JP5946126B2 - 水中油型乳化皮膚化粧料 - Google Patents

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本発明は水中油型乳化化粧料に関する。さらに詳しくは、使用時にさっぱりとしていて、肌へのなじみが早く、乳化安定性に優れる水中油型乳化皮膚化粧料に関する。
従来、乳液やクリームといった油分を含む乳化型の化粧料は、皮膚に適度な潤いを与え、かつ油分で潤いを逃さないようにすることで、皮膚を健やかに保つ目的で開発されてきた。乳化型化粧料は、配合される界面活性剤の種類や増粘剤の種類によって様々な使用性のものがあるが、その中でも特にアクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体を含む水中油型乳化化粧料は、肌に塗布した際に肌の上で水分がぱしゃっとはじかれるような使用感触を有し、そのさっぱりとしたみずみずしい使用性が好まれている(例えば、特許文献1参照)が、その一方、塗布部位から化粧料が拡がり難く、肌へのなじみが悪いという問題があった。その改善策として、アルコール類(エタノール等の1価アルコールや、グリセリン等の多価アルコール等)を配合するといった方法がとられてきた(例えば、特許文献2参照)。しかしこの場合、アルコール類を配合することによるアルコール臭や塗布時の肌への刺激といった問題があり、他の方策が検討されてきた。また、乳化型化粧料はその製品特性上、乳化安定性が求められている。
国際公開第97/02090号パンフレット 特開平10−212219号公報
本発明は上記従来の事情に鑑みてなされたもので、使用時にさっぱりとしていて、肌へのなじみが早く、低温〜高温の幅広い温度域において乳化安定性に優れる水中油型乳化皮膚化粧料を提供することを目的とする。
本発明者らは、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体を含む化粧料に、特定の構造をもつシリコーン系界面活性剤を添加することで、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち本発明は、(a)下記式(I)に示すシリコーン系界面活性剤を0.005〜5.0質量%と、(b)アクリル酸・メタクリル酸(C 10 −C 30 アルキル重合体を0.005〜5.0質量%含有する、水中油型乳化皮膚化粧料を提供する。
Figure 0005946126
〔式(I)中、R1は炭素原子数1〜6のアルキル基を示し;R2は水素原子または炭素原子数1〜6のアルキル基を示し;kはエチレンオキシド基の平均付加モル数で3〜20の数を示す。〕
本発明により、使用時にさっぱりとしていて、肌へのなじみが早く、低温〜高温の幅広い温度域において乳化安定性に優れる水中油型乳化皮膚化粧料が提供される。
以下、本発明について詳述する。
本発明では(a)成分として下記式(I)に示すシリコーン系界面活性剤を用いる。
Figure 0005946126
式(I)中、R1は炭素原子数1〜6のアルキル基を示す。好ましくはメチル基である。
2は水素原子または炭素原子数1〜6のアルキル基を示す。好ましくは炭素原子数1〜6のアルキル基であり、中でもメチル基が好ましい。
kはエチレンオキシド基の平均付加モル数で、3〜20の数を示し、好ましくは6〜10の数を示す。kが3未満では乳化安定性が不十分となり、一方、20を超えると肌へのなじみが悪くなる。
(a)成分は公知の技術を用いて常法により製造することができる。例えば、イソプロピルアルコールなどの有機溶媒中で、アルキルトリシロキサン、片末端アルキル封鎖ポリオキシアルキレンなどを反応(ヒドロシリル化反応)させる。反応は窒素雰囲気下、還流条件下で行い、触媒は塩化白金酸などを用いる。この反応液から分液漏斗などで溶媒を除くことにより目的化合物を得ることができる。
(a)成分はおもに肌へのなじみの早さ、乳化安定性に寄与し、その配合量は、本発明の化粧料全量中に0.005〜5.0質量%であり、好ましくは0.01〜3.0質量%、より好ましくは0.02〜2.0質量%である。0.005質量%未満では、肌へのなじみの早さを十分満足し得る程度にまで得ることが難しく、一方、5.0質量%を超えて配合しても配合量増大に見合った効果が得られ難く、安定性に影響が出るおそれがある。
(b)成分はアクリル酸・メタクリル酸(C 10 −C 30 アルキル共重合体である。
(b)成分は、アルキル変性カルボキシビニルポリマーともいい、カルボキシル基に起因する親水性部分と、アルキル基に起因する親油性部分とを併せ持ち、良好な乳化性を有する。(b)成分は、例えば、ルーブリゾール(Lubrizol Advanced Materials)社からPEMULEN TR-1、PEMULEN TR-2の商品名で市販されており、これらを好適に用いることができる。なお(b)成分の他に、カルボキシビニルポリマー等を併用することもできる。
(b)成分はおもに製剤の安定化に寄与し、その配合量は、本発明の化粧料全量中に0.005〜5.0質量%であり、好ましくは0.01〜3.0質量%、より好ましくは0.05〜2.0質量%である。0.005質量%未満では、十分な乳化安定性を得ることが難しく、一方、5.0質量%を超えて配合すると使用性(塗布時のべたつき、ぬるつき、肌なじみ)が悪くなる。
(b)成分はさっぱりした使用感を有するものの、水溶性高分子であることから、多配合した場合、べたつきやぬめりを生じる傾向がみられる。本発明では(b)成分に(a)成分を組み合せて用いることで、(b)成分を多配合した場合であっても、べたつきやぬめりを抑止することができる。
本発明の皮膚化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲で、上記必須成分のほかに、通常化粧料に基剤として配合される水、界面活性剤(例えば、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤等)、油分(例えば、炭化水素油、合成エステル油、シリコーン油、液体油脂、固体油脂、ロウ類等)、高級脂肪酸、高級アルコール、粉末成分、水溶性高分子(例えば、天然、半合成、合成)、増粘剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、低級アルコール、糖類(例えば、単糖、オリゴ糖、多糖)、有機アミン、pH調整剤、ビタミン類、酸化防止剤、酸化防止助剤、その他の配合可能成分等を、必要に応じて適宜配合することができる。ただしこれら例示に限定されるものでない。
本発明の水中油型乳化皮膚化粧料の剤型は、皮膚に適用可能であれば特に限定されるものでないが、クリーム、乳液、ジェル、パック、マスク、シート状基剤に含浸させる含浸液等が挙げられる。外観は透明、半透明、不透明、いずれでもかまわない。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれによってなんら限定されるものではない。配合量は特記しない限りすべて質量%である。
[乳化安定性]
0℃、室温、37℃、50℃での温度試験(1ヵ月間)を行い、次の基準に従って評価した。
(評価基準)
◎:各試験温度で分離、乳化粒子径の変化等異常は全く認められなかった
○:50℃、1ヶ月でわずかに分離、乳化粒子径の変化等が認められたが、実用上問題ない程度であった
△:37℃、1ヶ月で分離、乳化粒子径の変化等異常が認められた
×:室温、0℃、1ヶ月で分離、乳化粒子径の変化等異常が認められた
[肌へのなじみの早さ]
専門パネル(10名)により、実使用試験を実施し、肌へのなじみの早さについて官能評価を行った。下記採点基準による点数判定を行った。ここで、点数判定は、比較例1の試料(=(a)成分、(b)成分を配合しない試料)をコントロールの試料として、評価の基準とした。なお、各パネルによる点数の総和をパネル人数で割った平均値を算出し、下記評価基準に従い、評価結果とした。
(採点基準)
+3:コントロールの試料に比べて、肌へのなじみが非常に早い
+2:コントロールの試料に比べて、肌へのなじみが早い
+1:コントロールの試料に比べて、肌へのなじみがやや早い
0:どちらともいえない
−1:コントロールの試料に比べて、肌へのなじみがやや遅い
−2:コントロールの試料に比べて、肌へのなじみが遅い
−3:コントロールの試料に比べて、肌へのなじみが非常に遅い
(評価基準)
◎:パネル10名の平均値が、+2.0点以上
○:パネル10名の平均値が、0.5以上2.0点未満
△:パネル10名の平均値が、−1.5点以上0.5点未満
×:パネル10名の平均値が、−1.5点未満
[さっぱりさ]
専門パネル(10名)により、実使用試験を実施し、使用時のさっぱりさ(みずみずしい感触。べたつき・ぬめりがない)について官能評価を行った。下記採点基準による点数判定を行った。ここで、点数判定は、比較例1の試料(=(a)成分、(b)成分を配合しない試料)をコントロールの試料として、評価の基準とした。なお、各パネルによる点数の総和をパネル人数で割った平均値を算出し、下記評価基準に従い、評価結果とした。
(採点基準)
+3:コントロールの試料に比べて、とてもさっぱりしている
+2:コントロールの試料に比べて、さっぱりしている
+1:コントロールの試料に比べて、ややさっぱりしている
0:どちらともいえない
−1:コントロールの試料に比べて、ややさっぱりしていない
−2:コントロールの試料に比べて、さっぱりしていない
−3:コントロールの試料に比べて、まったくさっぱりしていない
(評価基準)
◎:パネル10名の平均値が、+2.0点以上
○:パネル10名の平均値が、0.5以上2.0点未満
△:パネル10名の平均値が、−1.5点以上0.5点未満
×:パネル10名の平均値が、−1.5点未満
(比較例1〜8、実施例1〜9)
下記表1〜2に示す試料1〜17を常法により調製した。得られた試料を用いて、上記評価方法に従い、乳化安定性、肌へのなじみの早さ、さっぱりさについて評価した。結果を表1〜2に示す。なお、上述したように、肌へのなじみの早さ、およびさっぱりさについての評価は、試料1を基準にして行ったことから、表1中の試料1の「肌へのなじみの早さ」、「さっぱりさ」の評価を「Ctrl」として表した。
表1〜2中、「(a)−8(*1)」は上記式(I)に示すシリコーン系界面活性剤(式中、R1がメチル基、R2がメチル基、K=8を示す)を用いた。「(a)−17(*2)」は上記式(I)に示すシリコーン系界面活性剤(式中、R1がメチル基、R2がメチル基、K=17を示す)を用いた。「(a)−43(*3)」は上記式(I)に示すシリコーン系界面活性剤(式中、R1がメチル基、R2がメチル基、K=43を示す)を用いた。「アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(*4)」は商品名「PEMULEN TR-2」(ルーブリゾール社製)を用いた。
Figure 0005946126
Figure 0005946126
表1〜2の結果から明らかなように、本発明構成要件を満足する実施例1〜9は乳化安定性、肌へのなじみの早さ、さっぱりさのすべてにおいて優れた効果が得られた。
一方、本発明構成要件を満足しない比較例1〜8は、本発明効果をすべて併せもつことはできなかった。例えば比較例1では(a)成分、(b)成分ともに含まず、乳化安定性、使用性が十分でなかった。比較例2では(b)成分を含むが(a)成分を含まず、肌へのなじみの早さが十分でなかった。比較例3では(a)成分を含むが(b)成分を含まず、乳化安定性、さっぱりさに劣るものであった。比較例5のように(a)成分のエチレンオキシド基の付加モル数が20よりも大きな場合、肌へのなじみの早さが十分ではなく、比較例6〜7、8のように(a)成分以外のシリコーン系界面活性剤を用いた場合や、(b)成分以外の水溶性高分子を配合した場合も期待した効果は得られなかった。また実施例8と比較例4との対比から明らかなように、(b)成分を多配合した場合、(a)成分を配合しない比較例4ではさっぱり感が失われ、べたつき・ぬめりを生じたが、(a)成分と併用した実施例8では(b)成分多配合によるべたつき・ぬめりを抑止することができた。
以下、さらに本発明化粧料の配合処方例を示す。以下において(a)成分、(b)成分は実施例1で用いたものと同様のものを用いる。
[配合処方例1:乳液]
(配 合 成 分) (質量%)
(1)精製水 残余
(2)ダイナマイトグリセリン 5.0
(3)ジプロピレングリコール 5.0
(4)(b)成分 0.1
(5)キサンタンガム 0.05
(6)エタノール 4.0
(7)ヘキサメタリン酸ソーダ 0.1
(8)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 3.0
(9)ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 2.0
(10)(a)−8[(a)成分] 0.3
(11)フェノキシエタノール 0.5
(12)精製水((1)以外) 1.0
(13)水酸化カリウム 0.1
〈製法〉
(1)〜(7)を加え均一に攪拌した後、別途混合しておいた(8)〜(11)を添加し、ホモミキサーで攪拌する。最後に(12)および(13)を混合したものを添加し、評題の乳液を得る。
[配合処方例2:美容液]
(配 合 成 分) (質量%)
(1)精製水 残余
(2)ダイナマイトグリセリン 10.0
(3)水溶性コラーゲン 1.0
(4)(b)成分 0.2
(5)アルギン酸ナトリウム 0.05
(6)エタノール 1.0
(7)ヘキサメタリン酸ソーダ 0.2
(8)テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット 1.0
(9)ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 1.0
(10)(a)−17[(a)成分] 0.5
(11)フェノキシエタノール 0.5
(12)精製水((1)以外) 1.0
(13)水酸化カリウム 0.2
〈製法〉
(1)〜(7)を加え均一に攪拌した後、別途混合しておいた(8)〜(11)を添加し、ホモミキサーで攪拌する。最後に(12)および(13)を混合したものを添加し、評題の美容液を得る。
[配合処方例3:サンスクリーン]
(配 合 成 分) (質量%)
(1)精製水 残余
(2)ダイナマイトグリセリン 5.0
(3)1,3−ブチレングリコール 3.0
(4)ポリエチレングリコール20000 2.0
(5)(b)成分 0.1
(6)カルボキシビニルポリマー 0.15
(7)エデト酸3ナトリウム 0.1
(8)テトラ(2−エチルヘキサン酸・パラメトキシ桂皮酸)
ペンタエリスリット 3.0
(9)コハク酸ジ2−エチルヘキシル 3.0
(10)トリメトキシ桂皮酸メチルビス(トリメチルシロキシ)
シリルイソペンチル 2.0
(11)4−t−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン 2.0
(12)パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 2.0
(13)ジパラメトキシ桂皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル
2.0
(14)(a)−8[(a)成分] 0.3
(15)フェノキシエタノール 0.5
(16)精製水((1)以外) 1.0
(17)水酸化カリウム 0.1
〈製法〉
(1)〜(7)を加え均一に攪拌した後、別途混合しておいた(8)〜(15)を添加し、ホモミキサーで攪拌する。最後に(16)および(17)を混合したものを添加し、評題のサンスクリーンを得る。
[配合処方例4:プロテクター]
(配 合 成 分) (質量%)
(1)精製水 残余
(2)1,3−ブチレングリコール 3.0
(3)エデト酸3ナトリウム 0.1
(4)グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
(5)トリメチルグリシン 1.0
(6)L−アスコルビン酸グルコシド 2.0
(7)(b)成分 2.0
(8)カルボキシビニルポリマー 0.2
(9)キサンタンガム 0.1
(10)デカメチルフェニルポリシロキサン 3.0
(11)メチルフェニルポリシロキサン 3.0
(12)ベヘニルアルコール 1.0
(13)イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 0.5
(14)モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 0.2
(15)パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 7.0
(16)(a)−17[(a)成分] 2.0
(17)フェノキシエタノール 0.5
(18)精製水((1)以外) 1.0
(19)水酸化カリウム 0.1
〈製法〉
(1)〜(9)を加え均一に攪拌した後、別途加熱混合しておいた(10)〜(17)を添加し、ホモミキサーで攪拌する。最後に(18)および(19)を混合したものを添加し、評題のプロテクターを得る。
[配合処方例5:メーク落としジェル]
(配 合 成 分) (質量%)
(1)精製水 残余
(2)ジプロピレングリコール 3.0
(3)1,3−ブチレングリコール 3.0
(4)ポリエチレングリコール1500 2.0
(5)ポリオキシエチレンメチルグルコシド 1.0
(6)グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
(7)コラ・デ・カバロエキス 0.1
(8)エデト酸3ナトリウム 0.01
(9)ヒドロキシプロピルメチルセロース 0.8
(10)(b)成分 0.3
(11)(a)−8[(a)成分] 4.0
(12)ジイソステアリン酸ポリエチレングリコール 5.0
(13)フェノキシエタノール 0.4
(14)精製水((1)以外) 1.0
(15)水酸化カリウム 0.1
〈製法〉
(1)〜(10)を加え均一に攪拌した後、別途加熱混合しておいた(10)〜(13)を添加し、ホモミキサーで攪拌する。最後に(14)および(15)を混合したものを添加し、評題のメーク落としジェルを得る。
本発明により、使用時にさっぱりとしていて、肌へのなじみが早く、低温〜高温の幅広い温度域において乳化安定性に優れる水中油型乳化皮膚化粧料が提供される。

Claims (1)

  1. (a)下記式(I)に示すシリコーン系界面活性剤を0.005〜5.0質量%と、(b)アクリル酸・メタクリル酸(C 10 −C 30 アルキル重合体を0.005〜5.0質量%含有する、水中油型乳化皮膚化粧料。
    Figure 0005946126
    〔式(I)中、R1は炭素原子数1〜6のアルキル基を示し;R2は水素原子または炭素原子数1〜6のアルキル基を示し;kはエチレンオキシド基の平均付加モル数で3〜20の数を示す。〕
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