JP5947509B2 - 車両用運行管理方法 - Google Patents

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本発明は、バスやトラック等の車両に搭載された運行記録計に記録された各種データとアルコール濃度測定データとを解析する車両用運行管理方法に関する。
道路運送車両の保安基準に基づきバスやトラックやタクシー等は、運行記録計を搭載することが義務づけられている。また、貨物自動車運送業者や旅客自動車運送業者は、運行記録計で得られた各種データを解析して運転日報を作成し、ドライバーの安全運転確保に必要な指導監督も義務づけられている。このような背景を踏まえ、特に飲酒運転防止に関する車両用運行管理方法に対して幾つかの提案が成されている。
<特許文献1記載の車両用運行管理方法>
図4は、従来技術の車両用運行管理方法を示し、図4(A)は、運行記録計の概略図、図4(B)は、管理コンピュータにより出力される帳票フォーマット図である。図4(A)に示される運行記録計100は、運行記録計100から得られる各種のデータを記録するメモリカード115を備え、各種データは、操作パネルである操作ボタン部143、車両センサである速度エンジン回転センサ140、電源、GPSユニット114、通信ユニット116、等、の各種設備と接続することにより取得できる。メモリカード115に記録された各種データは、運行管理者の所在する管理センター等にある管理コンピュータで解析され、安全運転診断に利用される。図4(B)の帳票である運転日報500により、各診断項目を総合的に判断して指導のコメントが付されると共に、安全、省燃費運転度合いが点数化され表現される。自動生成された運転日報500を用いて安全運転の啓蒙と燃費の向上を目指し、正確な安全運転診断、省燃費運転診断が実現できることが開示されている。
<特許文献2記載の車両用運行管理方法>
図5は、他の従来技術の車両用運行管理方法を示し、図5(A)は、管理コンピュータの概略図、図5(B)は、管理コンピュータにより出力されるアルコール検査確認画面図である。図5(A)に示される管理コンピュータ300Sは、ディスプレイ310S、プリンター320S、カードリーダ330S、アルコール測定装置200S、等、と接続されている。また、カードリーダ330Sは、運行記録計のメモリカードの記録された各種データを読み取ることができる。アルコール測定装置200Sは、乗務前点呼時または乗務後点呼時におけるドライバー呼気に含まれるアルコール濃度を測定し、測定したアルコール濃度を電子データとして管理コンピュータ300Sに出力する。
測定されたアルコール濃度は、図5(B)に示す通り、乗務前点呼日時表示エリアに点呼日時、ドライバー情報表示エリアにドライバー情報、アルコール濃度表示エリアにアルコール濃度が表示され、飲酒有無入力エリア、等が表示される。飲酒有の場合、その日の乗務は禁止される。運転管理者は、飲酒の経過をドライバーから聴取し、必要があれば、測定されたアルコール濃度と共に聴取録を作る。点呼データを利用して、ドライバーに法令の規則や遵守を徹底させることができ、ドライバーの運行の安全を確保することができることが開示されている。
特開2004−234260号公報 特開2011−13936号公報
<特許文献1記載の欠点>
特許文献1記載の車両用運行管理方法では、運転日報500を用いた安全診断方法が開示されているが、特にアルコール測定装置200との関連は記載されていない。
<特許文献2記載の欠点>
特許文献2記載の車両用運行管理方法では、乗務前点呼時または乗務後点呼時におけるドライバー呼気に含まれるアルコール濃度をアルコール測定装置200Sで測定し、測定したアルコール濃度を電子データとして管理コンピュータ300Sに出力する点は、開示されているが、運行記録計100Sから取得する他のデータとの関連が不明であるという欠点を生じていた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、運行管理をし易くかつ強化にして、ドライバーの飲酒運転の防止と安全運転に対するモラルの向上を図る車両用運行管理方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る、下記(1)〜(2)を特徴としている。
(1) 管理コンピュータを介して運転日報を出力する車両用運行管理方法であって、
運行記録計に備わるメモリカードから、アルコール測定装置によるアルコール濃度測定データを含む運行記録に関する各種データを、前記管理コンピュータで解析し、
前記運転日報に出力される運行時刻軸を横軸とするグラフによって車両の走行速度を出力し、前記グラフの運行時刻軸の下方における対応する時刻位置にアルコールの検出または未検出を識別できる識別子をそれぞれ出力し、前記各識別子の横に前記識別子に対応するアルコール濃度測定時刻をそれぞれ出力すること。
(2) 上記(1)の構成の車両用運行管理方法であって、
アルコール濃度測定回数及びアルコール検出回数をそれぞれ前記運転日報に出力すること。
上記(1)の方法では、アルコール濃度測定の記録が時系列的に容易に把握でき、同時にアルコールの検出・未検出の違いが明確と成り、ドライバーに対して運行管理者が的確な指示・アドバイスができるため、ドライバーの飲酒運転の予防と安全運転に対するモラルの向上が図れる。更には、アルコール濃度測定と運転状態との関連が明確になり、ドライバーに対する指導が的確と成る。
上記(2)の方法では、特にアルコール濃度測定を実行した回数とアルコール検出回数の対比が可能となり、同一運行内で行うアルコール濃度測定の回数に寄らず、全ての結果が一指標で把握でき、運転者の飲酒運転を厳格に管理可能とし、運行管理指導の判断基準とすることができる。
本発明によれば、運転日報とアルコール濃度測定結果との関連付けを明確にして、運行管理を的確に行うと共に、ドライバーに対して運転開始前のアルコール濃度測定を義務付けが容易となり、ドライバーの飲酒運転を防止できる車両用運行管理方法を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の車両用運行管理方法を行うための一実施形態を示す構成図である。 図2は、図1の車両用運行管理方法の管理コンピュータで行う運行記録の解析手順を示すフローチャートである。 図3は、図1の車両用運行管理方法で出力される帳票の一実施例の拡大図である。 図4は、従来技術の車両用運行管理方法を示し、図4(A)は、運行記録計の概略図、図4(B)は、管理コンピュータにより出力される帳票フォーマット図である。 図5は、従来技術の車両用運行管理方法を示し、図5(A)は、管理コンピュータの概略図、図5(B)は、管理コンピュータにより出力されるアルコール検査確認画面図である。
以下、本発明に係る好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
<具体的構成>
図1は、本発明の車両用運行管理方法を行うための一実施形態を示す構成図である。図1に基づいて、本発明の車両用運行管理方法を説明する。
車両用運行管理方法を行うための構成は、少なくとも運行記録計10とアルコール測定装置20と管理コンピュータ(サーバー)30から成る。
トラックやバス等に搭載が義務づけられている運行記録計(デジタルタコグラフとも言う)10は、少なくとも制御部(演算も兼ねる)であるCPU11と、RAM12と、ROM13と、GPSユニット14と、メモリカード15と、通信ユニット16と、から成る。CPU11は、運行記録計10の全体を制御し、各種のデータを取得演算処理する。GPSユニット14は、車両の位置情報や距離情報や時間情報を与える。メモリカード15は、運行記録計10で取得されたデータをCSVファイルやTSVファイル等で記録し、管理コンピュータ30で行う解析に必要な運行情報データを提供する。通信ユニット16は、運行管理者が必要とするデータを運行記録計10から送信、及び運行管理者からの情報を受信するために利用される。尚、運行記録計10には、記憶媒体として内蔵型ハードディスクを備えていてもよい。
運行記録計10は、上述のほか、各種装置と連動している。各種装置とは、車両の速度やエンジン回転数を検知する速度エンジン回転センサ40、運転者の声の録音・警告音発生・運行管理者との会話等を行う音声入出力装置41、運行記録計10の作動状態や運転者に警告メッセージを表示する表示部42、運行記録計10の各種操作をする操作ボタン部43、運転者の画像データを取得する撮像装置44、等である。
アルコール測定装置20は、情報伝送手段(例えば、USBや赤外線通信等)、を介して運行記録計10と着脱自在に伝送接続され、アルコール濃度用センサによって運転者のアルコール濃度を検知して測定する装置である。尚、アルコール濃度用センサは、呼気を吹きかけるタイプであれば、ガス(ここではエタノール)が酸化物半導体の表面で吸着反応して電気抵抗が変化する半導体ガスセンサであり、汗に光を当てて分析するタイプであれば、光吸収分析センサである。測定されたアルコール濃度は、メモリカード15にも記憶される。尚、アルコール測定装置20は、市販されているものを活用してもよい。
管理コンピュータ30は、運行管理者が所在する運送事業会社の管理センター等に設置されている、サーバーコンピュータでもある。管理コンピュータ30は、ディスプレイ31とプリンター32とを備え、メモリカード15に記録されたデータを読み取るカードリーダ33を備えている。
ドライバーは、出庫時、入庫時の他、ドライブインやサービスエーリア等で休憩した後、車両(トラック、バス等)の運転を再開する前に、必ずアルコール測定装置20でアルコール濃度を測定する。アルコール濃度測定データは、メモリカード15に記録され、ドライバーが業務を終了した後、運行管理者にメモリカード15を渡す。受け取った運行管理者は、メモリカード15をカードリーダ33に差し込み、運行記録を管理コンピュータ30で解析し、後述する図3の運転日報(安全運転日報とも言う)50を出力する。
<データ解析フロー>
図2は、本発明の車両用運行管理方法の管理コンピュータで行う運行記録の解析手順を示すフローチャートである。図2を用いて管理コンピュータ30で行う解析手順を説明する。
ステップS70[メモリカード挿入]:運行管理者は、メモリカード15をカードリーダ33に差し込む。
ステップS71[メモリカード読込]:メモリカード15に記録された運行記録データを、カードリーダ33を介して管理コンピュータ30に記録させる。
ステップS72[データ解析]:管理コンピュータ30の運行管理解析プログラムを用いて運行記録データを解析する。ドライバー名、運行日付、運行時刻、走行距離、休憩時間、作業時間、走行速度、エンジン回転数、燃料、平均速度、等、の車両の運行状態に関する情報データと共にアルコール濃度測定データも解析する。
ステップS73[アルコール濃度測定記録判定]:アルコール濃度測定の記録がある場合は、ステップS74に進み、記録のない場合はステップS80に進む。
ステップS74[測定時刻・結果解析]:アルコール濃度測定時刻とアルコール濃度検出結果を解析する。
ステップS75[アルコール未検出判定]:アルコール濃度未検出の場合は、ステップS76に進み、アルコール濃度検出の場合はステップS82に分岐する。
ステップS76[出力形式処理]:アルコール濃度検出と対比してアルコール濃度未検出であることが理解される識別子IDを選定する。識別子IDに関しては、後述する図3に於いて詳述する。
ステップS77[測定時刻処理]:アルコール濃度測定データを時系列でソートし、時刻の早い順から抽出し、識別子IDと組み合わせる。
ステップS78[検出回数+1]:アルコール濃度測定データを処理する毎にカウントする。
ステップS79[記録解析済み判定]:全てのアルコール濃度測定データを処理したか否か判定する。全データ処理の場合は、ステップS80に進み、未処理の場合は、ステップS73に戻る。
ステップS80[演算処理]:アルコール濃度検出回数のカウントデータを基にアルコール濃度測定回数をカウントし、[アルコール検出回数/アルコール濃度測定回数]データを生成する。
ステップS81[出力処理]:運転日報50を出力する。出力する装置がディスプレイ31であれば画面表示であり、プリンター32であれば印刷である。それぞれのアウトプット形式に合わせて出力する。以上でステップを終了する。
ステップS82[出力形式処理]:アルコール濃度未検出と対比してアルコール濃度検出であることが理解される識別子IDを選定する。
ステップS83[検出回数+1]:アルコール濃度検出データを処理する毎にカウントし、ステップS77に進む。
<運行日報の一例>
以上のステップにより、運転日報50を出力できる。図3は、本発明の車両用運行管理方法で出力される帳票の一実施例の拡大図である。出力された帳票は、運転日報50の一例で、プリンター32により印刷される。
運転日報50には、ドライバー名(図示されていない)、運行日付、運行時刻、走行距離、等の管理項目の他、一管理項目であるアルコール検出項目51が上段に出力されている。アルコール検出項目51には、「アルコール検出」と印字された横に[アルコール検出回数/アルコール濃度測定回数]が出力され、この実施例では、1/5回と出力されている。上段の項目の下に、走行速度とエンジン回転数が、折れ線グラフで出力されている。左縦軸は速度[km/h]、右縦軸はエンジン回転数[rpm]、横軸は運行時刻である。
また、横軸の運行時刻軸52に沿って所々に、◇または◆マークと当該マークに直列して時刻が表示されている。これは、アルコール濃度測定時刻とアルコール濃度検出結果を同時に示している。◇または◆マークは、相違を明らかにするための識別子IDであり、本発明の実施形態の一例として、アルコール濃度未検出は、◇マークで、検出は◆マークで出力されている。
例えば、「◆13:46」は、13時46分にアルコール濃度測定を行い、その結果、アルコールが検出されたことを示す。また、「◇14:13」は、同様に14時13分にアルコール濃度測定を行い、その結果アルコールが検出されていないことを示している。走行速度との関係から、アルコール検出された後は、運転をしていないことが分かるが、その以前に飲酒していた可能性があり、一時的に飲酒運転をしていたことを疑わせる。
この様に、アルコール濃度測定データを他の運行記録データ、例えば走行速度グラフ、と併用することにより、運転状態との関連が正確に把握され、運行管理指導が的確と成る。しかも、一つの出力で、ドライバーも納得できるエビデンスが整い、効率の良い業務管理ができる。また、同時に、アルコール検出項目51も同一出力上で運転日報50に出力できるので、短時間の分析が可能となり、運行管理指導のスピードアップにも繋がる。また、ドライバーの飲酒運転防止の意識付けが容易となり、安全運転指導の向上にも役立つ。
識別子IDとは、対象が同じか違うかの区別ができる記号ではあるが、本発明では、色や形や文字の相違、出力形態の相違も含まれている。本発明の一実施形態に於いては、◇マークと◆マークとで識別していることを詳述したが、○と×、□と△、等の記号や文字や絵柄の相違、アルコール濃度検出時のみマークを付ける、測定時刻を赤字にする、等々が適宜選択可能である。また、画面表示であれば、点滅等も可能である。アルコール濃度未検出と検出の相違が明確である出力形式を、本発明では、識別子IDと定義している。
<本発明のまとめ>
本発明の実施形態の車両用運行管理方法においては、少なくとも運行記録計10とアルコール測定装置20と管理コンピュータ30とを備え、運行記録計10に備わるメモリカード15から、アルコール測定装置20から得られるアルコール濃度測定データを含む運行記録10に関する各種データを、管理コンピュータ30で解析し、運転日報50に出力される運行時刻軸52に沿って、アルコール濃度測定時刻と、アルコール濃度の検出または未検出を識別できる識別子IDと、出力することを特徴としている。
この方法により、アルコール濃度測定の記録が時系列的に容易に把握でき、同時にアルコール濃度の検出・未検出の違いが明確と成り、ドライバーに対して運行管理者が的確な指示・アドバイスができるため、ドライバーの飲酒運転の予防と安全運転に対するモラルの向上が図れる。
また、本発明の実施形態の車両用運行管理方法においては、運行時刻軸52に沿って車両の走行速度やエンジン回転数を出力することを特徴としている。この方法により、特にアルコール濃度測定と運転状態との関連が明確になり、ドライバーに対する指導が的確と成る。
さらに、本発明の実施形態の車両用運行管理方法においては、識別子IDは、アルコール濃度測定時刻の前方に配置され、アルコール濃度未検出は◇で出力され、アルコール濃度検出は◆で出力されたことを特徴としている。この方法により、アルコール濃度の検出・未検出の違いが明確と成り、より良い車両用運行管理方法が可能となる。
また、本発明の実施形態の車両用運行管理方法においては、少なくとも運行記録計10とアルコール測定装置20と管理コンピュータ30とを備え、運行記録計10に備わるメモリカード15から、アルコール測定装置20から得られるアルコール濃度測定データを含む運行記録10に関する各種データを、管理コンピュータ30で解析し、運転日報50に出力される運行時刻軸52に沿って、アルコール濃度測定時刻と、アルコール濃度を検出したことを識別できる識別子IDと、を出力する。また、メモリカード15から取得されるアルコール濃度測定回数をカウントし、アルコール濃度検出回数をカウントして、運転日報50の一管理項目51としてそれぞれの回数を出力することを特徴としている。
この方法により、アルコール濃度測定の記録が時系列的に把握できると共に、アルコール濃度測定を実行した回数とアルコール検出回数の対比が可能となり、同一運行内で行うアルコール濃度測定の回数に寄らず、全ての結果が一指標で把握でき、運転者の飲酒運転を厳格に管理可能とし、運行管理指導の判断基準とすることができる。
そして、本発明の実施形態の車両用運行管理方法においては、運行時刻軸52に沿って車両の速度やエンジン回転数をグラフとして出力し、グラフの下方に識別子IDを出力することを特徴としている。この方法により、特にアルコール濃度測定と運転状態との関連が明確になり、ドライバーに対する指導が的確と成る。
さらに、本発明の実施形態の車両用運行管理方法においては、識別子IDは、アルコール濃度測定時刻の前方に配置され、アルコール濃度未検出は◇で出力され、アルコール濃度検出は◆で出力されたことを特徴としている。この方法により、アルコール濃度の検出・未検出の違いが明確と成り、より良い車両用運行管理方法が可能となる。
また、本発明の実施形態の車両用運行管理方法においては、出力がディスプレイ31の画面表示であることを特徴としている。この方法により、ドライバーが業務を完了して車両を入庫後、運転管理者等と直ちに面談ができ、その日の業務状況の報告や相談が可能となり、安全運転管理が向上する。
また、本発明の実施形態の車両用運行管理方法においては、出力がプリンター32帳票等の印刷物であることを特徴としている。この方法により、一枚の帳票印刷内に運行記録と共にアルコール濃度測定記録も表すことができるため、より優れた安全運転分析が可能となる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
メモリカードからのデータを運行管理者が解析すると説明したが、運行管理者に準ずる人、解析の担当者、または運転手でもよい。管理コンピュータ30で解析することが目的である。
アルコール検出項目51が上段に出力されていることを説明したが、特にその位置に限定する必要は無く、適宜レイアウトの変更が可能であり、[アルコール検出回数/アルコール濃度測定回数]が出力されていればよく、出力形態も自由である。
10 運行記録計
11 制御部
14 GPSユニット
15 メモリカード
16 通信ユニット
20 アルコール測定装置
30 管理コンピュータ
31 ディスプレイ
32 プリンター
33 カードリーダ

Claims (2)

  1. 管理コンピュータを介して運転日報を出力する車両用運行管理方法であって、
    運行記録計に備わるメモリカードから、アルコール測定装置によるアルコール濃度測定データを含む運行記録に関する各種データを、前記管理コンピュータで解析し、
    前記運転日報に出力される運行時刻軸を横軸とするグラフによって車両の走行速度を出力し、前記グラフの運行時刻軸の下方における対応する時刻位置にアルコールの検出または未検出を識別できる識別子をそれぞれ出力し、前記各識別子の横に前記識別子に対応するアルコール濃度測定時刻をそれぞれ出力することを特徴とする車両用運行管理方法。
  2. アルコール濃度測定回数及びアルコール検出回数をそれぞれ前記運転日報に出力することを特徴とする請求項1に記載の車両用運行管理方法。
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