JP5938729B2 - シート製造装置、繊維径測定装置、および、繊維径測定方法 - Google Patents

シート製造装置、繊維径測定装置、および、繊維径測定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5938729B2
JP5938729B2 JP2013109739A JP2013109739A JP5938729B2 JP 5938729 B2 JP5938729 B2 JP 5938729B2 JP 2013109739 A JP2013109739 A JP 2013109739A JP 2013109739 A JP2013109739 A JP 2013109739A JP 5938729 B2 JP5938729 B2 JP 5938729B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
fiber diameter
information
light
visible light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013109739A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014227632A (ja
Inventor
和宜 石川
和宜 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2013109739A priority Critical patent/JP5938729B2/ja
Publication of JP2014227632A publication Critical patent/JP2014227632A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5938729B2 publication Critical patent/JP5938729B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

電界紡糸法により得られる繊維を堆積してシートを製造するシート製造装置、および、製造されたシートにおける繊維の繊維径を測定する装置、および、繊維径を測定する方法に関する。
不織布などのシートにおいて、シートの目付・厚さ・繊維径などは製造されるシートの品質の指標となる。
しかし、電界紡糸法(エレクトロスピニング)により得られるサブミクロンオーダーやナノオーダーの繊維径であるいわゆるナノファイバを堆積させて製造されるシートの目付やシートにおけるナノファイバの繊維径を製造過程において(製造中に)オンラインで測定することは非常に困難であると考えられている。
従来、ナノファイバを堆積したシートにおけるナノファイバの具体的な繊維径の測定方法としては、完成品のシートを切り取った一部を顕微鏡で観察して繊維径を測定する方法などが採用されている。しかしながら、この方法では、シートを切り取らなければならないため、製造中のシートの繊維径をオンラインで測定することはできない。
一方、特許文献1には、レーザ光を用いて1本の繊維の繊維径を測定する方法が記載されている。また、特許文献2には、赤外線を用いてシートの膜厚を測定する方法が記載されている。
特開2002−107121号公報 特開2005−164251号公報
ところが、レーザ光で繊維径を測定する方法では、シートを構成しているナノファイバの繊維径をシートの状態のまま測定することは不可能と考えられる。また、赤外線の反射を測定する方法では、シートの膜厚しか測定できず、しかも、不織布である場合、測定誤差が大きいと推察される。
本願発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、シートを構成する繊維の繊維径をシートの製造後ばかりでなくシートの製造中であっても、当該シートを構成する繊維の繊維径を測定することのできるシート製造装置、繊維径測定装置、繊維径測定方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明にかかるシート製造装置は、電界紡糸法により得られる繊維を堆積させて移送方向である第一方向に送り、シートを製造するシート製造装置であって、複数の波長を含む可視光を前記シートに照射する可視光照射手段と、前記可視光照射手段により照射された可視光が前記シートで反射した反射光、または、前記シートを透過した透過光を撮像素子を用いて受光するカラーカメラと、前記可視光照射手段、および、前記カラーカメラを堆積されて第一方向に送られる前記シートに対し第一方向に相対的に移動させる第一移動手段と、前記カラーカメラから取得した複数の波長毎の光の強度情報を含む受光情報と、予め取得した複数の前記波長に対応する基準強度情報を含む基準情報とを比較することにより前記シートにおける前記繊維の繊維径に関する相対的な情報を作成する繊維径情報作成部とを備えることを特徴とする。
これによれば、製造中のシートに対し非破壊でシートを構成する繊維の繊維径を測定することができる。従って、シートの製造過程において繊維径の変化を相対的に把握することができ、シートの品質の一指標である繊維径の推移をモニタリングすることができる。
また、繊維径情報作成部は、前記受光情報と前記基準情報との差分と繊維径との関係を示す対応情報を取得し、前記受光情報と前記基準情報との差分に基づき繊維径に関する絶対的な情報を作成してもよい。
これによれば、繊維径の相対的な推移ばかりでなく、繊維径を絶対的な情報で評価することができるため、ロットの異なるシートの間における品質の相違点の評価などを適切に行うことが可能となる。
また、前記シートで反射した反射光を受光する場合には、前記可視光照射手段は、前記カラーカメラの周囲に環状に配置されるものでもよい。
これによれば、できる限り多くの可視光をシートに反射させて、多くの反射光をカラーカメラで受光することができ、測定精度の向上を図ることが可能となる。また、可視光照射手段とカラーカメラとを一つのユニットとしてコンパクトに構成することが可能となる。
さらに、前記可視光照射手段、および、前記カラーカメラを前記シートに対し前記第一方向と交差する前記シートの面方向沿いの第二方向に相対的に移動させる第二移動手段を備えてもよい。
これによれば、製造中のシートの第二方向(例えば幅方向)の繊維径の分布を測定することが可能となる。従って、シートの製造過程において繊維径の幅方向の分布の変化を測定し、測定結果をシートの製造条件などにフィードバックして目付の幅方向の分布が安定したシートを製造することが可能となる。
また、上記目的を達成するために、本願発明に係る繊維径測定装置は、電界紡糸法により得られる繊維を堆積させて製造されたシートにおける前記繊維の繊維径を測定する装置であって、複数の波長を含む可視光を前記シートに照射する可視光照射手段と、前記可視光照射手段により照射された可視光が前記シートで反射した反射光、または、前記シートを透過した透過光を撮像素子を用いて受光するカラーカメラと、前記カラーカメラから取得した複数の波長毎の光の強度情報を含む受光情報と、予め取得した複数の前記波長に対応する基準強度情報を含む基準情報とを比較することにより前記シートにおける前記繊維の繊維径に関する相対的な情報を作成する繊維径情報作成部とを備えることを特徴とする。
これによれば、サブミクロンオーダーやナノオーダーの繊維径の繊維で形成されるシートに対し非破壊で繊維径を測定することができる。従って、製造過程のシートや製造済みのシートに対しシートを構成する繊維の繊維径を相対的に把握することができ、シートの品質の一指標である繊維径のシート内の分布やロット間の違いを測定することが可能となる。
また、繊維径情報作成部は、前記受光情報と前記基準情報との差分と繊維径との関係を示す対応情報を取得し、前記受光情報と前記基準情報との差分に基づき繊維径に関する絶対的な情報を作成してもよい。
これによれば、シートを構成する繊維の繊維径を絶対的な情報で評価することができるため、過去に製造されたシートと新しく製造されたシートとの間における品質の相違点の評価などを適切に行うことが可能となる。
また、上記目的を達成するために、本願発明に係る繊維径測定方法は、電界紡糸法により得られる繊維を堆積させて製造されたシートにおける前記繊維の繊維径を測定する繊維径測定方法であって、複数の波長を含む可視光を前記シートに対し相対的に移動する可視光照射手段により前記シートに照射し、前記可視光照射手段により照射された可視光が前記シートで反射した反射光、または、前記シートを透過した透過光を前記シートに対し相対的に移動する撮像素子を有するカラーカメラで受光し、前記カラーカメラから取得した複数の波長毎の光の強度情報を含む受光情報と、予め取得した複数の前記波長に対応する基準強度情報を含む基準情報とを比較することにより前記シートにおける前記繊維の繊維径に関する相対的な情報を繊維径情報作成部により作成することを特徴とする。
これによれば、製造中のシートに対し非破壊でシートを構成する繊維の繊維径を測定して、シートの品質の一指標である繊維径の推移をモニタリングすることができる。
なお、前記繊維径測定方法などに含まれる各処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを実施することも本願発明の実施に該当する。無論、そのプログラムが記録された記録媒体を実施することも本願発明の実施に該当する。
本願発明によれば、電界紡糸法により得られるナノファイバを堆積して製造されるシートに対し製造過程においても繊維径を非破壊で測定することが可能となる。
図1は、シート製造装置を示す斜視図である。 図2は、流出体の断面を示す斜視図である。 図3は、繊維径測定装置をシートと共に示す側面図である。 図4は、繊維径測定装置を下方から示す平面図である。 図5は、繊維径情報測定装置の機能部を機構部と共に示すブロック図である。 図6は、基準情報と受光情報とを示すグラフである。 図7は、繊維径の変化による差分情報を他のパラメータの変化による差分情報とともに示すグラフである。 図8は、別態様の繊維径情報測定装置の機能部を機構部と共に示すブロック図である。 図9は、別態様の繊維径測定装置をシートと共に示す側面図である。
次に、本願発明に係るシート製造装置、繊維径測定装置、および、繊維径測定方法の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本願発明に係るシート製造装置、繊維径測定装置、および、繊維径測定方法の一例を示したものに過ぎない。従って本願発明は、以下の実施の形態を参考に請求の範囲の文言によって範囲が画定されるものであり、以下の実施の形態のみに限定されるものではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
図1は、シート製造装置を示す斜視図である。
同図に示すように、シート製造装置100は、電界紡糸法により得られる繊維であるナノファイバ301を堆積させて移送方向である第一方向(X軸方向)に送り、シートを製造する装置である。本実施の形態の場合、シート製造装置100は、原料液300を空間中で電気的に延伸させて、ナノファイバ301を製造し、シート状の収集部材159にナノファイバ301を堆積させてシート302を製造する装置であり、流出体101と、供給電極102と、帯電電極103と、帯電電源104と、第一移動手段151と、繊維径測定装置108とを備えている。
図2は、流出体の断面を示す斜視図である。
これらの図に示すように流出体101は、ナノファイバ301を製造するための原料液300を空間中に流出させるための部材である。本実施の形態の場合、流出体101は、水平方向(図1ではY軸方向)に並べられた流出孔111から均等に原料液300を流出させるものとなっている。具体的には流出体101は、三角柱を水平方向に延在させた中空の部材であり、下方に向かって開口した複数の流出孔111が長手方向(Y軸方向)に直線的に並べられた状態で設けられ、複数の流出孔111に連通する円柱形状の貯留空間112を内方に有している。流出体101の外形は、三角柱形状であり、流出体101は、断面(XZ平面で仮想的に切断した断面)が逆三角形となるように配置されている。また、流出体101の下側の頂点に対応する部分(Z軸方向における最下部)は、XY平面に広がる平面部113となっており、平面部113に流出孔111の先端開口部118が配置されるものとなっている。
流出体101は、絶縁性の材料で形成されている。例えば流出体101は、樹脂で形成されており、流出体101を構成する樹脂材料としては、ポリアセタール、ポリエーテルエーテルケトン等が例示できる。流出体101を絶縁性の材料で形成することで、流出体101の表面からイオン風が発生することを抑制できる。
貯留空間112は、流出体101の内部に形成され、供給手段107(図1参照)から供給される原料液300を貯留する空間である。また、貯留空間112は、複数の流出孔111に接続され、流出孔111に同時に原料液300を供給するものとなっている。
以上のように貯留空間112は、原料液300を流出孔111の近傍で一時的に貯留し、複数の流出孔111に均等な圧力で原料液300を供給する機能を備えており、これにより、各流出孔111から均等な状態で原料液300を流出させることが可能となる。従って、製造されるナノファイバ301の品質の空間的なムラを抑制することが可能となる。また、貯留空間112内において、貯留空間112内に配置される供給電極102から原料液300に電荷が供給されるものとなっている。
供給電極102は、原料液300に電荷を供給するための電極である。本実施の形態の場合供給電極102は、流出体101の貯留空間112内に流出孔111の管軸に交差する方向に延びて配置され、貯留空間112と連通する流出孔111の貯留槽側開口部110に少なくとも対向する位置に滑らかな曲面を有する棒状の部材である。具体的に供給電極102としては、ステンレス製の丸棒を例示することができる。なお、供給電極102の材質は、導電性を備えておれば特に限定されるものではないが、原料液300との反応性が低い材質を選ぶことが好ましい。この点において、ステンレス鋼は妥当な材質と言える。また、供給電極102の形状は、断面が円形の棒形状ばかりでなく、断面が半円形などでもかまわない。また、供給電極102は、円筒形など中空のものでもかまわない。また、流出体101を導電性の部材で形成し、流出体101を供給電極102として機能させてもかまわない。
帯電電極103は、流出体101、または、供給電極102と所定の間隔を隔てて配置され、自身が流出体101の内部に配置された供給電極102に対し高い電圧もしくは低い電圧となることで、原料液300に電荷を誘導するための部材であり、導電性を備えた部材である。本実施の形態の場合、帯電電極103は、空間中で製造されたナノファイバ301を所定の場所に誘引する誘引手段としても機能しており、流出体101の平面部113と対向するように、収集部材159に対し流出体101の反対側に、配置されている。供給電極102に正の電圧が印加されると帯電電極103には、負の電荷が誘導され、供給電極102に負の電圧が印加されると帯電電極103には、正の電荷が誘導される。
帯電電源104(図1参照)は、流出体101に高電圧を印加することのできる電源である。帯電電源104は、一般には、直流電源が好ましい。また、帯電電源104が帯電電極103と供給電極102との間に印加する電圧は、5KV以上、50KV以下の範囲の値から設定されるのが好適である。
本実施の形態のように、帯電電源104の一方電極を接地電位とし、帯電電極103を接地するものとすれば、比較的大型の帯電電極103を接地状態とすることができ、安全性の向上に寄与することが可能となる。
なお、帯電電極103に電源を接続して帯電電極103を高電圧に維持し、供給電極102を接地してもよい。また、帯電電極103と流出体101とのいずれも接地しないような接続状態であってもかまわない。
図3は、繊維径測定装置をシートと共に示す側面図である。
繊維径測定装置108は、可視光照射手段181と、カラーカメラ182と、繊維径情報作成部109とを備え、電界紡糸法により得られる繊維からなるシート302に対し可視光照射手段181から可視光を照射し、シート302を透過する透過光、または、シート302で反射する反射光をカラーカメラ182で受光し、受光した透過光、または、反射光に基づきシート302を構成するナノファイバ301の繊維径を測定する装置である。
可視光照射手段181は、複数の波長を含む可視光をシート302に照射する装置である。ここで、可視光とは、350nm以上780nm以下の範囲の波長の電磁波を意味している。また、複数の波長を含む可視光とは、前記波長範囲に含まれるピークを複数備えた可視光、または、連続光を意味している。具体的に可視光照射手段181としては、白色LED(Light Emitting Diode)や、異なる波長で発光する複数のLEDを組み合わせたもの(例えば赤色で発光するLEDと緑色で発光するLEDと青色で発光するLEDとを組み合わせたもの)、白熱灯のように連続光を発光するものを例示することができる。
図4は、繊維径測定装置を下方から示す平面図である。
本実施の形態の場合、可視光照射手段181は、カラーカメラ182の周囲に環状に配置された複数の波長を含む可視光を照射可能な複数の白色LED183で構成されている。これにより、可視光照射手段181をコンパクトに配置することができ、かつ、多くの可視光をシート302で反射させてカラーカメラ182に受光させることが可能となる。
カラーカメラ182は、可視光照射手段181により照射された可視光がシート302で反射した反射光、または、シート302を透過した透過光を撮像素子184(図3参照)を用いて受光する装置である。
撮像素子184とは、CCDやCMOS等の固体撮像素子であり、複数のフィルターなどを用いることで色(波長)毎の輝度を測定することができるものである。また、撮像素子184は、光に反応する単位素子を一次元的に並べられたものや、二次元的に配置されたものなど任意に採用することができる。
また、本実施の形態の場合、カラーカメラ182は、撮像素子184に可視光を集中させるためのレンズ185を備えている。
図5は、繊維径情報測定装置の機能部を機構部と共に示すブロック図である。
同図に示すように、繊維径情報作成部109は、カラーカメラ182から受光情報取得部191が取得した複数の波長毎の光の強度情報を含む受光情報と、予め基準情報取得部192が取得した複数の波長に対応する基準強度情報を含む基準情報とを比較することによりシート302における繊維の繊維径に関する相対的な情報である相対繊維情報を相対繊維情報作成部193が作成する処理部である。
具体的に例えば、シート302の製造の初期段階において、受光情報取得部191は、複数の波長(波長帯)に対応する光の反射率を基準強度情報として例えば、450nm〜500nmの範囲において少なくとも1波長における光の強度情報を基準強度情報とし、500nm〜550nmの範囲において少なくとも1波長における光の強度情報を基準強度情報とし、550nm〜600nmの範囲において少なくとも1波長における光の強度情報を基準強度情報としてこれらを含む基準情報を記憶部199に記憶させておく。その後シート302と繊維径測定装置108との相対的な移動に伴い受光情報取得部191は、受光情報を取得する。相対繊維情報作成部193は、基準情報取得部192が記憶部199から取得した光の反射率としての基準情報と受光情報とを波長毎に比較する。比較の結果、基準情報と受光情報との差分(反射率の差分)の絶対値が閾値を超えない場合、相対繊維情報作成部193は変化なしとの情報を作成する。一方、閾値を超えた場合、警告(または、通知)情報を作成する。
なお、強度情報を取得する上記波長範囲(波長帯)は例示であり、これに限定されるものではなく、350nm以上780nm以下の可視光の範囲で少なくとも異なる2波長(2つの波長帯)の光の反射率としての強度情報を取得すれば良い。また、図6に示すように、複数の波長における例えば反射率として多くの強度情報を取得すれば測定精度が向上すると思われる。本実施の形態の場合、例えば300nmの繊維径の繊維からなるシート302を基準情報のシートとして用い、各波長での反射率を測定している。
また、相対繊維情報作成部193は、各波長毎に基準強度情報と強度情報との差分を取得し、各波長における差分(反射率の差分)が同じ、または、ほぼ同じで、基準情報と受光情報との差分の絶対値が閾値を超えていない場合、製造されているシート302において、繊維径に変化が生じていないと判断する。具体的に例えば、図7に示すように、繊維径が変化すれば、各波長における強度情報と基準強度情報との差分(反射率の差分)に大きな相違が認められるのに対し、他のパラメータが変化しても各波長における強度情報と基準強度情報との差分に大きな相違(例えば絶対値で2.5%〜3%を越える差分)は認められない。従って、各波長における強度情報と基準強度情報との差分に大きな相違がある場合(例えば差分の相違が閾値(例えば2.5%〜3%)を越える場合)に繊維径が変化したと判断してもかまわない。これにより、他のパラメータの変化を除外して繊維径の変化を測定することが可能となる。
図7では、繊維径の変化が生じた場合として、各波長における強度情報と基準情報との差分(反射率の差分)の絶対値として閾値を超える例えば5%の変化が450nm〜550nmの波長の範囲で波長500nm付近を中心として発生している。これは、シート302を構成する繊維の繊維径と光の波長とが同じ、または、ほぼ同じ場合その波長を中心として差分(光の反射率の差分)の変化が大きく発生しやすいためである。本実施の形態では、基準情報と受光情報に同じ種類の素材のシート302を用いて測定し、波長500nm付近を中心として差分の変化が大きく、受光情報のシート302の繊維径が500nm程度に変化していると判断し、実際に繊維を顕微鏡で観察し繊維径が500nmであることを確認した。
また、繊維径測定装置108は、図8に示すように、受光情報取得部191が取得した受光情報と基準情報取得部192が取得した基準情報との差分を示す差分情報を差分情報作成部194が作成するとともに、予め作成され記憶部199に保存された差分情報と繊維径との関係を示す対応情報と差分情報とを絶対繊維径作成部195が対比して繊維径に関する絶対的な情報を作成するものでもよい。
ここで対応情報とは、既知の繊維径の繊維で形成されたシートについて取得した受光情報と前記繊維径とは異なる既知の繊維径の繊維で形成されたシートについて取得した受光情報とに基づき導出される情報である。
これによれば、シート302を構成する繊維の繊維径を絶対的な情報で評価することができるため、ロットの異なるシート302の間における繊維径を評価することなどが可能となる。
第一移動手段151は、可視光照射手段181、および、カラーカメラ182をシート302に対し移送方向としての第一方向(図中X軸方向)に相対的に移動させる装置である。本実施の形態の場合、第一移動手段151は、電界紡糸法により製造されるナノファイバ301をシート状に堆積させて収集する長尺シート状の収集部材159と、収集部材159を巻き取ることにより、製造されたシート302を移動させることができるロール158とを備えており、長尺状の収集部材159にナノファイバ301を堆積させながら、一方のロール158から他方のロール158へ収集部材159をゆっくりと第一方向(図中X軸方向)に送ることで、ナノファイバ301で構成される長尺のシート302を製造しながら、シート製造装置100に設けられている繊維径測定装置108をナノファイバ301が堆積され、第一方向に送られて形成されるシート302に対し第一方向(図中X軸方向)に相対的に移動させている。
つまり、繊維径測定装置108は、ナノファイバ301を収集部材159に堆積して製造され、第一移動手段151によって第一方向(図中X軸方向)に移送(移送方向は図中X軸の負の方向)されてきた直後のシート302の上方に第一方向(図中X軸方向)に関しては固定的に配置されている。つまり、シート製造装置100において固定的に配置された繊維径測定装置108は、シート302が移送方向に移動することによりシート302に対し相対的に移動するものとなっている。これにより、シート302の繊維径の第一方向(図中X軸方向)における分布を把握することが可能となる。
本実施の形態の場合、シート製造装置100はさらに第二移動手段152を備えている。第二移動手段152は、可視光照射手段181、および、カラーカメラ182をシート302に対し第一方向と交差するシート302の面方向沿いの第二方向(本実施の形態の場合Y軸方向)に相対的に移動させる装置である。具体的に例えば、第二移動手段152は、図1などに示すように、第二方向(図中Y軸方向)に延びて配置されるレール157と、可視光照射手段181、および、カラーカメラ182をレール157に沿って往復動可能に保持するガイド156と、レール157に沿ってガイド156を駆動する駆動装置(図示せず)とを備えている。これにより、シート302の幅方向(図中Y軸方向)における繊維径の分布を測定することが可能となる。
また、第一移動手段151と第二移動手段152とを組み合わせることでシート302の繊維径の分布を二次元的に測定することが可能となる。
なお、シート製造装置100は、複数の繊維径測定装置108を第二方向(図中Y軸方向に)並べて備えてもかまわない。これにより、シート302の上方で可視光照射手段181やカラーカメラ182等を駆動させることなくシート302の第二方向における繊維径の分布を測定することが可能となる。
供給手段107は、図1に示すように、流出体101に原料液300を供給する装置であり、原料液300を大量に貯留する容器171と、原料液300を所定の圧力や量で搬送する供給手段としての図示しないポンプやディスペンスシステム等と、原料液300を案内する案内管172とを備えている。
ここで、原料液300は、溶質としてナノファイバ301を構成する樹脂(高分子樹脂)、溶質を溶解、または、分散させる溶媒とを含んでいる。
溶質としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエチレンオキサイド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリ−m−フェニレンテレフタレート、ポリ−p−フェニレンイソフタレート、ポリフッ化ビニリデン、ポリフッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン−アクリレート共重合体、ポリアクリロニトリル、ポリアクリロニトリル−メタクリレート共重合体、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリエステルカーボネート、ポリアミド、アラミド、ポリイミド、ポリカプロラクトン、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、コラーゲン、ポリヒドロキシ酪酸、ポリ酢酸ビニル、ポリペプチド等およびこれらの共重合体等の高分子樹脂を例示できる。また、溶質としては、上記より選ばれる一種でもよく、また、複数種類が混在してもかまわない。なお、上記は例示であり、本願発明は上記溶質に限定されるものではない。
溶媒としては、揮発性のある有機溶剤などを例示することができる。具体的に例示すると、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、ヘキサフルオロイソプロパノール、テトラエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジベンジルアルコール、1,3−ジオキソラン、1,4−ジオキサン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチル−n−ヘキシルケトン、メチル−n−プロピルケトン、ジイソプロピルケトン、ジイソブチルケトン、アセトン、ヘキサフルオロアセトン、フェノール、ギ酸、ギ酸メチル、ギ酸エチル、ギ酸プロピル、安息香酸メチル、安息香酸エチル、安息香酸プロピル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジプロピル、塩化メチル、塩化エチル、塩化メチレン、クロロホルム、o−クロロトルエン、p−クロロトルエン、クロロホルム、四塩化炭素、1,1−ジクロロエタン、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエタン、ジクロロプロパン、ジブロモエタン、ジブロモプロパン、臭化メチル、臭化エチル、臭化プロピル、酢酸、ベンゼン、トルエン、ヘキサン、シクロヘキサン、シクロヘキサノン、シクロペンタン、o−キシレン、p−キシレン、m−キシレン、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホオキシド、ピリジン、水等を挙示することができる。また、上記より選ばれる一種でもよく、また、複数種類が混在してもかまわない。なお、上記は例示であり、本願発明は上記溶媒に限定されるものではない。
さらに、原料液300に無機質固体材料などを添加してもよい。当該無機質固体材料としては、酸化物、炭化物、窒化物、ホウ化物、珪化物、弗化物、硫化物等を挙げることができるが、製造されるナノファイバ301の耐熱性、加工性などの観点から酸化物を用いることが好ましい。当該酸化物としては、Al23、SiO2、TiO2、Li2O、Na2O、MgO、CaO、SrO、BaO、B23、P25、SnO2、ZrO2、K2O、Cs2O、ZnO、Sb23、As23、CeO2、V25、Cr23、MnO、Fe23、CoO、NiO、Y23、Lu23、Yb23、HfO2、Nb25等を例示することができる。また、上記より選ばれる一種でもよく、また、複数種類が混在してもかまわない。なお、上記は例示であり、本願発明は、上記添加剤が原料液300に含まれるか否かについて影響は受けない。
原料液300における溶媒と溶質との混合比率は、選定される溶媒の種類と溶質の種類とにより異なるが、溶媒量は、約60重量%から98重量%の間が望ましい。好適には溶質が5重量%〜30重量%の範囲である。
次に、上記構成のシート製造装置100によるシート302の製造方法、および、繊維径測定方法を説明する。
まず、供給手段107により流出体101に原料液300を供給する(供給工程)。以上により、流出体101の貯留空間112に原料液300が満たされる。
次に、帯電電源104により供給電極102と帯電電極103との間に高電圧を印加する。これにより電荷が原料液300に転移し、原料液300が帯電する(帯電工程)。
前記帯電工程と供給工程とは同時期に実施され、流出体101の先端開口部118から帯電した原料液300が空間中に流出する(流出工程)。
ここで、先端開口部118から流出する原料液300は、先端開口部118を覆い平面部113から垂れ下がるいわゆるテーラーコーンと称される液溜まり303(図2参照)を形成する。この液溜まり303は、複数ある先端開口部118毎に形成され、その先端から帯電した原料液300が糸状に垂れ下がる。
次にある程度空間中を飛行した原料液300は、溶媒が蒸発することで静電爆発が発生し、電界によって延伸されて線径の細いナノファイバ301が製造される(ナノファイバ製造工程)。
この状態において、収集手段105の背方に配置される帯電電極103(誘引手段)と供給電極102との間に発生する電界により、ナノファイバ301が収集手段105の収集部材159に誘引される(誘引工程)。
以上により、収集部材159上にナノファイバ301が堆積する(堆積工程)。収集手段105は、第一移動手段151であるロール158によりゆっくり移送されているため、堆積したナノファイバ301は、移送方向(図中X軸の負の方向)に延びた長尺帯状のシート302となって移送される。
次に、シート302に対し可視光照射手段181とカラーカメラ182とを第一方向(図中X軸方向)に相対的に移動させつつ可視光照射手段181は、シート302に可視光を照射し、カラーカメラ182はシート302で反射した反射光を受光することにより繊維径を測定する(繊維径測定工程)。本実施の形態の場合、可視光照射手段181とカラーカメラ182とは、第二方向であるシート302の幅方向(図中Y軸方向)に往復動しながら繊維径を測定している。
以上のシート製造装置100を用い、繊維径測定方法を採用することにより、ナノファイバ301を堆積させて連続的に製造されるシート302に対し、オンラインでシート302の繊維径を測定することが可能となる。従って、シート302の送り方向(第一方向(移送方向)、図中X軸方向)の繊維径の変化を観察することが可能となり、繊維径の変化に対応してシート製造装置100を調整することによりシート302における繊維の繊維径を安定化させることができる。
また、繊維径測定装置108をシート302の幅方向(第二方向、図中Y軸方向)で往復動させることで、繊維径の幅方向の分布も非破壊で測定することができる。従って、シート302を構成する繊維の繊維径の分布を二次元的に測定することができ、シート302の品質を適切に管理し、また、シート製造装置100を調整して安定した品質のシート302を製造することが可能となる。
なお、本願発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本願発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本願発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本願発明に含まれる。
例えば、図9に示すように、可視光照射手段181をシート302に対しカラーカメラ182と反対側に配置し、透過光の強度(減衰率)に基づきシート302を構成する繊維の繊維径に関する情報を取得することができる。
また、シート302の目付や厚さを別途測定し、当該測定データを用いて繊維径に関する情報に補正を加えてもかまわない。
本願発明は、ナノファイバからなるシート、不織布の製造に利用可能である。
100 シート製造装置
101 流出体
102 供給電極
103 帯電電極
104 帯電電源
105 収集手段
107 供給手段
108 繊維径測定装置
109 繊維径情報作成部
110 貯留槽側開口部
111 流出孔
112 貯留空間
113 平面部
118 先端開口部
151 第一移動手段
152 第二移動手段
156 ガイド
157 レール
158 ロール
159 収集部材
171 容器
172 案内管
181 可視光照射手段
182 カラーカメラ
184 撮像素子
185 レンズ
191 受光情報取得部
192 基準情報取得部
193 相対繊維情報作成部
194 差分情報作成部
195 絶対繊維径作成部
199 記憶部
300 原料液
301 ナノファイバ
302 シート

Claims (7)

  1. 電界紡糸法により得られる繊維を堆積させて移送方向である第一方向に送り、シートを製造するシート製造装置であって、
    複数の波長を含む可視光を前記シートに照射する可視光照射手段と、
    前記可視光照射手段により照射された可視光が前記シートで反射した反射光、または、前記シートを透過した透過光を撮像素子を用いて受光するカラーカメラと、
    前記可視光照射手段、および、前記カラーカメラを堆積されて第一方向に送られる前記シートに対し第一方向に相対的に移動させる第一移動手段と、
    前記カラーカメラから取得した複数の波長毎の光の強度情報を含む受光情報と、予め取得した複数の前記波長に対応する基準強度情報を含む基準情報とを比較することにより前記シートにおける前記繊維の繊維径に関する相対的な情報を作成する繊維径情報作成部と
    を備えるシート製造装置。
  2. 繊維径情報作成部は、
    前記受光情報と前記基準情報との差分と繊維径との関係を示す対応情報を取得し、前記受光情報と前記基準情報との差分に基づき繊維径に関する絶対的な情報を作成する
    請求項1に記載のシート製造装置。
  3. 前記可視光照射手段は、前記カラーカメラの周囲に環状に配置される
    請求項1に記載のシート製造装置。
  4. さらに、
    前記可視光照射手段、および、前記カラーカメラを前記シートに対し前記第一方向と交差する前記シートの面方向沿いの第二方向に相対的に移動させる第二移動手段
    を備える請求項1に記載のシート製造装置。
  5. 電界紡糸法により得られる繊維を堆積させて製造されたシートにおける前記繊維の繊維径を測定する装置であって、
    複数の波長を含む可視光を前記シートに照射する可視光照射手段と、
    前記可視光照射手段により照射された可視光が前記シートで反射した反射光、または、前記シートを透過した透過光を撮像素子を用いて受光するカラーカメラと、
    前記カラーカメラから取得した複数の波長毎の光の強度情報を含む受光情報と、予め取得した複数の前記波長に対応する基準強度情報を含む基準情報とを比較することにより前記シートにおける前記繊維の繊維径に関する相対的な情報を作成する繊維径情報作成部と
    を備える繊維径測定装置。
  6. 繊維径情報作成部は、
    前記受光情報と前記基準情報との差分と繊維径との関係を示す対応情報を取得し、前記受光情報と前記基準情報との差分に基づき繊維径に関する絶対的な情報を作成する
    請求項5に記載の繊維径測定装置。
  7. 電界紡糸法により得られる繊維を堆積させて製造されたシートにおける前記繊維の繊維径を測定する繊維径測定方法であって、
    複数の波長を含む可視光を前記シートに対し相対的に移動する可視光照射手段により前記シートに照射し、
    前記可視光照射手段により照射された可視光が前記シートで反射した反射光、または、前記シートを透過した透過光を前記シートに対し相対的に移動する撮像素子を有するカラーカメラで受光し、
    前記カラーカメラから取得した複数の波長毎の光の強度情報を含む受光情報と、予め取得した複数の前記波長に対応する基準強度情報を含む基準情報とを比較することにより前記シートにおける前記繊維の繊維径に関する相対的な情報を繊維径情報作成部により作成する
    繊維径測定方法。
JP2013109739A 2013-05-24 2013-05-24 シート製造装置、繊維径測定装置、および、繊維径測定方法 Active JP5938729B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013109739A JP5938729B2 (ja) 2013-05-24 2013-05-24 シート製造装置、繊維径測定装置、および、繊維径測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013109739A JP5938729B2 (ja) 2013-05-24 2013-05-24 シート製造装置、繊維径測定装置、および、繊維径測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014227632A JP2014227632A (ja) 2014-12-08
JP5938729B2 true JP5938729B2 (ja) 2016-06-22

Family

ID=52127769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013109739A Active JP5938729B2 (ja) 2013-05-24 2013-05-24 シート製造装置、繊維径測定装置、および、繊維径測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5938729B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114427120B (zh) * 2022-01-27 2023-01-06 青岛中科凯尔科技有限公司 一种静电纺丝溶液涂覆的监测系统及方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5123319A (en) * 1974-08-14 1976-02-24 Unitika Ltd Fuiramentogunno kansokuhoho
US4903528A (en) * 1988-09-26 1990-02-27 Measurex Corporation System and process for detecting properties of travelling sheets in the cross direction
CH679428A5 (ja) * 1990-02-02 1992-02-14 Peyer Ag Siegfried
JP3681956B2 (ja) * 1999-05-31 2005-08-10 日本バイリーン株式会社 被測定物の状態評価方法および状態評価装置
JP3574393B2 (ja) * 2000-09-29 2004-10-06 カネボウ株式会社 繊維径測定装置
US7072051B1 (en) * 2002-05-09 2006-07-04 Powerscope Incorporated Laser diffraction process and apparatus for width measurement of elongated objects
JP2012122155A (ja) * 2010-12-06 2012-06-28 Toptec Co Ltd ナノ繊維製造装置及びナノ繊維製造方法
JP2013064203A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Kurashiki Seni Kako Kk ナノファイバーよりなる連続シートの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014227632A (ja) 2014-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5236042B2 (ja) ナノファイバ製造装置、ナノファイバ製造方法
DE112007002799T5 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Erzeugen von Nanofasern und eines Polymervlieses
JP5437983B2 (ja) ナノファイバ製造装置、および、ナノファイバ製造方法
DE112007001483T5 (de) Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen von Nanofasern und Polymerbahnen
KR101846823B1 (ko) 나노파이버 대량생산 용융전기방사장치 및 무용매 용융전기방사방법
JP4965188B2 (ja) ポリマー溶液供給部材、静電紡糸装置及び静電紡糸不織布の製造方法
JP4733225B1 (ja) ナノファイバ製造装置、ナノファイバ製造方法
JP4877140B2 (ja) ナノファイバーの製造方法及び装置
JP5938729B2 (ja) シート製造装置、繊維径測定装置、および、繊維径測定方法
JP4880627B2 (ja) ナノファイバーの合糸方法及び装置
JP5225827B2 (ja) ナノファイバ製造装置
JP5131623B2 (ja) ナノファイバーの合糸方法及び装置
JP2010031412A (ja) ナノファイバーの合糸方法及び装置
Dabirian et al. Production of uniaxially aligned nanofibers using a modified electrospinning method: rotating jet
JP5417244B2 (ja) ナノファイバ製造装置、ナノファイバ製造方法
JP5185090B2 (ja) ナノファイバ製造方法、および製造装置
JP5234355B2 (ja) ナノファイバ製造装置、および製造方法
JP5938728B2 (ja) シート製造装置、目付測定装置、および、目付測定方法
JP5874003B2 (ja) ナノファイバ製造装置および製造方法
JP2011149113A (ja) ナノファイバ製造装置及びナノファイバ製造方法
JP5355608B2 (ja) ナノファイバ製造装置、ナノファイバ製造方法
JP5006862B2 (ja) ナノファイバ製造方法、および製造装置
JP5361932B2 (ja) ナノファイバ製造装置、および、ナノファイバ製造装置のメンテナンス方法
JP5838349B2 (ja) ナノファイバ製造方法
JP2014148763A (ja) ナノファイバ製造装置、および、ナノファイバ製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150225

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160420

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5938729

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151