JP5944032B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
従来のスロットマシンでは、遊技として、通常に行われる通常遊技と、この通常遊技よりも遊技者へ付与される利益(特典)が大きくなる可能性が高い特殊遊技とがある。この特殊遊技の遊技数が増える程、遊技者へ付与され得る利益(特典)が増えることになる。従来のスロットマシンでは、特殊遊技の遊技数(特典)が乱数を用いた抽選により30回や、50回等に設定されるものがある(特許文献1、図7)。1度に特典が付与されるだけでは、面白みがないため、近年では、1回又は複数回の前記特殊遊技の遊技数の増加(上乗せ)を発生させて、興趣を高めているものがある。さらに当選役の種類によって上乗せ遊技数(特典)を変更させるものがある(特許文献2、図23、段落番号「0010」)。
このように、当該遊技における特典の付与パターン(報知パターン、告知パターン)が単発で単調なものであるため、特典としての上乗せ遊技数が表示されて遊技者が一旦その特典を認識してしまうと、当該遊技以降、次の特典が報知されるまで、特典に対する興味は無くなってしまい、面白みに欠けるという問題点がある。
さらに、請求項1記載の発明は、レベルの移行に関する報知タイミングが変動することにより、報知タイミングのバリエーションを増やし、遊技者を興奮させ、特典への期待感を高揚させることができ、さらに興趣を増すことができる遊技機を提供することを目的とする。
本発明では、即時当選役の図柄組合せを揃えた遊技の直後に、レベルの移行が行われるか否か及びその移行するレベルが報知手段70を介して遊技者に報知される。
一方、遅延当選役の図柄組合せを揃えた遊技より後の遊技後に、レベルの移行が行われるか否か及びその移行するレベルが報知手段70を介して遊技者に報知される。
なお、本発明の「特典」としては、通常遊技から所定の契機により移行して通常遊技よりも遊技者に付与される利益が多くなる可能性が高い特殊遊技がある。この特殊遊技としては、いわゆるアシストリプレイタイム遊技(ART)や、リプレイタイム遊技(RT)や、アシストタイム遊技(AT)等が含まれる。また、「特典」としては、特別な演出も含まれ、いわゆるフリーズ状態中のリール62の回転及び停止によるリール演出や、液晶表示装置により表示される、通常、滅多に見られないような特別な演出等も含まれる。さらに、この「特典」は、いわゆるARTゲームの上乗せ遊技数や、ARTゲームにおいて獲得できる最大メダル枚数の増加や、ARTゲーム中に実行可能な上乗せ遊技を決定するための抽選回数の増加や、ARTゲーム中に実行可能な押し順ナビ(ストップスイッチ50の操作順序が決定されている場合の操作順序の報知)の発生回数の増加等のようなものでもよい。
また、ここで、「次以降のレベルへ移行」とは、段階的に所定の順番に並んだレベルの1つから次のレベルへ移行するものや、所定のレベルから1個又は複数個のレベルを飛び越して移行するようなものを含むものである。具体的には、たとえばレベル1〜4の場合に、レベル1からレベル2へ移行するものだけではなく、レベル1からレベル2を飛び越してレベル3へ移行するものや、レベル1からいきなり最終のレベル4に移行するようなものを含む。
また、ここで、「レベル(確定レベル)に基づく特典を付与可能」とあるが、実質的に遊技者に対する利益がほとんど無いような特典を付与するようなもの、別の言い方をすると、特典として実質的な遊技者への利益が「0」となるものを付与するものを含めてもよいものである。
本発明によれば、特典決定区間の終了時の確定レベルにより、遊技者に付与される特典が決定されるため、特典決定区間の終了時の確定レベルが変動すると、それに伴って付与される特典も変動することになり、特典の付与パターンが種々のものとなって、興趣を増すことができる遊技機を提供することができる。
さらに、本発明によれば、即時当選役に基づく決定と遅延当選役に基づく決定との相違により、レベルの移行に関する決定の報知が即時に行われる場合と、決定された遊技より後の遊技で行われる場合とが発生し、この報知タイミングが変動することで、遊技者を興奮させ、特典への期待感を高揚させることができ、さらに興趣を増すことができる遊技機を提供することができる。
本実施の形態に係る遊技機10としてのスロットマシンを、以下、図1を参照しながら説明する。本実施の形態に係る遊技機10としてのスロットマシンは、前方向に向かって開口する正面開口を有する四角箱状の筐体12と、この筐体12の正面開口を開閉自在に覆う前扉14とを備えている。
前記表示窓16の奥には、3個の駆動モータによって図柄表示手段としてのリール62を回転させるためのリールユニット60が配置されている。
前記スピーカー72は、前扉14の上部左右に配置された上部スピーカー74と、前扉14の下部左右に配置された下部スピーカー76とを備えている。
前記表示手段84は、その画面に種々の映像を表示するための表示デバイスであり、動画を含んだ映像の表示を行うための液晶表示装置を有する演出ユニットを構成するものである。
前記前扉14の下部には下パネル22が設けられている。そして、前扉14には下パネル22の上に位置して前扉14の前方向へ向けて突出する操作部30を備えている。
本実施の形態に係る遊技機10には、遊技開始の条件として投入するためのメダルを後述するメダル投入口38からあらかじめ投入して、最大50枚までクレジットメダルとして内部に貯留可能なクレジット機能(投入枚数を電子データとして電子的に記憶し管理する機能)を有している。なお、このクレジットメダルとして貯留可能な最大枚数である50枚を最大クレジットメダル数とする。
そして、前扉14の下部には、所定の場合に貯留払出手段24からメダルが払い出されるメダル払出口28が形成されている。このメダル払出口28の下方には、メダル払出口28から払い出されたメダルを貯留するため、上方に向かって開口する皿状のメダル受け皿26が形成されている。なお、クレジットされているメダル数が最大クレジットメダル数である50枚未満の場合は、50枚に到達するまで、獲得したメダルはメダル払出口28から払い出されずにクレジットメダルの枚数に加算される。
図2に示すように、左リール64、中リール66及び右リール68の表面には、「赤7」や「青7」等の複数の種々の図柄が形成されている。具体的には、リール62の表面には、赤7図柄(赤色で7が描かれた絵柄)、青7図柄(青色で7が描かれた絵柄)、BAR図柄(BARが描かれた絵柄)、第1リプレイ図柄(青色で地球儀を模して描かれた絵柄)、第2リプレイ図柄(第1リプレイ図柄とは異なる形状により描かれた絵柄)、ベル図柄(ベルを模して描かれた絵柄)、第1スイカ図柄(スイカを模して描かれた絵柄)、第2スイカ図柄(第1スイカ図柄のスイカとは異なる形状のスイカを模して描かれた絵柄)、第3スイカ図柄(第1スイカ図柄及び第2スイカ図柄のスイカとは異なる形状のスイカを模して描かれた絵柄)、チェリー図柄(チェリーを模して描かれた絵柄)が形成されている(図2参照)。同図において、赤7図柄は「赤7」、青7図柄は「青7」、BAR図柄は「BAR」、第1リプレイ図柄は「RP1」、第2リプレイ図柄は「RP2」、ベル図柄は「BE」、第1スイカ図柄は「WM1」、第2スイカ図柄は「WM2」、第3スイカ図柄は「WM3」、チェリー図柄は「CH」、として記載している。
図3に示すように、遊技機10の内部には、遊技機10の全体の動作を制御するための制御装置100が形成されている。前記制御装置100は、遊技を進行させて遊技状態を制御するメイン制御部110と、このメイン制御部110からの信号を受けて、遊技内容に関する情報を遊技者に報知する演出を行うために演出状態を制御するサブ制御部300とを備えている。なお、メイン制御部110とサブ制御部300との間は、メイン制御部110への不正操作を防止するために、メイン制御部110からサブ制御部300への一方向の通信のみが行われている。メイン制御部110は、役抽選を行うとともに、リールユニット60及び貯留払出手段24の作動を制御する。サブ制御部300は、メイン制御部110から信号を入力し、表示手段84等の報知手段70の作動を制御する。サブ制御部300の出力側には、報知手段70としてのスピーカー72、表示手段84、演出用ランプ78の各パーツが接続されている。なお、ここで、報知手段70は、後述するレベルを遊技者に報知可能なものである。
制御装置100は、CPU、ROM、RAM、I/Oポート(図示せず)を備えたマイクロコンピュータにより構成される。CPUは、タイマ割込などの割込機能を持ち、ROMに記憶されたプログラムを実行して、種々の処理を行う。ROMは、CPUが実行するプログラムや各種テーブル等の固定的なデータを記憶し、RAMは、CPUがプログラムを実行する際の一時的な記憶領域、例えば遊技機の状態を記憶するための記憶領域や、役抽選の抽選結果を記憶するための記憶領域として使用される。
以上の構成をもって、メイン制御部110は、役の抽選を行い、リール62の回転及び停止を制御し、リール62がすべて停止したときに停止図柄判定を行い、遊技の進行を行う手段として機能することとなる。
以上の構成をもって、サブ制御部300は、演出の有無、態様を決定し、遊技の状態に応じた演出を制御する手段として機能することとなる。
規定の賭け数(3枚)が設定されると、1本の有効ライン86(図1参照)が設定される。なお、本実施の形態に係る遊技機10は、規定の賭け数として3が設定されている。賭け数を設定する方法には、メダル投入口38からメダルを投入する方法と、シングルベットスイッチ32又はマックスベットスイッチ34を操作することによってクレジットメダルを賭け数として設定する方法とがある。そして、規定の賭け数(3枚)が設定されていることを条件に、スタートスイッチ40を操作すると、賭け数が確定し、役抽選手段130により、複数の役のいずれかに当選したか又はハズレかの抽選(役抽選)が行われる。また、役抽選とほぼ同時に、前回の遊技でのリール62の回転開始時から所定の時間(本実施の形態では、4.1秒)が経過しているか否かが判定され、所定の時間が経過すると、3個すべてのリール62の回転が開始する。
リール62の回転開始後、所定の条件(本実施の形態では、リール62を加速する処理を実行した後、所定のセンサがリール62の回転位置が基準位置であることを検出すること)が成立すると、ストップスイッチ50の操作が可能な状態(停止操作可能状態)となる。
その後に、3個のストップスイッチ50のうち1個を操作すると、当該ストップスイッチ50に対応したリール62の回転が停止する。そして、3個すべてのストップスイッチ50の操作を終えると、3個すべてのリール62の回転が停止する。
また、本実施の形態では、通常に行われる通常遊技状態と、この通常遊技状態よりも遊技者へ付与される利益がより大きくなり得る特別遊技状態及び特殊遊技状態が設けられている。前記特別遊技状態は、いわゆるボーナス遊技(チャレンジタイム遊技(CTBB))を実行可能なボーナス遊技状態(CTBB遊技状態)がある。前記特殊遊技状態は、いわゆるアシストタイム遊技(AT遊技)を実行可能なアシストタイム遊技状態(AT遊技状態)と、リプレイタイム遊技(RT遊技)を実行可能なリプレイタイム遊技状態(RT遊技状態)と、AT遊技とRT遊技とを組合せたいわゆるアシストリプレイタイム遊技(ART遊技)を実行可能なアシストリプレイタイム遊技状態(ART遊技状態)とがある。
前記リプレイタイム遊技状態(RT遊技状態)は、再遊技役(リプレイ役)の当選の確率が通常遊技状態での遊技よりも高く(或いは低く)設定されたものである。このRT遊技状態は、メイン基板を有するメイン制御部110により制御される。
本実施の形態では、遊技状態として、通常遊技が実行されている状態である通常遊技状態と、ボーナス遊技が実行されている特別遊技状態と、特殊遊技が実行されている特殊遊技状態とが設けられている。
本実施の形態では、特殊遊技(ART遊技)が行われる特殊遊技状態には、第1特殊遊技状態と、この第1特殊遊技状態とは終了条件等の内容や演出内容等が異なる第2特殊遊技状態とがある。
ボーナス遊技は、特別役であるボーナス移行役に当選し、さらにボーナス移行役に対応した図柄の組合せが有効ライン86上に揃うと、揃った遊技の次回の遊技から開始される遊技である。なお、ボーナス移行役は、当選時の遊技で有効ライン86上にボーナス移行役に対応する図柄の組合せが揃わなくても、次回の遊技以降、有効ライン86上にボーナス移行役に対応する図柄の組合せが揃うまでボーナス移行役に当選した状態が有効である。その他の役は、当選時の遊技で有効ライン86上に役に対応する図柄の組合せが揃わなければ、次回の遊技以降は無効となる。ボーナス遊技状態は、ボーナス遊技状態へ移行していない遊技に比べ小役の当選確率が高くなるように設定されており、このため、通常遊技状態よりも遊技者に大きな利益が付与される可能性が高い遊技状態である。ボーナス遊技状態は、ボーナス遊技状態中に遊技者へ払い出したメダルの総枚数が予め設定された枚数を超えたときに終了する。
本実施の形態に係る遊技機10では、上述した特殊遊技及び特殊演出は、遊技者に付与可能な特典となるものである。具体的には、この遊技機10は、前記特典として、特殊遊技を実行可能な特殊遊技状態と、特殊演出を実行可能な特殊演出遊技状態とを備えている。これらは主にサブ制御部300により管理されている。
ここでは、通常遊技中の特典決定区間以外を便宜上、非特典決定区間とする。特典決定区間では、予め段階的に設定された複数のレベルに各々対応するレベル遊技が設けられている。前記レベルには、レベル0、レベル1、レベル2、レベル3、レベル4がある。具体的には、0、1、2及び3の各レベルに対応するレベル遊技を実行可能なレベル遊技状態が設けられている。この特典決定区間におけるレベル0、レベル1、レベル2、レベル3の各レベル遊技状態では、最大10回のレベル遊技が可能である。最終到達目標であるレベル4に到達すると、次のレベルが存在しないため、次のレベルに移行するためのレベル遊技は行われず、その旨の演出のみが実施される。もちろん、これに限定されずに、レベル4の最終レベルに到達しても当該レベルの遊技を行うようにしてもよい。
前記役抽選手段130は、メイン制御部110が備える手段であり、スタートスイッチ40の操作を契機に、複数の役のいずれかに当選か又はハズレかの抽選(役抽選)を行うためのものである。役抽選手段130は、役に当選したか否かを決定するための抽選データを備えており、メイン制御部110のROM上に記憶されている。役抽選手段130は、予め定めた抽選データと、所定範囲の整数値を繰り返してカウントするループカウンタを有する所定の乱数発生手段(乱数発生回路)が発生した乱数のうちから抽出した乱数とを比較して、当選か否かを判定する。なお、役抽選手段130による処理は、後述するステップ112(図10参照)において行われる。
前記特典付与手段320としての前記メイン側特典付与手段160は、メイン制御部110が備える手段であり、停止図柄判定手段150の判定結果に基づいて、メダル払い出し等の所定の処理を行うためのものである。メイン側特典付与手段160は、停止図柄判定手段150の判定結果、小役が入賞していると判定されるとメダルの払い出しを行う。
前記メイン側特典付与手段160は、特典決定区間中に獲得した特典としての特殊遊技において実行される所定回数のいわゆるリプレイタイムゲーム(RTゲーム)を付与する。なお、このメイン側特典付与手段160は、後述するサブ側特典付与手段330と一緒になって、特典決定区間中に獲得した特典としての特殊遊技を遊技者に付与する特典付与手段320を形成する。
前記フリーズ制御手段170は、スタートスイッチ40の操作を契機として遊技を一時的に保留させて遊技を進行させることができないフリーズ状態を実行可能なものである。このフリーズ状態中において、リール62の回転及び停止からなる回胴演出としての特殊演出が実行可能なものである。
前記演出装置駆動手段350としてのメイン側演出装置駆動手段230は、前記フリーズ制御手段170によるフリーズ状態のもとで、リール62の回転及び停止による回胴演出としての特殊演出を実行するためのものである。
前記特典決定区間突入決定手段180は、通常遊技中にスタートスイッチ40の操作を契機として、特典決定区間へ突入するか否かの抽選と、突入する場合には、特典決定区間のいずれのレベルから開始するか、いわゆる初期レベルをいずれのレベルにするかの抽選とを行うためのものである。
特典決定区間突入決定手段180は、特典決定区間へ突入するか否かを決定するための抽選データと、突入する場合の初期レベルを決定するための抽選データとを備えている。これらのデータは、サブ制御部300のROM上に記憶されている。特典決定区間突入決定手段180は、予め定めた抽選データと、所定範囲の整数値を繰り返してカウントするループカウンタを有する所定の乱数発生手段(乱数発生回路)が発生した乱数のうちから抽出した乱数とを比較して、特典決定区間へ突入するか否と、突入する場合の初期レベルをいずれのレベルにするかを判定する。
レベル遊技実行手段190は、特典決定区間中、後述する移行決定手段200により即時当選役に当選した場合には、各レベルで10回目のレベル遊技に達していなくても、その残りのレベル遊技は行わずに、移行したレベルの遊技を開始する。
レベル遊技実行手段190は、特典決定区間中、後述する移行決定手段200により遅延当選役に当選した場合には、その移行決定手段200により決定された回数のレベル遊技(後述するいわゆる疑似レベルの遊技)を実行する。
遅延当選役に基づく決定では、報知制御手段310は後述する移行決定手段200が次以降のレベルに移行することを決定したその決定前のレベルの報知手段70による報知を継続させる(いわゆる疑似レベルの報知を行う)。そして、レベル遊技実行手段190はその疑似レベルの遊技を実行させた後、報知制御手段310は後述する移行決定手段200が決定したレベルを報知手段70により報知させ、レベル遊技実行手段190はそのレベルの遊技を開始させる。
前記ペナルティ判定制御手段240は、メイン制御部110からの遊技者によるストップスイッチ50の停止操作順序に関する停止操作順序データに基づいて、当該停止操作順序が当該遊技機の推奨する停止操作順序であるか否かを判定し、推奨する停止操作順序で操作されていない、いわゆる変則押しであると判定した場合には、一種のパラメータとしての通常ペナルティをON状態(遊技者に対するペナルティが有りの状態)にする。推奨する停止操作順序で操作された、いわゆる変則押しでないと判定した場合には、その通常ペナルティをOFF状態(遊技者に対するペナルティが無しの状態)にする。
さらに、ペナルティ判定制御手段240は、特典決定区間中、予め定めた所定の役(具体的には、即時当選役としての「強ベル」、「強チェリー」、「中段チェリー」、「チャンスリプレイB」及び「確定役(予め定めた特定役)」)に当選した場合には、通常ペナルティをOFF状態にする(図12、ステップ312参照)。
前記移行決定手段200は、役抽選手段130の役抽選の結果に基づいて、次以降のレベルに移行するか否か及びその移行するレベルを遊技毎に決定するためのものである。この移行決定手段200は、役抽選の結果に基づいて、次のレベル、次のレベルを越えるレベル、又は、最終レベルに移行させることを決定可能である。具体的には、移行決定手段200は、特典決定区間中、ペナルティ判定制御手段240の通常ペナルティがOFF状態のとき、スタートスイッチ40の操作を契機に、役抽選の結果に基づいて、所定の抽選確率(移行抽選確率)による抽選(移行抽選)で、その決定を行っている。移行決定手段200は、次以降のレベルに移行するか否か及びその移行するレベルを決定するための移行抽選確率を有する抽選データを備えている。移行決定手段200は、予め定めた移行抽選確率としての抽選データと、所定範囲の整数値を繰り返してカウントするループカウンタを有する所定の乱数発生手段(乱数発生回路)が発生した乱数のうちから抽出した乱数とを比較して、次以降のレベルに移行するか否か及びその移行するレベルを判定する。
遅延当選役に基づく決定により疑似レベルの報知が行われる遊技における移行抽選の移行抽選確率は、通常レベルの遊技の移行抽選の移行抽選確率とは異なるように設定されている。具体的には、遅延当選役に基づく決定により疑似レベルの報知が行われる遊技における移行抽選の移行抽選確率は、通常レベルの遊技における移行抽選の移行抽選確率と比較して、レベルアップできる可能性が低くなるように設定されているものである(図4及び図5参照)。この移行抽選テーブルの内容は、後で詳細に説明する。
前記レベル移行手段210は、移行決定手段200の決定結果に基づいて、移行することに決定した場合に次以降のレベルへ移行させるためのものである。このレベル移行手段210は、移行決定手段200の決定に基づいて、その決定直後にレベルを移行決定手段200により決定されたレベルへ移行させる。すなわち、レベル移行手段210は、即時当選役に基づく決定の場合、遅延当選役に基づく決定の場合のいずれの場合であっても、レベルを移行させる。すなわち、レベル移行手段210は、レベルを、移行決定手段200の決定直後、移行決定手段200により決定されたレベルへ移行させる。
具体的には、終了判定実行手段220は、各レベル遊技における複数回(最大10回)の遊技内に移行決定手段200の決定が行われずにそのレベルの残りのレベル遊技が全て実行されたことに基づいて特典決定区間を終了させる。たとえば、レベル1の10回の遊技において、レベルアップの移行抽選に当選せずに、レベル1のままその10回のレベル遊技が終了した場合に、特典決定区間が終了するように設定されている。
なお、この終了判定実行手段220により特典決定区間を終了させたときのレベルを、確定レベルとしている。上述した前者の例では、確定レベルはレベル1となり、後者の例では、確定レベルはレベル4となる。本実施の形態では、この確定レベルに基づいて後述する特典付与手段320により特典が付与可能となっている。
前記報知制御手段310は、液晶表示装置を有する表示手段84、スピーカー72及び演出用ランプ78からなる報知手段70を制御するためのものである。
なお、上述したように即時当選役又は遅延当選役が「当選」した場合に、所定の報知をすることに限定されるものではなく、即時当選役又は遅延当選役に係る図柄の組合せが有効ライン86上に揃って停止表示した、いわゆる入賞等した場合に、所定の報知をするように設定してもよい。
また、特典決定区間の遅延当選役に基づく決定では、報知制御手段310は疑似レベル(レベルアップする前のレベルであって、移行決定手段200が次以降のレベルに移行することを決定したその決定前のレベル)の報知手段70による報知を継続させる。レベル遊技実行手段190は疑似レベルの遊技を全て実行させた後、報知制御手段310は移行決定手段200の決定によりレベルアップしたレベルを報知手段70により報知させ、レベル遊技実行手段190はそのレベルアップしたレベルの遊技を開始させる。
本実施の形態では、特典決定区間のレベルとしてレベル4までしか設定されていないので、次以降のレベルに移行する場合、レベルが仮に1段階ずつレベルアップしていっても最大で第4の決定まで移行すると最終レベルのレベル4に到達して特典決定区間は終了する。なお、上述したものに限定されるものではなく、レベル5やレベル6等のレベル4以降のレベルを設けても良く、レベルN(Nは1以上の整数)に対応して、上述した関係も第Nの決定まで発生させるようにしてもよい。
前記サブ側特典付与手段330は、特典決定区間中に獲得した特典としての第1特殊遊技状態や、第2特殊遊技状態を付与する。このサブ側特典付与手段330は、特殊遊技としてのアシストタイム遊技(AT)を実行させるものである。
確定レベルがレベル1の場合は、特典として1つの第1特殊遊技状態が付与され、付与される特典の個数は1となる。
確定レベルがレベル2の場合は、特典として2つの第1特殊遊技状態が付与され、付与される特典の個数は2となる。
確定レベルがレベル3の場合は、特典として2つの第1特殊遊技状態と、1つの第2特殊遊技状態が付与され、付与される特典の個数は3となる。
特典付与手段320は、上述したように、レベル遊技の確定レベルに基づく数(0〜4)と同一数の特典を付与可能なものである。
特典付与手段320が付与する特典は、内容が互いに異なる複数の特典を有する。すなわち、特典としての第1特殊遊技状態と、第2特殊遊技状態と、特殊演出遊技状態とは、それぞれ内容が互いに異なるものである。
そして、特典付与手段320は、その第1特殊遊技状態が実行されることにより、第1特殊遊技ストック数から1を減算し、また、特殊演出が実行されることにより、特殊演出ストック数から1を減算し、また、第2特殊遊技状態が実行されることにより、第2特殊遊技ストック遊技数から実行された遊技数を減算する。
そして、たとえば、第1特殊遊技状態が1つ実行されることにより、第1特殊遊技ストック数から1が減算されるようになっている。
前記サブ側演出装置駆動手段340(演出装置駆動手段350)は、所定の演出を、表示手段84、スピーカー72及び演出用ランプ78の報知手段70により実行する。
サブ側演出装置駆動手段340は、演出用ランプ78を駆動するためのLED駆動回路(図示せず)に対してLEDの点灯や消灯を規定するデータを出力したり、スピーカー72から音を出力するための音声出力回路(図示せず)に対して出力する音声を規定するデータを出力したり、表示手段84を駆動するための液晶制御基板(図示せず)に対して出力する映像データを規定するデータを出力したりする。
通常レベルの場合のレベル0における各レベルへの移行抽選確率は、図4(A)に示すように、例えば、「リプレイ」では(役抽選によりリプレイに当選した場合)、レベル0の移行抽選確率が「97.00%」、レベル1の移行抽選確率が「3.00%」、レベル2〜4の移行抽選確率が「0.00%」となる。すなわち、役抽選で「リプレイ」に当選した場合、に97%の確率で、レベル0のままでレベルアップせずに、3%の確率でレベル1にレベルアップするように設定されている。なお、ここでは、確率の表記(たとえば97/100又は0.97)を、便宜上、理解を容易とするために百分率表記(先の例では97%)にしているが、実際の移行抽選テーブルでは、乱数発生回路で発生させる乱数の範囲内(たとえば0〜16384等)から算出された数値が挿入されているものである。
これらの遅延当選役では、ほとんどレベルアップする確率は僅かなものに設定されている。それに対して、即時当選役である「強ベル」、「強チェリー」、「中段チェリー」、「チャンスリプレイB」、「確定役(予め定めた特定役)」の移行抽選確率は、レベル0にそのまま滞在する確率はいずれも「0.00%」であり、必ずレベルアップするように設定されている。しかも、現在のレベル0から移行する移行先のレベルも、遅延当選役に比べて、高いレベルに設定されている。具体的には、「強チェリー」がレベル1に「98.00%」の確率で移行し、「強ベル」がレベル2に「99.00%」の確率で移行し、「チャンスリプレイB」がレベル3に「99.00%」の確率で移行し、「中段チェリー」及び「確定役(予め定めた特定役)」は、レベル4に「100.00%」の確率で移行するように設定されている。すなわち、レベル0において役抽選の結果、「中段チェリー」及び「確定役(予め定めた特定役)」に当選すると、必ず最終レベルのレベル4へ移行することができるように設定されているものである。
図4(B)のレベル0(実質レベルはレベル1)における疑似レベル移行抽選テーブルでは、「ハズレ」、「リプレイ」、「共通ベル」、「弱チェリー」における移行抽選確率は、レベル1のままとなる確率が順に「100.00%」、「100.00%」、「100.00%」「99.5%」である。なお、省略して記載されていない他の役も略同様になっている。すなわち、レベル0(実質レベル1)における疑似レベルの遊技では、役抽選の結果、上述したような遅延当選役に当選してもレベルアップする確率は僅かな確率(上記の例で0〜0.5%)でしか発生しないように設定されている。
図4に示すように、特典決定区間中のレベル0における通常レベルの遊技(疑似レベルでない遊技)で使用される移行抽選確率(図4(A))と、移行決定手段200による遅延当選役に基づく移行決定が行われた後の疑似レベルの遊技で使用される移行抽選確率(図4(B))とは異なっている。図4に示す特典決定区間中の遅延当選役において、後者(疑似レベルの遊技で使用される移行抽選確率)は、前者(通常レベルの遊技の遊技移行抽選確率)よりも現在の実質レベルからレベルアップできる確率が低くなるように設定されている。すなわち、疑似レベルの遊技では、通常レベルの遊技よりもレベルアップし難くなっている。
してもよいものである。すなわち、図4(A)と、図4(B)とのそれぞれにおいて、小役等の移行抽選確率の差が無くて、全ての役で一律の移行抽選確率により移行抽選をするようなものである。また、図4(A)及び図4(B)のそれぞれにおいて、リプレイや、ハズレ等の1つ又は複数の特定の役だけに、移行抽選確率を設定して、上述したような関係が生じるようにしてもよい。
この図5に示すレベル1における移行抽選テーブルでも、図4で説明したものと略同様の内容となっている。但し、図5(A)ではレベル1であるため、レベル0への後戻りはなく、いずれもレベル0への移行抽選確率は全て「0.00%」となっている。図5(B)では実質レベル2であるため、レベル0及びレベル1への後戻りはなく、いずれもレベル0及びレベル1への移行抽選確率は全て「0.00%」となっている。
遅延当選役の一部である「リプレイ」、「共通ベル」、「弱チェリー」の移行抽選確率をその順番で見ると、いずれもレベル1のままとなる確率が、「97%」、「96%」、「90%」と高く設定され、レベル2へ移行する確率は、「3.00%」、「4.00%」、「9.50%」に設定され、レベル3へ移行する確率は、「0.00%」、「0.00%」、「0.40%」に設定され、レベル4へ移行する確率は、「0.00%」、「0.00%」、「0.10%」に設定されている。なお、本実施の形態では、役抽選の結果が「ハズレ」の場合は、レベル1にそのまま滞在する確率が「97.00%」であり、レベル2へ移行する確率は「3.00%」に設定されている。
選の結果、上述したような遅延当選役に当選してもレベルアップする確率は僅かな確率(上記の例で0〜0.5%)でしか発生しないように設定されている。
図5においても、図4と同様に、特典決定区間中の通常レベルの遊技(疑似レベルでない遊技)で使用される移行抽選確率(図5(A))と、移行決定手段200による遅延当選役に基づく移行決定が行われた後の疑似レベルの遊技で使用される移行抽選確率(図5(B))とは異なっている。
具体的には、たとえば、図5(A)に示すように、現在のレベルがレベル1の場合、「リプレイ」において、通常レベル(疑似レベルでない通常のレベル)では、3%の確率でレベル2以上へレベルアップするのに対して、図5(B)に示すように、疑似レベル(実質レベル2)の「リプレイ」では、レベル3以上にレベルアップする確率は0%である。
なお、ここで、図5では、遅延当選役のうちの一部だけ記載されているものであり、その他の役は省略されているが、記載されていない他の役(遅延当選役)でも略同様の傾向となっている。
図6に示すように、本実施の形態では、特典決定区間中、レベル0〜3の各レベルにおいて、次以降のレベルに移行可能となっている。
本実施の形態では、通常遊技中に特典決定区間突入決定手段180による各レベルへ突入する確率よりも、移行決定手段200が特典決定区間中に次以降のレベルへ移行させるための移行抽選確率の方が高確率となっている。図6に示すように、最終レベルがレベル1になると、特典として1個の第1特殊遊技状態が遊技者に付与される。最終レベルがレベル2になると、特典として2個の第1特殊遊技状態が遊技者に付与される。最終レベルがレベル3になると、特典として、2個の第1特殊遊技状態及び1個の第2特殊遊技状態の合計3個が遊技者に付与される。最終レベルがレベル4になると、特典として、2個の第1特殊遊技状態、1個の第2特殊遊技状態及び1個の特殊演出遊技状態の合計4個が遊技者に付与される。
具体的には、最終レベルとこれらの特典が付与される順番(実行される順番)は、次のようになる。
特典決定区間において最終レベルがレベル1の場合、1つの特典付与となって、それに対応して1つの第1特殊遊技状態が実行され、その後、通常遊技状態へ戻る。
特典決定区間において最終レベルがレベル2の場合、2つの特典付与となって、それに対応して2つの第1特殊遊技状態が実行され、その後、通常遊技状態へ戻る。
特典決定区間において最終レベルがレベル3の場合、3つの特典付与となって、それに対応して2つの第1特殊遊技状態が実行された後、1つの第2特殊遊技状態が実行され、その後、通常遊技状態へ戻る。
ここで、レベル3までは、特典が実行される順番は、その特典が付与されたレベルの順番と一致している。レベル1では、特典としての第1特殊遊技状態が付与され、その第1特殊遊技状態が実行されている。レベル2では、さらに特典としてのもう1つの第1特殊遊技状態が追加され、第1特殊遊技状態が2回実行されている。レベル3では、レベル2の特典に対してさらに1つの特典として第2特殊遊技状態が付与され、実行される順番も、付与された順番と同一である2つの第1特殊遊技状態の後に、第2特殊遊技状態が実行されている。すなわち、特典として付与された順番通りに、その特典としての第1特殊遊技状態等がその順番通りに実行されている。しかし、レベル4では、新たに、追加された4つ目の特典として回胴演出の特殊演出として実施される特殊演出遊技状態が最後に付与されている。一方、実行される順番は、最後に付与された特殊演出遊技状態が最初に実行され、その後に、2つの第1特殊遊技状態及び1つの第2特殊遊技状態が実行されている。すなわち、特典が実行される順番は、それらの特典が付与された順番(各レベルの順番)とは異なるものとなっている。
また、レベル1において、10ゲーム中に即時当選役に当選した場合には、即時に、また、その10ゲーム中に遅延当選役に当選している場合は、疑似レベルの遊技が終了した後に、昇格(レベルアップ)の確定が報知され、レベル2又はレベル3以上へレベルアップする。その10ゲーム中に即時当選役及び遅延当選役のいずれにも当選せずにレベルアップしていない場合には、残念が表示され、第1特殊遊技状態(1回)へ移行する。
また、レベル3において、10ゲーム中に即時当選役に当選した場合には、即時に、また、その10ゲーム中に遅延当選役に当選している場合は、疑似レベルの遊技が終了した後に、最終レベルであるレベル4への昇格確定を意味する「完全制覇」が報知され、レベル4へレベルアップする。その10ゲーム中に即時当選役及び遅延当選役のいずれにも当選せずにレベルアップしていない場合には、残念が表示され、第1特殊遊技状態(2回)と、第2特殊遊技状態(1回)とへ移行する。
図9(A)に示すように、特典決定区間のレベル0の最大10ゲームの遊技中において、その途中のたとえば2ゲーム目において、レベル1に移行する遅延当選役に当選した場合、残りの遊技が疑似レベルの遊技として実行される。その際、報知手段70による表示は、レベル0が表示されているが、実質的(内部的)には、レベル1の状態にある。その疑似レベルの遊技の途中、たとえば6ゲーム目において、さらにレベル2に移行する遅延当選役に当選した場合、それ以降の遊技は、報知手段70による表示は、レベル0が表示されているが、実質的(内部的)には、レベル2の状態にある。
なお、ここで、上述した図8及び図9において、即時当選役又は遅延当選役に「当選」した場合にレベルアップが可能となるようにしているが、特にこれに限定されることなく、即時当選役又は遅延当選役に係る「図柄の組合せが有効ライン86上に揃って停止表示する、いわゆる入賞等」した場合にレベルアップが可能となるようにしてもよい。
先ず、ステップ110において、賭け数設定処理が行われる。この賭け数設定処理では、賭け数として規定数が設定されたか否かが判定されるものである。具体的には、メイン制御部110により、当該遊技の賭け数として設定されているメダルの枚数が規定数に達しているか否かの判定が行われる。本実施の形態では、規定数は、3である。このため、賭け数として3枚が設定された場合に、次のステップ111に進む。賭け数として3枚が設定されていない場合には当該ステップにとどまることになる。
ステップ112において、役抽選手段130により、役抽選処理が行われる。また、このとき、役抽選の結果がメイン制御部110からサブ制御部300へ通知される。役抽選処理が終了すると、次のステップ113に進む。
ステップ114において、停止図柄判定手段150により、有効ライン86上の図柄組合せに対して入賞等の判定処理が行われる。そして、入賞等の判定処理が終わると、次のステップ115に進む。
図11に示すフローチャートに基づいて、本実施の形態における非特典決定区間のサブ制御処理について説明する。
先ず、ステップ210において、遊技者によりスタートスイッチ40が操作される。そして、次のステップ211に進む。なお、スタートスイッチ40の操作が遊技者により行われていない場合には当該ステップにとどまることになる。
ステップ212において、ペナルティ判定制御手段240により通常ペナルティがOFF状態に設定される。そして、次のステップ213に進む。
ステップ214において、特典決定区間突入決定手段180の抽選結果、特典決定区間へ突入することに当選した場合には、次のステップ215に進み、特典決定区間へ突入することに当選していない場合には、ステップ217に進む。
ステップ215において、特典決定区間突入決定手段180により、特典決定区間へ突入する場合の最初のレベル(初期レベル)を決定するための抽選処理が行われる。そして、次のステップ216に進む。
ステップ217において、ペナルティ判定制御手段240により通常ペナルティがOFF状態に設定される。そして、次のステップ218に進む。
ステップ218において、ペナルティ判定制御手段240により、遊技者のストップスイッチ50の停止操作順序が当該遊技機の推奨する停止操作順序でないか否か、すなわち、いわゆる変則押しであるか否かが判定される。そして、変則押しであると判定された場合には、次のステップ219に進み、変則押しでないと判定された場合には、ステップ210に戻る。
図12に示すフローチャートに基づいて、本実施の形態における特典決定区間の通常遊技の特有の処理について説明する。
先ず、ステップ310において、遊技者によりスタートスイッチ40が操作される。そして、次のステップ311に進む。なお、スタートスイッチ40の操作が遊技者により行われていない場合には当該ステップにとどまることになる。
ステップ312において、ペナルティ判定制御手段240により、通常ペナルティがOFF状態に設定される。そして、次のステップ313に進む。
ステップ314において、レベル遊技実行手段190により、疑似レベルの残りの遊技数が0より大きいか否が判定される。そして、疑似レベルの残りの遊技数が0より大きいと判定された場合には、次のステップ315に進み、0より大きくないと判定された場合、すなわち0以下であると判定された場合には、ステップ317に進む。
ステップ315において、ペナルティ判定制御手段240により、通常ペナルティがOFF状態であるか否かが判定される。通常ペナルティがOFF状態であると判定された場合には、次のステップ316に進み、OFF状態でない、すなわちON状態であると判定された場合には、ステップ410に進む。
一方、ステップ314で疑似レベルの残りの遊技数が0より大きくないと判定された場合、すなわち0以下であると判定された場合のステップ317において、移行決定手段200におり、レベルがレベル0であるか、或いは、通常ペナルティがOFF状態であるかの
いずれかである場合には、ステップ318に進み、それらのいずれでも無い場合には、ステップ410に進む。
図13に示すフローチャートに基づいて、本実施の形態における特典決定区間のサブ制御処理についてさらに説明する。
ステップ410において、レベル遊技実行手段190により、疑似レベルの残りの遊技数が0より大きいか否かが判定される。そして、疑似レベルの残りの遊技数が0より大きいと判定された場合には、次のステップ411に進み、疑似レベルの残りの遊技数が0より大きくない、すなわち0以下であると判定された場合には、ステップ421に進む。
ステップ412において、移行決定手段200により、疑似レベルの残りの遊技数が0に設定される。そして、次のステップ414に進む。
ステップ413において、移行決定手段200により、疑似レベルの残りの遊技数から1が減算される。そして、次のステップ414に進む。
ステップ422において、疑似レベル遊技数抽選決定手段250により、疑似レベルの遊技数の抽選が行われる。そして、次のステップ423に進む。
ステップ414において、疑似レベルの残りの遊技数が0であるか否かが判定される。そして、疑似レベルの残りの遊技数が0であると判定された場合には、次のステップ415に進み、0でないと判定された場合には、ステップ418に進む。
ステップ415において、終了判定実行手段220により、現在のレベルが、最終レベルのレベル4に到達しているか否かが判定される。現在のレベルが最終レベルのレベル4に到達していると判定された場合には、次のステップ416に進み、到達していないと判定された場合には、ステップ417に進む。
ステップ417において、特典決定区間の残りの遊技数を初期値10回に設定する。そして、次のステップ418に進む。
ステップ418において、ペナルティ判定制御手段240により、遊技者によるストップスイッチ50の停止操作順序が当該遊技機10が推奨する推奨停止操作順序ではない、すなわち変則押しであると判定された場合には、次のステップ419に進み、変則押しで無いと判定された場合には、次のステップ420に進む。
ステップ420において、特典決定区間の残りの遊技数が0であるか否かが判定される。そして、特典決定区間の残りの遊技数が0であると判定された場合には、次のステップ510に進み、特典決定区間の残りの遊技数が0でないと判定された場合には、ステップ310に戻る。
図14に示すフローチャートに基づいて、本実施の形態における特典決定区間の通常遊技の特有の処理についてさらに説明する。
ステップ511において、終了判定実行手段220により、特典決定区間の終了処理が行われる。そして、次のステップ512に進む。
ステップ513において、サブ側特典付与手段330(特典付与手段320)により、第1特殊遊技ストック数に1が加算される。そして、ステップ520に進む。
ステップ514において、サブ側特典付与手段330(特典付与手段320)により、第1特殊遊技ストック数に2が加算される。そして、ステップ520に進む。
ステップ516において、サブ側特典付与手段330(特典付与手段320)により、第2特殊遊技ストック遊技数に初期遊技数としての基準値(30回)が加算される。そして、ステップ520に進む。
ステップ517において、サブ側特典付与手段330(特典付与手段320)により、第1特殊遊技ストック数に2が加算される。そして、次のステップ518に進む。
ステップ519において、サブ側特典付与手段330(特典付与手段320)により、特殊演出ストック数に1が加算される。そして、ステップ520に進む。
ステップ520において、サブ側特典付与手段330(特典付与手段320)により、特典決定区間におけるレベルが「無し」の状態に設定される。そして、次のステップ521に進む。
本実施の形態では、特典決定区間中、レベル遊技実行手段190はレベルに対応したレベル遊技を複数回(最大10回)の遊技だけ実行する。そのレベル遊技における各遊技毎に、移行決定手段200が、役抽選の結果に基づいて、当該レベルの次以降のレベルに移行するか否か及びその移行するレベルを決定する。その決定の結果、移行させる場合には、レベル移行手段210が、当該決定に基づくレベルへ移行させる。終了判定実行手段220により特典決定区間が終了させられるまで、同様の移行処理が繰り返される。すなわち、その移行したレベルでも同様に、移行決定手段200が、役抽選の結果に基づいてさらに次以降のレベルに移行するか否か及びその移行するレベルを決定する。終了判定実行手段220が、所定の終了条件に基づいて特典決定区間を終了させる場合には、当該レベルで特典決定区間が終了する。特典決定区間が終了したときに最終的に移行しているレベル(確定レベル)に基づいた特典を遊技者に付与する。これにより、特典の付与パターンが種々のものとなり、興趣を増すことができる。
すなわち、本実施の形態によれば、特典決定区間が終了したときの確定レベルにより、遊技者に付与される特典が決定されるため、特典決定区間中の各レベル遊技における複数回の遊技において、遊技者に対して終了条件を満足するか否かに高い関心を持たせながら遊技を進めさせることができる。これにより、遊技者を興奮させ、特典への期待感を高揚させることができ、興趣を増すことができる。
なお、本実施の形態では、特典として、第1特殊遊技状態、第2特殊遊技状態、特殊演出遊技状態が設けられているが、特にこれに限定されるものではなく、遊技者に利益となるようなものであれば他のものでもよい。たとえば、いわゆる特殊遊技(ART)の上乗せ遊技数、特殊遊技(ART)や特別遊技において獲得できる最大メダル枚数、特殊遊技(ART)中に実行可能な上乗せ遊技を決定するための抽選回数、又は、特殊遊技(ART)中に実行可能な押し順ナビ(ストップスイッチ50の停止操作順序が決定されている場合の推奨停止操作順序の報知)の発生回数等の追加又は増加のようなものでもよい。
本実施の形態では、役抽選の結果に基づく移行抽選の結果により、次のレベルに移行させる場合があり、また、次のレベルを越えるレベルに移行させる場合があり、また、最終のレベルに移行させる場合がある。すなわち、役抽選の結果に基づいて、当該レベルから次のレベルに順番通り移行させ、また、当該レベルから間のレベルを飛び越して、その先のレベルに移行させ、また、いきなり最終レベルに移行させるような種々の場合がある。
具体的には、たとえば、図4(A)に示すように、現在のレベル0の状態から、即時当選役の「強チェリー」に当選すると98%の確率で次のレベルであるレベル1に移行可能となり、即時当選役の「強ベル」に当選すると99%の確率で2段階のレベルアップであるレベル2に移行可能となり、即時当選役の「チャンスリプレイB」に当選すると99%の確率でレベル3に移行可能となり、即時当選役の「中段チェリー」又は「確定役(予め定めた特定役)」に当選すると100%の確率で最終レベルであるレベル4に移行可能となる。すなわち、役抽選の結果に基づいて、当該レベルから次のレベルに順番通り移行させ、また、当該レベルから間のレベルを飛び越して、その先のレベルに移行させ、また、いきなり最終レベルのレベル4に移行させるような種々の場合が発生する。
本実施の形態では、特典決定区間中の確定レベルに基づく特典が付与される。この確定レベルの特典は、確定レベルが最終レベルのレベル4に近づく程、遊技者に付与される利益が大きくなる。このため、遊技者は、可能な限り多くの利益を獲得するためには、特典決定区間中のレベルを、できるだけ最終レベルのレベル4に近づけ、最終レベルにまで到達するように遊技を進めることになる。これにより、多くの利益を得るために特典決定区間中のレベルを最終レベルのレベル4に到達させるという新たな遊技性を発生させることができ、興趣を増すことができる。
確定レベルが最終のレベルに近づく程、遊技者に付与される利益が大きくなるため、最終レベルに到達して特典決定区間が終了することで遊技者は最も大きい利益を得ることができる。この最終レベルに到達することが特典決定区間中の遊技における遊技者の最終目標となり、この最終レベルに到達することで遊技者の今後の遊技における期待感を高めることができる。
たとえば、最終的に到達した確定レベル(0〜4)が、レベル0の場合は特典無し(特典として利益が実質上無いものが付与され)、レベル1の場合に特典Aとしての1個の小特典aが付与され、レベル2の場合に特典Bとして2個の小特典aが付与され、レベル3の場合に特典Cとしての3個の小特典aが付与され、レベル4の場合に特典Dとしての4個の小特典aが付与されるようにしてもよい。
本実施の形態によれば、特典として特殊遊技状態又は特殊演出遊技状態が遊技者に付与されることで、遊技者を興奮させ、期待感を高揚させることができる。
具体的には、特殊遊技状態(第1特殊遊技状態及び第2特殊遊技状態)だけではなく、特殊演出遊技状態(回胴演出)もレベルに応じて付与することができる。これにより、今後、展開される遊技に対して遊技者を興奮させ、期待感を高揚させることができる。
本実施の形態によれば、実行される特典内容とレベルの移行に応じて順番に獲得した内容とを不一致にさせることで、遊技の単調性を打消すことができる。これにより、どのような順番で特典としての特殊遊技状態等が実行されるのか、遊技者の期待感を高めることが可能となる。
一方、遅延当選役の図柄組合せを揃えた遊技より後の遊技後に、レベルの移行が行われるか否か及びその移行するレベルが報知手段70を介して遊技者に報知される。
本実施の形態は、即時当選役と遅延当選役との役の相違により、レベルが移行するか否か及び移行する場合にはいずれのレベルに移行するのかの決定の報知が即時に行われる場合と、決定された遊技より後の遊技で行われる場合とが発生する。これにより、報知タイミングのバリエーションを増やすことができ、遊技者が最も関心を寄せているレベルの移行に関する報知タイミングを変動させることができ、遊技者を興奮させ、特典への期待感を高揚させることができ、さらに興趣を増すことができる。
即時当選役に基づく決定の場合には、その移行決定手段200の移行決定直後に、そのレベルを報知手段70により遊技者に報知させる。また、レベル遊技実行手段190は、その移行したレベルの遊技を開始させる。すなわち、即時当選役に基づく決定の場合には、移行決定があると、直ぐに移行先が判り、その移行先のレベルの遊技が開始される。
一方、遅延当選役に基づく決定の場合には移行決定手段200が次以降のレベルに移行することを決定しても、その決定前のレベル(疑似レベル)が、報知手段70によりそのまま継続して報知される。たとえば、現在のレベルが移行決定によりレベル0からレベル1に実際に上がっていても、遊技者に報知されるレベルは、レベル0(疑似レベル)のまま、その疑似レベルであるレベル0が報知される状態となるものである。そして、その疑似レベルの遊技が終了した後、移行決定手段200により決定されていた次以降のレベル(上述した例では、レベル1)が遊技者に報知され、当該レベルの遊技が開始されることになる。すなわち、遅延当選役に基づく決定の場合には、移行決定手段200により次以降へのレベルへの移行が決定されてレベルだけは内部的に移行されても(上述した例では、レベル0からレベル1にレベルアップしていても)、その移行した真のレベル(実質レベル)は移行直後に遊技者へ報知されずに、移行前のレベル(疑似レベル:上述した例ではレベル0)がそのまま継続して報知される。その疑似レベルの遊技の終了後、すなわち、当該レベルの最大10回内で決定されている残りの遊技数のレベル遊技を全て終了させた後、既に決定されたレベルの報知及びそのレベルの遊技の実行が行われる。遅延当選役に基づく決定の場合には、レベルの報知及びそのレベルの遊技の実行を遅延させることができる。
本実施の形態では、図4及び図5に示すように、疑似レベルの移行抽選におけるレベルアップできる抽選確率は、その決定前よりも小さく設定されている。具体的には、たとえば、図4(A)に示す通常レベル移行抽選テーブル(疑似レベルでない遊技に使用する移行抽選テーブル)において、再遊技役(リプレイ役)がレベル0からレベル1以上にレベルアップできる抽選確率は3%であるのに対して、図4(B)に示す疑似レベル移行抽選テーブル(疑似レベルの遊技に使用する移行抽選テーブル)において、再遊技役(リプレイ役)がレベル1からレベル2以上にレベルアップできる抽選確率は0%に設定されている。すなわち、疑似レベルの遊技になると、その前よりもレベルアップし難くなっている。他の役も同様に設定されている。これにより、一旦、遅延当選役に基づく決定の後、疑似レベルの遊技では、さらに移行抽選に当選する可能性を低くすることができる。1回は高確率で移行抽選に当選させることができ、その後の疑似レベルの遊技ではその決定結果がそのまま維持され易くなる。
本実施の形態では、特典決定区間中の所定のレベル遊技において、遅延当選役に基づく決定(第1の決定)が行われ、この第1の決定を報知する予定の遊技までの間において、さらに移行決定手段200により次以降のレベルへの移行が決定(第2の決定)がされる場合がある。かかる場合には、即時当選役に基づく第2の決定に係るレベルはその決定時の遊技終了後に、また、遅延当選役に基づく第2の決定に係るレベルはそのレベル遊技の前記複数回の遊技終了後に、第1の決定に係るレベルが報知されることなく、第2の決定に係るレベルが報知される。第1の決定と第2の決定とが行われることにより、内部処理としては、レベルの移行が2つの移行の合計であるにも拘わらず、遊技者には、第1の決定により移行するレベルを飛び越して、いきなり第2の決定のレベルへ移行するように、見せることができる。すなわち1つの移行だけで多数のレベルを飛び越して移行したように見せることができ、遊技者に驚きと興奮を与え、興趣をさらに増すことができる。
さらに、本実施の形態では、第2の決定からさらに第3の決定へ、そして、この第3の決定からさらに第4の決定へ、同様の処理を繰り返すことができる。これにより、遊技者から見ると、さらに何段階ものレベルアップが行われているかのように見せることができる。
14 前扉 16 表示窓
20 上パネル 22 下パネル
24 貯留払出手段 26 メダル受け皿
28 メダル払出口 30 操作部
32 シングルベットスイッチ 34 マックスベットスイッチ
36 精算スイッチ 38 メダル投入口
40 スタートスイッチ 50 ストップスイッチ
L 左ストップスイッチ C 中ストップスイッチ
R 右ストップスイッチ 60 リールユニット
62 リール 64 左リール
66 中リール 68 右リール
70 報知手段 72 スピーカー
74 上部スピーカー 76 下部スピーカー
78 演出用ランプ 80 上部ランプ
82 下部ランプ 84 表示手段
86 有効ライン 100 制御装置
110 メイン制御部 120 遊技制御手段
130 役抽選手段 140 停止制御手段
150 停止図柄判定手段 160 メイン側特典付与手段
170 フリーズ制御手段 180 特典決定区間突入決定手段
190 レベル遊技実行手段 200 移行決定手段
210 レベル移行手段 220 終了判定実行手段
230 メイン側演出装置駆動手段 240 ペナルティ判定制御手段
250 疑似レベル遊技数抽選決定手段 300 サブ制御部
310 報知制御手段 320 特典付与手段
330 サブ側特典付与手段 340 サブ側演出装置駆動手段
350 演出装置駆動手段
Claims (1)
- 周囲に複数の図柄が付与された複数のリールと、
前記複数のリールの各々に対応して設けられ、遊技者の操作により前記リールの回転を停止させるためのストップスイッチと、
複数の役のいずれかに当選か又はハズレかの役抽選を行う役抽選手段とを備え、
前記役抽選の結果及び前記ストップスイッチの停止操作に基づいて前記リールの回転を停止させ、当選した役に係る図柄の組合せが停止表示されたか否かの判定を行い、その判定の結果に応じて所定の利益を付与するようにした遊技機であって、
遊技者に特典を付与可能に形成され、
前記特典の付与を決定するために、所定の契機により開始されて所定の終了条件により終了する特典決定区間が設けられ、
前記特典決定区間では、予め段階的に設定された複数のレベルに各々対応するレベル遊技が複数設けられ、
前記各レベルに各々対応するレベル遊技毎に複数回の遊技を実行可能なレベル遊技実行手段と、
前記役抽選の結果に基づいて、次以降のレベルに移行するか否か及びその移行するレベルを前記遊技毎に決定する移行決定手段と、
レベルを遊技者に報知する報知手段と、
前記報知手段を制御する報知制御手段と、
前記移行決定手段の決定に基づいて、レベルを次以降のレベルへ移行するレベル移行手段と、
前記特典決定区間を終了したときのレベル(以下、「確定レベル」とする。)に基づく特典を付与可能な特典付与手段とを備え、
前記役として、
前記移行決定手段によるレベルの移行を決定した遊技の終了直後に、その決定したレベルを前記報知手段によって報知させるための即時当選役と、
前記移行決定手段によるレベルの移行を決定した遊技より後の遊技の終了後に、その決定したレベルを前記報知手段によって報知させるための遅延当選役とを備え、
前記報知制御手段は、
前記即時当選役が当選した場合、当該遊技の終了直後に前記移行決定手段が決定したレベルを前記報知手段によって報知させ、
前記遅延当選役が当選した場合、当該遊技より後の遊技の終了後に前記移行決定手段が決定したレベルを前記報知手段によって報知させ、
さらに、前記特典決定区間へ突入するか否かの抽選と、突入する場合には、前記特典決定区間のいずれのレベルから開始するかの抽選とを行うように形成されていることを特徴とする遊技機。
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