JP5934600B2 - 軸構造 - Google Patents
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Description
ところが、前述したように軸と軸受は、その軸方向の一方側である座席外側からだけしか組み付けないし取り外しができないという構造上の問題があった。
[1]各種装置における一部材(5)に対し、その外側に沿って他部材(6)を支持するための軸構造(10)において、
前記一部材(5)を貫通する状態に取り付けられて該一部材(5)より着脱可能な軸受(11)と、該軸受(11)に対して前記他部材(6)の外側から挿通可能であり前記他部材(6)を軸支する軸(20)と、を備え、
前記他部材(6)には、前記軸(20)の頭部(21)が回転可能に嵌合する軸支孔(6a)が設けられ、前記軸(20)の頭部(21)は、前記軸支孔(6a)を通り抜け可能で前記軸受(11)を通り抜け不能な大きさに設けられ、前記軸(20)の脚部(22)は、前記頭部(21)が前記軸支孔(6a)に嵌合している軸支状態にて、先端側が前記軸受(11)より前記一部材(5)の内側に突出する長さに設けられ、該先端側には、前記軸(20)が前記軸受(11)より抜け出ることを防止する止着手段が設けられ、該止着手段は、前記軸(20)の脚部(22)の先端側より着脱可能であり、
前記止着手段を前記軸(20)の脚部(22)の先端側より取り外した際に、前記他部材(6)の外側から前記軸(20)を前記軸受(11)より引き抜くことが可能であり、かつ前記軸受(11)を前記軸(20)が挿通している状態のまま、該軸(20)と一緒に前記一部材(5)の内側から取り外して引き抜くことが可能に構成されたことを特徴とする軸構造(10)。
前記間座(30)は、前記軸支状態で前記他部材(6)に対する前記一部材(5)の前記軸(20)の軸方向における相対的な位置ずれを防止する長さに設けられたことを特徴とする[1]に記載の軸構造(10)。
前記[1]に記載の軸構造(10)によれば、各種装置における一部材(5)に対し、その外側に沿って他部材(6)を支持するには、先ず一部材(5)に貫通する状態で軸受(11)を取り付ける。ここで軸受(11)は、一部材(5)から着脱することができる。次に軸受(11)に対して、他部材(6)の外側から軸(20)を挿通して、この軸(20)により他部材(6)を軸支すれば良い。これにより、軸構造(10)を介して他部材(6)は一部材(5)に回動可能に取り付けられる。
よって、各種装置の保守点検や改修等で分解する必要が生じた場合でも、従来の軸構造に比べて大幅な作業工数の削減が可能となる。
図1に示すように、軸構造10は、各種装置における一部材に対し、その外側に沿って他部材を支持するためのものである。以下、本実施の形態では、各種装置の一例として、航空機あるいは鉄道車両等の客室内に設置される乗物用の座席に適用した例で説明する。
座席1の組み立て時において、フレーム構造4を構成する一部材5に対し、その外側に沿って他部材6を支持するには、先ず一部材5に貫通する状態で軸受11を取り付ける。すなわち、軸受11の本体を一部材5の内側(図1中で紙面右側)から取付孔5aに挿入して、フランジ12を一部材5の内側に配置させてボルト15とナット16で止着する。この時、一部材5と他部材6の間に間座30を介在させておき、取付孔5aより外側に向かって突出する軸受11の本体を間座30にも挿通させる。
2…背凭れ
3…座部
4…フレーム構造
5…一部材
5a…取付孔
6…他部材
6a…軸支孔
7…肘掛
10…軸構造
11…軸受
12…フランジ
13…ネジ孔
14…ボス
15…ボルト
16…ナット
17…座金
20…軸
21…頭部
21a…フランジ
22…脚部
23…ピン孔
24…ピン
30…間座
Claims (5)
- 各種装置における一部材に対し、その外側に沿って他部材を支持するための軸構造において、
前記一部材を貫通する状態に取り付けられて該一部材より着脱可能な軸受と、該軸受に対して前記他部材の外側から挿通可能であり前記他部材を軸支する軸と、を備え、
前記他部材には、前記軸の頭部が回転可能に嵌合する軸支孔が設けられ、前記軸の頭部は、前記軸支孔を通り抜け可能で前記軸受を通り抜け不能な大きさに設けられ、前記軸の脚部は、前記頭部が前記軸支孔に嵌合している軸支状態にて、先端側が前記軸受より前記一部材の内側に突出する長さに設けられ、該先端側には、前記軸が前記軸受より抜け出ることを防止する止着手段が設けられ、該止着手段は、前記軸の脚部の先端側より着脱可能であり、
前記止着手段を前記軸の脚部の先端側より取り外した際に、前記他部材の外側から前記軸を前記軸受より引き抜くことが可能であり、かつ前記軸受を前記軸が挿通している状態のまま、該軸と一緒に前記一部材の内側から取り外して引き抜くことが可能に構成されたことを特徴とする軸構造。 - 前記軸受の外周に外嵌させた状態で、前記一部材と前記他部材の間に介在させる間座を備え、
前記間座は、前記軸支状態で前記他部材に対する前記一部材の前記軸の軸方向における相対的な位置ずれを防止する長さに設けられたことを特徴とする請求項1に記載の軸構造。 - 前記間座は、樹脂で形成されていることを特徴とする請求項2に記載の軸構造。
- 前記止着手段は、前記軸の脚部の先端側に軸心と交差するように貫通形成したピン孔に着脱可能に挿通して取り付けるピンからなることを特徴とする請求項1,2または3に記載の軸構造。
- 前記軸受は、その一端側に前記一部材に貫通形成した取付孔の周囲に沿うフランジを有し、該フランジを前記一部材の内側に配置させてネジ止めすることにより、該一部材の内側より着脱可能としたことを特徴とする請求項1,2,3または4に記載の軸構造。
Priority Applications (1)
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JP2012169212A JP5934600B2 (ja) | 2012-07-31 | 2012-07-31 | 軸構造 |
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JP2012169212A JP5934600B2 (ja) | 2012-07-31 | 2012-07-31 | 軸構造 |
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JP2014028539A JP2014028539A (ja) | 2014-02-13 |
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ID=50201460
Family Applications (1)
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JP2012169212A Active JP5934600B2 (ja) | 2012-07-31 | 2012-07-31 | 軸構造 |
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2012
- 2012-07-31 JP JP2012169212A patent/JP5934600B2/ja active Active
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