JP5942179B2 - 負荷判別装置及びそれを用いた照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明負荷を判別して点灯する負荷判別装置及びそれを用いた照明器具に関する。
この種の負荷判別装置として、蛍光灯やHIDランプ等の電気特性の異なる複数種の放電灯を点灯することができ、共通化された放電灯点灯装置において、各々の放電灯を適切な特性で点灯させるために、電源投入初期に所定の出力特性にて放電灯を点灯させ、その点灯特性(例えば、電圧、電流、電力)から、放電灯の種類を特定、すなわち、照明負荷を判別するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、照明負荷としてLEDと共に有機ELが使用されることがあり、これらの固体発光素子も点灯装置の共通化が望まれる。上記特許文献1に示されるような負荷判別装置は、放電灯の特性を基に放電灯を選別することができるが、固体発光素子は放電灯と異なる特性を有することから、この技術を有機ELとLEDとの判別に適用することは難しい。より詳細には、上記特許文献1に示される放電灯の判別には、容量成分の影響を除いた放電電流を検出しているが、有機ELのような負荷そのものに容量成分を有する場合には、同技術はそのまま適用できない。
特開2001−210490号公報
本発明は、照明負荷を判別して点灯する負荷判別装置において、照明負荷として有機ELを容易に判別することができる負荷判別装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために発明の負荷判別装置は、照明負荷と前記照明負荷に電圧を印加する電圧印加部と、前記照明負荷と電圧印加部とを接続する接続部と前記電圧印加部から接続部を介して前記照明負荷に電圧が印加された場合に、前記照明負荷に流れる電流と該照明負荷に発生する電圧のうち、少なくとも一方を検出する検出部と、前記検出部の出力に基づいて前記照明負荷の種類を判別する判別部と、を備え、前記判別部は、前記検出部で検出された検出値と、予め任意に定める閾値とを比較する比較器を有し、前記電圧印加部から前記照明負荷の定格駆動電圧よりも小さい電圧を印加し、前記比較器の出力を基に前記照明負荷が容量成分を有する照明負荷であることを判別し、前記電圧印加部は、インダクタンス成分を有し、このインダクタンス成分を介して照明負荷に給電すると共に、前記インダクタンス成分と照明負荷の容量成分とを含む共振回路を形成し、前記判別部が照明負荷を判定するとき、前記共振回路で共振する周波数を有する印加電圧を前記照明負荷に給電し、当該判別された照明負荷をその定格駆動電圧で点灯することを特徴とする。
この負荷判別装置において、判別部は、共振回路で発生する共振電圧を基に照明負荷を判別することが好ましい。
この負荷判別装置において、前記判別部は、前記閾値を時間の経過に伴い変化させることが好ましい。
この負荷判別装置において、判別部は,前記照明負荷が容量成分を有すると判別した場合に、前記電圧印加部からの電圧印加開始後の所定の期間における前記検出部が示す値の最大値を基に、前記照明負荷の容量成分を演算することが好ましい。
この負荷判別装置において、電圧印加部は、検出部が示す値に応じて供給電力を調整することが好ましい。
本発明の照明器具は、上記のような負荷判別装置を備えたことを特徴とする。
本発明の負荷判別装置によれば、容量成分を有する照明負荷を判別できるので、LED発光素子と比べて容量成分の大きい有機EL発光素子を容易に判別することができ、その定格駆動電圧通りに点灯することができる。
本発明の第1の実施形態に係る負荷判別装置の構成図。 同負荷判別装置の回路図。 (a)乃至(g)は同負荷判別装置での負荷判定動作の各部の出力波形図。 (a)乃至(c)は同負荷判別装置での複数回の負荷判定動作における各部の出力波形図。 本発明の第2の実施形態に係る負荷判別装置の構成図。 同装置における他の判別部の回路図。 同装置における判別部の基準電圧の時間変化を示す図。 本発明の第3の実施形態に係る負荷判別装置の動作を説明するための有機ELの電圧電流特性図。 本発明の第4の実施形態に係る負荷判別装置の構成図。 同装置における電圧印加部の共振回路の電流周波数特性図。 (a)乃至(c)は同電圧印加部での電圧印加動作の各部の出力波形図。 本発明の第5の実施形態に係る負荷判別装置の構成図。 上記実施形態の負荷判別装置を用いた照明器具の斜視図。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る過電流防止式電源装置について図1乃至図4を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態の負荷判別装置1(以下、判別装置という)は、照明負荷4を有する負荷モジュール2と、電圧印加部3と、接続部5(5a、5b)と、検出部6と、判別部7とを備える。負荷モジュール2は、照明負荷4と接続部5bとをモジュール化して構成したものである。ここでは、照明負荷4として有機EL素子(有機ELという)4aが配置され、この有機EL4aに並列に発生する寄生容量をCpとして示している。通常、有機ELは対向する電極板の間に発光体を挟んで構成されるので、基本的にコンデンサ構造を成すため容量成分を持ち、この容量成分が主として寄生容量Cpとなる。
電圧印加部3は、一定電圧を出力する電源Vinから給電されて照明負荷4用の駆動電圧を形成すると共に、判別部7で判別された照明負荷4に接続部5を介してその定格駆動電圧を供給する。接続部5はコネクタ等からなり、電圧印加部3側の接続部5aと、負荷モジュール2側の接続部5bとを有し、それらの接続部5a、5bは電源用ケーブル等で互いに接続される。
検出部6は、電圧印加部3から照明負荷4に電圧が印加されたとき、照明負荷4に流れる電流と照明負荷4に発生する電圧のうち、少なくとも一方を検出する。判別部7は検出部6からの出力に基づいて照明負荷4の種類を判別し、ここでは、有機ELと、LEDとの互いの寄生容量の違いを基に、容量性成分の大きい有機ELをLEDと区別して判別している。また、負荷判別装置1と電源Vinとにより照明器具が構成される。
図2に示すように、電圧印加部3は、半導体スイッチング素子のFET1、FET2と、ダイオードD1と、チョークコイル(インダクタンス成分)L1と、コンデンサC1と、電流検出部(検出部)6と、駆動回路8とを備える。FET1と逆接続のダイオードD1との直列回路が電源Vinに接続され、ダイオードD1に並列にチョークコイルL1と電解コンデンサC1とFET2との直列回路が接続されている。コンデンサC1とFET2との直列回路は、接続部5aと抵抗Rdとの直列回路に並列に接続されている。
接続部5aと接続部5bは、2端子で接続される。接続部5bの入力両端には、照明負荷4として有機EL4aが接続され、寄生容量Cpを持つことになる。したがって、等価的に接続部5aの両端には有機EL4aとその寄生容量Cpとが接続されることになる。
電流検出部6は、照明負荷4に直列に接続される抵抗Rdを有し、抵抗Rdと接続部5aとの接点は、判別部7に接続される。電流検出部6は、この抵抗Rdに流れる電流Idを検出電圧(検出値)Vd(=Id・R)として検出して判別部7に供給する。
判別部7は、コンパレータCOMP1(比較器)と、COMP1の出力に接続されるセット・リセット−フリップ・フロップRS−FF1とを有すると共に、それらを制御するためのマイコンや記憶用のメモリー等を備える。この判別部7は電流検出部6で検出された検出電圧Vdと、予め任意に定める閾値の基準電圧VrefとをCOMP1で比較し、COMP1の出力を基に照明負荷4が容量成分を有するかどうかを判別する。
COMP1は、そのプラス側入力端子に電流検出部6からの検出電圧Vdが入力され、そのマイナス側入力端子には、閾値の基準電圧Vref1が接続され、その出力はRS−FF1に接続されている。COMP1の出力は、プラス側入力電圧がマイナス側入力電圧を超えると、ハイ(H)レベルとなり、越えないとロー(L)レベルとなる。従って、出力される検出電圧Vdが基準電圧Vref1を超えたとき、Hレベルの信号がRS−FF1に供給される。
RS−FF1は、COMP1からの出力がそのセット入力のS端子に入力され、リセット入力のR端子は接地されている。RS−FF1は、COMP1の出力がHレベルになったときにそのQ端子出力をHレベルに維持し、COMP1の出力がLレベルの場合は、Q端子出力もLレベルを維持するように動作する。このRS−FF1の出力は負荷判別信号として駆動回路8に入力される。
駆動回路8は、FET1をスイッチング制御して駆動するための制御回路を成し、制御部となるマイコン(不図示)及び記憶部となるメモリーを有する。駆動回路8は、判別部7で判定された照明負荷4をその定格で駆動するための定格駆動電圧情報をメモリーに記憶している。
駆動回路8は、例えば、RS−FF1の出力により、照明負荷4が有機ELと判定された負荷判別信号が入力されると、照明負荷4の有機EL4aを駆動するための駆動制御信号をFET1に送り、電圧印加部3から照明負荷4に所定の定格駆動電圧を出力できるようにFET1を制御する。この駆動制御信号としては、例えば、パルス信号から成るPWM制御信号などが用いられる。
上記電圧印加部3は、電源Vinから給電されるFET1を駆動回路8により高周波でオン、オフして負荷へ電力供給する、いわゆる降圧チョッパ回路の構成を成す。すなわち、電圧印加部はFET1がオン時、電源Vin−FET1−チョークコイルL1−接続部5a−接続部5b−照明負荷4−接続部5b−接続部5a−電源Vinの経路で照明負荷4に電流を流す。また、FET1がオフ時、チョークコイルL1に蓄えられたエネルギは、チョークコイルL1−接続部5a−接続部5b−照明負荷4−接続部5b−接続部5a−ダイオードD1−チョークコイルL1の経路で回生されることになる。
コンデンサC1は、照明負荷4への供給電圧を直流に平滑化するためのコンデンサであり、負荷判定後は、FET2がオンされて接地される。これにより、点灯時の負荷端の電圧が安定し、ちらつきなどが抑制される。また、負荷判別時には、FET2をオフすることにより、コンデンサC1の影響が取り除かれるので、負荷判別のためのサージ電流のレベルを高くでき、負荷判別がし易くなる。
ここで、判別部7による負荷判定動作について、図3(a)〜(g)を参照して説明する。図3において、(a)は照明負荷4を点灯したとき、駆動回路8から照明負荷4の判定のためにFET1に入力されるゲート電圧Vg1の波形を、(b)は駆動回路8からFET2に入力されるゲート電圧Vg2の波形を示す。(c)は照明負荷4が有機EL4aのときにおける電流検出部の検出電圧Vdの波形と閾値の基準電圧Vrefを、(d)はそのときのCOPM1の出力波形を、(e)はそのときのRS−FF1の出力波形を示す。(f)は照明負荷4がLEDであるときの電流検出部の検出電圧波形と基準電圧Vrefを、(g)はそのときのRS−FF1の出力波形を示す。
図3(a)に示すように、駆動回路8は、負荷判定時の時間t1〜t3にFET1をオンするためのパルス状のゲート電圧Vg1を出力すると共に、図3(b)に示すように、時間t1〜t3の負荷判定時にはLレベルと成り、負荷判定時以降にHレベルと成るゲート電圧Vg2を出力する。このゲート電圧Vg2により、時間t1〜t3の期間は、FET2のゲートがオフされているため、コンデンサC1は接地されないのでその影響は考えない。また、FET2は負荷判定時以降にオンされる。
駆動回路8からのゲート電圧Vg1でFET1がt1でオン、t3でオフすると、チョークコイルL1が非常に小さい値であれば、照明負荷4端には、図3(a)の波形とほぼ相似の電圧波形が印加されることになる。ここで、照明負荷4が有機EL4aの場合、寄生容量Cpが存在するため、図3(c)に示すように、電流検出部6による検出電圧Vd(EL)は、駆動回路8からの電圧印加開始初期に寄生容量Cpを充電するためのサージ的な電流が流れ、ピーク電流(電圧)が発生することになる。判別部7はこの検出電圧Vd(EL)と、予め設定された基準電圧VrefとをCOMP1で比較することにより、検出電圧Vdが基準電圧Vrefを超えるピーク電圧の期間t1〜t2で、図3(d)に示すように、COMP1の出力がHレベルとなる。そのHレベルの出力信号がRS−FF1のセット入力端子に入力されるとRS−FF1のQ出力は、図3(e)に示すように、Hレベルに維持されるようになる。
ここで、もし、照明負荷4がLEDの場合は、その寄生容量は有機EL4aの寄生容量Cpに比較して極めて少ないので、LEDは等価的に抵抗負荷と見なすことができる。このため、図3(f)に示すように、検出電圧Vd(LED)はサージ電流が殆ど発生せず、検出電圧Vdが基準電圧Vrefを超えないので、図3(g)に示すように、RS−SS1の出力はLレベルのままとなる。
ここでは、判別部7により、RS−FF1のQ出力がHレベルのときは、接続された照明負荷4を有機EL4aと判別し、RS−FF1のQ出力がLレベルのときは、照明負荷4をLEDと判別できる。駆動回路8は照明負荷4が有機EL4aと判別され、RS−FF1からHレベルが入力されると、このLレベルに対応して予め設定した有機EL4a用の定格駆動電圧を発生するようにPWM等の駆動制御信号をFET1に入力し、FET1をスイッチング制御して、その出力により有機ELを駆動する。
また、LEDが照明負荷4の場合は、RS−FF1のQ出力からLレベルが駆動回路8に入力され、駆動回路8はこのLレベルに対応して予め設定したLED用の定格駆動電圧を発生するように駆動制御信号をFET1に入力し、有機EL4aの場合と同様に、スイッチング制御してFET1の出力によりLEDを駆動する。
時間t3以降は、照明負荷4が有機EL4aとLEDのいずれの場合も、駆動回路8は出力電圧Vg2によりFET2をオンさせて、コンデンサC1を接地し、FET2の出力を平滑して照明負荷4に印加する。これにより、急峻な電源変動や外部ノイズなどによるちらつきを抑制することができる。さらに、有機EL4aであることが判別できた場合には、それ以降、有機EL4aを点灯する際、駆動回路8は、例えば出力する駆動制御信号の矩形波電圧の立ち上り部分の傾きを緩くするようにしてFET1をスイッチングすることにより、点灯時のサージ電流のピークを抑制することができる。また、これにより、電界コンデンサC1の高周波における平滑特性が良くない点を補うこともできる。
また、負荷判別後は、駆動回路8は各々の負荷を定格駆動電圧で点灯するように、FET1のオン時間をより長くするなどの制御とすればよい。なお、従来例の熱陰極蛍光ランプや高圧放電ランプが接続された場合には、基本的にこれらのランプ端のインピーダンスは、無限大の抵抗値に等しいため、電流検出部6の抵抗Rd端に電圧が殆ど発生しない。そのため、これらランプ用に別の閾値を設定し、判別してもよい。また、接続部5の形状を固体発光素子である有機ELやLEDのみが接続できるように設定しておけば、その必要がなくなる。
ここで、1回だけのサージ的な検出電圧Vdではピーク電流を検出し難い場合に、判別を複数回行う場合の動作について図4を参照して説明する。図4において、(a)は2回連続して駆動回路8からFET1に印加する判定用のパルス波形を、(b)はそのときの電流検出部6における検出電圧Vdの波形を、(c)はCOMP1の出力波形を示す。ここでは、時間t1〜t2の期間に加え、時間t3〜t4の期間にCOMP1からHレベルの出力が得られる。従って、起動時のみ判定用のパルス動作を複数回繰り返し、判別を複数回続けて行うことにより、負荷判別の精度が良くなる。
本実施形態によれば、容量成分を有する照明負荷4を判別できるので、LEDに比べて容量成分の大きい有機EL4aが照明負荷4に用いられた場合に、LEDと区別して有機EL4aを容易に判別することができる。この判別により、有機EL4aをその定格駆動電圧Vn通りに点灯することができる。また、有機ELでないときは、照明負荷4をLEDとしてその定格駆動電圧で点灯でき、電圧印加部3等の点灯回路を共通化できる。
また、予め任意に定める閾値の基準電圧Vrefを適切に設定し、電流検出部6で検出された検出電圧Vdと基準電圧Vrefとを比較するだけで、容量性負荷を判定できるので、有機ELの判定が容易である。また、判別後は、FET2をオンすることにより、コンデンサC1で平滑化が行え、電源変動やノイズに強くなるので、特に調光時など、例えばPWM制御等により電流が安定しにくい場合にも、ちらつきが抑制できる。また、有機EL負荷が判別されることにより、有機EL負荷とLED負荷とを互いに接続部5を同じくし、かつ電圧印加部3を共用して、それぞれの定格駆動電圧で点灯できる。
また、電流検出部6を抵抗Rdのみという簡易な電流検出回路で構成でき、回路を小型化できると共に、判別部7の構成がコンパレータとフリップ・フロップの簡単な構成のため、集積化が容易である。なお、接続部5を熱陰極蛍光灯や高圧放電ランプの接続コネクタと異なる構成とすることにより、それらが誤装着されることを未然に防止できる。
また、判別部7は、電圧印加部3から照明負荷4に電圧印加開始後、所定の期間(例えば時間t1〜t2のサージ電流発生期間)での電流検出部6からの検出電圧Vdの最大値と所定の期間経過後の最大値との差が予め定められた閾値よりも大きい場合に、容量成分を有すると判別してもよい。
なお、判別部7は上記構成に限られたものではなく、例えば、検出電圧VdをA/D変換した上でマイコン内で処理してもよく、様々な形態が可能である。また、電流検出部6や判別部7、駆動回路8を1つの集積回路の中に入れて構成することで更に小型化が図れる。
(第1の実施形態の変形例)
上記実施形態の変形例について再び図2を流用して説明する。この変形例は、前記実施形態と同様の構成であって、判別部7において照明負荷4が容量成分を有すると判別した場合に、電圧印加部3からの電圧印加開始後の所定の期間における電流検出部6が示す値の最大値を基に、照明負荷4の容量成分を演算する点が異なる。
判別部7は、電流検出部6からの最大電圧を検出して保持するピークホールド回路(不図示)を有し、例えば、照明負荷4を有機ELと判別したとき、電流検出部6からの検出電圧Vdのピーク電圧(Vp)をピークホールド回路で保持する。このピーク電圧Vpは、照明負荷4の容量値Cに比例し、C=α・Vp(αは定数)の関係がある。αは予め既知のコンデンサを照明負荷4の代わりに接続して、そのときのピーク電圧Vpを測定して得られる。このとき、照明負荷4の容量値Cは、定数αと測定したピーク電圧Vpとを基にマイコンや専用のIC内の演算器を用いて算出することができる。
従って、判別部7で照明負荷4が容量性であるかどうかを判別できると共に、その容量値の絶対値を検出することができる。これにより、例えば負荷判定時に、容量値の経時変化を記憶し、これを基に寿命を判別してユーザに報知したり、容量値が急激に変化した場合は、異常が発生したとして動作回路を停止するなどして装置を保護することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る負荷判別装置について、図5を参照して説明する。本実施形態は、複数の判別部7a、7bを有し、それら判別部7b、7aが互いに異なる閾値の基準電圧Vref1、Vref2を備えた点が前記実施形態と異なる。
ここでは、照明負荷4として接続された有機EL4bは、前記実施形態の有機EL4aと比較して、その内部構造が同じのままで、その面積の大きさが2倍となっており、その寄生容量も面積に比例して2倍の2cpとなっている。このため、電流検出部6で検出される検出電圧Vdには、ほぼ2倍のピーク値が現れるようになる。
ここで、基準電圧Vref1を寄生容量CPの有機EL4aを判定するための閾値とし、基準電圧Vref2を寄生容量2CPの有機EL4bを判定するための閾値とし、基準電圧Vref2を基準電圧Vref1の2倍の値として、Vref2=2・Vref2としている。
判別部7bは、判別部7aと同様の構成を成し、COMP2とRS−FF2とを有する。COMP2は、判別部7aと同様に、そのプラス側入力端子に電流検出部6からの検出電圧Vdが入力され、そのマイナス側入力端子には、基準電圧Vref2が接続され、その出力は、RS−FF2に接続されている。COMP2は、検出電圧Vdが基準電圧Vref2を超えたとき、Hレベルの信号をRS−FF2に供給する。
RS−FF2は、COMP2の出力がS端子に入力されR端子は接地され、COMP2の出力がHレベルのとき、そのQ端子出力をHレベルに、COMP2がLレベルのときは、Q端子出力もLレベルに維持し、RS−FF2の出力は駆動回路8に入力される。
駆動回路8は、判別部7、7aのRS−FF1及びRS−FF2からそれぞれ負荷判別信号が入力され、RS−FF1とRS−FF2がともにHレベルのときは、照明負荷4が有機EL4bと判断し、有機EL4bに対応する駆動制御信号を出力する。また、RS−FF1がHレベルでRS−FF2がLレベルでのときは、照明負荷4が有機EL4aと判断し、有機EL4aに対応する駆動制御信号を出力する。また、RS−FF1とRS−FF2がともにLレベルのときは、照明負荷4がLEDであるとして、LED用の駆動制御信号を出力する。
本実施形態によれば、判別部7を複数有して、複数の閾値の基準電圧Vref1、2を設けたことにより、有機ELとLEDとの判別だけではなく、負荷の大きさの異なる有機ELを判定することができる。従って、負荷モジュール2内に複数の互いに同じ大きさの有機ELを有する場合や、互いに同じ有機ELを装着した複数の負荷モジュール2を他の接続部によって並列接続したときに、その接続のモジュール枚数を検知することができる。また、複数の閾値の大きさや、閾値の数を自由に設定できるため、判別したい照明負荷に応じて閾値を適宜設定することができる。
(第2の実施形態の変形例)
上記実施形態の変形例について図6及び図7を参照して説明する。この変形例は、図6に示すように、判別部7のCOMP1のマイナス側入力端子に加える基準電圧Vrefを時間的に変化させるようにしたものである。
図7に示すように、判別部7は時間をカウントするタイマ(不図示)による制御により判別期間の時間t1〜t4内で、基準電圧Vrefを3段階で順次ステップアップする。すなわち、閾値の設定を時間t1〜t2の間で基準電圧Vref1、時間t2〜t3の間で基準電圧Vref2、時間t3〜t4の間で基準電圧Vref3とし、Vref1<Vref2<Vref3としている。
COMP1に入力される検出電圧Vdは、そのピーク電圧が判別期間(時間t1〜t4)において、判別部7内のピークホールド回路(不図示)でピークホールド電圧として維持されるようになっている。COMP1は、ピークホールド電圧と各基準電圧Vref1、Vref2、Vref3とを順次比較し、照明負荷4を判定する。なお、ピークホールド回路を用いる代わりに、各Vref1、2、3の設定期間毎に、駆動回路8より判別用のパルスでFET1をスイッチングして、その期間毎に検出電圧Vdを検出し、各期間のピーク電圧と各Vref1乃至Vref3とを比較してもよい。また、基準電圧Vrefを3段階以上に設定してもよい。
この変形例によれば、3段階の基準電圧Vref1、Vref2、及びVref3が1つの回路で構成でき、判定回路を小型化できる。また、RS−FF1のQ出力も、t1〜t4の時間に応じて検出を行えばよい。なお、Vre1〜Vref3は必ずしも等間隔にする必要はなく、判別したい照明負荷の大きさに応じて適宜設定すればよい。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る過電流防止式電源装置について図8を参照して説明する。本実施形態は前記実施形態と同様の構成を成し、判別部は、電圧印加部から照明負荷の定格駆動電圧よりも小さい電圧を印加して照明負荷を区別するものである。本実施形態の負荷判別装置1(図2参照)においては、照明負荷4が有機ELの場合を示す。
図8に示すように、有機ELは、負荷電圧Vが印加され有機ELの立ち上り電圧Vfを越えると、その負荷電流Iが流れ出し、負荷電圧Vの増加と共に負荷電流Iが上昇する電圧電流特性を成す。ここでは、その特性曲線上の黒点P1が有機ELの定格動作点(電圧Vn、電流In)を示し、白点P2が有機ELへ最初に印加される負荷電圧V1の動作点を示す。
判別部7は、照明負荷4を判別するとき、駆動回路8から照明負荷4にその定格駆動電圧Vnより低い矩形波の負荷電圧V1を駆動電圧として入力する。このとき、有機ELの負荷電流Iにはサージ電流によりピーク電流Ipが発生し、矢印Y1で示すように、一時的に電圧電流特性を越えて流れる。負荷電流Iはサージ状態が過ぎると、矢印Y2で示すように、一定値に収束し電流I1となって安定する。このとき、電流I1と負荷電圧V1は調光点灯時の動作点となる。その後、判別が終わると、照明負荷4はユーザが任意に決定する定格動作点P1の電圧Vn、電流Inで点灯される。なお、Vf値はデバイスによりほぼその値が定まっている。
有機ELへの負荷電圧V1の設定においては、有機ELの周囲温度や経年変化などにより、立ち上り電圧のVf値が変化するため、Vf値の近傍は望ましくない。ここでは、負荷電圧V1をVf<V1<Vnになるように予め設定することにより、ピーク電流Ipを定格電流Inより低く抑えることができる。特に、負荷検出時に有機ELを点灯したとしても、定格駆動電圧以下の調光状態であるため、動作点を白点P2から徐々に黒点P1に移行させることにより光出力は徐々に増加するので、ユーザに違和感のない点灯始動状態となる。
また、負荷判定時の負荷電圧V1をさらに低くして、0<V1<Vfになるように予め設定することにより、照明負荷4を点灯させずにサージ電流のみを検出することが可能である。このとき、寄生容量Cpが小さく検出電圧Vdの感度が低い場合に、検出用の抵抗Rdを比較的大きい値にして感度を上げてもよい。このとき、回路損失が増大する場合には、負荷判別後に抵抗Rdを短絡するなどの回路を付加すればよい。
本実施形態によれば、定格駆動電圧Vn以下の負荷電圧V1で負荷判別を行え、ピーク電流Ipを抑えることができるので、負荷判別時に、ユーザがサージ電流による有機ELの発光を閃光として感じなくて済む。また、負荷判別後、負荷電圧Vを徐々に定格駆動電圧Vnまで移行させることにより、ユーザが判別回路を設けたことにより発生するピーク電流による違和感を感じ難くなる。また、サージ電流を抑制できるため、電圧印加部や判別部の各回路素子へのストレスを抑制できる。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態に係る過電流防止式電源装置について図9乃至図11を参照して説明する。本実施形態においては、電圧印加部3は、チョークコイルL1(インダクタンス成分)を介して照明負荷4に給電すると共に、チョークコイルL1と照明負荷4の容量成分とを含む共振回路を形成する。判別部7は照明負荷4を判定するとき、この共振回路で共振する周波数を有する印加電圧を照明負荷4に給電する。
図9に示すように、本実施形態の負荷判別装置は、先述の図2のコンデンサC1とFET2との直列回路の代わりに、共振用のコンデンサC2を有し、抵抗Rdと並列に検出電圧Vdを平均化するためのコンデンサCaが設けられた点が前記実施形態と異なる。ここでは、検出電圧Vdは、共振電圧による正弦波波形により得られるようになっている。
駆動回路8は、FET1を高周波でオン・オフすることにより、FET1とチョークコイルL1の接続点に高周波の矩形波電圧を発生させる。電流検出部6は、その矩形波電圧を利用して、チョークコイルL1と、コンデンサC2と、有機EL4aの寄生容量Cpとの共振回路で発生する電流を抵抗Rdで検出する。判別部7は、この共振回路で発生する電流をコンデンサCaで平均化した検出電圧Vdにより照明負荷4を判別する。なお、抵抗Rdは電流検出するだけなので、照明負荷4の抵抗成分に比較して十分低い抵抗値とすることができる。
ここで、駆動回路8の共振動作について、図10を参照して説明する。図10は共振回路の検出電流Idの周波数特性を示し、共振曲線31(一点鎖線)は無負荷(照明負荷が接続されていない)時の特性を、共振曲線32(実線)は照明負荷4として負荷A(1枚の有機EL(寄生容量Cp))が接続された場合の特性を、共振曲線33(点線)は負荷B(2枚の有機EL(寄生容量2Cp))が接続された場合の特性をそれぞれ示す。共振曲線31、32、及び33におけるそれぞれの共振周波数f0、f1、及びf2は、式1、式2、及び式3で表される。
無負荷時;f0=1/{2π・(L1・C2)1/2)}・・・・・・・・・式1
負荷A時;f1=1/{2π・(L1・(C2+Cp))1/2}・・・・・式2
負荷B時;f2=1/{2π・(L1・(C2+2Cp))1/2}・・・・式3
ここでは、f0>f1>f2となり、負荷毎に異なる共振周波数を持つことになる。従って、各共振曲線31、32、及び33にあって、例えば、共振周波数f0より高い周波数fdで回路動作を行えば、各々の共振回路に流れる電流値は各特性曲線との交点となり、無負荷の時は電流値I0、負荷Aの時は電流値I1、及び負荷Bの時は電流値I2となり、各共振特性のスカート曲線よりI0>I1>I2となる。このとき、照明負荷4の形態に応じて、抵抗Rd端には異なる共振電圧が発生することになる。また、コンデンサC2の容量を替えることにより、共振回路の共振周波数を変えることができる。
ここでは、判別部7は、この共振電圧のピーク値または実効値などを検出して、閾値と比較することにより負荷判別を行う。例えば、電流I0、電流I1、電流I2のとき、それぞれ電流検出部6の抵抗Rdで検出する検出電圧Vdを予め設定したそれぞれの閾値と比較することにより判定する。この場合、検出電圧Vdは、前記実施形態のように、矩形波電圧の立ち上がりにおけるサージ電流からピーク電流を求めるのではなく、ある高周波周波数fdにおける共振回路の共振電圧のピーク値から求められる。
ここで、コンデンサCaで平均化された検出電圧Vdの波形について、図11(a)〜(c)を参照して説明する。図11(a)は矩形波電圧でFET1をスイッチング駆動したときのFET1とチョークコイルL1との接続点の電圧波形を、図11(b)は平均化する前の、負荷Aのときの抵抗Rd端の電圧波形(実線)及び負荷Bのときの抵抗Rd端の電圧波形(点線)を示す。図11(c)は負荷Aのときの平均値電圧(実線)と、負荷Bのときの平均値電圧(太点線)と、閾値の基準電圧Vref(細点線)とを示す。
図11(a)に示すように、FET1からの矩形波出力が共振回路を通ることにより、抵抗Rd端の電圧は、図11(b)に示すように、正弦波状に成り、コンデンサCaで平均化されて、図11(c)に示すように、直流電圧となって、負荷Aのときの検出電圧Vd1と、負荷Bのときの検出電圧Vd2となる。ここでは、電流検出部6の抵抗Rd端に発生する検出電圧VdをコンデンサCaで平均化し、高周波検出電圧を平滑して直流電圧化にできるので、基準電圧Vref1,2と比較でき、負荷A、Bを判別することが可能となる。
ここでは、前述のように、駆動制御信号の一定周波数fd(図10)において、負荷A(寄生容量Cp)と負荷B(寄生容量2Cp)では寄生容量の差から、共振特性が異なるため、発生する電圧が異なってくる。容量が大きいほど、または、負荷の接続数が増加するほど、共振周波数は低い方へ移行するため、検出電圧Vdは反対に小さくなっていき、
Vd1>Vd2となっている。
本実施形態によれば、駆動回路8に照明負荷4の寄生容量を含む共振回路を設けたことにより、この共振回路で発生する共振電圧を基に、寄生容量の異なる照明負荷を判別することができる。これにより、寄生容量の小さいLEDと寄生容量の大きい有機ELを判別できると共に、有機ELの大きさや枚数などを判別することができる。また、負荷判別を矩形波のサージ電流によるピーク電流で判別するのでなく、共振回路により正弦波状の連続波形で判別するため、サージ電流が発生し難くなり、ピーク電流を抑え回路素子へのストレスを抑制できる。
また、コンデンサC2を接続することにより、共振周波数を任意に設定できるため、電流検出の自由度が広がり、例えば、特定の周波数(fd)のみで検出できるようにできる。また、コンデンサC2に直列にスイッチング素子を接続して判別時のみオンする形態であってもよい。なお、駆動回路8の電流検出のための回路は、前述の図2における回路のままで形成される共振回路でもよく、その場合は共振作用からコンデンサC2の容量分を削除して考えればよい。
また、判別部7による判定の際、各照明負荷の共振回路の周波数対出力特性を記憶しておき、負荷毎に異なる周波数における閾値を設定し、駆動制御信号の周波数fpをスイープすることにより判別してもよい。
なお、直流カットコンデンサを負荷の電流径路上に配置することで、図11(b)の波形をほぼ正負に対象な波形とすることもできる。その場合には、検出電圧Vdは全波整流などでも検出が可能となる。ただし、検出後は、直流カットコンデンサの両端をスイッチング素子などで短絡しておくのが望ましい。また、負荷電流の検出時、FET1の駆動制御用の周波数fdを共振周波数f0より周波数の高い領域の遅相側での検出を行うことにより、スイッチング素子への負担が少なくなる。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態に係る過電流防止式電源装置について図12を参照して説明する。本実施形態においては、負荷モジュール2は並列に接続される2つの同じ仕様の負荷モジュール2a、2bを有し、判別部7はスイッチSW1と、電流電力変換部71とを備えた点が前記実施形態と異なる。本実施形態は、電流検出部6により前述の共振回路を用いて検出電流Id(または検出電圧Vd)を検出し、判別部7で負荷判定を行い、電圧印加部3は電流検出部6の示す検出値(検出電流Id、検出電圧Vd)に応じて照明負荷4の供給電力を調整するものである。
負荷モジュール2a、2bは、ともに同じ寄生容量Cpを持つ有機EL4aを有し、負荷モジュール2aは出力側に接続部5cを、負荷モジュール2bは入力側に接続部5dをそれぞれ備え、接続部5cと接続部5dとは互いに並列接続されている。
判別部7においては、電流検出部6からの検出電圧VdはCOMP1と共に、スイッチSW1の入力端子に入力される。COMP1は、そのマイナス側端子に可変可能な基準電圧Vrefが接続され、この基準電圧Vrefと検出電圧Vdと比較する。その結果、照明負荷4が有機ELのときはRS−FF1からHレベルの判定信号をスイッチSW1の切替制御端子に入力する。スイッチSW1は、切替制御端子へのHレベルの信号入力されると閉回路となり、その入出力端子間が短絡され、検出電圧Vdが電流電力変換部71に入力される。
スイッチSW1は、2接点切替スイッチからなり、RS−FF1の出力により各端子接続を切り替え、短絡または開放するようになっており、その入力は検出電圧Vdに、その出力は電流電力変換部71に接続されている。なお、スイッチSW1は、例えば、FETなどのスイッチング素子を用いた半導体リレーや、電磁リレーなどの電気接続用リレーを用いることができる。
電流電力変換部71は、電流電力変換特性を有し、スイッチSW1を介して検出電圧Vdにより検出電流Idが入力されると、その電流電力変換特性を基に検出電流Idに対応した制御出力を駆動回路8に出力する。また、スイッチSW1からの入力が無いときは、Lレベル信号を出力する。
電流電力変換部71の電流電力変換特性は、検出電流Idが小さいほど大きい電力を出力し、検出電流Idが大きくなるのに応じて、出力電力を減少させていく特性を成し、前述の図10における共振回路の共振電流(または電圧)特性を基に形成される。この共振電流は寄生容量Cpが大きくなるほど、負荷判定におけるある一定周波数(例えば、周波数fd)での検出電流は小さくなる傾向がある。従って、照明負荷4は共振電圧の検出電圧Vdが小さいほど有機ELの大きい負荷と判定される。すなわち、ある一定周波数における共振電圧、電流から照明負荷4の大きさが分かるので、検出電流Idに応じてその照明負荷4に供給する電力を決定することができる。
ここでは、判別部7は、駆動回路8により出力周波数を可変して、例えば、数10kHz〜数100kHzにおける共振周波数により負荷判別の検出を行っておき、負荷判定後の定格動作においては、周波数を下げて数10Hz〜数kHz程度で行うことができる。このときは、負荷電圧検出を高周波で行うことができ、起動後、速やかに負荷の判別を行うことができる。なお、電流電力変換特性の変更により、過電力出力を防止できる。例えば、電流電力変換特性として、ある検出電圧以下では一定値になるようなリミット特性を設けることで、自動的に過出力になるのことを防止することができる。
本実施形態によれば、負荷判別を行うことができると共に、照明負荷4の大きさ、例えば有機ELの個数等に応じた電力供給が行える。また、高周波による負荷電流検出により、負荷起動後、短時間で負荷判別が行えるため、ちらつき等ユーザへの違和感を生じ難い。
図13は、負荷判別装置1を備えた照明器具10の構成を示す。照明器具10は、電源モジュール11と負荷モジュール(負荷判別装置)2cとで構成され、電源モジュール11は、電圧印加部と判別部とを有する負荷判定ユニット(負荷判別装置)12と、電源モジュール11内に設けられ負荷判定ユニット12に給電する電源部(不図示)とを一体化したものである。また、負荷モジュール2cは、複数の照明負荷の発光素子4bを一体にしてモジュール化したものである。これらのモジュール化により、照明器具10をコンパクトに形成でき、また、交換修理が容易になる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、上記各実施形態において、判別部7は負荷判別に電流検出部6による電流検出の代わりに、例えば、接続部5両端に発生する電圧を用いてもよい。また、スイッチング素子はFETに限らず、バイポーラトランジスタ等、他の半導体素子を用いてもよい。また、電流検出に抵抗を用いたが、トランスなどを用いてもよい。
1 負荷判別装置(過電流防止式電源装置、照明器具))
2、2a、2b、2c 負荷モジュール(照明負荷、照明器具)
3 電圧印加部
4 照明負荷
4a 有機EL(照明負荷)
4b 発光素子(照明負荷、照明器具)
5、5a、5b、5c、5d 接続部
6 検出部、電流検出部(検出部)
7 判別部
10 電源ユニット(照明器具)
11 負荷判別ユニット(照明器具)
COMP1 比較器
Cp 容量成分
Vn 定格駆動電圧
L1 チョークコイル(インダクタンス成分)
Vref、Vref1、Vref2、Vref3 基準電圧(閾値)

Claims (6)

  1. 照明負荷と、
    前記照明負荷に電圧を印加する電圧印加部と、
    前記照明負荷と電圧印加部とを接続する接続部と、
    前記電圧印加部から接続部を介して前記照明負荷に電圧が印加された場合に、前記照明負荷に流れる電流と該照明負荷に発生する電圧のうち、少なくとも一方を検出する検出部と、
    前記検出部の出力に基づいて前記照明負荷の種類を判別する判別部と、を備え、
    前記判別部は、前記検出部で検出された検出値と、予め任意に定める閾値とを比較する比較器を有し、前記電圧印加部から前記照明負荷の定格駆動電圧よりも小さい電圧を印加し、前記比較器の出力を基に前記照明負荷が容量成分を有する照明負荷であることを判別し、
    前記電圧印加部は、インダクタンス成分を有し、このインダクタンス成分を介して照明負荷に給電すると共に、前記インダクタンス成分と照明負荷の容量成分とを含む共振回路を形成し、前記判別部が照明負荷を判定するとき、前記共振回路で共振する周波数を有する印加電圧を前記照明負荷に給電し、当該判別された照明負荷をその定格駆動電圧で点灯することを特徴とする負荷判別装置。
  2. 前記判別部は、前記共振回路で発生する共振電圧を基に前記照明負荷を判別することを特徴とする請求項1に記載の負荷判別装置。
  3. 前記判別部は、前記閾値を時間の経過に伴い変化させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の負荷判別装置。
  4. 前記判別部は、前記照明負荷が容量成分を有すると判別した場合に、前記電圧印加部からの電圧印加開始後の所定の期間における前記検出部が示す値の最大値を基に、前記照明負荷の容量成分を演算することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の負荷判別装置。
  5. 前記電圧印加部は、前記検出部が示す値に応じて供給電力を調整することを特徴とする請求項4に記載の負荷判別装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の負荷判別装置を備えたことを特徴とする照明器具。
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