JP5939101B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置に関する。
近年、半導体装置(LSI)の低消費電力化の要求がより一層強くなってきている。そこで、LSI内部を複数の回路部分(回路ブロック)に分割し、負荷が軽くなった回路は動作周波数を下げて消費電力を低減することが行われる。
図1は、回路部分ごとに動作周波数を変更可能にしたLSIの概略構成と動作を示す図であり、(A)が回路の概略構成を、(B)が動作を示すタイムチャートである。
図1の(A)に示すように、LSI10は、第1回路ブロック11Aおよび第2回路ブロック11Bを含む複数の回路ブロックと、電力制御回路(PMU: Power Management Unit)12と、を有する。PMU12は、第1回路ブロック11Aにはクロックckaを、第2回路ブロック11Bにはクロックckbを供給する。PMU12は、システムクロックclkを分周して動作クロックを発生し、各回路ブロックの負荷状態に対応して指示されるクロックモードに応じて各回路ブロックに供給するクロックckaおよびckbを変化させる。このように、PMU12は、必要な処理速度を維持しながら電力消費を低減するように各回路ブロックを制御する。
図1の(B)は、第1回路ブロック11Aの動作状態の変化例を示す。例えば、第1回路ブロック11Aは、100〜400MHzの動作周波数で動作し、短時間に多量のデータを処理する高負荷状態では400MHzの動作周波数で動作し、比較的長時間に少量のデータを処理する低負荷状態では100MHzの動作周波数で動作する。言い換えれば、第1回路ブロック11Aに供給されるクロックckaは、負荷が大きい場合には高周波数となり、負荷が小さい場合には低周波数となる。第1回路ブロック11Aの消費電力は、400MHzで動作する時の方が、100MHzで動作する時より大きくなる。
同様に、第2回路ブロック11Bは、負荷に応じて50〜200MHzの動作周波数で動作する。
図1に示したLSIは、各回路ブロックに供給するクロック周波数を変化させるが、各回路ブロックに供給する電源電圧は一定(図1の(B)では1.2V)である。
回路ブロックの消費電力は、動作周波数に応じて変化するが、供給される電源電圧に応じても変化する。そこで、回路ブロックの負荷状況に応じて、動作周波数だけでなく、積極的に供給電圧を下げて低電力化するという技術が採用される例が多くなってきている。このような技術はDVFS(Dynamic Voltage and Frequency Scaling)技術と呼ばれる。
図2は、DVFS技術を適用したLSIの概略構成と動作を示す図であり、(A)がLSIの概略構成を、(B)が動作を示すタイムチャートである。
図2の(A)に示すように、LSI10は、第1回路ブロック11Aおよび第2回路ブロック11Bを含む複数の回路ブロックと、PMU12と、VREF発生回路16と、を有する。
第1回路ブロック11Aは、降圧回路(LDO: Low Drop Out regulator)15Aを有する。第2回路ブロック11Bは、LDO回路15Bを有する。VREF発生回路16は、LDO15Aおよび15Bに供給する参照電位VREFを発生する。PMU12は、第1回路ブロック11Aにクロックckaを供給すると共に、供給電圧の制御信号caをLDO15Aに供給する。また、PMU12は、第2回路ブロック11Bにクロックckbを供給すると共に、供給電圧の制御信号cbをLDO15Bに供給する。PMU12は、外部からのDVFSモードで指示される各回路ブロックの負荷状態に応じて供給するクロックの周波数および供給する電圧を変化させ、必要な処理速度を維持しながら電力消費を低減するように各回路ブロックを制御する。
DVFS技術を適用する場合、回路ブロックごとにLSIの外部から電源電圧を印加すると、LSI以外の部品点数が多くなり、コスト増加を招く。そのため、図2の(A)に示すように、LSI10内部に、回路ブロックに対応して降圧回路(LDO)を搭載することにより、外部電源は単一にしてLSI内部で様々な電圧を発生させ、各回路へ必要な電圧を供給する機構を採用するのが一般的である。
図2の(B)は、第1回路ブロック11Aの動作状態の変化例を示す。例えば、第1回路ブロック11Aは、100〜400MHzの動作周波数および0.8V〜1.2Vの供給電圧で動作する。第1回路ブロック11Aは、高負荷状態では、1.2Vの供給電圧および400MHzの動作周波数で動作し、低負荷状態では、0.8Vの供給電圧および100MHzの動作周波数で動作する。
同様に、第2回路ブロック11Bは、負荷に応じて50〜200MHzの動作周波数および0.8V〜1.2Vの供給電圧で動作する。
したがって、PMU12は、外部から指示される各回路ブロックの負荷状態を示すDVFSモードに応じて、各回路ブロックに供給するクロック周波数および供給電圧の制御信号を出力する。具体的には、PMU12は、第1回路ブロック11Aが高負荷状態の時には、400MHzのckaを供給すると共に、供給電圧を1.2VにするようにLDO15Aを制御するcaを供給する。また、PMU12は、第1回路ブロック11Aが低負荷状態の時には、100MHzのckaを供給すると共に、供給電圧を0.8VにするようにLDO15Aを制御するcaを供給する。第2回路ブロック11Bについても同様である。
図2の(B)において、破線は、低負荷状態時に供給電圧を1.2Vに維持した場合を示し、低負荷状態時に供給電圧を1.2Vから0.8Vに変化させることにより、消費電力は1.2Vの場合より33%減少する。
図3は、図1のクロック周波数のみを変化させる場合およびDVFS技術を適用した場合の、第1回路ブロック11Aの負荷に応じたクロック周波数および供給電圧の変化を示す図である。
図3の(A)に示すように、図1のクロック周波数のみを変化させる場合には、供給電圧は1.2Vで固定であり、第1回路ブロック11Aがその負荷を処理できる必要最小限のクロック周波数を図3の(A)のようにクロックモードごとに割り振る。そして、PMU12は、負荷に対応したクロックモードに応じて、第1回路ブロック11Aに供給するクロック周波数を変化させる。具体的には、クロック周波数を、高負荷の時には400MHzに、中負荷の時には200MHzに、低負荷の時には100MHzに、無負荷の時には0MHz(すなわちクロックを供給しない)に、変化させる。
DVFS技術を適用した場合には、負荷に対応したDVFSモードに応じて、第1回路ブロック11Aに供給するクロック周波数を変化させると共に、LDO15Aを制御して供給電圧を変化させる。そのため、図3の(B)に示すように、第1回路ブロック11Aが各クロック周波数で動作できる必要最小限の供給電圧値をDVFSモードごとに割り振る。つまり、第1回路ブロック11Aにかかる負荷状態の変化に応じて、トータルとして低電力化できるように、各DVFSモードでクロック周波数と供給電圧の組合せを設定しておく。具体的には、クロック周波数については、高負荷の時には400MHzに、中負荷の時には200MHzに、低負荷の時には100MHzに、無負荷の時には0MHz(すなわちクロックを供給しない)に、変化させる。そして、供給電圧については、高負荷の時には1.2Vに、中負荷の時には1.0Vに、低負荷の時には0.8Vに、無負荷の時には0.8V以下に、変化させる。
図3の(C)は、横軸をクロック周波数、縦軸を供給電圧とした座標において、上記の制御による制御点を示した図であり、黒丸が図3の(A)のクロック周波数のみを変化させる場合を、白丸が図3の(B)のDVFS技術を適用した場合を示す。範囲Xは、回路が動作可能な範囲を示す。
図3の(C)の回路が動作可能な範囲では、下限の境界線に近いほど消費電力が少ない。そのため、消費電力を低減するには、制御点が動作可能な範囲の下限に近くなるように制御することが望ましい。図3の(A)の供給電圧を1.2Vに固定する場合には、クロック周波数が400MHzの時には制御点が動作可能な範囲の下限に近いが、200MHzおよび100MHzの時には制御点は動作可能な範囲の下限から離れる。
これに対して、DVFS技術を適用した場合には、クロック周波数が200MHzの時に供給電圧が1.0Vに、100MHzの時に供給電圧が0.8Vになり、制御点は動作可能な範囲の下限に近くなる。なお、無負荷の状態では、供給電圧を0Vにし、クロック周波数が0MHz、すなわちクロックを供給しない状態にする。この状態は、動作可能な範囲外であるが、回路ブロックが動作しない状態であり、特に問題を生じない。
上記のように、DVFS技術を適用するには、様々な供給電圧値を生成し、各回路ブロックへ供給する機構が必要であり、LDO15Aおよび15Bが、PMU12の制御に応じて供給電圧値を変化させる。
近年、更なる低電力化のため、図2に示した外部から印加される電源電圧が1.2Vという高い電圧ではなく、0.5V程度という極めて低い電源電圧を印加するようになっており、そのような条件で動作するLDOが望まれている。
図4は、これまで提案されているLDOの回路例を示す図であり、LDOにより電源電圧が供給される回路ブロックを一緒に示している。
図4の(A)は、アナログ型LDO20の回路図である。例えば、図2における第1回路ブロック11Aが回路ブロック11に、LDO15Aがアナログ型LDO20に対応する。アナログ型LDO20は、回路ブロック11に対応して外部に設けられるように示しているが、回路の一部として設けてもよい。
アナログ型LDO15Aは、供給トランジスタ21と、差動アンプ22と、可変抵抗23および24と、を有する。供給トランジスタ21は、電圧VDDの高電位側グローバル電源線25と回路ブロック11のローカル電源線26との間に設けられたPMOSトランジスタであり、ゲートに差動アンプ22の出力GAが印加される。可変抵抗23および24は、ローカル電源線26と電圧VSS(0V)の低電位側電源線27の間に直列に接続され、ローカル電源線26の電圧VDDMAとVSSの分圧を出力する可変分圧回路を形成する。可変抵抗23および24は、DVFSモードに応じて、抵抗値が異なる。言い換えれば、可変分圧回路は、DVFSモードに応じて抵抗比が変更可能である。差動アンプ22は、可変分圧回路の出力する分圧MONAを、図2のVREF発生回路16の出力する参照電位VREFとの差分に応じた出力GAを生成する。なお、参照符号Cは、VDDMAの間の容量を示す。
差動アンプ22は、回路ブロック11への供給電圧VDDMAとVSSの分圧を参照電位VREFと比較し、VDDMAが、回路ブロック11が動作するために必要最小限な電圧値(目標値)より高いか否かをアナログ的に電位比較する。そして、その比較結果に応じて、VDDMAが目標値よりも低ければ、供給トランジスタ21の供給電流量を増やすように出力GAをアナログ的に制御し、VDDMAが目標値よりも高ければ、逆に供給電流量を減らすようにGAをアナログ的に制御する。これにより、VDDMAは、常に目標値に保持される。ここで、目標値が、DVFSモードによって異なるため、上記のように、可変抵抗23および24の抵抗値がDVFSモードに応じて変更され、可変分圧回路の抵抗比が変更可能になっている。したがって、LDO15Aは、DVFSモードごとに設定された目標値に向かってVDDMAを変化させて、目標値に保持するため、動的な供給電圧の変更が実現できる。
アナログ型LDOは、外部から印加される電源電圧VDDが1.2V程度の場合に現在でも広く使用されているLDOである。
しかしながら、近年、消費電力を一層低減するため、電源電圧VDDを0.5V程度に低下することが行われており、VDDMAは0.4V程度になり、VREFは0.25Vに設定する。VDDが0.5Vにも低下すると、LDO15Aを形成するトランジスタの閾値が0.4V〜0.5Vにあるため、サブスレッショルド領域(VDDが閾値以下になる領域)に入り、アナログ的なゲート電位制御を精度良く行うことが困難になってくる。
そこで、デジタル型LDOが提案されている。
図4の(B)は、デジタル型LDO30の回路図であり、LDO30により電源電圧が供給される回路ブロックを一緒に示している。例えば、図2における第1回路ブロック11Aが回路ブロック11に、LDO15Aがデジタル型LDO30に対応する。デジタル型LDO30も、回路ブロック11の一部として設けてよい。
デジタル型LDO30の基本的な構成および動作は、図4の(A)のアナログ型LDO20と同じであるが、次の点が異なる。
(1)供給トランジスタ21が、並列に接続された複数の供給トランジスタ21A、21B、21C、…で形成される。
(2)差動アンプ22が、比較結果を0または1のデジタル値として出力するコンパレータ28で置き換えられる。
(3)コンパレータ28の出力に応じて、複数の供給トランジスタ21A、21B、21C、…のオン・オフを制御するコントローラ29が設けられる。
VDDMAが目標値よりも低ければ、例えばコンパレータ28は0を出力し、コントローラ29は、複数の供給トランジスタ21A、21B、21C、…のオン数を増やして供給電流量を増やすように制御する。逆に、VDDMAが目標値よりも高ければ、コンパレータ28が1を出力し、コントローラ29は、複数の供給トランジスタ21A、21B、21C、…のオン数を減らすことによって供給電流量を減らすように制御する。
このようなデジタル制御に変更することによって、0または1の誤動作を起こさない程度のVDDレベルであればLDOとして動作するようになるため、アナログ型LDOよりも低いVDDで正確に動作する。
特開2011−066791号公報
"0.5-V Input Digital LDO with 98.7% Current Efficiency and 2.7-μA Quiescent Current in 65nm CMOS", Yasuyuki Okuma, et al., Custom Integrated Circuits Conference (CICC), Sep.19-22, 2010 "13% Power Reduction in 16b Integer Unit in 40nm CMOS by Adaptive Power Supply Voltage Control with Parity-Based Error Prediction and Detection (PEPD) and Fully Integrated Digital LDO", Koji Hirairi, et al., International Solid-State Circuits Conference (ISSCC), Feb.19-23, 2012
しかしながら、更にVDDが0.5V以下の低電圧になってくると、コンパレータ28が2つの比較電位の微妙な高低を判断することが困難になってくる領域にかかってくるため、やはり正確な判定が行えないことが問題となる。また、アナログ型LDOやデジタル型LDOに関わらず、電位比較のための参照電位VREFをノイズから保護するための容量素子や、分圧回路を構成する抵抗素子が必要になることも、チップ占有面積の増加という面で問題となっていた。
実施形態によれば、VDDが0.5V以下の低電圧でも正確に動作するDVFS技術を適用した半導体装置が実現される。
発明の第1の観点によれば、半導体装置は、複数の回路部分と、電源電圧を供給するグローバル電源と、複数の回路部分のローカル電源とグローバル電源を接続する複数の電源供給回路と、複数のローカル電源制御回路と、を有する。複数のローカル電源制御回路は、複数の回路部分に対応して設けられ、複数の回路部分のローカル電源の電圧値が所望の値になるように複数の電源供給回路を制御する。複数の電源供給回路のそれぞれは、離散化された複数の供給スイッチを有する。複数のローカル電源制御回路のそれぞれは、電圧モニタ回路と、記憶回路と、比較器と、スイッチ制御回路と、を有する。電圧モニタ回路は、ローカル電源の電圧値の変化に応じて出力の特性値が離散的に変化する。記憶回路は、ローカル電源の電圧値が所望の値の時の電圧モニタ回路の出力の目標特性値を記憶する。比較器は、電圧モニタ回路の出力の特性値と目標特性値を比較する。スイッチ制御回路は、比較器の比較結果に基づいて離散化された複数の供給スイッチのオン数を制御する。
実施形態によれば、低電源電圧でも、各回路部分のローカル電源の電圧値が目標値に対して高いか低いかを正確に判定して、判定結果に基づいて離散化された複数の供給スイッチを正確に制御するので、DVFS技術を安定して実行する半導体装置が実現される。
図1は、回路部分ごとに動作周波数を変更可能にしたLSIの概略構成と動作を示す図であり、(A)が回路の概略構成を、(B)が動作を示すタイムチャートである。 図2は、DVFS技術を適用したLSIの概略構成と動作を示す図であり、(A)が回路の概略構成を、(B)が動作を示すタイムチャートである。 図3は、図1のクロック周波数のみを変化させる場合およびDVFS技術を適用した場合の、第1回路ブロックの負荷に応じたクロック周波数および供給電圧の変化を示す図である。 図4は、これまで提案されているLDOの回路例を示す図である。 図5は、第1実施形態の半導体装置(LSI)の概略構成を示す図である。 図6は、第1実施形態におけるLDOの回路図である。 図7は、LDOにおける制御処理を説明する図である。 図8は、第1実施形態のLSIのLDOにおいて、ROSCおよびカウンタの構成をより詳細に示した図である。 図9は、第1実施形態のLDOのROSC、カウンタ、レジスタおよび比較器の動作例を示すタイムチャートである。 図10は、第1実施形態におけるコントローラの構成および動作を示す図である。 図11は、図10のアップ・ダウン・シフトレジスタAの動作を示すタイムチャートである。 図12は、第2実施形態の半導体装置におけるLDOの回路図である。 図13は、第2実施形態におけるLDOの制御処理を説明する図である。 図14は、第2実施形態のLSIのLDOにおいて、ROSCと、カウンタと、記憶回路と、比較回路と、で形成される部分の構成をより詳細に示した図である。 図15は、第2実施形態におけるコントローラの構成および動作を示す図である。 図16は、図15のコントローラの動作を示すタイムチャートである。 図17は、第3実施形態の半導体装置におけるLDOの回路図である。 図18は、第3実施形態におけるコントローラの構成および動作を示す図である。 図19は、第3実施形態のLDOの動作を示すタイムチャートである。 図20は、第3実施形態のLDOの動作を示すタイムチャートである。
図5は、第1実施形態の半導体装置(LSI)の概略構成を示す図である。
図5に示すように、第1実施形態のLSI10は、第1回路ブロック11Aおよび第2回路ブロック11Bを含む複数の回路ブロックと、PMU12と、を有する。
第1回路ブロック11Aは、降圧回路(LDO: Low Drop Out regulator)40Aを有する。第2回路ブロック11Bは、LDO40Bを有する。PMU12は、第1回路ブロック11Aにクロックckaを供給すると共に、供給電圧の制御信号caをLDO40Aに供給する。また、PMU12は、第2回路ブロック11Bにクロックckbを供給すると共に、供給電圧の制御信号cbをLDO40Bに供給する。PMU12は、外部からのDVFSモードで指示される各回路ブロックの負荷状態に応じて供給するクロックの周波数および供給する電圧を変化させ、必要な処理速度を維持しながら電力消費を低減するように各回路ブロックを制御する。
以上の通り、第1実施形態のLSI10は、図2に示したLSIと類似の構成を有し、VREF発生回路16が設けられていないこと、およびLDO40AおよびLDO40Bの構成がLDO15AおよびLDO15Bとは異なる。LDO40Aを除く第1回路ブロック11A、LDO40Bを除く第2回路ブロック11BおよびPMU12は、図2と同様であるので、説明は省略する。また、LDO40AおよびLDO40Bは、類似の構成を有し、以下LDO40として説明する。
図6は、第1実施形態におけるLDO40の回路図であり、LDO40により電源電圧が供給される回路ブロック11を一緒に示している。以下のLDO40の回路図でも、回路ブロック11を一緒に示す場合がある。LDO40例えば、図5における第1回路ブロック11Aが回路ブロック11に、LDO15AがLDO40に対応する。LDO40は、回路ブロック11の一部として設けてもよい。
第1実施形態におけるLDO40は、複数の供給トランジスタ21A、21B、21C、…と、モニタ回路41と、記憶回路(選択テーブル)42と、比較器43と、コントローラ44と、を有する。
複数の供給トランジスタ21A、21B、21C、…は、電圧VDDの高電位側電源線25と回路ブロック11のローカル電源線26との間に並列に設けられたPMOSトランジスタである。複数の供給トランジスタ21A、21B、21C、…は、ゲートに印加されるコントローラ44からの制御信号によりオン・オフ制御される。回路ブロック11の負荷状態によるが、複数の供給トランジスタ21A、21B、21C、…のオン数が増加すると回路ブロック11のローカル電源線26の電圧VDDMAが上昇し、オン数が減少するとVDDMAが下降するのが基本的な動作である。
モニタ回路41は、ローカル電源線26の電圧VDDMAの変化に応じて出力の特性値が離散的に変化する回路である。例えば図示のように、モニタ回路41は、リングオシレータ(ROSC)51と、ROSC51の出力する発振信号の所定時間におけるパルス数をカウントするカウンタ52と、で形成される。
リングオシレータ(ROSC)51は、インバータとして動作する奇数個のゲートを直列に接続し、最終段の出力を初段に入力するように接続した自己発振する回路であり、1個のゲートの遅延量により発振周波数が決定される。1個のゲートの遅延量は、電源電圧に応じて変化するので、ROSC51の発振周波数は、ローカル電源線26の電圧VDDMAに応じて変化する。ROSC51は、イネーブル信号enableが有効の期間中に発振動作を行い、無効の期間中には発振動作を停止する。
カウンタ52は、ROSC51の出力する発振信号の所定時間におけるパルス数をカウントし、カウント値を出力する。所定時間は、例えば、PMU12から回路ブロック11に供給されるクロックckaの1周期または半周期である。したがって、カウンタ52の出力するカウント値、すなわちモニタ回路41の出力は、ローカル電源線26の電圧VDDMAの変化に応じて離散的に変化する。言い換えれば、モニタ回路41の出力は、VDDMAに応じて変化するデジタル値である。
以上のように、モニタ回路41の出力は、VDDMAに応じて離散的に変化するデジタル値であり、コンパレータ等によるアナログ信号の処理を行うこと無しに、デジタル処理で電圧値VDDMAを判定できることになる。図6では、ROSC51とカウンタ52で形成したモニタ回路41の例を示したが、VDDMAに応じて離散的に変化するデジタル値を出力する回路であれば、どのようなモニタ回路を使用してもよい。
記憶回路42は、VDDMAが目標値である時にモニタ回路41が出力するカウント値をテーブル設定値(基準カウント数)として記憶している。DVFS制御によりVDDMAを複数の異なる目標値になるように制御する場合には、記憶回路42は、DVFS制御信号に対応して複数のテーブル設定値をテーブル形式で記憶し、DVFS制御信号に応じて対応するテーブル設定値を出力する。
比較器43は、モニタ回路41の出力するカウント値が、記憶回路42の出力するテーブル設定地より大きいか小さいかを判定し、0または1の判定結果cntをコントローラに出力する。
コントローラ44は、モニタ回路41の出力するカウント値がテーブル設定値より小さい場合、すなわちVDDMAがDVFS制御で目標とする電圧値より低い場合には、複数の供給トランジスタ21A、21B、21C、…のオン数を1個増加する。また、コントローラ44は、モニタ回路41の出力するカウント値がテーブル設定値より大きい場合、すなわちVDDMAがDVFS制御で目標とする電圧値より高い場合には、複数の供給トランジスタ21A、21B、21C、…のオン数を1個減少する。コントローラ44は、以上の動作を、イネーブル信号enableが有効である期間中に、クロックckaに同期して行う。
複数の供給トランジスタ21A、21B、21C、…のオン数が1個増加するとVDDMAが上昇し、1個減少するとVDDMAが下降する。したがって、クロックckaに応じて上記の動作を繰り返すことにより、VDDMAは目標値に近づき、それ以後VDDMAが安定した場合には、複数の供給トランジスタ21A、21B、21C、…のオン数の1個増加と1個減少が繰り返される。
図7は、LDO40における制御処理を説明する図である。図7において、横軸は電源電圧VDDMAであり、縦軸はROSC51の発振周波数である。ROSC51の発振周波数は、VDDMAに対して単純に増加する関係を有する。図7では説明を容易にするために、ROSC51の発振周波数とVDDMAの間に正比例の関係があるように示している。例えば、0.4VがVDDMAの目標値であり、その時のROSC51の発振周波数に対応するカウンタ52のカウント値を記憶回路42のテーブル(table)設定値として記憶しておく。
イネーブル信号enableが有効になると、ROSC51が発振動作を開始し、カウンタ52はckaの1周期または半周期あたりのROSC51のパルス数のカウント値を出力する。比較器43が、カウント値がテーブル設定値より低いと判定した場合には、コントローラ44は、複数の供給トランジスタ21A、21B、21C、…のオン数を1個増加させる。これによりVDDMAは上昇する。ckaの次の周期でのカウント値が依然テーブル設定値より低い場合には、複数の供給トランジスタ21A、21B、21C、…のオン数が1個増加される。このような動作を繰り返してVDDMAは0.4Vまで上昇する。VDDMAが0.4Vを超えて上昇すると、カウント値はテーブル設定値より高くなる。そのため、比較器43が、カウント値がテーブル設定値より高いと判定し、コントローラ44は、複数の供給トランジスタ21A、21B、21C、…のオン数を1個減少させる。以下、このような動作を繰り返す。最初のカウント値がテーブル設定値より高い場合には上記と逆の動作が行われる。
なお、カウンタ52がROSC51の発振パルスをカウントしてから、複数の供給トランジスタ21A、21B、21C、…のオン数が増加または減少して、VDDMAが変化し、ROSC51の発振周波数が変化するまで時間遅延が存在する。そのため、後述するように、第1実施形態では、ckaの前半半周期でカウントを行い、後半半周期で供給トランジスタのオン数を制御している。しかし、カウンタ52のカウント動作を、ckaの2周期に1回、1周期の間行い、コントローラ44による制御動作をckaの2周期に1回行い、カウント動作と1周期ずらして行うようにしてもよい。
さらに、記憶回路42が複数の異なるテーブル設定値をテーブル形式で記憶している場合には、記憶回路42が、DVFS制御信号に応じて選択したテーブル設定値を出力し、上記と同様の動作を行う。
以上のように、LDO40における処理はすべてデジタル信号処理で行われる。すなわち、図4の(B)に示したデジタル型LDO30と比較すると、2つのアナログ的な電位を比較するためのコンパレータ28が不要になり、デジタル信号の大小比較になるため、より低電圧動作が可能なLDOが形成される。また、比較対象となる電位をノイズから保護するための容量素子や、可変分圧回路を構成するための抵抗素子が不要になるため、チップ占有面積を減らせるという効果がある。
図8は、第1実施形態のLSI10のLDO40において、ROSC51およびカウンタ52の構成をより詳細に示した図であり、供給トランジスタを除いた部分を示している。
ROSC51は、VDDMAを高電位側電源とし、VSSを低電位側電源とするインバータおよびNANDゲートで形成される。1個のNANDゲートを初段とし、4個のインバータを直列に接続し、最終段のインバータの出力がNANDゲートの一方に入力されると共に、カウンタ52に発振クロックcclkとして入力する。NANDゲートの他方には、イネーブル信号enableが入力される。enableが有効(高(H))の場合には、NANDゲートはインバータとして動作し、5段のインバータがリング状に接続されたリングオシレータが形成され、自己発振する。enableが無効(低(L))の場合には、NANDゲートの出力は変化しないので、発振は停止する。例えば、LDO40を停止する際にはROSC51を発振させる必要がないので、ROSC51による無駄な消費電力を抑制するために、enableを無効にして発振を停止する。
カウンタ52は、ROSC51が、基準時間内に何回の発振クロックcclkを出力するかをカウントする。ここでは、基準時間は、PMU12から供給される基準クロックckaの1周期である。カウンタ52は、ckaの後半周期(cka=L)でcclkのカウント動作を行い、前半周期(cka=H)に入る時にカウント値をレジスタ(register)53に記憶し、前半周期でカウント値がリセットされる。なお、図8では、レジスタ53は、カウンタ52の外に設けられているが、カウンタ52内に設けてもよい。前半周期の間に、比較器43は、レジスタ53のカウント値を記憶回路42から出力されるテーブル設定値と比較し、コントローラ44は、比較結果に基づいて供給トランジスタのオン数を増減する。
図9は、第1実施形態のLDO40のROSC51、カウンタ52、レジスタ53および比較器43の動作例を示すタイムチャートである。このタイムチャートは、ROSC51、カウンタ52、レジスタ53および比較器43の動作を示すもので、コントローラ44による判定結果に基づくVDDMAへのフィードバックは反映されていない。図9では、最初VDDMAが高く、その後VDDMAが低下し、さらにVDDMAが再び上昇したと仮定した場合の動作を示す。テーブル設定値は「95」に設定されており、レジスタ53のカウント値が95より小さければ判定結果cntは0になり、カウント値が95より大きければ判定結果cntは1になる。
イネーブル信号enableが無効(L)の間、ROSC51は停止しているので、発振クロックcclkはHに固定であり、カウント値は0であり、判定結果cntは0である。イネーブル信号enableが有効(H)に変化すると、ROSC51は発振動作を開始するが、発振周波数はすぐには増加しないので、カウント値が増加するまでckaの数周期を要する。図9において発振クロックcclkの一部を拡大して示したように、cclkは高周波の発振信号である。図9では、カウント値は、80、100、105と増加する。カウント値が100になると、判定結果cntは1に変化する。ここで、カウント値は一時的に103になるが、再び105になる。カウント値が103から105に変化する時のカウンタ52のカウント値およびレジスタ53の値の変化を拡大して示している。レジスタ53には前のカウント値103が保持されており、カウンタ52のカウント値が105になった時に、基準クロックckaが立ち上がり、レジスタ53は新たなカウント値105をラッチする。以下、同様の動作を繰り返す。この間、判定結果cntは1を維持する。
VDDMAが低下すると、カウント値は、85、65と減少する。図9において発振クロックcclkの一部を拡大して示したように、この場合のcclkは、上記のcclkに比べて低周波の発振信号である。カウント値が85になると、判定結果cntは0に変化する。ここで、カウント値は65の後、65付近で変化する。カウント値が63から65に変化する時のカウンタ52のカウント値およびレジスタ53の値の変化を拡大して示している。レジスタ53には前のカウント値63が保持されており、カウンタ52のカウント値が65になった時に、基準クロックckaが立ち上がり、レジスタ53は新たなカウント値65をラッチする。以下、同様の動作を繰り返す。この間、判定結果cntは0を維持する。その後、VDDMAが上昇し、カウント値が95以上になると、判定結果cntは再び1に変化する。
図10は、コントローラ44を示す図である。図10の(A)は、コントローラ44の構成例を示し、複数(ここでは7個)の供給トランジスタ21A〜21Gを合わせて示している。図10の(B)は、アップ・ダウン・シフトレジスタ44Aの動作を示す図である。
図10の(A)の構成例では、コントローラ44は、公知のアップ・ダウン・シフトレジスタ(Up/down shift register)44Aで実現される。アップ・ダウン・シフトレジスタ44Aは、図10の(B)に示すように、イネーブル信号enableが有効(1)の間、ckaの立ち上がりで、cntが0であればオンにする供給トランジスタを1個増加し、cntが1であればオンにするトランジスタを1個減少する。具体的には、供給トランジスタ21A〜21GはPMOSトランジスタであり、アップ・ダウン・シフトレジスタ44Aの出力が0であればオンし、1であればオフする。アップ・ダウン・シフトレジスタ44Aは、左側の出力が0で、右側の出力が1で、0と1に変化する位置を、cntが0であれば右側にシフトし、cntが1であれば左側にシフトする。さらに、アップ・ダウン・シフトレジスタ44Aは、イネーブル信号enableが無効(0)になると、すべての出力を1にリセットし、供給トランジスタ21A〜21Gをすべてオフにする。
図11は、図10のアップ・ダウン・シフトレジスタ44Aの動作を示すタイムチャートである。
イネーブル信号enableが無効(0)の時は、アップ・ダウン・シフトレジスタ44Aの出力はすべて1にリセットされる。したがって、供給トランジスタ21A〜21Gはすべてオフであり、VDDMAはVSS(0V)に近い状態になる。
イネーブル信号enableが1になると、ROSC51が発振を開始するが、VDDMAは目標値から低いので、発振周波数は低く、cnt=0であるから、ckaの立ち上がりエッジの度にアップ・ダウン・シフトレジスタ44Aの値がインクリメント(+1)される。これにより、供給トランジスタのオン数が増加し、VDDMAが上昇していき、目標値を超えた時に、cnt=1に変化することによって、アップ・ダウン・シフトレジスタ44Aの値がデクリメント(−1)され、供給トランジスタのオン数を減らす。それに伴い、VDDMAが下降に転ずる。さらに、VDDMAが目標値よりも下がると、再びcnt=0に変化し、アップ・ダウン・シフトレジスタ44Aの値がインクリメント(+1)され、供給トランジスタのオン数を増やす。この動作を繰り返すことでVDDMAは目標値付近に保持される。
図12は、第2実施形態の半導体装置におけるLDO40の回路図である。第2実施形態の半導体装置は、図5に示した第1実施形態の半導体装置の全体構成と類似した構成を有し、LDOの部分が異なる。
第1実施形態におけるLDO40は、記憶回路42がDVFS制御信号に応じて1つのテーブル設定値を出力した。これに対して、第2実施形態におけるLDO40は、2個の記憶回路42Aおよび42Bを有し、DVFS制御信号に応じて、記憶回路42Aが1個の上位側(STH)設定値を、記憶回路42Bが1個の下位側(STL)設定値を出力する。STL設定値<STH設定値である。そして、比較器43は、モニタ回路41の出力する所定時間におけるROSC51の出力パルス数を、STH設定値およびSTL設定値とそれぞれ比較し、2つの比較結果cntHおよびcntLを出力する。コントローラは、cntHおよびcntLの両方が0の時に供給トランジスタのオン数を増加させ、cntHおよびcntLの両方が1の時に供給トランジスタのオン数を減少させる。そして、それ以外の場合、すなわちcntH=0およびcntL=1の時は、コントローラは、供給トランジスタのオン数を維持する(変化させない)。他の部分は、第1実施形態のLDOと同じである。
図13は、第2実施形態におけるLDO40における制御処理を説明する図であり、図7に対応する図である。例えば、VDDMAを0.40Vと0.42Vの間になるように制御することが目標であるとする。そして、STL設定値およびSTH設定値を、0.40Vおよび0.42Vの時のROSC51の発振周波数に対応するカウンタ52のカウント値に対応して決定し、記憶回路42Aおよび42Bのテーブル(table)設定値として記憶しておく。STL設定値およびSTH設定値は、上記のように設定するので、STL設定値<STH設定値である。
比較器43が、カウンタ52のカウント値がSTL設定値より低いと判定した場合には、コントローラ44は、複数の供給トランジスタ21A、21B、21C、…のオン数を1個増加させる。この時、STL設定値<STH設定値であるから、比較器43は、カウンタ52のカウント値がSTL設定値より低いと判定する。これによりVDDMAは上昇する。ckaの次の周期でのカウント値が依然STL設定値より低い場合には、複数の供給トランジスタ21A、21B、21C、…のオン数が1個増加される。このような動作を繰り返してVDDMAは0.4Vまで上昇する。
比較器43が、カウンタ52のカウント値がSTH設定値より高いと判定した場合には、コントローラ44は、複数の供給トランジスタ21A、21B、21C、…のオン数を1個減少させる。この時、STL設定値<STH設定値であるから、比較器43は、カウンタ52のカウント値がSTL設定値より高いと判定する。これによりVDDMAは下降する。ckaの次の周期でのカウント値が依然STH設定値より高い場合には、複数の供給トランジスタ21A、21B、21C、…のオン数が1個減少される。このような動作を繰り返してVDDMAは0.42Vまで下降する。
比較器43が、カウンタ52のカウント値がSTL設定値より高く、STH設定値より低いと判定した場合には、コントローラ44は、複数の供給トランジスタ21A、21B、21C、…のオン数を維持する。
以下、このような動作を繰り返す。これにより、VDDMAは、0.40Vと0.42Vの間に維持される。
図14は、第2実施形態のLSIのLDO40において、ROSC51と、カウンタ52と、記憶回路42Aおよび42Bと、比較回路43と、で形成される部分の構成をより詳細に示した図である。
ROSC51、カウンタ52およびレジスタ53は、図8の第1実施形態と同じであるので、説明は省略する。2個の記憶回路42Aおよび43Bは、DVFS制御信号に応じて、それぞれSTH設定値およびSTL設定値を出力する。第2実施形態でも、記憶回路42Aおよび43Bは、それぞれDVFSに対応してテーブル形式で複数のSTH設定値およびSTL設定値を記憶しており、DVFSに応じて対応するSTH設定値およびSTL設定値を出力する。
比較回路43は、2個の比較器43Aおよび43Bを含む。比較器43Aは、レジスタ(register)53の出力するカウント値が、記憶回路42Aの出力するSTH設定値より大きい場合にはcntH=1を、STH設定値より小さい場合にはcntH=0を、出力する。
図15は、第2実施形態におけるコントローラ44を示す図であり、図15の(A)がコントローラ44の構成例を示し、図15の(B)は、アップ・ダウン・シフトレジスタ44Bの動作を示す図である。
図15の(A)の構成例では、コントローラ44は、アップ・ダウン・シフトレジスタ(Up/down shift register)44Bと、クロックゲート45と、で形成される。クロックゲート45は、イネーブル信号enable=1、cntLおよびcntH=0またはcntLおよびcntH=1の時にはckaを通過させ、enable=1、cntL=1およびcntH=0の時には停止状態になりckaを遮断する。したがって、クロックゲート45の出力cka’は、enable=1、cntLおよびcntH=0またはcntLおよびcntH=1の時にはckaであり、enable=1、cntL=1およびcntH=0の時には固定で変化しない。
アップ・ダウン・シフトレジスタ44Bは、イネーブル信号enableが有効(1)の間、ckaの立ち上がりで、cntLおよびcntH=0であればオンにする供給トランジスタを1個増加し、cntLおよびcntH=1であればオンにするトランジスタを1個減少する。さらに、アップ・ダウン・シフトレジスタ44Bは、イネーブル信号enableが有効(1)の間、cntL=1およびcntH=0であれば、ckaが供給されないので、シフト状態を維持する。
さらに、アップ・ダウン・シフトレジスタ44Bは、イネーブル信号enableが無効(0)になると、すべての出力を1にリセットし、供給トランジスタ21A〜21Gをすべてオフにする。この時、アップ・ダウン・シフトレジスタ44Bにクロックckaを供給する必要が無いので、クロックゲート45は、停止状態、すなわちckaを遮断してもよい。
図16は、図15のコントローラ44の動作を示すタイムチャートである。
イネーブル信号enableが無効(0)の時は、アップ・ダウン・シフトレジスタ44Bの出力はすべて1にリセットされる。したがって、供給トランジスタ21A〜21Gはすべてオフであり、VDDMAはVSS(0V)に近い状態になる。この時、図16では、クロックゲート45は停止状態にあり、cka’は固定であるように示されている。
イネーブル信号enableが1になると、ROSC51が発振を開始するが、VDDMAは目標値から低いので、発振周波数は低く、cntL=0およびcntH=0である。そのため、ckaの立ち上がりエッジの度にアップ・ダウン・シフトレジスタ44Bの値がインクリメント(+1)される。これにより、供給トランジスタのオン数が増加し、VDDMAが上昇していき、目標値(0.40V)を超える。この時、cntL=1に変化するが、cntH=0を維持するので、クロックゲート45はckaを遮断し、アップ・ダウン・シフトレジスタ44Bの値が維持され、供給トランジスタのオン数も維持される。
また、VDDMAが上位側目標値0.42Vを超えると、cntL=1およびcntH=1に変化するので、クロックゲート45はckaを通過させる。アップ・ダウン・シフトレジスタ44Bは、cntL=1およびcntH=1であるので、値をデクリメント(−1)し、供給トランジスタのオン数を減らす。それに伴い、VDDMAが下降に転じ、VDDMAが上位側目標値0.42Vよりも下がると、再びcntH=0に変化し、アップ・ダウン・シフトレジスタ44Bの値が維持され、供給トランジスタのオン数も維持される。このような動作を繰り返すことにより、VDDMAは、下位側目標値0.40Vと上位側目標値0.42Vの間に保持される。
第2実施形態では、第1実施形態においてVDDMAの目標値付近で生じる供給トランジスのオン数の不要な増減による電圧リプル(変動)を除去でき、クロックゲート45の機能によってアップ・ダウン・シフトレジスタ44A等の制御系の電力を削減できる。
次に、第3実施形態の半導体装置について説明する。第3実施形態の半導体装置は、図5に示した第1実施形態の半導体装置の全体構成と類似した構成を有するが、回路ブロック11へのクロックckaの供給が不要な場合にはckaの供給を停止するようにクロックゲートを設けたことが、第1実施形態と異なる。これにより、半導体装置(LSI)の一層の低消費電力化を図ることができる。
図17は、第3実施形態の半導体装置におけるLDO40の回路図である。参照番号61で示す部分が、回路ブロック11へのクロックckaの供給を制御するクロックゲートであり、ゲーティング信号gating=1の時には、回路ブロック11へクロックckaaを供給し、gating=0の時にはckaaの供給を停止する。第3実施形態のLDO40では、コントローラ44が、このゲーティング信号gatingに応じて複数の供給スイッチのオン数を制御する。
図18は、第3実施形態におけるコントローラ44を示す図であり、図18の(A)がコントローラ44の構成例を示し、図18の(B)は、アップ・ダウン・シフトレジスタ44Cの動作を示す図である。
図18の(A)の構成例では、コントローラ44は、アップ・ダウン・シフトレジスタ(Up/down shift register)44Cで実現される。
図18の(B)に示すように、アップ・ダウン・シフトレジスタ44Cは、ゲーティング信号gatingの0から1への遷移時に、すべての出力を0にリセットする。これにより、回路ブロック11へのクロックckaaの供給が停止している状態から供給する状態に切り替わる瞬間だけ、すべての供給トランジスタ21A〜21Gをすべてオンにして、VDDMAを一旦電源電圧VDDレベルまで上昇させる。言い換えれば、第3実施形態では、LDO40が、ゲーティング信号gatingの0から1への遷移時に、一瞬供給トランジスタ21A〜21Gをすべてオンにする全開機能を有する。
第3実施形態のLDO40は、 ゲーティング信号gatingが0または1である時および1から0への遷移時は、第1実施形態のアップ・ダウン・シフトレジスタ44Aと同様に動作する。
図19および図20は、第3実施形態のLDOの動作を示すタイムチャートである。
イネーブル信号enableが無効(0)の時は、アップ・ダウン・シフトレジスタ44Cの出力はすべて1にリセットされる。したがって、供給トランジスタ21A〜21Gはすべてオフであり、VDDMAはVSS(0V)に近い状態になる。図19では、ゲーティング信号gatingもイネーブル信号enableと同じように変化する場合を示している。
図19に示すように、イネーブル信号enableおよびがゲーティング信号gating1になると、アップ・ダウン・シフトレジスタ44Cの出力はすべて0にリセットされ、供給トランジスタ21A〜21Gはすべてオンする。これにより、VDDMAは、VSS(0V)から電源電圧VDD(0.5V)に急速に上昇する。これに応じて、ROSC51が発振し、VDDMAは目標値より高いので、発振周波数は高く、cnt=1であるから、ckaの立ち上がりエッジの度にアップ・ダウン・シフトレジスタ44Cの値がデクリメント(−1)される。これにより、供給トランジスタのオン数が減少し、VDDMAが下降していき、目標値を超えた時に、cnt=0に変化することによって、アップ・ダウン・シフトレジスタ44Cの値がインクリメント(+1)され、供給トランジスタのオン数を増加させる。以上の動作は、第1実施形態の場合と同じである。この動作を繰り返すことでVDDMAは目標値付近に保持される。
図20は、イネーブル信号enableは1に固定であるが、途中でゲーティング信号gating=0にして、回路ブロック11へのクロックckaaの供給を停止した場合の動作例を示す。ゲーティング信号gating=0にしても回路ブロック11への電源供給は継続され、VDDMAは目標値(0.4V)付近に維持される。
この状態で、ゲーティング信号gating=1に変化させると、回路ブロック11の負荷が急増して、VDDMAが急激に低下する。図20の最下部に示したように、第1実施形態のLDOの場合であれば、一旦VDDMAが急激に低下した後、アップ・ダウン・シフトレジスタ44Aの値がインクリメントされ、VDDMAは1レベルずつ上昇する。したがって、VDDMAが目標レベルに到達するまでには時間を要することになり、その間回路ブロック11が正常に動作しない場合が起こり得る。
これに対して、第3実施形態は、ゲーティング信号gatingが0から1に変化すると、アップ・ダウン・シフトレジスタ44Cの値はすべて0になるので、すべての供給トランジスタがオンし、VDDMAは電源電圧VDD近くになる。その後、VDDMAは徐々に目標値に近づく。このように、回路ブロック11の電源電圧VDDMAは、高くなることはあっても低くはならないので、回路ブロック11は正常に動作する。
以上の通り、第3実施形態では、回路ブロックへのクロック供給が停止している低負荷状態から、クロック供給が開始された瞬間に、回路ブロック11の消費電力が急激に増加することによってVDDMAが急降下するという問題を抑制できる。
以上、第1から第3実施形態を説明したが、例えば、第2実施形態と第3実施形態の構成を組み合わせることも可能であり、これにより、第2実施形態と第3実施形態の利点の両方が得られる。さらに、第3実施形態では、イネーブル信号enableとゲーティング信号gatingの両方の役割を兼ねて1つの制御信号にまとめてもよい。
以上説明した実施形態では、外部から電源電圧を投入され、内部回路に供給する電圧を可変にできるLDOを搭載する半導体装置において、アナログ的な比較回路を不要にする。これにより、電源電圧がトランジスタの閾値付近となる0.5V程度の低電圧条件になってもLDO動作が可能になる。さらに、実施形態では、比較対象となるアナログ電位をノイズから保護するための大きな容量素子や、可変分圧回路を構成するための大きな抵抗素子が不要になるため、チップ占有面積を減らせる。
以上、実施形態を説明したが、ここに記載したすべての例や条件は、発明および技術に適用する発明の概念の理解を助ける目的で記載されたものである。特に記載された例や条件は発明の範囲を制限することを意図するものではなく、明細書のそのような例の構成は発明の利点および欠点を示すものではない。発明の実施形態を詳細に記載したが、各種の変更、置き換え、変形が発明の精神および範囲を逸脱することなく行えることが理解されるべきである。
10 半導体装置(LSI)
11 回路ブロック
11A 第1回路ブロック
11B 第2回路ブロック
12 電力制御回路
21A−21G 供給スイッチ
40 降圧回路(LDO)
40A 第1降圧回路
40B 第2降圧回路
41 モニタ回路
42 記憶回路
43 比較器
44 スイッチ制御回路(コントローラ)

Claims (9)

  1. 複数の回路部分と、
    電源電圧を供給するグローバル電源と、
    前記複数の回路部分のローカル電源と前記グローバル電源を接続する複数の電源供給回路と、
    前記複数の回路部分に対応して設けられ、前記複数の回路部分の前記ローカル電源の電圧値が所望の値になるように前記複数の電源供給回路を制御する複数のローカル電源制御回路と、を備え、
    前記複数の電源供給回路のそれぞれは、離散化された複数の供給スイッチを備え、
    前記複数のローカル電源制御回路のそれぞれは、
    前記ローカル電源の電圧値の変化に応じて出力の特性値が離散的に変化する電圧モニタ回路と、
    前記ローカル電源の電圧値が所望の値の時の前記電圧モニタ回路の出力の目標特性値を記憶する記憶回路と、
    前記電圧モニタ回路の出力の特性値と前記目標特性値を比較する比較器と、
    前記比較器の比較結果に基づいて前記離散化された複数の供給スイッチのオン数を制御するスイッチ制御回路と、を備え
    前記電圧モニタ回路は、
    出力信号が計数可能な2値信号であり、前記ローカル電源の電圧値の変化に応じて前記出力信号の特性が変化するデジタルモニタ回路と、
    前記デジタルモニタ回路の前記出力信号を計数し、計数値を前記特性値として出力するカウンタと、を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記デジタルモニタ回路は、リング発振器であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記記憶回路は、前記ローカル電源の電圧値が前記所望の値の時の前記リング発振器が出力する発振クロック数を記憶していることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記離散化された複数の供給スイッチは、離散化された複数のMOSトランジスタで形成されることを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の半導体装置。
  5. 前記スイッチ制御回路は、
    前記比較器が、前記ローカル電源の電圧値が前記所望の値より小さいと判断した場合には、前記離散化された複数の供給スイッチのオン数が増加するように制御し、
    前記比較器が、前記ローカル電源の電圧値が前記所望の値以上と判断した場合には、前記離散化された複数の供給スイッチのオン数を減少するように制御することを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の半導体装置。
  6. 前記記憶回路は、前記ローカル電源の電圧値が前記所望の値を含む所定の範囲の上限と下限の時の前記リング発振器が出力する上限発振クロック数および下限発振クロック数を記憶しており、
    前記比較器は、前記電圧モニタ回路の特性値が、前記下限発振クロック数より小さいか、前記上限発振クロック数より大きいか、前記下限発振クロック数以上で前記上限発振クロック数以下の範囲内であるかを判定し、
    前記スイッチ制御回路は、
    前記比較器が、前記電圧モニタ回路の特性値が、前記下限発振クロック数より小さいと判断した場合には、前記離散化された複数の供給スイッチのオン数を増加させ、
    前記比較器が、前記電圧モニタ回路の特性値が、前記上限発振クロック数より大きいと判断した場合には、前記離散化された複数の供給スイッチのオン数を減少させ、
    前記比較器が、前記電圧モニタ回路の特性値が、前記下限発振クロック数以上で前記上限発振クロック数以下の範囲内であると判断した場合には、前記離散化された複数の供給スイッチのオン数を維持するように制御することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  7. 前記スイッチ制御回路は、対応する前記回路部分に急激な動作変化が発生した時には、前記離散化された複数の供給スイッチを全てオンにするように制御することを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の半導体装置。
  8. 前記回路部分に急激な動作変化は、クロック停止状態から供給状態に移行する瞬間であることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記スイッチ制御回路は、対応する前記回路部分を停止する場合には、前記離散化された複数の供給スイッチを全てオフにすることを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の半導体装置。
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