JP5942259B2 - 照明器具 - Google Patents
照明器具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5942259B2 JP5942259B2 JP2012167583A JP2012167583A JP5942259B2 JP 5942259 B2 JP5942259 B2 JP 5942259B2 JP 2012167583 A JP2012167583 A JP 2012167583A JP 2012167583 A JP2012167583 A JP 2012167583A JP 5942259 B2 JP5942259 B2 JP 5942259B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- light
- case
- side wall
- sensor unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、小型化を図りつつ、受光素子への外乱光への入射を抑制可能な構成を備えた明るさセンサユニットを提供することを目的とする。
明るさセンサユニットの小型化に際して、アウターケースを省略することが最も容易であり、最も効果的である。しかし、アウターケースを省略してしまうと外乱光が受光素子に入射する問題が発生する。例えば、特許文献1の場合、共通回路基板(24)とインナーケース(27)との間の隙間から外乱光が浸入しやすい。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図は、模式図であり、図面に示された部品等の核構成要素の形状や寸法および比等については、必ずしも厳密に図示したものではない。
まず、本発明の実施形態に係る照明器具の全体構成について、図1を参照しながら説明する。
[全体構成]
図1は、実施形態に係る照明器具10の概略構成を示す斜視図である。図1(a)は、照明器具10の外観斜視図であり、図1(b)は、内部の様子が見えるようにグローブ13を取り外した状態の照明器具10を示す斜視図である。
図1(b)に示すように、器具本体11の中央部には、取付用貫通孔111が形成されており、照明器具10を天井等に設置された配線器具に取り付けるためのアダプタ(不図示)が取付用貫通孔111に嵌合され、当該アダプタを介して照明器具10が天井等に固定される。
図2は、センサユニット15の概略構成を示す外観斜視図である。図3は、センサユニットの分解斜視図である。図4は、センサユニット15の概略構成を示す断面図であり、図2のA−A’線に沿った矢視断面図である。
図2〜4に示すように、センサユニット15は、受光素子151および発光素子152が基板153の上面153aに実装され、電源モジュール158が基板153の下面153bに実装されて成る基板ユニット150、基板153の上面153a側を覆うように基板を保持するケース154、筒状部材155、第1光学部材156、および第2光学部材157を備える。
<受光素子>
受光素子151は、受光した光を電気に変換する光電変換素子であり、本実施形態においては、SMDタイプのフォトダイオードが用いられている。
発光素子152は、明るさセンサの動作モード等をユーザに表示するためのものであり、本実施形態においては、SMDタイプのLEDが用いられている。
<基板>
基板153は、ポリイミドやガラスエポキシ樹脂等の樹脂から成る板状の部材である。基板153の上面153aおよび下面153bには、銅(Cu)等の金属により、複数の接続電極が形成されている。上面153aには、金属薄膜等により不図示の配線パターンが形成されている。配線パターンの一部はさらに、基板153の内部を貫通するように形成されており、上面153aの接続電極と下面153bの接続電極とを電気的に接続している。
<ケース>
ケース154は、ポリプロピレンやABS(アクリロニトリル(Acrylonitrile)、ブタジエン(Butadiene)、スチレン(Styrene)共重合合成樹脂)等の樹脂材料から成り、基板ユニット150、筒状部材155、第1光学部材156、第2光学部材157を一体的に保持している。ケース154は、基板153の上面153aと対向する部分である天板154aと、天板154aの外周縁から基板153側(下方)に向けて延出した側壁154bとから構成されている。
天板154aには、受光素子151に対向する部分に貫通孔である透光窓154cと、発光素子152と対向する部分に貫通孔である出射口154dが形成されている。照明器具10が設置されている室内の光は、透光窓154cを介して受光素子151へと入射する。天板154aの出射口154dの外周縁を形成する部分から基板153側に向かって筒体154eが連設されている。発光素子152から発せられた光は、筒体154eの内部および出射口154dを介して外部へと出射する。また、天板154aにおいて保持部154b1の内側にそれぞれ貫通孔154b3が形成されている。貫通孔154b3は、ケース154を射出成型により製造する際に、爪状部材である保持部154b1をモールドから取り出しやすくするためのものである。従って、爪状部材として保持部154b1が形成されない場合には、貫通孔154b3が形成されなくてもよい。
<筒状部材>
筒状部材155は、ゴム等の弾性を有する遮光性の材料から成り、受光素子151を囲繞するようにケース154内部において基板153の上面153a上に配設される。筒状部材155は、筒状部材固定壁154fの内周面に接するように配設されており、これにより、位置決めされ固定されている。筒状部材155は、発光素子152から発せられた光が受光素子151へと入射するのを防止するためのものであり、透光窓154cを介して入射する光以外の外乱光が受光素子151へ入射するのを防止する働きも有する。また、筒状部材155の筒軸方向の長さは、基板153の上面153aと第1光学部材156の下面との間の距離よりも若干大きく設定されている。従って、筒状部材155は、基板153と第1光学部材156との間で若干圧縮された状態となっている。センサユニットを構成する各部品は、組み付けられた際にそれぞれがぴったりと隙間なく組み付けられているのが理想的ではあるが、実際は、製造誤差等を吸収するために、各部品の寸法に予め若干の余裕を持たせて設計されている。これにより、爪状部材である保持部154b1で保持されている部分を中心として、基板153がシーソーのようにガタつく場合がある。そのような場合においても、筒状部材155が若干圧縮された状態となっているため、上記ガタつきを吸収して筒状部材155と上面153aとの間に隙間が生じるのを抑制することができ、これにより、外乱光の受光素子への入射を抑制することができる。
<第1光学部材>
第1光学部材156は、透明や半透明のレンズ状のカバーであって、筒状部材155の基板153に接している方とは反対側の開口を塞ぐように配置されている。第1光学部材156は、外部からゴミ等が入るのを防ぐカバーの役割をしている。第1光学部材156は、筒状部材155とケース154の天板154aとによって挟まれる態様でケース154内部に保持されている。
第2光学部材157は、透光性の樹脂等の材料から成り、第2光学部材本体部157aと、リブ157bと、突起157cと、から構成されている。第2光学部材本体部157aは、径の大きさの異なる2種類の円柱が軸方向に連設され、径の大きな方の円柱が上側に、形の小さな方の円柱が下側に配置された形状を有する。その円柱の軸方向における中央部の外周面上に、円柱軸から遠ざかる方向に延出された円環状のリブ157bが形成されている。そして、リブ157bの一部が円柱軸から遠ざかる方向にさらに延出され、突起157cが形成されている。第2光学部材157は、筒体154eの基板153とは反対側の開口を閉塞するように筒体154e内に一部挿入された状態で筒体154eに嵌挿されている。このとき、筒体154eの第2光学部材固定用段部154e2上にリブ157bが載置され、突起固定用段部154e3に突起157cが載置される。第2光学部材157は、発光素子152から発せられた光を外部へと出射させるレンズの役割をするとともに、外部からゴミ等が入るのを防ぐカバーの役割もしている。
<ハーネス>
ハーネス159は、外部から受電した電力の一部を供給して受光素子151および発光素子152を駆動させるためのものであり、且つ、受光素子151からのアウトプット信号を制御部へと送信するためのものである。ハーネス159は、電源線および信号線であるケーブル159aの両端にコネクタ159bおよび159cがそれぞれ取着されて構成されている。
図5は、センサユニット15のセンサ枠12への取付方法を示す一部拡大斜視図である。図5(a)に示すように、センサ枠12の天井に取り付けられる側である背面側には、センサユニット15を配置するためのセンサユニット取付部12aが形成されている。センサユニット取付部12aには、貫通孔12a1および貫通孔12a2が形成されている。器具本体11の背面側の導出開口(不図示)からハーネス159の一端側が導出されている。導出開口およびハーネス159の残りの部分は、ハーネスカバー19aにより覆われている。
なお、貫通孔12a1および貫通孔12a2は、センサユニット15を載置した際に、それぞれ第2光学部材157および透光窓154cに対応する位置に形成されている。
そして、図5(c)に示すように、センサユニットカバー19bを取着して、電源モジュール158に接続されたハーネス159およびセンサユニット15を覆う。
(1)側方からの外乱光の入射抑制
図4に示すように、本実施形態に係るセンサユニット15においては、側壁154bの下端部である延出端縁154b4が基板153の上面153aよりも下方に位置しており、下面153bと略同じ高さに位置している。特許文献1に記載の従来のセンサユニット(16)では、インナーケース(27)の下端部は、共通回路基板(24)の上面よりも上に位置している(特許文献1の図6参照)。そのため、第1アウターケース(22)および第2アウターケース(23)を備えなければ、共通回路基板(24)とインナーケース(27)の下端部との間の隙間から外乱光が容易に入射してしまう。特に、特許文献1に記載のセンサユニット(16)のように、共通基板(24)がその長手方向中央部にて可撓係止片(爪状部材)(40)により保持される構成の場合、可撓係止片(40)により保持されている部分を中心にして共通基板(24)がシーソーのようにガタつく場合がある。そのような場合、共通基板(24)と第1筒体(28)との間に隙間ができ、外乱光の入射を防止することができない。
図6は、センサユニット15を上方から見た平面図である。図6に示すように、センサユニット15を平面視した場合、受光素子151は、透光窓154cの領域内に配設されている。室内の明るさをより正確に検知するためには、受光素子151は、透光窓154cの領域の中心部に配設されていることが望ましいのであるが、製造誤差等により、必ずしも中心に配設されるとは限らない。しかしながら、受光素子が上記目的を達成するためには、少なくとも透光窓154cの領域内に配置されている必要がある。即ち、透光窓154cの領域は、受光素子151の配設可能領域である。
受光素子151の周囲360°の範囲を考えたとき、側壁154bの延出端縁154b4が基板153の上面153aよりも下側に位置している(以下、これを「側壁でカバーされている」と表現する。)角度範囲の方が、延出端縁154b4が上面153aと同じかそれよりも上に位置している(以下、これを「側壁でカバーされていない」と表現する。)角度範囲よりも大きければ、受光素子151の周囲360°の範囲の少なくとも半分よりも大きな範囲は側壁でカバーされていることになり、外乱光の受光素子への入射抑制効果が大きく損なわれてはいないと考えられる。
そこで、透光窓154cの領域のどこに受光素子151が配設されていても、受光素子151の周囲360°の範囲の少なくとも半分よりも大きな範囲がカバーされるような条件として、次のような条件が考えられる。
従って、センサユニットを設計する際には、透光窓154cを含まない方の領域にスリット154b2を形成すればよい。
(2)下方からの外乱光の入射抑制
次に、下方からの外乱光(以下、「下方外乱光」という。)の入射抑制について考察する。下方外乱光がケース154内部に入射するのは、主に基板153の側面と側壁154bの内面との間の隙間(以下、単に「基板と側壁との間の隙間」という。)からである。図7は、図4の一点鎖線で示す円で囲まれた部分を拡大して模式的に示す一部拡大断面図である。図7(a)は、基板153と側壁154bとの間の隙間の大きさd1が、基板153の厚みd2と等しい場合を示す。図7(b)は、基板153と側壁154bとの間の隙間の大きさd1が、基板153の厚みd2よりも小さい場合を示す。図7(c)は、基板153と側壁154bとの間の隙間の大きさd1が、基板153の厚みd2よりも大きい場合を示す。ここで、基板153と側壁154bとの間の隙間の大きさとは、基板153の主面と平行な方向、即ち図7においては、紙面左右方向(水平方向)における基板153の側面と側壁154bの内面との間の距離を意味する。基板153の側面と側壁154bの内面とが平行でない場合には、基板153の主面と平行な方向双方間の距離のうち最短の距離を意味する。
一方、図7(c)に示すように、d1>d2の場合は、外乱光AL3は遮光されるが、外乱光AL1,AL2はケース154内に入射する。d1>d2の場合には、入射境界角θb<45°であり、外乱光を遮光する入射角度範囲はd1=d2の場合よりもさらに狭くなる。即ち、d1=d2の場合と比べてより広い範囲からの外乱光が入射してしまう。なお、図7(c)の場合は、θb=θ3である。
なお、一般的によく用いられる厚みd2=1.6〔mm〕の基板の場合、上記隙間の大きさd1が、好ましくは、0.4〜0.8〔mm〕であれば、下方からの外乱光をより効果的に抑制することができる。それは、次のような理由からである。d1=0が理想だが、実際はケース154、基板153の寸法公差(±0.1〜0.2mm程度)やケース154の反りを踏まえた組立ての容易さを考慮する必要がある。このため、ケース154と基板153との間には、適度に隙間があったほうがよい。そこで、ケース154、基板153それぞれの公差を考慮に加えると、隙間d1は、0.4mm以上であって、大きくても基板の厚みd2の1/2以下であることが望ましい。
[まとめ]
以上説明したように、本実施形態に係るセンサユニット15の構成によると、アウターケースを備えないため、センサユニットの小型化を図ることができる。且つ、受光素子151の周囲360°の範囲の少なくとも半分よりも大きな範囲が、側壁によりカバーされているため、側方からの外乱光の受光素子への入射を抑制することができる。
<変形例>
以上、本発明の構成を実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に限られず、以下のような変形例を実施することができる。なお、説明の重複を避けるため、上記実施形態と同じ構成要素については、同符号を付して、その説明を省略する。
実施形態に係るセンサユニット15においては、保持部(爪状部材)154b1は、平面視において、ケース154の長手方向における同じ位置に一対形成されていたが、これに限られない。図8(a)に示すセンサユニット215のように、一対の保持部154b1が、ケース154の長手方向において互いにずれた位置に形成されてもよい。この場合においても、センサユニット215を平面視して、透光窓154cに接する仮想直線L2により透光窓154cを含む領域と含まない領域とに2分割した場合、透光窓154cを含まない領域にスリット154b2が形成されるとよい。
また、図8(b)に示すセンサユニット315のように、一対の保持部154b1が、ケース154の長手方向における一方の端部により近接した位置に形成されてもよい。この場合においても、センサユニット315を平面視して、透光窓154cに接する仮想直線L3により透光窓154cを含む領域と含まない領域とに2分割した場合、透光窓154cを含まない領域にスリット154b2が形成されるとよい。
実施形態に係るセンサユニット15では、側面視において、側壁154bの延出端縁154b4が基板153の下面153bと略同じ位置であったが、これに限られない。例えば、図9(a)に示すセンサユニット415のように、側面視において、側壁4154bの延出端縁4154b4が基板153の下面153bよりも上方であって上面153aよりも下方であってもよい。この場合においても、延出端縁4154b4が上面153aよりも下方に位置しているため、側面視において延出端縁4154b4と上面153aとの間に隙間がなく、側方からの外乱光の入射を抑制することができる。
また、図10に示すセンサユニット515のように、側面視において、側壁5154bの延出端縁5154b4が基板153の下面153bよりも下方であってもよい。このような構成にすることにより、側方からの外乱光の入射をより効果的に抑制することができる。
上記実施形態および変形例1〜4においては、基板を保持する保持部が爪状部材である場合を例に説明した。しかし、保持部材の形態は、これに限られない。例えば、基板の端縁部を溝に係合させて保持する構成とすることもできる。図11(a)は、変形例5に係るセンサユニットの外観斜視図である。図11(b)は、図11(a)のB−B’線に沿った矢視断面図である。図12(a)は、変形例5に係るケースの外観斜視図であり、図12(b)は、図12(a)のC−C’線に沿った矢視断面図である。
筒体固定孔6154gに筒体6154eを嵌挿し、筒体6154eに嵌挿する。このとき、筒体6154eのスリット6154e5とケース6154の突起固定用段部6154h2が対応するように筒体6154eを嵌挿する。そして、筒体6154eに第2光学部材157を嵌挿する。筒体6154eの内周面には、第2光学部材固定用段部6154e2が形成されており、第2光学部材157が嵌挿される際にリブ157bが第2光学部材固定用段部6154e2に係止される。そして、第2光学部材157の突起157cがスリット6154e5および突起固定用段部6154h2により固定される。
(変形例6)
さらには、センサユニットのケースが底板を有する構成とすることもできる。図14(a)は、変形例6に係るセンサユニット715の外観斜視図であり、図14(b)は、図14(a)のD−D’線に沿った矢視断面図である。
センサユニット715の構成によると、底板7154jにより、下方からの外乱光の入射をさらに抑制することができる。特に、溝が断続的に形成されている場合、下方からの外乱光が溝と溝との間の隙間を通って入射する虞があるが、本変形例のように底板を有する構成であれば、このような場合においても、下方からの外乱光の入射をより効果的に抑制することができる。
上記実施形態の説明においては、基板のケースへの保持固定に接着剤を用いることについて、好適でない点が存在するとしたが、基板のケースへの保持固定に、爪状部材や溝といった係合構造を利用する構成に代えて、接着剤を用いる構成としてもよい。
図15(a)は、変形例7に係るセンサユニット815の外観斜視図である。図15(b)は、図15(a)のE−E’線に沿った矢視断面図である。図15(c)は、センサユニット815の底面図である。
(変形例8)
変形例7においては、段部8154b5は、側壁8154bの内面において、基板153の全周に亘って連続的に形成されているが、これに限られない。例えば、側壁の内面において、基板153の周縁の一部に対応する部分には、段部8154b5が形成されない構成としてもよい。この場合、当該部分には側壁内面と基板周面との間に隙間が開く場合があるが、その場合においても、当該隙間の大きさを接着剤が流れ落ちない程度の大きさとすることにより、接着剤が硬化するまでの間、当該箇所に接着剤を保持することができる。
さらには、接着剤20として遮光性を有する接着剤を用いてもよい。このようにすると、例えば、変形例7のように側壁内面と基板周面との間に隙間が存在する場合であっても、当該隙間を介して外乱光が入射するのを抑制することができる。
なお、変形例7の場合は、段部8154b5が基板153の全周に亘って形成されているため、接着剤20が透明な材料の場合でも、接着剤20を透過した下方からの外乱光が段部8154b5で遮られ、ケース8154内部への入射が抑制される。ただし、変形例7の構成において、遮光性を有する接着剤を用いてもよいことは勿論である。
実施形態に係るセンサユニット15のように、保持部154b1が爪状部材である構成において、保持部154b1が形成されていない部分のケースの側壁と基板との間の隙間に遮光性を有する充填部材を充填してもよい。
この場合、上記充填部材には、流動性の樹脂やゴム等を上記隙間に塗布した後に硬化させてもよいし、樹脂やゴム、金属やセラミック等の材料を用いて予め成形された充填部材を上記隙間に嵌め込むようにしてもよい。
(変形例11)
上記実施形態および各変形例においては、側壁は、天板の周縁部から延出していたが、これに限られない。例えば、天板の周縁部から内側に入った部分から延出していてもよい。即ち、天板の側壁が延出している部分よりも外側に、天板の一部が庇のように外方に延出していてもよい。
11 器具本体
12 センサ枠
13 グローブ
14 発光部
15,215,315,415,515,615,715,815 センサユニット
18 コネクタ
20 接着剤
150,6150 基板ユニット
151 受光素子
152 発光素子
153,6153 基板
153a 上面
153b 下面
154,6154 ケース
154a,6154a 天板
154b,4154b,5154b,6154b 側壁
154b1,6154b1 保持部
154b2 スリット
154b3 貫通孔
154b4,4154b4,5154b4 延出端縁
154c,6154c 透光窓
154d 出射口
154e 筒体
155 筒状部材
156 第1光学部材
157 第2光学部材
158 電源モジュール
159 ハーネス
159a ケーブル
159b コネクタ
159c コネクタ
Claims (12)
- 基板と、前記基板の上面に実装された受光素子と、遮光性の材料から成り前記基板の上面側を覆い且つ前記基板を保持するケースと、を有する明るさセンサユニットを備えた照明器具であって、
前記ケースは、
前記基板の上面と対向して配置され且つ前記受光素子と対向する部分に透光窓が形成された天板と、当該天板から前記基板側に向けて延出され且つ前記受光素子を囲繞する側壁と、を有し、
平面視において、前記透光窓と接する1本の仮想直線により、前記ケースを、前記透光窓を含む領域と、前記透光窓を含まない領域とに2分割した場合、少なくとも前記透光窓を含む領域において、前記側壁の延出端縁は、前記基板の上面よりも下方に位置し、
前記基板の側周縁の少なくとも一部において、前記基板と前記側壁との間に隙間が存在し、当該隙間は前記基板の下面側で前記ケースには覆われていない
ことを特徴とする照明器具。 - 前記透光窓を含む領域において、前記側壁の延出端縁は、側面視において、前記基板の下面と同じ高さであるかまたは前記下面よりも下方に位置しており、平面視において、前記基板と前記側壁との間の隙間の大きさは、前記基板の厚み以下である
ことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。 - 前記隙間の大きさは、0.4mm以上、0.8mm以下である
ことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。 - 前記ケース内部において前記基板の上面上に前記受光素子を囲繞し、筒軸が前記上面と直交するように配設された筒状部材をさらに備え、
前記筒状部材は、弾性および遮光性を有する材料から成り、前記基板の上面を押圧するように配設されている
ことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。 - 前記側壁の一部には、前記基板を係合により保持する保持部が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。 - 前記保持部は、爪状部材である
ことを特徴とする請求項5に記載の照明器具。 - 前記透光窓を含まない領域における前記側壁には、前記基板を前記ケース内に挿入するための挿入開口が設けられており、
前記保持部は、前記側壁の内面上において前記挿入開口から上下方向と略直交する方向に伸びるように形成された長尺なガイド溝であり、
前記基板は、前記基板の側縁の一部が前記ガイド溝内に位置することにより保持されている
ことを特徴とする請求項5に記載の照明器具。 - 前記隙間には、充填部材が充填されている
ことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。 - 前記充填部材は、樹脂である
ことを特徴とする請求項8に記載の照明器具。 - 前記充填部材は、弾性を有する
ことを特徴とする請求項8に記載の照明器具。 - 前記充填部材は、遮光性を有する
ことを特徴とする請求項8に記載の照明器具。 - 前記充填部材は、接着剤である
ことを特徴とする請求項8に記載の照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012167583A JP5942259B2 (ja) | 2012-07-27 | 2012-07-27 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012167583A JP5942259B2 (ja) | 2012-07-27 | 2012-07-27 | 照明器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014026878A JP2014026878A (ja) | 2014-02-06 |
JP5942259B2 true JP5942259B2 (ja) | 2016-06-29 |
Family
ID=50200338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012167583A Active JP5942259B2 (ja) | 2012-07-27 | 2012-07-27 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5942259B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011034856A (ja) * | 2009-08-03 | 2011-02-17 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 照明装置 |
JP5122542B2 (ja) * | 2009-09-15 | 2013-01-16 | シャープ株式会社 | 発光装置、照明装置および光検知器 |
JP5810288B2 (ja) * | 2010-10-29 | 2015-11-11 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明器具 |
JP2012112743A (ja) * | 2010-11-24 | 2012-06-14 | Panasonic Corp | センサ装置、および照明器具 |
-
2012
- 2012-07-27 JP JP2012167583A patent/JP5942259B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014026878A (ja) | 2014-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20130114268A1 (en) | Light Emitting Device | |
KR101232391B1 (ko) | 외부 리어뷰미러 어셈블리 | |
JP5060628B2 (ja) | 電子機器 | |
US8187024B2 (en) | Connector assembly with a light indicative of a connector status | |
KR102156035B1 (ko) | 차량용 단자모듈 | |
JP5942259B2 (ja) | 照明器具 | |
JP7100889B2 (ja) | 照明装置 | |
JP5967458B2 (ja) | 隣り合う電気機器を連結するための連結構造および信号表示灯 | |
JP2015146264A (ja) | 光源ユニット及び照明器具 | |
JP5116431B2 (ja) | 車両用ターンランプ | |
JP6016575B2 (ja) | Led照明装置 | |
JP6195135B2 (ja) | 電気機器 | |
JP7229123B2 (ja) | 灯具伸縮構造、灯具、及び照明装置 | |
WO2020149314A1 (ja) | 流量センサ装置及びカバー付き流量センサ装置 | |
JP6315376B2 (ja) | 端末器 | |
JP6017054B2 (ja) | 表示装置 | |
JP6857850B2 (ja) | 照明装置 | |
KR101787982B1 (ko) | 노브 인디케이터용 조명 장치 | |
CN219018980U (zh) | 耳机充电盒 | |
JP6497515B2 (ja) | 照明装置 | |
JP4707611B2 (ja) | 電子機器における防水カバー構造 | |
JP2009047769A (ja) | 表示装置 | |
CN218123886U (zh) | 一种带灯光指示的连接器和车载usb集线器 | |
CN114754303B (zh) | 氛围灯及显示设备 | |
JP5029834B2 (ja) | 表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20140606 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150212 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20150312 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151013 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160405 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160428 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5942259 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |