JP2018155753A - 車載型排ガス分析装置、排ガス分析システム、情報処理装置、排ガス分析システム用プログラム、及び排ガス分析方法 - Google Patents

車載型排ガス分析装置、排ガス分析システム、情報処理装置、排ガス分析システム用プログラム、及び排ガス分析方法 Download PDF

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Abstract

【課題】排ガス分析中の周囲車両V2の走行状態を考慮して、車載型排ガス分析装置10による排ガス分析や、その分析結果の解析や評価などを行うことができるようにする。【解決手段】路上を走行する試験車両V1に搭載された車載型排ガス分析装置10であって、試験車両V1の走行中に、試験車両から排出される排ガスの排ガスデータを取得する排ガスデータ取得部21と、試験車両V1に搭載された周囲車両センシング手段30から、試験車両V1の周囲を走行する車両に関する情報である周囲車両情報を取得する周囲車両情報取得部23とを備えるようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、車載型排ガス分析装置、排ガス分析システム、情報処置装置、排ガス分析システム用プログラム、及び排ガス分析方法に関するものである。
従来、排ガス分析システムとしては、特許文献1に示すように、試験車両に搭載された車載型排ガス分析装置を具備し、試験車両の走行中に内燃機関から排出された排ガスを前記車載型排ガス分析装置によって分析するように構成されたものがある。
ところで、試験車両が例えば高速道路を走行している場合、前方に大型車両などが走行していると、その前方車両の影響によって試験車両の空気抵抗が軽減される。なお、このような現象は、前方車両のみならず、試験車両の左右や後方を車両が走行していることによっても生じる。
このことから、試験車両の周囲を走行する周囲車両の有無、試験車両と周囲車両との車間距離、周囲車両の大きさなどにより、車載型排ガス分析装置によって得られる分析結果が大きく異なる場合がある。このような場合には例えば繰り返し試験等における分析結果の再現性が悪くなるという問題が生じる。
しかしながら、これまでは車載型排ガス分析装置による排ガス分析やその分析結果の解析や評価などに、排ガス分析中の周囲車両の影響を考慮しようという発想は一切なかった。
特開2005−178692号公報
そこで本発明は、上述した問題を解決すべく従来にない発想に基づきなされたものであり、車載型排ガス分析装置を用いた排ガス分析において、排ガス分析中の周囲車両の影響を考慮できるようにすることをその主たる課題とするものである。
すなわち本発明に係る車載型排ガス分析装置は、路上を走行する試験車両に搭載された車載型排ガス分析装置であって、前記試験車両の走行中に、前記試験車両から排出される排ガスの排ガスデータを取得する排ガスデータ取得部と、前記試験車両に搭載された周囲車両センシング手段から、前記試験車両の周囲を走行する車両に関する情報である周囲車両情報を取得する周囲車両情報取得部とを備えることを特徴とするものである。
このように構成された車載型排ガス分析装置であれば、周囲車両情報取得部が排ガスデータ取得部による排ガスデータの取得中に周囲車両センシング手段によって周囲車両情報を得ることができるので、排ガスデータを取得している際の周囲車両の影響を考慮した排ガス分析や、その分析結果の解析や評価などを行うことができる。
排ガスデータとその排ガスデータを取得している際の周囲車両情報とを比較できるようにするためには、前記排ガスデータと前記周囲車両情報とを関連付けて記憶する路上試験データ記憶部を備えることが好ましい。
排ガスデータを取得している際における試験車両と周囲車両との車間距離を少なくとも考慮して、排ガス分析やその分析結果の解析や評価などを行うことが出来るようにするためには、前記周囲車両情報が、前記排ガスデータ取得部による前記排ガスデータの取得中における前記試験車両と前記周囲車両との車間距離を示す車間距離情報を含むことが好ましい。
具体的な実施態様としては、前記試験車両に、前記周囲車両センシング手段としてミリ波レーダ又は撮像装置の少なくとも一方が搭載されている構成が挙げられる。
前方車両による試験車両への空気抵抗の影響は、前方車両と試験車両との車間距離のみならず、前方車両の大きさにも因る。そこで、その影響をより正確に考慮できるようにするためには、前記周囲車両情報取得部が、前記撮像装置による撮像データを用いて得られる情報であり、排ガス分析中に撮像された前方車両の背面面積を示す車両面積情報を取得することが好ましい。
周囲車両の影響に基づいて排ガスデータの有効性を客観的に判断するためには、少なくとも前記車間距離情報に基づいて、前記試験車両の路上走行試験における前記排ガスデータの有効性を判断する試験有効性判断部を備えることが好ましい。
前記試験有効性判断部の具体的な実施態様としては、前記車間距離情報により示される車間距離が所定の閾値を上回った時間を計測し、その時間が連続して又は合算して所定時間を越えた場合に、前記排ガスデータを有効なデータであると判断する構成が挙げられる。
前記試験有効性判断部によって前記排ガスデータが有効なデータであると判断された場合に、そのことを排ガス分析中に報知する報知部を備えることが好ましい。
このような構成であれば、試験車両のドライバーは走行中に有効な排ガスデータを得られたことを知ることができ、走行を続けるべきか否かを判断することで、無駄な走行時間を費やすことを防ぐことができる。
前記車間距離情報により示される車間距離が所定の閾値を上回った時間或いは距離の合計、又は、それらの時間或いは距離の合計が前記試験車両の走行全体に対して占める割合を表示する表示部を備えることが好ましい。
このような構成であれば、車間距離が所定の閾値を上回った時間や距離を走行しながら調整することができ、排ガスデータの再現性を向上させることが可能となる。
本発明に係る情報処理装置は、路上を走行する試験車両に搭載された車載型排ガス分析装置とともに用いられる情報処理装置であって、前記試験車両の走行中に、前記試験車両から排出される排ガスの排ガスデータを取得する排ガスデータ取得部と、前記試験車両に搭載された周囲車両センシング手段から、前記試験車両の周囲を走行する車両に関する情報である周囲車両情報を取得する周囲車両情報取得部とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明に係る排ガス分析システムは、前記車載型排ガス分析装置と、上述した情報処理装置とを具備することを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る排ガス分析システム用プログラムは、路上を走行する試験車両に搭載された車載型排ガス分析装置を備える排ガス分析システムに用いられるプログラムであって、前記試験車両の走行中に、前記試験車両から排出される排ガスの排ガスデータを取得する排ガスデータ取得部と、前記試験車両に搭載された周囲車両センシング手段から、前記試験車両の周囲を走行する車両に関する情報である周囲車両情報を取得する周囲車両情報取得部としての機能をコンピュータに発揮させることを特徴とするものである。
加えて、本発明に係る排ガス分析方法は、試験車両に搭載された車載型排ガス分析装置を用いて、前記試験車両の走行中に、前記試験車両から排出される排ガスの排ガスデータを取得するステップと、前記試験車両に搭載された周囲車両センシング手段から、前記試験車両の周囲を走行する車両に関する情報である周囲車両情報を取得する周囲車両情報取得部を取得するステップとを備えることを特徴とする方法である。
このような情報処理装置、排ガス分析システム、排ガス分析システム用プログラム、及び排ガス分析方法であれば、上述した車載型排ガス分析装置と同様の作用効果を得ることができる。
このように構成した本発明によれば、排ガス分析中の周囲車両の走行状態を考慮して、車載型排ガス分析装置による排ガス分析や、その分析結果の解析や評価などを行うことができる。
本実施形態の排ガス分析システムの構成を示す模式図。 同実施形態の情報処理装置の機能を示す機能ブロック図。 同実施形態の排ガス分析システムの動作を示すフローチャート。 変形実施形態の排ガス分析システムの構成を示す模式図。 変形実施形態の情報処理装置の機能を示す機能ブロック図。 変形実施形態の情報処理装置の機能を示す機能ブロック図。 変形実施形態の排ガス分析システムの構成を示す模式図。 変形実施形態の車載型排ガス分析装置の機能を示す機能ブロック図。
以下に本発明に係る排ガス分析システムの一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態の排ガス分析システム100は、路上を走行する試験車両V1の内燃機関Eから排出される排ガスを分析するためのものであり、具体的には図1に示すように、試験車両V1に搭載された車載型排ガス分析装置10と、車載型排ガス分析装置10により得られた分析結果を示す排ガスデータを取得する情報処理装置Cとを具備する。
車載型排ガス分析装置10は、内燃機関Eから排出された排ガスが例えばホットホースを介して導かれ、その排ガス中の一酸化炭素(CO)、二酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NO)、全炭化水素(THC)等の含有成分を分析するものである。
具体的に車載型排ガス分析装置10としては、例えば非分散赤外線吸収(NDIR)法により排ガス中の一酸化炭素、二酸化炭素の濃度を分析するものや、化学発光法(ケミルミネッセンス法)又は非分散型紫外線分析(NDUV)法により排ガス中の窒素酸化物の濃度を分析するものや、水素炎イオン(FID)法により排ガス中の全炭化水素の濃度を分析するものや、フィルタを用いて排ガスに含まれる粒子状物質(PM)を捕集してその重量を計測するものや、粒子数計測機構(CPC)を用いて排ガス中の粒子状物質の数を計測するものや、これらのうち複数の方法を利用したものなどを挙げることができる。なお、ここでの分析とは各成分の有無の検出や、その濃度測定等を含む概念である。
情報処理装置Cは、CPU、メモリ、AC/DCコンバータ、入力手段等を有したコンピュータであり、前記メモリに格納された各種プログラムをCPUによって実行することによって、図2に示すように、排ガスデータ取得部21としての機能を少なくとも発揮するよう構成されている。
この排ガスデータ取得部21は、上述した車載型排ガス分析装置10により得られる排ガスデータを取得するものであり、具体的には排ガスデータを有線又は無線を介して取得するように構成されていても良いし、外部メモリを介して取得するように構成されていても良い。
本実施形態の試験車両V1には、図1に示すように、試験車両V1の周囲を走行する周囲車両V2を検知する周囲車両センシング手段30が少なくとも搭載されている。なお、周囲車両センシング手段30は、排ガス分析システム100の構成要素として試験車両V1に搭載されたものであっても良いし、排ガス分析システム100の構成要素としてではなく、例えば試験車両V1の製造時等に予め試験車両V1に搭載されたものであっても良い。
周囲車両センシング手段30は、試験車両V1の車外に探査波を発信して、その探査波が試験車両V1の周囲に存在する物体によって反射した反射波を受信することで、その物体を検知するものである。ここでの周囲車両センシング手段30は、試験車両V1の少なくとも前方を走行する前方車両V2を検知すべく、試験車両V1のフロント側に設けられており、具体的には車内又は車外に設置されたミリ波レーダである。
本実施形態の周囲車両センシング手段30は、探査波を発信してから反射波を受信するまでの時間をセンシングデータとして取得するように構成されており、図2に示すように、この時間に基づいて試験車両V1と周囲車両V2(ここでは、前方車両V2)との車間距離を算出する車間距離算出部31としての機能を備えている。
さらに、この周囲車両センシング手段30は、検査波と反射波との間に生じる周波数差をセンシングデータとして取得するように構成されており、図2に示すように、この周波数差に基づいて試験車両V1に対する周囲車両V2(ここでは、前方車両V2)の相対速度、すなわち試験車両V1の車両速度と周囲車両V2の車両速度との差を算出する相対速度算出部32としての機能をさらに備えている。なお、相対速度算出部32は、車間距離算出部31により算出された車間距離の時間変化率から相対速度を算出するように構成されていても良い。
本実施形態では、試験車両V1に周囲車両センシング手段30として、試験車両V1の周囲を走行する周囲車両V2を撮像する撮像装置40がさらに搭載されている。
この撮像装置40は、試験車両V1の車外を撮影するものである。ここでの撮像装置40は、少なくとも試験車両V1の前方を走行する前方車両V2を撮影すべく、試験車両V1のフロント側に設けられており、具体的には車内又は車外に設置されたカメラである。なお、この撮像装置40は、試験車両V1に予め搭載されたドライブレコーダを構成するものであっても良い。
然して、本実施形態の情報処理装置Cは、上述したメモリに格納された各種プログラムをCPUによって実行することによって、図2に示すように、車両面積算出部22、周囲車両情報取得部23、路上試験データ記憶部24、試験有効性判断部25、及び報知部26としての機能をさらに発揮するように構成されている。
以下、各部について説明する。
車両面積算出部22は、撮像装置40により得られた撮像データを取得するとともに、この撮像データを用いて排ガス分析中に撮像された前方車両V2の背面面積を算出するものである。なお、ここでの背面面積とは、前方車両V2を後方から視たときに視認可能な部分の面積であり、後方を走行する試験車両V1への空気抵抗に影響を及ぼし得る部分の面積を少なくとも含んでいる。
車両面積算出部22の具体的な態様としては、例えば撮像データを画像解析等することでナンバープレートを認識し、そのナンバープレートの撮像面積に基づいて上述の背面面積を算出する構成が挙げられる。より具体的には、例えばナンバープレートの実際の面積を前記メモリに予め記憶させておくことで、ナンバープレートの撮像面積と実際の面積との比率から背面面積を算出することができる。例えば、ナンバープレートの実際の面積をS1とし、撮像されたナンバープレートの撮像面積がS2、撮像された前方車両V2の背面面積がS3であった場合、前方車両V2の実際の背面面積S4は、S4=S1×S3/S2として算出することができる。
なお、ナンバープレートの撮像面積の他、ナンバープレートの撮像長さ(例えば、横方向長さ、縦方向長さ、ボルト等の所定の複数箇所の離間距離等)を用いて上述の背面面積を算出することも可能である。例えば、ナンバープレートの実際の横方向長さをL1、撮像されたナンバープレートの横方向長さをL2、撮像された前方車両V2の背面面積がS3であった場合、前方車両V2の実際の背面面積S4は、S4=(L1)×S3/(L2)として算出することができる。
周囲車両情報取得部23は、試験車両V1と周囲車両V2との関係を示す周囲車両情報を取得するものであり、この周囲車両情報には、試験車両V1への空気抵抗に影響を与え得る周囲車両V2に関する情報が含まれている。
具体的に周囲車両情報取得部23は、車間距離算出部31により算出された車間距離を示す車間距離情報を少なくとも含んだ周囲車両情報を取得する。
本実施形態の周囲車両情報は、車間距離情報の他に、相対速度算出部32により算出された相対速度を示す相対速度情報や、さらには車両面積算出部22により算出された前方車両V2の背面面積を示す背面面積情報をも含む。
路上試験データ記憶部24は、前記メモリの所定領域に設定されており、上述した排ガスデータ取得部21が取得した排ガスデータと、周囲車両情報取得部23が取得した少なくとも車間距離情報とを関連付けて記憶するものである。
具体的にこの路上試験データ記憶部24は、排ガスデータと車間距離情報とを時系列で記憶しており、車載型排ガス分析装置10による分析時刻と、試験車両V1と前方車両V2との車間距離が車間距離情報の示す距離となったときの走行時刻とが一致するように、排ガスデータと車間距離情報とを結び付けて記憶している。
本実施形態では、路上試験データ記憶部24は、車間距離情報の他に、相対速度情報や背面面積情報をさらに排ガスデータと関連付けて記憶しており、具体的には上記と同様、分析時刻と走行時刻とが一致するように、相対速度情報や背面面積情報を排ガスデータと結び付けて記憶している。また、路上試験データ記憶部24は、試験車両V1の車両速度やADAS(先進運転システム)を構成する種々のセンサからの検知情報をも排ガスデータと関連付けて記憶しても良い。
なお、上述した排ガスデータ、車間距離情報、相対速度情報、背面面積情報などの種々の情報が、それぞれ別々の情報処理装置(メモリ)に送信されるようにしても良い。また、これらの情報は、リアルタイムで送信されることが好ましい。
試験有効性判断部25は、周囲車両情報取得部23が取得した少なくとも車間距離情報に基づいて、排ガスデータの有効性を判断するものである。
試験有効性判断部25の具体的な態様としては、排ガス分析中における前方車両V2との車間距離が、所定の閾値を上回っている時間を計測し、その時間が連続して又は合算して所定の下限時間を越えた場合に、その走行試験で得られた排ガスデータを有効なデータであると判断する。なお、試験有効性判断部25としては、試験車両V1と周囲車両V2との車間距離が所定の閾値を下回っている時間に得られた排ガスデータを無効なデータであると判断するように構成されていても良い。
また、試験有効性判断部25は、排ガス分析中における前方車両V2との車間距離に加えて、排ガス分析中における前方車両V2の相対速度や、排ガス分析中における前方車両V2の背面面積をさらに判断基準として用いることで排ガスデータの有効性の判断をするように構成されていても良い。
なお、試験有効性判断部25としては、上記態様とは逆に、排ガスデータを無効なデータと判断する構成であっても良い。すなわち、試験有効性判断部25は、排ガス分析中における前方車両V2との車間距離が、所定の閾値を下回っている時間を計測し、その時間が連続して又は合算して所定の上限時間を越えた場合に、少なくとも前記閾値を下回っている時間に得られた排ガスデータを無効なデータであると判断するように構成されていても良い。
報知部26は、試験有効性判断部25によって排ガスデータが有効なデータであると判断された場合に、そのことを排ガス分析中に報知するものであり、具体的には例えば情報処理装置Cに搭載された発光部や音声出力部等の報知手段50に報知信号を出力して光や音等を発生させるものである。なお、報知部26としては、情報処理装置Cが備えるディスプレイに排ガスデータが有効なデータであることを表示するものであっても良い。
続いて、本実施形態の排ガス分析システム100の動作について図3のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、試験車両V1による走行試験が始まると、車載型排ガス分析装置10が排ガス分析を開始し、車載型排ガス分析装置10により得られた排ガスデータが情報処理装置Cに逐次出力される(S1)。
出力された排ガスデータは、情報処理装置Cの排ガスデータ取得部21によって逐次取得されるととともに、路上試験データ記憶部24に時系列で記憶される(S2)。
然して、車載型排ガス分析装置10による排ガス分析データの取得中に、周囲車両センシング手段30が周囲車両V2を検知する。具体的には、周囲車両センシング手段30たるミリ波レーダが探査波を発信して、前方車両V2から反射された探査波を受信することで、前方車両V2を検知する(S3)。このとき、本実施形態のミリ波レーダ30は、その機能として備える車間距離算出部31によって分析中における前方車両V2と試験車両V1との車間距離を算出するとともに、相対速度算出部32によって分析中における前方車両V2の相対速度を算出する(S4)。算出された車間距離を示す車間距離情報及び相対速度を示す相対速度情報は、ミリ波レーダ30から情報処理装置Cに逐次出力される。
出力された車間距離情報及び相対速度情報は、情報処理装置Cの周囲車両情報取得部23によって逐次取得されるとともに、路上試験データ記憶部24に時系列で記憶される(S5)。
さらに本実施形態では、車載型排ガス分析装置10による排ガスデータの取得中に、撮像装置40が前方車両V2を撮像する(S6)。具体的には、撮像装置40たるデジタルカメラが分析中の前方車両V2を撮像し、撮像された撮像データが撮像装置40から情報処理装置Cに逐次出力される。出力された撮像データは、情報処理装置Cの車両面積算出部22によって取得され、車両面積算出部は、撮像データに基づいて前方車両V2の背面面積を算出する(S7)。
算出された背面面積を示す背面面積情報は、周囲車両情報取得部23により取得されるとともに、路上試験データ記憶部24に時系列で記憶される(S8)。
本実施形態では、路上試験データ記憶部24は、排ガスデータと、少なくとも車間距離情報とを関連付けて記憶しており、試験有効性判断部25が、排ガスデータに関連して記憶されている少なくとも車間距離情報を用いてその排ガスデータの有効性を判断する(S9)。排ガスデータの有効性の具体的な判断方法は、上述した通りである。
この試験有効性判断部25によって排ガスデータが有効なデータであると判断された場合、報知部26がそのことを報知する(S10)。これにより、ドライバーは路上試験を終了するか、さらに走行を続けるかを判断することができる。
そして、例えば情報処理装置Cの図示しない試験終了判断部が、試験を終了することを示す試験終了信号が入力されたか否かを判断し(S11)、この試験終了信号が入力された場合、車載型排ガス分析装置10による排ガス分析等を停止して路上試験を終了する。
このように構成された本実施形態に係る排ガス分析システム100によれば、周囲車両情報取得部23が排ガス分析中における試験車両V1と前方車両V2との車間距離を示す車間距離情報を取得するので、少なくともその車間距離の影響を考慮して、車載型排ガス分析装置10による排ガス分析を行ったり、その分析結果の解析や評価などを行ったりすることができる。
そのうえ、周囲車両情報取得部23が、排ガス分析中における前方車両V2の試験車両V1に対する相対速度を示す相対速度情報や、排ガス分析中における前方車両V2の背面面積を示す背面面積情報をさらに取得するので、これらの情報を用いることで例えば前方車両V2による試験車両V1への空気抵抗の影響をより正確に考慮しながら排ガス分析等を行うことができる。
さらに、試験有効性判断部25が、排ガス分析中における車間距離等に基づいて、排ガスデータの有効性を判断するので、排ガスデータの有効性を客観的に判断することができる。
加えて、試験有効性判断部25によって排ガスデータが有効なデータであると判断された場合に、そのことを報知部26が報知するので、試験車両V1のドライバーは走行中に有効な排ガスデータを得られたことを知ることができる。これにより、ドライバーは試験走行を続けるか否かを走行中に判断することができ、無駄な走行時間を費やすことを防ぐことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、前記実施形態では、周囲車両センシング手段30が、前方車両V2を検知する場合について説明したが、試験車両V1に複数の周囲車両センシング手段30を搭載して、図4に示すように、試験車両V1の前後や左右を走行する周囲車両V2を検知するようにしても良い。
また、撮像装置40についても同様であり、試験車両V1に複数の撮像装置40を搭載して、試験車両V1の前後や左右を走行する周囲車両V2を撮像するようにしても良い。
そして、車間距離算出部31は、前方車両のみならず、後方や左右の周囲車両V2との車間距離を算出するように構成されていても良いし、相対速度算出部32は、周囲車両V2の試験車両に対する相対速度を算出するように構成されていても良いし、車両面積算出部22は、周囲車両V2の前面や側面などの車両面積を算出するように構成されていてもよい。
このような構成であれば、前方車両V2の影響のみならず、後方や側方を走行する周囲車両V2の影響をも考慮して、車載型排ガス分析装置10による分析を行ったり、その分析結果の解析や評価などを行ったりすることができる。
さらに、前記実施形態では、周囲車両センシング手段30が車間距離算出部31及び相対速度算出部32としての機能を備えた場合について説明したが、図5に示すように、これらの機能の一方又は両方を情報処理装置Cに備えさせても良い。
そのうえ、前記実施形態の周囲車両センシング手段30は、ミリ波レーダ及び撮像装置の両方を備えていたが、これらの何れか一方を備えるものであっても良い。
なお、周囲車両センシング手段30が撮像装置40のみを備える場合、車間距離算出部31としては、例えば撮像装置により得られた撮像データを画像解析等することによって、排ガス分析中における試験車両V1と周囲車両V2との車間距離を算出する構成が挙げられる。なお、相対速度算出部32についても同様、例えば撮像装置40により得られた撮像データを画像解析等することで、排ガス分析中における試験車両V1に対する周囲車両V2の相対速度を算出する構成が挙げられる。
加えて、周囲車両センシング手段30は、周囲車両V2のみならず例えば試験車両V1の周囲に存在する壁、信号などの周囲物をセンシングしても良い。また、撮像装置40についても同様、試験車両V1の周囲に存在する周囲物を撮像しても良い。さらに、撮像装置40によって凹凸やカーブなど、試験車両V1が走行する路面の路面状態を撮像しても良い。
このような構成であれば、例えば試験車両V1の周囲に存在する壁などの周囲物との距離や周囲物の大きさ等の影響を考慮して、車載型排ガス分析装置10による排ガス分析を行ったり、その分析結果の解析や評価などを行ったりすることができる。
さらに加えて、周囲車両センシング手段30としては、試験車両V1の周囲に存在する大気を分析する分析装置であっても良い。この分析装置は、例えば前記実施形態の車載型排ガス分析装置10とは別の第2の車載型排ガス分析装置であり、内燃機関Eに流入する吸入空気を分析するものである。この場合、第2の車載型排ガス分析装置により得られた吸入空気の分析結果(例えば、吸入空気に含まれる各種成分の濃度等)が周囲車両情報である。
このような構成であれば、吸入空気の分析結果に基づいて、試験車両V1の周囲環境の汚染度合いなどを評価することができる。これにより、例えば試験有効性判断部25としては、周囲環境の汚染度合いに基づいて排ガスデータが有効なデータであるか否かを判断するように構成されていても良い。
さらに、車載型排ガス分析装置10の分析結果から第2の車載型排ガス分析装置の分析結果を差し引くことで、周囲環境の汚染度合いの影響を除いて、試験車両V1の排ガス分析を行うことができる。
情報処理装置Cとしては、図6に示すように、路上試験データ記憶部24に記憶されている排ガスデータと、この排ガスデータに関連付いて記憶されている少なくとも車間距離情報とを比較可能に出力する路上試験データ出力部27としての機能を備えていても良い。
この路上試験データ出力部27は、排ガスデータが示す分析結果と、車間距離情報が示す分析中の試験車両V1と前方車両V2との車間距離とを例えばグラフや表などの形式でディスプレイに表示出力するものや紙面に印字出力するものである。
より詳細に説明すると、路上試験データ出力部27は、分析時刻と走行時刻とが一致するように、その分析時刻における車載型排ガス分析装置10の排ガスデータと、その走行時刻における車間距離とを比較可能に出力する。なお、分析結果としては例えば排ガスに含まれる各種成分の濃度や燃費等が含まれている。また、路上試験データ出力部27は、車間距離の他に、前方車両V2の相対速度や前方車両V2の背面面積を、分析結果とともに比較可能に出力するように構成されていても良い。さらには、試験車両V1の速度や試験車両V1の加速度等が、分析結果や車間距離等とともに比較可能に出力されても良い。
このような構成であれば、分析結果と、少なくともその分析中の試験車両V1と前方車両V2との車間距離とを比較することができ、周囲車両V2の影響を考慮しながら分析結果の解析や評価等を行うことができる。
また、情報処理装置Cは、図6に示すように、周囲車両情報取得部23により取得された少なくとも車間距離情報に基づいて、排ガスデータ取得部21が取得した排ガスデータを補正する排ガスデータ補正部28としての機能を備えていても良い。
この排ガスデータ補正部28は、少なくとも車間距離情報が示す車間距離をパラメータとして補正係数を算出し、その補正係数を用いて排ガスデータが示す分析結果を補正する。なお補正係数は、相対速度情報が示す相対速度や、背面面積情報が示す背面面積等をパラメータとして算出されても良い。さらに、排ガスデータ補正部28は、少なくとも車間距離情報が示す車間距離をパラメータとして試験車両V1に加わる空気抵抗を算出して、この空気抵抗に基づいて前記補正係数を算出するように構成されていても良い。
このような構成であれば、前方車両V2の影響を補正係数として定量的に算出するとともに、その影響が加味された分析結果を得ることができる。
さらに、情報処理装置Cは、例えば背面面積情報や画像解析に基づいて前方車両V2を例えば軽自動車、普通車、大型車等の複数種類に分類する車種分類部をさらに備えていても良い。この場合、路上試験データ記憶部24は、車種分類部により分類された前方車両V2の車種を示す車種情報と、排ガスデータ取得部21により取得された排ガスデータとを関連付けて記憶しても良い。
このような構成であれば、前方車両V2の車種等の種類の影響を考慮して、車載型排ガス分析装置による排ガス分析や、その分析結果の解析や評価などを行うことができる。
そのうえ、情報処理装置Cは、周囲情報取得部23により取得された車間距離情報に基づいて、この車間距離情報により示される車間距離が所定の閾値を上回った時間の合計又は割合を表示する表示部29を備えていても良い。具体的に表示部29は、試験車両V1の走行中にリアルタイムで合計時間や時間割合を例えば数値やグラフ等によってディスプレイ表示する。
このような構成であれば、車間距離が所定の閾値を上回った時間を走行しながら調整することができ、排ガスデータの再現性を向上させることが可能となる。
さらに、情報処理装置Cが備える機能については、図7に示すように、その一部又は全部を試験車両V1の外部(例えば試験室)に設けられたホストコンピュータ等の統括管理装置C2に備えさせても構わない。この場合、統括管理装置C2と、試験車両V1に搭載された周囲車両センシング手段30や撮像装置40との間のデータの授受としては、例えば無線や外部メモリ等を介して行う態様が挙げられる。
加えて、図8に示すように、車載型排ガス分析装置10が、前記実施形態における情報処理装置Cの機能の一部又は全部を備えていても良い。具体的には、車載型排ガス分析装置10は、試験車両V1の走行中に排ガス分析部11から排ガスデータを取得する排ガスデータ取得部21と、周囲車両センシング手段30から周囲車両情報を取得する周囲車両情報取得部23とを備えていても良い。
この場合、図8に示すように、前記実施形態における路上試験データ記憶部24や試験有効性判断部25等を車載型排ガス分析装置10にさらに備えさせれば、排ガスデータとその排ガスデータを取得している際の周囲車両情報とを比較することや、周囲車両V2の影響を考慮した試験の有効性の判断を車載型排ガス分析装置10に自動的に実行させること等が可能となる。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100・・・排ガス分析システム
V1 ・・・試験車両
V2 ・・・周囲車両(前方車両)
10 ・・・車載型排ガス分析装置
21 ・・・排ガスデータ取得部
30 ・・・周囲車両センシング手段
31 ・・・車間距離算出部
32 ・・・相対速度算出部
40 ・・・撮像装置
23 ・・・周囲車両情報取得部
24 ・・・路上試験データ記憶部

Claims (14)

  1. 路上を走行する試験車両に搭載された車載型排ガス分析装置であって、
    前記試験車両の走行中に、前記試験車両から排出される排ガスの排ガスデータを取得する排ガスデータ取得部と、
    前記試験車両に搭載された周囲車両センシング手段から、前記試験車両の周囲を走行する車両に関する情報である周囲車両情報を取得する周囲車両情報取得部とを備える車載型排ガス分析装置。
  2. 前記排ガスデータと前記周囲車両情報とを関連付けて記憶する路上試験データ記憶部を備える請求項1記載の車載型排ガス分析装置。
  3. 前記周囲車両情報が、前記排ガスデータ取得部による前記排ガスデータの取得中における前記試験車両と前記周囲車両との車間距離を示す車間距離情報を含む請求項1又は2記載の車載型排ガス分析装置。
  4. 前記周囲車両情報が、前記試験車両の周囲に存在する大気を分析した分析結果である請求項1乃至3のうち何れか一項に記載の車載型排ガス分析装置。
  5. 前記試験車両に、前記周囲車両センシング手段としてミリ波レーダ又は撮像装置の少なくとも一方が搭載されている請求項1乃至4のうち何れか一項に記載の車載型排ガス分析装置。
  6. 前記周囲車両情報取得部が、前記撮像装置による撮像データを用いて、排ガス分析中に撮像された前方車両の背面面積を示す車両面積情報を取得する請求項5記載の車載型排ガス分析装置。
  7. 少なくとも前記車間距離情報に基づいて、前記試験車両の路上走行試験における前記排ガスデータの有効性を判断する試験有効性判断部を備える請求項3乃至6のうち何れか一項に記載の車載型排ガス分析装置。
  8. 前記試験有効性判断部が、前記車間距離情報により示される車間距離が所定の閾値を上回った時間を計測し、その時間が連続して又は合算して所定時間を越えた場合に、前記排ガスデータを有効なデータであると判断する請求項7記載の車載型排ガス分析装置。
  9. 前記試験有効性判断部によって前記排ガスデータが有効なデータであると判断された場合に、そのことを排ガス分析中に報知する報知部を備える請求項7又は8記載の車載型排ガス分析装置。
  10. 前記車間距離情報により示される車間距離が所定の閾値を上回った時間或いは距離の合計、又は、それらの時間或いは距離の合計が前記試験車両の走行全体に対して占める割合を表示する表示部を備える請求項3乃至9のうち何れか一項に記載の車載型排ガス分析装置。
  11. 路上を走行する試験車両に搭載された車載型排ガス分析装置とともに用いられる情報処理装置であって、
    前記試験車両の走行中に、前記試験車両から排出される排ガスの排ガスデータを前記車載型排ガス分析装置から取得する排ガスデータ取得部と、
    前記試験車両に搭載された周囲車両センシング手段から、前記試験車両の周囲を走行する車両に関する情報である周囲車両情報を取得する周囲車両情報取得部とを備える情報処理装置。
  12. 前記車載型排ガス分析装置と、
    請求項11記載の情報処置装置とを具備する排ガス分析システム。
  13. 路上を走行する試験車両に搭載された車載型排ガス分析装置に用いられるプログラムであって、
    前記試験車両の走行中に、前記試験車両から排出される排ガスの排ガスデータを取得する排ガスデータ取得部と、
    前記試験車両に搭載された周囲車両センシング手段から、前記試験車両の周囲を走行する車両に関する情報である周囲車両情報を取得する周囲車両情報取得部としての機能をコンピュータに発揮させる車載型排ガス分析装置用プログラム。
  14. 試験車両に搭載された車載型排ガス分析装置を用いて、前記試験車両の走行中に、前記試験車両から排出される排ガスの排ガスデータを取得するステップと、
    前記試験車両に搭載された周囲車両センシング手段から、前記試験車両の周囲を走行する車両に関する情報である周囲車両情報を取得するステップとを備える排ガス分析方法。
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