JP5933398B2 - 可変界磁モータ及び電動車両 - Google Patents

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Description

この発明は、界磁特性を変更できる可変界磁モータとその可変界磁モータを用いる電動車両に関するものである。
電動車両の駆動源として用いられるモータは、低速運転時の高トルク特性と、高速運転時の高回転特性が要求される。このような要求を満たすモータとして、ステータの磁気作用部とロータの磁気作用部のオーバーラップ量を運転状況に応じて可変操作できるようにした可変界磁モータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の可変界磁モータは、ステータとロータが軸方向に相対変位可能に設けられ、両者の相対変位がレバー機構を介して、アクチュエータである別のモータによって操作されるようになっている。
特開2009−095078号公報
しかし、この従来の可変界磁モータは、アクチュエータであるモータによってステータとロータの相対位置を操作するものであるため、操作用のモータの他にセンサ類や制御手段が必要となり、構造が複雑になるとともに部品点数の増加を来してしまう。このため、装置の大型・重量化と製品コストの高騰を避けることができない。
そこでこの発明は、運転状況に応じた界磁特性の変更を簡単な構成によって実現できるようにして、装置の小型・軽量化と製品コストの低減を図ることのできる可変界磁モータとその可変界磁モータを用いる電動車両を提供しようとするものである。
請求項1に係る発明は、ステータ(51)の磁気作用部(MS)とロータ(52)の磁気作用部(MR)のオーバーラップ量を操作することによって界磁特性を変更する可変界磁モータであって、設置ベース(12)に固定された前記ステータ(51)と、前記設置ベース(12)に回転可能に支持され、前記ロータ(52)の軸心位置に同軸に設けられたモータ動力の取り出し部である回転軸(43)と、前記回転軸(43)に同期して回転可能なモータ出力軸部材(62)と、を備え、該モータ出力軸部材は、前記回転軸(43)に回転可能、かつ軸方向変位不能に支持されるとともに、前記回転軸(43)に対して動力伝達可能とする第1のモータ出力軸部材(54)と、前記ロータ(52)と一体に設けられ、該第1のモータ出力軸部材(54)に軸方向変位可能に支持される第2のモータ出力軸部材(53)の二部材からなり、前記ステータ(51)の磁気作用部(MS)と前記ロータ(52)の磁気作用部(MR)のオーバーラップ量が最小になる基準位置に向けて前記ロータ(52)と前記第2のモータ出力軸部材(53)を軸方向に付勢する付勢部材(59)を有し、前記第1のモータ出力軸部材(54)と前記第2のモータ出力軸部材(53)の間に動力伝達可能に介装されるとともに、前記第1のモータ出力軸部材(54)と前記第2のモータ出力軸部材(53)の間に作用する回転トルクに応じて前記第1のモータ出力軸部材(54)と前記第2のモータ出力軸部材(53)を相対回転させつつ、前記第2のモータ出力軸部材(53)を前記付勢部材の付勢力に抗して、前記ステータ(51)と前記ロータ(52)の磁気作用部(MS,MR)同士のオーバーラップ量が最大となるように、軸方向に変位させるトルクカム機構(56)をさらに備えていることを特徴とするものである。
これにより、ロータ(52)が基準位置にある状態から第1のモータ出力軸部材(54)と第2のモータ出力軸部材(53)の間に作用する回転トルクが増大すると、トルクカム機構(56)の機能により、付勢部材(59)の付勢力に抗して第1のモータ出力軸部材(54)と第2のモータ出力軸部材(53)が一方向に相対回転するとともに、第2のモータ出力軸部材(53)とロータ(52)が磁気作用部(MS,MR)のオーバーラップ量を増大させる方向に変位する。この結果、ステータ(51)とロータ(52)の間の界磁が強まり、大きなモータトルクを得ることが可能になる。また、この状態から回転軸(43)の回転速度が高まり、第1のモータ出力軸部材(54)と第2のモータ出力軸部材(53)の間に作用する回転トルクが減少すると、トルクカム機構(56)の付勢部材(59)の付勢力により第1のモータ出力軸部材(54)と第2のモータ出力軸部材(53)が他方向に相対回転するとともに、第2のモータ出力軸部材(53)とロータ(52)が磁気作用部(MS,MR)のオーバーラップ量を減少させる方向に変位する。この結果、ステータ(51)とロータ(52)の間の界磁が弱まり、モータの回転速度の増大が可能になる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る可変界磁モータにおいて、前記第1のモータ出力軸部材(54)と前記第2のモータ出力軸部材(53)はいずれも円筒状に形成され、前記第1のモータ出力軸部材(54)は、前記第2のモータ出力軸部材(53)の内周部に摺動自在に嵌合され、前記トルクカム機構(56)は、前記第1のモータ出力軸部材(54)と前記第2のモータ出力軸部材(53)のうちの一方の周壁に設けられた長孔状のカム溝(57)と、前記第1のモータ出力軸部材(54)と前記第2のモータ出力軸部材(53)のうちの他方の周壁に突設されて、前記カム溝(57)に摺動自在に係合される係合ピン(58)と、を備えていることを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る可変界磁モータにおいて、前記オーバーラップ量が最小になる前記ロータ(52)の基準位置は、前記係合ピン(58)が前記カム溝(57)の一端に当接することによって規定されることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項2または3に係る可変界磁モータにおいて、前記オーバーラップ量が最大になる前記ロータ(52)の最大変位位置は、前記係合ピン(58)が前記カム溝(57)の他端に当接することによって規定されることを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1項に係る可変界磁モータにおいて、前記第1のモータ出力軸部材(54)と前記回転軸(43)の間には遠心クラッチ(40)が介装され、前記遠心クラッチ(40)は、前記回転軸(43)に結合された従動側回転部材(41)と、前記第1のモータ出力軸部材(54)に取り付けられ、前記第1のモータ出力軸部材(54)が設定回転速度以上の速度で回転したときに遠心力によって前記従動側回転部材(41)に接続される駆動側回転部材(42,44)と、を備えていることを特徴とするものである。
これにより、第1のモータ出力軸部材(54)が回転を停止している可変界磁モータの始動時には遠心クラッチが遮断状態になり、回転軸(43)と第1のモータ出力軸部材(54)の間が動力遮断状態となる。このとき、ロータ(52)は磁気作用部(MS,MR)のオーバーラップ量が最小となる基準位置に位置されているが、第1のモータ出力軸部材(54)には回転軸(43)の負荷が作用しないため、可変界磁モータは容易に始動を行うことができる。この状態からロータ(52)の回転速度が増大して第1のモータ出力軸部材(54)の回転速度が設定回転速度以上になると、遠心クラッチ(40)の駆動側回転部材(42,44)が従動側回転部材(41)に接続され、第1のモータ出力軸部材(54)の回転が遠心クラッチ(40)を介して回転軸(43)に伝達される。このとき、回転軸(43)の負荷が第1のモータ出力軸部材(54)に作用すると、第1のモータ出力軸部材(54)と第2のモータ出力軸部材(53)の間に作用する回転トルクが増大し、トルクカム機構(56)の機能により、第2のモータ出力軸部材(53)とロータ(52)が磁気作用部(MS,MR)のオーバーラップ量を増大させる方向に変位する。したがって、可変界磁モータは、大きなトルクでモータ出力部を回転させることができる。
請求項6に係る発明は、請求項5に係る可変界磁モータにおいて、前記駆動側回転部材は、前記第1のモータ出力軸部材(54)に一体に取り付けられたドライブプレート(42)と、このドライブプレート(42)に保持され、前記第1のモータ出力軸部材(54)が設定回転速度以上の速度で回転したときに遠心力によって前記従動側回転部材(41)に摩擦接触する摩擦部材(44)と、を備え、前記付勢部材(59)は、前記ドライブプレート(42)と前記第2のモータ出力軸部材(53)の間に介装されていることを特徴とするものである。
請求項7に係る電動車両の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に係る可変界磁モータ(50)が車輪駆動用のモータとして用いられていることを特徴するものである。
請求項1に係る発明によれば、モータ動力の取り出し部である回転軸に接続される第1のモータ出力軸部材と、ロータと一体に設けられた第2のモータ出力軸部材がトルクカム機構を介して接続されるため、ステータの磁気作用部とロータの磁気作用部のオーバーラップ量を、第1のモータ出力軸部材と第2のモータ出力軸部材の間に作用するトルクに応じて自動的に可変操作することができる。したがって、この発明によれば、装置の大型・重量化や製品コストの高騰を招くことのない簡単な構成でありながら、界磁特性を要求トルクに応じて変更することができる。
請求項2に係る発明によれば、第2のモータ出力軸部材の内周部に第1のモータ出力軸部材が摺動自在に嵌合され、トルクカム機構が、第1のモータ出力軸部材と第2のモータ出力軸部材のうちの一方の周壁に設けられた長孔状のカム溝と、第1のモータ出力軸部材と第2のモータ出力軸部材のうちの他方の周壁に突設されて前記カム溝に摺動自在に係合される係合ピンと、を備えた構成とされているため、トルクカム機構の小型・計量化と製品コストの低減を図ることができる。
請求項3に係る発明によれば、トルクカム機構の係合ピンがカム溝の一端に当接することによってロータの基準位置が規定されるため、簡単な構成でありながら、ロータの基準位置を確実に規定することができる。
請求項4に係る発明によれば、トルクカム機構の係合ピンがカム溝の他端に当接することによってロータの最大変位位置が規定されるため、簡単な構成でありながら、ロータの最大変位位置を確実に規定することができる。
請求項5に係る発明によれば、第1のモータ出力軸部材の回転速度に応じて第1のモータ出力軸部材と回転軸の間を断接する遠心クラッチを備え、第1のモータ出力軸部材の回転速度が設定回転速度に満たない間は遠心クラッチが遮断状態に維持されるため、低負荷状態で容易に始動を行うことができるとともに、始動後にロータの回転速度が高まった状態でロータから回転軸に動力を伝達することができる。
請求項6に係る発明によれば、第1のモータ出力軸部材に取り付けられた遠心クラッチのドライブプレートと第2のモータ出力軸部材との間に付勢部材が介装されるため、ロータと第2のモータ出力軸部材を基準位置方向に付勢する付勢部材を簡単な構成によって設置することができる。
請求項7に係る発明によれば、装置の大型・重量化や製品コストの高騰を招くことなく、車輪駆動用のモータの界磁特性を運転状況に応じて変更することができる。特に、この発明によれば、第1のモータ出力軸部材と第2のモータ出力軸部材の間の回転トルクが小さい状況では、モータの界磁特性が自動的に弱め界磁に変更されるため、車両の慣性走行時等に動力ロスを低減することができる。
また、第1のモータ出力軸部材と回転軸の間に遠心クラッチを介装した場合には、低負荷状態でモータを始動することができるとともに、ロータの回転速度が上がったところで車輪に動力を伝達でき、坂道等で発進を容易に行うことができる。さらに、モータが始動されない状態では、遠心クラッチが遮断状態にされるため、特別な操作をすることなくモータを停止した状態で車両の押し歩きをすることができる。
この発明の一実施形態に係る電動車両の側面図である。 この発明の一実施形態に係る電動車両の斜視図である。 この発明の一実施形態に係る電動車両の図1のA−A断面に対応する断面図である。 この発明の一実施形態に係る可変界磁モータの図3の一部を拡大して示した断面図である。 この発明の一実施形態に係る可変界磁モータの第1のモータ出力軸部材と第2のモータ出力軸部材の係合状態を示す側面図である。 この発明の一実施形態に係る可変界磁モータの図3の一部を拡大して示した断面図である。 この発明の一実施形態に係る可変界磁モータの第1のモータ出力軸部材と第2のモータ出力軸部材の係合状態を示す側面図である。 この発明の一実施形態に係る可変界磁モータのトルク−回転数特性を示すグラフである。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動車両1の側面図であり、図2は、外装部品を取り外した状態の電動車両1の後方斜視図である。
電動車両1は、低床フロアを有するスクータ型の自動二輪車であり、スイングアーム12に内設された可変界磁モータ50(以下「モータ50」と呼ぶ)の回転駆動力で後輪WRを駆動するように構成されている。なお、モータ50に電力を供給する高電圧バッテリ31は、車体に設けられた不図示の充電口に外部電源を接続することによって充電される。
メインフレーム2の上方側の端部には、ステアリングステム7aを回動自在に軸支するヘッドパイプ3が結合されている。ステアリングステム7aの上部には操向ハンドル7が取り付けられ、下部には左右一対のフロントフォーク4が取り付けられている。左右のフロントフォーク4の下端部には、前輪WFが回転自在に軸支されている。
メインフレーム2の下方には、左右一対のサイドフレーム5が連結されており、この左右のサイドフレーム5に挟まれるように、モータ50に電力を供給する高電圧バッテリ31(例えば、72V)が配設されている。サイドフレーム5は、その後方側で車体上方に屈曲して、荷室17等を支持するリヤフレーム6に連結されている。
左右のサイドフレーム5の後部には、スイングアームピボット11を有するピボットプレート20がそれぞれ取り付けられている。スイングアームピボット11には、車幅方向左側のアームのみで後輪WRを支持する片持ち式のスイングアーム12の前端部が揺動自在に軸支されている。スイングアーム12の後部には、後輪WRが車軸19を介して回転自在に軸支されており、スイングアーム12の後方端部は、リヤショックユニット13(図2では省略。)によってリヤフレーム6に吊り下げられている。
スイングアーム12の前端部の下部には、高電圧バッテリ31から供給される直流電流を、交流電流に変換してモータ50へ供給するモータドライバ(または、PDU:パワー・ドライブ・ユニット)35が配設されている。モータドライバ35からの供給電力は、3本の電力供給ラインL(U相配線,V相配線,W相配線)を介してモータ50に供給される。モータ50の後方側には、減速機構70の第1減速歯車46及び第2減速歯車47が配設されている。後輪WRは、第2減速歯車47の回転軸である車軸19によって駆動される。また、モータドライバ35の近傍には、電圧波形の振動を除去するための平滑コンデンサ36が配設されている。
操向ハンドル7の車体前方側には、外装部品としてのフロントカウル9が設けられており、フロントカウル9の上部には、速度計等を含むメータユニット8が取り付けられている。フロントカウル9の車体前方側には前照灯10が設けられている。また、高電圧バッテリ31の上部には、乗員が足を乗せる低床フロアが形成されており、リヤフレーム6の外方にはシートカウル15が設けられている。シートカウル15の上部には、車体前方側のヒンジで開閉するシート14が取り付けられている。また、シートカウル15の後端部には、尾灯装置16が取り付けられている。ピボットプレート20には、車幅方向に離間した2本の脚部を有するセンタースタンド18が取り付けられている。
ヘッドパイプ3の車幅方向右側には、前照灯10等の補機類や制御装置等に電力を供給する低電圧バッテリ30(例えば、12V)が配設されている。低電圧バッテリ30は、高電圧バッテリ31の電力によって充電することができる。シートカウル15の内側で荷室17の前方には、高電圧バッテリ31の高電圧(72V)を低電圧(12V)に変換するDC−DCコンバータ32と、ヒューズやリレー等を収納するコンタクターボックス33が配設されている。さらに、車幅方向右側のリヤフレーム6の外側には、モータドライバ35等を制御する制御装置(MGU:マネージングユニット)34が、取付ステー34a(図2参照。)を介して取り付けられている。
図3は、図1のA−A断面に対応する断面図である。
図3に示すように、スイングアーム12は、スイングアームピボット11に回動可能に支持されるボス部22a,22bが前端部の車幅方向に離間した二か所に設けられ、その前端部の車幅方向の左側に偏倚した領域からは、後輪WRの左側方に向かって延出するアーム部23が延設されている。アーム部23は、車幅方向の内側のベース壁24と、ベース壁24の外側を覆うアームカバー25と、を備え、後端側のベース壁24とアームカバー25とに囲まれた空間部内にモータ50が設置されている。また、ベース壁24の後縁部の外面(車幅方向内側の面)には減速機ケース26が取り付けられ、その減速機ケース26内に前述した減速機構70(第1減速歯車46及び第2減速歯車47)が収容されている。減速機ケース26からは、第2減速歯車47の回転軸である車軸19が突出している。
図4,図6は、モータ50を中心とする図3の一部を拡大した図であり、図5,図7は、モータ50の構成部品の係合状態を示す側面図である。
モータ50は、略円筒状のステータ51の内側にロータ52が回転自在に配置されたインナーロータ式のモータである。ステータ51は、スイングアーム12のベース壁24に突設された環状の保持壁38にボルト39によって固定されている。なお、この実施形態においては、スイングアーム12(ベース壁24,アームカバー25)がモータ50の設置ベースを構成している。
ステータ51は、モータドライバ35を通して電流が供給されるステータコイル71を備えている。ロータ52は、略円筒状に形成され、外周面の近傍に図示しない複数の永久磁石が円周方向に沿って保持されている。
また、円筒状のロータ52の軸心位置には、減速機構70の第1減速歯車46に接続されるモータ動力の取り出し部である回転軸43が配置されている。回転軸43は、図3に示すように、軸受27,28を介してスイングアーム12のベース壁24とアームカバー25とに回転自在に支持されている。回転軸43の一端部はベース壁24を貫通して減速機ケース26内に突出し、減速機構70の第1減速歯車46に噛合されている。
図4,図6に示すように、ロータ52の内周側には、回転軸43と同期して回転可能なモータ出力軸部材62が設けられている。モータ出力軸部材62は、軸受55を介して回転軸43に回転可能、かつ軸方向変位不能に支持された円筒状の第1のモータ出力軸部材54と、ロータ52の内周部に圧入等によって一体に固定され、第1のモータ出力軸部材54の外周面に摺動可能(回動可能、かつ軸方向変位可能)に支持された第2のモータ出力軸部材53と、から構成されている。第2のモータ出力軸部材53は、第1のモータ出力軸部材54に対し、後述するトルクカム機構56を介して動力伝達可能に接続されている。
また、第1のモータ出力軸部材54の第2のモータ出力軸部材53に係合される側と逆側の軸方向の端部は、遠心クラッチ40を介して回転軸43と接続可能とされている。
遠心クラッチ40は、回転軸43の端部に結合される有底円筒状のクラッチアウタ41と、クラッチアウタ41の周壁の内側において第1のモータ出力軸部材54に一体に固定された円板状のドライブプレート42と、ドライブプレート42に保持され、遠心力によって径方向外側に変位してクラッチアウタ41の周壁の内面に摩擦接触するクラッチシュー44(摩擦部材)と、を備えている。この遠心クラッチ40では、クラッチアウタ41が従動側回転部材を構成し、ドライブプレート42とクラッチシュー44が駆動側回転部材を構成している。
ところで、第1のモータ出力軸部材54と第2のモータ出力軸部材53を動力伝達可能に接続する上記のトルクカム機構56は、第2のモータ出力軸部材53の周壁に形成された長孔状のカム溝57と、第1のモータ出力軸部材54の周壁の外面から径方向外側に突出し、カム溝57に摺動自在に係合される係合ピン58と、第1のモータ出力軸部材54と一体のドライブプレート42と第2のモータ出力軸部材53の間に介装され、第2のモータ出力軸部材53とロータ52をドライブプレート42から離間する方向に付勢する付勢部材であるスプリング59(図4,図6参照。)と、を備えている。
この実施形態のカム溝57は、第2のモータ出力軸部材53の周壁を貫通して形成され、略一定幅の溝(孔)が第2のモータ出力軸部材53の軸線a(図5,図7参照。)に対して傾斜して延出している。ここで、第2のモータ出力軸部材53の遠心クラッチ40に近接する側の端部を一端部と呼び、逆側の端部を他端部と呼ぶものとすると、カム溝57は、第2のモータ出力軸部材53の一端部側から他端部側に向かってロータ52の駆動回転方向R(図5,図7参照。)と逆側に傾斜している。
図4,図5は、第1のモータ出力軸部材54と第2のモータ出力軸部材53の間に作用する回転トルクが設定値に満たないときにおける状態を示している。
この状態では、第1のモータ出力軸部材54がスプリング59の付勢力を受けて第2のモータ出力軸部材53に対して軸方向の他端部側に最大に変位し、カム溝57の一端部に係合ピン58が当接している。このとき、第2のモータ出力軸部材53と一体のロータ52は、図4に示すように、ステータ51に対する軸方向のずれ量が最大になり、ステータ51の磁気作用部MSとロータ52の磁気作用部MRの軸方向のオーバーラップ量は最小になる。この状態では、モータ50における界磁が最も弱くなる。以下、この状態を弱め界磁状態と呼び、このときのロータ52の位置を基準位置と呼ぶものとする。
トルクカム機構56は、第1のモータ出力軸部材54と第2のモータ出力軸部材53の間に作用する回転トルクに応じてスプリング59の付勢力に抗して両モータ出力軸部材54,53を一方向に相対回転させつつ、第2のモータ出力軸部材53を軸方向の一端部側に変位させる。
図6,図7は、第1のモータ出力軸部材54と第2のモータ出力軸部材53の間に作用する回転トルクが設定値以上になって、両モータ出力軸部材54,53が一方向に相対回転し、第2のモータ出力軸部材53が軸方向の一端部側に最大に変位したときにおける状態を示している。
この状態では、カム溝57の他端部に係合ピン58が当接している。このとき、第2のモータ出力軸部材53と一体のロータ52は、図6に示すように、ステータ51に対する軸方向のずれ量が最小になり、ステータ51の磁気作用部MSとロータ52の磁気作用部MRの軸方向のオーバーラップ量は最大となる。この状態では、モータ50における界磁が最も強くなる。以下、この状態を強め界磁状態と呼び、このときのロータ52の位置を最大変位位置と呼ぶものとする。
この実施形態のトルクカム機構56では、ロータ52の基準位置は係合ピン58がカム溝57の一端に当接することによって規定され、ロータ52の最大変位位置は係合ピン58がカム溝57の他端に当接することによって規定される。
なお、第2のモータ出力軸部材53の周壁に形成されるカム溝57のプロファイルは、第1のモータ出力軸部材54と第2のモータ出力軸部材53の間に回転トルクが作用した場合における界磁強さの変化特性を決める部分であり、得たい界磁強さの変化特性に応じて湾曲形状や屈曲形状としても良い。また、この実施形態においては、カム溝57が第2のモータ出力軸部材53の周壁に形成され、カム溝57に摺動自在に係合される係合ピン58が第1のモータ出力軸部材54の周壁に突設されているが、逆に、カム溝57が第1のモータ出力軸部材54の周壁に形成され、係合ピン58が第2のモータ出力軸部材53の周壁に突設されるようにしても良い。
また、図4及び図6において、符号60は、ロータ52の回転速度を検出するための回転センサであり、60aは、第2のモータ出力軸部材53の他端部に嵌合固定された回転センサ60の非検出体、60bは、スイングアーム12に一体に固定されて非検出体60aの回転変化を検出する回転センサ60のセンサ本体である。
図8は、モータ50のトルク−回転数特性を示すグラフである。以下、このグラフを適宜参照して電動車両1の発進・走行時におけるモータ50の作動について説明する。
電動車両1が停止した状態でモータ50が始動されると、遠心クラッチ40が遮断状態のまま、ロータ52が回転を開始するようになる。このとき、第1のモータ出力軸部材54は回転軸43に対して非接続状態とされているため、ロータ52には後輪WR側の負荷が作用しない。一方、このとき第2のモータ出力軸部材53とロータ52はスプリング59の付勢力を受けて基準位置に位置されており、モータ50の界磁は弱め界磁状態とされている。しかし、このときロータ52には上述のように後輪WR側の負荷が作用しないため、ロータ52はスムーズに回転を開始する。
こうして、ロータ52の回転速度が上昇し、第1のモータ出力軸部材54とドライブプレート42の回転速度が設定速度以上になると、遠心クラッチ40のクラッチシュー44が遠心力によってクラッチアウタ41に摩擦接触し、第1のモータ出力軸部材54が回転軸43と接続されるようになる。こうして、第1のモータ出力軸部材54が回転軸43と接続されると、回転軸43側の負荷が第1のモータ出力軸部材54に作用し、第1のモータ出力軸部材54と第2のモータ出力軸部材53の間の回転トルクが急増する(図8中の(a)参照。)。
こうして第1のモータ出力軸部材54と第2のモータ出力軸部材53の間の回転トルクが設定値以上に上昇すると、トルクカム機構56の機能により、第2のモータ出力軸部材53がスプリング59の付勢力に抗して軸方向の一端部側に変位し、第2のモータ出力軸部材53と一体のロータ52が最大変位位置まで移動する。この結果、ステータ51の磁気作用部MSとロータ52の磁気作用部MRのオーバーラップ量が増大し、モータ50の界磁状態が弱め界磁状態から強め界磁状態に変更される(図8中の(b)参照。)。
したがって、このときモータ50は大きなトルクで回転軸43を回転させ、接地した後輪WRを駆動することが可能になる。
また、こうして電動車両1が発進すると、モータ50は強め界磁の状態で加速が行われるが、安定した高速走行時等では、ロータ52側の第2のモータ出力軸部材53と後輪WR側の第1のモータ出力軸部材54の間に作用するトルクが次第に小さくなるため、トルクカム機構56の機能により、ロータ52がスプリング59の付勢力を受けて基準位置方向に移動する。この結果、モータ50の界磁状態が、高トルクを得るのに有利な強め界磁から、高回転を得るのに有利な弱め界磁に次第に変更される(図8中の(c)参照。)。
以上のように、この実施形態の電動車両1で採用するモータ50は、ロータ52と一体の第2のモータ出力軸部材53と、回転軸43に接続される第1のモータ出力軸部材54とがトルクカム機構56を介して接続され、両モータ出力軸部材53,54間の回転トルクに応じてステータ51の磁気作用部MSとロータ52の磁気作用部MRのオーバーラップ量が自動的に変更されるため、装置の大型・重量化や製品コストの高騰を招くことのない簡単な構成でありながら、界磁特性を運転状況に応じて適切に変更することができる。
そして、このモータ50を採用した電動車両1においては、第1のモータ出力軸部材54と第2のモータ出力軸部材53の間の回転トルクが小さい状況ではモータ50の界磁特性が自動的に弱め界磁に変更されるため、慣性走行時等に動力のロスをより低減することができる。
また、この実施形態のモータ50では、第2のモータ出力軸部材53の内周部に第1のモータ出力軸部材54が摺動自在に嵌合され、トルクカム機構56が、第2のモータ出力軸部材53の周壁に設けられたカム溝57と、第1のモータ出力軸部材54の周壁に突設されてカム溝57内を摺動する係合ピン58と、を備えた構成とされているため、トルクカム機構56自体を小型・計量で低コストでの製造が可能なものとすることができる。
さらに、この実施形態のモータ50においては、トルクカム機構56の係合ピン58がカム溝57の一端に当接することによってロータ52の基準位置が規定され、他端に当接することによってロータ52の最大変位位置が規定されるようになっているため、極めて簡単な構成によってロータ52の基準位置と最大変位位置とを確実に規定することができる。
また、この実施形態のモータ50においては、第1のモータ出力軸部材54の回転速度に応じて、第1のモータ出力軸部材54と回転軸43の間の動力の断接を行う遠心クラッチ40が設けられているため、回転軸43をロータ52側から切り離して低負荷状態でモータ50を容易に始動することができるうえ、始動後にロータ52の回転速度が高まった状態で遠心クラッチ40を接続してロータ52から回転軸43にスムーズに動力を伝達することができる。
そして、このモータ50を採用した電動車両1においては、遠心クラッチ40によって負荷が遮断された状態でモータ50の始動を行うことができるとともに、ロータ52の回転速度が上がったところで遠心クラッチ40によって後輪WR側に動力を伝達することができる。したがって、上りの坂道等であっても容易に車両の発進を行うことができる。
また、この電動車両1では、モータ50が始動されない状態では、遠心クラッチ40が遮断状態に維持されるため、モータ50の停止状態で押し歩きを行う場合に、モータ50の回転抵抗が後輪WRに伝達されることがない。このため、容易に押し歩きを行うことができる。
また、この実施形態のモータ50では、第1のモータ出力軸部材54の軸方向の端部から径方向外側にフランジ状に延出するドライブプレート42と第2のモータ出力軸部材53との間にコイル状のスプリング59が介装されるため、第1のモータ出力軸部材54側にスプリング59を支持させるための専用の部品を設けることなく、遠心クラッチ40の付勢部材であるスプリング59を簡単な構成によって容易に配置することができる、という利点がある。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、上記の実施形態においては、可変界磁モータを電動式の自動二輪車の駆動部に適用したが、可変界磁モータは電動式の三輪車両や四輪車両の駆動部に適用することも可能である。
1 電動車両
12 スイングアーム(設置ベース)
40 遠心クラッチ
41 クラッチアウタ(従動側回転部材)
42 ドライブプレート(駆動側回転部材)
43 回転軸
44 クラッチシュー(駆動側回転部材)
50 モータ(可変界磁モータ)
51 ステータ
52 ロータ
53 第2のモータ出力軸部材
54 第1のモータ出力軸部材
56 トルクカム機構
57 カム溝
58 係合ピン
59 スプリング(付勢部材)
MS,MR 磁気作用部

Claims (7)

  1. ステータ(51)の磁気作用部(MS)とロータ(52)の磁気作用部(MR)のオーバーラップ量を操作することによって界磁特性を変更する可変界磁モータであって、
    設置ベース(12)に固定された前記ステータ(51)と、
    前記設置ベース(12)に回転可能に支持され、前記ロータ(52)の軸心位置に同軸に設けられたモータ動力の取り出し部である回転軸(43)と、
    前記回転軸(43)に同期して回転可能なモータ出力軸部材(62)と、を備え、
    該モータ出力軸部材は、前記回転軸(43)に回転可能、かつ軸方向変位不能に支持されるとともに、前記回転軸(43)に対して動力伝達可能とする第1のモータ出力軸部材(54)と、前記ロータ(52)と一体に設けられ、該第1のモータ出力軸部材(54)に軸方向変位可能に支持される第2のモータ出力軸部材(53)の二部材からなり、
    前記ステータ(51)の磁気作用部(MS)と前記ロータ(52)の磁気作用部(MR)のオーバーラップ量が最小になる基準位置に向けて前記ロータ(52)と前記第2のモータ出力軸部材(53)を軸方向に付勢する付勢部材(59)を有し、前記第1のモータ出力軸部材(54)と前記第2のモータ出力軸部材(53)の間に動力伝達可能に介装されるとともに、前記第1のモータ出力軸部材(54)と前記第2のモータ出力軸部材(53)の間に作用する回転トルクに応じて前記第1のモータ出力軸部材(54)と前記第2のモータ出力軸部材(53)を相対回転させつつ、前記第2のモータ出力軸部材(53)を前記付勢部材の付勢力に抗して、前記ステータ(51)と前記ロータ(52)の磁気作用部(MS,MR)同士のオーバーラップ量が最大となるように、軸方向に変位させるトルクカム機構(56)をさらに備えていることを特徴とする可変界磁モータ。
  2. 前記第1のモータ出力軸部材(54)と前記第2のモータ出力軸部材(53)はいずれも円筒状に形成され、
    前記第1のモータ出力軸部材(54)は、前記第2のモータ出力軸部材(53)の内周部に摺動自在に嵌合され、
    前記トルクカム機構(56)は、前記第1のモータ出力軸部材(54)と前記第2のモータ出力軸部材(53)のうちの一方の周壁に設けられた長孔状のカム溝(57)と、前記第1のモータ出力軸部材(54)と前記第2のモータ出力軸部材(53)のうちの他方の周壁に突設されて、前記カム溝(57)に摺動自在に係合される係合ピン(58)と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の可変界磁モータ。
  3. 前記オーバーラップ量が最小になる前記ロータ(52)の基準位置は、前記係合ピン(58)が前記カム溝(57)の一端に当接することによって規定されることを特徴とする請求項2に記載の可変界磁モータ。
  4. 前記オーバーラップ量が最大になる前記ロータ(52)の最大変位位置は、前記係合ピン(58)が前記カム溝(57)の他端に当接することによって規定されることを特徴とする請求項2または3に記載の可変界磁モータ。
  5. 前記第1のモータ出力軸部材(54)と前記回転軸(43)の間には遠心クラッチ(40)が介装され、
    前記遠心クラッチ(40)は、前記回転軸(43)に結合された従動側回転部材(41)と、前記第1のモータ出力軸部材(54)に取り付けられ、前記第1のモータ出力軸部材(54)が設定回転速度以上の速度で回転したときに遠心力によって前記従動側回転部材(41)に接続される駆動側回転部材(42,44)と、を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の可変界磁モータ。
  6. 前記駆動側回転部材は、前記第1のモータ出力軸部材(54)に一体に取り付けられたドライブプレート(42)と、このドライブプレート(42)に保持され、前記第1のモータ出力軸部材(54)が設定回転速度以上の速度で回転したときに遠心力によって前記従動側回転部材(41)に摩擦接触する摩擦部材(44)と、を備え、
    前記付勢部材(59)は、前記ドライブプレート(42)と前記第2のモータ出力軸部材(53)の間に介装されていることを特徴とする請求項5に記載の可変界磁モータ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の可変界磁モータ(50)が車輪駆動用のモータとして用いられていることを特徴する電動車両。
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