JP6732182B2 - 電源管理サーバ、電源管理方法及び電源管理システム - Google Patents

電源管理サーバ、電源管理方法及び電源管理システム Download PDF

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Description

本発明は、分散電源を管理する電源管理サーバ、電源管理方法及び電源管理システムに関する。
近年、電力系統から施設への潮流量の抑制を要求する潮流抑制メッセージ及び施設から電力系統への逆潮流量の抑制を要求する逆潮流抑制メッセージなどの電力に関するメッセージが知られている。例えば、このような電力メッセージは、電力系統の電力需給バランスに基づいて送信される(例えば、特許文献1,2)。
特開2013−169104号公報 特開2014−128107号公報
一般的には、潮流抑制メッセージを受信した施設においては、施設に設けられる負荷の消費電力を削減する努力が行われる。しかしながら、負荷の消費電力が相対的に小さい場合には、潮流抑制メッセージに応じて負荷の消費電力を下げることが難しい。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、電力メッセージに応じて、潮流量又は逆潮流量を適切に抑制することを可能とする電源管理サーバ、電源管理方法及び電源管理システムを提供することを目的とする。
第1の特徴に係る電源管理サーバは、電力系統から施設への潮流量の抑制を要求する潮流抑制メッセージ、前記施設から前記電力系統への逆潮流量の抑制を要求する逆潮流抑制メッセージ及び前記施設に設置された機器を制御する機器制御メッセージの少なくともいずれか1つを含む電力メッセージの内容を取得する取得部と、前記施設に設けられた分散電源が前記分散電源の動作が制限された制限状態で動作している場合において、前記電力メッセージの内容に基づいて、前記制限状態の解除を指示するメッセージを前記施設に送信する送信部とを備える。
第2の特徴に係る電源管理方法は、電力系統から施設への潮流量の抑制を要求する潮流抑制メッセージ、前記施設から前記電力系統への逆潮流量の抑制を要求する逆潮流抑制メッセージ及び前記施設に設置された機器を制御する機器制御メッセージの少なくともいずれか1つを含む電力メッセージの内容を取得するステップAと、前記施設に設けられた分散電源が前記分散電源の動作が制限された制限状態で動作している場合において、前記電力メッセージの内容に基づいて、前記制限状態の解除を指示するメッセージを前記施設に送信するステップBとを備える。
第3の特徴に係る電源管理システムは、分散電源及び電源管理サーバを備える。前記電源管理システムは、電力系統から施設への潮流量の抑制を要求する潮流抑制メッセージ、前記施設から前記電力系統への逆潮流量の抑制を要求する逆潮流抑制メッセージ及び前記施設に設置された機器を制御する機器制御メッセージの少なくともいずれか1つを含む電力メッセージの内容を取得する取得部と、前記施設に設けられた前記分散電源が前記分散電源の動作が制限された制限状態で動作している場合において、前記電力メッセージの内容に基づいて、前記制限状態の解除を指示するメッセージを前記施設に送信する送信部とを備える。
一態様によれば、電力メッセージに応じて、潮流量又は逆潮流量を適切に抑制することを可能とする電源管理サーバ、電源管理方法及び電源管理システムを提供する。
図1は、実施形態に係る電源管理システム100を示す図である。 図2は、実施形態に係る電源管理サーバ200を示す図である。 図3は、実施形態に係る電源管理方法を示す図である。 図4は、変更例1に係る電源管理方法を示す図である。
以下において、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
但し、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係又は比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[実施形態]
(電源管理システム)
以下において、実施形態に係る電源管理システムについて説明する。
図1に示すように、電源管理システム100は、電源管理サーバ200と、施設300と、電力管理サーバ400とを有する。図1では、施設300として、施設300A〜施設300Cが例示されている。
各施設300は、電力系統110に接続される。以下において、電力系統110から施設300への電力の流れを潮流と称し、施設300から電力系統110への電力の流れを逆潮流と称する。
電源管理サーバ200及び施設300は、ネットワーク120に接続されている。ネットワーク120は、電源管理サーバ200と施設300との間の回線を提供すればよい。ネットワーク120は、例えば、インターネットである。ネットワーク120は、VPN(Virtual Private Network)などの専用回線を提供してもよい。
電源管理サーバ200は、施設300に設けられる分散電源310の動作データ及び分散電源310の管理データの少なくともいずれか1つを管理するサーバ(OAMサーバ;Operation and Managementサーバ)である。
電源管理サーバ200は、施設300に設けられる分散電源310の動作が制限された制限状態で分散電源310が動作するように、分散電源310又はEMS320に指示してもよい。
例えば、制限状態は、分散電源310の出力が所定出力以下に制限された状態である。制限状態で分散電源310が動作するケースとしては、例えば、ユーザの手動設定が行われるケース、電源管理サーバ200から指示されるケース、エネルギーコストの最小化又はCO排出量の最小化の観点で設定されるケースなどが考えられる。電力管理サーバ200から指示されるケースは、分散電源310の保守の観点から指示されるケース、及び、後述する仮想電力発電所(VPP;Virtual Power Plant)として利用するために指示されるケースなどが想定される。
制限状態は、分散電源310の運転モードが所定モードに制限(設定)された状態であってもよい。例えば、分散電源310が燃料電池である場合において、制限状態は、燃料電池の動作が負荷追従運転に制限(設定)された状態であってもよい。分散電源310が蓄電池である場合に、制限状態は、蓄電池の動作が放電運転に制限(設定)された状態であってもよい。負荷追従運転及び放電運転は、ユーザの手動設定によって設定(制限)されてもよく、EMS320の指示によって設定(制限)されてもよく、ユーザによる施設300外からの遠隔操作であってもよい。
施設300は、分散電源310及びEMS320を有する。分散電源310は、電力を出力する機能及び電力を蓄積する機能の少なくともいずれかを有する。例えば、分散電源310は、燃料電池であってもよく、蓄電池であってもよい。EMS320は、施設300の電力を管理する装置(EMS;Energy Management System)である。EMS320は、分散電源310の動作を制御してもよく、施設300に設けられる負荷の動作を制御してもよい。
電力管理サーバ400は、発電事業者、送配電事業者或いは小売事業者などの事業者によって管理されるサーバである。電力管理サーバ400は、電力系統110から施設300への潮流量の抑制を要求する潮流抑制メッセージ(DR;Demand Response)、施設300から電力系統110への逆潮流量の抑制を要求する逆潮流抑制メッセージ及び施設300に設置された機器(例えば、分散電源310)を制御する制御メッセージ(例えば、運転モード)の少なくともいずれか1つを含む電力メッセージを送信する。逆潮流抑制メッセージは、分散電源310の出力抑制を指示する出力抑制メッセージと考えてもよい。仮想発電所として施設100に設置された機器を制御する制御メッセージは、施設100のユーザ操作に関係なく運転制御を行うものである。
ここで、潮流抑制メッセージ、逆潮流抑制メッセージ及び制御メッセージのフォーマットとして、独自フォーマットを用いてもよいし、自動デマンドレスポンス(ADR;Automated Demand Response)に準拠したフォーマットを用いてもよい。電力管理サーバ400と施設300との間の通信は、Open ADR規格に準拠する方式で行われてもよい。潮流抑制メッセージ、逆潮流抑制メッセージ及び制御メッセージは、何れも同じフォーマットを用いることにより、汎用性を向上させることができる。
(電源管理サーバ)
以下において、実施形態に係る電源管理サーバについて説明する。図2に示すように、電源管理サーバ200は、管理部210と、通信部220と、制御部230とを有する。
管理部210は、不揮発性メモリ又は/及びHDDなどの記憶媒体によって構成されており、分散電源310に関するデータを管理する。管理部210は、動作データDB211及び管理データDB212を有する。動作データDB211は、分散電源310の動作データを管理する。例えば、動作データは、分散電源310の過去の動作の履歴データであってもよく、分散電源310の動作に用いる制御情報(運転モード、消費電力、ガス消費量)であってもよい。管理データDB310は、分散電源310の管理データを管理する。例えば、管理データは、分散電源310の導入年、導入からの経過年数及び耐用年数であってもよく、分散電源310の定格出力及び最大出力であってもよい。
通信部220は、通信モジュールによって構成されており、ネットワーク120を介して施設300と通信を行う。通信部220は、ネットワーク120を介して電力管理サーバ400と通信を行ってもよい。実施形態において、通信部220は、電力メッセージの内容を示すメッセージを施設300から受信する受信部を構成する。ここで、電力メッセージの内容とは、電力メッセージそのものを示す情報であってもよく、電力メッセージの一部を示す情報であってもよく、電力メッセージのフォーマット変換によって得られる情報であってもよい。
制御部230は、メモリ及びCPUなどによって構成されており、電源管理サーバ200に設けられる各構成を制御する。
実施形態において、制御部230は、電力メッセージの内容に基づいて、分散電源310の制限状態を解除するか否かを判断する。具体的には、制御部230は、電力系統110を安定化するために、分散電源310の制限状態を解除するか否かを判断する。
(1)電力メッセージが潮流抑制メッセージであるケース
制御部230は、分散電源310の出力が所定出力以下に制限された制限状態を解除すると判断してもよい。例えば、制御部230は、分散電源310が燃料電池である場合に、負荷追従運転を解除するとともに、燃料電池の運転モードを最大定格運転に設定してもよい。これによって、燃料電池の出力が増大する。制御部230は、分散電源310が蓄電池である場合に、充電運転又は待機運転を解除するとともに、蓄電池の運転モードを放電運転に設定してもよい。このように、制御部230は、分散電源310の出力が所定出力よりも大きくなるように制限状態を解除する。
但し、制御部230は、解除条件が満たされている場合に、制限状態を解除してもよい。言い換えると、制御部230は、解除条件が満たされていない場合には、制限状態を解除しなくてもよい。解除条件は、制限状態の解除をユーザが予め許容している範囲、分散電源310の保守の観点から制限状態の解除が許容される範囲、エネルギーコストの観点から制限状態の解除が許容される範囲、分散電源310の能力(例えば、蓄電池の蓄電残量が下限値以上である、燃料電池の最大定格運転が許容される)の観点から制限状態の解除が許容される範囲などの条件である。
(2)電力メッセージが逆潮流抑制メッセージであるケース
制御部230は、分散電源310の運転モードが所定モードに制限(設定)された制限状態を解除すると判断してもよい。例えば、制御部230は、分散電源310が燃料電池である場合に、負荷追従運転を解除するとともに、燃料電池の運転モードを低出力運転に設定してもよい。低出力運転は、燃料電池の出力が負荷追従運転よりも小さい出力となる運転モードであればよく、燃料電池が電力を出力しない待機運転であってもよい。制御部230は、分散電源310が蓄電池である場合に、放電運転又は待機運転を解除するとともに、蓄電池の運転モードを蓄電モードに設定してもよい。このように、制御部230は、施設300から出力される逆潮流量が減少するように制限状態を解除する。
但し、制御部230は、解除条件が満たされている場合に、制限状態を解除してもよい。言い換えると、制御部230は、解除条件が満たされていない場合には、制限状態を解除しなくてもよい。解除条件は、制限状態の解除をユーザが予め許容している、分散電源310の保守の観点から制限状態の解除が許容される、エネルギーコストの観点から制限状態の解除が許容される、分散電源310の能力(例えば、蓄電池の蓄電残量が上限値以下である、燃料電池の低出力運転が許容される)の観点から制限状態の解除が許容されるなどの条件である。
(電力管理方法)
以下において、実施形態に係る電力管理方法について説明する。図3では、電源管理サーバ200が分散電源310の動作を制限し、電力管理サーバ400から電源管理サーバ200に直接的に電力メッセージが送信されないケースを例示する。
図3に示すように、ステップS10において、電源管理サーバ200は、制限メッセージを施設300に送信する。制限メッセージは、分散電源310の動作の制限を指示するメッセージである。
ステップS11において、施設300に設けられる分散電源310は、制限状態で動作する。
ステップS12において、電力管理サーバ400は、施設300に電力メッセージを送信する。電力メッセージは、潮流抑制メッセージであってもよく、逆潮流抑制メッセージであってもよい。
ステップS13において、施設300は、電源管理サーバ200に電力メッセージの内容を通知する。電力メッセージの内容は、施設300内に設置された機器(例えば、分散電源310)の制御(例えば、運転モード)、潮流抑制又は逆潮流抑制を示す情報を含めばよい。電力メッセージの内容は、潮流抑制の度合い(例えば、潮流抑制量(kWh))又は逆潮流抑制の度合い(例えば、逆潮流抑制量(kWh))を示す情報を含んでもよい。
ステップS14において、電源管理サーバ200は、電力メッセージの内容に基づいて、分散電源310の制限状態を解除するか否かを判断する。このような判断方法は上述した通りである。
ステップS15において、電源管理サーバ200は、解除メッセージを施設300に送信する。制限メッセージは、分散電源310の制限状態の解除を指示するメッセージである。
(作用及び効果)
実施形態では、電源管理サーバ200は、電力メッセージの内容に基づいて、分散電源310の制限状態を解除するか否かを判断する。従って、分散電源310の運転が制限された制限状態の継続によって電力系統110の安定化が実現されない可能性を低減することができる。すなわち、電源管理サーバ200は、潮流量又は逆潮流量を適切に抑制することができる。
[変更例1]
以下において、実施形態の変更例1について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について主として説明する。
具体的には、実施形態では、電源管理サーバ200は、電力メッセージの内容を施設300から取得する。これに対して、変更例1では、電源管理サーバ200は、電力メッセージの内容を電力管理サーバ400から取得する。
(電力管理方法)
以下において、実施形態に係る電力管理方法について説明する。図4では、電源管理サーバ200が分散電源310の動作を制限し、電力管理サーバ400から電源管理サーバ200に電力メッセージを送信するケースを例示する。図4では、図3と同様の処理について同様のステップ番号を付している。図3と同様の処理の説明については省略する。
図4に示すように、ステップS12Aにおいて、電力管理サーバ400は、電源管理サーバ200及び施設300の双方に電力メッセージを送信する。従って、図3に示すステップS13は省略される。
[変更例2]
以下において、実施形態の変更例2について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について主として説明する。
変更例2において、電源管理サーバ200(制御部230)は、電力メッセージの内容に基づいて、制限状態の解除レベルを決定する。制限状態の解除レベルは、潮流抑制メッセージに応じて分散電源310の出力を増大する場合において、分散電源310の出力の増大レベル(例えば、増大量(kWh))を意味する。一方で、制限状態の解除レベルは、逆潮流抑制メッセージに応じて分散電源310の出力を減少する場合において、分散電源310の出力の減少レベル(例えば、減少量(kWh))を意味する。
例えば、電源管理サーバ200は、潮流抑制の度合い(例えば、潮流抑制量(kWh))に基づいて、分散電源310の出力の増大レベル(例えば、増大量(kWh))を決定する。電源管理サーバ200は、逆潮流抑制の度合い(例えば、逆潮流抑制量(kWh))に基づいて、分散電源310の出力の減少レベル(例えば、減少量(kWh))を決定する。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
実施形態では、分散電源310として燃料電池又は蓄電池を例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。施設300は、燃料電池又は蓄電池に加えて、太陽電池などのように自然エネルギーを利用する電源を有していてもよい。このような電源は、逆潮流可能な電源である。燃料電池又は蓄電池の制御によって、太陽電池の逆潮流量を間接的に制御可能である。
実施形態では、電源管理サーバ200は、電力管理サーバ400と別々であるが、これらのサーバは1つのサーバであってもよい。すなわち、電源管理サーバ200は、発電事業者、送配電事業者或いは小売事業者などの事業者によって管理されてもよい。このようなケースにおいては、電力メッセージの内容の通知は省略可能である。
実施形態では、潮流量又は逆潮流量の抑制について主として説明した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。具体的には、実施形態は、施設100に設けられる分散電源を利用するシステム(VPP;Virtual Power Plant)にも適用可能である。このようなケースにおいて、電力メッセージは、施設100に設置された分散電源の制御を要求するメッセージであってもよい。また、「抑制」という用語は「制御」と読み替えればよい。すなわち、実施形態は、潮流量又は逆潮流量を増大するケースにも適用可能である。
100…電源管理システム、110…電力系統、120…ネットワーク、200…電源管理サーバ、210…管理部、211…動作データDB、212…管理データDB、220…通信部、230…制御部、300…施設、310…分散電源、320…EMS、400…電力管理サーバ

Claims (10)

  1. 電源管理サーバであって、
    電力系統から施設への潮流量の抑制を要求する潮流抑制メッセージ、前記施設から前記電力系統への逆潮流量の抑制を要求する逆潮流抑制メッセージ及び前記施設に設置された機器を制御する機器制御メッセージの少なくともいずれか1つを含む電力メッセージの内容を取得する取得部と、
    前記施設に設けられた分散電源が前記分散電源の動作が制限された制限状態で動作している場合において、前記電力メッセージの内容に基づいて、前記制限状態の解除を指示するメッセージを前記施設に送信する送信部とを備え、
    前記分散電源は、自然エネルギーを利用する電源、燃料電池、及び蓄電池のうち少なくともいずれか1つであり、
    前記電力メッセージが前記潮流抑制メッセージである場合に、前記制限状態は、前記分散電源の出力が所定出力以下に制限された状態であ
    前記電力メッセージは、前記電源管理サーバとは異なる電力管理サーバから、少なくとも前記施設に対して送信されるメッセージである、電源管理サーバ。
  2. 前記分散電源の動作データ及び前記分散電源の管理データの少なくともいずれか1つを管理する管理部を備える、請求項1に記載の電源管理サーバ。
  3. 前記取得部は、前記電力メッセージの内容を示すメッセージを前記施設から受信する受信部である、請求項1又は請求項2に記載の電源管理サーバ。
  4. 前記電力メッセージの内容に基づいて、前記制限状態を解除するか否かを判断する制御部を備える、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電源管理サーバ。
  5. 前記電力メッセージの内容に基づいて、前記制限状態の解除レベルを決定する制御部を備える、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電源管理サーバ。
  6. 前記分散電源は、前記燃料電池であり、
    前記制限状態は、前記燃料電池の動作が負荷追従運転に制限された状態である、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電源管理サーバ。
  7. 前記分散電源は、前記蓄電池であり、
    前記電力メッセージが前記逆潮流抑制メッセージである場合に、前記制限状態は、前記蓄電池の動作が放電運転に制限された状態である、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の電源管理サーバ。
  8. 前記分散電源は、前記蓄電池であり、
    前記電力メッセージが前記潮流抑制メッセージである場合に、前記制限状態は、前記蓄電池の動作が充電運転に制限された状態である、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の電源管理サーバ。
  9. 電源管理サーバで用いる電源管理方法であって、
    電力系統から施設への潮流量の抑制を要求する潮流抑制メッセージ、前記施設から前記電力系統への逆潮流量の抑制を要求する逆潮流抑制メッセージ及び前記施設に設置された機器を制御する機器制御メッセージの少なくともいずれか1つを含む電力メッセージの内容を取得するステップAと、
    前記施設に設けられた分散電源が前記分散電源の動作が制限された制限状態で動作している場合において、前記電力メッセージの内容に基づいて、前記制限状態の解除を指示するメッセージを前記施設に送信するステップBとを備え、
    前記分散電源は、自然エネルギーを利用する電源、燃料電池、及び蓄電池のうち少なくともいずれか1つであり、
    前記電力メッセージが前記潮流抑制メッセージである場合に、前記制限状態は、前記分散電源の出力が所定出力以下に制限された状態であ
    前記電力メッセージは、前記電源管理サーバとは異なる電力管理サーバから、少なくとも前記施設に対して送信されるメッセージである、電源管理方法。
  10. 分散電源及び電源管理サーバを備える電源管理システムであって、
    前記電源管理サーバは、
    電力系統から施設への潮流量の抑制を要求する潮流抑制メッセージ、前記施設から前記電力系統への逆潮流量の抑制を要求する逆潮流抑制メッセージ及び前記施設に設置された機器を制御する機器制御メッセージの少なくともいずれか1つを含む電力メッセージの内容を取得する取得部と、
    前記施設に設けられた前記分散電源が前記分散電源の動作が制限された制限状態で動作している場合において、前記電力メッセージの内容に基づいて、前記制限状態の解除を指示するメッセージを前記施設に送信する送信部とを備え、
    前記分散電源は、自然エネルギーを利用する電源、燃料電池、及び蓄電池のうち少なくともいずれか1つであり、
    前記電力メッセージが前記潮流抑制メッセージである場合に、前記制限状態は、前記分散電源の出力が所定出力以下に制限された状態であ
    前記電力メッセージは、前記電源管理サーバとは異なる電力管理サーバから、少なくとも前記施設に対して送信されるメッセージである、電源管理システム。
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