JP5933840B2 - 車両シート用継手と車両シート - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1のプリアンブルに係る特徴を有する車両シート用継手と車両シートに関する。
一般的な継手は、少なくとも一つのロックバー及び一つの回転可能偏心器を有する。偏心器は、少なくとも一つのロックバーを、当該ロックバーがばね付勢されるようにして歯付きリングの歯に係合するように保持する。偏心器の輪郭は、自己ロックとなるように設計される。すなわち、静止荷重条件での又は衝突荷重での歯付きセグメントから偏心器への力の伝達が偏心器の回転を引き起こさず、その結果、継手が開になることもない。しかしながら、好ましくない荷重条件、特に周期的な又は振動する応力により、悪条件のもと、偏心器の不要な回転が引き起こされる。その結果、継手が不要に開となることが生じる。
一般的な継手を取り付けるとき、回転が固定された継手の構成部材に対する偏心器の角度位置を画定する偏心器角度を、完全ロック位置を監視するべく使用する。周知の偏心器は、測定された偏心器角度が依然として、許容可能な構成部材公差によって画定される許容偏心器角度範囲にあるのか否かを検出することが難しいという欠点を有する。偏心器角度の測定値及び/又は読みの不正確さは、継手の誤った判定をもたらす。
一般的な継手は特許文献1に開示されている。第1偏心器カム及び第1ロックカム間の第1接触点において正の第1ウェッジ角度が画定され、かつ、第2偏心器カム及び第2ロックカム間において荷重のみによりもたらされる第2接触点において負の第2ウェッジ角度が画定される。第1カム対における正のウェッジ角度は、ロックバーをロックする役割と、公差を補償する役割とを有する。ロックバーから第1カム対を介して偏心器まで伝達される開成分を有する通常の力は、自己ロック態様で摩擦力によって補償される。第2カム対における負のウェッジ角度は、この場合の通常の力は閉成分を有するので、偏心器の回転を阻止する役割を有する。実際のところ、第1及び第2ウェッジ角度からなる当該システムは、公差に対して非常に敏感であることがわかっている。
ロックバーを備える継手は特許文献2に開示されている。このロックバーはいずれも、ロックバーの、互いに軸方向及び径方向にずれた2つの部分領域に支承表面を有する。ロックバーひいては継手をロックするための偏心器が設けられる。この偏心器は駆動ブッシングに浮動結合される。偏心器はクランプ表面を備えたカムを含む。クランプ表面は、当該カムの一端から他端まで連続的に盛り上がり、2つの支承表面の一方とロックするように協働する。駆動ブッシングは、2つの支承表面の他方と協働する同心阻止表面を備えたさらなるカムを含む。周方向にある当該2つのカムは、互いに少しだけずれており、継手をロックするとき、割り当てられた支承表面の下方で同時に回転する。その結果、カムは、偏心器がわずかな角度だけ回転しているときにはすでに、クランプ表面によってロックバーを支承している。このわずかな角度の回転ゆえに、偏心器角度を使用して確実に継手のロック状態を判定することが複雑となる。
特許文献3は、ロックバーを支持する2つの偏心器カムを有する偏心器を備えたさらなる継手を開示する。偏心器角度を使用して確実に継手のロック状態を判定できるようにするには、どのようにして偏心器カムを設計すべきかは開示されていない。
独国特許第10 2010 053 525(B3)号明細書 独国特許出願公開第44 19 411(A1)号明細書 欧州特許出願公開第1 591 303(A2)号明細書
本発明の課題は、導入で述べたタイプの継手を改善することにある。詳しくは、当該継手を公差に鈍感となるように設計することにある。好ましくない荷重条件であっても安全なロックを保証することが意図される。偏心器角度を使用して確実に継手のロック状態を判定するための簡単なオプションが与えられる。本発明の課題は、最適化されたロック安全性を備えた継手を使用することにより車両シートを改善することにある。
本発明によれば、この課題は、請求項1に記載の特徴を有する継手及び請求項10の特徴を有する車両シートによって解決される。
第1偏心器カムが、軸と同心に周方向に延びるカム部分を有し、かつ、当該軸と同心に延びるカム部分が閉方向の反対方向において、第1偏心器カムのさらなるカム部分の前に配列される。当該さらなるカム部分は閉方向の反対方向において、ロックバーを歯付きリングにクランプするべく、同心の周方向輪郭に対して径方向外側に延びるカム輪郭を有する。公称サイズの構成部材を備えた継手と比べ、ロック状態において許容不能に大きな公差を有する継手の偏心器が、明確かつ確実に測定可能な開継手方向の回転角度偏差を有することが達成される。
「閉方向の反対方向」として使用される方向情報は、閉方向に反対の視線方向と同等の意味である。偏心器が閉方向に回転すると、閉方向の反対方向の前方カム部分がそれに応じて、割り当てられたロックカムに最初に到達する。
アンロック状態では、典型的な実施形態にかかわらず、継手の偏心器が、閉方向の反対方向に十分遠くへ回転し、かつ、ロックバーが内向きに十分遠くへ移動するので、径方向内側へ引っ張られたロックバーの第1ロックカムが、径方向に延びる第1及び第2偏心器カムの側方輪郭間の中間スペースに位置決めされる。ロック中において第1ロックカムが径方向内側の遠すぎる位置に位置決めされることにより、偏心器がもはや、指定されたロック位置に到達することができない場合、径方向に同心カム部分を備えた第1偏心器カムが第1ロックカムの下方に嵌まらないので、確実に測定可能であって同心カム部分の長さに対応する少なくとも偏心器角度測定によって、偏心器は開のままに維持される。この角度ステップは、偏心器回転角度が連続的に変化しかつ許容角度値の制限のみが設定された場合よりも、容易に識別することができる。これによって、取り付けられた継手の、確実な機能に対する判定が簡易化される。
先行技術と比べ、第1偏心器カムが、軸Aまわりに同心かつ周方向に延びるカム部分を有するので、第2カム対の負のウェッジ角度をなしで済ますことができる。その結果、システムは公差に対して鈍感となる。
第1偏心器カムに精密に同心(0度輪郭)のカム部分を導入することが好ましい解決策である。ここで、同心という用語は、準同心のカム部分も包含する。準同心カム部分は、当該準同心カム部分上の接線と偏心器の軸まわりに延びる円弧とが非常に小さな角度をなす。この角度は理想的に、第1偏心器カムのロック輪郭の第4カム部分における角度の近似的に半分だけ大きいか又は小さい。低減された角度により、偏心器の開の回転方向にもたらされる力成分が小さくなるので、偏心器をロック位置に保持する摩擦力成分が大きくもたらされる。
悪条件のもと偏心器が開方向の力を受け得る場合、不要な可能性のある偏心器の動きは、第1偏心器カムの同心接触点上に第1ロックカムが接触したままの好ましくは約4°(代替的には約8°まで)の偏心器回転角度の後に止まる。すなわち、継手の十分なロックが確保される。
同心接触表面により、継手をロックしている間の動作力にわずかな増加がもたらされる。このため、アンロック点に到達して継手が解放される場合を指示する容易に認識可能なインジケータが得られる。同心接触表面から離れた後、低い動作力での駆動が再び行われる。有利なことに、このことは、継手の機能試験時において、特定の力経路/回転角度経路による明確な測定結果をもたらす。
好ましくは、第1偏心器カムは第1カム部分を有する。第1カム部分は、実質的に径方向に延びる偏心器カムの第1側面の丸まった部分により、偏心器カムの輪郭が実質的に周方向に延びるように制御輪郭を画定する。当該制御輪郭は、偏心器が閉方向に回転する間、ロックバーの歯付きリング内への導入を制御する。第1カム部分に直接隣接しかつ軸Aまわりに同心の周方向に延びる第2カム部分が、同心カム部分を形成するのが有利である。
自由枢動機能を与えるべく、継手のロック状態は、さらなる継手のロック状態と結合することができる。その結果、継手が開である場合に、結合手段、特にボーデンケーブルを介してさらなる継手も開を保持する。この場合、継手の第1偏心器カムの第1カム部分及び第2カム部分間にある追加カム部分が、結合手段に潜在的に存在する間隙及び公差を補償する。
第4カム部分は、閉方向の反対方向において周方向に対してわずかに径方向外側に延びるカム輪郭を特徴とする。これは、好ましくは4°〜6°であるウェッジ角度だけ延びる。ウェッジ角度は、第4カム部分の閉方向の後縁領域が、前縁領域よりもさらに径方向外側に突出することを必要とする。その結果、第1偏心器カムによる作用を受けるロックバーがロックされて公差の補償が可能となる。閉方向に先導する第4カム部分の領域は、ロック手順の間、割り当てられた第1偏心器カムに最初に到達する。その後、径方向外側に延びるカム輪郭がロックバーを外側に押圧する。
第1ロックカムの輪郭は、継手による偏心器の回転中、第2カム部分と、第3カム部分を有する第4カム部分との間において、第1偏心器カムの輪郭に捕まることが確実に防止される。第3カム部分は、第2カム部分と第4カム部分とを一緒に連続的に、特にエッジなしで連続的に接続する。
本発明に係る継手の強度は、第1偏心器カムが第1接触点において第1ロックカムと接触することと、特に0.05〜0.5mmのギャップが第2偏心器カムと第2ロックカムとの間に延びることとによって、継手のロックされた無荷重状態において増加させることができる。継手のロックされた荷重状態では、特に車両シートが衝突に起因する大きな力を受ける場合には、ロックバーが案内セグメント同士の間で傾動する結果、第1偏心器カムと第1ロックカムとが第1接触点で接触することに加え、ロックバーが傾動して第2偏心器カムが第2接触点で第2ロックカムと接触する。
第1偏心器カムの同心カム部分は、対向方向にある4つのロックバーすべての傾動と組み合わせられるのが有利である。径方向に対向する2つのロックバーそれぞれに対し、第1偏心器カムが、第2偏心器カムに対して先行する偏心器カムとして、閉方向において偏心器に配列される。他の2つのロックバーそれぞれに対しては、第1偏心器カムは、第2偏心器カムに対して後続する偏心器カムとして、閉方向において偏心器に配列される。継手がロックされている場合、荷重を受けると各ロックバーは、隣接するロックバーそれぞれに対向する方向に傾動する。こうして、2つのロックバーの傾動が、強度を高める双方の荷重方向に対して確保される。
同心カム部分は有利なことに、第1偏心器カムにのみ形成され、第2偏心器カムは、静止状態において第2ロックカムと接触することがなく、かつ、同心カム部分なしに形成される。しかしながら、原理上、一つの偏心器のすべてのロックカムに同心カム部分を設けることもできる。
少なくとも2つのロックバーと、少なくとも2つの第1偏心器カムを備えた一つのみの偏心器とを有する継手において、少なくとも2つの第1偏心器カムのうち一つのみの第1偏心器カムが、軸まわりに同心に延びるカム部分を有し、かつ、軸まわりに同心に延びるカム部分を有する残りの第1偏心器カムが、それに対応して周方向に短くなるように構成されれば十分である。
少なくとも一つの継手によって一緒に接続されるシート部品及びバックレストを備える車両シートの強度を、本発明に係る継手を使用することによって最適化することができる。確実に試験することができる継手のロック状態ゆえに、車両シートの安全性がさらに増加する。
本発明は、図面に示す有利な2つの典型的な実施形態を参照して詳述される。しかしながら、本発明はこれらの典型的な実施形態に限られない。
第1の典型的な実施形態に係る継手を備えた車両シートの模式的な図を示す。 第1の典型的な実施形態の軸方向断面を示す。 第1の典型的な実施形態の、図2のIII−III線に沿った径方向断面を示す。 第1の典型的な実施形態の偏心器の斜視図を示す。 第1の典型的な実施形態の偏心器の正面図を示す。 図5のVI部分の詳細を示す。 公称サイズの構成部材を備えるロックされた継手の、図3に対応する図を示す。 最大許容可能公差に従う構成部材を備えるロックされた継手の、図7に対応する図を示す。 構成部材公差が許容不能に大きなロックされた継手の、図7に対応する図を示す。 第2の典型的な実施形態に係る継手を備えた車両シートの模式的な図を示す。 第2の典型的な実施形態の、図6に対応する図を示す。 完全なアンロック状態にある第2の典型的な実施形態の、図3に対応する径方向断面を示す。
自動車用車両シート1は、シート部品3と、シート部品3に対して傾斜が調整可能なバックレスト4とを有する。バックレスト4の傾斜を調整するべく伝達ロッド7が、例えば第1ハンドレバー5によって手動で回転される。この伝達ロッドは、シート部品3からバックレスト4への遷移領域に水平方向に配列される。車両シート1の両側では、伝達ロッド7が継手10に係合する。伝達ロッド7は、使用される円筒座標系の方向情報を画定する。
継手10は、軸Aまわりに相対的に回転する第1継手部品11及び第2継手部品12を含む。本例の軸Aは、伝達ロッド7の中心軸に整合される。2つの継手部品11及び12はいずれも、近似的に円板形状として記載される。継手部品11及び12双方は好ましくは、すくなくとも部分的に硬化された金属、特に鋼からなる。軸方向に作用する力を受けるべく、すなわち継手部品11及び12を軸方向一緒に保持するべく、クランプリング13が設けられる。クランプリング13は、好ましくは硬化された金属、特に鋼からなるのが好ましい。クランプリング13は好ましくは、実質的に平面状かつ環状の形状を有するが、代替実施形態では、円筒部分と前面の平坦環状部分とを備えたL字形状の外形とされる。
クランプリング13が2つの継手部品11及び12の一方に、本例では外側環状部分が第2継手部品12に、例えばレーザ溶接によって又は周知の締結法によって固定接続される。軸方向に対して垂直な平面内に配列された内側環状部分によりクランプリング13は、第1継手部品11の径方向外側周縁領域を、随意的に滑りリングの介在によって、2つの継手部品11及び12の相対的な動きを妨げることなく取り囲む。加えて、互いに面する2つの継手部品11及び12の内側表面が、異物の侵入並びに汚染及び損傷から保護される。
クランプリング13と継手部品11又は12とは、固定接続されることにより、相対的に可動な2つの継手部品11及び12の他方をクランプする。したがって、構造上、2つの継手部品11及び12は一緒になって(クランプリング13とともに)円板形状ユニットを形成する。
継手10の取り付け時、第1継手部品11は例えば、バックレスト4の構造物に固定接続される。すなわちバックレストに固定される。第2継手部品12はその後、シート部品3の構造物に固定接続される。すなわちシート部品に固定される。しかしながら、継手部品11及び12の割り当ては交換することもできる。すなわちこの場合、第1継手部品11がシート部品に固定され、第2継手部品12がバックレストに固定される。継手10は、バックレスト4及びシート部品3間の力が及ぶところに位置決めされる。
継手10は、例えば、関連する開示がここに明示的に組み入れられる独国特許第10 2006 015 560(B3)号明細書に開示されるように第1継手部品11及び第2継手部品12が一緒にロックされ得るラッチ継手として構成される。
第2継手部品12は、複数(本例では4つ)の案内セグメント14を有する。当該案内セグメント14はいずれも対になって、直線状案内表面によりロックバー16を径方向側方に案内する。複数(本例では4つ)のロックバー16が、2つの継手部品11及び12間に画定される構造スペース内に、互いにずれて(本例ではそれぞれ90°に)配列される。ロックバー16は、径方向外側端に歯が設けられる。この歯は、内側歯車として構成される第1継手部品11の歯付きリング17と係合する(に嵌まり込む)。歯付きリング17及びロックバー16が協働すると継手10がロックされる。代替実施形態では、ロックバーの数は一つの、2つの、3つの、又は4つを超えるロックバーである。
第1継手部品11は、第2継手部品12の抜き部に配列され、径方向外側が第2継手部品12によって取り囲まれる。これにより、継手部品11及び12は互いに支承し合う。この場合、歯付きリング17を備えた第1継手部品11の径方向外側周縁領域は径方向において、案内セグメント14と、(第1継手部品11を支承するべく機能する)第2継手部品12の径方向外側周縁領域との間に配列される。高荷重の場合、例えば衝突事象において、第1継手部品11は変形の後、歯付きリング17が、荷重方向近くに位置する案内セグメント14を支承するようになる。その案内セグメント14は、歯付きリング17に面した対応する(同心に)曲がった表面を有する。これにより、継手10の強度が増加する。
第1継手部品11は第2継手部品12に取り付けられる。しかしながら、この関係は反転することができる。すなわち、第2継手部品12を第1継手部品11に取り付けることもできる。原理上、双方の配列は同等である。
例えばプラスチック材料から作られた駆動要素21が、継手10の中心に配列される。この駆動要素は、2つの継手部品11及び12の少なくとも一方に、本例では第1継手部品11に、特に具体的にはその中心開口に、回転可能に取り付けられる。車両シートの両側には駆動要素21が、中空駆動要素21のボア23に挿入されかつ第1ハンドレバー5が相対回転しないように位置決めされた伝達ロッド7に対し、同期を目的として相対回転しないように接続され又は少なくとも結合される。駆動要素21の一端に、本例では第2継手部品12の一端に締結リング24が設けられる。本例では、この締結リングはプラスチック材料からなり、好ましくは、超音波溶接によって駆動要素21に締結される。第1ハンドレバー5は、締結リング24にしっかりとかつ相対回転しないようにクリップ留めされる。締結リング24はまた、駆動要素21の他端に又は両端それぞれに設けられる。
継手部品11及び12間に画定される構造スペース内に配列される偏心器27が、駆動要素21に対し、同期を目的として相対回転しないように位置決めされ又は少なくとも結合される。偏心器27は、各ロックバー16の外側周囲に沿って、第1偏心器カム28と、周方向にずれた第2偏心器カム29とを本例では4倍の数だけ有する。第1偏心器カム28は第1ロックカム16と協働するべく設けられ、第2偏心器カム29は第2ロックカム16bと協働するべく設けられる。偏心器カム28及び29は径方向外側を向き、ロックカム16a及び16bは各ロックバー16の径方向内側を向く。偏心器カム28及び29並びにロックカム16a及び16bは、凸状構成の中実部分であり、いずれもが偏心器カム28及び29とそれぞれに割り当てられたロックカム16a及び16bとの接触点K1、K2が他の接触点それぞれを支承できる領域において、少なくとも連続している。
関連する開示がここに明示的に組み入れられる独国特許出願公開第10 2009 041 492(A1)号明細書に開示されるようなばね35、例えば渦巻ばねが、2つの継手部品11及び12の一方の、本例では第2継手部品12の中心受容器内に配列され、ばね35の径方向外側領域が第2継手部品12に支持される。ばね35は、本例では駆動要素21の内側に相対回転しないように位置決めされることによって、偏心器27に作用する。ばね35による作用を受ける偏心器27は、径方向に可動なロックバー16に作用して当該ロックバーに当接する。その結果、当該ロックバーは径方向外側に押し出されて歯付きリング17に嵌まり込む。これにより継手10がロックされる。
制御円板36が、ロックバー16と第1継手部品11との間の構造スペース内に軸方向に配列される。本例では、偏心器27に対して相対回転しないように位置決めされる。制御円板36は、本例では4つの制御トラックを有する。当該トラックはいずれも各ロックバー16の突出部38と協働する。本例での突出部38は、割り当てられたロックバー16から軸方向に突出する。駆動要素21がばね35の力に対抗して(数度だけ)回転することにより、並びにこれにより駆動される偏心器27及び制御円板36により、制御円板36はロックバー16を径方向内側に、すなわち歯付きリング17から出るように引っ張る。これにより、継手10がアンロックされて2つの継手部品11及び12は相対的に軸Aまわりに回転することができる。バックレスト4はこのとき、傾斜角度を調整するべく軸Aまわりに枢動することができる。すなわち、さらなる使用位置を採用することができる。
偏心器27の閉方向cは、ばね35の作動ゆえに閉方向に作用する偏心器27の回転方向である。以下、第1偏心器カム28の一つと、関連付けられた第1ロックカム16aとの協働が考慮される。ここで、図における閉方向cは時計回り方向である。本例では、残りの第1偏心器カム28も同様に、関連付けられた第1ロックカム16aと協働する。しかしながら、典型的な実施形態の修正例では、一つのみの第1偏心器カム28が対応するように構成される。
ロック状態において、バックレスト4の追加的な荷重が存在しない場合(すなわち、外的トルクが存在せずかつバックレスト4の重さに必要なトルクのみによる場合)、偏心器27は、第1偏心器カム28のみを介してロックバー16に作用する。第1偏心器カム28はいずれも、関連付けられた第1ロックカム16aに、すなわち(第1偏心器カム28と第1ロックカム16とが互いに接触し合う)第1接触点K1に作用する。このとき、第2偏心器カム29とそれぞれに割り当てられた第2ロックカム16bとの間には、近似的に0.05〜0.5mm、好ましくは近似的に0.25mmのギャップが存在する。
ロック状態おいて荷重がバックレスト4に作用する場合、結果的なトルクが、歯付きリング17を案内セグメント14に対して回転させようとする。ロックバー16は案内セグメント14同士間の間隙によって案内され、一方では歯付きリング17と係合し、他方では関連付けられた第1偏心器カム28に支持される。したがって、バックレスト4に作用するトルクがロックバー16を傾動させ、ロックバー16は、案内セグメント14同士間の間隙ゆえに案内セグメント14に対してわずかに可動となる。
(図7から9に関する)トルクが反時計回り方向で上側ロックバー16に作用すると、ロックバー16は左に傾動する(そして左側案内セグメント14と接触する)。第1接触点K1における合力が増加する。トルクが時計回り方向でバックレスト4に作用する場合(図面中)、ロックバー16は右に傾動する(そして右側案内セグメント14と接触する)。バックレスト4に作用するトルクが十分に大きな、例えば100Nmを超える場合、第2偏心器カム29及び第2ロックカム16bは、第2接触点K2において互いに接触し合う。
対角線上に対向するロックバー16の、ロックバー16の傾動に関する状態は、好ましくは上述のとおりである。これらの間に隣接して配列されたロックバー16においては、閉方向cに対して鏡面反転の状態が生じる。すなわち、これらのロックバー16は対向方向に傾動し、関連付けられた第1偏心器カム28が閉方向cに導かれる。この場合、図5に見られるように、偏心器の周囲にわたって、2つの第1偏心器カム28及び2つの第2偏心器カム29が常に、互いに隣接して位置決めされる。しかしながら、典型的な実施形態の修正例では、隣接するロックバー同士が同じレイアウトを有する。その結果、ロックバーは同じ方向に傾動するので、偏心器の周囲全体にわたって、第1偏心器カム28と第2偏心器カム29とが交替して互いに隣接するように位置決めされる。
第1偏心器カム28は、その外側輪郭に沿って異なる配置の複数のカム部分に細分化される。偏心器27の角度位置に応じて、第1偏心器カム28の当該カム部分の一以上が、第1接触点K1において第1ロックカム16aに接触する。個々のカム部分は、周方向に、すなわち以下に記載される(制限)点を通る軸Aまわりの方向に、互いに分離される。軸方向(軸Aの方向)において、カム部分が偏心器27の構成部材幅全体にわたって延びるのが好ましい。平面構成の偏心器27において、偏心器27の構成部材幅は、その材料厚さによって画定される。
閉方向cの反対方向の視線は、制御輪郭を備えた第1偏心器カム28の第1カム部分28.1から始まる。制御輪郭は、周方向に延びる偏心器カム28の輪郭に対して径方向に延びる偏心器カム28の第1側面の丸まった部分により画定され、かつ、ロックバー16が歯付きリング17に嵌まり込むときに第1ロックカム16aがこの制御輪郭と協働することによってロックバー16の歯付きリング17内への導入を制御する。第1カム部分28.1は、閉方向cの反対方向から見ると、第1点P1まで延びる。典型的な実施形態の修正例では、径方向に延びる偏心器カム28の第1側面を、周方向に延びる偏心器カム28の、とがった周縁を備えた輪郭に接続することによって、第1カム部分28.1をなしで済ますことができる。
第1点P1と、第1点P1に対して閉方向cの反対方向に位置決めされた第2点P2との間には、第2カム部分28.2が延びる。この第2カム部分は、第2カム部分28.2の各点において正確に周方向に延びるカム輪郭を特徴とする。すなわち、軸Aまわりに正確に同心に延び、換言すれば、周方向に対して0°のウェッジ角度となる(0度輪郭)。
このようにして、第1ロックカム16aから第2カム部分へ伝達される通常の力は継手10の中心点すなわち軸Aを通過するので、偏心器27には開方向のモーメントが作用しない。第2カム部分28.2の長さは、約1.5°である偏心器の角度部分に対応する。これは、30°である偏心器駆動角度全体の近似的に5%に対応する。第2カム部分28.2の長さを近似的に0°(線接触)にまで低減することが理論上可能である。所望であれば増加も可能であるが、これは、継手10をアンロックするときの、対応する駆動角度及び駆動エネルギーの増加につながる。
第2点P2と、第2点P2に対して閉方向cの反対方向に位置決めされた第3点P3との間には、第3カム部分28.3が延びる。この第3カム部分は、第4カム部分28.4までの連続的な遷移部分を形成する。
第3点P3と、閉方向cの反対方向に位置決めされた第4点P4との間には、第4カム部分28.4が延びる。この第4カム部分は、周方向に対してわずかに径方向外側に延びるカム輪郭を特徴とする。これは、閉方向cの反対方向から見て、本例では4°〜6°のウェッジ角度だけ延びる。閉方向cは、このウェッジ角度がどのようにして測定されるのかを示す。ウェッジ角度は正である。すなわち、図面に見られるように、第4カム部分の閉方向cの後縁領域が、前縁領域よりもさらに径方向外側に突出する。その結果、第1偏心器カム28による作用を受けるロックバー16がロックされるのと同時に、第1偏心器カム28と第1ロックカム16aとの間及び/又はロックバー16の歯と歯付きリング17との間にウェッジの作用からもたらされる間隙によって、公差の補償が可能となる。
典型的な実施形態の修正例では、第3カム部分28.3はなしで済まされる。このとき、第2カム部分28.2及び第4カム部分28.4は互いに直接隣接する。これは、第4カム部分28.4の特に小さなウェッジ角度により、機能上の欠点なしに可能となる。
第1ロックカム16aから第4カム部分28.4に伝達される合力が、偏心器27を開とするように作用するが、第1偏心器カム28と第1ロックカム16aとの間の摩擦によって自己ロック態様で補償される。
閉方向cの反対方向から見て、第4点P4の後ろにおいて、カム輪郭が、半径とともに第1偏心器カム28の第2側面に合流するのが好ましい。
継手10の取り付け後、機能試験が行われる。ここでは、継手10の機能及び安全性を判定するための重要な特徴が試験される。重要な特徴とは、駆動要素21に接続された偏心器27の角度位置に対応する駆動要素21の角度位置である。駆動要素27の角度位置は、継手10の駆動角度に対応するので、継手のロックの程度に関する情報を与える。
図7〜9において、構成部材公差に応じた偏心器の角度位置が示される。図7は、公称サイズの構成部材を備えるロックされた継手を示す。閉方向cにおいて公称サイズαである偏心器角度が、一方で軸Aからロックバー16の径方向に延びる中心線への直線と、他方で軸Aから任意の測定点を通るが閉方向cにおいて最も近くに位置決めされた第2偏心器カム29上に明確に画定された直線との角度として測定されかつ本例において画定される。第1ロックカム16aと第1偏心器カム28との第1接触点K1は、第4カム部分28.4上に(第3点P3と第4点P4との間に)位置決めされる。
図8は、公差に従う構成部材を備えるロックされた継手の図7に対応する図を示す。その公差は、偏心器27の偏心器角度に作用する最大許容全体公差まで増加される。かかる全体公差は、例えば、公称サイズを有するロックバー16の小さすぎる直径を備える歯付きリング17と、第1偏心器カム28の領域において大きすぎる外径を備える偏心器27との組み合わせに起因する。偏心器27はこの場合、閉方向cにおいて十分に回転することができない。その結果、公称サイズの構成部材を備える継手10の、公称サイズαである偏心器角度に対する偏心器角度は約4°だけ小さくなる。したがって、第1ロックカム16aと第1偏心器カム28との第1接触点K1は、第3カム部分28.3に(第2点P2と第3点P3との間に)、又は第2カム部分28.2に(第1点P1と第2点P2との間に)位置決めされる。第2カム部分28.2なしで偏心器27を開方向に導き得る荷重が及ぶ条件では、随意的に閉方向cの反対方向のわずかな回転の後、偏心器27は、第1接触点K1が第2カム部分28.2に存在し得る位置のままに維持される。偏心器27のさらなる回転は生じない。これは、軸Aまわりに同心に延びる第2カム部分28.2の輪郭(0度輪郭)ゆえに、第2カム部分28.2において第1ロックカム16aから第1偏心器カム28へ伝達される力が開方向の力を有しないからである。
図9は、構成部材公差がわずかに大きすぎて許容不能であるロックされた継手10の、図7に対応する図を示す。(第1ロックカム16aと第1偏心器カム28との)第1接触点K1は、閉方向cから見て、第2カム部分28.2の前に位置決めされる。偏心器角度は、公称サイズの構成部材の偏心器角度である公称サイズαよりも約7°だけ小さい。この角度差は、測定技術によって、取り付け中に確実に確立することができる。その結果、構成部材公差が大きすぎる継手10を不合格として判定することができる。第2カム部分28.2は、周方向に対して0°のウェッジ角度を有するので、偏心器角度の、(公称)偏心器角度αからの角度偏差は、0度輪郭を有しない偏心器を備える継手のものよりも大きい。0度輪郭を有しない偏心器では、公差限界を超える場合であってもウェッジ角度は一定のままであり、公差限界を超えることは、公称サイズαの偏心器角度からの非常にわずかな角度偏差をもたらすだけである。したがって、第1点P1と第2点P2との間にある第2カム部分28.2の0度輪郭によって公差を超えることは、容易に識別することができる。
図10〜12に示される第2の典型的な実施形態では、継手10は、継手システムの自由枢動継手である。これは、追加的にカウンター継手を有する。かかる継手システムは、例えば独国実用新案第20 2010 015 093(U1)号明細書に開示されている。第2の典型的な実施形態は、実質的に第1の典型的な実施形態に対応する。そのため、以下では差異のみが説明される。第1の典型的な実施形態と異なる構成部材は、100が加算された参照番号を有する。
第2ハンドレバー6を介して駆動される(自由枢動)継手10は、カウンター継手と一緒になって、バックレスト4の自由枢動をロックする役割を果たす。2ドア自動車において、後部シート列へのアクセスは、バックレスト4の自由枢動によって容易とされるように意図される。アンロックされたバックレスト4が、使用位置の一つから前方の、着座用途には向かない自由枢動位置まで枢動される。これにより、完全な自由枢動中に第2ハンドレバー6を保持する必要がない一方で継手が自由枢動位置にロックされるのみである場合に操作容易性が増す。これを目的として、(自由枢動)継手10には環状自由枢動制御要素45が、軸Aまわりにおいて制御円板36と第1継手部品11との間に設けられる。この環状自由枢動制御要素は、第1継手部品11に対して相対回転しないように接続される。自由枢動制御要素45は、自由枢動制御要素45の角度位置に応じてロックバー16の径方向外側への動きを制限することによって又は当該ロックバーが邪魔されずに歯付きリング17に入り込むのを許容することによって、ロックバー16の突起38と協働する停止トラックを有する。
アンロック状態にある継手10の偏心器127は、閉方向cの反対方向に十分遠くまで回転される。ロックバー16の第1及び/又は第2ロックカム16a、16bは、径方向内側に引っ張られ、径方向に延びる第1及び第2偏心器カム128、129の当該輪郭同士の間にある中間スペースに位置決めされる。自由枢動制御要素45の停止トラックは、バックレスト4が枢動して戻されていない場合、内側に引っ張られたロックバー16を保持する。偏心器127は、周方向において第1及び/又は第2ロックカム16a、16bの少なくとも一つを支承する第1及び/又は第2偏心器カム128、129の少なくとも一つによる回転が防止される。
(自由)枢動継手10は、継手10及びカウンター継手を一緒に動作するように接続する手段、特にボーデンケーブルを有する。アンロックされた(自由)枢動継手10は、追加的にアンロックされたカウンター継手をアンロック位置に保持する。第1の典型的な実施形態の第1偏心器カム28に対し、第1カム部分28.1と第2カム部分28.2との間において第1偏心器カム128は、追加点P100と第1点P1との間に配列された追加カム部分128zを有する。これは、閉方向の反対方向から見て、周方向に対して径方向外側にわずかに延びるカム輪郭を有することが好ましい。追加カム部分128zゆえに、第1偏心器カム128の周方向の幅は、第1の典型的な実施形態の第1偏心器カム28の幅よりも大きい(さらにカウンター継手の第1偏心器カムの幅よりも大きい)。
継手システムにおける公差、例えば(自由枢動)継手10とカウンター継手との間のボーデンケーブルの緩んだ部分を、第1偏心器カム128の追加カム部分128zが、広い第1偏心器カム128ゆえに大きな保持角度βを有する偏心器127によって補償する。保持角度βは、ロック位置と、第1及び/又は第2ロックカム16a、16bが第1及び/又は第2偏心器カム128、129に支承されることによって開を保持する偏心器127の位置との間の軸Aまわりの偏心器127の角度を記述する。
第2の典型的な実施形態では、第2偏心器カム129もかかる追加カム部分を有する。
上記記載、特許請求の範囲及び図面に開示された特徴は、本発明を異なる実施形態で実施するべく別個及び組み合わせ双方において重要である。
1 車両シート
3 シート部品
4 バックレスト
5 第1ハンドレバー
6 第2ハンドレバー
7 伝達ロッド
10 継手
11 第1継手部品
12 第2継手部品
13 クランプリング
14 案内セグメント
16 ロックバー
16a 第1ロックカム
16b 第2ロックカム
17 歯付きリング
21 駆動要素
23 ボア
24 締結リング
27、127 偏心器
28、128 第1偏心器カム
28.1 第1カム部分
28.2 第2カム部分
28.3 第3カム部分
28.4 第4カム部分
29、129 第2偏心器カム
35 ばね
36 制御円板
38 突起
45 自由枢動制御要素
128z 追加カム部分
A 軸
c 閉方向
K1 第1接触点
K2 第2接触点
P1 第1点
P2 第2点
P3 第3点
P4 第4点
P100 追加点
α 偏心器角度
β 保持角度

Claims (15)

  1. 車両シート(1)用の継手(10)であって、
    a)互いに軸(A)まわりに回転可能な、歯付きリング(17)が形成された第1継手部品(11)、及び案内セグメント(14)が形成された第2継手部品(12)と、
    b)前記案内セグメント(14)によってロック状態とアンロック状態との間で径方向に変位可能に案内され、かつ、前記継手(10)をロックするべく前記歯付きリング(17)と協働する少なくとも一つのロックバー(16)であって、第1ロックカム(16a)及び第2ロックカム(16b)を有する少なくとも一つのロックバー(16)と、
    c)閉方向(c)に回転することによる前記アンロック状態から前記ロック状態への遷移中、前記ロックバー(16)を前記歯付きリング(17)に対してクランプする力を前記ロックバー(16)に与える回転可能に取り付けられた偏心器(27)であって、前記ロックバー(16)への作用を目的として、前記第1ロックカム(16a)との協働に適した第1偏心器カム(28、128)と、前記第2ロックカム(16b)との協働に適した第2偏心器カム(29、129)とを有する偏心器(27)と
    を含
    d)前記第1偏心器カム(28、128)は、前記軸Aまわりに同心に周方向に延びるカム部分(28.2)を有し、
    e)前記軸Aまわりに同心に延びる前記カム部分(28.2)は閉方向(c)の反対方向において、前記第1偏心器カム(28、128)のさらなるカム部分(28.4)の前に配列され、前記さらなるカム部分(28.4)は閉方向(c)の反対方向において、前記ロックバー(16)を前記歯付きリング(17)にクランプするべく、同心の周方向輪郭に対して径方向外側に延びるカム輪郭を有する継手(10)。
  2. 前記第1偏心器カム(28、128)は第1カム部分(28.1)を有し、
    前記第1カム部分(28.1)は、径方向に延びる前記第1偏心器カム(28)の第1側面の丸まった部分により、前記第1偏心器カム(28)の輪郭が周方向に延びるように制御輪郭を画定し、
    前記制御輪郭は、前記継手(10)のロック中、前記ロックバー(16)の前記歯付きリング(17)への導入を制御する請求項1に記載の継手(10)。
  3. 閉方向(c)の反対方向において第2カム部分(28.2)が前記第1カム部分(28.1)に隣接し、
    前記第2カム部分(28.2)は、前記軸Aまわりに同心の周方向に延びるカム部分を形成する請求項2に記載の継手(10)。
  4. 閉方向(c)の反対方向において追加カム部分(128z)が前記第1カム部分(28.1)に隣接し、
    閉方向(c)において前記追加カム部分(128z)は、同心の周方向輪郭に対して径方向外側に延びるカム輪郭を有する請求項2に記載の継手(10)。
  5. 閉方向(c)の反対方向において第2カム部分(28.2)が前記追加カム部分(128z)に隣接し、
    前記第2カム部分(28.2)は前記軸Aまわりに同心の周方向に延びるカム部分を形成する請求項4に記載の継手(10)。
  6. 閉方向(c)の反対方向において第4カム部分が前記第2カム部分(28.2)の後ろに配列され、
    閉方向(c)の反対方向において前記第4カム部分(28.4)は、前記ロックバー(16)を前記歯付きリング(17)にクランプするべく、同心の周方向輪郭に対して径方向外側に延びるカム輪郭を有する請求項3又は5に記載の継手(10)。
  7. 前記第2カム部分(28.2)と前記第4カム部分(28.4)との間に第3カム部分(28.3)が設けられ、
    前記第3カム部分は、前記第2カム部分(28.2)と前記第4カム部分(28.4)とを一緒に連続的に接続する請求項6に記載の継手(10)。
  8. 前記継手(10)のロックされた無荷重状態において、前記第1偏心器カム(28、128)が第1接触点(K1)で前記第1ロックカム(16a)と接触し、かつ、前記第2偏心器カム(29、129)と前記第2ロックカム(16b)との間にはギャップが存在し、
    前記継手(10)のロックされた荷重状態において、前記ロックバー(16)が前記案内セグメント(14)同士の間で傾動された結果、前記第1偏心器カム(28、128)が前記第1接触点(K1)で前記第1ロックカム(16a)と接触し、かつ、前記第2偏心器カム(29、129)が第2接触点(K2)で前記第2ロックカム(16b)と接触する請求項1から7のいずれか一項に記載の継手(10)。
  9. 前記第2偏心器カム(29、129)と前記第2ロックカム(16b)との間のギャップは0.05mm〜0.5mmである請求項8に記載の継手(10)。
  10. 4つのロックバー(16)が設けられ、
    各ロックバー(16)はいずれも、前記継手(10)がロックされているとき、通常の場合には隣接する各ロックバー(16)に対向する方向に傾動される請求項8又は9に記載の継手(10)。
  11. 径方向外側に延びる前記カム輪郭は4°〜6°のウェッジ角度を有する請求項1から10のいずれか一項に記載の継手(10)。
  12. 前記継手(10)は、
    少なくとも2つのロックバー(16)と、
    少なくとも2つの第1偏心器カム(28、128)を備えた一つのみの偏心器(27)と
    を有する請求項1からのいずれか一項に記載の継手(10)。
  13. 前記少なくとも2つの第1偏心器カム(28、128)の一つのみの第1偏心器カム(28、128)が、前記軸Aまわりに同心に延びるカム部分(28.2)を有する請求項12に記載の継手(10)。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載の継手(10)を少なくとも一つ含む車両シート(1)。
  15. 前記車両シート(1)は、
    前記2つの継手部品(11、12)の一方に接続されたシート部品(3)と、
    前記2つの継手部品(11、12)の他方に接続されたバックレスト(4)と
    を有する請求項14に記載の車両シート(1)。
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