JP5947151B2 - 高耐圧半導体装置 - Google Patents
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Description
パワーデバイス100は、図1に示すように、パワーデバイス駆動装置110と、コンデンサC1,C2と、高電圧スイッチング素子としてのIGBT150,152とを備える。パワーデバイス100は、システムコントロール(図示せず。)から供給される高圧側制御入力HIN及び低圧側制御入力LINに応じてIGBT150,152をオン又はオフすることで負荷に対して所望の電圧を出力する。
図4は、実施形態1に係る高耐圧半導体装置1を説明するために示す図である。図4(a)は浮遊島領域30における高耐圧半導体装置1の平面図であり、図4(b)は図4(a)のA−A断面図であり、図4(c)は図4(a)のB−B断面図である。
次に、実施形態1に係る高耐圧半導体装置1の動作を説明する。
図5は、比較例に係る高耐圧半導体装置800を説明するために示す図である。図5(a)は浮遊島領域30における高耐圧半導体装置800の平面図であり、図5(b)は図5(a)のA−A断面図であり、図5(c)は図5(a)のB−B断面図である。
すなわち、比較例に係る高耐圧半導体装置800においては、図5に示すように、境界領域860においては、当該境界領域860を両側から挟む表面拡散層822間の間隔が最も狭い部分において、境界領域860を両側から挟む埋込拡散層824間の間隔と境界領域860を両側から挟む表面拡散層822間の間隔とほぼ同じである。
図6は、実施形態2に係る高耐圧半導体装置2を説明するために示す図である。図6(a)は浮遊島領域30における高耐圧半導体装置2の平面図であり、図6(b)は図6(a)のA−A断面図であり、図6(c)は図6(a)のB−B断面図である。
図7は、実施形態3に係る高耐圧半導体装置3を説明するために示す図である。図7(a)は浮遊島領域30における高耐圧半導体装置3の平面図であり、図7(b)は図7(a)のA−A断面図であり、図7(c)は図7(a)のB−B断面図である。
図8は、実施形態4に係る高耐圧半導体装置4を説明するために示す図である。図8(a)は浮遊島領域30における高耐圧半導体装置4の平面図であり、図8(b)は図8(a)のA−A断面図及びB−B断面図であり、図8(c)は図8(a)のC−C断面図である。
図9は、実施形態5に係る高耐圧半導体装置5を説明するために示す図である。図9(a)は浮遊島領域30における高耐圧半導体装置5の平面図であり、図9(b)は図9(a)のA−A断面図及びB−B断面図であり、図9(c)は図9(a)のC−C断面図である。
Claims (8)
- 第1導電型の半導体基板と前記半導体基板の第1主面側に形成された第2導電型のエピタキシャル層とが積層された半導体基体と、
前記半導体基体の第1主面側から拡散された第1導電型の表面拡散層及び当該表面拡散層が形成された領域における前記半導体基板と前記エピタキシャル層との境界面近傍に形成された第1導電型の埋込拡散層からなる素子分離領域と、
高電圧スイッチング素子に供給する高電圧スイッチング素子用制御信号を生成する高電圧回路と、
前記高電圧回路から突出するように形成され、前記高電圧回路に供給する高電圧回路用制御信号を生成するための高耐圧MOSFETと、
前記高電圧回路と前記高耐圧MOSFETとの間に位置する境界領域とを備え、
前記高電圧回路、前記高耐圧MOSFET及び前記境界領域がいずれも、素子分離領域に囲まれた同一の第2導電型の前記浮遊島領域に形成され、
前記浮遊島領域の周辺部にはリサーフ領域が形成されている高耐圧半導体装置であって、
前記境界領域においては、前記境界領域を両側から挟む表面拡散層間の間隔が最も狭い部分において、前記境界領域を両側から挟む埋込拡散層間の間隔が、前記境界領域を両側から挟む表面拡散層間の間隔よりも狭いことを特徴とする高耐圧半導体装置。 - 請求項1に記載の高耐圧半導体装置において、
前記境界領域においては、前記表面拡散層に挟まれた領域の両端にそれぞれリサーフ領域が形成されていることを特徴とする高耐圧半導体装置。 - 請求項1に記載の高耐圧半導体装置において、
前記境界領域においては、前記浮遊島領域の周辺部と当該周辺部に挟まれた内側領域とのうち内側領域においてもリサーフ領域が形成されていることを特徴とする高耐圧半導体装置。 - 請求項3に記載の高耐圧半導体装置において、
前記境界領域においては、前記境界領域全体にリサーフ領域が形成されていることを特徴とする高耐圧半導体装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の高耐圧半導体装置において、
前記高電圧回路から前記高耐圧MOSFETに向かう方向に直交する方向に沿って前記境界領域の幅を計ったとき、前記境界領域の幅は、同じ方向に沿った前記高耐圧MOSFETの幅よりも狭いことを特徴とする高耐圧半導体装置。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の高耐圧半導体装置において、
前記半導体基板における第1主面側とは反対側の第2主面側の表面にはメタル層が形成されていることを特徴とする高耐圧半導体装置。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の高耐圧半導体装置において、
前記リサーフ領域は、第1導電型の拡散領域の表面に第2導電型の拡散領域が形成された構造の二重拡散リサーフ領域からなることを特徴とする高耐圧半導体装置。 - 請求項7に記載の高耐圧半導体装置において、
前記リサーフ領域のうち前記境界領域に形成されているリサーフ領域は、
前記高電圧回路側に位置し、第1導電型の拡散領域の表面に第2導電型の拡散領域が形成された構造の前記高電圧回路側の二重拡散リサーフ領域と、
前記高耐圧MOSFET側に位置し、第1導電型の拡散領域の表面に第2導電型の拡散領域が形成された構造の前記高耐圧MOSFET側の二重拡散リサーフ領域と、
前記高電圧回路側の二重拡散リサーフ領域と前記高耐圧MOSFET側の二重拡散リサーフ領域との間に位置し、第1導電型の拡散領域のみが形成された構造の一重拡散リサーフ領域とからなることを特徴とする高耐圧半導体装置。
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