆潮流電力量積算手段が積算した逆潮流積算電力量を前記通信装置を介して前記電力供給元に送信する逆潮流積算電力量送信実行手段を備えた分散型電源システム。
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