JP5937419B2 - 鋳型の砂型製造方法 - Google Patents
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Description
ところで、管体には、しばしば他の管体と連結するためのフランジ形状が設けられる。すなわち、管体のフランジ形状を別の管体のフランジ形状に当接させて各フランジ形状に機械加工によって設けられた貫通孔を一致させ、ボルトとナットにより上記各フランジ形状を締結することで、管体を連結させることが行われる。そして、上述したような管体を鋳造する場合、機械加工の手間を不要とするために、上記フランジ形状の貫通孔を、管体の鋳造時に鋳型の棒状部(以下、「鋳抜き芯」とも称する。)により形成される鋳抜き孔としたいという要望があった。
ここで、上記キャビティM3は、管体のフランジ形状に対応する部分がこのフランジ形状に対応する形状に広げられることにより、上記フランジ形状を成型するようになっている。また、キャビティM3は、そのフランジ形状を成型する部分に、板状中子型M1Bに突設された棒状部M1Cを位置させることで、この棒状部M1Cによりフランジ形状の鋳抜き孔を成型するようになっている。なお、上記板状中子型M1Bは、棒芯中子型M1Aを嵌合させて組み合わせることで中子型M1を形成するようになっている。
本発明は、上記した問題を解決するものとして創案されたものである。すなわち、本発明が解決しようとする課題は、一対の主型鋳型を組み合わせて行う鋳造の際に、鋳抜き芯が主型鋳型の型合わせ面から突出しないように固定することで、主型鋳型の型合わせ面を単純な形状として、鋳造の作業性を向上させることである。
まず、第1の発明は、鋳抜き孔を有するフランジ形状を備えた管体を、この管体の半径方向を型合わせ方向として鋳造するための鋳型の砂型製造方法である。この鋳型の砂型製造方法は、上記型合わせ方向に2つに分割された管体のフランジ形状の一方を形成するための埋め込み主型と、上記型合わせ方向に2つに分割された管体の管本体に相当する形状に形成された主型模型を型合わせ面形成面上に備えるとともに、フランジ形状に対応する位置に埋め込み主型を位置決めするための位置決めガイド部を有する鋳型模型と、をそれぞれ用意する第1の手順と、上記鋳型模型に、この鋳型模型の位置決めガイド部に合わせて埋め込み主型を載置する第2の手順と、上記鋳型模型の型合わせ面形成面上で、この型合わせ面形成面上に備えられた主型模型および型合わせ面形成面上に載置された埋め込み主型を、鋳物砂によって覆うことで主型鋳型を形成する第3の手順と、鋳物砂が埋め込み主型の周囲に固まった状態で、この埋め込み主型と一体化された主型鋳型を鋳型模型から分離させる第4の手順と、を備えている。
この第1の発明によれば、主型鋳型を、鋳抜き孔を有するフランジ形状を形成するための埋め込み主型が一体に埋め込まれた状態に形成することができる。すなわち、フランジ形状の鋳抜き孔を形成するための鋳抜き芯を、型の表面から突出しないように固定することができる。これにより、主型鋳型の型合わせ面を単純な形状として、鋳造の作業性を向上させることができる。
この第2の発明によれば、埋め込み主型の外表面上に型合わせ方向と交差する方向を向いて形成された係合部によって、上述した第3の手順において埋め込み主型が主型鋳型に係合される。これにより、上述した第4の手順において、埋め込み主型と主型鋳型とを一体化させたまま、この主型鋳型を鋳型模型から分離させることが容易となる。
この第3の発明によれば、上述した第2の手順において、埋め込み主型を鋳物砂と接触する外表面側から位置決めガイド部に嵌合させる。これにより、上記第2の手順において埋め込み主型を位置決めガイド部に合わせやすくし、上述した第3の手順において埋め込み主型と鋳型模型との相対位置がずれないようにして、鋳型の砂型製造の作業性を向上させることができる。さらに、上記位置決めガイド部を外表面側に位置させることで、鋳抜き孔を成型する埋め込み主型の鋳抜き芯と、上記位置決めガイド部と、が互いに干渉することを防止することができる。
始めに、本発明の一実施形態に係る鋳型の砂型製造方法により製造された鋳型1(図1参照)により鋳造される管体Pの構成について説明する。この管体Pは、図6に示すように、球状黒鉛鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)により全体が一体に鋳造されたフランジ付き丁字管である。すなわち、管体Pには、円筒の中間部にこの円筒と垂直な別の円筒を配設した形状(以下、単に「丁字管形状」とも称する。)に形成された管本体P1と、この管本体P1の3つの端部のうち、2つの端部(図6で見て手前側に位置する2つの端部)から垂直に突出するように配設されたフランジ形状P2と、が一体に形成されている。
上記各フランジ形状P2には、それぞれ複数(上記管体Pでは4つ)の鋳抜き孔P3が、各フランジ形状P2を表面側(管体Pの端側)から裏面側(上記表面側の反対側)に貫通するように放射状に配設されている。この各鋳抜き孔P3は、上記管本体P1に沿う方向(管体Pの半径方向とは垂直な方向)に貫通して配設されることで、別の管体(図示省略)のフランジ形状に設けられた貫通孔に一致させることができるようになっている。これにより、ボルトとナットにより上記各フランジ形状を締結して上記管体Pを上記別の管体に連結させることができる。
そして、鋳型1は、上記キャビティ23への鋳込みにより、主型鋳型20により管体Pの外面を、中子型30により管体Pの内面を、それぞれ形成するようになっている。なお、上記主型鋳型20は、鋳物砂S(図8参照)を固めることで成形された砂型であり、キャビティ23への鋳込みの後に型ばらしされることによって、鋳造された管体Pを取り出す構成となっている。
なお、中子型30には、図2および図3に示すように、中子型30の丁字管形状の各端部にそれぞれ設けられた各巾木32において、上述したキャビティ23が配設されないようになっている。これにより、上記各巾木32は、中子型30を主型鋳型20に係合させ、さらに、キャビティ23への注湯が上記芯金31の内部に漏れないようにする漏れ止め部材として機能する。
上記各シェル型10は、図1ないし図4に示すように、雄シェル型11に複数本(本実施形態では2本)形成された鋳抜き芯11Bをそれぞれ雌シェル型12に複数個(本実施形態では2個)形成された嵌合穴12Bに嵌合させることで形成されている。このため、各シェル型10は、雄シェル型11と雌シェル型12とがキャビティ13を挟んで組み合わせられた形状となっている。
ここで、各シェル型10は、主型鋳型20の型合わせ方向と直交する方向に配設された各鋳抜き芯11Bにより上記フランジ形状P2の各鋳抜き孔P3を、雄シェル型11のフランジ形状形成面11Aにより上記フランジ形状P2の裏面および外周面を、雌シェル型12のフランジ形状形成面12Aにより上記フランジ形状P2の表面を、それぞれ形成するようになっている。言い換えると、各シェル型10への鋳込みの際にフランジ形状P2にバリを発生させうる雄シェル型11と雌シェル型12との接触箇所は、上記フランジ形状P2の表面側(管体Pの端側)のみに位置されるようになっている。これにより、鋳造された管体Pのフランジ形状P2にバリが発生した場合でも、このフランジ形状P2に表面側からバリ取り加工を施すだけで、フランジ形状P2からバリを除去することができる。
上記各雄突出部12Dは、図4および図10に示すように、各雌突出部11Dに対して嵌合することができる形状に形成されている。また、上記各雄突出部12Dおよび各雌突出部11Dは、シェル型10の互いに反対側となる位置に配設されている。このため、シェル型10は、図10に示すように、下方のシェル型10の上側に設けられた各雄突出部12Dに上方のシェル型10の下側に設けられた各雌突出部11Dを嵌合させて、複数個のシェル型10を単体で積み重ねることができるようになっている。これにより、1回の鋳造で崩壊するために生産する管体Pの数に応じて多数必要となるシェル型10を、その各雄突出部12Dおよび各雌突出部11Dの嵌合により積み重ねやすくすることができる。そして、多数のシェル型10を運搬する際に緩衝梱包材を用いる必要をなくすとともに、シェル型10の保管を行いやすくすることができる。
本発明の鋳型1の砂型製造方法においては、まず、上述したシェル型10(図10参照)と、上述した管体Pの外面を形成する主型鋳型20の上型主型鋳型21および下型主型鋳型22を成型するための一対の鋳型模型40と、をそれぞれ用意する。この手順は、本発明における「第1の手順」に相当する。ここで、主型鋳型20の上型主型鋳型21および下型主型鋳型22は、図1および図2に示すように、鋳込みのための方案などの付随的な構成を除いて、主型鋳型20の型合わせ面24に対して対称な形状となっている。このため、以下においては、主型鋳型20の製造における各手順について、その説明および図示を上型主型鋳型21側の各部材により代表させて行い、下型主型鋳型22側の各部材については、その詳細な説明および図示を省略する。
なお、本実施形態では、上型主型鋳型21側に使用されるシェル型10と、下型主型鋳型22側に使用されるシェル型10と、は同じ形状の部材であり、上記第1の手順では互いに区別されることなく用意される。これにより、上型主型鋳型21側に使用されるシェル型10と下型主型鋳型22側に使用されるシェル型10とを兼用させて、各シェル型10を製造するために必要となる金型の種類数を減らすことができる。
上記鋳型模型40には、上記主型模型42上における管体Pのフランジ形状P2に対応した位置に、それぞれレール状の位置決めガイド部43が上方に突出して設けられている。この各位置決めガイド部43は、キャビティ13を下方に向けた状態のシェル型10に対して、このシェル型10の各外表面11C、12Cに下側から着脱自在に嵌合できるようになっている。ここで、各位置決めガイド部43は、鋳型模型40に対して着脱可能に取り付けられることで、この鋳型模型40上の配設位置を調整できるように設けられている。これにより、各位置決めガイド部43に嵌合されるシェル型10の位置を各位置決めガイド部43の配設位置により調整することができる。なお、本実施形態の位置決めガイド部43は木製であるが、位置決めガイド部43の素材は適宜変更してもよい。
ここで、各シェル型10を各位置決めガイド部43に嵌合させることで、各シェル型10を各位置決めガイド部43に合わせて位置決めする作業を容易にすることができる。また、位置決めガイド部43を外表面11C、12C側に位置させることで、各鋳抜き孔P3を成型する各シェル型10の各鋳抜き芯11Bと、上記各位置決めガイド部43と、が互いに干渉することを防止することができる。
ここで、雄シェル型11と主型模型42との当接箇所は、雌シェル型12と主型模型42との当接箇所と比べて、より外径側(図8で見て上側)に位置している。このため、シェル型10をその雄シェル型11が主型模型42の端部側を向くように載置すると、シェル型10の雌シェル型12と主型模型42とが当接しても上記雄シェル型11と主型模型42との間に隙間が残り、各シェル型10の載置状態が不安定となる。これにより、第2の手順において作業者(図示省略)がシェル型10を載置する向きを間違えた場合に、この間違いに作業者がすぐに気付くようにして、鋳型の砂型製造の作業性を向上させることができる。
この際、上述した第2の手順で主型模型42が各シェル型10の雄シェル型11および雌シェル型12の両方にそれぞれ下側から密着するので、各シェル型10のキャビティ13内には鋳物砂Sが入り込まないようになっている。また、各シェル型10は、第2の手順において各位置決めガイド部43に嵌合されることで、鋳型模型40との間の相対位置のずれが防止される。これにより、鋳物砂Sの型込めの作業性を向上させることができる。
ここで、上記鋳物砂Sには、粘結剤が添加されることにより常温で自発的に硬化する自硬性が付加されている。このため、上型鋳枠21A内に型込めされた鋳物砂Sは、上型鋳枠21A内で各シェル型10を一体に埋め込んだ状態に自発的に固まって上型主型鋳型21を形成する(図9の仮想線を参照)。すなわち、上記手順は、本発明における「第3の手順」に相当する。
ところで、上述した第2の手順において、上記各シェル型10の各雄突出部12Dおよび各雌突出部11Dは、この各シェル型10から上型主型鋳型21の型合わせの方向とは交差する方向(図4で見て上下方向)に突出するように配設される。これにより、上記第4の手順において、各シェル型10と上型主型鋳型21とを一体化させたまま、この上型主型鋳型21を鋳型模型40から分離させることが容易となっている。
上述した各手順によれば、主型鋳型20(上型主型鋳型21および下型主型鋳型22)を、管体Pの各鋳抜き孔P3を有する各フランジ形状P2を形成するための各シェル型10が一体に埋め込まれた状態に形成することができる。すなわち、各フランジ形状P2の各鋳抜き孔P3を形成するための鋳抜き芯11Bを、主型鋳型20の型合わせ面24から突出しないように固定することができる。これにより、上記型合わせ面24を組み合わせやすい単純な形状として、鋳造の作業性を向上させることができる。
(1)本発明で使用するシェル型は、互いに嵌合可能な複数の雄突出部および雌突出部により主型鋳型に一体化されるものに限定されない。すなわち、例えばシェル型10の各外表面11C、12Cに、係合部として各突出部11D、12D(図4参照)の代わりに複数の凹み51D、52D(図11参照)を設けることができる。この場合でも、上記各凹み51D、52Dに主型鋳型20の鋳物砂を入り込ませて係合させることで、シェル型10と主型鋳型20とを分離しないように一体化させることができる。
(2)本発明で使用する埋め込み主型は、1回の鋳造で崩壊するように鋳物砂を成形して硬化させることで製造したシェル型に限定されない。すなわち、本発明で使用する埋め込み主型を、コールドボックス鋳型や炭酸ガス硬化鋳型など、任意の砂型鋳型とすることができる。また、例えば鋳抜き芯を備えた鋳造金型を鋳物砂で埋め込んで一体化させるように主型鋳型を形成する手法を採用することもできる。
(3)本発明で使用する埋め込み主型は、一方の型の鋳抜き芯を他方の型の嵌合穴に嵌合させて組み合わせたものに限定されない。すなわち、例えばインベストメント鋳造法における雌型を埋め込み主型として用いることで、埋め込み主型を一体に形成されたものとすることができる。
(4)本発明により製造される鋳型が製造する管体の形状は、図6に示す管体Pの形状に限定されない。すなわち、本発明によって製造される鋳型を、鋳抜き孔を有するフランジ形状を備えた任意の形状の異形管、乱尺管、または、直管を鋳造するためのものとすることができる。ここで、フランジ形状の数および各フランジ形状に設けられる鋳抜き孔の数は限定されない。また、位置決めガイド部を鋳型模型上の任意の位置に取り付けて、埋め込み主型の形状を対応させて変更することで、管体におけるフランジ形状の具体的な形状および配設位置を適宜変更することができる。
(5)本発明で使用する鋳型模型は、複数の木材を組み合わせる寄木により製造されたものに限定されない。すなわち、鋳型模型の素材を、例えば合成樹脂や金属など、任意の素材に変更することができる。また、鋳型模型の製造の際に、複数の部材を組み合わせて製造するか全体を一体に製造するかは適宜変更することができる。
(6)本発明で使用する位置決めガイド部は、鋳型模型上の配設位置を調整できるように鋳型模型に対して着脱可能に取り付けられて上方に突出するものに限定されない。すなわち、位置決めガイド部を、鋳型模型上に形成された窪みまたは鋳型模型に描かれた目印とすることができる。また、鋳型模型に対する位置決めガイド部の相対位置を調整可能にするか否かは適宜設定することができる。
(7)本発明の主型鋳型は、鋳枠内に型込めされた鋳物砂が自発的に硬化することで成型されるものに限定されない。すなわち、主型模型および埋め込み主型を覆った鋳物砂を固めて主型鋳型を成型する方法として、生砂型法やVプロセス法など、任意の方法を適宜選択して用いることができる。なお、上記Vプロセス法を用いる場合、主型模型および埋め込み主型は、樹脂フィルムを介して鋳物砂によって覆われるが、埋め込み主型の外表面を面取りされた形状に形成して突出部をなくす(図11参照)ことで、上記樹脂フィルムを破れにくくして主型鋳型を成型しやすくすることができる。
10 シェル型(埋め込み主型)
11 雄シェル型
11A フランジ形状形成面
11B 鋳抜き芯
11C 外表面
11D 雌突出部(係合部)
12 雌シェル型
12A フランジ形状形成面
12B 嵌合穴
12C 外表面
12D 雄突出部(係合部)
13 キャビティ
20 主型鋳型
21 上型主型鋳型
21A 上型鋳枠
22 下型主型鋳型
22A 下型鋳枠
23 キャビティ
24 型合わせ面
30 中子型
31 芯金
32 巾木
40 鋳型模型
41 型合わせ面形成面
42 主型模型
43 位置決めガイド部
51D 凹み
52D 凹み
M 鋳型
M1 中子型
M1A 棒芯中子型
M1B 板状中子型
M1C 棒状部
M2 主型
M2A 上型
M2B 下型
M3 キャビティ
P 管体
P1 管本体
P2 フランジ形状
P3 鋳抜き孔
S 鋳物砂
Claims (3)
- 鋳抜き孔を有するフランジ形状を備えた管体を、当該管体の半径方向を型合わせ方向として鋳造するための鋳型の砂型製造方法であって、
前記型合わせ方向に2つに分割された前記管体の前記フランジ形状の一方を形成するための埋め込み主型と、前記型合わせ方向に2つに分割された前記管体の管本体に相当する形状に形成された主型模型を型合わせ面形成面上に備えるとともに、前記フランジ形状に対応する位置に前記埋め込み主型を位置決めするための位置決めガイド部を有する鋳型模型と、をそれぞれ用意する第1の手順と、
前記鋳型模型に、当該鋳型模型の前記位置決めガイド部に合わせて前記埋め込み主型を載置する第2の手順と、
前記鋳型模型の前記型合わせ面形成面上で、当該型合わせ面形成面上に備えられた前記主型模型および前記型合わせ面形成面上に載置された前記埋め込み主型を、鋳物砂によって覆うことで主型鋳型を形成する第3の手順と、
前記鋳物砂が前記埋め込み主型の周囲に固まった状態で、当該埋め込み主型と一体化された前記主型鋳型を前記鋳型模型から分離させる第4の手順と、を備えていることを特徴とする鋳型の砂型製造方法。 - 請求項1に記載の鋳型の砂型製造方法であって、
前記埋め込み主型には、前記鋳物砂と接触する外表面のうち、前記型合わせ方向と交差する方向を向いた前記外表面上に、凹凸を有する係合部が形成されていることを特徴とする鋳型の砂型製造方法。 - 請求項1または請求項2に記載の鋳型の砂型製造方法であって、
前記第2の手順において、前記埋め込み主型は、当該埋め込み主型において前記鋳物砂と接触する外表面が前記位置決めガイド部に嵌合することで位置決めされることを特徴とする鋳型の砂型製造方法。
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