JP5942891B2 - 接合装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電解質膜に触媒電極を接合する技術に関する。
固体高分子形燃料電池(以下、単に「燃料電池」と呼ぶ。)は、発電体として膜電極接合体を備えている。膜電極接合体は、電解質膜の両面に膜状の触媒電極が配置されている。電解質膜はイオン交換樹脂の薄膜である。触媒電極は、触媒担持粒子の分散液(いわゆる触媒インク)の塗膜として形成される。
従来から、上記のような膜電極接合体の製造工程として、帯状の電解質膜を電解質膜の長尺方向に沿って搬送しつつ、触媒電極となる電極部材をホットプレスによって連続的に接合(転写)する流れ工程が採用されている。特許文献1には、上記のような流れ工程を実現する薄膜積層システムにおいて、温風ファンを備える構成とし、ホットプレス用のローラの表面に対して温風を供給する技術が開示されている。
特開2004−185870号公報
上記のような膜電極接合体の製造工程では、電解質膜に電極部材をホットプレスする際の温度が、膜電極接合体の性能を決定する上で非常に重要である。具体的には、ホットプレスの際の温度が低すぎる場合は電解質膜と電極部材とが十分に接合されないという問題が発生する。ホットプレスの際の温度が高すぎる場合は電解質膜や電極部材が損傷するという問題が発生する。従って、ホットプレス用のローラの表面温度は均一に管理されることが好ましい。
この点、特許文献1に記載された技術では、温風ファンによるローラの過熱状態を制御することができないため、ホットプレス用のローラの表面温度を均一に管理することが困難という問題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の一形態によれば、電解質膜に膜状の電極部材を接合する接合装置が提供される。この接合装置は;前記電解質膜と前記電極部材とを接合させるローラと;前記ローラの外部から前記ローラを加熱する加熱部と;前記ローラの回転方向の複数の位置における、前記ローラの温度を測定する温度測定部と;前記温度測定部によって測定された前記温度を用いて前記加熱部によって前記ローラを加熱したときの各前記位置における温度の上昇の程度を前記各位置における前記ローラの温まりやすさとして算出し前記各位置と、前記各位置における前記ローラの温まりやすさと、を対応付けた第1の対応関係を算出する算出部と;前記第1の対応関係に基づいて前記加熱部を制御する制御部と、を備える、接合装置。
この形態の接合装置によれば、温度測定部は、ローラの回転方向の複数の位置におけるローラの温度を測定することができるため、算出部は、加熱によって生じるローラの温度変化に基づいて、ローラの回転方向の複数の位置と、当該位置ごとにおけるローラの温まりやすさとの第1の対応関係を算出することができる。また、制御部は、算出された第1の対応関係に基づいて加熱部を制御することができるため、例えば、ローラが温まりやすい位置においては加熱部による加熱を弱く制御し、ローラが温まりにくい位置においては加熱部による加熱を強く制御することができる。これらの結果、接合装置は、ホットプレス用のローラの表面温度を均一に管理することができる。
本発明は、装置以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、電解質膜に膜状の電極部材を接合する接合システム、接合装置を備えた膜電極接合体の製造システム、接合装置を備えた燃料電池の製造システム、接合装置の制御方法、その制御方法を実現するコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した一時的でない記録媒体等の形態で実現することができる。
本発明の一実施形態としての製造装置の構成を示す説明図である。 第1の熱圧着ローラユニットの構成を示す説明図である。 ローラ本体の断面図である。 温度制御処理の手順を示すフローチャートである。 ローラ本体の表面温度と時間変化との対応関係の一例を表すグラフである。 手順a1〜a6によって算出された温度上昇分布の一例である。 ローラ本体の熱容量の一例である。 ローラ本体の加熱パターンの一例である。 計測制御装置による加熱装置の温度制御について説明するための説明図である。
A.実施形態:
A−1.膜電極接合体を製造する製造装置の構成:
図1は、本発明の一実施形態としての製造装置の構成を示す説明図である。製造装置1は、流れ工程によって複数の膜電極接合体MEAを連続的に製造することが可能な装置である。製造装置1は、膜供給部10と、第1電極形成部20と、膜端部加工部30と、第2電極材料供給部40と、電極接合部50と、切断部60と、ガス拡散層配置部70と、を備えている。また、製造装置1は、帯状に連続した電解質膜Fを、上記の各部へと順に搬送してくための複数の搬送ローラ11を備えている。
膜供給部10には、帯状の電解質膜Fがロール状に巻き付けられた電解質膜ロールFrがセットされている。膜供給部10は、搬送ローラ11を回転駆動させることにより、電解質膜ロールFrから第1電極形成部20へと、電解質膜Fをほぼ一定の速度で送出する。なお、本実施形態では、電解質膜ロールFrから繰り出された電解質膜Fの搬送方向を「MD(Machine Direction)方向」と呼ぶ。
第1電極形成部20は、電解質膜Fに触媒インクを塗布する塗工機21を備えている。ここで、「触媒インク」とは、水溶性溶媒または有機溶媒に対して、触媒担持カーボンと、電解質膜Fに含まれる電解質ポリマーと同種の電解質ポリマーと、を分散させた混合溶液を意味する。塗工機21は、搬送ローラ11によって搬送されていく電解質膜Fの一方の外表面上に、触媒インクを一定の流量で連続的に吐出する。これにより、電解質膜Fの一方の外表面上には、触媒インクの塗布層が形成される。この触媒インクの塗布層が乾燥することにより、電解質膜Fの外表面においてMD方向に沿って一定の幅で連続的に延びるアノード触媒層Alが形成される。
ここで、本実施形態の塗工機21は、電解質膜Fの幅よりも狭く形成された開口から触媒インクを吐出する。このため、アノード触媒層Alの両端には、電解質膜Fの外表面が露出した膜余剰部が形成される。このようにすれば、搬送ローラ11等に余分な触媒インクが付着することを抑制することができる。なお、第1電極形成部20は、触媒インクの塗布層を乾燥させるための乾燥部をさらに備えていてもよい。第1電極形成部20においてアノード触媒層Alが形成された電解質膜Fは、搬送ローラ11によって膜端部加工部30へと搬送される。
膜端部加工部30は、第1電極形成部において形成された膜余剰部を折り重ねる膜折機構31を備えている。膜折機構31は、電解質膜Fの搬送方向MDの上流側から下流側にかけて内壁面同士の間の幅が縮小されるとともに、各内壁面の曲率半径が縮小されるように構成された2つの側壁部を備えている。搬送ローラ11によって搬送されていく電解質膜Fの膜余剰部は、幅が縮小されている2つの側壁部の内壁面に沿って徐々に湾曲され、さらに、曲率半径が縮小されている2つの側壁部の内壁面に沿って徐々に折り重ねられる。これにより、電解質膜Fの両側端部が折り重ねられ、膜厚部Feが形成される。なお、膜端部加工部30は、省略してもよい。膜端部加工部30において膜厚部Feが形成された電解質膜Fは、搬送ローラ11によって、電極接合部50へと搬送される。
第2電極材料供給部40は、触媒担持膜Cfを搬送する帯状の搬送ベルト41と、搬送ベルト41を駆動する搬送ローラ42とを備えている。ここで、「触媒担持膜」とは、カソード触媒層Clを形成するための材料であり、アノード触媒層Alの形成の際と同様な触媒インクを塗布、乾燥させることにより形成された薄膜である。触媒担持膜Cfは、搬送ベルト41の面上において、搬送ベルト41の延伸方向、換言すれば、搬送方向MDの方向に沿って等間隔で配列されている。第2電極材料供給部40は、電解質膜Fの搬送速度に同期させて搬送ローラ42を駆動することによって、触媒担持膜Cfが配列された搬送ベルト41を電極接合部50へと送出する。
電極接合部50は、接合装置としての第1の熱圧着ローラユニット51と、第2の熱圧着ローラユニット52とを備えている。第1の熱圧着ローラユニット51と第2の熱圧着ローラユニット52とは、電解質膜Fのアノード触媒層Alが形成されている側の面とは反対側の面に対して、触媒担持膜Cfが接触した状態で、電解質膜Fとアノード触媒層Alと触媒担持膜Cfとを加圧し、搬送方向MDへ繰り出すことで、それらを接合させる。第1の熱圧着ローラユニット51は、加熱されることによってローラ表面が高温に維持されている。これにより、電解質膜Fとアノード触媒層Alとが加熱接合されると共に、電解質膜Fのアノード触媒層Alが形成されている側の面とは反対側の面に、触媒担持膜Cfが加熱転写され、カソード触媒層Clが形成される。なお、第1の熱圧着ローラユニット51の詳細な構成については後述する。電極接合部50によってアノード触媒層Alとカソード触媒層Clが形成された電解質膜Fは、切断部60へと搬送される。
切断部60は、カッター61を備えている。カッター61は、搬送されてきた電解質膜Fを、隣り合って配列されているカソード触媒層Cl同士の間で切断し、分離する。分離された電解質膜Fとアノード触媒層Alとカソード触媒層Clとからなる積層体LCは、ガス拡散層配置部70へと搬送される。
ガス拡散層配置部70では、積層体LCのアノード触媒層Alとカソード触媒層Clとの外側に、ガス拡散層を構成する繊維基材が加熱、接合される。なお、ガス拡散層配置部70は省略可能である。なお、アノード触媒層Alおよびカソード触媒層Clは、特許請求の範囲における「電極部材」に相当する。
以上のようにして、本実施形態の製造装置1では、膜電極接合体MEAを、一連の連続した工程によって効率的に製造することができる。
A−2.第1の熱圧着ローラユニットの構成:
図2は、第1の熱圧着ローラユニット51の構成を示す説明図である。図3は、ローラ本体100の断面図である。以降では、第1の熱圧着ローラユニット51を単に「ローラユニット51」と呼ぶ。ローラユニット51は、ローラ本体100と、モータ200と、エンコーダ300と、計測制御装置400と、温度調整器500と、加熱装置600と、制御用温度センサ700とを備えている。
ローラ本体100は、電解質膜Fとアノード触媒層Alと触媒担持膜Cfとを加圧しつつ搬送方向MDへ繰り出す円柱形の部材である。ローラ本体100の中心には支軸Oが内蔵されている。ローラ本体100は、支軸Oを介してモータ200およびエンコーダ300と接続されている。
ローラ本体100の表面近傍には、複数の温度センサが内蔵されている。本実施形態のローラユニット51では、ローラ本体100には、第1の温度センサ102と、第2の温度センサ104と、第3の温度センサ106と、第4の温度センサ108との4つの温度センサが内蔵されている。各温度センサは、ローラ本体100の回転方向RCに沿って、複数の異なる位置に配置されている。各温度センサの配置について、ローラ本体100の支軸Oの位置を(0,0)座標として説明する。第1の温度センサ102は(−x,0)の位置に配置されている。同様に、第2の温度センサ104は(0,+y)の位置に、第3の温度センサ106は(+x,0)の位置に、第4の温度センサ108は(0,−y)の位置に配置されている。なお、x、yは任意に決定できる。このように、ローラ本体100における複数の温度センサの配置は、ローラ本体100の回転方向RCに対して均一であることが好ましい。
図2のモータ200は、ローラ本体100を、支軸Oを中心として時計回りRCに回転させる。
エンコーダ300は、ローラ本体100の回転角を取得し、計測制御装置400へ送信する。本実施形態のエンコーダ300は、図3に示したローラ本体100の位置を「基準位置」として、基準位置からの位相の変化を、ローラ本体100の回転角(θ)として取得する。例えば、ローラ本体100の回転によって、図3に示す第2の温度センサ104が図3に示す第3の温度センサ106の位置まで移動した場合、基準位置からの位相の変化(すなわち回転角)は90°となる。また、ローラ本体100の回転によって、図3に示す第2の温度センサ104が図3に示す第2の温度センサ104の位置まで移動した場合、基準位置からの位相の変化(すなわち回転角)は360°となる。
図2の計測制御装置400は、複数の温度センサ(第1の温度センサ102〜第4の温度センサ108)による測定値と、エンコーダ300による測定値とを取得し、これらの測定値に基づいて、ローラユニット51の温度制御処理を実行する。温度制御処理は、ローラユニット51のローラ本体100の表面温度を均一に管理するための処理である。温度制御処理の詳細は後述する。
温度調整器500は、加熱装置600による加熱を制御するための回路である。詳細は後述する。
加熱装置600は、ローラ本体100の外部であって、第1の温度センサ102が配置されている側に配置されている。加熱装置600は、ジュール熱によってローラ本体100を加熱する。
制御用温度センサ700は、加熱装置600による加熱を制御する際に使用される温度センサである。
なお、ローラ本体100は特許請求の範囲における「ローラ」に相当する。同様に、第1の温度センサ102〜第4の温度センサ108は特許請求の範囲における「温度測定部」に、エンコーダ300は特許請求の範囲における「回転角取得部」に、計測制御装置400は特許請求の範囲における「算出部」に、計測制御装置400および温度調整器500は特許請求の範囲における「制御部」に、それぞれ相当する。
A−3.温度制御処理:
図4は、温度制御処理の手順を示すフローチャートである。温度制御処理は、計測制御装置400によって実行される。温度制御処理は、製造装置1の駆動と共に実行され、製造装置1の停止と共に終了する。
ステップS10において計測制御装置400は、予備加熱を行い、ローラ本体100の表面温度を測定する。具体的には、計測制御装置400は、モータ200に対して、ローラ本体100を基準位置まで回転させて、ローラ本体100の基準位置で回転を止める旨の指示を送信する。また、計測制御装置400は、温度調整器500に対して、加熱装置600へ所定の電力を供給する旨の指示を送信する。この結果、図3に示した位置で停止されたローラ本体100は、加熱装置600により加熱される。その後、計測制御装置400は、4つの温度センサ(第1の温度センサ102〜第4の温度センサ108)によって経時的に測定されるローラ本体100の表面温度を繰り返し取得する。なお、所定の電力とは、ローラ本体100の目標温度に応じて任意に定めることができる。
図5は、計測制御装置400によって取得されたローラ本体100の表面温度の経時的変化を表すグラフである。グラフの縦軸は表面温度(℃)を表し、横軸は時間変化(SEC、秒)を表している。図5の例によれば、第1の温度センサ102により測定された表面温度の上昇が最も激しく、第3の温度センサ106により測定された表面温度の上昇が最も緩やかであり、第2の温度センサ104と第4の温度センサ108とにより測定された表面温度の上昇は、それらの中間に相当することがわかる。このように、複数の温度センサによって測定されるローラ本体100の各部における表面温度に相違が生じる原因は、種々存在する。原因の一例として、例えば、種々の加熱装置600と各温度センサとの間の距離、ローラ本体100の材質、ローラ本体100の構造、ローラ本体100の形状等が挙げられる。
図4のステップS12において計測制御装置400は、ローラ本体100の表面温度の温度上昇分布を算出する。本実施形態における「温度上昇分布」とは、ローラ本体100の各部の表面温度の、任意の時刻tにおける上昇の程度を表す分布である。温度上昇分布は、部位を特定するためのローラ本体100上の位置と、位置ごとのローラ本体100の温まりやすさと、によって表される。計測制御装置400は、以下の手順a1〜a6によって温度上昇分布を算出する。
(a1)計測制御装置400は、ステップS10で繰り返し取得した4つの温度センサ(第1の温度センサ102〜第4の温度センサ108)の測定値から、任意の時刻tにおける各温度センサの測定値を抽出する。
(a2)ステップS10においてローラ本体100は基準位置で停止されている。このため、計測制御装置400は、第1の温度センサ102の測定値は、ローラ本体100の基準位置に対する位相変化が270°である位置における、ローラ本体100の温まりやすさΔtaであるとみなす。
(a3)手順a2と同様に、計測制御装置400は、第2の温度センサ104の測定値は、ローラ本体100の基準位置に対する位相変化が360°である位置における、ローラ本体100の温まりやすさΔtbであるとみなす。
(a4)手順a2と同様に、計測制御装置400は、第3の温度センサ106の測定値は、ローラ本体100の基準位置に対する位相変化が90°である位置における、ローラ本体100の温まりやすさΔtcであるとみなす。
(a5)手順a2と同様に、計測制御装置400は、第4の温度センサ108の測定値は、ローラ本体100の基準位置に対する位相変化が180°である位置における、ローラ本体100の温まりやすさΔtdであるとみなす。
(a6)手順a2〜a5で取得したローラ本体100上の位置と、ローラ本体100の温まりやすさΔta、Δtb、Δtc、Δtdを、表にプロットする。
図6は、手順a1〜a6によって算出された温度上昇分布の一例を示している。グラフの縦軸はローラ本体100の温まりやすさ(℃)を表し、横軸はローラ本体100上の位置(°)を表している。図6の例によれば、ローラ本体100の基準位置に対する位相変化が270°である位置が最も温まりやすく、ローラ本体100の基準位置に対する位相変化が90°である位置が最も温まりにくく、ローラ本体100の基準位置に対する位相変化が360°および180°である位置の温まりやすさは、それらの中間に相当することがわかる。
上述のように、計測制御装置400は、ローラ本体100を停止させた状態で、ローラ本体100の各部の表面温度の温度上昇分布を算出している(図4:ステップS12)。このため、ステップS12において求めた温度上昇分布は、ローラ本体100の各部の温まりやすさに関する静的特性を表しているとも言える。なお、図6に示す温度上昇分布は、特許請求の範囲における「第1の対応関係」に相当する。
図4のステップS14において計測制御装置400は、ローラ本体100の熱容量を算出する。本実施形態における「熱容量」とは、ローラ本体100の各部の温度を所定の温度だけ上昇させるために必要な熱量を意味する。熱量量は、部位を特定するためのローラ本体100上の位置と、当該位置の熱容量と、によって表される。
一般的に、熱量Qと、熱容量Cと、所定の時刻tにおける温度変化Δtとの関係は、以下の式1で表される。
Q=Δt×C ・・・(1)
ローラ本体100の基準位置に対する位相変化が270°である位置(第1の温度センサ102の位置)の熱容量をCaとする。同様に、位相変化が360°である位置(第2の温度センサ104の位置)の熱容量をCbと、位相変化が90°である位置(第3の温度センサ106の位置)の熱容量をCcと、位相変化が180°である位置(第4の温度センサ108の位置)の熱容量をCdとすれば、式1は、以下の式2のように書き換えることができる。
Q=Δta×Ca+Δtb×Cb+Δtc×Cc+Δtd×Cd ・・・(2)
式2の各位置における熱容量Ca、Cb、Cc、Cdを求めるために、計測制御装置400は、ステップS10で繰り返し取得した4つの温度センサ(第1の温度センサ102〜第4の温度センサ108)の測定値から、任意の複数の時刻、例えば4つの時刻t1、t2、t3、t4における各温度センサの測定値を抽出して、以下の連立方程式にあてはめる。
Q(t1)=Δta(t1)×Ca+Δtb(t1)×Cb+Δtc(t1)×Cc+Δtd(t1)×Cd
Q(t2)=Δta(t2)×Ca+Δtb(t2)×Cb+Δtc(t2)×Cc+Δtd(t2)×Cd
Q(t3)=Δta(t3)×Ca+Δtb(t3)×Cb+Δtc(t3)×Cc+Δtd(t3)×Cd
Q(t4)=Δta(t4)×Ca+Δtb(t4)×Cb+Δtc(t4)×Cc+Δtd(t4)×Cd
なお、Δta(t1)は、時刻t1における第1の温度センサ102の測定値である。同様に、Δtb(t1)は、時刻t1における第2の温度センサ104の測定値を、Δtc(t1)は、時刻t1における第3の温度センサ106の測定値を、Δtd(t1)は、時刻t1における第4の温度センサ108の測定値を表す。また、Δta(t2)は、時刻t2における第1の温度センサ102の測定値である。
図7は、上記のようにして算出されたローラ本体100の熱容量の一例を示している。グラフの縦軸は熱容量(J/K)を表し、横軸はローラ本体100上の位置(°)を表している。なお、図7の曲線QAは、ローラ本体100の基準位置に対する位相変化が270°、360°、90°、180°である各位置の熱容量Ca、Cb、Cc、Cdを二次近似することによって求めた近似曲線である。図7の例によれば、ローラ本体100の基準位置に対する位相変化が270°である位置の熱容量が最も小さく、ローラ本体100の基準位置に対する位相変化が90°である位置の熱容量が最も大きく、ローラ本体100の基準位置に対する位相変化が360°および180°である位置の熱容量の大きさは、それらの中間に相当することがわかる。
図4のステップS16において計測制御装置400は、ローラ本体100の加熱パターンを算出する。本実施形態における「加熱パターン」とは、ローラ本体100の回転中において、加熱装置600を制御する際に用いられる情報である。加熱パターンは、ローラ本体100の回転角と、加熱装置600へ供給すべき電力と、によって表される。
一般的に、物体の加熱に必要な電力Wと、物体の熱容量Cとは比例の関係がある。このため、加熱パターンは、ステップS14で算出した近似曲線QAを用いて、以下の式3で算出することができる。
W(回転角θ)=α×QA(回転角θ) ・・・(3)
なお、αは任意の係数を表し、QA(回転角θ)は近似曲線QAとローラ本体100の回転角θとから導かれる熱容量Cを表す。
図8は、上記のようにして算出されたローラ本体100の加熱パターンの一例を示している。グラフの縦軸は電力(W)を表し、横軸はローラ本体100の回転角(θ)を表している。図8の例によれば、ローラ本体100の基準位置に対する回転角が270°である位置において加熱装置600へ供給すべき電力が最も小さいことがわかる。これは、ローラ本体100の基準位置に対する位相変化が270°である位置、すなわち第1の温度センサ102が配置されている位置は、熱容量が最も小さく(図7:Ca)、ローラ本体100の表面が温まりやすいことに起因する。また、ローラ本体100の基準位置に対する回転角が90°である位置において加熱装置600へ供給すべき電力が最も大きいことがわかる。これは、ローラ本体100の基準位置に対する位相変化が90°である位置、すなわち、第3の温度センサ106が配置されている位置は、熱容量が最も大きく(図7:Cc)、ローラ本体100の表面が温まりにくいことに起因する。また、ローラ本体100の基準位置に対する回転角が360°および180°である位置において加熱装置600へ供給すべき電力は、上記の中間に相当することがわかる。これは、ローラ本体100の基準位置に対する位相変化が360°および180°である位置、すなわち、第2の温度センサ104および第4の温度センサ108が配置されている位置は、熱容量が中程度であり(図7:Cb、Cd)、ローラ本体100の表面の温まりやすさが中程度であることに起因する。
上述のように、計測制御装置400は、ローラ本体100の各部の温まりやすさに関する静的特性である温度上昇分布(第1の対応関係)に基づいて、ローラ本体100の回転角(θ)と、加熱装置600へ供給すべき電力(W)との対応関係を定めている。なお、図8に示す加熱パターンは、特許請求の範囲における「第2の対応関係」に相当する。
図4のステップS18において計測制御装置400は、ローラ本体100の回転加熱処理を開始させる。具体的には、計測制御装置400は、モータ200に対して、ローラ本体100を回転させる旨の指示を送信する。また、計測制御装置400は、温度調整器500を用いた加熱装置600の温度制御を開始する。
図9は、計測制御装置400による加熱装置600の温度制御について説明するための説明図である。計測制御装置400および温度調整器500は、以下の手順b1〜b5によって加熱装置600の加熱温度を制御する。
(b1)計測制御装置400は、エンコーダ300からローラ本体100の回転角を取得し、取得した回転角を0°〜359°の範囲に変換する。
(b2)計測制御装置400は、変換後の回転角を、図8に示したローラ本体100の加熱パターンの横軸(θ)と照らし合わせて、加熱装置600へ供給すべき電力(W)を取得し、温度調整器500へ送信する。
(b3)温度調整器500は、制御用温度センサ700による測定値を取得する。
(b4)温度調整器500は、制御用温度センサ700による測定値に応じて、計測制御装置400から受信した電力(W)を補正する。例えば、制御用温度センサ700による測定値が所定の目標温度に対して高温を示す値である場合、温度調整器500は受信した電力(W)を減ずる補正をし、制御用温度センサ700による測定値が所定の目標温度に対して低温を示す値である場合、温度調整器500は受信した電力(W)を増加させる補正をする。
(b5)温度調整器500は、補正後の電力(W)で、加熱装置600を作動させる。
計測制御装置400および温度調整器500は、上記手順b1〜b5を繰り返し実行する。これにより、加熱装置600には、エンコーダ300により検出されるローラ本体100の回転角に応じて、ローラ本体100の加熱パターン(図8)に規定された大きさの電力が供給される。
以上のように、上記実施形態によれば、第1の温度センサ102〜第4の温度センサ108(温度測定部)は、ローラ本体100(ローラ)の回転方向RCの複数の位置におけるローラ本体100の温度を測定することができるため、計測制御装置400(算出部)は、加熱によって生じるローラ本体100の温度変化に基づいて、ローラ本体100の回転方向RCの複数の位置と、当該位置ごとにおけるローラ本体100の温まりやすさとの温度上昇分布(第1の対応関係)を算出することができる。また、計測制御装置400および温度調整器500(制御部)は、温度上昇分布に基づいて算出された加熱パターン(第2の対応関係)を用いて加熱装置600(加熱部)を制御することができるため、例えば、ローラ本体100が温まりやすい位置(部位)においては加熱装置600による加熱を弱く制御し、ローラ本体100が温まりにくい位置(部位)においては加熱装置600による加熱を強く制御することができる。これらの結果、ローラユニット51は、ホットプレス用のローラ本体100の表面温度を均一に管理することができる。
さらに、上記実施形態によれば、加熱パターン(第2の対応関係)には、ローラ本体100(ローラ)の回転角θと、加熱装置600(加熱部)へ供給する電力Wとが対応付けられているため、計測制御装置400および温度調整器500(制御部)は、エンコーダ300(回転角取得部)によって取得されたローラ本体100の回転角θに基づいて、簡便に加熱装置600の制御を行うことができる。
さらに、上記実施形態によれば、第1の温度センサ102〜第4の温度センサ108(温度測定部)は、ローラ本体100(ローラ)の回転方向RCの複数の位置に対応する位置に配置されている複数の温度センサであるため、ローラ本体100の回転方向RCの複数の異なる位置におけるローラ本体100の温度を測定する「温度測定部」を、簡単な構成で実現することができる。
さらに、上記実施形態の製造装置1によれば、高品質な膜電極接合体MEAを製造することができる。
B.変形例:
なお、上記各実施形態における構成要素の中の、独立クレームでクレームされた要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略可能である。また、この発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
・変形例1:
上記実施形態では、膜電極接合体の製造装置の一例について例示した。しかし、製造装置の構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。例えば、一部の構成要素の削除、新たな構成要素の追加、構成要素の変更等を行うことができる。
例えば、第1の熱圧着ローラユニット(図1)に代えて、第2の熱圧着ローラユニット(図1)が、上記A−2およびA−3で説明した構成を備えていてもよい。また、第1の熱圧着ローラユニットと第2の熱圧着ローラユニットの両方が、上記A−2およびA−3で説明した構成を備えていてもよい。
例えば、搬送の方法としてローラを用いる例を示したが、ローラに代えて、例えば、ベルトコンベアを採用してもよい。
・変形例2:
上記実施形態では、ローラユニットの構成の一例について例示した。しかし、ローラユニットの構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。例えば、一部の構成要素の削除、新たな構成要素の追加、構成要素の変更等を行うことができる。
例えば、温度測定部として、複数の温度センサに代えて、ローラ本体の回転方向に移動することが可能な温度センサを採用してもよい。そうすれば、温度測定部の機能を、単一の温度センサを用いて実現することができる。
例えば、温度測定部として、複数の温度センサに代えて、ローラ本体から放射される赤外光を検出してローラの表面温度の分布を表した温度分布画像を取得することが可能な画像取得装置を採用してもよい。画像取得装置としては、例えば、サーモグラフィーや、サーモビュアを採用することができる。そうすれば、ローラ本体の温度を精密に測定することができる。
例えば、複数の加熱装置を備えていてもよい。また、加熱装置は、ジュール熱によってローラ本体を加熱するヒータに代えて、レーザや赤外線の照射によりローラ本体を加熱する装置を採用してもよい。温風の噴射によりローラ本体を加熱する装置を採用してもよい。
例えば、ローラ本体の形状を円柱形に代えて、楕円柱形や、三角柱形や、四角柱形等、種々の形状にしてもよい。また、ローラ本体には、電極部材の剥離を促進するための凹凸や、風の噴出孔を備えていてもよい。
・変形例3:
上記実施形態では、温度制御処理の一例を示した。しかし、図4に示した処理の手順はあくまで一例であり、種々の変形が可能である。例えば、一部のステップを省略してもよいし、更なる他のステップを追加してもよい。また、実行されるステップの順序を変更してもよい。
例えば、ステップS14の熱容量の算出と、ステップS16の加熱パターンの算出の手順を省略してもよい。この場合、計測制御装置は、ステップS12で算出したローラ本体の表面温度の温度上昇分布(第1の対応関係)を用いて、加熱装置に供給する電力を制御してもよい。
・変形例4:
上記実施形態では、ローラユニットは、膜電極接合体の製造装置の一部の機能部として構成されていたが、これに代えて、独立した装置(ホットプレス装置)として構成してもよい。この場合において、本発明のローラユニットは、膜電極接合体を作成するためのホットプレス装置に限らず、種々の積層体を作成するためのホットプレス装置として構成されることができる。また、ローラユニットは、燃料電池の製造装置の一部の機能部として構成されてもよい。
・変形例5:
上記実施形態では、接合装置の一形態について説明した。しかし、本発明における接合装置は、例えば、以下のような形態として実現することも可能である。
(1)上記形態の接合装置において、さらに;前記ローラの回転角を取得する回転角取得部を備え;前記算出部は、前記第1の対応関係に基づいて、前記回転角と、前記加熱部へ供給する電力と、を対応付けた第2の対応関係を算出し;前記制御部は、算出された前記第2の対応関係を用いて、前記加熱部を制御してもよい。この形態の接合装置によれば、制御部は、第1の対応関係に基づいて算出された第2の対応関係を用いて加熱部を制御する。第2の対応関係には、ローラの回転角と、加熱部へ供給する電力とが対応付けられているため、制御部は、回転角取得部によって取得されたローラの回転角に基づいて、簡便に加熱部の制御を行うことができる。
(2)上記形態の接合装置において;前記温度測定部は、前記ローラの前記回転方向の複数の位置に対応する位置に配置されている複数の温度センサであってもよい。この形態の接合装置によれば、ローラの回転方向の複数の位置におけるローラの温度を測定する温度測定部を、簡単な構成で実現することができる。
(3)上記形態の接合装置において;前記温度測定部は、前記ローラの前記回転方向に沿って移動することが可能な温度センサであってもよい。この形態の接合装置によれば、ローラの回転方向の複数の位置におけるローラの温度を測定する温度測定部を、単一の温度センサを用いて実現することができる。
(4)上記形態の接合装置において;前記温度測定部は、前記ローラから放射される赤外光を検出して、前記ローラの表面温度の分布を表した温度分布画像を取得することが可能な画像取得装置であってもよい。この形態の接合装置によれば、ローラの温度を精密に測定することができる。
(5)上記形態の接合装置を備える、燃料電池の製造装置が提供されてもよい。この形態の製造装置によれば、高品質な膜電極接合体を備える燃料電池を製造することができる。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
1…製造装置
10…膜供給部
11…搬送ローラ
20…第1電極形成部
21…塗工機
30…膜端部加工部
31…膜折機構
40…第2電極材料供給部
41…搬送ベルト
42…搬送ローラ
50…電極接合部
51…第1の熱圧着ローラユニット(ローラユニット)
52…第2の熱圧着ローラユニット
60…切断部
61…カッター
70…ガス拡散層配置部
100…ローラ本体
102…第1の温度センサ
102…第1の温度センサ
104…第2の温度センサ
106…第3の温度センサ
108…第4の温度センサ
200…モータ
300…エンコーダ
400…計測制御装置
500…温度調整器
600…加熱装置
700…制御用温度センサ
F…電解質膜
O…支軸
Q…熱量
C…熱容量
W…電力
QA…近似曲線
LC…積層体
RC…回転方向
MD…搬送方向
Fe…膜厚部
Cf…触媒担持膜
Al…アノード触媒層
Cl…カソード触媒層
Fr…電解質膜ロール
MEA…膜電極接合体

Claims (1)

  1. 電解質膜に膜状の電極部材を接合する接合装置であって、
    前記電解質膜と前記電極部材とを接合させるローラと、
    前記ローラの外部から前記ローラを加熱する加熱部と、
    前記ローラの回転方向の複数の位置における、前記ローラの温度を測定する温度測定部と、
    前記温度測定部によって測定された前記温度を用いて前記加熱部によって前記ローラを加熱したときの各前記位置における温度の上昇の程度を前記各位置における前記ローラの温まりやすさとして算出し前記各位置と、前記各位置における前記ローラの温まりやすさと、を対応付けた第1の対応関係を算出する算出部と、
    前記第1の対応関係に基づいて前記加熱部を制御する制御部と、
    を備える、接合装置。
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