JP5940492B2 - 電子黒板装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、電子黒板装置に関する。
従来、筆記領域にマーカーペン等の筆記具で筆記された筆記内容(例えば、文字や図形、表)をスキャナで読み取ってデジタルデータ化し、プリンタからその筆記内容を、印刷または画像ファイルとして出力できるようにした電子黒板装置がある。
このような電子黒板装置においては、予めUSB(Universal Serial Bus)メモリが接続されている場合に、画像ファイルをUSBメモリに出力する構成となっていた。
しかしながら、近年、情報漏洩を防止するためにUSBメモリの使用を禁止している企業が増加している。そのため、筆記内容を画像ファイルとして保存することが困難な状態になっている。
実施形態の電子黒板装置は、筆記面と、読取部と、記憶部と、インターフェイスと、記憶制御部と、印刷制御部と、参照制御部と、を備える。前記読取部は、前記筆記面上の描画を画像データとして読み取る。前記記憶部は、前記画像データを記憶する。前記インターフェイスは、前記画像データを外部機器に転送する。前記記憶制御部は、前記インターフェイスに前記画像データを記憶する記憶媒体を有する前記外部機器が接続されている場合は、前記外部機器に前記画像データを記憶させて、前記インターフェイスに前記画像データを記憶する記憶媒体を有する前記外部機器が接続されてない場合は、前記記憶部に前記画像データを記憶させる制御を行う。前記印刷制御部は、前記画像データの印刷を制御する。前記参照制御部は、前記インターフェイスに前記記憶部を参照可能な前記外部機器が接続された場合であっても、前記読取部が描画の読み取りを開始してから前記印刷制御部が印刷を完了するまで前記外部機器が前記記憶部を参照できない状態にする。
図1は、実施形態に係る電子黒板装置を示す斜視図である。 図2は、電子黒板装置の内部構造を概略的に示す横断平面図である。 図3は、電子黒板装置の内部構造を概略的に示す縦断正面図である。 図4は、電子黒板装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図5は、操作パネルを示す正面図である。 図6は、電子黒板装置のソフトウェア構成を示す図である。 図7は、画像ファイルの保存処理を示すフローチャートである。 図8は、一定時間操作が行われずRAMディスクを無効状態とする処理を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、実施形態に係る電子黒板装置の最良な実施形態を詳細に説明する。
図1は、実施形態に係る電子黒板装置100を示す斜視図である。図2は、電子黒板装置100の内部構造を概略的に示す横断平面図である。図3は、電子黒板装置100の内部構造を概略的に示す縦断正面図である。
図1に示すように、電子黒板装置100は、一対のスタンド101と、一対のスタンド101によって支持される長方形のフレーム110とを備えており、床面に設置される。フレーム110は、筆記者側が開放された開口部110aとなっており、筆記者側とは反対側の面はカバー110b(図2参照)で覆われている。このフレーム110には、エンドレスな帯状の筆記用の筆記シート102が収納されている。なお、筆記シート102の素材は、ポリエチレン製などが採用される。
電子黒板装置100は、フレーム110の筆記者側となる開口部110aから外部に露出した部分の筆記シート102が、マーカーペン等によって文字や図形等の描画が筆記される板面である筆記面103となる。この筆記された描画は、溶剤等が含浸されたクリーナなどで拭き取ることにより容易に消去することができる。
また、筆記面103側から見てフレーム110の右下には、CCDラインセンサ304(図2及び図3参照)によって読み取られた描画を用紙(図示せず)に印刷して発行するためのプリンタ104が設けられる。
フレーム110は、筆記面103の上方に位置する上縁部111と、筆記面103の両側に位置する左側縁部112及び右側縁部113と、筆記面103の下方に位置し、手前側に向け突出形成された下側棚部114とを備える。
フレーム110において、上縁部111と、左側縁部112及び右側縁部113とは、上縁部111の両側に配置された左上側コーナ部材115及び右上側コーナ部材116を介して接続されている。また、フレーム110において、下側棚部114は、左側縁部112及び右側縁部113の両下方に配置された左下側コーナ部材117及び右下側コーナ部材120を介して接続される。
フレーム110の下側棚部114は、筆記面103より手前側に突出する。これにより、下側棚部114は、マーカーペンやクリーナを配置することができる他、筆記面103の描画をクリーナで除去した際に発生する消し粉を受けることができる。
フレーム110の右側縁部113には、電子黒板装置100を操作する操作パネル107が一体的に設けられる。
さらに、右下側コーナ部材120には、電源スイッチ141と、第1のUSBポート142と、第2のUSBポート143と、第3のUSBポート144とが設けられる。電源スイッチ141は、電子黒板装置100のオンオフ操作を行う。第1のUSBポート142と、第2のUSBポート143と、第3のUSBポート144とには、それぞれ異なる外部機器が接続される。具体的には、第1のUSBポート142は、プリンタ104が接続されるコネクタである。第2のUSBポート143は、USBメモリ150(図4参照)が接続されるコネクタである。第3のUSBポート144は、情報処理装置であるパーソナルコンピュータ160(図4参照)が接続されるコネクタである。ここで、USBメモリ150とは、記憶媒体を有しており、筆記内容である画像ファイルが記憶される。
図2に示すように、筆記面103側から見てフレーム110内の左右両端部には、筆記シート102を回転して搬送させる一対のローラ201が設けられる。ローラ201は、鉛直方向に向けられた軸心を有する。一対のローラ201間には、エンドレスとなった帯状の筆記シート102が掛け渡されて、ベルト伝動機構(図示せず)を介してモータ202(図4参照)が連結される。そして、ローラ201は、モータ202が駆動するとベルト伝動機構(図示せず)を介して回転する。このローラ201の回転により筆記シート102は、筆記面103に対して左右方向(正逆方向)に回転搬送される。すなわち、筆記シート102を正逆方向に回転搬送するシート送り部は、ローラ201、ベルト伝動機構、及びモータ202によって構成される。
筆記シート102の筆記面103のすぐ背後には、筆記面103に対する筆記性を高めるための筆記ボード251が配設される。
筆記シート102の筆記面103と反対側(以下、筆記シート102の背面側と称する)には、筆記面103に筆記された文字、図形等の描画を画像データとして読み取るための光学読取部203が設けられる。読取部である光学読取部203は、筆記シート102の背面側であって一方のローラ201側にある。また、光学読取部203は、筆記シート102に光を照射するための、例えば蛍光灯などの光源301を有する。
電子黒板装置100は、光学読取部203の一部として、ミラー302及びレンズ303を有する。光学読取部203は、光源301が筆記シート102へと光を照射して、その反射光を集光する縮小光学系である光学系305と、光学系305により集光された光を受光するCCDラインセンサ304とを備える。
図4は、電子黒板装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。図4に示すように、電子黒板装置100は、各種の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)401を備える。CPU401は、バスライン411を介して、制御プログラムや画像処理パラメータ等の固定データを記憶するROM(Read Only Memory)402と、各種データを一時的に記憶しワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)403とを接続する。なお、ROM402は、CPU401に内蔵されていてもよい。また、CPU401は、バスライン411を介して操作パネル107と、モータ202と、画像処理部404と、点灯回路405と、USBコントローラ406と、電源制御部408とを接続する。
ここで、図5は、操作パネル107を示す正面図である。操作部である操作パネル107は、印刷枚数ボタン107aと、印刷枚数表示107bと、濃淡ボタン107cと、濃淡表示107dと、シート送りボタン107eと、コピー・書込みボタン107fとを備える。印刷枚数ボタン107aは、筆記面103に筆記された描画の印刷枚数を設定するボタンである。印刷枚数は、1枚から9枚までの間で設定することができる。印刷枚数ボタン107aが押下されると、CPU401は、印刷設定枚数を1枚ずつ増やす。印刷枚数表示107bは、現在設定されている印刷枚数を表示する。
濃淡ボタン107cは、印刷時の色の濃さを変えるボタンである。濃淡ボタン107cが押下されると、CPU401は、筆記面103に筆記された描画を印刷する際に色を濃くする。色を濃くすることで、色の薄いペンやかすれたペンで筆記した場合であっても、プリンタ104は、濃い色で印刷することから視認性の高い書類を印刷することができる。また、濃淡表示107dは、濃淡ボタン107cにて色を濃くする設定時に点灯する。
シート送りボタン107eは、筆記面103に露出している筆記シート102に変わり、フレーム内部の筆記シート102を筆記面103に露出させるボタンである。シート送りボタン107eが押下されると、CPU401は、モータ202を制御してローラ201を回転させることによりフレーム内部の筆記シート102を筆記面103に露出させる。
コピー・書込みボタン107fは、筆記面103を読み取り生成された画像ファイルを印刷させるボタンである。また、その際、CPU401は、USBメモリ150または、RAMディスク403b(図6参照)の何れか一方に、画像ファイルを保存する。
モータ202は、前述したように、ローラ201を回転させることで、筆記シート102を筆記面103に対して左右方向(正逆方向)に回転搬送する。
画像処理部404は、CCDラインセンサ304が1ライン毎に読み取った電気信号を、増幅器(図示せず)による増幅や、オフセット回路(図示せず)によるオフセット補正を行う。その後、画像処理部404は、A/D変換部(図示せず)でデジタル信号の画像データに変換する。画像データに変換後、画像処理部404は、シェーディング補正回路(図示せず)によるシェーディング補正と、明度補正回路(図示せず)による明度補正とを実施した画像データをRAM403に記憶させる。
点灯回路405は、前述した光源301の点灯を制御する。
インターフェイスであるUSBコントローラ406は、USBデバイスとの転送を制御する。USBデバイスとは、第1のUSBポート142を介して接続されるプリンタ104や、第2のUSBポート143を介して接続されるUSBメモリ150や、第3のUSBポート144を介して接続されるパーソナルコンピュータ160などである。
USBポートにUSBデバイスが接続されると、USBコントローラ406は、USBデバイスを認識する。その後、USBコントローラ406は、接続されたUSBデバイスに対してアドレスを割り当てる。
その後、USBコントローラ406は、USBデバイスのディスクリプタの取得を開始する。ディスクリプタは、デバイスの特性や、属性などを含む情報である。ディスクリプタの種類は、デバイスディスクリプタや、コンフィグレーションディスクリプタや、インターフェイスディスクリプタや、エンドポイントディスクリプタなどがある。
デバイスディスクリプタは、ディスクリプタを送信したUSBデバイスを識別するための情報などを持つ。デバイスディスクリプタの情報とは、例えば、デバイスクラス、ベンダID、プロダクトID、リリース番号、及びコンフィギュレーションの数などである。
コンフィグレーションディスクリプタは、デバイスのUSB構成情報を含み、インターフェイスディスクリプタとエンドポイントディスクリプタとの数を示す情報などを持つ。インターフェイスディスクリプタは、インターフェイスの情報を含み、インターフェイスとしての仕様を示す情報などを持つ。エンドポイントディスクリプタは、通信用のポートであるエンドポイントの情報などを持つ。
そして、USBコントローラ406は、ディスクリプタを取得することで得られた情報を基にデータ転送を制御する。また、USBコントローラ406は、ディスクリプタを取得することで得られたUSBのデバイスクラスが、例えば、USBマスストレージクラスなどの補助記憶装置を接続することができるデバイスクラスであるか否かを判定する。
電子黒板装置100に3つあるUSBポートは、それぞれコネクタの種類を変えることが好ましい。例えば、プリンタ104が接続される第1のUSBポート142とパーソナルコンピュータ160が接続される第3のUSBポート144は、TypeBのコネクタを採用する。そして、USBメモリ150が接続される第2のUSBポート143は、TypeAを採用する。コネクタの種類を変えることより、コネクタの形状が変わるため、ユーザは、USBデバイスを差し込むUSBポートを間違えることが無くなる。
電源制御部408は、バスライン411を介してCPU401に接続されており、電源スイッチ141により電源制御部408を操作して電子黒板装置100のオンオフ操作を行う。
このように構成された電子黒板装置100で、CPU401がROM402に格納されたソフトウェアに従い実行する処理について説明する。
ここで、図6は、電子黒板装置100のソフトウェア構成を示す図である。電子黒板装置100のソフトウェアは、CPU401と協働することにより各種制御を行う。ソフトウェアと協働することによってCPU401は、記憶領域としてRAM403を使用する。CPU401は、盤面読み取り部401aと、画像ファイル作成部401bと、RAMディスク制御部401cと、USBメモリ出力部401dと、プリンタ出力部401eとを備える。RAM403は、ワークエリア403aと、RAMディスク403bとを備える。
ワークエリア403aは、画像ファイルを生成する際に使用される領域である。
記憶部であるRAMディスク403bは、画像ファイルが保存される領域である。そして、RAMディスク403bは、電源の供給が無くなると情報を保持できない揮発性のメモリである。よって、電源スイッチ141がOFFの場合に、画像ファイルは、RAMディスク403bから消去される。
また、RAMディスク403bは、新たに画像ファイルをRAMディスク403bに保存する場合に、既存の画像ファイルが後述するCPU401の制御により削除される。画像ファイルが削除されることで、RAMディスク403bは、新たな画像ファイルを保存する際に容量不足となってしまうことを防ぐことができる。また、RAMディスク403bは、一定時間操作が行われない場合にも画像ファイルが削除される。よって、RAMディスク403bは、例えば、電源スイッチ141をOFFにせず、画像ファイルの削除を忘れた場合であっても情報漏洩を防止することができる。
また、RAMディスク403bは、第3のUSBポート144を介してパーソナルコンピュータ160が参照可能となっている。よって、パーソナルコンピュータ160は、RAMディスク403bにある画像ファイルを参照したり、画像ファイルをパーソナルコンピュータ160に転送することができる。そして、RAMディスク403bは、パーソナルコンピュータ160に対して、読み取り専用の領域となっている。読み取り専用であることから、RAMディスク403bは、保存された画像ファイルが書き換えられることを防ぐことができる。また、読み取り専用であるため、RAMディスク403bは、ユーザによって意図しないファイルが保存されることを防ぐことができる。意図しないファイルが保存されないことから、RAMディスク403bは、新たな画像ファイルの生成と保存とをする際に記憶領域が不足することを防ぐことができる。
盤面読み取り部401aは、モータ202と、点灯回路405と、CCDラインセンサ304とを制御して筆記面103の描画を読み取る。盤面読み取り部401aは、モータ202を駆動させて回転搬送させる。その際、盤面読み取り部401aは、点灯回路405を制御して光源301の光を筆記シート102に照射させて、反射光をCCDラインセンサ304にて受光させる。これにより、盤面読み取り部401aは、筆記面103の描画を読み取り、電気信号を生成する。
画像ファイル作成部401bは、画像処理部404を制御して画像ファイルを生成する。画像ファイル作成部401bは、CCDラインセンサ304により1ライン毎に読み取り生成した電気信号を増幅や補正後にA/D変換を行う。その後、画像ファイル作成部401bは、A/D変換したデジタル信号から画像ファイルを生成する。画像ファイルの画像ファイルフォーマットは、例えば、TIFF形式である。
その後、記憶制御部である画像ファイル作成部401bは、USBメモリ150とRAMディスク403bの何れに画像ファイルを出力するかを判定する。画像ファイル作成部401bは、USBメモリ150が第2のUSBポート143に接続されている場合に、USBメモリ150に画像ファイルを出力する。一方、画像ファイル作成部401bは、USBメモリ150が第2のUSBポート143に接続されていない場合に、RAMディスク403bに画像ファイルを出力する。
ここで、画像ファイルのファイル名は、例えば、TB_IMGnn.TIFである。そして、ファイル名のnnは、コピー・書込みボタン107fが押下されると、01から99までの間で、1ずつカウントアップする。ファイル名のnnは、電源スイッチ141がOFFになるか、又はnnが99となった場合に00となる。これにより、画像ファイルは、コピー・書込みボタン107fを押下する度に、ファイル名を変えなくても上書き保存されることはない。
参照制御部であるRAMディスク制御部401cは、RAMディスク403bへの画像ファイルの保存と、RAMディスク403bの無効状態への移行とを制御する。RAMディスク403bの無効状態とは、パーソナルコンピュータ160がRAMディスク403bを参照できない状態にすることである。
RAMディスク403bへの画像ファイルの保存について説明を行う。RAMディスク制御部401cは、画像ファイル作成部401bが画像ファイルをRAMディスク403bに保存すると判定した場合にRAMディスク403bへの保存を制御する。また、RAMディスク403bに画像ファイルを保存する際に、前回の画像ファイルがRAMディスク403bに保存されている場合に、画像ファイル作成部401bは、古い画像ファイルを削除後に新しい画像ファイルを保存する。
RAMディスク制御部401cは、電源スイッチ141がOFFの場合と、一定時間操作が行われなかった場合と、盤面読み取り部401aの盤面の読み取りから印刷完了までの期間と、にRAMディスク403bを無効状態にする。
電源スイッチ141がOFFの場合にRAMディスク403bを無効状態とする制御について説明を行う。電源制御部408がOFFとなっている場合に、RAMディスク制御部401cは、RAMディスク403bを無効状態に移行させる制御を行う。
一定時間操作が行われなかった場合にRAMディスク403bを無効状態とする制御について説明を行う。RAMディスク制御部401cは、一定時間内に操作パネル107のボタンの何れもが押下されない場合に、RAMディスク403bを無効状態にする。RAMディスク制御部401cは、ワークエリア403aの一部領域に、一定時間を計測するカウンタの値を記憶させる。そして、RAMディスク制御部401cは、ボタンが押下されるまでカウントダウンさせる。カウンタ値がゼロとなった場合に、RAMディスク制御部401cは、ボタンが押されずに、一定時間経過したと判定する。また、一定時間とは、例えば、一時間などである。
盤面読み取り部401aが、筆記面103の読み取り開始から印刷完了までの期間だけRAMディスク403bを無効状態とする制御について説明を行う。操作パネル107のコピー・書込みボタン107fが押下されると、RAMディスク制御部401cは、RAMディスク403bを無効状態にする。その後、RAMディスク403bへの保存と、プリンタ出力部401eから印刷が完了した旨の通知とを受けて、RAMディスク制御部401cは、RAMディスク403bを有効状態にする。
RAMディスク制御部401cは、RAMディスク403bを無効状態にすることで、ユーザが生成途中の画像ファイルを完成した画像ファイルだと誤解することを防ぐことができる。また、パーソナルコンピュータ160からRAMディスク403bにアクセスがあった場合に、CPU401は、応答をしなければならない。しかし、RAMディスク403bを無効状態することにより、RAMディスク403bが参照できなくなるため、CPU401は、応答する必要がない。よって、電子黒板装置100は、より性能の低いCPU401を採用することができるため低消費電力で且つ、安価に作成することができる。
また、RAMディスク403bが無効状態へ移行すると、RAMディスク制御部401cは、RAMディスク403bの画像ファイルを削除する。一定時間経過すると自動的に画像ファイルが削除されることにより、情報漏洩を防止することができる。
USBメモリ出力部401dは、USBコントローラ406を制御して画像ファイルをUSBメモリ150へ保存させる。USBメモリ出力部401dは、画像ファイル作成部401bが画像ファイルをUSBメモリ150に保存すると判定した場合にUSBメモリ150への保存を制御する。
印刷制御部であるプリンタ出力部401eは、画像ファイル作成部401bが生成した画像ファイルを指定された設定で印刷する制御を行う。具体的には、プリンタ出力部401eは、ワークエリア403aの一部を印刷枚数ボタン107aで指定された印刷枚数を保存する領域として使用する。そして、プリンタ出力部401eは、印刷枚数ボタン107aで設定された印刷枚数を印刷枚数表示107bに表示させる。
また、プリンタ出力部401eは、ワークエリア403aの一部を濃淡ボタン107cで指定された濃さを保存する領域として使用する。そして、プリンタ出力部401eは、濃淡ボタン107cで設定された濃さを濃淡表示107dに表示させる。そして、コピー・書込みボタン107fが押下されると、プリンタ出力部401eは、プリンタ104を制御して画像ファイルを設定された濃さで、設定された枚数だけ印刷する。
次に、コピー・書込みボタン107fが押下され、画像ファイルが保存される場合の処理について説明を行う。図7は、画像ファイルの保存処理を示すフローチャートである。
電源スイッチ141が押下されると、電源制御部408は、電子黒板装置100の電源をON状態にする(ステップS1)。
操作パネル107の印刷枚数ボタン107aが押下されると、プリンタ出力部401eは、指定された印刷枚数をワークエリア403aに記憶させる(ステップS2)。また、プリンタ出力部401eは、指定された枚数を印刷枚数表示107bに表示させる。
操作パネル107の濃淡ボタン107cが押下されると、プリンタ出力部401eは、指定された濃さをワークエリア403aに記憶させる(ステップS3)。また、プリンタ出力部401eは、指定された濃さを濃淡表示107dに表示させる。
操作パネル107のコピー・書込みボタン107fが押下されると、RAMディスク制御部401cは、RAMディスク403bを無効状態にする(ステップS4)。その後、RAMディスク制御部401cは、RAMディスク403bに保存されている画像ファイルを削除する(ステップS5)。
その後、盤面読み取り部401aは、モータ202と、点灯回路405と、CCDラインセンサ304とを制御して筆記面103の描画を読み取る(ステップS6)。
筆記面103の読み取りが完了すると、画像ファイル作成部401bは、画像処理部404を制御して画像ファイルを生成する(ステップS7)。
生成した画像ファイルを、プリンタ出力部401eは、プリンタ104を制御して指定された設定に従って印刷を開始する(ステップS8)。
画像ファイル作成部401bは、USBコントローラ406を制御して第2のUSBポート143がUSB接続されているか否かを判定する(ステップS9)。USB接続されていない場合(ステップS9;No)、RAMディスク制御部401cは、生成された画像ファイルをRAMディスク403bに書き込む(ステップS10)。
一方、USB接続されている場合(ステップS9;Yes)、USBメモリ出力部401dは、取得したディスクリプタのデバイスクラスが、USBメモリ150などの補助記憶装置を接続することができるデバイスクラスであるか否かを判定する(ステップS11)。
USBメモリ150などの補助記憶装置を接続することができないデバイスクラスの場合(ステップS11;No)、RAMディスク制御部401cは、画像ファイルをRAMディスク403bに書き込む(ステップS10)。一方、USBメモリ150などの補助記憶装置を接続することができるデバイスクラスの場合(ステップS11;Yes)、USBメモリ出力部401dは、画像ファイルをUSBメモリ150に書き込む(ステップS12)。
その後、印刷と画像ファイルの書き込みが完了すると、RAMディスク制御部401cは、RAMディスク403bを有効状態にする(ステップS13)。
次に、一定時間操作が行われず、RAMディスク403bを無効状態とする場合について説明を行う。図8は、一定時間操作が行われずRAMディスク403bを無効状態とする処理を示すフローチャートである。
電源スイッチ141が押下されると、電源制御部408は、電子黒板装置100の電源をON状態にする(ステップT1)。
その後、RAMディスク制御部401cは、操作パネル107の何れかのボタンが押下されるまで、一定時間経過したか否かを判定する(ステップT2)。一定時間が経過していない場合(ステップT2;No)、RAMディスク制御部401cは、操作パネル107のボタンが押下されたか否かを判定する(ステップT3)。ボタンが押下されない場合(ステップT3;No)、RAMディスク制御部401cは、カウンタをカウントダウンする(ステップT4)。その後、RAMディスク制御部401cは、ステップT2に移行させる。一方、ボタンが押下された場合(ステップT3;Yes)、カウンタを初期化して初期値に戻す(ステップT5)。その後、RAMディスク制御部401cは、ステップT2に移行させる。
一定時間経過した場合(ステップT2;Yes)、RAMディスク制御部401cは、RAMディスク403bを無効状態にする(ステップT6)。その際に、RAMディスク制御部401cは、RAMディスク403bに記憶されている画像ファイルを削除する(ステップT7)。
以上のように、本実施形態に係る電子黒板装置100によれば、筆記面103を読み取って生成した画像ファイルは、USBメモリ150が接続されていない場合には、RAMディスク403bに保存される。これにより、USBメモリ150が使用できない環境においても、画像ファイルを保存することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
なお、本実施形態において、電子黒板装置100は、ローラ201が筆記シート102を回転搬送させる。そして、電子黒板装置100は、固定されたCCDラインセンサ304が筆記シート102に筆記された描画を読み取ることで画像データを読み取っている。しかし、電子黒板装置100による画像データの読み取り方法は、これに限らない。例えば、画像データの読み取り方法は、電子黒板装置100のホワイトボードなどの筆記面103にイメージスキャナを備え、ホワイトボードの上をイメージスキャナが移動することで描画を読み取る方法であってもよい。
なお、本実施形態において、画像ファイルのファイル名は、TB_IMGnn.TIFとなっており、画像ファイルフォーマットがTIFF形式であることを示している。しかし、画像ファイルフォーマットは、これに限らない。例えば、PDF形式や、JPEG形式であってもよい。
なお、本実施形態において、RAMディスク403bは、揮発性のメモリを採用している。しかし、RAMディスク403bは、不揮発性のメモリであってもよい。不揮発性のメモリの場合には、RAMディスク403bは、電源スイッチ141をOFFにする操作がされたら、画像ファイルを削除後に電源スイッチ141をOFFにすればよい。
なお、本実施形態において、画像ファイルはRAMディスク403bに保存している。しかし、画像ファイルを保存する記憶媒体は、RAM403に限らない。例えば、磁気ディスクや、光学ディスクや、フラッシュメモリや、SSD(Solid State Drive)や、HDD(Hard disk drive)などであってもよい。
なお、本実施形態において、USBメモリ150に画像ファイルを記憶するとしたが、外部記憶装置は、USBメモリに限らない。例えば、外付け磁気ディスクや、外付け光学ディスクや、外付けSSDや、外付けHDDなどであってもよい。
なお、本実施形態において、電子黒板装置と外部機器との接続インターフェイスは、USBとしたが、接続インターフェイスはこれに限らない。例えば、Ethernet(登録商標)、IEEE1394、eSATA(External Serial ATA)、無線LAN、Bluetooth(登録商標)などであってもよい。
また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記憶媒体(ROM又は記憶部)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らず、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよく、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
100 電子黒板装置
102 筆記シート
103 筆記面
107 操作パネル
142 第1のUSBポート
143 第2のUSBポート
144 第3のUSBポート
150 USBメモリ
160 パーソナルコンピュータ
202 モータ
401a 盤面読み取り部
401b 画像ファイル作成部(記憶制御部)
401c RAMディスク制御部(参照制御部)
401d USBメモリ出力部
401e プリンタ出力部(印刷制御部)
403b RAMディスク
特開2008−49594号公報

Claims (5)

  1. 筆記面と、
    前記筆記面上の描画を画像データとして読み取る読取部と、
    前記画像データを記憶する記憶部と、
    前記画像データを外部機器に転送するインターフェイスと、
    前記インターフェイスに前記画像データを記憶する記憶媒体を有する前記外部機器が接続されている場合は、前記外部機器に前記画像データを記憶させて、前記インターフェイスに前記画像データを記憶する記憶媒体を有する前記外部機器が接続されてない場合は、前記記憶部に前記画像データを記憶させる制御を行う記憶制御部と、
    前記画像データの印刷を制御する印刷制御部と、
    前記インターフェイスに前記記憶部を参照可能な前記外部機器が接続された場合であっても、前記読取部が描画の読み取りを開始してから前記印刷制御部が印刷を完了するまで前記外部機器が前記記憶部を参照できない状態にする参照制御部と、
    を備える電子黒板装置。
  2. 前記参照制御部は、前記インターフェイスに前記記憶部を参照可能な前記外部機器として情報処理装置が接続された場合に、前記読取部が描画の読み取りを開始してから前記印刷制御部が印刷を完了するまで前記情報処理装置が前記記憶部を参照できない状態にする、
    請求項1に記載の電子黒板装置。
  3. 前記読取部の前記筆記面上の描画の読み取りに関する操作が入力される操作部と、
    を更に備え、
    前記参照制御部は、前記操作部から操作が入力されないまま一定時間経過した場合に、前記情報処理装置が前記記憶部を参照できない状態にする
    請求項に記載の電子黒板装置。
  4. 前記記憶部は、前記情報処理装置に対して読み取り専用の記憶媒体である、
    請求項2または3に記載の電子黒板装置。
  5. 前記記憶制御部は、前記操作部から操作されないまま一定時間経過した場合に、前記画像データを削除する、
    請求項に記載の電子黒板装置。
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