JP5935032B2 - 木製単板容器の製造方法とこれにより製造した木製単板容器ならびに木製単板容器製造ホットプレス装置 - Google Patents
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却が容易でその際に新たに二酸化炭素を増加させることもない。 また、木材は言うまでもなく再生産可能であり、木材に素材源を求めることで環境保全に大いなる寄与をなす森林の保持、育成に資するところも大きい。
また、限られた形状のものを成形するにしても、多くの場合、熱圧に際して木材原料内部で水蒸気爆発が起こり完成品を得ることが難しい。いわゆるパンク現象の発生である。
また、本願発明はプラスチック製の容器、例えばプラスチック製トレーにコスト面で拮抗しえる木製トレーの提供を目的としている。 コストダウンや軽量化の観点から木製トレーの素材となる木製単板を単層として使用することが望ましい。 しかしながら、単板を単層で利用する場合、熱圧成形の過程で成形不良が発生しやすいという問題が生じる。 本願発明は、このような問題点の解決も目的としている。
(イ)密閉容器内で木製単板を水蒸気処理(スチーミング)する手段、又は温水浸漬後の単板にマイクロ波照射する手段、又は有機液体(水又は有機液体相互の混合体を含む)を単板に付与する手段のいずれかにより木製単板を可塑化(軟化)する工程、
(ロ)木製単板を金型にセットして、緩やかな水分除去手段すなわち熱圧に際して加圧、解圧動作の反復繰り返しを初期には頻繁に行い、その後は徐々に加圧時間を長くする熱盤動作により単板内の水蒸気の急激な膨張を防止しつつ熱圧する工程、
(ハ)次いで単板容器形態の維持固定をなすために、熱圧を所定時間、所定温度で解圧なしに連続的に行う工程。
(イ) 木製単板にポリエチレン/エチレン酢酸ビニル樹脂共重合体(PE/EVA)片面熱融着性フィルムをローラープレスにより融着する工程、
(ロ) 次いで、フィルムを融着したスギ単板の可塑化(軟化)処理のために、これをスティーミング処理する工程、
(ハ) 前記工程から取り出した木製単板を素早く成形装置(ホットプレスの金型)にセットし、金型でプレス(熱圧)するのに併せて、緩やかな水分除去手段すなわち熱圧に際して加圧、解圧動作の反復繰り返しを初期には頻繁に行い、その後は徐々に加圧時間を長くする熱盤動作により単板内の水蒸気の急激な膨張を防止しつつ熱圧する工程、
(ニ) 次いで、成形形状を固定するために所定時間のプレスをなす工程、
(ホ) 熱圧金型中に形成されてから取り出したトレーを熱圧金型と同形状の金型のコールドプレスにより加圧して冷却する工程。
記工程(ロ)に係る可塑化(軟化)処理を行わない構成となすことがある。
(イ)木製単板2枚を温水に所定時間浸漬した後、単板と同じ大きさのポリエチレン(PE)フィルム(0.01-0.5mm)を単板の間に挟み、スティーミング処理をなす工程、
(ロ)前記工程から取り出した木製単板を素早く成形装置(ホットプレスの金型)にセットし、金型でプレス(熱圧)するのに併せて、緩やかな水分除去手段すなわち熱圧に際して加圧、解圧動作の反復繰り返しを初期には頻繁に行い、その後は徐々に加圧時間を長くする熱盤動作により単板内の水蒸気の急激な膨張を防止しつつ熱圧する工程、
(ハ)次いで、成形形状を固定するために所定時間のプレスをなす工程、
(ニ)熱圧金型中に形成されたトレーを取り出して熱圧金型と同形状の金型のコールドプレスにより加圧して冷却する工程。
(イ)木製単板を温水中に1〜2分間程度浸漬した後取り出し、深さ、角度(側壁立ち上がり角度)、底面と側壁との交わり部の曲率について所定仕様である熱圧金型において、メス金型に水滴を少量滴下し、その上にその木製単板をセットして、木製単板の温度が上昇するまで所定時間待機させて木製単板の可塑化(軟化)をなした後、メス金型とオス金型とにより木製単板を挟圧してプレス成形を開始する工程、
(ロ)金型でプレス(熱圧)するのに併せて、緩やかな水分除去手段すなわち熱圧に際して加圧、解圧動作の反復繰り返しを初期には頻繁に行い、その後は徐々に加圧時間を長くする熱盤動作により単板内の水蒸気の急激な膨張を防止しつつ熱圧する工程、
(ハ)次いで、成形形状を固定するために所定時間のプレスをなす工程。
おいて、木製単板は、単層単板となすことがある。
減圧下においたのち、容器内に水蒸気を供給してなすこともあり、この際の水蒸気圧は0.1〜1.2MPa程度である。 前記減圧により単板内部への水蒸気の浸透が促進される。
なお、水分あるいは有機液体の付与により単板含水率は30〜100%程度になる。
例えば、単板をスライスして製造する場合にどうしても刃物のすくい面に接する面に小さな割れが発生するが、この割れが発生した面を裏割れ面と呼ぶ。 木製単板の金型へのセットに際しては、裏割れ面が、例えば容器としてのトレーの内側面(収縮側)を構成するように配置する方が、外側面(引張り変形側)となるように配置する場合より成形時の割れが少なくなる。
この方法によれば、成形時における割れなどの発生を抑制でき、高品質の木製単板容器が得られる。
この加圧、解圧動作の反復繰り返しは、初期には頻繁に行い、その後は徐々に加圧時間を長くするようにして行うのが望ましい。この動作により水蒸気の急激な膨張による木製単板におけるパンク現象の発生を防止できて、所望形状の容器を得ることができる。
実施例1:下記の手順で木製単板を熱圧して木製トレーを成形した。 熱圧成形に使用したホットプレス装置は、木製単板を挟持して所定形状に押圧する金型と、金型を加熱する熱盤と、金型を木製単板に押圧する押圧機構と、熱盤を所定の温度に加熱する加熱手段とを具えた公知の構成を有するものである。 なお、金型による熱圧過程では、水分除去手段により木製単板中の水分除去をなしたが、この水分除去手段は金型による複数回の加圧と解圧の繰り返し動作からなるハンチング操作である。また、スギ単板と金型との間の摩擦抵抗を減少させてスギ単板の金型に沿った変形を容易にするために、金型にはテフロン加工を施した。
(1)2mm厚さのスギ単板をスライサーにより製造し、自然乾燥させた。
(2)自然乾燥させておいた上記2mm厚さのスギ単板を、目的とする木製トレーの展開図よりやや大きい相似形に裁断成形し、次いで、可塑化処理をなした。 すなわち、前記スギ単板をスティーミング処理装置に入れ、蓋を閉じ、0.2MPa(約120℃)の水蒸気を吸入し、10秒間放置後、10秒間で水蒸気を排気し、蓋を開ける、という操作を2回繰り返して、スギ単板の可塑化処理をなした。
(3) 可塑化処理後のスギ単板を直ちにホットプレス装置の金型にセットし、熱圧した。
なお、金型へのセットに際しては、スギ単板の裏割れ面が木製トレー内面を構成するようにした。
金型の温度は160℃、圧締圧力は4.7MPaに設定した。熱圧に際して、スギ単板パンク現象を防止するため、圧締中に単板内部の水蒸気を除去する目的で前記ハンチング操作を繰り返した。
ハンチング操作の頻度と時間等は、図1に示すは表1の内容により実行した。そして、成形形状を固定するために、表1に示すように、最終的に10秒間プレスした後、金型を上昇させ、成形した木製トレーを取り出した。
(4)成形した木製トレーを金型と同形状のギロチンカッターにより、周囲を切断し、所定の木製トレーを得た。
(1)2mm厚さのスギ単板をスライサーにより製造し、自然乾燥させた。
(2)自然乾燥させた上記2mm厚さのスギ単板の可塑化処理をなした。 すなわち、上記スギ単板を摂氏70度の水槽に5分間程度浸漬した後、スティーミング処理装置に入れ、蓋を閉じ、0.2MPa(約120℃)の水蒸気を吸入し、10秒間放置後、10秒間で水蒸気を排気し、蓋を開ける。この操作を2回繰り返した後、単板を取り出す。
(3)取り出した単板を素早く成形装置(ホットプレスの金型)にセットし、プレスする。金型の温度は摂氏160度、圧締圧力は4.7MPaである。パンク現象を防止するため、プレス中に単板中の水蒸気を除去する目的でハンチング操作を繰り返す。ハンチング操作の頻度と時間等は、図2に示すは表2の内容により実行した。そして、成形形状を固定するために、表2に示すように、最終的に10秒間プレスした後、金型を上昇させ、成形した木製トレーを取り出した。
(4)成形した木製トレーを金型と同形状のギロチンカッターにより、周囲を切断し、所定の木製トレーを得た。
(1)1mm厚さのスギ単板をスライサーにより製造し、自然乾燥させた。
(2)自然乾燥させた前記1mm厚さのスギ単板にポリエチレン/エチレン酢酸ビニル樹脂共重合体(PE/EVA)片面熱融着性フィルム(厚さ0.03mm)をローラープレスを用いて120℃、1m/minで単板とフィルムを融着する。次いで、フィルムを融着したスギ単板の可塑化処理のために、これをスティーミング処理した。 なお、薄い単板(0.5mm程度)ならば、スティーミング処理をせず、そのままでも製造可能である。
(3)取り出したスギ単板を素早く成形装置(ホットプレスの金型)にセットし、金型温度摂氏160度でプレス(熱圧)した。熱圧工程において、パンク現象を防止するため、プレス中に単板中の水蒸気を除去する目的で前述のハンチング操作を繰り返した。
ハンチング操作の頻度と時間等は、図3に示すは表3の内容により実行した。そして、成形形状を固定するために、表3に示すように、最終的に10秒間プレスした後、金型を上昇させ、成形した木製トレーを取り出した。
(4)取り出したトレーを同形状の金型のコールドプレスに素早くセット、加圧し、冷却した。
(5)成形した木製トレーを金型と同形状のギロチンカッターにより、周囲を切断し、所定の木製トレーを得た。
(1)1mm厚さのスギ単板をスライサーにより製造し、自然乾燥させた。
(2)次いで、スギ単板の可塑化処理をなした。 すなわち、乾燥した1mm厚さのスギ単板2枚を摂氏70度の水槽に10分間程度浸漬した後、単板と同じ大きさの高密度ポリエチレン(HDPE)フィルム(0.3mm)を単板の間に挟み、0.2MPa(約120℃)のスティーミング処理(10秒間放置後、10秒間で水蒸気を排気)を2回施した。
(3)取り出した単板とHDPEフィルムを素早く成形装置(ホットプレスの金型)にセットし、金型温度摂氏180度でプレス(熱圧)した。熱圧工程において、パンク現象を防止するため、プレス中に単板中の水蒸気を除去する目的で前述のハンチング操作を繰り返した。
ハンチング操作の頻度と時間等は、図4に示すは表4の内容により実行した。そして、成形形状を固定するために、表4に示すように、最終的に10秒間プレスした後、金型を上昇させ、成形した木製トレーを取り出した。
(4)取り出したトレーを同形状の金型のコールドプレスに素早くセット、加圧し、HDPEが常温程度になるまで冷却した。
(5)成形した木製トレーを金型と同形状のギロチンカッターにより、周囲を切断し、所定の木製トレーを得た。
深さ: 30mm
角度(側壁立ち上がり角度): 左右異形で、それぞれ60度および50度
底面と側壁との交わり部の曲率: 半径13mm
(1)1mm厚さのスギ単板をスライサーにより製造し、自然乾燥させた。
(2)次いで、スギ単板の可塑化処理をなした。 すなわち、乾燥した1mm厚さのスギ単板を摂氏70度の水槽に1〜2分間程度浸漬した後取り出し、図5に示すように、メス金型K1に水滴を少量滴下し、その上にその単板Wをセットして、単板Wの温度が上昇するまで10〜20秒間放置した。この後、メス金型K1とオス金型K2とにより単板Wを挟圧してプレス成形を開始した。
(3)金型の温度は摂氏185度、圧締圧力は5.4MPaである。熱圧工程において、パンク現象を防止するため、プレス中に単板中の水蒸気を除去する目的で前述のハンチング操作を繰り返した。
ハンチング操作の頻度と時間等は、図6に示すは表5の内容により実行した。そして、成形形状を固定するために、表5に示すように、最終的に10秒間プレスした後、金型を上昇させ、成形した木製トレーを取り出した。
(4)成形した木製トレーを金型と同形状のギロチンカッターにより、周囲を切断し、所定の木製トレーを得た。
深さ: 30mm
角度(側壁立ち上がり角度): 左右異形で、それぞれ60度および50度
底面と側壁との交わり部の曲率: 半径13mm
トン33aを上昇させて密閉槽2(筺体21)を下側熱盤12等により密閉する。 この密閉状態で、図7の水蒸気源6から水蒸気給排気機構5を介して水蒸気を前記密閉槽2中に噴射する。 この際、密閉容器の下蓋(12の熱盤)が開かないように、その水蒸気圧に見合った必要な圧力をかけておく。 水蒸気圧は0.1〜1.2MPa程度の範囲で設定する。
Claims (10)
- 金型に挟持される木製単板を熱圧して所定形状の容器に成形する木製単板容器の製造方法であって、以下の工程を有することを特徴とする木製単板容器の製造方法。
(イ)密閉容器内で木製単板を水蒸気処理(スチーミング)する手段、又は温水浸漬後の単板にマイクロ波照射する手段、又は有機液体(水又は有機液体相互の混合体を含む)を単板に付与する手段のいずれかにより木製単板を可塑化(軟化)する工程、
(ロ)木製単板を金型にセットして、緩やかな水分除去手段すなわち熱圧に際して加圧、解圧動作の反復繰り返しを初期には頻繁に行い、その後は徐々に加圧時間を長くする熱盤動作により単板内の水蒸気の急激な膨張を防止しつつ熱圧する工程、
(ハ)次いで単板容器形態の維持固定をなすために、熱圧を所定時間、所定温度で解圧なしに連続的に行う工程。 - 請求項1記載の木製単板容器の製造方法において、前記工程(イ)の水蒸気処理(スチーミング)する手段は、内部に金型が設置されている水蒸気密閉槽内でなすようにしたことを特徴とする木製単板容器の製造方法。
- 金型に挟持される木製単板を熱圧して所定形状の容器に成形する木製単板容器の製造方法であって、以下の工程を有することを特徴とする木製単板容器の製造方法。
(イ) 木製単板にポリエチレン/エチレン酢酸ビニル樹脂共重合体(PE/EVA)片面熱融着性フィルムをローラープレスにより融着する工程、
(ロ) 次いで、フィルムを融着したスギ単板の可塑化(軟化)処理のために、これをスティーミング処理する工程、
(ハ) 前記工程から取り出した木製単板を素早く成形装置(ホットプレスの金型)にセットし、金型でプレス(熱圧)するのに併せて、緩やかな水分除去手段すなわち熱圧に際して加圧、解圧動作の反復繰り返しを初期には頻繁に行い、その後は徐々に加圧時間を長くする熱盤動作により単板内の水蒸気の急激な膨張を防止しつつ熱圧する工程、
(ニ) 次いで、成形形状を固定するために所定時間のプレスをなす工程、
(ホ) 熱圧金型中に形成されてから取り出したトレーを熱圧金型と同形状の金型のコールドプレスにより加圧して冷却する工程。 - 請求項3記載の木製単板容器の製造方法において、単板について前記工程(ロ)に係る可塑化(軟化)処理を行わないことを特徴とする木製単板容器の製造方法。
- 金型に挟持される木製単板を熱圧して所定形状の容器に成形する木製単板容器の製造方法であって、以下の工程を有することを特徴とする木製単板容器の製造方法。
(イ)木製単板2枚を温水に所定時間浸漬した後、単板と同じ大きさのポリエチレン(PE)フィルム(0.01-0.5mm)を単板の間に挟み、スティーミング処理をなす工程、
(ロ)前記工程から取り出した木製単板を素早く成形装置(ホットプレスの金型)にセットし、金型でプレス(熱圧)するのに併せて、緩やかな水分除去手段すなわち熱圧に際して加圧、解圧動作の反復繰り返しを初期には頻繁に行い、その後は徐々に加圧時間を長くする熱盤動作により単板内の水蒸気の急激な膨張を防止しつつ熱圧する工程、
(ハ)次いで、成形形状を固定するために所定時間のプレスをなす工程、
(ニ)熱圧金型中に形成されたトレーを取り出して熱圧金型と同形状の金型のコールドプレスにより加圧して冷却する工程。 - 水の急激な蒸発を防止するためにテフロン加工を施した金型に挟持される木製単板を熱圧して所定形状の容器に成形する木製単板容器の製造方法であって、以下の工程を有することを特徴とする木製単板容器の製造方法。
(イ)木製単板を温水中に1〜2分間程度浸漬した後取り出し、深さ、角度(側壁立ち上がり角度)、底面と側壁との交わり部の曲率について所定仕様である熱圧金型において、メス金型に水滴を少量滴下し、その上にその木製単板をセットして、木製単板の温度が上昇するまで所定時間待機させて木製単板の可塑化(軟化)をなした後、メス金型とオス金型とにより木製単板を挟圧してプレス成形を開始する工程、
(ロ)金型でプレス(熱圧)するのに併せて、緩やかな水分除去手段すなわち熱圧に際して加圧、解圧動作の反復繰り返しを初期には頻繁に行い、その後は徐々に加圧時間を長くする熱盤動作により単板内の水蒸気の急激な膨張を防止しつつ熱圧する工程、
(ハ)次いで、成形形状を固定するために所定時間のプレスをなす工程。 - 金型に挟持される木製単板を熱圧して所定形状の容器に成形する木製単板容器の製造方法であって、前記木製単板は熱圧時に可塑化するとともに、熱圧に際して水分除去手段により木製単板中の水分除去をなした後、所定時間熱圧を連続して前記所定形状の固定をなし、前記可塑化は木製単板の熱圧時における水分又は有機液体添加処理であり、前記水分添加処理又は有機液体添加処理は金型へ滴下した水分および/又は有機液体によりなすようにしたことを特徴とする木製単板容器の製造方法。
- 請求項1ないし5又はいずれか記載の木製単板容器の製造方法において、金型には木製単板と金型との間の摩擦抵抗を減少させて木製単板の金型に沿った変形を容易にするためにテフロン加工を施したことを特徴とする木製単板容器の製造方法。
- 請求項1ないし8いずれか記載の木製単板容器の製造方法において、木製単板は、単層単板であることを特徴とする木製単板容器の製造方法。
- 請求項1ないし9いずれか記載の木製単板容器の製造方法において、金型にセットする木製単板は、目的とする木製単板容器の展開図よりやや大きい相似形となして成形時の変形応力による木製単板の割れを軽減するようにしたことを特徴とする木製単板容器の製造方法。
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